JP2000057786A - Romのデータ書込方法、メモリボードおよびromライタ用アダプタ - Google Patents

Romのデータ書込方法、メモリボードおよびromライタ用アダプタ

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JP2000057786A
JP2000057786A JP23651598A JP23651598A JP2000057786A JP 2000057786 A JP2000057786 A JP 2000057786A JP 23651598 A JP23651598 A JP 23651598A JP 23651598 A JP23651598 A JP 23651598A JP 2000057786 A JP2000057786 A JP 2000057786A
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memory
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Kotaro Machidera
侯大郎 待寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用ICソケットを一切用いることなく、E
PROMにデータを書き込めるようにする。 【解決手段】 EPROM21のデータ書込用電源端子
を含むデータの書き込みに必要端子をメモリボード20
のコネクタ24の端子に接続して、EPROMを実装し
た後にこのコネクタ24を介してデータの書込ができる
ようにするとともに、このメモリボード20のコネクタ
24に接続可能なROMライタ用アダプタ30を介して
メモリボード20のEPROM21に対するデータの書
き込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ROMにデータを
書き込むための方法およびそれに用いるメモリボードお
よびROMライタ用アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】CPUを搭載した各種の電子機器では、
一般的に機器の制御に必要な基本的なプログラムやデー
タを不揮発性のメモリであるROMに記憶させておき、
機器の起動時にこのROMの内容を読み出して機器を制
御している。
【0003】このような不揮発性のROMのうち、紫外
線の照射によってデータを消去してから再度データの書
き込みが行えるUV型のEPROMが便利で、広く利用
されている。
【0004】EPROMは、一般的にデータ書き込みの
ための専用の電源端子を有しており、このデータ書込用
電源端子に所定電圧が与えられ、アドレスが指定されデ
ータが入力された状態で、データ書込用信号(この信号
は書込専用のプログラム信号PRGや、チップセレクタ
信号CSの場合もある)が入力されると、入力されてい
るデータを指定されているアドレスに記憶する。
【0005】このデータの書き込みを効率的に行うため
にROMライタが用いられている。ROMライタには、
容量が異なるDIP型のROMにデータを書き込めるよ
うに、ROM自体の着脱が簡単な操作で行えるDIP型
のICソケットと、EPROMの書込用電源端子に所定
電圧を印加する電源とを有しており、ROMライタのI
Cソケットにデータ未書込のEPROMを装着すると、
データ書込用電源端子に所定電圧が印加され、この状態
でデータ書込用のプログラムを実行すると、EPROM
に対するアドレスの指定、データの入力、データ書込信
号の入力が連続的に行われて、短時間にデータの書き込
みが終了する。
【0006】このようにROMライタによってデータが
書き込まれたEPROMは、通常は装置の基板上に実装
されたICソケットに装着される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
CPUを含む複数のLSIを搭載した機器の小型化が要
求されており、この要求に応えるためにメモリのパッケ
ージが小型化され、さらに、CPU等のLSIが実装さ
れた親基板に対してメモリボードをコネクタを介して接
続する構造により、実装密度を高くする方法がとられて
いる。
【0008】このメモリの小型化にともなってEPRO
