JP2000056559A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JP2000056559A
JP2000056559A JP10242544A JP24254498A JP2000056559A JP 2000056559 A JP2000056559 A JP 2000056559A JP 10242544 A JP10242544 A JP 10242544A JP 24254498 A JP24254498 A JP 24254498A JP 2000056559 A JP2000056559 A JP 2000056559A
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Japan
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developing
gear
image forming
developer carrier
photosensitive drum
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JP10242544A
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English (en)
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Toshiro Tomono
俊郎 友野
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器の現像ローラに駆動を伝達するギヤ間
にバラツキがあっても、安価な構成で、駆動伝達をなめ
らかに行い、かつ振動を抑えることができる構成を得
る。 【解決手段】 現像ローラ20Yと同軸上に取り付けら
れた現像ローラギヤ41と、この現像ローラギヤ41と
噛み合い、駆動を伝達するプリンタ本体18側の駆動ギ
ヤ45をはすば歯車で構成して、駆動入力時に現像ロー
ラ20Yがプリンタ本体18側に引き込まれるねじれ方
向とする。またギヤ41、45のどちらか一方を樹脂材
の射出成型品として、重なり噛み合い率を1以上2.5
以内とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタあるいは
複写機などとされる電子写真方式を用いた電子写真画像
形成装置に関し、特に、プロセスカートリッジおよび現
像カートリッジを着脱可能で多色画像を形成可能な電子
写真画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体お
よび該電子写真感光体に作用する現像手段を除くプロセ
ス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセ
スカートリッジ方式が採用されている。
【0003】また、現像手段を複数の現像カートリッジ
として電子写真画像形成装置本体にそれぞれ着脱可能と
する現像カートリッジ方式も採用されている。
【0004】これらのプロセスカートリッジ方式や現像
カートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサー
ビスマンによらずにユーザー自身で行うことができるの
で、操作性を格段に向上させることができ、そのためプ
ロセスカートリッジ方式および現像カートリッジ方式は
電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジは、電子
写真画像形成装置本体の装着手段に挿入されて電子写真
画像形成装置本体に装着され、一定位置で固定される。
また現像手段は、このプロセスカートリッジの電子写真
感光体、または電子写真画像形成装置本体に直接装着し
た電子写真感光体に複数の現像カートリッジの円筒状の
現像剤担持体を選択的に電子写真感光体に圧接するよう
に工夫されている。
【0006】そして上記現像剤担持体を駆動するため
に、(1)現像剤担持体移動手段の中心に伝達ギヤを設
ける。(2)現像剤担持体が感光体と対向する位置上に
カップリングを設ける。(3)現像剤担持体移動手段の
外側に伝達ギヤを設ける、等の方法がある。
【0007】上記の構成において、(1)のように中心
に伝達ギヤを設ける方法は、スペースをとるため、装置
本体が大型化する。また(2)の方法はカップリングの
機構が複雑になる。したがって、装置を大型化すること
なく簡易な機構で現像剤担持体へ駆動を伝達できる
(3)の方法が一般的に用いられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(3)の方法では、伝達ギヤ間のバックラッシュがバラ
ツキ易い。また現像カートリッジを載せた移動手段たる
現像ロータリーの停止位置にバラツキがあり、現像ロー
タリーの駆動をステッピングモーターで行っても、慣性
が大きいため、±0.2mm停止位置がばらついてしま
う。その結果、伝達ギヤ間のバラツキが大きくなる。
【0009】また現像器をカートリッジ化するために
は、電子写真感光体と現像剤担持体間のギャップをコロ
を用いて保証しなければならない。
【0010】したがって、現像剤担持体を駆動するギヤ
と、それと噛み合うギヤの間隔は電子写真感光体の位置
と外径の振れに影響を受けてさらに両ギヤ間のばらつき
が大きくなる。
【0011】そこで現像ロータリーの停止位置を高精度
にするために調整機構を設けたり、電子写真感光体との
対向位置でギヤ間がばらつかないようにするために揺動
機構を設ける方法があるが、装置本体が高価になってし
まう。
【0012】また、現像剤担持体のプロセスカートリッ
ジ化を実現するためには、現像カートリッジのスラスト
方向の位置決め機構が必要となる。そのため、一般的に
は、現像カートリッジを奥側に押し付けるバネとロック
レバーなどの部品が必要となる問題があった。
【0013】従って、本発明の主な目的は、現像カート
リッジの現像剤担持体に駆動を伝達するギヤ間にバラツ
キがあっても、安価な構成で、駆動伝達をなめらかに行
うことができ、かつ振動を抑えることができる電子写真
画像形成装置を提供することである。
【0014】また、本発明の他の目的は、簡単な構成
で、現像カートリッジのスラスト位置決めを確実に保証
できる電子写真画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子写真画像形成装置にて達成される。要約すれば、潜
