JP2001022289A - 表示装置および位置合わせ装置 - Google Patents

表示装置および位置合わせ装置

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JP2001022289A
JP2001022289A JP19399899A JP19399899A JP2001022289A JP 2001022289 A JP2001022289 A JP 2001022289A JP 19399899 A JP19399899 A JP 19399899A JP 19399899 A JP19399899 A JP 19399899A JP 2001022289 A JP2001022289 A JP 2001022289A
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Makoto Okai
誠 岡井
Masakazu Sagawa
雅一 佐川
Toshiaki Kusunoki
敏明 楠
Mutsumi Suzuki
睦三 鈴木
Akitoshi Ishizaka
彰利 石坂
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の基板と第2の基板との相対的位置関係
を精密に保って、第1の基板、第2の基板および枠部材
を封着できる表示装置を提供する。 【解決手段】 第1の基板(701)と、第2の基板
(703)と、前記第1および第2の基板を一定の間隔
で対峙させる枠部材(702)とを有する表示装置であ
って、前記第1基板の前記枠部材と接触する接触部、お
よび前記枠部材の前記第1の基板と接触する接触部の一
方に凸構造を、他方に凹構造を設け、前記第2基板の前
記枠部材と接触する接触部、および前記枠部材の前記第
2の基板と接触する接触部の一方に凸構造を、他方に凹
構造を設ける。例えば、前記枠部材(702)の前記第
1および第2の基板との接触部に凸構造(7021,7
022)を設け、前記第1および第2の基板の前記枠部
材との接触部に凹構造(7011,7031)を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置および位
置合わせ装置に係わり、特に、平面表示装置に適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、下記文献(イ)に記載されてい
るように、電子源アレイを作製した電子源板と、蛍光体
ストライプを形成した蛍光面板と、枠ガラスとを有し、
当該電子源板と、蛍光面板と、枠ガラスとで囲まれた空
間が真空雰囲気とされる平面型表示装置が知られてい
る。 (イ)The proceeding of SDI'97,paper6.2(pp.52-55) このような平面型表示装置において、電子源板と蛍光面
板とを、枠ガラスを用いて一定間隔で対峙させて固定す
る場合、電子源板と枠ガラスの接触する部分、および蛍
光面板と枠ガラスの接触する部分にフリットガラスを塗
布し、400℃程度の高温で熱処理することにより、封
着を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したような平面表
示装置では、通常、電子源ピクセルと蛍光体ピクセルが
一対一に対応するため、電子源板と蛍光面板との相対的
な位置を精密に制御する必要がある。例えば、20イン
チの1024×1280画素のSXGA方式の表示装置
では、ピクセルサイズが0.1mmであり、位置合わせ
精度としては、その1/10の10ミクロンが必要であ
る。しかしながら、前記した封着方法では、熱処理の段
階でフリットガラスが溶融し、それによって、電子源板
と蛍光面ガラスとの相対的な位置関係がずれてしまうた
めに、電子源板と蛍光面板の相対的な位置関係を精密に
制御して、電子源板、蛍光面板および枠ガラスを封着に
より固定することは困難であった。本発明は、前記従来
技術の問題点を解決するためになされたものであり、本
発明の目的は、表示装置において、第1の基板と第2の
基板との相対的位置関係を精密に保って、第1の基板、
第2の基板および枠部材を封着により固定することが可
能となる技術を提供することにある。また、本発明の他
の目的は、表示装置の位置決め装置において、第1の基
板、第2の基板および枠部材を封着により固定する際
に、第1の基板と第2の基板との相対的位置関係を精密
に位置決めすることが可能となる技術を提供することに
ある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴
は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。即ち、本発明は、第1および第2の
基板と、前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙
させる枠部材とを有する表示装置であって、前記第1基
板の前記枠部材と接触する接触部、および前記枠部材の
前記第1の基板と接触する接触部の一方に凸構造を、他
方に凹構造を設け、前記第2基板の前記枠部材と接触す
る接触部、および前記枠部材の前記第2の基板と接触す
る接触部の一方に凸構造を、他方に凹構造を設けたこと
を特徴とする。また、本発明は、第1および第2の基板
と、前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙させ
る枠部材とを有する表示装置であって、前記第1および
第2の基板の前記枠部材と接触する接触部に、前記枠部
材が挿入される凹構造を設けたことを特徴とする。ま
た、本発明は、第1および第2の基板と、直方体の3面
以上の面で構成され、対峙する二面にそれぞれ前記第1
および第2の基板が固定される外枠部材と、前記外枠部
材の開放されている面を閉塞する内枠部材とを有する表
示装置であって、前記外枠部材の前記第1および第2の
基板と接触する接触部、および前記第1および第2の基
板の前記外枠部材と接触する接触部の一方に凸構造を、
他方に凹構造を設けたことを特徴とする。また、本発明
は、第1および第2の基板と、直方体の3面以上の面で
構成され、対峙する二面にそれぞれ前記第1および第2
の基板が固定される外枠部材と、前記外枠部材の開放さ
れている面を閉塞する内枠部材とを有する表示装置であ
って、前記外枠部材の前記第1および第2の基板と接触
する接触部に、前記第1および第2の基板が挿入される
凹構造を設けたことを特徴とする。