Mのピン配列が従来のDIP型でないもの(例えばPL
CC型やLCC型等)が出現しており、既存のROMラ
イタのDIP型のICソケットには直に装着できないも
のが増えている。
【0009】このために、従来では、既存のROMライ
タのDIP型のICソケットに装着可能なピンが一面側
に突設されその反対面側にROMの専用ソケットが設け
られ、ピンと専用ソケットの端子間が接続されたソケッ
ト変換アダプタを用いて、新しいピン配列のEPROM
に対処しているが、これでは、新しいピン配列のEPR
OMが出現する毎に、そのEPROMに対応したソケッ
ト変換アダプタを用意しなければならない。
【0010】また、メモリボードに実装したICソケッ
トにデータ書き込み済みのEPROMを装着する方法で
は、メモリボード全体が大型化し、実装密度が低下し、
コスト高になるという問題がある。
【0011】本発明は、これらの問題を解決したROM
のデータ書込方法、メモリボードおよびROMライタ用
アダプタを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の請求項1のROMのデータ書込方法は、装置
基板にコネクタを介して接続されるメモリボードに実装
されるEPROMに、ROMライタを用いてデータを書
き込むためのROMのデータ書込方法において、データ
が書込まれていないEPROMを前記メモリボードに直
に半田付けして、該EPROMのデータ読み出しに必要
な各端子とともにデータ書き込みに必要な端子を前記コ
ネクタの接続端子に接続させる段階と、前記ROMライ
タのICソケットに接続可能な手段と前記メモリボード
のコネクタに接続可能な手段とを有するアダプタを介し
て、前記メモリボードに半田付けされたEPROMのデ
ータ書き込みに必要な端子を前記ROMライタに接続す
る段階とを含み、前記メモリボードに予め半田付けされ
たEPROMに前記アダプタを介して前記ROMライタ
からデータを書き込むことを特徴としている。
【0013】また、本発明の請求項2のROMのデータ
書込方法は、装置基板にコネクタを介して接続されるメ
モリボードに他のメモリとともに実装されるEPROM
に、ROMライタを用いてデータを書き込むためのRO
Mのデータ書込方法において、データが書込まれていな
いEPROMを前記他のメモリとともに前記メモリボー
ドに直に半田付けして、該他のメモリのアクセスに必要
な端子、前記EPROMのデータ読み出しに必要な端子
とともに、前記EPROMのデータ書き込みに必要な端
子を前記コネクタの接続端子に接続する段階と、前記R
OMライタのICソケットに接続可能な手段、前記メモ
リボードのコネクタに接続可能な手段および該メモリボ
ードの他のメモリを非選択状態にする手段とを有するア
ダプタを介して、前記メモリボードのEPROMのデー
タ書き込みに必要な端子を前記ROMライタに接続する
段階とを含み、前記メモリボードに他のメモリとともに
予め半田付けされたEPROMに前記アダプタを介して
前記ROMライタからデータを書き込むことを特徴とし
ている。
【0014】また、本発明の請求項3のメモリボード
は、EPROMの半田付けによる実装が可能で、装置基
板にコネクタを介して接続され、該装置基板から前記コ
ネクタを介してアクセスされるメモリボードにおいて、
前記EPROMのデータ読み出しに必要な端子と、デー
タ書き込みに必要な端子とを前記コネクタの接続端子に
接続する接続手段を有し、予め半田付けされたEPRO
Mに対するデータの書き込みが前記コネクタを介して行
えるようにしたことを特徴としている。
【0015】また、本発明の請求項4のメモリボード
は、EPROMおよび他のメモリの半田付けによる実装
が可能で、装置基板にコネクタを介して接続され、該装
置基板から前記コネクタを介してアクセスされるメモリ
ボードにおいて、前記他のメモリのアクセスに必要な端
子、前記EPROMのデータの読み出しに必要な端子と
ともに、前記EPROMのデータ書き込みに必要な端子
を前記コネクタの接続端子に接続する接続手段を有し、
予め半田付けされたEPROMに対するデータの書き込
みを前記コネクタを介して行えるようにしたことを特徴
としている。
【0016】また、本発明の請求項5のROMライタ用
アダプタは、EPROMが実装されコネクタを介して装