像が形成される電子写真感光体を含む感光体カートリッ
ジと、前記電子写真感光体に圧接し前記潜像をトナーを
用いて現像するための現像剤担持体を含む現像カートリ
ッジとをそれぞれ着脱可能として記録媒体に多色画像を
形成可能な電子写真画像形成装置において、前記現像剤
担持体を前記電子写真感光体に対向する位置と非対向位
置とに円弧軌跡で移動させる移動手段と、前記移動手段
の移動に伴って前記電子写真感光体の長手方向に平行で
前記円弧軌跡の中心を中心にして円弧軌跡で移動する揺
動中心軸とを有し、前記現像カートリッジは、前記揺動
中心軸を中心に揺動するように前記現像剤担持体を前記
移動手段上に支持し、さらに、前記現像剤担持体の一端
に駆動を受ける現像剤担持体ギヤと、該現像剤担持体ギ
ヤに駆動を伝達する駆動伝達ギヤとを有し、前記現像剤
担持体ギヤおよび前記駆動伝達ギヤははすば歯車であ
り、かつ駆動入力時に前記現像剤担持体が電子写真画像
形成装置装置本体の奥側に引き込まれるねじれ方向にあ
ることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0016】前記駆動伝達ギヤおよび前記現像剤担持体
ギヤは一方が樹脂ギヤで、他方が金属ギヤであることが
好ましい。前記現像剤担持体ギヤと前記駆動伝達ギヤの
重なり噛み合い率は1以上2.5以下であることが好ま
しい。前記駆動伝達ギヤは前記現像剤担持体の揺動中心
が描く円弧軌跡の外側に位置することが好ましい。前記
現像剤担持体ギヤはC型止め輪によりスラスト方向の抜
け止めがなされていることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0018】[電子写真画像形成装置の全体の説明]ま
ず、カラー電子写真画像形成装置の全体的構成につい
て、図1を参照して概略説明する。尚、図1に示すカラ
ー電子写真画像形成装置は、カラーレーザープリンター
の一例である。
【0019】本実施例にて、カラーレーザープリンター
は、一定速度で回転する電子写真感光体である感光ドラ
ム15と、固定の黒現像器21Bと、感光ドラム15に
対して割り出し回転可能な3個のカラー現像器20Y、
20M、20Cとからなる画像形成部、及び画像形成部
で現像され多重転写されたカラー画像を保持し給送部か
ら給送された転写材2にさらに転写ローラ10により転
写する中間転写体9を備えている。さらに、カラー画像
を転写材2に定着する定着部25、および、定着された
転写材2を搬送し、装置上面の排出部37へ搬送するた
めの排出ローラー34、35、36などを備えている。
なお、上記割り出し回転可能なカラー現像器20Y、2
0M、20C及び固定の黒現像器21Bはプリンター本
体に対して個別に着脱可能に構成されている。
【0020】次に上記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0021】[プロセスカートリッジ]プロセスカート
リッジ13は感光ドラム15と、クリーニングブレード
16と、一次帯電手段17と、感光ドラム15のホルダ
ーを兼ねるクリーニング容器14とが一体的に構成さ
れ、このプロセスカートリッジ13はプリンター本体1
8に対して着脱自在に支持され、感光ドラム15の寿命
に合わせて容易にユニット交換可能なように構成されて
いる。
【0022】本実施例に係る感光ドラム15は、アルミ
シリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成し、
感光ドラム15のホルダーを兼ねるクリーニング容器1
4に回転自在に支持されている。
【0023】クリーニング容器14内において感光ドラ
ム15の周上には、クリーニングブレード16、一次帯
電手段17が配置され、また感光ドラム15は部分的に
クリーニング容器14外へ露出している。また図中感光
ドラム15の後方の一方端に図示しない駆動モーターの
駆動力を伝達することにより、感光ドラム15を画像形
成動作に応じて図中反時計回りに回転させるようにして
いる。
【0024】[帯電手段]プロセスカートリッジ13に
具備される一次帯電手段17は接触帯電方法を用いたも
のであり、導電性ローラーを感光ドラム15に当接さ
せ、この導電性ローラーに電圧を印加することによって
感光ドラム15の表面を一様に帯電させるものである。
【0025】なお、前述のプロセスカートリッジとは、
帯電手段、クリーニング手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画
像形成装置本体に着脱可能とするものであるか、あるい
は帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子
写真感光体とを一定的にカートリッジ化して電子写真画
像形成装置本体に着脱可能とすることができる。
【0026】[露光手段]感光ドラム15への露光はス
キャナー部30から行なわれる。即ち画像信号が不図示
のレーザーダイオードに与えられると、このレーザーダ
イオードは画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー
31へ照射する。
【0027】ポリゴンミラー31はスキャナーモーター
31aによって高速回転され、ポリゴンミラー31で反
射した画像光が、結像レンズ32および反射ミラー33
を介して一定速度で回転する感光ドラム15の表面を選
択的に露光し、その結果、感光ドラム15上に静電潜像
が形成される。
【0028】[現像手段]現像手段20、21は、感光
ドラム15上に形成された潜像を可視像化するために、
移動手段としての現像ロータリー23に搭載された3個
の回転現像器20Y、20M、20Cを備えた回転現像
手段20と、1個の固定の黒現像器21Bからなる固定
現像手段とから構成され、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色現像を可
能とする。なお、カラー回転現像器20Y、20M、2
0Cは現像ロータリー23に対して現像カートリッジと
して個別に着脱可能とされ、また固定の黒現像器21B
もプリンター本体18に対して着脱可能とされている。
【0029】黒現像器21Bは固定現像器であり、感光
ドラム15に対向した位置に現像剤担持体としての現像
ローラ21BSが、感光ドラム15に対し微小間隔(3
00μm程度)をもって配置され、感光ドラム15に黒
