JP2000057979A - 画像表示装置及びその製造方法 - Google Patents

画像表示装置及びその製造方法

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JP2000057979A JP10220588A JP22058898A JP2000057979A JP 2000057979 A JP2000057979 A JP 2000057979A JP 10220588 A JP10220588 A JP 10220588A JP 22058898 A JP22058898 A JP 22058898A JP 2000057979 A JP2000057979 A JP 2000057979A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示画像の輝度を低下させることなく、大き
な圧力に対する強度に優れ、且つ、確実にスペーサを形
成する。 【解決手段】 第1の基板上に少なくとも画像表示部が
形成されてなる陽極基板4と、第2の基板上に少なくと
も電子放出装置が形成されてなり、上記陽極基板4に対
向するように配設された陰極基板2と、略矩形を呈し、
上記陽極基板及び上記陰極基板の間に立設されたスペー
サ5とを備え、上記スペーサ5は、その長手方向の両端
部を上記陽極基板及び上記陰極基板の少なくとも一方に
固定されるとともに、当該スペーサ5の長手方向に張力
が付加されたことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の陽極基板と
陰極基板とをスペーサを介して対向させてなる画像表示
装置及びその製造方法に関し、特に、電界電子放出を行
う電子放出装置を有する陰極基板を備える画像表示装置
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像表示装置に関する研究開発
は、ディスプレイを薄型化する方向に推し進められてい
る。このような状況において、特に注目を浴びている画
像表示装置装置としては、いわゆる電子放出装置が配設
された電界放出型ディスプレイ装置(以下、FED(Fi
eld Emission Display)と略称する。)を挙げることが
できる。
【0003】このFEDは、電子放出装置を有する陰極
基板と、蛍光体層を有し、陰極基板に対向して配設され
た陽極基板とを有する。この陰極基板において、電子放
出装置としては、一般に、スピント型或いは平面型の電
子放出装置が形成されている。また、陽極基板には、蛍
光体層の下層に、電子放出装置から放出された電子を加
速させるためのアノード電厚が印加されるアノード電極
が形成されている。
【0004】そして、このFEDでは、陰極基板と陽極
基板との間を真空雰囲気に維持している。このため、こ
れら陰極基板及び陽極基板に対して大気により大きな圧
力を受けることとなる。
【0005】このため、FEDでは、大きな圧力によっ
て、対向して配された陰極基板及び陽極基板に反りが発
生してしまったり、更には破損してしまったりする虞が
あった。これを回避するため、FEDでは、陰極基板及
び陽極基板を厚膜化して、高い圧力に対して所定の強度
を得るようにしている。しかしながら、具体的に、対角
5インチのFEDを製造する場合には、約5mmの厚み
のガラス基板を必要とし、また、対角10インチのFE
Dを製造する場合には、約10mmの厚みのガラス基板
を必要とするため、軽量且つ薄型のFEDとは言い難い
ものとなってしまう。
【0006】このため、FEDでは、例えば、厚みが
1.1mmであるような薄型のガラス基板を用いて陰極
基板及び陽極基板を作製し、これら陰極基板と陽極基板
との間にスペーサを配設し、上述したような大気による
大きな圧力に対する強度を維持することが考えられる。
このスペーサとしては、陰極基板と陽極基板との間にラ
ンダムに配設されるビーズ状のもの、陰極基板と陽極基
板との間の無効画素領域に配設される円柱状のもの、陰
極基板と陽極基板との間に印刷又はフォトリソグラフィ