置基板に接続されるメモリボードの前記コネクタに接続
可能な第1の接続手段と、ROMライタのICソケット
に接続可能な第2の接続手段とを有し、前記メモリボー
ドのEPROMのデータ書き込みに必要な端子が前記R
OMライタに接続されるように、前記第1の接続手段と
第2の接続手段との間が接続されて、前記メモリボード
に実装されたデータ未書込のEPROMに対する前記R
OMライタからのデータの書き込みを可能にしている。
【0017】また、本発明の請求項6のROMライタ用
アダプタは、他のメモリとともにEPROMが実装され
コネクタを介して装置基板に接続されるメモリボードの
前記コネクタに接続可能な第1の接続手段と、前記第1
の接続手段に接続された前記メモリボードの他のメモリ
を非選択状態にする選択回路と、ROMライタのICソ
ケットに接続可能な第2の接続手段とを有し、前記メモ
リボードのEPROMのデータ書き込みに必要な端子が
前記ROMライタに接続されるように、前記第1の接続
手段と第2の接続手段との間が接続されて、前記メモリ
ボードに他のメモリとともに実装されたEPROMに対
する前記ROMライタからのデータの書き込みを可能に
している。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図1は、装置の親基板10に装着さ
れる実施形態のメモリボード20を示している。
【0019】この装置は、例えばアナログ信号に対する
処理を高速に行う信号処理装置であり、親基板10に
は、アナログ信号を扱う回路(図示せず)の他に、CP
U11、バス制御回路12およびコネクタ13が設けら
れている。
【0020】ここで、バス制御回路12は、CPU11
の信号からアドレス信号、データ信号およびチップ選択
信号やリードライト信号等の制御信号を生成してコネク
タ13へ出力し、コネクタ13を介して入力されるメモ
リからのデータをCPU11へ入力させる。なお、この
バス制御回路12は、親基板10上に実装された図示し
ないメモリに対するバスラインの制御も行う。
【0021】コネクタ13の端子141 、142 には例
えば5Vの電源が供給され、端子143 〜14N は、バ
ス制御回路12のアドレス信号線、データ信号線および
リードライト信号線に接続されている。
【0022】また、コネクタ13の端子14N+1 〜14
N+3 にはメモリボード20に実装されたメモリを選択す
るための選択信号が入力され、コネクタ13の端子14
N+4はアースラインに接続されている。
【0023】一方、メモリボード20には、紫外線消去
型のEPROM21、SRAM22、EEPROM23
およびコネクタ24が直接半田付けされている。
【0024】このEPROM21は、例えばPLCC型
のパッケージを有するものであり、データ書込用電源端
子Vppに所定電圧(例えば12.75V)が印加さ
れ、アドレスが指定されデータが入力された状態で、チ
ップ選択端子CSにローレベルパルスが入力されると、
入力されたデータを指定されたアドレスに記憶する。ま
た、データ書込用電源端子Vppに所定電圧より低い電
圧(例えば通常電源電圧の5V)が印加され、アドレス
が指定された状態で、チップ選択端子CSにローレベル
パルスが入力されると、指定されたアドレスを出力す
る。
【0025】つまり、このEPROM21の場合、チッ
プ選択端子に入力される信号がデータ書込用の信号を兼
ねている。
【0026】また、SRAM22は、リードライト信号
によりデータの読み書きが行える揮発性のメモリであ
り、EEPROM23は、データ書込用の電源が不要で
リードライト信号によりデータの読み書きがSRAM2
1と同様に行える不揮発性のメモリであり、設定データ
の保存等のために使用される。
【0027】EPROM21のデータ書込用電源端子V
ppは、親基板10のコネクタ13の端子141 に対応
するコネクタ24の端子251 に接続され、EPROM
21、SRAM22およびEEPROM23の各電源端
子Vccは、親基板10のコネクタ13の端子142
対応するコネクタ24の端子252 に接続されている。
【0028】また、EPROM21、SRAM22およ
びEEPROM23のデータ端子Dとアドレス端子A、
SRAM22およびEEPROM23のリードライト端
子W/R(ライトイネーブルWE、アウトプットイネー