トナーによる可視像を形成する。
【0030】黒現像器21Bは容器内のトナーを送り機
構によって送り込み、現像ローラ21BSの外周に圧接
された塗布ブレード21BBによって、図中時計方向に
回転する現像ローラ21BSの外周にトナーを薄層塗布
し、且つトナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。
【0031】また現像ローラ21BSに現像バイアスを
印加することにより、感光ドラム15の静電潜像に対応
してトナー現像を行なうものである。
【0032】現像手段20の3個の回転現像器20Y、
20M、20Cは、センター軸22を中心として回転す
る現像ロータリー23に夫々着脱可能に保持され、画像
形成に際しては各現像器が現像ロータリー23に保持さ
れた状態でセンター軸22を中心に回転移動し、所定の
現像器が、感光ドラム15に対向した位置に止り、さら
に現像剤担持体である現像ローラ20YS(図には符号
を付していないが現像器20M、20Cのそれぞれの現
像ローラ20MS、20CS)が感光ドラム15に対し
微小間隔(300μm程度)をもって対向するように位
置決めされた後、感光ドラム15の静電潜像に対応して
可視像を形成する。
【0033】カラー画像形成時には中間転写体9の1回
転毎に現像ロータリー23が回転しイエロー現像器20
Y、マゼンタ現像器20M、シアン現像器20C、次い
で黒現像器20Bの順で現像工程がなされる。
【0034】図1ではイエロー現像器20Yがプロセス
カートリッジ13に対向した現像位置に位置決め静止し
ている状態を示している。イエロー現像器20Yは、容
器内のトナーを送り機構によって塗布ローラー20YR
へ送り込み、図中時計方向に回転する塗布ローラー20
YR及び現像ローラ20YSの外周に圧接された現像ブ
レード20YBによって時計方向に回転する現像ローラ
20YSの外周にトナーを薄層塗布し、且つトナーへ電
荷を付与(摩擦帯電)する。
【0035】潜像が形成された感光ドラム15と対向し
た現像ローラ20YSに、現像バイアスを印加すること
により、潜像に応じて感光ドラム15上にトナー現像を
行なうものである。
【0036】マゼンタ現像器20M、シアン現像器20
Cについても上記同様なメカニズムでトナー現像が行な
われる。
【0037】また各現像器20Y、20M、20Cの各
現像ローラは、各現像器20Y、20M、20Cが現像
位置に割り出し回転して移動されたとき、プリンタ本体
18に設けられた各色現像用高圧電源、および駆動源と
接続されており、各色現像毎に順次選択的に電圧が印加
され駆動部材が接続される。
【0038】[中間転写体]中間転写体9は、カラー画
像形成動作時には各現像器20Y、20M、20C、2
1Bにより可視化された感光ドラム15上のトナー画像
を4回(イエローY、マゼンタM、シアンC、黒Bの4
色の各画像)にわたり多重転写を受けるため感光ドラム
15の外周速度と同期して図示時計回りに回転し、ま
た、多重転写を受けた中間転写体9は、転写ローラー1
0と転写材2を挟み込み搬送することにより、転写材2
に中間転写体9上の各色トナー像を同時に多重転写す
る。
【0039】本実施例に係る中間転写体9は、アルミシ
リンダー12の外周を中抵抗スポンジや中抵抗ゴム等の
弾性層11で覆った構成をなしている。この中間転写体
9は回転自在に支持され、一体的に固定されたギヤ(図
示せず)に駆動が伝達されることにより回転する。
【0040】[クリーニング手段]クリーニングブレー
ド16は、感光ドラム15の母線に圧縮するように上述
のプロセスカートリッジ13に一体的に組み込まれ、現
像手段によって感光ドラム15に可視像化されたトナー
が中間転写体9に転写された後、感光ドラム15上に残
ったトナーを掻き取ってクリーニングするものであり、
クリーニングされた廃トナーはクリーニング容器14に
蓄えられる。クリーニング容器14に蓄えられる廃トナ
ーの量は、感光ドラム15の寿命より早くこの容器14
を満たすことはなく、従って、クリーニング容器14は
感光ドラム15の寿命交換時に同時に一体で交換処理さ
れる。
【0041】[給紙部]給紙部は、画像形成部へ転写材
2を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納した
カセット1、給紙ローラー3、4、重送防止のリタード
ローラー5、給紙ガイド6、搬送ローラー7、及びレジ
ストローラー8から主に構成される。
【0042】画像形成時には、給紙ローラー3が画像形
成動作に応じて回転し、カセット1内の転写材2を1枚
ずつ分離給送すると共に、ガイド板6によってガイド
し、搬送ローラー7を経由してレジストローラー8に至
る。
【0043】画像形成動作中にレジストローラー8は、
転写材2を静止待機させる非回転の動作と、転写材2を
中間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを所定のシ
ーケンスで行ない、次工程である転写工程時の画像と転
写材2との位置合わせを行なう。
【0044】[転写部]転写部は揺動可能な転写ローラ
ー10からなる。転写ローラー10は金属軸を中抵抗発
泡弾性体で巻いてあり、図示上下に移動可能で且つ駆動
力を受けて回転する。中間転写体9上に4色のトナー像
を形成している間、すなわち中間転写体9が複数回転す
る間はその画像を乱さぬように、図示実線を示すように
転写ローラー10は下方に位置し中間転写体9とは離れ
ている。
【0045】中間転写体9上に4色のトナー像が形成し
終わった後転写材2にカラー画像を転写するタイミング
に合わせて転写ローラー10は図示しないカム部材によ
り図示細線にて示す上方の位置、すなわち転写材2を介
して中間転写体9に所定の圧で押し付けられる。この時
同時に転写ローラー10にはバイアスが印加され中間転
写体9上のトナー画像は転写材2に転写される。
【0046】ここで中間転写体9と転写ローラー10と
はそれぞれ駆動されているため、両者に挟まれた状態の
転写材2は転写工程が行われると同時に、図示左方向に
所定の速度で搬送され次工程がが行われる定着部25に
向けて送られる。
【0047】[定着部]定着部25は、上記現像手段に
より形成されたトナー画像を中間転写体9を介して転写
材2上に形成したトナー画像を定着させるものであり、
図1に示すように、転写材2に熱を加えるための定着ロ
ーラー26と転写材2を定着ローラー26に圧接するた
めの加圧ローラー27とからなり、各ローラー26、2
