JP2004258292A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動部のギアが噛み合うことで発生するピッチムラを低減させる駆動ユニットを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】少なくとも一つ以上の像担持体を駆動する、減速段数が2以上の駆動ギア列を有する駆動ユニットを備え、前記駆動ギア列の中間に配置された中間段ギアの大ギアと小ギアの歯数を整数比で構成すると共に、前記中間段ギアの大ギアと小ギアの歯位置の位相を、該中間段ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならないように配置する。
【選択図】 図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばカラー複写機やカラープリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に係わり、記録媒体上に多色画像を形成する際の印字位置ズレやピッチムラの防止等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー画像の形成を行うことができるカラー電子写真画像形成装置の需要が増大しており、(1)低ランニングコスト、(2)小スペース、(3)低電力、(4)高画質、(5)ハイスピード、(6)操作性の向上の6項目が達成できるカラー画像形成装置の投入が期待されている。
【0003】
その中で、(6)操作性を簡易にしながら、(5)ハイスピード化を図り、かつ、(4)高画質のカラー画像を提供する技術を提供する方式として、カラー画像形成装置にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のプロセスカートリッジを用いて、感光体ドラムを4つ並列に並べ画像形成を行い、操作性の向上、ハイスピード化を図る方式がある。この方式をタンデム式、又は、4ドラム方式カラー画像形成装置と呼ぶ。
【0004】
この方式においても(4)高画質化を妨げる要因として、感光体ドラムを駆動する駆動ギア列が噛み合うことにより発生する微小振動によって、感光体ドラムの回転ムラが生じ、画像上にピッチムラとなって現れるという問題がある。
【0005】
これに対しては、感光体ドラムを駆動する駆動ギアを大径にして画像上に発生するピッチムラのピッチを小さくしたり、感光体ドラムを駆動する駆動ギア列の減速段数を1段にすることで発生する噛み合い周波数を1つに限定してピッチムラを目立ち難くする等の改善方法があった。
【0006】
また、感光体ドラムを駆動する駆動ギアを大径にして噛み合い周波数を大きくすることで、画像上に発生するピッチムラのピッチを小さくしてピッチムラを目立ち難くする等の改善方法があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例における大径ギア構成は、画像上に発生するピッチムラのピッチを小さく(ギアの噛み合い周波数を大きく)して、初期のピッチムラを目立ち難くする効果を発揮するが、スペース効率が悪く、特にタンデム式、又は、4ドラム方式カラー画像形成装置においては4つの大径ドラム駆動ギアを4つ並列して配置しなければならないので、装置本体サイズの小型化に際して支障が生じていた。
【0008】
また、1段減速構成は、減速比を稼ぐためにモータ等の駆動源の回転金属シャフトに直接歯切りを行って歯数をなるべく小さくする構成をとる必要があるが、この場合、金属ギアとモールド大径ギアとが直接噛み合うことになるため、画像形成装置の本体寿命末期においては、モールド大径ギアの歯面が耐久により摩耗し、ギアの噛み合いによる振動が増大して、ピッチムラのレベルが悪化するという問題があった。
【0009】
本発明は上記の従来技術を鑑みなされたもので、その目的とするところは、駆動部のギアが噛み合うことで発生するピッチムラを低減させる駆動ユニットを備えた画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、
像担持体、あるいは像担持体に作用する帯電手段及び現像手段、あるいは像担持体上の各色トナー像を順次重ねて転写する中間転写体を駆動する、減速段数が2以上の駆動ギア列を有する駆動ユニットを備え、
前記駆動ギア列の中間に配置された中間段ギアの大ギアと小ギアの歯数を整数比で構成すると共に、
前記中間段ギアの大ギアと小ギアの歯位置の位相を、該中間段ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならないように配置したことを特徴とする。
【0011】
より好適には、前記中間段ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相を、1/2歯分ずらすとよい。
【0012】
上記構成をとることにより、大径ギアを使用しなくても、発生するピッチムラの周波数を高周波域にシフトすることが可能となるので、画像形成装置本体の装置本体サイズの小型化も実現できる。さらに、減速段数が2以上であるため、減速比を稼ぐためにモータ等の駆動源の回転金属シャフトに直接歯切りを行って歯数をなるべく小さくする構成をとる必要もないので、耐久によるギア歯面の摩耗によるピッチムラのレベルの悪化も防止することが可能となる。
【0013】
また、本発明の他の態様にあっては、
像担持体、あるいは像担持体に作用する帯電手段及び現像手段、あるいは像担持体上の各色トナー像を順次重ねて転写する中間転写体を駆動する、3個以上のギアからなる駆動ギア列を有する駆動ユニットを備え、
前記駆動ギア列の中間に配置された中間ギアに対して、その上流ギア及び下流ギアが配置される相対角度を、該中間ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならない角度に構成したことを特徴とする。
【0014】
より好適には、前記中間ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相を、1/2歯分ずらすとよい。
【0015】
上記構成をとることにより、大径ギアを使用しなくても、1歯同士が噛み合う際に発生する振動レベルを最小限に抑えられ、且つ見かけ上、発生する周波数を高周波域にシフトすることが可能となるので、画像形成装置本体の装置本体サイズの小型化も実現できる。
【0016】
なお、上記駆動ユニットは、画像形成装置本体に備えられていてもよく、画像形成装置に装着するプロセスカートリッジに備えられていてもよく、その両者に部材が分配され画像形成装置本体にプロセスカートリッジが装着された状態で駆動ユニットを構成するようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状、配置などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
【0018】
[画像形成装置の全体の説明]