ブルOEと表現する場合もある)は、共通のバスライン
を介して親基板10のコネクタ13の端子143 〜14
N に対応するコネクタ24の端子253 〜25N に接続
されている。
【0029】また、EPROM21のチップ選択端子C
Sは親基板10のコネクタ13の端子14N+1 に対応す
るコネクタ24の端子25N+1 に接続され、SRAM2
2のチップ選択端子CSは親基板10のコネクタ13の
端子14N+2 に対応するコネクタ24の端子25N+2
接続され、EEPROM23のチップ選択端子CSは親
基板10のコネクタ13の端子14N+3 に対応するコネ
クタ24の端子25N+3 に接続されている。
【0030】メモリボード20のアースラインは親基板
10のコネクタ13の端子14N+4に対応するコネクタ
24の端子25N+4 に接続されている。なお、各メモリ
のチップ選択端子CSは、印加される電圧がローレベル
のときに選択状態、ハイレベルのときに非選択状態とな
るものとする。
【0031】ここで、メモリボード20のEPROM2
1がデータ書込済みであれば、このメモリボード20を
親基板10のコネクタ13に装着すれば、CPU11に
よるEPROM21からのデータの読み出しと、SRA
M22およびEEPROM23に対するデータの読み書
きが可能になる。
【0032】また、このメモリボード20では、実装さ
れるEPROM21のデータ書込用電源端子Vppがコ
ネクタ24の端子251 に独立に接続されているから、
データが書き込まれていないEPROMをメモリボード
20に半田付けした後でも、このコネクタ24を介して
データの書き込み行え、また、メモリボード20に紫外
線を照射すれば、EPROM21に書き込んだデータを
消去できる。
【0033】このメモリボード20にSRAM22、E
EPROM23とともに予め実装されたEPROM21
にデータを書き込む際には、図2に示すようにメモリボ
ード20をROMライタ用アダプタ30を介してROM
ライタ15に接続する。
【0034】ここで、ROMライタ15のDIP型のI
Cソケット16には、データ書込用電源、通常動作用の
電源、アドレス信号、データ信号、データ書込用の信号
(チップ選択信号)が供給される。
【0035】このアダプタ30は、メモリボード20の
コネクタ24に接続可能な第1のコネクタ31と、RO
Mライタ15のICソケット16に接続可能な第2のコ
ネクタ33とを有している。
【0036】メモリボード20のコネクタ24の端子2
1 に対応する第1のコネクタ31の端子321 は、第
2のコネクタ33の端子341 に接続されている。この
端子341 は、ROMライタ15のICソケット16の
データ書込用電源が印加される端子に接続される。
【0037】また、メモリボード20のコネクタ24の
端子252 に対応する第1のコネクタ31の端子322
は、第2のコネクタ33の端子342 に接続されてい
る。この端子342 は、ROMライタ15のICソケッ
ト16の通常動作用の電源が印加される端子に接続され
る。
【0038】メモリボード20のコネクタ24の端子2
3 〜25N に対応する第1のコネクタ31の端子32
3 〜32N のうち、アドレス信号、データ信号の伝達に
必要な端子が第2のコネクタ33の端子343 〜34M
に接続されている。第2のコネクタ33の端子323
32M は、ROMライタ15のICソケット16のアド
レス信号、データ信号が印加される端子に接続される。
【0039】また、メモリボード20のコネクタ24の
端子25N+1 に対応する第1のコネクタ31の端子32
N+1 は、第2のコネクタ33の端子34M+1 に接続され
ている。この端子34M+1 は、ROMライタ15のIC
ソケット16のデータ書込用の信号が印加される端子に
接続される。
【0040】また、メモリボード20のコネクタ24の
端子25N+2 、25N+3 に対応する第1のコネクタ31
の端子32N+2 、32N+3 はプルアップ用抵抗Rの一端
に接続され、プルアップ用抵抗Rの他端は、第1のコネ
クタ31の端子322 に接続されている。
【0041】メモリボード20のコネクタ24の端子2
N+4 に対応する第1のコネクタ31の端子32N+4
第2のコネクタ33の端子34M+2 は、アースラインに
接続されている。
