JP2000055350A - 空気予熱器バイパスダンパと節炭器バイパスダンパの協調制御方法 - Google Patents

空気予熱器バイパスダンパと節炭器バイパスダンパの協調制御方法

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JP2000055350A
JP2000055350A JP10230776A JP23077698A JP2000055350A JP 2000055350 A JP2000055350 A JP 2000055350A JP 10230776 A JP10230776 A JP 10230776A JP 23077698 A JP23077698 A JP 23077698A JP 2000055350 A JP2000055350 A JP 2000055350A
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    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

Abstract

(57)【要約】 【課題】 節炭器バイパスダンパの制御と空気予熱器バ
イパスダンパの制御との協調を図りつつ、脱硝入口ガス
温度の早期上昇並びに空気予熱器の低温端腐食防止を図
る。 【解決手段】 ボイラが停止状態から起動された後は、
空気予熱器バイパスダンパ開度指令41により空気予熱
器バイパスダンパ12の開度調整を行い、空気予熱器平
均温度24が設定値を越えてからは、空気予熱器バイパ
スダンパ開度指令31に対し空気予熱器バイパスダンパ
補正開度指令33,35を加算して求めた空気予熱器バ
イパスダンパ開度指令39により空気予熱器バイパスダ
ンパ12の開度調整を行い、同時に、節炭器バイパスダ
ンパ開度指令49に対し節炭器バイパスダンパ補正開度
指令51,53を加算して求めた節炭器バイパスダンパ
開度指令20により節炭器バイパスダンパ10の開度調
整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気予熱器バイパ
スダンパと節炭器バイパスダンパの協調制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃料として石炭を粉砕した微粉
炭が用いられる石炭焚ボイラ等のボイラは、図9に示さ
れる如く、火炉1の下流側に形成された後部伝熱部2内
に、再熱器3と過熱器4とを配設すると共に、その下流
側に節炭器5を配設してなる構成を有しており、前記ボ
イラの後部伝熱部2の下流側に接続された排ガスライン
6の途中には、ボイラから排出される排ガスから窒素酸
化物(NOx)を除去するための脱硝装置7と、該脱硝
装置7を通過した後の排ガスの熱を利用してボイラの火
炉1へ供給される微粉炭搬送用の一次空気と燃焼用の二
次空気を加熱するための空気予熱器8とを配設してあ
る。
【0003】前述の如きボイラにおいては、火炉1内で
微粉炭等の燃料の燃焼によって発生した燃焼ガスの熱に
より、後部伝熱部2内の再熱器3と過熱器4と節炭器5
とが加熱され、蒸気が発生され、前記再熱器3と過熱器
4と節炭器5とによって熱が奪われて温度降下した排ガ
スは、排ガスライン6を経て脱硝装置7において窒素酸
化物が除去された後、空気予熱器8へ導入され、該空気
予熱器8においてボイラの火炉1へ供給される微粉炭搬
送用の一次空気と燃焼用の二次空気が前記排ガスの熱に
よって加熱される。
【0004】ところで、前述の如きボイラの場合、ボイ
ラの起動時等において、脱硝装置7の入口でのガス温度
が低いと、脱硝反応が充分に行われず、排ガスから窒素
酸化物を除去できなくなるため、ボイラの後部伝熱部2
の過熱器4出口部から分岐して脱硝装置7の入側におけ
る排ガスライン6に合流する節炭器バイパスライン9を
設けると共に、該節炭器バイパスライン9の途中に節炭
器バイパスダンパ10を設け、脱硝入口ガス温度が設定
値以下の場合には、前記節炭器バイパスダンパ10を開
くことにより、節炭器5を通過する前の高温の排ガスの