まずカラー画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概略説明する。図1はカラー画像形成装置の一形態であるレーザープリンターの全体構成説明図である。
【0019】
カラーレーザープリンターは図1に示すように、Y、M、C、Bk各色毎に一定速度で回転する像担持体1(1Y、1M、1C、1K)とカラー現像器をもつ画像形成部と、画像形成部で現像され多重転写されたカラー画像を保持し給送部から給送された転写材2にさらに転写する中間転写体9と、から主に構成される。
【0020】
カラー画像を転写された転写材2は、次いで定着装置17へ搬送され、カラー画像を転写材2に定着し、排出ローラ対20、21、22によって装置上面の排出トレイ23へ排出されるものである。なお、上記4色のカラー現像器はプリンター本体に対して個別に着脱可能に構成されている。
【0021】
次に、上記画像形成装置の各部の構成について順次詳細に説明する。
【0022】
[像担持体]
像担持体(感光体ドラム)1は、現像器4(4Y、4M、4C、4K)のホルダー容器3(3Y、3M、3C、3K)と一体的に現像ユニットを構成する。現像ユニットは、プリンター本体に対して着脱自在に支持され、像担持体1の寿命に合わせて容易にユニット交換可能に構成されている。本実施例に係わる像担持体1は、アルミシリンダーの外側に有機光導電体層を塗布して構成し、像担持体1のホルダー容器3に回転自在に支持されている。また図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、像担持体1を画像形成動作に応じて図示反時計回りに回転させるようにしている。
【0023】
[帯電手段]
帯電手段5(5Y、5M、5C、5K)は、注入帯電方法を用いたものであり、帯電スリーブの印加電圧を帯電剤を介し像担持体1の表面を一様に帯電させるものである。
【0024】
[露光手段]
上記像担持体1への露光はスキャナー部6(6Y、6M、6C、6K)から行われる。即ち、画像信号がレーザーダイオードに与えられると、このレーザーダイオードは画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー6a(6Ya、6Ma、6Ca、6Ka)へ照射する。ポリゴンミラー6aはスキャナーモーターによって高速回転し、ポリゴンミラー6aで反射した画像光が結像レンズ6b(6Yb、6Mb、6Cb、6Kb)を介して一定速度で回転する像担持体1の表面を選択的に露光しその結果像担持体上に静電潜像を形成する。
【0025】
[現像手段]
現像手段は、上記静電潜像を可視像化するために、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色現像を可能とする4個の現像器4(4Y、4M、4C、4K)から構成される。4色の各現像器4(4Y、4M、4C、4K)は、像担持体1に対向した位置にスリーブ3S(3YS、3MS、3CS、3KS)が像担持体1に対し微小間隔をもって配置され、像担持体1に各色トナーによる可視像を形成する。
【0026】
各色の現像器4は容器内のトナーを送り機構によって送り込み、スリーブ3Sの外周にトナー(非磁性)と現像剤(磁性)を混合させた粉末を図示時計方向に回転するスリーブ3Sの外周にコートする。その後、粉末の中のトナーを像担持体1の静電潜像に対応してトナー現像を行うものである。
【0027】
[中間転写体]
中間転写体9は、カラー画像形成動作時には各現像器4により可視化された像担持体1上のトナー画像を多重転写するため、像担持体1の外周速度と同期して図示時計回りに回転する。多重転写を受けた中間転写体9は、電圧が印加された二次転写ローラ10とによって転写材2を挟み込み搬送することにより転写材2に中間転写体上の各色トナー像を同時多重転写する。
【0028】
本実施例に係わる中間転写体9は、周長約1000mmの樹脂ベルトで形成されており、駆動ローラ9a、二次転写対向ローラ9b、テンションローラ9cの3軸で張架され、テンションローラ9cの両端にばね9eで荷重し、中間転写体9の周長が本体内の温湿度や径時変化により変化しても、変化量を吸収できる構成になっている。
【0029】
この中間転写体9は、本体に駆動ローラ9aを支点とし支持され、駆動ローラ9aに図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力が伝達されることにより、画像形成動作に応じて図示時計回りに回転するよう構成されている。さらに、この中間転写体9は図示前方に簡単に着脱することができる。
【0030】
[給紙部]
給紙部は、画像形成部へ転写材2を給送するものであり、複数枚の転写材2を収納した給紙カセット7と、給紙ローラ8a、搬送ローラ8b、重送防止のリタードローラ8c、給紙ガイド8d、レジストローラ8eから主に構成される。
【0031】
画像形成時には給紙ローラ8aが画像形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット7内の転写材2を一枚ずつ分離給送すると共に、給紙ガイド8dによってガイドし、搬送ローラ8bを経由してレジストローラ8eに至る。画像形成動作中にレジストローラ8eは、転写材2を静止待機させる非回転の動作と転写材2を中間転写体9に向けて搬送する回転の動作とを所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時の画像と転写材2との位置合わせを行う。
【0032】
[転写部]
転写部は、揺動可能な転写ローラ10からなる。転写ローラ10は、金属軸を中抵抗発泡弾性体で巻いてあり、図示上下に移動可能で且つ駆動を有す。上記中間転写体9上に4色のトナー像を形成している間、即ち中間転写体9上のトナー像が二次転写部に至るまではその画像を乱さぬよう、図示点線に示すよう転写ローラ10は下方に位置し中間転写体9とは離れている。
【0033】
その後、転写材2にカラー画像を転写するタイミングに合わせて転写ローラ10は位置に図示しないカム部材により図示実線で示す上方の位置、即ち転写材2を介して中間転写体9に所定の圧力で押しつけられる。この時同時に転写ローラ10にはバイアスが印加され、中間転写体9上のトナー画像は転写材2に転写される。
【0034】
ここで中間転写体9と転写ローラ10とは夫々駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写材2は転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の速度で搬送され次工程である定着器に向けて送られる。
【0035】
[中間転写体クリーニング部]
中間転写体クリーニングユニット14は、クリーニングブレード12aと、クリーニングブレード12aを中間転写体9に押し当てるための加圧ばねと、ファーブラシ13と、これらを保持するクリーナ容器14aと、から主に構成される。
【0036】