【0042】このように、アダプタ30は、メモリボー
ド20のEPROM21のデータ書き込みに必要な端子
をROMライタ15のICソケット16に接続するとと
もに、他のメモリを非選択状態にしている。
【0043】したがって、このアダプタ30を介してメ
モリボード20をROMライタ15に接続すれば、メモ
リボード20に実装されたEPROM21、SRAM2
2およびEEPROM23の各電源端子Vccに電源が
供給され、EPROM21のデータ書込用電源端子Vp
pに所定電圧が供給され、EPROM21、SRAM2
2およびEEPROM23のデータ端子D、アドレス端
子AがROMライタ15のデータ信号ライン、アドレス
信号ラインに接続されるとともに、EPROM21のチ
ップ選択端子CSがROMライタ15のデータ書込信号
ラインに接続されるとともに、SRAM22およびEE
PROM23のチップ選択端子がプルアップ抵抗Rによ
り非選択状態となる。
【0044】この状態からROMライタ15の書込プロ
グラムを起動すれば、メモリボード20のEPROM2
1に対するアドレスの指定、データの入力およびデータ
書込信号(チップ選択信号)の入力が高速に行われて、
EPROM21にデータが書き込まれる。
【0045】なお、このデータ書込みの際に、ROMラ
イタ15は、EPROMに書き込んだデータをその都度
読み出して(データ書込用電源の電圧を下げて)データ
の照合を行い、書き込みが正しく行われているかをチェ
ックしている。
【0046】このようにして、メモリボード20に他の
メモリとともに予め実装されたEPROM21に対する
データの書き込みが終了した後、このメモリボード20
をアダプタ30から外して、前記信号処理装置の親基板
10に装着して使用する。
【0047】このように、EPROM21のデータ書込
用電源端子を含むデータの書き込みに必要端子をメモリ
ボード20のコネクタ24の端子に接続して、EPRO
Mを実装した後にこのコネクタ24を介してデータの書
込ができるようにするとともに、このメモリボード20
のコネクタ24に接続可能なROMライタ用アダプタ3
0を介してメモリボード20のEPROM21に対する
データの書き込みを行うようにしているから、EPRO
M専用のICソケットを一切用いる必要がなくなり、E
PROMのパッケージの変更に対して、メモリボード2
0の実装パターンのみの変更で対処できる。
【0048】また、コネクタは、EPROMのパッケー
ジとは無関係に任意に選択できるものであるから、コネ
クタの共通化を行うことで、EPROMのパッケージに
全く依存しない極めて汎用性の高いシステムが実現でき
る。
【0049】なお、この実施形態では、1つのEPRO
Mを他の読み書き可能なメモリとともにメモリボードに
実装される場合について説明したが、複数のEPROM
を読み書き可能な他のメモリとともにメモリボードに実
装する場合にも本発明を適用できる。
【0050】例えば、図3に示すように、2つのEPR
OM211 、212 が、SRAM22(EEPROMで
もよい)とともに実装されるメモリボード20′の場合
には、EPROM211 、212 のデータ書込用電源端
子Vppをコネクタ24′の端子251 、252 に接続
し、EPROM211 、212 およびSRAM22の電
源端子Vccを、コネクタ24の端子253 に接続す
る。
【0051】また、EPROM211 、212 およびS
RAM22のデータ端子Dとアドレス端子A、SRAM
22のリードライト端子W/Rを、共通のバスラインを
介してコネクタ24の端子254 〜25N に接続する。
【0052】また、EPROM211 、212 およびS
RAM22の各チップ選択端子CSをコネクタ24の各
端子25N+1 、25N+2 、25N+3 に接続し、アースラ
インを端子25N+4 に接続する。
【0053】このメモリボード20′では、実装される
EPROM211 、212 の各データ書込用電源端子V
ppがコネクタ24の端子251 、252 に独立に接続
されているから、EPROM211 、212 を半田付け
した後でも、このコネクタ24を介してデータの書き込
み行え、また、メモリボード20に紫外線を照射すれ
ば、EPROM211 、212 に書き込んだデータを消
去できる。
【0054】このメモリボード20′のEPROM21