7は中空ローラーで、その内部に夫々ヒーター28、2
9を有し、回転駆動されて同時に転写材2を搬送する。
【0048】即ちトナー像を保持した転写材2は定着ロ
ーラー26と加圧ローラー27とにより搬送されると共
に、熱及び圧力を加えられることによりトナーが転写材
2に定着される。
【0049】[画像形成動作]次に、図1を参照して、
上記のように構成された装置によって画像形成を行なう
場合の動作について説明する。
【0050】先ず、図1に示す給紙ローラー3を回転し
て給紙カセット1内の転写材2を1枚分離し、レジスト
ローラー8へと搬送する。
【0051】一方感光ドラム15と中間転写体9とが各
々同外周速度で図示矢印方向へ駆動回転する。
【0052】図示中間転写体9の外周の任意の点が図示
Sの位置に来たときに、帯電手段17によって表面を均
一に帯電された感光ドラム15は図示Eの位置でレーザ
ー露光を受け画像露光を行なう。感光ドラム15の露光
位置Eから反時計回りに中間転写体9との接触部である
第1転写位置までの距離と中間転写体9の図示S点から
T1迄の距離は等しく、従って時間経過後には画像の書
き始めの点Eと中間転写体9上の点SはT1の位置で一
致する。即ち、中間転写体9に対しては画像はS点を先
端に反時計回りに形成される。
【0053】1:イエロー画像の形成 スキャナー部30によりイエロー画像のレーザー照射を
行ない、感光ドラム15上にイエロー潜像を形成する。
この潜像形成と同時にイエロー現像器20Yを駆動し感
光ドラム15上の潜像にイエロートナーが付着するよう
に感光ドラム15の帯電極性と同極性で略同電位の電圧
を印加してイエロー現像を行なう。同時に現像部の少し
下流の第1転写位置T1 で感光ドラム15上のイエロ
ートナー像を中間転写体9の外周に一次転写する。この
時、中間転写体9には上記イエロートナーと逆極性の電
圧を印加して一次転写を行なう。
【0054】形成する画像が例えば日本工業規格紙の大
きさA3サイズの場合、中間転写体9の外周S点からL
1点まで画像が形成される(図2の中間転写体9の外周
に符号A3と記した太線部分参照)。
【0055】イエロートナーの中間転写体9への転写が
終了すると、即ち、L1点が一次転写位置T1 を過ぎ
ると、現像ロータリー23が時計方向に回転し次のマゼ
ンタ現像器20Mが回転移動し、感光ドラム15に対向
した位置に位置決めされる。
【0056】2:マゼンタ画像の形成 次いで、中間転写体9の外周の一点(イエローの画像の
先端)が一周して図示点Sの位置に来たとき、同様にス
キャナー部30によりマゼンタ画像のレーザー照射が行
われ、イエローと同様にして感光ドラム15上の潜像に
マゼンタトナー像が現像され、感光ドラム15上のマゼ
ンタトナー像を一次転写位置T1で同様に中間転写体9
上に転写する。マゼンタトナーの中間転写体9への転写
が終了すると、即ちL1点が第1転写位置T1を過ぎる
と、現像ロータリー23が時計方向に回転し次のシアン
現像器20Cが回転移動し、感光ドラム15に対向した
位置に位置決めされる。
【0057】3:シアン画像の形成 次いで、中間転写体9の外周の一点(イエロー及びマゼ
ンタ画像の先端)が更に一周して図示Sの位置に来たと
き、同様にスキャナー部30によりシアン画像のレーザ
ー照射が行われ、マゼンタ同様にして感光ドラム15上
の潜像にシアントナー像が現像され、感光ドラム15上
のシアントナー像を第1転写位置T1で中間転写体9上
にイエロー、マゼンタの各トナー像に重ねて転写する。
シアントナーの中間転写体9への転写が終了すると、即
ちL1点が第1転写位置T1を過ぎると、現像ロータリ
ー23が時計方向に60度回転し、感光ドラム15に対
向した位置にカラー現像器20Y、20M、20Cは何
れも存在しない。
【0058】4:黒画像の形成 次いで、中間転写体9の外周の一点(イエロー、マゼン
タ、シアン画像の先端)が更に一周して図示Sの位置に
来たとき、同様にスキャナー部30により黒画像のレー
ザー照射が行われ、次いで黒現像器21Bにより黒トナ
ーが現像され、感光ドラム15上の黒トナー像を第1転
写位置T1で中間転写体9上に更に重ねて転写する。
【0059】以上、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の
順で潜像形成、現像及び中間転写体9へのトナー転写を
重ねて4回順次行ない、中間転写体9の表面にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、黒の4種のトナーからなるフル
カラーの画像を形成する。
【0060】黒トナーの中間転写体9への転写が終了す
る前に、即ち4回目の黒トナーの一次転写を終え、フル
カラー画像を形成した中間転写体9の画像先端Sが第2
転写部T2へ到達する前に、先述のレジストローラー8
で待機させておいた転写材2をタイミングを合わせて搬
送スタートさせる。
【0061】上記4回の中間転写体9上への各色画像形
成時には下方に待機し中間転写体9とは非接触状態であ
った転写ローラー10を同時に上方へカム(図示せず)
で移動させ、転写材2を中間転写体9の第2転写部T2
で圧接すると同時に転写ローラー10にトナーと逆極性
のバイアスを印加することで、中間転写体9上のフルカ
ラー画像を転写材2に一括で4色同時に転写する。
【0062】第2転写部T2を経た転写材2は中間転写
体9から剥離され定着部25へ搬送されトナー定着を行
なったあとに排出ローラー対34、35、36を介して
本体上部へ画像面を下向きにして排出トレイ37上へ排
出され、画像形成動作を終了する。
【0063】[現像手段の詳細な説明]つぎに、本実施
例の現像手段についてさらに詳細に説明する。
【0064】まず、現像器20、20M、20Cの現像
ロータリー23への装着、位置決めについて説明する。
【0065】現像ロータリー23には、3つの現像器2
0Y、20M、20Cを支えるために、そのセンター軸
22から半径方向外側に向かって周方向を三等配した位
置に3本のステー23Aが放射状に伸びており、その先
端部に現像器20Y、20M、20Cをそれぞれのいず
れか一つを支持するための現像器支持部23B、23C
が長手方向両端に立設されている。その3つのステー2
3Aのうちの一つを図に表したものが図3であり、図中
右下が現像ロータリー23の外周部であり左上の破断線
側がセンター軸22側である。現像器支持部23B、2
3C上にある丸穴Dおよび長穴23Eに現像器20Y