ファーブラシ13は、レーヨンの糸で形成されていて、二次転写後に中間転写体上の転写されなかったトナー画像を除電する。ファーブラシ13は、図示前方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することにより、中間転写体9に対し逆方向(時計周り)に等速の周速度で回転している。なお、ファーブラシ13の対向部にはバックアップローラとしてテンションローラ9cが配置されている。
【0037】
クリーニングブレード12aは、ウレタンゴムで形成されており、金属板12bに貼り付けてクリーナ容器14aに保持された軸を回転中心とし加圧ばねにより中間転写体9に所定の角度をもって押し当てられているため、中間転写体9に対し均一に当接することができる。なお、クリーニングブレード12aの対向部にはバックアップローラとしてテンションローラ9cが配置されており、クリーニングブレード12aが所定の当接圧で中間転写体9に当接できる構成になっている。
【0038】
このクリーニングブレード12aが当接した点でファーブラシ13により除電されたトナー画像を中間転写体9から掻き落とし中間転写体9をクリーニングする。
【0039】
クリーニングブレード12aにより掻き落とされた排トナーは、クリーナ容器14aに回収され、クリーナ容器14a最下部に配置されているスクリューにより本体内に別途配置されている中継ホースを経由して排トナーボックス25に送られ回収される。スクリュー14bは、図示後方の一方端に図示しない駆動モータの駆動力を伝達することによりスクリューの搬送方向に回転させるようにしている。
【0040】
[定着部]
定着装置17は、上記現像手段により形成されたトナー画像を中間転写体9を介して転写材2上に形成したトナー画像を定着させるものであり、図1に示すように、転写材2に熱を加えるための定着ローラ18と、転写材2を定着ローラ18に圧接させるための加圧ローラ19と、から成り、各ローラは中空ローラであり内部に夫々ヒータ(不図示)を有し回転駆動され同時に転写材2を搬送するよう構成されている。即ちトナー像を保持した転写材2は定着ローラ18と加圧ローラ19とにより搬送されると共に熱及び圧力を加えられることによりトナーが転写材2に定着される。
【0041】
[画像形成動作]
次に上記のように構成された画像形成装置によって画像形成を行う場合の動作について説明する。
【0042】
まず、図1に示す給紙ローラ8aを回転して給紙カセット7内の転写材2を一枚分離し、レジストローラ8eへと搬送する。
【0043】
一方像担持体1と中間転写体9とが各々所定の外周速度V(以下プロセス速度と呼ぶ)で図示矢印方向へ回転する。
【0044】
図示中間転写体の外周の任意の点が図示Sの位置に来たときに、帯電手段によって表面を均一に帯電された像担持体1は、図示の露光位置E(EY、EM、EC、EK)でレーザー露光を受け画像形成が行われる。像担持体1の露光位置Eから反時計回りに中間転写体9との接触部T1迄の距離aと、中間転写体9の図示S点からT1迄の距離bとは等しく、従って時間経過後には画像の書き初めの点Eと中間転写体9上の点SはT1の位置で一致する。即ち中間転写体9に対して画像はS点を先端に反時計回りに形成される。
【0045】
[1:イエロー画像の形成]
スキャナー部6Yによりイエロー画像のレーザー照射を行い、像担持体1上にイエロー潜像を形成する。この潜像形成と同時にイエロー現像器4Yを駆動し像担持体1上の潜像にイエロートナーが付着するように像担持体1の帯電極性と同極性で略同電位の電圧を印加してイエロー現像を行う。同時に現像部の少し下流の第一転写位置T1Yで像担持体1上のイエロートナー像を中間転写体9の外周に一次転写する。この時中間転写体9には上記イエロートナーと逆特性の電圧を印加して一次転写を行う。
【0046】
形成する画像がA3サイズの場合、転写材2の長さは420mmであり、中間転写体9の外周S点からL1点まで画像が形成される。
【0047】
[2:マゼンタ画像の形成]
次いで中間転写体9の外周の一点S(イエロー画像の先端)が図示S’の位置に来たとき、同様にスキャナー部6Mによりマゼンタ画像のレーザー照射がスタートされ、イエロー画像と同様にして像担持体1上の潜像にマゼンタトナー像が現像され、像担持体1上のマゼンタトナー像を第一転写位置T1Mで中間転写体9上に転写する。
【0048】
[3:シアン画像の形成]
次いで中間転写体9の外周の一点S(イエロー及びマゼンタ画像の先端)が図示S”の位置に来たとき、同様にスキャナー部6Cによりシアン画像のレーザー照射がスタートされ、マゼンタ画像と同様にして像担持体1上の潜像にシアントナー像が現像され、像担持体1上のシアントナー像を第一転写位置T1Cで中間転写体9上にイエロー、マゼンタの各トナー像に重ねて転写する。
【0049】
[4:ブラック画像の形成]
次いで中間転写体9の外周の一点S(イエロー/マゼンタ/シアン画像の先端)が図示S’’’の位置に来たとき、同様にスキャナー部6Kによりブラック画像のレーザー照射がスタートされ、シアン画像と同様にして像担持体1上の潜像にブラックトナー像が現像され、像担持体1上のブラックトナー像を第一転写位置T1Kで中間転写体9上にさらに重ねて転写する。
【0050】
以上イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で潜像形成及び現像及び中間転写体9へのトナー転写をそれぞれの一次転写位置TY、T1M、T1C、T1Kで行い、中間転写体9の表面にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種のトナーから成るフルカラーの画像が形成される。
【0051】
ブラックトナーの中間転写体9への転写が終了する前に、即ち4色目のブラックトナーの一次転写を終えてフルカラー画像を形成した中間転写体9の画像先端Sが、第二転写部T2へ到達する前に、先述のレジストローラで待機させておいた転写材2をタイミングを合わせて搬送スタートさせる。
【0052】
上記4色の中間転写体9上への各色の画像形成時には、下方に待機し中間転写体9とは非接触状態であった転写ローラ10を同時に上方へカム(図示せず)で移動させ、転写材2を中間転写体9の第二転写部T2で圧接すると同時に転写ローラ10にトナーと逆特性のバイアスを印加することで、中間転写体9上のフルカラー画像を転写材2に一気に4色同時に転写する。
【0053】
第二転写部T2を経た転写材2は、中間転写体9から剥離され定着装置17へ搬送されトナー定着を行った後に、排出ローラ対20、21、22を介して本体上部の排出トレイ23上へ画像面を下向きにして排出され、画像形成動作を終了する。
【0054】
図2は、プロセスカートリッジ100を画像形成装置本体に装着する様子を示した図である。プロセスカートリッジ100は、像担持体(以下、感光体ドラム)1及び感光体ドラム1に作用するプロセス手段(帯電器及び現像器)を一体的にカートリッジ化したもので、ユーザー自身が画像形成装置本体に着脱可能となっている。画像形成装置本体内部には、プロセスカートリッジ100の着脱方向に沿ってガイドレール部(不図示)が設けてあり、ユーザーはこれに沿ってプロセスカートリッジ100を挿入する。