1 、212 にデータを書き込む際には、図3に示してい
るROMライタ用アダプタ30′を用いる。
【0055】このアダプタ30′は、メモリボード2
0′のコネクタ24′に接続可能な第1のコネクタ3
1′と、ROMライタ15のICソケット16に接続可
能な第2のコネクタ33とを有している。
【0056】メモリボード20′のコネクタ24の端子
251 、252 に対応する第1のコネクタ31′の端子
321 、322 は2回路2接点型の第1のスイッチ36
に接続され、コネクタ24の端子253 に対応する第1
のコネクタ31′の端子323 は、第2のコネクタ33
の端子342 に接続されている。
【0057】第1のスイッチ36の一方の共通端子36
aは第2のコネクタ33の端子341 に接続され、他方
の共通端子36bは第2のコネクタ33の端子342
接続されている。
【0058】第1のスイッチ36の一方の共通端子36
aが第1のコネクタ31′の端子321 に接続されてR
OMライタ15のデータ書込用電源がEPROM211
のデータ書込用電源端子Vppに接続されるときには、
他方の共通端子36bが第1のコネクタ31′の端子3
2 に接続されてROMライタ15の通常の電源がEP
ROM212 のデータ書込用電源端子Vppに接続され
る。
【0059】また、第1のスイッチ36の一方の共通端
子36aが第1のコネクタ31′の端子322 に接続さ
れてROMライタ15のデータ書込用電源がEPROM
212 のデータ書込用電源端子Vppに接続されるとき
には、他方の共通端子36bが第1のコネクタ31′の
端子321 に接続されてROMライタ15の通常の電源
がEPROM211 のデータ書込用電源端子Vppに接
続される。
【0060】また、前記実施形態と同様にメモリボード
20′のコネクタ24′の端子254 〜25N に対応す
る第1のコネクタ31′の端子324 〜32N のうち、
アドレス信号、データ信号の伝達に必要な端子が第2の
コネクタ33の端子343 〜34M に接続されている。
【0061】また、メモリボード20′のコネクタ2
4′の端子25N+1 、25N+2 に対応する第1のコネク
タ31′の端子32N+1 、32N+2 は、2回路2接点型
の第2のスイッチ37に接続され、コネクタ24′の端
子25N+3 に対応する第1のコネクタ31′の端子32
N+3 は、プルアップ抵抗Rを介して第2のコネクタ33
の端子343 に接続されている。
【0062】第2のスイッチ37の一方の共通端子37
aは、第2のコネクタ33の端子34M+1 に接続され、
他方の共通端子37bは、プルアップ抵抗Rに接続され
ている。
【0063】第2のスイッチ37の一方の共通端子37
aが第1のコネクタ31′の端子32N+1 に接続されて
ROMライタ15のデータ書込用信号ラインがEPRO
M211 のチップ選択端子CSに接続されるときに、他
方の共通端子37bが第1のコネクタ31′の端子32
N+2 に接続されてEPROM212 がSRAM22とと
もに非選択状態となる。
【0064】また、第2のスイッチ37の一方の共通端
子37aが第1のコネクタ31′の端子32N+2 に接続
されてROMライタ15のデータ書込用信号ラインがE
PROM212 のチップ選択端子CSに接続されるとき
に、他方の共通端子37bが第1のコネクタ31′の端
子32N+1 に接続されてEPROM211 がSRAM2
2とともに非選択状態となる。
【0065】また、メモリボード20のコネクタ24′
の端子25N+4 に対応する第1のコネクタ31′の端子
32N+4 および第2のコネクタ33の端子34M+2 は、
アースラインに接続されている。
【0066】このように、アダプタ30′は、メモリボ
ード20′の2つのEPROM211 、212 のデータ
書込用電源端子を第1のスイッチ36を介してROMラ
イタ15のICソケット16に選択的に接続するととも
に、2つのEPROM211、212 の任意の一方を第
2のスイッチ37によって非選択状態にすることができ
る。
【0067】したがって、このアダプタ30′を介して
メモリボード20′をROMライタ15に接続し、RO
Mライタ15のデータ書込用電源がEPROM211
供給され、EPROM212 およびSRAM22が非選