により形成された柱状又は壁状のものを例示することが
できる。
【0007】しかしながら、ビーズ状のスペーサを用い
た場合、このビーズ状のスペーサが存在する部分が無効
領域となってしまい、輝度を低下させてしまう。特に、
陰極基板及び陽極基板の間の耐電性を向上させるため、
陰極基板と陽極基板との間を大きくすると、ビーズ状の
スペーサも大きくする必要があるため、無効領域がより
大きくなってしまう。すなわち、このビーズ状のスペー
サを用いる場合には、陰極基板及び陽極基板の間の間隔
が大きくなるの伴って無効領域が大きくなるといった不
都合がある。
【0008】また、円柱状のスペーサを配設する場合に
は、アスペクト比(高さ/直径)の大きなスペーサを複
数配設するため、大きな圧力に対して十分な強度を得る
ことが困難であった。
【0009】さらに、柱状又は壁状のスペーサの場合に
は、陰極基板及び陽極基板の間、すなわち約1〜2mm
の高さで印刷又はフォトリソグラフィによって、このよ
うなスペーサを形成するのは困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のFEDにおいて、表示画像の輝度を低下させることな
く、大きな圧力に対する強度に優れ、且つ、確実にスペ
ーサを形成することが困難であった。このような問題を
解決するため、米国特許番号564847号には、板状
のスペーサを設置することが記載されている。この板状
のスペーサは、陰極基板及び陽極基板にレール状のスペ
ーサガイドを形成し、これらスペーサガイドに填め込む
ことにより配設されている。
【0011】したがって、このような板状のスペーサを
配設するには、陰極基板及び陽極基板に、幅高さ比の大
きなスペーサガイドを高精度に形成する必要がある。し
かしながら、このような幅高さ比の大きなスペーサガイ
ドを、陰極基板及び陽極基板に高精度に形成することは
困難であった。このため、米国特許番号564847号
に記載された手法では、容易に確実にスペーサを形成で
きないといった問題があった。
【0012】そこで、本発明は、上述した従来の電子放
出装置の問題点を解決し、表示画像の輝度を低下させる
ことなく、大きな圧力に対する強度に優れ、且つ、確実
にスペーサを形成することのできる画像表示装置及びそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成した
本発明に係る画像表示装置は、第1の基板上に少なくと
も画像表示部が形成されてなる陽極基板と、第2の基板
上に少なくとも電子放出装置が形成されてなり、上記陽
極基板に対向するように配設された陰極基板と、略矩形
を呈し、上記陽極基板及び上記陰極基板の間に立設され
たスペーサとを備え、上記スペーサは、その長手方向の
両端部を上記陽極基板及び上記陰極基板の少なくとも一
方に固定されるとともに、当該スペーサの長手方向に張
力が付加されたことを特徴とするものである。
【0014】以上のように構成された本発明に係る画像
表示装置では、陽極基板と陰極基板との間に立設された
スペーサによって、陽極基板と陰極基板との間を所定の
間隔に維持している。そして、この画像表示装置におい
て、スペーサは、略矩形に形成されており、長手方向の
引っ張り方向、すなわち、長手方向に延ばす方向に所定
の張力が付加されている。このため、この画像表示装置
において、スペーサは、例えば、熱処理等が施された場
合であっても、歪みや破断を生じるようなことがない。
【0015】また、上述した目的を達成した本発明に係
る画像表示装置の製造方法は、第1の基板上に少なくと
も画像表示部が形成されてなる陽極基板と第2の基板上
に少なくとも電子放出装置が形成されてなる陰極基板と
を、略矩形を呈するスペーサを介して対向させることに
より画像表示装置を製造するに際して、上記スペーサの
長手方向の両端部を上記陽極基板及び上記陰極基板の少
なくとも一方に固定するとともに、当該スペーサの長手
方向に張力を付加することを特徴とするものである。
【0016】以上のように構成された本発明に係る画像