【0055】
プロセスカートリッジ100の挿入方向奥側には複数の感光体ドラム1を駆動する駆動ユニット103が画像形成装置本体の奥側のフレーム(本体後側板)101の外側に位置決め、固定されている。
【0056】
【実施例】
次に、本発明に係る画像形成装置の駆動ユニット部分の構成について具体的に説明する。
【0057】
(実施例1)
本発明の実施例1に係る画像形成装置の駆動ユニット部分の構成について、図3乃至図9を参照して説明する。
【0058】
図3、図4は実施例1に係る前記駆動ユニット103の構成を説明するための上面図である。
【0059】
駆動ユニット103は、駆動フレーム104上にY、M、C、Bk各色の感光体ドラム1を駆動する駆動部103Y、103M、103C、103Bkがそれぞれ精度良く位置決め、固定されている。
【0060】
また、色ごとのそれぞれの駆動部103には、固定されたドラムモータ45と、ドラムモータ45のモータ軸に固定されたピニオン46と、ドラム駆動ギア48と、ピニオン46及びドラム駆動ギア48と噛み合い回転自在に支持された中間段ギア47と、ドラム駆動ギア48に固定されると共に先端部に略球体形状の位置決め部57を形成したドラム駆動軸49と、ドラム駆動軸49を支持する軸受け51と、三角カップリング凹部52とを有する。
【0061】
軸受け51は、ドラム駆動軸49を軸方向に移動しないように支持している。さらにドラム駆動軸49の反対側の端部にはその中心軸と同軸上にロータリーエンコーダ53が、また、このロータリーエンコーダ53により前記ドラム駆動軸49の回転変動を検知する回転検出手段54(2箇所)が前記ドラム駆動軸49の中心軸を中心にして180°対向位置に精度良く設置されている。これらの回転検出手段により感光体ドラム1のある1回転の回転変動を検知し、それを打ち消すような駆動信号でドラムモータ45の次の回転を制御することによって各色ドラム駆動軸の回転変動を最小限に抑えることができる。
【0062】
また、位置決めピン105(105a、105b)は、駆動フレーム104上のギア部と反対側に2ヶ所固定されており、その位置は各色の感光体ドラム1の中心軸と同軸上(y=0)である。
【0063】
また、Bk側の位置決めピン(第1基準軸)105aは、駆動フレーム104におけるx方向の基準でもあり(x=0)、駆動ユニット103はこの位置決めピン(第1基準軸)105aを基準に本体後側板101にビス止め等により固定される。
【0064】
また、各色の感光体ドラム1を駆動するドラム駆動軸49は、位置決めピン(第1基準軸)105aを基準にx方向、y方向共に精度良く取り付けられており、この駆動ユニット103が位置決めピン(第1基準軸)105aを基準に本体後側板101に固定されることにより、ユーザーがプロセスカートリッジを本体に挿入した際、各色の感光体ドラム1の中心軸がこのドラム駆動軸49と嵌合して、位置決めピン(第1基準軸)105aを基準に精度良く位置決めされる。
【0065】
また、図2に示すように、本体後側板101には駆動ユニット103の位置決めピン105と精度良く嵌合する基準穴106が設けてある。駆動ユニット103の第1基準軸105aと嵌合する第1基準穴106aの中心は後側板101の原点(x=0、y=0)で、後側板101に備わる全ての部位はこの第1基準穴106aを基準に構成されている。
【0066】
第1基準穴106aは、x方向、y方向ともに第1基準軸105aと精度良く嵌合して駆動ユニット103の位置決めをするが、第2基準軸105bが挿入される第2基準穴106bはx方向に延びる長丸穴形状になっており、y方向のみ第2基準軸105bと嵌合されて位置決めされる。
【0067】
次に図4乃至図6を用いて感光体ドラム1と駆動ユニット103との接続構成について説明する。図5は、実施例1に係る駆動ユニットと感光体ドラムの接続形態を説明するための上面図である。図6は、実施例1に係る駆動ユニットの駆動ギア列の構成を説明する側面図及び断面図である。
【0068】
三角カップリング凹部52は、ねじれた正三角柱となる穴を有し、感光体ドラム1端部のフランジ60に形成された三角カップリング凸部37と軸方向に係脱される。三角カップリング凸部37と三角カップリング凹部52は嵌合時に、三角カップリング凸部37のねじれた正三角柱の稜線が三角カップリング凹部52のねじれた三角柱の面に接触することにより、三角カップリング凸部37と三角カップリング凹部52は調芯されて回転中心が一致する。この時、ドラム駆動軸49及び三角カップリング凹部52は微少移動可能な周方向のガタが設けられている。また、上記において三角カップリング凹部52は、プロセスカートリッジ側へ最も移動した位置で位置を定められると共に、リターンバネ62の付勢力に抗して後退可能に支持されている。
【0069】
さらに、感光体ドラム1端部のフランジ60にはその軸中心部に嵌合穴61が形成され、その中心は三角カップリング凸部37及び三角カップリング凹部52の回転中心と一致する。
【0070】
ユーザーがプロセスカートリッジ100を画像形成装置本体に装着する際、感光体ドラム1は三角カップリング凸部37が画像形成装置本体側の三角カップリング凹部52と接続すると同時に、フランジ60上の嵌合穴61に画像形成装置本体側のドラム駆動軸49の先端に設けられた略球体形状の位置決め部57が挿入、嵌合することにより画像形成装置本体に対して位置決め固定され、ドラム駆動軸49と感光体ドラムの軸線が同一直線上に配置される。
【0071】
本実施例では、嵌合穴61と位置決め部57のはめあい関係は隙間が20μm以下になっている。
【0072】
また、三角カップリング凸部37と三角カップリング凹部52の三角形状の位相が合わず、三角カップリングが接続しない場合には、三角カップリング凸部37の端面が三角カップリング凹部52の口部の縁を押し、リターンバネ62の付勢力に抗して三角カップリング凹部52を駆動ユニット103側へ後退させる。そして、プロセスカートリッジ100の装着後、画像形成装置本体の前回転時に三角カップリング凸部37と三角カップリング凹部52の三角形状の位相が合った時点で瞬時に接続する。
【0073】
さらに、ドラム駆動軸49には段差部63が設けられており、この段差部63端面に挿入されてきた感光体ドラム1端部の三角カップリング凸部37の駆動側端面が突き当てられることで、感光体ドラム1の軸方向(スラスト方向)の位置決め、固定が同時になされる構成となっている。
【0074】
以上示したように、駆動ユニット103と感光体ドラム1は、互いの三角カップリング凹部52と三角カップリング凸部37とが係合し、さらにドラム駆動軸49の先端球状位置決め部57がフランジ60上の嵌合穴61に嵌合することによって精度良く位置決め固定がなされると共に、駆動源であるドラムモータ45による回転駆動力が精度良く感光体ドラム1に伝達される構成となっている。
【0075】