【0005】また、本発明は、第1および第2の基板
と、前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙させ
る枠部材とを有する表示装置における、前記第1の基板
と前記第2の基板とを位置決めする位置合わせ装置であ
って、前記第1および第2の基板の相対的位置をモニタ
する第1の手段と、前記モニタ手段の結果に基づき、前
記第1および第2の基板の相対的位置ずれを補償する第
2の手段とを有することを特徴とする。また、本発明
は、第1および第2の基板と、前記第1および第2の基
板を一定の間隔で対峙させる枠部材とを有する表示装置
における、前記第1の基板と前記第2の基板とを位置決
めする位置合わせ装置であって、前記第1および第2の
基板の任意の隣接する二辺の外面と、前記枠部材の対応
する隣接する二辺の外面とを固定する固定治具と、前記
第1および第2の基板の任意の隣接する二辺の外面と、
前記枠部材の対応する隣接する二辺の外面とを前記固定
治具に押し付ける手段とを有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において、同一機能を有するものは同一符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。 [実施の形態1] 〈本発明が適用される平面型表示装置の一例の基本的構
造〉図1は、本発明が適用される平面型表示装置の一例
の基本構造を示す展開斜視図である。図1に示す平面型
表示装置は、蛍光体を塗布した蛍光面板(本発明の第1
の基板)101と、枠ガラス(本発明の枠部材)102
と、電子源板(本発明の第2の基板)103と、排気管
105とで構成される。ここで、蛍光面板101の下面
には、蛍光体のパターン(蛍光体ストライプ)が形成さ
れている。また、枠ガラス102は、蛍光面板101と
電子源板103とを一定の間隔で対峙させるためのスペ
ーサの役割も果している。さらに、電子源板103の上
面には電子源アレイが形成されており、この電子源アレ
イは、例えば、MIM(Metal-Insulator-Metal)型ダ
イオード構造の電子放出部(微小電子源)が、マトリク
ス状に形成されている。排気管105は、電子源板10
3に設けた排気穴104を通じて、蛍光面板101、枠
ガラス102および電子源板103で囲まれた空間を排
気するためのものである。通常、蛍光面板101、枠ガ
ラス102、電子源板103および排気管105をガラ
スペーストを用いて封着し、その後、排気管105によ
りパネル内を排気して排気管105を封止切ることによ
り、パネル構造が完成する。
【0007】ここで、本発明の説明に必要な部位につい
て、図2を用いて説明する。図2(a)の斜線部分20
1は、蛍光面板101の枠ガラス102と接触する部分
であり、図2(d)の斜線部分204は、電子源板10
3の枠ガラス102と接触する部分である。また、図2
(b)の斜線部分202は、枠ガラス102の蛍光面板
101と接触する部分であり、図2(c)の斜線部分2
03は、枠ガラス102の電子源板103と接触する部
分である。なおここでは、排気管105のための排気穴
205は、電子源板103の枠ガラス102と接触する
部分204で囲まれた領域内部に設けている。
【0008】〈本発明が適用される平面型表示装置の他
の例の基本的構造〉図3は、本発明が適用される平面型
表示装置の他の例の基本構造を示す展開斜視図である。
図3に示す平面型表示装置は、排気管を用いずに、真空
封止によりパネル構造を作製する場合のパネル構造であ
る。そのため、図3に示す平面型表示装置は、蛍光面板
301と、枠ガラス301と、電子源板303とで構成
される。ガラスペーストを用いて、蛍光面板301、枠
ガラス301および電子源板303の封着を真空チャン
バ中で行うことにより、蛍光面板301、枠ガラス30
1および電子源板303の封着と同時に、パネル内の封
止を行う。この真空封止法により、図1に示す表示装置
における、排気管105による排気封止工程が不要とな
る。
【0009】ここで、本発明の説明に必要な部位につい
て、図4を用いて説明する。図4(a)の斜線部分40
1は、蛍光面板301の枠ガラス302と接触する部分
であり、図4(d)の斜線部分404は、電子源板30
3の枠ガラス302と接触する部分である。また、図4
(b)の斜線部分402は、枠ガラス302の蛍光面板
301と接触する部分であり、図4(c)の斜線部分4
03は、枠ガラス302の電子源板303と接触する部
分である。 〈図1または図3に示す電子源板の一例の基本的構造〉
図5は、図1に示す電子源板101、または図3に示す
電子源板301の一例の概略構成を示す図である。図5
に示す電子源板は、ソーダガラス等の基板500上に形
成されるX方向に延びるストライプ状の下部電極501
と、各下部電極上に形成される保護絶縁層(図示せず)
とトンネル絶縁層(図示せず)と、各下部電極上で前記
トンネル絶縁層を覆うようにY方向に延びるストライプ
状の上部電極502とで構成される。以下、図5に示す
電子源板の製造方法について簡単に説明する。先ず、基
板500として、サイズが250mm×330mmで、
厚さが1mmのソーダガラスを用意し、このソーダガラ
ス上に、金属スパッタ法によりアルミニウム(Al)を
300nmの厚さに蒸着する。次に、フォトリソグラフ
ィー技術によるウエットエッチイングにより、ピッチが
0.3mmで、幅が0.2mmの600本の下部電極5
01を形成する。次に、陽極酸化法により、トンネル絶
縁層が形成され領域を除いて下部電極表面に保護絶縁層
(酸化アルミニウム)を形成した後、再度、陽極酸化法
により、下部電極表面にトンネル絶縁層(酸化アルミニ
ウム)を形成する。ここで、トンネル絶縁層の厚さは、
5nmである。その後スパッタ法により、1nmのイン
ジウム(Ir)、2nmの白金(Pt)、3nmの金
(Au)からなる多層薄膜を形成し、フォトリソグラフ
ィー技術とスパッタエッチング法により、下部電極50
1と直交する方向に、ピッチが0.1mmで幅が0.0
6mmの2400本の上部電極502を形成する。下部
電極501と上部電極502との交点にトンネル絶縁層
が形成されており、この交点部分が、MIM(金属−ト
ンネル絶縁層−金属)型ダイオード構造の電子放出部
(微小電子源)503となる。このようにして、基板5
00に600×2400画素の微小電子源アレイ構造を
形成する。なお、各下部電極上に、前記トンネル絶縁層