(20M、20C)に固定した揺動中心軸44A、44
B(図4参照)が入り込んでくる構造になっている。
【0066】現像ロータリー23に現像器20Y(20
M、20C)を装着した状態は、図4の斜視図に示すよ
うになる。ちなみに図4では、現像ロータリー23の一
つの現像器支持部23B、23Cに現像器20Yが装着
され、しかも図5により最もよく理解されるように、現
像する状態となっている。しかし、プリンタ本体18、
つまり現像ロータリー23に現像器20Yを着脱する位
置は図4に示すような現像位置、つまり感光ドラム15
と対向する位置ではない別の位置に現像ロータリー23
が回転し、その場所で行われる。
【0067】本実施例における現像器20Y、20M、
20Cのプリンター本体18に対する着脱は装置正面か
ら、つまり、現像器20Y、20M、20Cをその長手
方向にスライドして着脱するようになっており、図4に
示す矢印I方向に現像器20Y(20M、20C)を挿
入し、現像ロータリー23に装着する。この際、現像器
20Y(20M、20C)の揺動中心軸44A、44B
が、それぞれ穴23D、23Eに挿入(嵌合)できるよ
うな不図示のガイドが現像ロータリー23にあり、その
ガイドに沿わせて現像器20Y、20M、20Cを各々
現像ロータリー23に装着する。
【0068】装着後は、スラスト方向へ抜けるのを防止
するためのストッパ(不図示)によって固定される。そ
して、このように現像ロータリー23に現像器20Y
(20M、20C)が装着された状態では、穴23D、
23Eに嵌合した現像器20Y(20M、20C)の揺
動中心軸44A、44Bを中心に、現像器20Y(20
M、20C)はそれぞれ揺動可能になっている。
【0069】現像ロータリー23はセンター軸22を中
心にして角度120度毎の割り出し回転およびこの角1
20度の一つの間を60度割り出し回転可能なように不
図示の回転割り出し装置に連結されている。
【0070】つぎに現像器20Y、20M、20Cが装
着された現像ロータリー23が、現像を行うための割り
出し回転動作について説明する。
【0071】本実施例では、現像ロータリー23の回転
方向は図6に示す矢印γ方向である。現像を行う命令
(信号)が出ると、現像ロータリー23は、目的の現像
器20Y、20M、20Cのうちのひとつが感光ドラム
15と対向する現像位置に来るように回転する。この場
合、現像ロータリー23にはその割り出し位置を検出で
きる不図示のセンサーがついており、精度良く現像器2
0Y、20M、20Cのうちの一つを所定の位置に移動
・停止させることができる。
【0072】図6は、現像状態の感光ドラム15、現像
ローラ20YS(20MS、20CS)、センター軸2
2の関係を示す正面図である。この図のように、現像位
置ではこの3者の各中心15C、20YS−C(20M
S−C、20CS−C)、22Cが同一直線42上に位
置する関係にある。また、プリンタ本体18側にあり、
現像ローラ20YS(20MS、20CS)を駆動する
駆動伝達ギヤ(以下、単に「駆動ギヤ」という)45の
中心45Cもこの直線42上に位置する。
【0073】現像器20Y(20M、20C)には、現
像ローラ20YS(20MS、20CS)と同軸上にそ
れぞれ現像ローラギヤ41(図4参照)が存在し、外部
からの駆動力が駆動ギヤ45に入力され、駆動ギヤ45
から現像ローラギヤ41に回転が伝えられ現像器20Y
(20M、20C)の内部が駆動される構造になってい
る。つまり、現像器20Y(20M、20C)が現像位
置に来た場合、プリンター本体18側の駆動ギヤ45
と、現像ローラギヤ41が噛み合い、駆動ギヤ45によ
って現像器20Y(20M、20C)が駆動されること
となる。このため、駆動ギヤ45の中心45Cが、感光
ドラム15、現像ローラ20YS(20MS、20C
S)、センター軸22の各中心15C、20YS−C
(20MS−C、20CS−C)、22Cを結ぶ前述の
直線42上にあることで現像ロータリー23が正規の位
置に停止したときが、現像ローラギヤ41と本体の駆動
ギヤ45の軸間距離が最短となり、現像ロータリー23
の停止誤差分は現像ローラギヤ41と駆動ギヤ45間の
軸間距離が長くなる方向にあるため、壊れるなどの事故
は発生しない構成となっている。
【0074】ちなみに、矢印α1は感光ドラム15、矢
印α2は駆動ギヤ45、矢印βは現像ローラ20YS
(20MS、20CS)および現像ローラギヤ41の回
転方向をそれぞれ表す。
【0075】図4に示すように、現像ローラ20YS
(20MS、20CS)の両側には現像ローラ20YS
よりも現像隙間だけ半径が大きい突き当てコロ40が取
り付けられている。現像位置に現像器20Y、20M、
20Cの一つがきた場合、感光ドラム15の表面にこの
突き当てコロ40が当接し、感光ドラム15に対する現
像ローラ20YS(20MS、20CS)の位置が決ま
る。
【0076】図5に示すように、現像器20Y(20
M、20C)はバネ60(図6)による力Fにより、感
光ドラム15に押し付けられている。現像を行うために
は、現像ローラ20YS(20MS、20CS)と、感
光ドラム15の表面とのクリアランスを一定に保つこと
が非常に重要であるが、本構成をとることで、両者のク
リアランスは突き当てコロ40の寸法精度のみで決定さ
れているため、非常に管理しやすい構成となっている。
【0077】現像位置で、現像器20Y(20M、20
C)の突き当てコロ40を、確実に感光ドラム15の表
面に当接させるためには、現像位置以外の場所では、現
像器20Y(20M、20C)を揺動中心Lを中心とし
て少し感光ドラム15側に揺動侵入させた位置(図6中
の矢印δ1方向)にしてある。侵入量としては、約1m
m程度である。このため、現像ロータリー23には、現
像位置以外の場所では図6中の矢印δ1の方向に、突き
当てコロ40が約1mm侵入した位置で止まる(揺動を
規制する)ように不図示のストッパが設けてあり、現像
ロータリー23が回転し、現像器20Y(20M、20
C)が現像位置にきたとき、突き当てコロ40が感光ド
ラム15の表面に当接することで、図6中矢印δ2の方
向に現像器20Y(20M、20C)が揺動中心Lを中
心に揺動し、位置が決まるようになっている。
【0078】また、現像ロータリー23が回転し、現像
器20Y(20M、20C)の現像ローラ20YS(2
0MS、20CS)が感光ドラム15と当接してくる過
程で、現像器20Y(20M、20C)の揺動中心軸4
4A、44Bの軸心である揺動中心Lが、本実施例のよ