択状態となるように、第1のスイッチ36および第2の
スイッチ37を設定しておけば、EPROM211 に対
するデータの書き込みが前記実施形態と同様に行え、R
OMライタ15のデータ書込用電源がEPROM212
に供給され、EPROM211 およびSRAM22が非
選択状態となるように、第1のスイッチ36および第2
のスイッチ37を設定しておけば、EPROM212
対するデータの書き込みが行える。
【0068】なお、ここでは、読み書き可能なSRAM
22とともに2つのEPROMが実装される場合につい
て説明したが、EPROMだけが複数実装される場合で
も同様に適用でき、また、第1、第2のスイッチ36、
37の接点数を増加することで、さらに多くのEPRO
Mを実装した場合にも同様に適用できる。
【0069】また、前記実施形態では、チップ選択端子
にパルスを与えることでデータが書込まれるEPROM
について説明したが、データ書込用の専用端子(PR
G)を有するEPROMの場合でも本発明を同様に適用
できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、EP
ROMのデータ書き込みに必要な端子をメモリボードの
コネクタの端子に接続して、メモリボードに実装したE
PROMにコネクタを介してデータの書き込みができる
ようにするとともに、このメモリボードのコネクタとR
OMライタのICソケットとの間を接続可能なROMラ
イタ用アダプタを介してメモリボードのEPROMに対
するデータの書き込みを行うようにしている。
【0071】このため、メモリボードにもROMライタ
にも、EPROM専用のICソケットを一切用いる必要
がなくなり、EPROMのパッケージに依存しないデー
タ書込が行え、実装効率が格段に向上し、メモリボード
のコネクタの共通化によりEPROMのパッケージの違
いに対してメモリボードの配線パターンのみの変更で対
処でき、コストを下げることができる。
【0072】また、他のメモリとともにEPROMを実
装したメモリボードの場合にも、ROMライタ用アダプ
タによって、他のメモリを非選択状態にして、EPRO
Mに対するデータの書込を行うことができるので、メモ
リボードに対するメモリの実装を同一タイミングに行う
ことができ効率的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のメモリボードと装置側の親
基板を示す図
【図2】実施形態のメモリボードとROMライタ用アダ
プタを示す図
【図3】他の実施形態のメモリボードとROMライタ用
アダプタを示す図
【符号の説明】
10 親基板 11 CPU 12 バス制御回路 13 コネクタ 15 ROMライタ 16 ICソケット 20 メモリボード 21 EPROM 22 SRAM 23 EEPROM 24 コネクタ 30 ROMライタ用アダプタ 31 第1のコネクタ 33 第2のコネクタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置基板にコネクタを介して接続されるメ
    モリボードに実装されるEPROMに、ROMライタを
    用いてデータを書き込むためのROMのデータ書込方法
    において、 データが書込まれていないEPROMを前記メモリボー
    ドに直に半田付けして、該EPROMのデータ読み出し
    に必要な各端子とともにデータ書き込みに必要な端子を
    前記コネクタの接続端子に接続させる段階と、 前記ROMライタのICソケットに接続可能な手段と前
    記メモリボードのコネクタに接続可能な手段とを有する
    アダプタを介して、前記メモリボードに半田付けされた
    EPROMのデータ書き込みに必要な端子を前記ROM
    ライタに接続する段階とを含み、 前記メモリボードに予め半田付けされたEPROMに前
    記アダプタを介して前記ROMライタからデータを書き
    込むことを特徴するROMのデータ書込方法。
  2. 【請求項2】装置基板にコネクタを介して接続されるメ
    モリボードに他のメモリとともに実装されるEPROM
    に、ROMライタを用いてデータを書き込むためのRO
    Mのデータ書込方法において、 データが書込まれていないEPROMを前記他のメモリ