が形成される領域に開口部を有しY方向に延びるストラ
イプ状の上部バス電極を設け、この上部バス電極に前記
開口部を上部電極502を設けるようにしてもよい。
【0010】この図5に示す電子源板において、下部電
極501にマイナス電位を、上部電極502にプラス電
位を印加することにより、上部電極502を通して、電
子を基板上方向に放出させることができる。この電子ビ
ームを後で述べる蛍光面板(103,303)に照射す
ることにより、画像表示が可能となる。なお、ここで
は、下部電極501にアルミニウム(Al)、トンネル
絶縁層に酸化アルミニウム、上部電極502にAu
(金)/Pt(白金)/Ir(インジウム)の多層膜を
採用した構造について述べたが、いかなる材料を用いた
下部電極−トンネル絶縁層−上部電極構造によっても、
実現可能である。また、トンネル絶縁層の作製法につい
ては、陽極酸化以外に、熱酸化法、プラズマ酸化法、イ
オンビーム酸化法等の種々の方法が適応可能である。
【0011】〈図1または図3に示す蛍光面板の一例の
基本的構造〉図6は、図1示す蛍光面板103、または
図3に示す蛍光面板303の一例の概略構成を示す図で
ある。図6に示す蛍光面は、ソーダガラス等の基板60
0上に形成されるブラックマトリクス(図示せず)と、
このブラックマトリクスの溝内に形成される赤(R)、
緑(G)、青(B)の蛍光体(601〜603)と、こ
れらの上に形成されるメタルバック膜(図示せず)で構
成される。以下、図6に示す蛍光面板の製造方法につい
て簡単に説明する。先ず、基板600として、サイズが
220mm×300mmで、厚さが1mmのソーダガラ
スを用意し、このソーダガラス上にピッチが100ミク
ロンで、幅が40ミクロンのブラックマトリックスをリ
フトオフ法により作製する。次にスラリー法により、赤
(R)、緑(G)、青(B)の蛍光体(601〜60
3)の繰り返しストライプパターンを2400本(80
0×3)を形成する。赤(R)、緑(G)、青(B)の
蛍光体(601〜603)のストライプ幅は60ミクロ
ンであり、両側のブラックストライプの中央に配置す
る。この赤(R)、緑(G)、青(B)の蛍光体(60
1〜603)のストライプを作製した後、全面にアルミ
ニウムを50nm蒸着して、メタルバック膜を形成す
る。このメタルバック膜に5kVのプラス電極を、電子
源板の下部電極501に対して印加することにより、電
子放出部から放出された電子は加速され蛍光体を発光さ
せることができる。
【0012】〈本発明に実施の形態1の表示装置の特徴
的構造〉図7は、本発明の実施の形態1の表示装置の電
子源板、蛍光面板、および枠ガラスのそれぞれの接続部
を示す模式断面図である。この図7は、図1に示すA−
A’線に沿った断面構造を示す断面図であり、即ち、こ
の図7は、図1に示す枠ガラス102、あるいは図3に
示す枠ガラス302の長手方向の断面を示したものであ
る。本実施の形態の表示装置は、枠ガラス702の蛍光
面板701と接触する部分の一部に断面が三角形の凸構
造7021と、枠ガラス702の電子源板703と接触
する部分の一部に断面が三角形の凸構造7022とを設
けるとともに、蛍光面板701の枠ガラス702と接触
する面の一部に、凸構造7021をはめ込むことができ
る凹構造7011を設け、また、電子源板703の枠ガ
ラス702と接触する面の一部に、凸構造7022をは
め込むことができる凹構造7031を設けたことを特徴
とする。
【0013】本実施の形態では、この蛍光面板701、
枠ガラス702、電子源板703および排気管(図1の
105)を、図1のように組み立て、封着する部分にガ
ラスペーストを塗布して大気中で400℃で10分間の
熱処理を施すことにより、封着を行った。この場合に、
蛍光面板701、枠ガラス702および電子源板703
に設けた凹凸のはめ込み構造(凸構造7021、凸構造
7022、凹構造7011および凹構造7031)によ
り、封着時に自動的に蛍光面板701、枠ガラス702
および電子源板703の位置が決まり、10ミクロン以
下の精度で蛍光面板701と電子源板703の相対的位
置を合わせることができた。ここで、蛍光面板701上
の凹構造7011と、その上に作り付ける蛍光体ストラ
イプの相対的位置は1ミクロン以下の精度で位置合わせ
を行った。また、電子源板703上の凹構造7031
と、その上に作り付ける電子源アレイの相対的な位置は
1ミクロン以下の精度で位置合わせを行った。
【0014】次に、封着したパネルを200℃で加熱し
ながら、排気管を通してパネル内部を排気し、内部真空
度が10~6torr以下になったところで、排気管を封
じることにより、パネル構造を完成した。また、真空封
止を行う場合には、蛍光面板701、枠ガラス702お
よび電子源板703の封着する部分にガラスペーストを
塗布し、組み立てる前に、真空中で550度で10分間
の脱ガス処理を施した後、図3に示すように、蛍光面板
701、枠ガラス702および電子源板703を組み立
て、真空中で400℃で10分間の熱処理を施すことに
より、真空封着を行った。この場合にも、蛍光面板70
1、枠ガラス702および電子源板703に設けた凹凸
のはめ込み構造により、封着時に自動的に蛍光面板70
1、枠ガラス702および電子源板703の位置が決ま
り、10ミクロン以下の精度で蛍光面板701と電子源
板703の相対的位置を合わせることができた。ここ
で、蛍光面板701上の凹構造7011と、その上に作
り付ける蛍光体ストライプの相対的位置は1ミクロン以
下の精度で位置合わせを行った。また、電子源板703
上の凹構造7031と、その上に作り付ける電子源アレ
イの相対的な位置は1ミクロン以下の精度で位置合わせ
を行った。なお、本実施の形態では、凸構造(702
1,7022)として、断面が三角形の構造を示した
が、これ以外の以下なる凸構造も適応可能であり、さら
に、凹構造(7011,7031)についても同様であ
る。また、凸構造(7021,7022)および凹構造
(7011,7031)は、枠ガラス702の長手方向
に連続的に設けても、あるいは島状に副数個設けてもよ
い。さらに、凸構造(7021,7022)および凹構
造(7011,7031)は、蛍光面板701、枠ガラ
ス702および電子源板703のそれぞれの接触する部
分の隣接する二辺(長手方向の一辺と、これに隣接する
短手方向の一辺)の少なくも一部に設ければよく、この
場合でも、本願発明の効果を得ることが可能である。
【0015】[実施の形態2]図8は、本発明の実施の
形態2の表示装置の電子源板、蛍光面板、および枠ガラ