表示装置の製造方法では、陽極基板と陰極基板との間に
スペーサを配設することによって、陰極基板及び陽極基
板を対向させている。また、この手法では、スペーサ
を、その長手方向の引っ張り方向、すなわち、長手方向
に延ばす方向に所定の張力を付加した状態で固定してい
る。このため、この手法によれば、歪みや破断等が発生
することなくスペーサを配設することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像表示装置
及びその製造方法の具体的な実施の形態を図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0018】本実施の形態に示す電子放出装置は、図1
に模式的に示すように、電界電子放出型ディスプレイ、
いわゆるFED(Field Emission Display)に適用され
る。このFEDは、電界電子放出を行う電子放出装置1
がマトリクス状に形成された陰極基板2と、この陰極基
板2と対向して配設され、アノード電極3がストライプ
状に形成された陽極基板4と、これら陰極基板2及び陽
極基板4間に配されたスペーサ5とを備える。また、こ
のFEDでは、陰極基板2と陽極基板4との間が高度に
真空状態となっている。
【0019】このため、このFEDでは、大気による圧
力が陰極基板2と陽極基板4とを接合する方向に働くこ
ととなる。しかしながら、このFEDでは、陰極基板2
と陽極基板4との間に立設されたスペーサ5によって、
上述した圧力に対して陰極基板2と陽極基板4とを所定
の間隔で対向させるように維持している。
【0020】また、このFEDにおいて、陽極基板4に
は、所定のアノード電極3上に赤色を発光する赤色蛍光
体6Rが形成され、隣合うアノード電極3上に緑色を発
光する緑色発光体6Gが形成され、さらに隣合うアノー
ド電極3上に青色を発光する青色発光体6Bが形成され
る。すなわち、この陽極基板4は、赤色発光体6Rと緑
色発光体6Gと青色発光体6B(以下、まとめて、単に
「蛍光体6」と称する。)とが交互にストライプ状に形
成されている。
【0021】さらに、このFEDにおいて、陰極基板2
には、マトリックス状に複数の電子放出装置1が配設さ
れている。これら電子放出装置1は、図2に示すよう
に、いわゆるスピント型の電子放出装置であって、ガラ
ス等の絶縁性基板7と、この絶縁性基板7上に形成され
たカソード電極8と、このカソード電極8上に形成され
た略円錐形のエミッタ電極9と、このエミッタ電極9と
所定の間隔を以て配設されるとともにカソード電極8と
絶縁層10を介して積層されたゲート電極11とから構
成されている。このFEDにおいては、カソード電極8
が上述したアノード電極3及び蛍光体6と平行にストラ
イプ状に形成されるとともに、ゲート電極11がこのカ
ソード電極8と直交する方向にストライプ状に形成され
ている。そして、このFEDでは、これらカソード電極
8とゲート電極11が交差する領域に電子放出装置1が
形成されている。したがって、このFEDにおいて、電
子放出装置1は、マトリックス状に形成されることとな
る。
【0022】この電子放出装置1を製造する際には、マ
トリックス状に形成された交差領域に、ゲート電極11
及び絶縁層10を貫通する微小な開口部12を複数を穿
設する。すなわち、この電子放出装置1を製造する際に
は、底面にカソード電極8を露出させるような複数の開
口部12を形成する。そして、この開口部12に対して
斜め方向から放電材料を蒸着等の手法により薄膜形成す
ることによって、略円錐形のエミッタ電極9を形成して
いる。
【0023】そして、このFEDでは、3色の蛍光体6
と、これら3色の蛍光体6に対向する位置に配された電
子放出装置1とから一画素が形成されている。このFE
Dでは、このように構成される画素がマトリックス状に
配されることとなる。
【0024】一方、このFEDにおいて、スペーサ5
は、略矩形の板状に形成され、陽極基板4及び陰極基板
2の間に立設されている。このとき、スペーサ5は、一
旦、陰極基板2及び陽極基板4の中で一方に取り付けら