    とともに前記メモリボードに直に半田付けして、該他の
    メモリのアクセスに必要な端子、前記EPROMのデー
    タ読み出しに必要な端子とともに、前記EPROMのデ
    ータ書き込みに必要な端子を前記コネクタの接続端子に
    接続する段階と、 前記ROMライタのICソケットに接続可能な手段、前
    記メモリボードのコネクタに接続可能な手段および該メ
    モリボードの他のメモリを非選択状態にする手段とを有
    するアダプタを介して、前記メモリボードのEPROM
    のデータ書き込みに必要な端子を前記ROMライタに接
    続する段階とを含み、 前記メモリボードに他のメモリとともに予め半田付けさ
    れたEPROMに前記アダプタを介して前記ROMライ
    タからデータを書き込むことを特徴するROMのデータ
    書込方法。
  3. 【請求項3】EPROMの半田付けによる実装が可能
    で、装置基板にコネクタを介して接続され、該装置基板
    から前記コネクタを介してアクセスされるメモリボード
    において、 前記EPROMのデータ読み出しに必要な端子と、デー
    タ書き込みに必要な端子とを前記コネクタの接続端子に
    接続する接続手段を有し、 予め半田付けされたEPROMに対するデータの書き込
    みが前記コネクタを介して行えるようにしたことを特徴
    とするメモリボード。
  4. 【請求項4】EPROMおよび他のメモリの半田付けに
    よる実装が可能で、装置基板にコネクタを介して接続さ
    れ、該装置基板から前記コネクタを介してアクセスされ
    るメモリボードにおいて、 前記他のメモリのアクセスに必要な端子、前記EPRO
    Mのデータの読み出しに必要な端子とともに、前記EP
    ROMのデータ書き込みに必要な端子を前記コネクタの
    接続端子に接続する接続手段を有し、 予め半田付けされたEPROMに対するデータの書き込
    みを前記コネクタを介して行えるようにしたことを特徴
    とするメモリボード。
  5. 【請求項5】EPROMが実装されコネクタを介して装
    置基板に接続されるメモリボードの前記コネクタに接続
    可能な第1の接続手段と、 ROMライタのICソケットに接続可能な第2の接続手
    段とを有し、 前記メモリボードのEPROMのデータ書き込みに必要
    な端子が前記ROMライタに接続されるように、前記第
    1の接続手段と第2の接続手段との間が接続されて、前
    記メモリボードに実装されたデータ未書込のEPROM
    に対する前記ROMライタからのデータの書き込みを可
    能にするROMライタ用アダプタ。
  6. 【請求項6】他のメモリとともにEPROMが実装され
    コネクタを介して装置基板に接続されるメモリボードの
    前記コネクタに接続可能な第1の接続手段と、 前記第1の接続手段に接続された前記メモリボードの他
    のメモリを非選択状態にする選択回路と、 ROMライタのICソケットに接続可能な第2の接続手
    段とを有し、 前記メモリボードのEPROMのデータ書き込みに必要
    な端子が前記ROMライタに接続されるように、前記第
    1の接続手段と第2の接続手段との間が接続されて、前
    記メモリボードに他のメモリとともに実装されたEPR
    OMに対する前記ROMライタからのデータの書き込み
    を可能にするROMライタ用アダプタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2242209A3 (en) * 2002-10-02 2013-02-27 Mitsubishi Electric Corporation Apparatus for writing data in nonvolatile memory, and corresponding electric apparatus and ROM writer
KR101830082B1 (ko) * 2016-09-28 2018-02-20 주식회사 나눔기술 무 소켓 방식의 롬 라이터 및 조립 방법과 조립 장치

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