一部を節炭器バイパスライン9を介して脱硝装置7の入
側へ直接導き、脱硝入口ガス温度の上昇を早めることが
行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、節炭器バ
イパスライン9を設けると共に、該節炭器バイパスライ
ン9の途中に節炭器バイパスダンパ10を設け、脱硝入
口ガス温度が設定値以下の場合に、前記節炭器バイパス
ダンパ10を開くようにすれば、節炭器5を通過する前
の高温の排ガスの一部を節炭器バイパスライン9を介し
て脱硝装置7の入側へ直接導き、脱硝入口ガス温度の上
昇を早めることは可能であるが、例えば、冬場のように
大気温度が低い場合には、二次空気等をそのまま空気予
熱器8へ導入すると、該空気予熱器8の出口ガス温度も
低下し、該空気予熱器8の出口ガス温度が酸露点以下に
なると、排ガス中に含まれる硫黄分が結露して空気予熱
器8の低温端に付着し腐食が生じるという欠点を有して
いた。
【0006】このため、最近、図9に示される如く、二
次空気の一部を空気予熱器8を通過させずに迂回させる
ための空気予熱器バイパスライン11を設けると共に、
該空気予熱器バイパスライン11の途中に空気予熱器バ
イパスダンパ12を設け、空気予熱器8の出口ガス温度
が低い場合には、前記空気予熱器バイパスダンパ12を
開くことにより、二次空気の一部を空気予熱器8を通過
させずに迂回させ、空気予熱器8の出口ガス温度を早期
に上昇させ、空気予熱器8の低温端腐食を防止すること
が提案されているが、前記空気予熱器バイパスダンパ1
2の制御を前記節炭器バイパスダンパ10の制御と協調
させながら行う具体的な手段は開発されていないのが現
状であった。
【0007】本発明は、斯かる実情に鑑み、節炭器バイ
パスダンパの制御と空気予熱器バイパスダンパの制御と
の協調を図りつつ、脱硝入口ガス温度の早期上昇並びに
空気予熱器の低温端腐食防止を図り得る空気予熱器バイ
パスダンパと節炭器バイパスダンパの協調制御方法を提
供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ボイラへ供給
される空気の一部を空気予熱器を通過させずに、途中に
空気予熱器バイパスダンパが設けられた空気予熱器バイ
パスラインを介して迂回させると共に、ボイラの節炭器
を通過する前の高温の排ガスの一部を、途中に節炭器バ
イパスダンパが設けられた節炭器バイパスラインを介し
て脱硝装置の入側へ直接導くための空気予熱器バイパス
ダンパと節炭器バイパスダンパの協調制御方法であっ
て、ボイラ停止状態からボイラ起動後、空気予熱器入口
空気温度と空気予熱器出口ガス温度との空気予熱器平均
温度が設定値を越えるまでは、空気予熱器入口空気温度
に基づいて求められる空気予熱器バイパスダンパ開度指
令により空気予熱器バイパスダンパの開度調整を行い、
前記空気予熱器平均温度が設定値を越えてからは、ボイ
ラ負荷に基づく空気予熱器平均温度設定値と前記空気予
熱器平均温度との空気予熱器平均温度偏差をなくすため
の空気予熱器バイパスダンパ開度指令に対し、ボイラ負
荷に基づく空気予熱器バイパスダンパ補正開度指令と、
脱硝入口ガス温度に基づく空気予熱器バイパスダンパ補
正開度指令とを加算して求めた空気予熱器バイパスダン
パ開度指令により空気予熱器バイパスダンパの開度調整
を行い、前記空気予熱器バイパスダンパの開度調整と同
時に、脱硝入口ガス温度設定値と脱硝入口ガス温度との
脱硝入口ガス温度偏差をなくすための節炭器バイパスダ
ンパ開度指令に対し、ボイラ負荷に基づく節炭器バイパ
スダンパ補正開度指令と、前記空気予熱器バイパスダン
パへ出力される空気予熱器バイパスダンパ開度指令に基
づく節炭器バイパスダンパ補正開度指令とを加算して求
めた節炭器バイパスダンパ開度指令により節炭器バイパ
スダンパの開度調整を行うことを特徴とする空気予熱器
バイパスダンパと節炭器バイパスダンパの協調制御方法
にかかるものである。
【0009】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0010】ボイラ停止状態からボイラ起動後、空気予