スのそれぞれの接続部を示す模式断面図である。この図
8も、図1に示すA−A’線に沿った断面構造を示す断
面図であり、即ち、この図8は、図1に示す枠ガラス1
02、あるいは図3に示す枠ガラス302の長手方向の
断面を示したものである。本願実施の形態の表示装置
は、枠ガラス802の蛍光面板801と接触する部分の
一部に断面が三角形の凹構造8021と、枠ガラス80
2の電子源板803と接触する部分の一部に断面が三角
形の凹構造8022とを設けるとともに、蛍光面板80
1の枠ガラス802と接触する面の一部に、凹構造80
21にはめ込むことができる凸構造8011を設け、ま
た、電子源板803の枠ガラス802と接触する面の一
部に、凹構造8022にはめ込むことができる凸構造8
031を設けたことを特徴とする。
【0016】本実施の形態では、この電子源板803、
枠ガラス802、蛍光面板801および排気管(図1の
105)を、図1のように組み立て、封着する部分にガ
ラスペーストを塗布して大気中で400℃で10分間の
熱処理を施すことにより、封着を行った。この場合に、
電子源板803、枠ガラス802および蛍光面板801
に設けた凹凸のはめ込み構造(凹構造8021、凹構造
8022、凸構造8011および凸構造8031)によ
り、封着時に自動的に蛍光面板801、枠ガラス802
および電子源板803の位置が決まり、10ミクロン以
下の精度で蛍光面板801と電子源板803の相対的位
置を合わせることができた。ここで、蛍光面板801上
の凸構造8011とその上に作り付ける蛍光体ストライ
プの相対的位置は1ミクロン以下の精度で位置合わせを
行った。また、電子源板803上の凸構造8031と、
その上に作り付ける電子源アレイの相対的な位置は1ミ
クロン以下の精度で位置合わせを行った。
【0017】次に、封着したパネルを200℃で加熱し
ながら、排気管を通してパネル内部を排気し、内部真空
度が10~6torr以下になったところで、排気管を封
じることにより、パネル構造を完成した。また、真空封
止を行う場合には、蛍光面板801、枠ガラス802お
よび電子源板803の封着する部分にガラスペーストを
塗布し、組み立てる前に、真空中で550度で10分間
の脱ガス処理を施した後、図3に示すように、蛍光面板
801、枠ガラス802および電子源板803を組み立
て、真空中で400℃で10分間の熱処理を施すことに
より、真空封着を行った。この場合にも、電子源板80
3、枠ガラス802および蛍光面板801に設けた凹凸
のはめ込み構造により、封着時に自動的に蛍光面板80
1、枠ガラス802および電子源板803の位置が決ま
り、10ミクロン以下の精度で蛍光面板801と電子源
板803の相対的位置を合わせることができた。ここ
で、蛍光面板801上の凸構造8011と、その上に作
り付ける蛍光体ストライプの相対的位置は1ミクロン以
下の精度で位置合わせを行った。また、電子源板803
上の凸構造8031と、その上に作り付ける電子源アレ
イの相対的な位置は1ミクロン以下の精度で位置合わせ
を行った。本実施の形態では、凸構造(8011,80
31)として、断面が三角形の構造を示したが、これ以
外の以下なる凸構造も適応可能であり、また、凹構造
(8021,8022)についても同様である。また、
凸構造(8011,8032)および凹構造(802
1,8022)は、枠ガラス802の長手方向に連続的
に設けても、あるいは島状に副数個設けてもよい。さら
に、凸構造(8011,8032)および凹構造(80
21,8022)は、蛍光面板801、枠ガラス802
および電子源板803のそれぞれの接触する部分の隣接
する二辺(長手方向の一辺と、これに隣接する短手方向
の一辺)の少なくも一部に設ければよく、この場合で
も、本願発明の効果を得ることが可能である。
【0018】[実施の形態3]図9は、本発明の実施の
形態3の表示装置の電子源板、蛍光面板、および枠ガラ
スのそれぞれの接続部を示す模式断面図である。この図
9も、図1に示すA−A’線に沿った断面構造を示す断
面図であり、即ち、この図9は、図1に示す枠ガラス1
02、あるいは図3に示す枠ガラス302の長手方向の
断面を示したものである。本実施の形態の表示装置は、
枠ガラス902の蛍光面板901と接触する部分の一部
に断面が三角形の凸構造9021と、枠ガラス902の
電子源板903と接触する部分の一部に断面が三角形の
凹構造9022を設けるとともに、蛍光面板901の枠
ガラス902と接触する面の一部に凸構造9021をは
め込むことができる凹構造9011を設け、また、電子
源板903の枠ガラス902と接触する面の一部に凹構
造9022にはめ込むことができる凸構造9031を設
けたことを特徴とする。
【0019】本実施の形態では、この電子源板903、
枠ガラス902、蛍光面板901、および排気管(図1
の105)を、図1のように組み立て、封着する部分に
ガラスペーストを塗布して大気中で400℃で10分間
の熱処理を施すことにより、封着を行った。この場合
に、電子源板903、枠ガラス902および蛍光面板9
01に設けた凹凸のはめ込み構造(凹構造9011、凸
構造9021、凹構造9022および凸構造9031)
により、封着時に自動的に蛍光面板901、枠ガラス9
02および電子源板903の位置が決まり、10ミクロ
ン以下の精度で蛍光面板901と電子源板903の相対
的位置を合わせることができた。ここで、蛍光面板90
1上の凹構造9011と、その上に作り付ける蛍光体ス
トライプの相対的位置は1ミクロン以下の精度で位置合
わせを行った。また、電子源板903上の凸構造903
1と、その上に作り付ける電子源アレイの相対的な位置
は1ミクロン以下の精度で位置合わせを行った。次に、
封着したパネルを200℃で加熱しながら、排気管を通
してパネル内部を排気し、内部真空度が10~6torr
以下になったところで、排気管を封じることにより、パ
ネル構造を完成した。また、真空封止を行う場合には、
蛍光面板901、枠ガラス902および電子源板903
の封着する部分にガラスペーストを塗布し、組み立てる
前に、真空中で550度で10分間の脱ガス処理を施し
た後、図3に示すように、蛍光面板901、枠ガラス9
02および電子源板903を組み立て、真空中で400
℃で10分間の熱処理を施すことにより、真空封着を行
った。この場合にも、電子源板903、枠ガラス902
および蛍光面板901に設けた凹凸のはめ込み構造によ
り、封着時に自動的に蛍光面板901、枠ガラス902
および電子源板903の位置が決まり、10ミクロン以