ここで、駆動源であるドラムモータ45からドラム駆動軸49へと回転力を伝達するピニオン46、中間段ギア47及びドラム駆動ギア48は、それぞれモジュール0.5、ネジレ角20°のハスバギアを用いた2段減速構成の駆動ギア列を成している。また、各ギアの歯数はそれぞれ、ピニオン46が16歯、中間段ギア47の大ギア47aが48歯、小ギア47bが24歯、ドラム駆動ギア48が96歯で、減速比が12の整数比駆動ギア列を形成しており、ドラム駆動ギア48すなわち感光体ドラム1が1回転する間に、正確にピニオン46は12回転、中間段ギア47は4回転し、感光体ドラム1の1回転における、各ギア精度要因の速度ムラが、常に同一のムラとなるように意図して構成されている。
【0076】
これをY、M、C、Bk各色の感光体ドラム1を駆動する駆動部103Y、103M、103C、103Bkにおいて同一構成にて駆動ギア列を形成し、感光体ドラム1の1回転中の速度ムラ位相を各色間で合わせてやれば、各色間にて発生するギア精度起因の速度ムラによる色ずれ成分をキャンセルすることができ、色ずれレベルを良化させることが可能となっている。
【0077】
また、図6に示すとおり、上流ギアであるピニオン46と中間段ギア47の大ギア47aの噛み合い位置A、及び下流ギアであるドラム駆動ギア48と中間段ギア47の小ギア47bの噛み合い位置Bは、中間段ギア47を中心に、正確に90°を成して構成されている。
【0078】
この時、大ギア47aと小ギア47bの歯位相を図7(b)に示すように1/2歯分ずらして配置すれば、図8(b)に示すように、1歯同士が噛み合う際に発生する振動レベルを最小限に抑え、且つ均一化することができる。また、見かけ上発生する振動周波数を大きく、すなわち画像上に発生するピッチを小さくすることができ、画像上のピッチムラを目立たせなくすることが可能となる。
【0079】
すなわち、上流ギアであるピニオン46と中間段ギア47の2つのギアの一方である大ギア47aとの噛み合い位置Aにおける歯と歯の噛み合い位相と、下流ギアであるドラム駆動ギア48と中間段ギア47の2つのギアの他方である小ギア47bとの噛み合い位置Bにおける歯と歯の噛み合い位相と、が同位相とならないように配置するとよい。
【0080】
しかしながら、図7(a)のように、大ギア47aと小ギア47bの位相を同位相に揃えて配置してしまうと、中間段ギア47は大ギアの歯数(48)と小ギアの歯数(24)が2:1の整数比となっているため、小ギア47bの歯は大ギア47aの1歯おきと同じ角度で構成されることになる。ここで、ピニオン46とドラム駆動ギア48が中間段ギア47を中心に90°の位置に配置されているため、位置Aと90°ずれた位置Bでは、ちょうど大ギア47aは12歯、小ギア47bは6歯分ずれただけで歯と歯が噛み合う位相はまったく同位相となる。
【0081】
この場合、図8(a)に示すように、位置A及びBで1歯同士が噛み合う際の歯面衝突により発生する微小振動が、小ギア47bが噛み合うごとに増幅されて、小ギア47bの噛み合い周波数のピッチムラが悪化してしまう。また、図8(c)及び(d)に示すように、大ギア47aと小ギア47bを同位相から少量ずらして配置したとしても、増幅された時の振動レベルは若干軽減されるが、小ギア47bの噛み合い周波数のピッチムラは依然として改善されることはない。
【0082】
図9は、大ギア47aを36歯、小ギア47bを24歯として、歯数を整数比にしなかった場合の振動レベルを表した図である。図8と比較してもわかるとおり、整数比にしなかった場合には大ギア47aと小ギア47bをどのような位相で配置しても、振動レベルを抑制することができず、ピッチムラを良化させることはできない。
【0083】
本実施例では、ピニオン46とドラム駆動ギア48が中間段ギア47を中心に90°の位置に配置されている場合を示したが、90°でなく、他の角度によって駆動ギア列が形成されている場合でも、その角度に合わせて大ギア47aと小ギア47bの位相をずらして、位置Aと位置Bとで1/2歯分位相がずれるように配置すれば、前述した効果と同様の効果を得ることができる。
【0084】
(実施例2)
実施例1では、感光体ドラム1を駆動する駆動ギア列において、2段減速構成で且つ中間段ギアを整数比としてその大小ギアの歯位置位相を1/2歯分ずらした場合を述べたが、同様に感光体ドラムに作用する帯電手段、現像手段及び中間転写体等の他の画像形成部を駆動する駆動ギア列においても同様の効果が期待できる。
【0085】
図10、11は中間転写体駆動ギア列を2段減速構成で且つ中間段ギアを整数比としてその大小ギアの歯位置位相を1/2歯分ずらした場合の実施例を示した図である。
【0086】
図10は中間転写ユニット9と駆動ユニット103、及びプロセスカートリッジ100との関係を表した図で、中間転写ユニット9は中間転写ベルトを駆動する駆動ローラ軸上に設けられたカップリング127が、駆動ユニット103に設けられた駆動カップリング124と係合することによって駆動が伝達する構成になっている。
【0087】
図11は、中間転写ユニット9を駆動する駆動ユニット103を説明する図である。
【0088】
中間転写ユニット駆動部103ITBは固定されたモータ119とモータ軸に固定されたピニオン120と、中間転写体駆動ギア122と、ピニオン120及び中間転写体駆動ギア122と噛み合い回転自在に支持された中間段ギア121と、中間転写体駆動ギア122に固定された駆動軸125と、駆動軸125を支持する軸受け51と、駆動カップリング124とを有する。軸受け51は駆動軸125を軸方向に移動しないように支持している。
【0089】
駆動カップリング124は、カップリングホルダー123内で駆動軸125に沿ってスラスト方向に移動可能に支持されており不図示のリターンバネによって中間転写体方向に付勢されている。
【0090】
ここで、駆動源であるモータ119から駆動軸125へと回転力を伝達するピニオン120、中間段ギア121及び中間転写体駆動ギア122はそれぞれモジュール0.5、ネジレ角20°のハスバギアを用いた2段減速構成の駆動ギア列を成している。また、中間段ギア121の大ギアと小ギアはその歯数が整数比となっており、大ギアと小ギアの歯位置の位相をずらして、ピニオン120と大ギアが噛み合う位置Aと、中間転写体駆動ギア122と小ギアが噛み合う位置Bとで1/2歯分位相がずれるように配置されている。
【0091】
このように構成することにより、中間段ギア121における1歯同士が噛み合う際に発生する振動レベルを最小限に抑え、且つ均一化することができる。また、見かけ上発生する振動周波数を大きく、すなわち画像上に発生するピッチを小さくすることができ、画像上のピッチムラを目立たせなくすることが可能となる。
【0092】
(実施例3)
本発明の実施例3に係る画像形成装置の駆動ユニット部分の構成について、図12乃至図18を参照して説明する。
【0093】
図12、13は実施例3に係る前記駆動ユニット103の構成を説明するための上面図である。
【0094】
駆動ユニット103は、駆動フレーム104上にY、M、C、Bk各色の感光体ドラム1を駆動する駆動部103Y、103M、103C、103Bkがそれぞれ精度良く位置決め、固定されている。