れる。本例では、スペーサ5を陰極基板2に取り付けた
例を示すが、特にこれに限定されるものではなく、スペ
ーサ5を陽極基板4に取り付けても良いことは勿論であ
る。具体的に、このスペーサ5は、図3に示すように、
マトリックス状に配設された電子放出装置1の間に取り
付けられている。言い換えると、このスペーサ5は、上
述したように構成される画素間、すなわち、無効画素領
域に配設されることとなる。このFEDにおいて、スペ
ーサ5は、画面の面内に均等に複数本形成されているこ
とが好ましい。
【0025】そして、このスペーサ5は、図4及び図5
に示すように、その長手方向の両端部付近が接着剤を介
して陰極基板2に接着されることにより固定されてい
る。このとき、スペーサ5には、図4中矢印aで示すよ
うに、その長手方向の引っ張り方向に所定のテンション
が付加されている。なお、この図4及び図5に示すよう
に、陰極基板2と陽極基板4とは、外周壁18を介して
所定の間隔を維持している。この外周壁18は、陰極基
板2及び陽極基板4の外周と略同形状となっており、陰
極基板2及び陽極基板4に対してフリットガラス19を
介して接合されている。このため、このFEDでは、陰
極基板2と陽極基板4と外周壁18とフリットガラス1
9とにより内部の空気漏れを防止している。
【0026】また、このFEDでは、内部の真空度を所
定の値に維持するため、真空排気装置(図示せず)を取
り付ける排気管20が形成されている。また、この排気
管20内には、ガス吸着材21が配設されている。この
ため、このFEDでは、図示しない真空排気装置が排気
管20を介して取り付けられ、陰極基板、陽極基板及び
外周壁18からなる内部空間が真空状態とされる。そし
て、ガス吸着材21は、真空状態とされた後に、内部空
間内に残留するガス成分を吸着し、内部空間内の真空度
を高度に維持している。
【0027】一方、このようなスペーサ5を陰極基板2
に立設する際には、スペーサ5の温度を陰極基板2の温
度と比較して高くし、スペーサ5の長手方向の両端部で
陰極基板2に固定する。言い換えると、スペーサ5の温
度を陰極基板2の温度と比較して高くすることによっ
て、スペーサ5を熱膨張させた状態で陰極基板2に固定
する。そして、固定した後にスペーサ5の温度と陰極基
板2の温度とが略々同等になると、スペーサ5が収縮す
ることになり、長手方向の引っ張り方向に張力のかかっ
た状態で陰極基板2に固定されることとなる。
【0028】具体的には、図6に示すような冶具25を
用いて、スペーサ5を陰極基板2上に固定する。この冶
具25は、金属等の熱伝導率の高い材料から構成され、
スペーサ5を填め込むための溝26が形成されてなり、
この溝26に填め込められたスペーサ5を加熱するため
のヒータ27を有するような構成とされる。
【0029】このとき、先ず、図6に示すように、溝2
6にスペーサ5を填め込んだ状態で、ヒータ27により
この冶具25を加熱する。これにより、スペーサ5は、
所望の温度に加熱されることとなる。具体的に、冶具2
5は、填め込むスペーサ5の温度が陰極基板2の温度よ
り10〜100℃程度高くなるように加熱されることが
好ましい。このとき、スペーサ5は、所定の温度に加熱
されることにより熱膨張している。
【0030】次に、図7に示すように、スペーサ5を所
定の温度に維持した状態で、所定の位置に接着剤28が
付着された陰極基板2とスペーサ5とを正確に位置決め
して当接させる。言い換えると、スペーサ5は、熱膨張
した状態で陰極基板2上に固定される。このとき、接着
剤28としては、紫外線硬化型接着剤を用いることが好
ましい。紫外線硬化型接着剤を用いた場合、上述したよ
うに陰極基板2とスペーサ5とを当接した後に、紫外線
を照射することによって、容易に接着剤28を固化させ
ることができる。このため、紫外線効果型接着剤を用い
た場合、陰極基板2とスペーサ5との接着を容易に行う
ことができる。
【0031】次に、図8に示すように、冶具25からス
ペーサ5を取り外した後、上述した接着剤28を覆うよ
うに保護膜29を形成する。この保護膜29としては、