下の精度で蛍光面板901と電子源板903の相対的位
置を合わせることができた。ここで、蛍光面板901上
の凹構造9011と、その上に作り付ける蛍光体ストラ
イプの相対的位置は1ミクロン以下の精度で位置合わせ
を行った。また、電子源板903上の凸構造9031
と、その上に作り付ける電子源アレイの相対的な位置は
1ミクロン以下の精度で位置合わせを行った。
【0020】本実施の形態では、凸構造(9021,9
031)として、断面が三角形の構造を示したが、これ
以外の以下なる凸構造も適応可能であり、また、凹構造
(9011,9022)についても同様である。また、
凸構造(9021,9031)および凹構造(901
1,9022)は、枠ガラス902の長手方向に連続的
に設けても、あるいは島状に副数個設けてもよい。さら
に、凸構造(9021,9031)および凹構造(90
11,9022)は、蛍光面板901、枠ガラス902
および電子源板903のそれぞれの接触する部分の隣接
する二辺(長手方向の一辺と、これに隣接する短手方向
の一辺)の少なくも一部に設ければよく、この場合で
も、本願発明の効果を得ることが可能である。なお、実
施の形態1ないし3では、一つの接触面内に凸構造の
み、あるいは凹構造のみを設けた例について示したが、
一つの接触面内に、凹構造と凸構造が混在しても良い。
【0021】[実施の形態4]図10は、本発明の実施
の形態4の表示装置の電子源板、蛍光面板、および枠ガ
ラスのそれぞれの接続部を示す模式断面図である。この
図10も、図1に示すA−A’線に沿った断面構造を示
す断面図であり、即ち、この図10は、図1に示す枠ガ
ラス102、あるいは図3に示す枠ガラス302の長手
方向の断面を示したものである。本実施の形態の表示装
置は、図10(a)に示すように、蛍光面板1001の
枠ガラス1002と接触する面に、枠ガラス1002を
はめ込むことができる凹構造10011を設けるととも
に、電子源板1003の枠ガラス1002と接触する面
に、枠ガラス1022をはめ込むことができる凹構造1
0031を設けたことを特徴とする。
【0022】本実施の形態では、この電子源板100
3、枠ガラス1002、蛍光面板1001および排気管
(図1の105)を、図1のように組み立て、封着する
部分にガラスペーストを塗布して大気中で400℃で1
0分間の熱処理を施すことにより、封着を行った。この
場合に、電子源板1003および蛍光面板1001に設
けた凹凸のはめ込み構造(凹構造10011、凹構造1
0031、枠ガラス1002)により、封着時に自動的
に蛍光面板1001、枠ガラス1002および電子源板
1003の位置が決まり、10ミクロン以下の精度で蛍
光面板1001と電子源板1003の相対的位置を合わ
せることができた。ここで、蛍光面板1001上の凹構
造10011と、その上に作り付ける蛍光体ストライプ
の相対的位置は1ミクロン以下の精度で位置合わせを行
った。また、電子源板1003上の凹構造10031
と、その上に作り付ける電子源アレイの相対的な位置は
1ミクロン以下の精度で位置合わせを行った。次に、封
着したパネルを200℃で加熱しながら、排気管を通し
てパネル内部を排気し、内部真空度が10~6torr以
下になったところで、排気管を封じることにより、パネ
ル構造を完成した。
【0023】また、真空封止を行う場合には、蛍光面板
1001、枠ガラス1002および電子源板1003の
封着する部分にガラスペーストを塗布し、組み立てる前
に、真空中で550度で10分間の脱ガス処理を施した
後、図3に示すように蛍光面板1001、枠ガラス10
02および電子源板1003を組み立て、真空中で40
0℃で10分間の熱処理を施すことにより、真空封着を
行った。この場合にも、電子源板1003および蛍光面
板1001に設けた凹凸のはめ込み構造により、封着時
に自動的に蛍光面板1001、枠ガラス1002および
電子源板1003の位置が決まり、10ミクロン以下の
精度で蛍光面板1001と電子源板1003の相対的位
置を合わせることができた。ここで、蛍光面板1001
上の凹構造10011と、その上に作り付ける蛍光体ス
トライプの相対的位置は1ミクロン以下の精度で位置合
わせを行った。また、電子源板1003上の凹構造10
031と、その上に作り付ける電子源アレイの相対的な
位置は1ミクロン以下の精度で位置合わせを行った。な
お、前記説明では、蛍光面板1001上の凹構造100
11、および電子源板1003上の凹構造10031
は、ともに蛍光面板1001および電子源板1003に
形成された溝構造の場合について説明したが、これに代
えて、図10(b)に示すように、蛍光面板1001お
よび電子源板1003上に突起(10012,1003
2)を設け、この突起(10012,10032)で形
成される溝構造に、枠ガラス1002をはめ込むように
してもよい。
【0024】[実施の形態5]図11は、本発明の実施
の形態5の表示装置の外枠と内枠の示す模式図である。
本実施の形態の外枠(本発明の外枠部材)1100は、
上面1101、下面1102、左面1103、および奥
面1104とを有し、これらを一体成形したガラスで構
成される。本実施の形態では、上面1101の内側の面
に蛍光面板1111を下向きにして固定し、また、下面
1102の内側の面に電子源板1113を上向きにして
固定する。この固定には、ガラスペーストや、種々の接
着剤、あるいは陽極接合等の方法を応用することができ
る。次に、外枠の左面1103に対峙する面と、外枠の
奥面1104に対峙する面を閉じるための内枠(本発明
の内枠部材)1105を用いて、真空封止により、パネ
ル内部を排気して封止することにより、パネル構造が完
成する。この場合に、外枠1100に固定する蛍光面板
1111と電子源板1113との相対的位置を制御する
ために、蛍光面板1111の外枠1100の上面110
1の内側の面と接触する面、および外枠1100の上面
1101の内側の面の蛍光面板1111と接触する面
に、お互いにはめ込める凹凸構造を設けるとともに、電
子源板1113の外枠1100の下面1102の内側の
面と接触する面、および外枠1100の下面1102の
内側の面の電子源板1113と接触する面に、お互いに
はめ込める凹凸構造を設ける。
【0025】例えば、図12(a)の要部断面図に示す
ように、蛍光面板1111の外枠1100の上面110
1の内側の面と接触する面に凸構造11122を、およ
び外枠1100の上面1101の内側の面の蛍光面板1
111と接触する面に凹構造11121を設ける。ある