【0095】
また、色ごとのそれぞれの駆動部103には、固定されたドラムモータ45と、ドラムモータ45のモータ軸に固定されたピニオン46と、ドラム駆動ギア48と、ピニオン46及びドラム駆動ギア48と噛み合い回転自在に支持された中間段ギア47と、ドラム駆動ギア48に固定されると共に先端部に略球体形状の位置決め部57を形成したドラム駆動軸49と、ドラム駆動軸49を支持する軸受け51と、三角カップリング凹部52とを有する。
【0096】
軸受け51は、ドラム駆動軸49を軸方向に移動しないように支持している。さらにドラム駆動軸49の反対側の端部にはその中心軸と同軸上にロータリーエンコーダ53が、また、このロータリーエンコーダ53により前記ドラム駆動軸49の回転変動を検知する回転検出手段54(2箇所)が前記ドラム駆動軸49の中心軸を中心にして180°対向位置に精度良く設置されている。これらの回転検出手段により感光体ドラム1のある1回転の回転変動を検知し、それを打ち消すような駆動信号でドラムモータ45の次の回転を制御することによって各色ドラム駆動軸の回転変動を最小限に抑えることができる。
【0097】
また、位置決めピン105(105a、105b)は、駆動フレーム104上のギア部と反対側に2ヶ所固定されており、その位置は各色の感光体ドラム1の中心軸と同軸上(y=0)である。
【0098】
また、Bk側の位置決めピン(第1基準軸)105aは、駆動フレーム104におけるx方向の基準でもあり(x=0)、駆動ユニット103はこの位置決めピン(第1基準軸)105aを基準に本体後側板101にビス止め等により固定される。
【0099】
また、各色の感光体ドラム1を駆動するドラム駆動軸49は、位置決めピン(第1基準軸)105aを基準にx方向、y方向共に精度良く取り付けられており、この駆動ユニット103が位置決めピン(第1基準軸)105aを基準に本体後側板101に固定されることにより、ユーザーがプロセスカートリッジを本体に挿入した際、各色の感光体ドラム1の中心軸がこのドラム駆動軸49と嵌合して、位置決めピン(第1基準軸)105aを基準に精度良く位置決めされる。
【0100】
また、図2に示すように、本体後側板101には駆動ユニット103の位置決めピン105と精度良く嵌合する基準穴106が設けてある。駆動ユニット103の第1基準軸105aと嵌合する第1基準穴106aの中心は後側板101の原点(x=0,y=0)で、後側板101に備わる全ての部位はこの第1基準穴106aを基準に構成されている。
【0101】
第1基準穴106aは、x方向、y方向ともに第1基準軸105aと精度良く嵌合して駆動ユニット103の位置決めをするが、第2基準軸105bが挿入される第2基準穴106bはx方向に延びる長丸穴形状になっており、y方向のみ第2基準軸105bと嵌合されて位置決めされる。
【0102】
次に図13乃至図15を用いて感光体ドラム1と駆動ユニット103との接続構成について説明する。図14は、実施例3に係る駆動ユニットと感光体ドラムの接続形態を説明するための上面図である。図15は、実施例3に係る駆動ユニットの駆動ギア列の構成を説明する側面図及び断面図である。
【0103】
三角カップリング凹部52は、ねじれた正三角柱となる穴を有し、感光体ドラム1端部のフランジ60に形成された三角カップリング凸部37と軸方向に係脱される。三角カップリング凸部37と三角カップリング凹部52は嵌合時に、三角カップリング凸部37のねじれた正三角柱の稜線が三角カップリング凹部52のねじれた三角柱の面に接触することにより、三角カップリング凸部37と三角カップリング凹部52は調芯されて回転中心が一致する。この時、ドラム駆動軸49及び三角カップリング凹部52は微少移動可能な周方向のガタが設けられている。また、上記において三角カップリング凹部52は、プロセスカートリッジ側へ最も移動した位置で位置を定められると共に、リターンバネ62の付勢力に抗して後退可能に支持されている。
【0104】
さらに、感光体ドラム1端部のフランジ60にはその軸中心部に嵌合穴61が形成され、その中心は三角カップリング凸部37及び三角カップリング凹部52の回転中心と一致する。
【0105】
ユーザーがプロセスカートリッジ100を画像形成装置本体に装着する際、感光体ドラム1は三角カップリング凸部37が画像形成装置本体側の三角カップリング凹部52と接続すると同時に、フランジ60上の嵌合穴61に画像形成装置本体側のドラム駆動軸49の先端に設けられた略球体形状の位置決め部57が挿入、嵌合することにより画像形成装置本体に対して位置決め固定され、ドラム駆動軸49と感光体ドラムの軸線が同一直線上に配置される。
【0106】
本実施例では、嵌合穴61と位置決め部57のはめあい関係は隙間が20μm以下になっている。
【0107】
また、三角カップリング凸部37と三角カップリング凹部52の三角形状の位相が合わず、三角カップリングが接続しない場合には、三角カップリング凸部37の端面が三角カップリング凹部52の口部の縁を押し、リターンバネ62の付勢力に抗して三角カップリング凹部52を駆動ユニット103側へ後退させる。そして、プロセスカートリッジ100の装着後、画像形成装置本体の前回転時に三角カップリング凸部37と三角カップリング凹部52の三角形状の位相が合った時点で瞬時に接続する。
【0108】
さらに、ドラム駆動軸49には段差部63が設けられており、この段差部63端面に挿入されてきた感光体ドラム1端部の三角カップリング凸部37の駆動側端面が突き当てられることで、感光体ドラム1の軸方向(スラスト方向)の位置決め、固定が同時になされる構成となっている。
【0109】
以上示したように、駆動ユニット103と感光体ドラム1は、互いの三角カップリング凹部52と三角カップリング凸部37とが係合し、さらにドラム駆動軸49の先端球状位置決め部57がフランジ60上の嵌合穴61に嵌合することによって精度良く位置決め固定がなされると共に、駆動源であるドラムモータ45による回転駆動力が精度良く感光体ドラム1に伝達される構成となっている。
【0110】
ここで、駆動源であるドラムモータ45からドラム駆動軸49へと回転力を伝達するピニオン46、中間ギア47及びドラム駆動ギア48は、それぞれモジュール0.5、ネジレ角20°のハスバギアを用いて駆動ギア列を構成している。また、各ギアの歯数はそれぞれ、ピニオン46が16歯、中間ギア47が48歯、ドラム駆動ギア48が96歯の整数比駆動ギア列を形成しており、ドラム駆動ギア48すなわち感光体ドラム1が1回転する間に、正確にピニオン46は6回転、中間ギア47は2回転し、感光体ドラム1の1回転における、各ギア精度要因の速度ムラが、常に同一のムラとなるように意図して構成されている。
【0111】
これをY、M、C、Bk各色の感光体ドラム1を駆動する駆動部103Y、103M、103C、103Bkにおいて同一構成にて駆動ギア列を形成し、感光体ドラム1の1回転中の速度ムラ位相を各色間で合わせてやれば、各色間にて発生するギア精度起因の速度ムラによる色ずれ成分をキャンセルすることができ、色ずれレベルを良化させることが可能となっている。