耐熱性無機接着剤を好ましく用いることができる。この
ように、保護膜29ににより上述した接着剤28を覆う
ことによって、上述した接着剤28がその後の熱処理に
よって接着性を失った場合でも、スペーサ5を陰極基板
2に確実に固定することが可能となる。
【0032】また、スペーサ5と陰極基板2とを接着す
る際には、図9に示すように、無機系接着剤30のみを
用いても良い。この場合、無機系接着剤30としては、
レーザ等の照射により短時間に硬化してスペーサ5と陰
極基板2と確実に接着できるものであることが好まし
い。このような、無機系接着剤30は、その後の熱処理
によって接着性が失われるようなことがなく、スペーサ
5と陰極基板2とを確実に接着させることができる。
【0033】このように、スペーサ5の温度を陰極基板
2の温度よりも高い状態で、スペーサ5を陰極基板2に
固定することによって、スペーサ5と陰極基板2とが略
々同じ温度となったときにスペーサ5の長手方向の引っ
張り方向に所定の張力を付加することができる。すなわ
ち、上述した手法によれば、スペーサ5を長手方向に延
ばすような張力が付加された状態で、スペーサ5を陰極
基板2に固定することができる。
【0034】そして、図示しないが、同様にして複数の
スペーサ5を陰極基板2に対して順次固定することによ
って、複数のスペーサ5を所望の領域に立設させること
ができる。
【0035】また、スペーサ5を陰極基板2に立設する
際には、上述した手法に限定されず、例えば、陰極基板
2を冷却した状態でスペーサ5を固定しても良い。言い
換えると、陰極基板2を冷却することによって、陰極基
板2を収縮させた状態でスペーサ5を固定する。そし
て、固定した後に陰極基板2の温度とスペーサ5の温度
とが略々同等となると、陰極基板2が熱膨張することに
なり、スペーサの長手方向に上述したような張力がかか
ることとなる。
【0036】このように構成されたFEDでは、大気に
より生ずる大きな圧力に対して、板状のスペーサ5を配
設することにより陰極基板2と陽極基板4との間を所定
の間隔に維持している。このため、このFEDでは、陰
極基板2と陽極基板4とを薄型化されたガラス基板を用
いて形成したような場合でも、上述した圧力により破壊
されるようなことが確実に防止される。言い換えると、
上述したFEDでは、薄型のガラス基板を用いることが
できるため、従来のものと比較してより薄型化すること
ができる。
【0037】また、スペーサ5は、その長手方向に張力
が付加されることにより、歪むようなことがなく配設さ
れる。このため、このスペーサ5は、陰極基板2に固定
される両端部付近の位置決め精度を向上させることによ
り、電子放出装置1上に覆い被さるようなことがなく、
全体として位置精度に優れたものとなる。したがって、
このFEDでは、スペーサ5が有効画素領域に露出する
ようなことがなく、表示画像の輝度を良好に維持するこ
とができる。
【0038】具体的に、例えば、熱膨張係数αsが10
0×10-7であるジルコニア(ヤング率=210GP
a)からなるスペーサ5を、60℃に加熱し、20℃の
陰極基板2上に固定するとする。このとき、スペーサ5
の伸び率βは、β=αs×△t(△tは温度変化量)よ
り、(100×10-7)×(60−20)として求めら
れる。また、陰極基板2上に固定されたスペーサ5に付
加される張力応力は、フックの法則T=Eε(E:ヤン
グ率,ε:伸び率)より、8.4×107(Pa)とな
る。このように、ジルコニアからなるスペーサ5は、
8.4×107(Pa)の張力が付加されており、位置
ズレが生じるようなものではない。
【0039】ところで、上述したようなFEDでは、熱
処理工程が行われる場合がある。一般に、スペーサ5の
熱膨張率と陰極基板2の熱膨張率とが異なると、熱処理
工程を行うことによって、熱処理工程中にスペーサ5が
歪んでしまったり、スペーサ5が破断してしまったりす
る虞が生じる。すなわち、一般的には、スペーサ5と陰
極基板2とが所定の温度変化において、異なる熱膨張又
は収縮を起こしてしまうと、この熱膨張又は収縮の差異