うに現像ロータリー23の回転方向に関し、現像ローラ
20YS(20MS、20CS)より先行した位置にあ
る場合、現像ローラ20YS(20MS、20CS)は
感光ドラム15にスムーズに当接することができるが
(感光ドラム15に対して逃げ勝手になる)、この揺動
中心Lが逆に現像ロータリー23の回転方向に関し、揺
動中心Lよりも現像ローラ200YS(20MS、20
CS)が先行する位置にあった場合には、現像ローラ2
0YS(20MS、20CS)の感光ドラム15への当
接が、感光ドラム15に対して食い込み勝手となる場合
があり、現像ロータリー23の回転等に対し、不具合が
生じるおそれがある。
【0079】現像ローラYS(20MS、20CS)が
感光ドラム15に当接する際、現像ローラ20YS(2
0MS、20CS)の両端に設けてある突き当てコロ4
0が、2つとも当接することが必要である。しかし、現
像ロータリー23にあいている穴23D、23Eの両方
ともが真円であってその中心を結ぶ線である揺動中心L
(図5参照)が、感光ドラム15の軸線と平行でない場
合、突き当てコロ40が2つとも感光ドラム15に当接
することはできない。このため、本実施例では、現像器
20Y(20M、20C)の非駆動側を揺動自在に支持
する位置決め用の軸44Bが嵌合する穴23Eは図3に
示すように感光ドラム15の中心15Cと現像ローラの
中心20YS−C(MS−C,CS−C)を結ぶ直線4
2に平行する長穴となっており、現像器20Y(20
M、20C)が力Fのバネ60で平衡していて、2つの
突き当てコロ40が感光ドラム15の表面に当接できる
ようになっている。ちなみに、駆動側の位置決め用の軸
44Aが入る穴23Dは、現像ローラギヤ41と駆動ギ
ヤ45の噛み合い精度を保証するために真円である必要
がある。
【0080】つぎに、図6に基づいて、現像器20Y
(20M、20C)が駆動されているときの力学的関係
と、揺動中心Lとの関係について説明する。図6に示す
ように、現像器20Y(20M、20C)は揺動中心L
を中心にバネ(圧縮、板バネ)力Fを受けて感光体15
に対向し、駆動ギヤ45により現像ローラ20YS(2
0MS、20CS)と同軸上の現像ローラギヤ41が回
転し、現像ローラ20Y(20M、20C)が回る。
【0081】図6に示すように、現像の状態では、プリ
ンタ本体18側の駆動ギヤ45によって、現像器20Y
(20M、20C)の現像ローラギヤ41が駆動される
とき、その歯面にピッチ点Pをとおる歯車噛み合いの作
用線47の方向の力fが働く。ここで図中に示すθはギ
ヤ41、45のピッチ点におけるピッチ円の接線46と
作用線47のなす角であって、現像ローラギヤ41と駆
動ギヤ45との噛み合い圧力角を示す。
【0082】歯面に力fが働いた場合、当然現像ローラ
ギヤ41にも荷重fが同一方向に働いている。この荷重
fは、現像ローラ中心20YS−C(20MS−C、2
0CS−C)と揺動中心Lを結ぶ方向の法線荷重fr
と、この法線荷重frに直角な接線荷重ftに分解され
る。このため揺動中心Lに対する回転力としてftとい
う分力が働いているので、現像器Y(20M、20C)
としては、矢印δ1の方向つまり感光ドラム15に当接
する方向に力が働く。この力はバネ力Fが働く方向と同
方向であり、突き当てコロ40と感光ドラム15との当
接圧の変動割合が小さいため、安定した状態で現像を行
うことができる。
【0083】また、現像状態で、安定して突き当てコロ
40と感光ドラム15を当接させておくために、ある程
度の大きさの力が必要であるが、ギヤの噛み合い力もこ
の補助となることができる。このため、ギヤの噛み合い
力の分だけバネ力Fを小さくすることができるので、現
像ロータリー23が回転して突き当てコロ40が感光ド
ラム15に当接する時のショックを小さくすることがで
きる。
【0084】さらに、以上説明した感光ドラム中心15
Cと現像ロータリー23のセンター軸22の位置決め
は、共にプリンタ本体18の側板という同一部材で行わ
れているため、両者の相対的な位置精度は保証されてい
る。すなわち、プロセスカートリッジ13の装着手段
(不図示)が設けられている側板(不図示)に現像手段
20の現像ロータリー23のセンター軸22が設けられ
ているため、感光ドラム15に対して各現像器20Y、
20M、20Cは高精度で位置決めされている。
【0085】なお、本実施例では、感光ドラム15はプ
ロセスカートリッジ13に組み込まれているが、プロセ
スカートリッジ13の構成をとらないで、直接感光ドラ
ム15を電子写真画像形成装置本体18に取り付ける場
合も、上述と同様の考慮から感光ドラム15と現像手段
20を共に同じ側板に取り付けることにより、感光ドラ
ム15に対する各現像器20Y、20M、20Cの位置
を精度良く定めることができる。
【0086】また、本実施例では、現像手段20は円を
三等配つまり三等分した位置に各現像器20Y、20
M、20Cを配設したが、必ずしも円を等配した位置に
する必要はなく、例えば、センター軸22を中心とする
各80度間に互いに角90度の間をおいて各現像器20
Y、20M、20Cを扇形に配設することもできる。
【0087】また本実施例における駆動ギヤ45は本構
成の力学関係で示したようにセンター軸すなわち中心軸
22を中心にした揺動中心Lの円軌跡の外側に位置する
ことを特徴とする。
【0088】従来のように駆動ギヤ45が揺動中心Lの
円軌跡の内側に位置する構成であると、中心軸22の中
心22cから3〜10cmはデッドスペースとなってい
たため、プリンタ本体が大型化したが、本構成により同
じ容量の現像器を配置しても断面上で30〜314cm
2 の省スペースを達成することができる。
【0089】つぎに、現像器を駆動するギヤ、つまり、
現像ローラギヤと駆動ギヤの詳細について説明する。
【0090】現像器20Y、20M、20Cを駆動する
ために現像ローラYS、20MS、20CSの同軸上に
現像ローラギヤ41が取り付けられている。現像ローラ
ギヤ41と駆動ギヤ45は従来ギヤ間がばらついていて
も駆動伝達を円滑にするために2以上の噛み合い率に設
定されていた。そこで、2以上の噛み合い率を得るため
に圧力角を14.5゜とし歯数を35以上の組み合わせ
としていた。しかし歯車の強度を考慮するとモジュール
を0.7以上とらなければならないため、ギヤのスペー
スが必要であった。
【0091】そこで、噛み合い率を維持しつつ、ギヤを
小型化するためにはすば歯車を本実施例では用いてい