熱器入口空気温度と空気予熱器出口ガス温度との空気予
熱器平均温度が設定値を越えるまでは、空気予熱器入口
空気温度に基づいて求められる空気予熱器バイパスダン
パ開度指令により空気予熱器バイパスダンパの開度調整
が行われると共に、脱硝入口ガス温度設定値と脱硝入口
ガス温度との脱硝入口ガス温度偏差をなくすための節炭
器バイパスダンパ開度指令に対し、ボイラ負荷に基づく
節炭器バイパスダンパ補正開度指令と、前記空気予熱器
バイパスダンパへ出力される空気予熱器バイパスダンパ
開度指令に基づく節炭器バイパスダンパ補正開度指令と
を加算して求めた節炭器バイパスダンパ開度指令により
節炭器バイパスダンパの開度調整が行われる。
【0011】前記空気予熱器平均温度が設定値を越えて
からは、ボイラ負荷に基づく空気予熱器平均温度設定値
と前記空気予熱器平均温度との空気予熱器平均温度偏差
をなくすための空気予熱器バイパスダンパ開度指令に対
し、ボイラ負荷に基づく空気予熱器バイパスダンパ補正
開度指令と、脱硝入口ガス温度に基づく空気予熱器バイ
パスダンパ補正開度指令とを加算して求めた空気予熱器
バイパスダンパ開度指令により空気予熱器バイパスダン
パの開度調整が行われると共に、脱硝入口ガス温度設定
値と脱硝入口ガス温度との脱硝入口ガス温度偏差をなく
すための節炭器バイパスダンパ開度指令に対し、ボイラ
負荷に基づく節炭器バイパスダンパ補正開度指令と、前
記空気予熱器バイパスダンパへ出力される空気予熱器バ
イパスダンパ開度指令に基づく節炭器バイパスダンパ補
正開度指令とを加算して求めた節炭器バイパスダンパ開
度指令により節炭器バイパスダンパの開度調整が行われ
る。
【0012】この結果、冬場のように大気温度が低い場
合には、空気予熱器入口空気温度に基づいて求められる
空気予熱器バイパスダンパ開度指令により空気予熱器バ
イパスダンパが開かれ、二次空気の一部が空気予熱器を
通過せずに迂回するため、空気予熱器の出口ガス温度が
低下せずに早期に上昇し、空気予熱器の低温端腐食が防
止される。
【0013】しかも、空気予熱器入口空気温度と空気予
熱器出口ガス温度との空気予熱器平均温度が設定値を越
えた後に切り換えて行われる、空気予熱器平均温度を空
気予熱器平均温度設定値に保持するための空気予熱器バ
イパスダンパの制御においては、これと並行して行われ
る節炭器バイパスダンパの制御により脱硝入口ガス温度
が上昇してくるが、本発明の場合には、脱硝入口ガス温
度に基づいて求められる空気予熱器バイパスダンパ補正
開度指令により、基本となる空気予熱器バイパスダンパ
開度指令を修正しているため、節炭器バイパスダンパの
制御に対し協調の取れた空気予熱器バイパスダンパの制
御が可能となる。
【0014】又、空気予熱器の水洗時等、空気予熱器出
口ガス温度の低下により、空気予熱器バイパスダンパの
開度が大となり、制御余裕が不足した場合には、脱硝入
口ガス温度を上昇させる必要があるが、本発明の場合、
空気予熱器バイパスダンパへ出力される空気予熱器バイ
パスダンパ開度指令に基づいて求められる節炭器バイパ
スダンパ補正開度指令により、基本となる節炭器バイパ
スダンパ開度指令を修正し、節炭器バイパスダンパの開
度を広げる方向に修正を加えるようになっているため、
前記脱硝入口ガス温度を上昇させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0016】図1は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図9と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしており、脱硝装置7の入側における脱硝入口ガス温
度13を検出する脱硝入口ガス温度検出器14と、空気
予熱器入口空気温度15を検出する空気予熱器入口空気
温度検出器16と、空気予熱器出口ガス温度17を検出
する空気予熱器出口ガス温度検出器18とを設けると共
に、前記脱硝入口ガス温度検出器14で検出された脱硝