に基づいて、スペーサ5が歪んでしまったり、スペーサ
5が破断してしまったりする虞が生じる。
【0040】また、上述したようなFEDでは、冷却試
験が行われる場合がある。すなわち、FEDをいわゆる
保障温度以下の温度に設定し、特性評価等を行う場合が
ある。このような冷却試験等においても、スペーサ5の
熱膨張率と陰極基板2の熱膨張率とが異なると、冷却試
験を行うことによって、冷却試験中にスペーサ5が歪ん
でしまったり、スペーサ5が破断してしまったりする虞
が生じる。
【0041】そこで、上述したFEDでは、スペーサ5
の熱膨張係数及び陰極基板2の熱膨張係数、スペーサ5
を立設する際の温度、スペーサ5立設後の加熱温度及び
スペーサ5立設後の冷却温度を、所定の条件を満たすよ
うに制御することによって、スペーサ5の歪みや破断を
確実に防止している。
【0042】具体的には、スペーサ5の熱膨張係数をα
s、陰極基板2の熱膨張係数をαgとし、(スペーサ5
を立設する際の温度)−(スペーサ5立設時の陰極基板
2の温度)を△t1、(スペーサ5立設後の加熱温度)
−(スペーサ5立設時の陰極基板2の温度)を△t2、
(スペーサ5立設後の冷却温度)−(スペーサ5立設時
の陰極基板2の温度)を△t1とし、スペーサ5の引っ
張り強度限度内での最大伸び率をεとしたときに、αs
≦αgの場合、 αs×△t1+(αg−αs)×△t2<ε・・・(1) αs×△t1−(αg−αs)×△t3>0・・・(2) なる式を満たし、αs≧αgの場合、 αs×△t1+(αg−αs)×△t2>0・・・(3) αs×△t1−(αg−αs)×△t3<ε・・・(4) なる式を満たすことが好ましい。
【0043】このとき、スペーサ5の熱膨張係数が陰極
基板2の熱膨張係数以下の場合(αs≦αgの場合)に
は、加熱されることにより、陰極基板2がより膨張して
スペーサ5が相対的に収縮し、その結果、陰極基板2に
固定されたスペーサ5には引っ張り方向のテンションが
付加されることとなる。また、この場合、冷却されるこ
とにより、陰極基板がより収縮してスペーサ5が相対的
に膨張し、その結果、陰極基板に固定されたスペーサ5
には収縮方向のテンションが付加される。
【0044】これに対して、スペーサ5の熱膨張係数が
陰極基板2の熱膨張係数以上の場合(αs≧αgの場
合)には、加熱されることにより、スペーサ5がより膨
張して陰極基板2が相対的に収縮し、その結果、陰極基
板2に固定されたスペーサ5には収縮する方向のテンシ
ョンが付加されることとなる。また、この場合、冷却さ
れることにより、スペーサ5がより収縮して陰極基板2
が相対的に膨張し、その結果、陰極基板2に固定された
スペーサ5には引っ張り方向のテンションが付加される
ことになる。
【0045】ここで、上記(1)式、(2)式、(3)
式及び(4)式において、αs×△t1は、スペーサ5
を固定するときにスペーサ5に生じた張力を示し、(α
g−αs)×△t2は、スペーサ5と陰極基板2の熱膨
張係数の違いに起因して加熱時にスペーサ5に生じた伸
縮量を示し、(αg−αs)×△t3は、スペーサ5と
陰極基板2の熱膨張係数の違いに起因して冷却時にスペ
ーサ5に生じた伸縮量を示している。このため、(1)
式では、加熱時において、スペーサ5に付加される引っ
張り方向のテンションの合計がスペーサ5の引っ張り強
度限度内での最大伸び率εを超えないことを規定してい
る。したがって、この(1)式を満たすことによって、
加熱時にスペーサ5が破断するようなことが確実に防止
される。
【0046】また、(2)式では、冷却時において、ス
ペーサ5に付加される収縮方向のテンションが付加され
ることから、スペーサ5固定時に生じた張力を超えない
ことを規定している。したがって、この(2)式を満た
すことによって、冷却時にスペーサ5が歪んでしまうよ
うなことが確実に防止される。
【0047】さらに、(3)式では、加熱時において、
スペーサ5に付加される収縮方向のテンションが付加さ
れることから、スペーサ5固定時に生じた張力を超えな
いことを規定している。したがって、(3)式を満たす