る。はすば歯車を用いることにより、重なり噛み合い率
で噛み合い率を稼げるためにギヤの歯数を平歯よりも少
なくすることができ、結果として省スペースを達成でき
る。
【0092】また、はすば歯車のねじれ方向を現像器2
0Y、20M、20Cをプリンタ奥側に引き込む側に設
定することにより、現像器スラスト方向の位置決めに必
要であった位置決め部材をなくすことができる。なお、
位置決め部材とは、図7に示すように、現像器20Y、
20M、20Cを奥側に付勢するバネ部材100とバネ
取付アーム101からなる。現像器20Y、20M、2
0Cはバネ取付アーム101をF3方向にロックするF
2方向に付勢され、当接部材102に突き当てられて位
置決めされる。ねじれ方向については後で詳細に説明す
る。
【0093】本実施例では、現像ローラギヤと駆動ギヤ
が両者間の重なり噛み合い率を1〜2.5以上としたギ
ヤの厚さ、ねじれ角を有することを特徴とする。
【0094】例えば、本実施例では、駆動ギヤ45、現
像ローラギヤ41のモジュールは0.8、歯数はそれぞ
れ24歯、23歯であるため(ねじれ角20゜の場合)
歯幅を8〜19mmに設計する。
【0095】また、現像ロータリー23が回転中に駆動
ギヤ45と現像ローラ20YS(20MS、20CS)
が何度も衝突するため駆動ギヤ45または現像ローラギ
ヤ41のどちらか一方を金属ギヤにして強度を確保して
いる。
【0096】ここではすば歯車の噛み合い率について説
明する。なお、これについては「動力伝達用プラスチッ
ク歯車の設計技術」、P.73〜74、塚本尚久著、技
報堂出版から引用した。
【0097】図8に示すように、噛み合い長さはK1
2 +AK1 であり、これを軸直角断面の法線ピッチte
sで除したものがはすば歯車の全噛み合い率εである。
【0098】ε=K12 /tes+AK1 /tesと
定義され、K12 /tesを正面噛み合い率、AK1
/tesを重なり噛み合い率と呼び、歯幅×tan(ね
じれ角)/π・モジュールで定義する。したがって、重
なり噛み合い率を上げるためには、ねじれ角、歯幅を大
きくするとよい。
【0099】ねじれ角に対応する歯幅を下記の表1に示
す。
【0100】
【表1】
【0101】図9と図10に代表的ねじれ角と重なり噛
み合い率を変えた画像と耐久性のデータを示す。本実施
例では600dpi、プロセス速度149mm/s、ギ
ヤの噛み合い周波数は70Hzである。ギヤの振動が大
きい場合は2mm=140/70おきに濃淡のスジが現
れる。近年画像のdpiが上がるにつれてギヤの振動が
同一でも振動に起因する濃淡ムラが目立つため、ギヤの
振動は特に低減しなければならない。またカラー機の場
合は低濃度の画像が多いため、より濃度ムラが目立ち易
い。
【0102】画像は重なり噛み合い率1を境に急激にギ
ヤの振動が低減するため良好になる。図11に重なり噛
み合い率0.5の振動データをFFT解析したスペクト
ルで70Hz付近にピークがある。図12に重なり噛み
合い率1.1の振動データをFFT解析したスペクトル
で、60Hzのピークが減少している。
【0103】この理由を以下に説明する。はすば歯車の
噛み合い率は重なり噛み合い率と正面噛み合い率を合わ
せたものである。正面噛み合い率が1.5の本実施例の
場合、噛み合い率が1と2の間を等間隔で推移してい
る。そして、1と2の切り替わりは噛み合い周波数の7
0Hzである。
【0104】図3に示すように、全噛み合い率(c)は
正面噛み合い率(a)と重なり噛み合い率(b)を合わ
せたものであるため、重なり噛み合い率を1以上とれ
ば、全噛み合い率は図13(c)のように、最低でも2
歯以上が噛み合い、ギヤの駆動が円滑に行われる。
【0105】つぎにはすば歯車の耐久性について説明す
る。歯幅を大きく増やすことなく重なり噛み合い率を大
きくするためにねじれ角を上げる方法がある。
【0106】表1に示したように、ねじれ角10゜と4
0゜では、歯幅が3.6倍異なる。しかしながら、ギヤ
が受ける力も3.5倍になるため、ギヤの内径が削れ、
噛み合い率2.5あたりから耐久性が急激に落ちてく
る。ねじれ角10゜ではねじれ力は小さいが歯幅が大き
くなりすぎると、樹脂材のギヤの場合、歯面が変形して
耐久性が落ちる。なぜならば、樹脂材は、射出成形品を
用いているため、ギヤの内部を肉抜きしているからであ
る。
【0107】図14(a)、(b)に本実施例で用いて
いるギヤ41(45)の図を示す。本実施例では、リブ
41aの厚みをt=1.5mmとし、精度をJGMA3
級としている。ギヤ41の強度を増すために、リブ41
aの厚みtを2mmにするとギヤの精度が落ちて振動レ
ベルが悪化し、リブ41aの厚みtを1mmにするとギ
ヤ精度は向上し発生する振動も減少するが、耐久性が下
がってしまう。
【0108】したがって、噛み合い率2.5を超えた辺
りからねじれ角を10゜と小さいものにしても、リブ4
1aまでの深さTが深くなるため、ギヤ41が受ける力
は小さくなるが歯面の剛性が小さくなるため急激に耐久
性が下がる。
【0109】ギヤの変形を抑えるために金属ギヤにする
ことが有効であるが、駆動ギヤ45と現像ローラギヤ4
1の両方のギヤを金属ギヤにすると、振動が大きくな
り、かつコストがアップする。また肉抜きなしの削り樹
脂ギヤを用いれば耐久性はアップするが、量産性、コス
トの面で好ましくない。
【0110】つぎに駆動ギヤ41周辺の構成について述
べる。現像器の駆動負荷が小さい、または耐久寿命を必
要としない箇所では、重なり噛み合い率を1〜2.5に
するためにねじれ角を大きくとればギヤのスペースを小
さくすることができる。
【0111】しかしながら、高負荷で耐久寿命を必要と
する場合には本実施例が好適であり、ここでその構成を
説明する。
【0112】現像器をプロセスカートリッジ化した場合
は、現像駆動を受けるとギヤのねじれ方向によって、前
出の図7に示したF1またはF2の力を受ける。F1の
方向にした場合は図中手前側からバネ材を用いて押し込
んでやればよいが、高負荷のものについては、バネ材の
大型化をさせないためにF2の力をつけるねじれ方向に
するのが好ましい。その場合、現像ローラギヤ41が現
像ローラ20YSから抜けないようにするには、従来
は、図15に示すように、現像器カバー48と現像ロー
ラギヤ41間にスペーサー49を介装していたが、本実
施例では、図16に示すように、省スペースのためにC
型止め輪50を用いている。
【0113】現像ローラ20YS(20MS、20C