いは、図12(b)に示すように、外枠1100の上面
1101の内側の面の蛍光面板1111と接触する面に
突起11131を設け、この突起11131で形成され
る溝構造に、蛍光面板1111をはめ込みようにする。
なお、この凹凸構造については、前記実施の形態1ない
し4に示した構造を用いることができる。また、本実施
の形態では、真空封止によるパネル内排気方法について
説明したが、外枠1100に排気管を接続し、ガラスペ
ーストにより外枠1100と内枠1105を封着した後
に、パネル内部を排気管により排気して封じることも可
能である。
【0026】[実施の形態6]図13は、本発明の実施
の形態6の位置決め装置を示す図であり、同図(a)は
要部断面図を、同図(b)は上面図を示す。本実施の形
態では、蛍光面板1201、枠ガラス1202、および
電子源板1203のそれぞれの接触面に、ガラスペース
トを塗布し、乾燥および脱ガスした後、蛍光面板120
1、枠ガラス1201および電子源板1203を、図1
3(a)のよう配置し、真空チャンバー内で排気しなが
ら400℃の熱処理を施すことにより、真空封止を行
う。この場合に、蛍光面板1201は、上操作棒(本発
明の第一のステージ)1204に固定する。この上操作
棒1204には、図13(b)に示すように、上から蛍
光面板1201の一部あるいは全部を観察できるように
窓を設け、さらに窓の部分から顕微鏡1206により観
察できるように、蛍光面板1201に合わせマーク12
08を設ける。また、電子源板1203は、下操作棒
(本発明の第二のステージ)1205に固定する。この
下操作棒1205には、下から電子源板1203の一部
あるいは全部を観察できるように窓(図示せず)を設
け、さらに窓の部分から顕微鏡1207により観察でき
るように、電子源板1203に合わせマーク(図示せ
ず)を設ける。そして、真空封止のための熱処理中に蛍
光面板1201に設けた合わせマーク1208と、電子
源板1203とに設けた合わせマークを顕微鏡1206
と顕微鏡1207によりモニターし、相対的な位置関係
がずれた場合には、上操作棒1204あるいは下操作棒
1203をピエゾ等により微動調整することにより、蛍
光面板1201と電子源板1203の相対的位置関係を
±5ミクロンの精度で制御して、真空封着することがで
きた。ここで、蛍光面板1201における合わせマーク
1208と蛍光体ストライプの相対的な位置関係は1ミ
クロン以下の精度で制御して作製した。また、電子源板
1201における合わせマークと電子源アレイの相対的
な位置関係を1ミクロン以下の精度で制御して作製し
た。なお、本実施の形態では、真空封止について述べた
が、本方法により蛍光面板1201と電子源板1203
の相対的位置を制御して封着し、その後、電子源板12
03に接続した排気管(図1の105)からパネル内部
を排気して、封止することも可能である。
【0027】[実施の形態7]図14は、本発明の実施
の形態7の位置決め装置を示す図であり、同図(a)は
要部断面図を、同図(b)は上面図を示す。本実施の形
態では、蛍光面板1301、枠ガラス1302および電
子源板1303のそれぞれの接触面にガラスペーストを
塗布し、乾燥および脱ガスした後、蛍光面板1301、
枠ガラス1301および電子源板1303を、図14
(a)に示ように配置し、真空チャンバー内で排気しな
がら400℃の熱処理を施すことにより、真空封止を行
う。この場合に、蛍光面板1301は上操作棒1035
により、固定治具1304に抑えつけられる。
【0028】また、枠ガラス1302は中操作棒130
6により、電子源板1303は下操作棒1307によ
り、固定治具1304に抑えつけられる。なお、本実施
の形態においては、熱処理による熱膨張により、蛍光面
板1301、枠ガラス1302および電子源板1303
が破損しないように、各操作棒(1305〜1307)
にはバネ機構が組み込まれていることが望ましい。ま
た、操作棒の数は、蛍光面板1301、枠ガラス130
2および電子源板1303の大きさにより、任意に選ぶ
ことができる。この方法により、蛍光面と電子源板の相
対的な位置関係を±5ミクロン以下の精度で制御して真
空封止することができた。ここで、蛍光面板1301に
おける固定治具1304と接触する垂直面と蛍光体スト
ライプの相対的な位置関係は1ミクロン以下の精度で制
御して作製した。また、電子源板1303における固定
治具1304と接触する垂直面と電子源アレイの相対的
な位置関係を1ミクロン以下の精度で制御して作製し
た。なお、本実施例では、真空封止について述べたが、
本方法により蛍光面板1301と電子源板1303の相
対的位置を制御して封着し、その後電子源板1303に
接続した排気管(図1の105)からパネル内部を排気
して、封止することも可能である。以上、本発明者によ
ってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に
説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。 (1)本発明の表示装置によれば、第1の基板と第2の
基板との相対的位置関係を精密に保って、第1の基板、
第2の基板および枠部材を封着により固定することが可
能となり、これにより、表示装置を歩止り良く製造する
ことが可能となる。 (2)本発明の位置決め装置によれば、第1の基板、第
2の基板および枠部材を封着により固定する際に、第1
の基板と第2の基板との相対的位置関係を精密に位置決
めすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される平面型表示装置の一例の基
本構造を示す展開斜視図である。
【図2】図1に示す平面型表示装置において、蛍光面
板、枠ガラスおよび電子源板との接触部分を示す図であ
る。
【図3】本発明が適用される平面型表示装置の他の例の
基本構造を示す展開斜視図である。
【図4】図3に示す平面型表示装置において、蛍光面
板、枠ガラスおよび電子源板との接触部分を示す図であ
る。
【図5】図1または図3に示す電子源板の一例の概略構
成を示す図である。
【図6】図1または図3に示す蛍光面板の一例の概略構
成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1の表示装置の電子源板、
蛍光面板および枠ガラスのそれぞれの接続部を示す模式
断面図である。
【図8】本発明の実施の形態2の表示装置の電子源板、