【0112】
また、図15に示すとおり、上流ギアであるピニオン46と中間ギア47の噛み合い位置A、及び下流ギアであるドラム駆動ギア48と中間ギア47の噛み合い位置Bは、中間ギア47を中心に、正確にある角度Cを成して構成されている。ある角度Cはちょうど中間ギア47の1歯分の角度である7.5°の倍数に1/2歯分の3.75°を足した角度となっており、位置Aと位置Bの2点において中間ギア47の歯位相が必ず1/2歯分ずれた角度となっている。
【0113】
つまり、歯位相を図16(b)に示すように1/2歯分ずらして配置すれば、図17(b)に示すように、1歯同士が噛み合う際に発生する振動レベルを最小限に抑え、且つ均一化することができる。また、見かけ上発生する振動周波数を大きく、すなわち画像上に発生するピッチを小さくすることができ、画像上のピッチムラを目立たせなくすることが可能となる。
【0114】
しかしながら、図16(a)のように、位置Aと位置Bの2点において中間ギア47の歯位相を同位相に揃えて配置してしまうと、図17(a)に示すように、位置A及びBで1歯同士が噛み合う際の歯面衝突により発生する微小振動が増幅されて、噛み合い周波数ピッチのピッチムラが悪化してしまう。
【0115】
また、図17(c)及び(d)に示すように、位置Aと位置Bの2点における歯位置の位相を同位相から少量ずらして配置したとしても、増幅された時の振動レベルは若干軽減されるが、噛み合い周波数ピッチのピッチムラは依然として改善されることはない。
【0116】
図18は、位置Aと位置Bの2点において発生する衝撃振動レベルが異なっている場合の振動レベルを表した図である。図17と比較してもわかるとおり、増幅されて発生する振動レベルは大きくなり、均一性も悪化する傾向にあるが、歯位相を位置Aと位置Bにおいて1/2歯分ずらして配置する構成が最良の構成であることは変わりない。
【0117】
(実施例4)
実施例3では、感光体ドラム1を駆動する駆動ギア列において、中間ギアとその上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯位置の位相を1/2歯分ずらした場合を述べたが、同様に感光体ドラムに作用する帯電手段、現像手段及び中間転写体等の他の画像形成部を駆動する駆動ギア列においても同様の効果が期待できる。
【0118】
実施例3では、感光体ドラム1を駆動する駆動ギア列において、中間ギアとその上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯位置の位相を1/2歯分ずらした場合を述べたが、同様に感光体ドラムに作用する帯電手段、現像手段及び中間転写体等の他の画像形成部を駆動する駆動ギア列においても同様の効果が期待できる。
【0119】
図10、11は中間転写体駆動ギア列において、中間ギアとその上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯位置の位相を1/2歯分ずらした場合の実施例を示した図である。
【0120】
図10は中間転写ユニット9と駆動ユニット103、及びプロセスカートリッジ100との関係を表した図で、中間転写ユニット9は中間転写ベルトを駆動する駆動ローラ軸上に設けられたカップリング127が、駆動ユニット103に設けられた駆動カップリング124と係合することによって駆動が伝達する構成になっている。
【0121】
図11は、中間転写ユニット9を駆動する駆動ユニット103を説明する図である。
【0122】
中間転写ユニット駆動部103ITBは固定されたモータ119とモータ軸に固定されたピニオン120と、ピニオン120及び中間転写体駆動ギア122と噛み合い回転自在に支持された中間ギア121と、中間転写体駆動ギア122と、中間転写体駆動ギア122に固定された駆動軸125と、駆動軸125を支持する軸受け51と、駆動カップリング124とを有する。軸受け51は駆動軸125を軸方向に移動しないように支持している。
【0123】
駆動カップリング124はカップリングホルダー123内で駆動軸125に沿ってスラスト方向に移動可能に支持されており不図示のリターンバネによって中間転写体方向に付勢されている。
【0124】
ここで、駆動源であるモータ119から駆動軸125へと回転力を伝達するピニオン120、中間ギア121及び中間転写体駆動ギア122はそれぞれモジュール0.5、ネジレ角20°のハスバギアを用いて構成している。また、ピニオン120と中間ギア121が噛み合う位置Aと、中間転写体駆動ギア122と中間ギア121が噛み合う位置Bは、中間ギア121を中心に正確にある角度Cを成して構成されている。ある角度Cはちょうど中間ギア121の1歯分の角度の倍数に1/2歯分の角度を足した角度となっており、位置Aと位置Bの2点において中間ギア121の歯位置が必ず1/2歯分ずれた角度となっている。
【0125】
このように構成することにより、実施例3で述べたと同様に、中間ギア121における1歯同士が噛み合う際に発生する振動レベルを最小限に抑え、且つ均一化することができる。また、見かけ上発生する振動周波数を大きく、すなわち画像上に発生するピッチを小さくすることができ、画像上のピッチムラを目立たせなくすることが可能となる。
【0126】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1歯同士が噛み合う際の歯面衝突により発生する微小振動のレベルを最小限に抑制することができる。
【0127】
さらに、上流ギア及び下流ギアとの歯と歯の噛み合い位相を1/2歯分だけずらすように構成しておけば、1歯同士が噛み合う際に発生する振動レベルを均一化できると共に、見かけ上、発生する振動周波数を大きく、すなわち画像上に発生するピッチを小さくすることができ、ピッチムラレベルを良化させることが可能となる。
【0128】
すなわち、大径ギアを使用しなくても発生する周波数を高周波域にシフトすることが可能となるので、画像形成装置本体の装置本体サイズの小型化も実現できる。
【0129】
さらに、減速段数が2以上の駆動ギア列を有することで、減速比を稼ぐためにモータ等の駆動源の回転金属シャフトに直接歯切りを行って歯数をなるべく小さくする構成をとる必要もないので、耐久によるギア歯面の摩耗によるピッチムラのレベルが悪化も防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカラーレーザープリンタ(画像形成装置)の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るカラーレーザープリンタ(画像形成装置)にプロセスカートリッジを装着する様子を示した斜視図である。
【図3】実施例1に係る駆動ユニットの構成を示す上面図である。
【図4】実施例1に係る駆動ユニットの構成を示す上面図である。
【図5】実施例1に係る駆動ユニットと感光体ドラムの接続形態を説明するための上面図である。