入口ガス温度13と、前記空気予熱器入口空気温度検出
器16で検出された空気予熱器入口空気温度15と、前
記空気予熱器出口ガス温度検出器18で検出された空気
予熱器出口ガス温度17とに基づき空気予熱器バイパス
ダンパ12へ空気予熱器バイパスダンパ開度指令19を
出力し、且つ節炭器バイパスダンパ10へ節炭器バイパ
スダンパ開度指令20を出力する制御装置21を設けて
ある。
【0017】前記制御装置21は、図2に示す如く、空
気予熱器入口空気温度15と空気予熱器出口ガス温度1
7との和22を求めて出力する加算器23と、該加算器
23から出力される空気予熱器入口空気温度15と空気
予熱器出口ガス温度17との和22を2で割り空気予熱
器平均温度24を求めて出力する除算器25と、ボイラ
負荷26に基づき空気予熱器平均温度設定値27を求め
て出力する第一関数発生器28と、該第一関数発生器2
8から出力される空気予熱器平均温度設定値27より、
前記除算器25から出力される空気予熱器平均温度24
を差し引き空気予熱器平均温度偏差29を求めて出力す
る減算器30と、該減算器30から出力される空気予熱
器平均温度偏差29を比例積分処理して該空気予熱器平
均温度偏差29をなくすための空気予熱器バイパスダン
パ開度指令31を出力する比例積分調節器32と、ボイ
ラ負荷26に基づき空気予熱器バイパスダンパ補正開度
指令33を求めて出力する第二関数発生器34と、脱硝
入口ガス温度13に基づき空気予熱器バイパスダンパ補
正開度指令35を求めて出力する第三関数発生器36
と、前記第二関数発生器34から出力される空気予熱器
バイパスダンパ補正開度指令33と前記第三関数発生器
36から出力される空気予熱器バイパスダンパ補正開度
指令35との和を求め、空気予熱器バイパスダンパ補正
開度指令37として出力する加算器38と、前記比例積
分調節器32から出力される空気予熱器バイパスダンパ
開度指令31に対し前記加算器38から出力される空気
予熱器バイパスダンパ補正開度指令37を加え、空気予
熱器バイパスダンパ開度指令39を出力する加算器40
と、空気予熱器入口空気温度15に基づき空気予熱器バ
イパスダンパ開度指令41を求めて出力する第四関数発
生器42と、シングルフリップフロップ43から出力さ
れる出力信号44が「1」の場合にa側に切り換えら
れ、前記第四関数発生器42から出力される空気予熱器
バイパスダンパ開度指令41を空気予熱器バイパスダン
パ開度指令19として空気予熱器バイパスダンパ12へ
出力する一方、シングルフリップフロップ43から出力
される出力信号44が「0」の場合にb側に切り換えら
れ、前記加算器40から出力される空気予熱器バイパス
ダンパ開度指令39を空気予熱器バイパスダンパ開度指
令19として空気予熱器バイパスダンパ12へ出力する
切換器45と、脱硝入口ガス温度設定値46と脱硝入口
ガス温度13との差を求め、脱硝入口ガス温度偏差47
を出力する減算器48と、該減算器48から出力される
脱硝入口ガス温度偏差47を比例積分処理して該脱硝入
口ガス温度偏差47をなくすための節炭器バイパスダン
パ開度指令49を出力する比例積分調節器50と、ボイ
ラ負荷26に基づき節炭器バイパスダンパ補正開度指令
51を求めて出力する第五関数発生器52と、前記切換
器45から出力される空気予熱器バイパスダンパ開度指
令19に基づき節炭器バイパスダンパ補正開度指令53
を求めて出力する第六関数発生器54と、前記比例積分
調節器50から出力される節炭器バイパスダンパ開度指
令49に対し前記第五関数発生器52から出力される節
炭器バイパスダンパ補正開度指令51と前記第六関数発
生器54から出力される節炭器バイパスダンパ補正開度
指令53とを加え、節炭器バイパスダンパ開度指令20
を節炭器バイパスダンパ10へ出力する加算器55とを
備えてなる構成を有している。
【0018】前記シングルフリップフロップ43は、ボ
イラ停止状態からボイラ起動後、空気予熱器入口空気温
度15と空気予熱器出口ガス温度17との空気予熱器平
均温度24が設定値(例えば、65[℃]程度)を越え
るまでは、セットされたまま出力信号44として「1」