蛍光面板および枠ガラスのそれぞれの接続部を示す模式
断面図である。
【図9】本発明の実施の形態3の表示装置の電子源板、
蛍光面板および枠ガラスのそれぞれの接続部を示す模式
断面図である。
【図10】本発明の実施の形態4の表示装置の電子源
板、蛍光面板および枠ガラスのそれぞれの接続部を示す
模式断面図である。
【図11】本発明の実施の形態5の表示装置の外枠と内
枠を示す模式図である。
【図12】本発明の実施の形態5の表示装置における、
外枠と蛍光面板との接続部の一例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態6の位置決め装置を示す
図である。
【図14】本発明の実施の形態7の位置決め装置を示す
図である。
【符号の説明】
101,301,701,801,901,1001,
1111,1201,1301…蛍光面板、102,3
02,702,802,902,1002,1202,
1302…枠ガラス、103,303,703,80
3,903,1003,1113,1203,1303
…電子源板、104,205…排気穴、105…排気
管、201、401…蛍光面板の枠ガラスと接する部
分、202,402…枠ガラスの蛍光面板接触する部
分、203,403…枠ガラスの電子源板と接触する部
分、204,404…電子源板の枠ガラスと接触する部
分、500,600…基板、501…下部電極、502
…上部電極、503…電子放出部(微小電子源)、60
1…赤色蛍光体、602…緑色蛍光体、603…青色蛍
光体、1100…外枠、1101…上面、1102…下
面、1103…左面、1104…奥面、1105…内
枠、1204,1205,1305〜1307…操作
棒、1206,1207…顕微鏡、1208…合わせマ
−ク、1304…固定治具、7021,7022,80
11,8031,9021,9031,11122…凸
構造、7011,7031,8021,8022,90
11,9022,10011,10031,11121
…凹構造、10012,10032,11131…突
起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楠 敏明 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 鈴木 睦三 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 石坂 彰利 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5G435 AA17 BB01 EE03 EE04 EE05 EE09 EE12 EE33 HH06 KK03 KK05

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の基板と、 前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙させる枠
    部材とを有する表示装置であって、 前記第1基板の前記枠部材と接触する接触部、および前
    記枠部材の前記第1の基板と接触する接触部の一方に凸
    構造を、他方に凹構造を設け、 前記第2基板の前記枠部材と接触する接触部、および前
    記枠部材の前記第2の基板と接触する接触部の一方に凸
    構造を、他方に凹構造を設けたことを特徴とする表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記枠部材の前記第1および第2の基板
    との接触部に凸構造を設け、 前記第1および第2の基板の前記枠部材との接触部に凹
    構造を設けたことを特徴とする請求項1に記載の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記枠部材の前記第1および第2の基板
    との接触部に凹構造を設け、 前記第1および第2の基板の前記枠部材との接触部に凸
    構造を設けたことを特徴とする請求項1に記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記枠部材の前記第1の基板との接触部
    に凹構造を、前記枠部材の前記第2の基板との接触部に
    凸構造を設け、 前記第1の基板の前記枠部材との接触部に凸構造を設
    け、 前記第2の基板の前記枠部材との接触部に凹構造を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記凸構造および前記凹構造は、ある方
    向で切断した断面形状が、斜辺を含む形状であることを
    特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記
    載の表示装置。
  6. 【請求項6】 第1および第2の基板と、 前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙させる枠
    部材とを有する表示装置であって、 前記第1および第2の基板の前記枠部材と接触する接触
    部に、前記枠部材が挿入される凹構造を設けたことを特
    徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の基板、前記第2の基板および
    前記枠部材の接触部が第1ないし第4の辺で構成される
    長方形形状であって、 前記長方形形状の接触部の第1と第3の辺、および第2
    と第4の辺とが、それぞれ相対峙する二辺とするとき、 前記凸構造あるいは前記凹構造は、前記第1の基板、前
    記第2の基板および前記枠部材における前記長方形形状
    の接触部の第1と第3の辺の少なくとも一方の一部、お
    よび前記長方形形状の接触部の第2と第4の辺の少なく
    とも一方の一部に設けられることを特徴とする請求項1
    ないし請求項6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 第1および第2の基板と、 前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙させる枠
    部材とを有する表示装置であって、 前記第1および第2の基板は、任意の一辺の外面が、前
    記枠部材の対応する一辺の外面と同一面に配置されてい