【図6】実施例1に係る駆動ユニットの駆動ギア列の構成を説明する側面図及び断面図である。
【図7】実施例1及び実施例2に係る駆動ユニットの中間段ギアの歯位置位相の状態を説明した一部拡大図である。
【図8】実施例1及び実施例2に係る駆動ユニットのギアの噛み合いによる微小振動の低減効果を説明したグラフである。
【図9】本発明が適用されていないカラーレーザープリンタ(画像形成装置)において、実施例1及び実施例2に係る駆動ユニットのギアの噛み合いによる微小振動の低減効果を説明したグラフである。
【図10】実施例2に係る駆動ユニットを中間転写体を駆動するために配置した様子を示した斜視図である。
【図11】実施例2に係る駆動ユニットの構成を示す上面図である。
【図12】実施例3に係る駆動ユニットの構成を示す上面図である。
【図13】実施例3に係る駆動ユニットの構成を示す上面図である。
【図14】実施例3に係る駆動ユニットと感光体ドラムの接続形態を説明するための上面図である。
【図15】実施例3に係る駆動ユニットの駆動ギア列の構成を説明する側面図及び断面図である。
【図16】実施例3及び実施例4に係る駆動ユニットの中間段ギアの歯位置位相の状態を説明した一部拡大図である。
【図17】実施例3及び実施例4に係る駆動ユニットのギアの噛み合いによる微小振動の低減効果を説明したグラフである。
【図18】実施例3及び実施例4に係る駆動ユニットのギアの噛み合いによる微小振動の低減効果を説明したグラフである。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体)
2 転写材
3 ホルダー容器
3S スリーブ
4 現像器
4Y イエロー現像器
5 帯電手段
6 スキャナー部
6a ポリゴンミラー
6b 結像レンズ
7 給紙カセット
9 中間転写体(中間転写ユニット)
10 二次転写ローラ
13 ファーブラシ
14a クリーナ容器
14 中間転写体クリーニングユニット
17 定着装置
23 排出トレイ
25 排トナーボックス
37 三角カップリング凸部
45 ドラムモータ
46、120 ピニオン
47、121 中間段ギア(中間ギア)
48、122 ドラム駆動ギア
49、125 ドラム駆動軸
52 三角カップリング凹部
53 ロータリーエンコーダ
54 回転検出手段
57 位置決め部
60 フランジ
61 嵌合穴
62 リターンバネ
63 段差部
100 プロセスカートリッジ
101 本体後側板
102 本体前側板
103 駆動ユニット
103ITB 中間転写ユニット駆動部
104 駆動フレーム
105 位置決めピン
106 基準穴
107 CRG開閉蓋
108 側板ヒンジ軸受け
109、110 前側基準
111 開閉蓋ヒンジ軸
112 前側基準穴受け
113 CRG受け
114 嵌合穴
115 スキャナープレート
116 スキャナーユニット(像露光手段)
119 モータ
122 中間転写体駆動ギア
123 カップリングホルダー
124 駆動カップリング
127 カップリング

Claims (8)

  1. 少なくとも一つ以上の像担持体を駆動する、減速段数が2以上の駆動ギア列を有する駆動ユニットを備え、
    前記駆動ギア列の中間に配置された中間段ギアの大ギアと小ギアの歯数を整数比で構成すると共に、
    前記中間段ギアの大ギアと小ギアの歯位置の位相を、該中間段ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならないように配置したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 少なくとも一つ以上の像担持体に作用する帯電手段及び現像手段を駆動する、減速段数が2以上の駆動ギア列を有する駆動ユニットを備え、
    前記駆動ギア列の中間に配置された中間段ギアの大ギアと小ギアの歯数を整数比で構成すると共に、
    前記中間段ギアの大ギアと小ギアの歯位置の位相を、該中間段ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならないように配置したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 像担持体上の各色トナー像を順次重ねて転写する中間転写体を駆動する、減速段数が2以上の駆動ギア列を有する駆動ユニットを備え、
    前記駆動ギア列の中間に配置された中間段ギアの大ギアと小ギアの歯数を整数比で構成すると共に、
    前記中間段ギアの大ギアと小ギアの歯位置の位相を、該中間段ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならないように配置したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記中間段ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相を、1/2歯分ずらしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 少なくとも一つ以上の像担持体を駆動する、3個以上のギアからなる駆動ギア列を有する駆動ユニットを備え、
    前記駆動ギア列の中間に配置された中間ギアに対して、その上流ギア及び下流ギアが配置される相対角度を、該中間ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならない角度に構成したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 少なくとも一つ以上の像担持体に作用する帯電手段及び現像手段を駆動する、3個以上のギアからなる駆動ギア列を有する駆動ユニットを備え、
    前記駆動ギア列の中間に配置された中間ギアに対して、その上流ギア及び下流ギアが配置される相対角度を、該中間ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならない角度に構成したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 像担持体上の各色トナー像を順次重ねて転写する中間転写体を駆動する、3個以上のギアからなる駆動ギア列を有する駆動するユニットを備え、
    前記駆動ギア列の中間に配置された中間ギアに対して、その上流ギア及び下流ギアが配置される相対角度を、該中間ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相が同位相とならない角度に構成したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記中間ギアと上流ギア及び下流ギアとの噛み合い位置における歯と歯の噛み合い位相を、1/2歯分ずらしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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