S)に与える電圧は、従来は、図15に示すように、現
像ローラに銅板52を圧入して銅バネ51で押圧してい
たが、本実施例では、図16に示すように、現像ローラ
20YS(20MS、20CS)の中心に銅棒53を圧
入してそこに銅バネ51を当接させている。この方法に
より現像ローラの周速の影響を受けるため削れなど耐久
性の問題がないため、重なり噛み合い率を確保し省スペ
ースで安定した電圧を供給可能である。
【0114】なお、本実施例では現像ロータリー上に
Y、M、Cの現像器が搭載されている場合について述べ
たが、Bk、Y、M、Cがの現像器が搭載されている場
合に本発明を適用することが可能である。
【0115】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電子写真画像形成装置によれば、現像剤担持体を電子
写真感光体に対向する位置と非対向位置とに円弧軌跡で
移動させる移動手段と、前記移動手段の移動に伴って前
記電子写真感光体の長手方向に平行で前記円弧軌跡の中
心を中心にして円弧軌跡で移動する揺動中心軸とを有
し、現像カートリッジは、前記揺動中心軸を中心に揺動
するように前記現像剤担持体を前記移動手段上に支持
し、さらに、前記現像剤担持体の一端に駆動を受ける現
像剤担持体ギヤと、該現像剤担持体ギヤに駆動を伝達す
る駆動伝達ギヤとを有し、前記現像剤担持体ギヤおよび
前記駆動伝達ギヤははすば歯車であり、かつ駆動入力時
に前記現像剤担持体が電子写真画像形成装置装置本体の
奥側に引き込まれるねじれ方向にあることにより、現像
剤担持体に駆動を伝達する現像剤担持体ギヤと駆動伝達
ギヤ間にバラツキがあっても、安価な構成で、駆動伝達
をなめらかに行うことができ、かつ振動を抑えることが
でき、したがって、高品質画像を得ることができ、装置
の長寿命化を達成できる。
【0116】また、前記現像剤担持体ギヤに対してC型
止め輪によりスラスト方向の抜け止めを行うことによ
り、簡単な構成で、現像カートリッジのスラスト位置決
めを確実に保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のカラーレーザープリン
ターを示す全体構成図である。
【図2】図1のプリンターにおける画像形成作用を示す
説明図である。
【図3】現像ロータリーの一部を示す斜視図である。
【図4】現像器と現像ロータリーと感光ドラムの関係を
示す斜視図である。
【図5】現像器と現像ロータリーと感光ドラムの関係を
示す側面図である。
【図6】現像器と現像ロータリーと感光ドラムの力学的
関係を示す説明図である。
【図7】現像器の受ける力を説明するための説明図であ
る。
【図8】はすば歯車のかみあい率を説明するための図で
ある。
【図9】重なり噛み合い率と振動との関係を示すグラフ
である。
【図10】重なり噛み合い率と振動が1μmを維持する
時間との関係を示すグラフである。
【図11】重なり噛み合い率が0.5のときのFFT解
析結果を示すグラフである。
【図12】重なり噛み合い率が01.1のときのFFT
解析結果を示すグラフである。
【図13】正面噛み合い率(a)、重なり噛み合い率
(b)、全噛み合い率(c)の時間的変化を示すグラフ
である。
【図14】本実施例のはすば歯車を示す正面図(a)と
側面図(b)である。
【図15】従来の現像ローラ駆動ギヤの止め方を示す側
面図である。
【図16】本実施例の現像ローラ駆動ギヤの止め方を示
す側面図である。
【符号の説明】
13 プロセスカートリッジ(感光体カートリッ
ジ) 15 感光ドラム(電子写真感光体) 18 プリンタ本体(電子写真画像形成装置本
体) 20、21 現像手段 20Y イエロー現像器(現像カートリッジ) 20C シアン現像器(現像カートリッジ) 20M マゼンタ現像器(現像カートリッジ) 20YS、20CS、20MS 現像ローラ(現像剤
担持体) 22 センター軸 23 現像ロータリー(移動手段) 41 現像ローラギア(現像剤担持体ギヤ) 45 駆動ギヤ(駆動伝達ギヤ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像が形成される電子写真感光体を含む
    感光体カートリッジと、前記電子写真感光体に圧接し前
    記潜像をトナーを用いて現像するための現像剤担持体を
    含む現像カートリッジとをそれぞれ着脱可能として記録
    媒体に多色画像を形成可能な電子写真画像形成装置にお
    いて、 前記現像剤担持体を前記電子写真感光体に対向する位置
    と非対向位置とに円弧軌跡で移動させる移動手段と、前
    記移動手段の移動に伴って前記電子写真感光体の長手方
    向に平行で前記円弧軌跡の中心を中心にして円弧軌跡で
    移動する揺動中心軸とを有し、前記現像カートリッジ
    は、前記揺動中心軸を中心に揺動するように前記現像剤
    担持体を前記移動手段上に支持し、さらに、前記現像剤
    担持体の一端に駆動を受ける現像剤担持体ギヤと、該現
    像剤担持体ギヤに駆動を伝達する駆動伝達ギヤとを有
    し、前記現像剤担持体ギヤおよび前記駆動伝達ギヤはは
    すば歯車であり、かつ駆動入力時に前記現像剤担持体が
    電子写真画像形成装置装置本体の奥側に引き込まれるね
    じれ方向にあることを特徴とする電子写真画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記駆動伝達ギヤおよび前記現像剤担持
    体ギヤは一方が樹脂ギヤで、他方が金属ギヤであること
    を特徴とする請求項1の電子写真画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤担持体ギヤと前記駆動伝達ギ
    ヤの重なり噛み合い率は1以上2.5以下であることを
    特徴とする請求項1の電子写真画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動伝達ギヤは前記現像剤担持体の
    揺動中心が描く円弧軌跡の外側に位置することを特徴と
    する請求項1の電子写真画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤担持体ギヤはC型止め輪によ
    りスラスト方向の抜け止めがなされていることを特徴と
    する請求項1の電子写真画像形成装置。
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