    ることを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 第1および第2の基板と、 前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙させる枠
    部材とを有する表示装置であって、 前記第1および第2の基板は、任意の隣接する二辺の外
    面が、前記枠部材の対応する隣接する二辺の外面と同一
    面に配置されていることを特徴とする表示装置。
  10. 【請求項10】 第1および第2の基板と、 前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙させる枠
    部材とを有する表示装置であって、 前記第1の基板は、四辺の外面が、前記枠部材の四辺の
    外面と同一面に配置され、 前記第2の基板は、任意の隣接する二辺の外面が、前記
    枠部材の対応する隣接する二辺の外面と同一面に配置さ
    れ、かつ、残りの二辺が、前記枠部材より外側に張り出
    していることを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 第1および第2の基板と、 前記第1および第2の基板を一定の間隔で対峙させる枠
    部材とを有する表示装置であって、 前記第1および第2の基板は、それぞれ位置合わせマー
    クを有することを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 第1および第2の基板と、 直方体の3面以上の面で構成され、対峙する二面にそれ
    ぞれ前記第1および第2の基板が固定される外枠部材
    と、 前記外枠部材の開放されている面を閉塞する内枠部材と
    を有する表示装置であって、 前記外枠部材の前記第1および第2の基板と接触する接
    触部、および前記第1および第2の基板の前記外枠部材
    と接触する接触部の一方に凸構造を、他方に凹構造を設
    けたことを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 前記外枠部材の前記第1および第2の
    基板との接触部に凸構造を設け、 前記第1および第2の基板の前記外枠部材との接触部に
    凹構造を設けたことを特徴とする請求項12に記載の表
    示装置。
  14. 【請求項14】 前記外枠部材の前記第1および第2の
    基板との接触部に凹構造を設け、 前記第1および第2の基板の前記外枠部材との接触部に
    凸構造を設けたことを特徴とする請求項12に記載の表
    示装置。
  15. 【請求項15】 前記外枠部材の前記第1の基板との接
    触部に凹構造を、前記外枠部材の前記第2の基板との接
    触部に凸構造を設け、 前記第1の基板の前記枠部材との接触部に凸構造を設
    け、 前記第2の基板の前記枠部材との接触部に凹構造を設け
    たことを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記凸構造および前記凹構造は、ある
    方向で切断した断面形状が、斜辺を含む形状であること
    を特徴とする請求項12ないし請求項15のいずれか1
    項に記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 第1および第2の基板と、 直方体の3面以上の面で構成され、対峙する二面にそれ
    ぞれ前記第1および第2の基板が固定される外枠部材
    と、 前記外枠部材の開放されている面を閉塞する内枠部材と
    を有する表示装置であって、 前記外枠部材の前記第1および第2の基板と接触する接
    触部に、前記第1および第2の基板が挿入される凹構造
    を設けたことを特徴とする表示装置。
  18. 【請求項18】 第1および第2の基板と、前記第1お
    よび第2の基板を一定の間隔で対峙させる枠部材とを有
    する表示装置における、前記第1の基板と前記第2の基
    板とを位置決めする位置合わせ装置であって、 前記第1および第2の基板の相対的位置をモニタする第
    1の手段と、 前記モニタ手段の結果に基づき、前記第1および第2の
    基板の相対的位置ずれを補償する第2の手段とを有する
    ことを特徴とする位置合わせ装置。
  19. 【請求項19】 前記第1および第2の基板は、それぞ
    れ位置合わせマークを有し、 前記第1の手段は、前記第1および第2の基板にそれぞ
    れ設けられた位置合わせマークの相対的位置を光学顕微
    鏡を用いて観察し、前記第1および第2の基板の相対的
    位置をモニタすることを特徴とする請求項18に記載の
    位置合わせ装置。
  20. 【請求項20】 前記第2の手段は、前記第1の基板を
    固定するとともに微動機構を有する第一のステージと、 前記第2の基板を固定するとともに微動機構を有する第
    二のステージとを有し、 前記第1および第2のステージに設けられた微動機構に
    より、前記第1および第2の基板の相対的位置ずれを補
    償することを特徴とする請求項18または請求項19に
    記載の位置合わせ装置。
  21. 【請求項21】 第1および第2の基板と、前記第1お
    よび第2の基板を一定の間隔で対峙させる枠部材とを有
    する表示装置における、前記第1の基板と前記第2の基
    板とを位置決めする位置合わせ装置であって、 前記第1および第2の基板の任意の隣接する二辺の外面
    と、前記枠部材の対応する隣接する二辺の外面とを固定
    する固定治具と、 前記第1および第2の基板の任意の隣接する二辺の外面
    と、前記枠部材の対応する隣接する二辺の外面とを前記
    固定治具に押し付ける手段とを有することを特徴とする
    位置合わせ装置。
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JP2008041500A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Mt Picture Display Co Ltd 真空気密容器とその製造方法、及び電界放出型電子源装置
JP5413373B2 (ja) * 2008-12-12 2014-02-12 旭硝子株式会社 レーザ封着用ガラス材料、封着材料層付きガラス部材、および電子デバイスとその製造方法

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