の信号が出力される一方、前記空気予熱器平均温度24
が前記設定値を越えると、リセットされ、出力信号44
として「0」の信号が出力されるようになっている。
【0019】前記第一関数発生器28には、図3に示す
如く、ボイラ負荷26に対し空気予熱器平均温度設定値
27を略一定(例えば、68[℃]程度)とするような
関数が入力されている。
【0020】前記第二関数発生器34には、図4に示す
如く、ボイラ負荷26の上昇に伴って空気予熱器バイパ
スダンパ補正開度指令33を絞って行き、ボイラ負荷2
6が所定の値以上では空気予熱器バイパスダンパ補正開
度指令33を「0」とするような関数が入力されてい
る。
【0021】前記第三関数発生器36には、図5に示す
如く、脱硝入口ガス温度13の上昇に伴って空気予熱器
バイパスダンパ補正開度指令35を絞って行き、脱硝入
口ガス温度13が所定の値以上では空気予熱器バイパス
ダンパ補正開度指令35を「0」とするような関数が入
力されている。
【0022】前記第四関数発生器42には、図6に示す
如く、空気予熱器入口空気温度15の上昇に伴って空気
予熱器バイパスダンパ開度指令41を絞って行き、空気
予熱器入口空気温度15が所定の値以上では空気予熱器
バイパスダンパ開度指令41を「0」とするような関数
が入力されている。
【0023】前記第五関数発生器52には、図7に示す
如く、ボイラ負荷26の上昇に伴って節炭器バイパスダ
ンパ補正開度指令51を絞って行き、ボイラ負荷26が
所定の値以上では節炭器バイパスダンパ補正開度指令5
1を「0」とするような関数が入力されている。
【0024】前記第六関数発生器54には、図8に示す
如く、空気予熱器バイパスダンパ開度指令19が所定の
値に達するまでは節炭器バイパスダンパ補正開度指令5
3を「0」のままとし、空気予熱器バイパスダンパ開度
指令19が所定の値を越え制御余裕がなくなってきた
ら、該空気予熱器バイパスダンパ開度指令19の上昇に
伴って節炭器バイパスダンパ補正開度指令53を増加さ
せて行くような関数が入力されている。
【0025】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0026】ボイラが停止状態から起動されると、脱硝
入口ガス温度検出器14によって脱硝入口ガス温度13
が検出され、空気予熱器入口空気温度検出器16によっ
て空気予熱器入口空気温度15が検出され、空気予熱器
出口ガス温度検出器18によって空気予熱器出口ガス温
度17が検出され、前記脱硝入口ガス温度検出器14で
検出された脱硝入口ガス温度13と、前記空気予熱器入
口空気温度検出器16で検出された空気予熱器入口空気
温度15と、前記空気予熱器出口ガス温度検出器18で
検出された空気予熱器出口ガス温度17とが制御装置2
1へ入力される。
【0027】ボイラ停止状態からボイラ起動後、空気予
熱器入口空気温度15と空気予熱器出口ガス温度17と
の空気予熱器平均温度24が設定値(例えば、65
[℃]程度)を越えるまでは、シングルフリップフロッ
プ43はセットされたまま、出力信号44として「1」
の信号が切換器45へ出力されており、該切換器45は
a側に切り換えられているため、空気予熱器入口空気温
度15に基づいて第四関数発生器42から出力される空
気予熱器バイパスダンパ開度指令41がそのまま空気予
熱器バイパスダンパ開度指令19として空気予熱器バイ
パスダンパ12へ出力され、該空気予熱器バイパスダン
パ12の開度調整が行われる。
【0028】これと同時に、制御装置21の減算器48
において脱硝入口ガス温度設定値46と脱硝入口ガス温
度13との差が求められ、脱硝入口ガス温度偏差47が
比例積分調節器50へ出力され、該比例積分調節器50
において前記減算器48から出力される脱硝入口ガス温
度偏差47が比例積分処理されて該脱硝入口ガス温度偏
差47をなくすための節炭器バイパスダンパ開度指令4
9が加算器55へ出力され、該加算器55において、ボ
イラ負荷26に基づいて第五関数発生器52から出力さ
れる節炭器バイパスダンパ補正開度指令51と、前記空