ことによって、加熱時に歪んでしまうようなことが確実
に防止される。
【0048】さらにまた、(4)式では、冷却時におい
て、スペーサ5に付加される引っ張り方向のテンション
の合計がスペーサ5の引っ張り強度限度内での最大伸び
率εを超えないことを規定している。したがって、この
(4)式を満たすことによって、冷却時にスペーサ5が
破断するようなことが確実に防止される。
【0049】これに対して、所定の張力を付加しない状
態でスペーサを陰極基板上に固定した場合、大きな歪み
や破断が生じてしまう。例えば、スペーサとして、熱膨
張係数が陰極基板の熱膨張係数と比較して5×10-7
℃小さく、幅50μm、長さ100mmの板状スペーサ
を用い、固定後、450℃にまで加熱した場合、図10
に示すように加熱時に最大1mmもの歪みが生じてしま
う。具体的に、この加熱処理を、スペーサを固定した陰
極基板と陽極基板とを対向させた後に行った場合には、
板状スペーサが隣接する電子放出装置の間隔から突出し
てしまい、陽極基板上に配設された蛍光体に致命的な損
傷を与えてしまう虞がある。このような場合、FED
は、欠陥のある画像を表示してしまうこととなる。
【0050】しかしながら、上述した本実施の形態に示
したFEDでは、上述したように、(1)式、(2)
式、(3)式及び(4)式を満たすように条件設定を行
うことにより、スペーサ5は、熱処理工程及び冷却試験
等が行われても、歪みや破断を生ずるようなことが防止
され、常に所望の張力が付加された状態を維持すること
ができる。これにより、このスペーサ5は、熱処理工程
や冷却試験等が施された場合でも、より高い位置精度を
もって配設されることとなる。したがって、このFED
では、例えば、陽極基板4上に配設された蛍光体6を損
傷するようなことがない。このため、このFEDは、輝
度が低下するようなことなく、且つ良好な画像を確実に
表示することができる。
【0051】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明に係
る画像表示装置は、スペーサの長手方向に張力を付加し
た状態で、スペーサの両端部を上記陽極基板及び上記陰
極基板の少なくとも一方に固定している。このため、こ
の画像表示装置では、スペーサに歪みや破断を生じるこ
となく、所望の位置にスペーサが配設されることとな
る。したがって、この画像表示装置は、表示画像の輝度
を低下させることなく、大きな圧力に対して優れた強度
を有するものとなる。
【0052】また、本発明に係る画像表示装置の製造方
法は、長手方向に所定の張力を付加した状態で、スペー
サを取り付けている。このため、この手法によれば、歪
みや破断が生じるようなことがなく、高い位置精度で確
実にスペーサを取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示装置の一構成例として示
すFEDの構成を概略的に示す概略斜視図である。
【図2】陰極基板に形成された電子放出装置の要部断面
図である。
【図3】スペーサの配設位置を説明するための概念図で
ある。
【図4】本発明に係る画像表示装置の要部縦断面図であ
る。
【図5】本発明に係る画像表示装置の要部縦断面図であ
る。
【図6】スペーサを陰極基板に固定する差異に用いられ
る冶具にスペーサを取り付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図7】スペーサに陰極基板を固定した状態を示す要部
断面図である。
【図8】接着剤に保護膜を形成した状態を示す要部断面
図である。
【図9】接着剤として無機系接着剤を用いた場合のスペ
ーサと陰極基板との要部断面図である。
【図10】ジルコニアからなるスペーサの加熱温度をス
ペーサの歪み量との関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 電子放出装置、2 陰極基板、3 アノード電極、
4 陽極基板、5 スペーサ、6 蛍光体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板上に少なくとも画像表示部が
    形成されてなる陽極基板と、 第2の基板上に少なくとも電子放出装置が形成されてな
    り、上記陽極基板に対向するように配設された陰極基板
    と、 略矩形を呈し、上記陽極基板及び上記陰極基板の間に立
    設されたスペーサとを備え、 上記スペーサは、その長手方向の両端部を上記陽極基板
    及び上記陰極基板の少なくとも一方に固定されるととも
    に、当該スペーサの長手方向に張力が付加されたことを
    特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記スペーサの熱膨張係数をαs、上記
    陽極基板及び上記陰極基板のうち上記スペーサが立設さ
    れた方の熱膨張係数をαgとし、(上記スペーサを立設
    する際のスペーサ温度)−(スペーサ立設時の基板温
    度)を△t1、(上記スペーサ立設後の熱プロセス温
    度)−(スペーサ立設時の基板温度)を△t2、(最低
    保存条件温度)−(スペーサ立設時の基板温度)を△t
    1とし、上記スペーサの引っ張り強度限度内での最大伸
    び率をεとしたときに、αs≦αgの場合、 αs×△t1+(αg−αs)×△t2<ε αs×△t1−(αg−αs)×△t3>0 なる式を満たし、αs≧αgの場合、 αs×△t1+(αg−αs)×△t3>0 αs×△t1−(αg−αs)×△t2<ε なる式を満たすことを特徴とする請求項1記載の画像表
    示装置。
  3. 【請求項3】 上記スペーサは、陰極基板に固定された
    ことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 第1の基板上に少なくとも画像表示部が
    形成されてなる陽極基板と第2の基板上に少なくとも電
    子放出装置が形成されてなる陰極基板とを、略矩形を呈
    するスペーサを介して対向させることにより画像表示装
    置を製造するに際して、 上記スペーサの長手方向の両端部を上記陽極基板及び上
    記陰極基板の少なくとも一方に固定するとともに、当該
    スペーサの長手方向に張力を付加することを特徴とする
    画像表示装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記スペーサを上記陽極基板又は上記陰
    極基板に固定する際に、上記スペーサの温度を、上記陽
    極基板又は上記陰極基板の温度と比較して高くしている
    ことを特徴とする請求項4記載の画像表示装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 上記スペーサの熱膨張係数をαs、上記
    陽極基板及び上記陰極基板のうち上記スペーサが立設さ
    れた方の熱膨張係数をαgとし、(上記スペーサを立設
    する際のスペーサ温度)−(スペーサ立設時の基板温
    度)を△t1、(上記スペーサ立設後の熱プロセス温
    度)−(スペーサ立設時の基板温度)を△t2、(最低
    保存条件温度)−(スペーサ立設時の基板温度)を△t
    1とし、上記スペーサの引っ張り強度限度内での最大伸
    び率をεとしたときに、αs≦αgの場合、 αs×△t1+(αg−αs)×△t2<ε αs×△t1−(αg−αs)×△t3>0 なる式を満たし、αs≧αgの場合、 αs×△t1+(αg−αs)×△t2>0 αs×△t1−(αg−αs)×△t3<ε なる式を満たすことを特徴とする請求項4記載の画像表
    示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記スペーサを、上記陽極基板及び上記
    陰極基板の少なくとも一方のに固定した後、熱処理工程
    を行うことを特徴とする請求項4記載の画像表示装置の
    製造方法。
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