気予熱器バイパスダンパ開度指令19に基づいて第六関
数発生器54から出力される節炭器バイパスダンパ補正
開度指令53とが前記節炭器バイパスダンパ開度指令4
9に加算され、節炭器バイパスダンパ開度指令20が節
炭器バイパスダンパ10へ出力され、該節炭器バイパス
ダンパ10の開度調整が行われる。
【0029】一方、前記空気予熱器平均温度24が前記
設定値を越えると、シングルフリップフロップ43がリ
セットされ、出力信号44として「0」の信号が前記切
換器45へ出力され、該切換器45はb側に切り換えら
れる。
【0030】このため、制御装置21の加算器23にお
いて空気予熱器入口空気温度15と空気予熱器出口ガス
温度17との和22が求められて除算器25へ出力さ
れ、該除算器25において前記加算器23から出力され
る空気予熱器入口空気温度15と空気予熱器出口ガス温
度17との和22が2で割られ空気予熱器平均温度24
が求められて減算器30へ出力され、該減算器30にお
いてボイラ負荷26に基づき第一関数発生器28から出
力される空気予熱器平均温度設定値27と前記除算器2
5から出力される空気予熱器平均温度24との空気予熱
器平均温度偏差29が求められて比例積分調節器32へ
出力され、該比例積分調節器32において前記減算器3
0から出力される空気予熱器平均温度偏差29が比例積
分処理されて該空気予熱器平均温度偏差29をなくすた
めの空気予熱器バイパスダンパ開度指令31が加算器4
0へ出力され、該加算器40において、ボイラ負荷26
に基づいて第二関数発生器34から出力される空気予熱
器バイパスダンパ補正開度指令33と、脱硝入口ガス温
度13に基づいて第三関数発生器36から出力される空
気予熱器バイパスダンパ補正開度指令35とを加算器3
8で加えてなる空気予熱器バイパスダンパ補正開度指令
37が、前記空気予熱器バイパスダンパ開度指令31に
対して加算され、空気予熱器バイパスダンパ開度指令3
9が前記切換器45を介して空気予熱器バイパスダンパ
開度指令19として空気予熱器バイパスダンパ12へ出
力され、該空気予熱器バイパスダンパ12の開度調整が
行われる。
【0031】尚、これと同時に、前述と同様、制御装置
21の減算器48において脱硝入口ガス温度設定値46
と脱硝入口ガス温度13との差が求められ、脱硝入口ガ
ス温度偏差47が比例積分調節器50へ出力され、該比
例積分調節器50において前記減算器48から出力され
る脱硝入口ガス温度偏差47が比例積分処理されて該脱
硝入口ガス温度偏差47をなくすための節炭器バイパス
ダンパ開度指令49が加算器55へ出力され、該加算器
55において、ボイラ負荷26に基づいて第五関数発生
器52から出力される節炭器バイパスダンパ補正開度指
令51と、前記空気予熱器バイパスダンパ開度指令19
に基づいて第六関数発生器54から出力される節炭器バ
イパスダンパ補正開度指令53とが前記節炭器バイパス
ダンパ開度指令49に加算され、節炭器バイパスダンパ
開度指令20が節炭器バイパスダンパ10へ出力され、
該節炭器バイパスダンパ10の開度調整が行われる。
【0032】この結果、冬場のように大気温度が低い場
合には、空気予熱器入口空気温度15に基づいて第四関
数発生器42から出力される空気予熱器バイパスダンパ
開度指令41により空気予熱器バイパスダンパ12が開
かれ、二次空気の一部が空気予熱器8を通過せずに迂回
するため、空気予熱器8の出口ガス温度が低下せずに早
期に上昇し、空気予熱器8の低温端腐食が防止される。
【0033】しかも、空気予熱器入口空気温度15と空
気予熱器出口ガス温度17との空気予熱器平均温度24
が設定値を越えた後に切り換えて行われる、空気予熱器
平均温度24を空気予熱器平均温度設定値27に保持す
るための空気予熱器バイパスダンパ12の制御において
は、これと並行して行われる節炭器バイパスダンパ10
の制御により脱硝入口ガス温度13が上昇してくるが、
本図示例の場合には、脱硝入口ガス温度13に基づいて
第三関数発生器36から出力される空気予熱器バイパス
ダンパ補正開度指令35により、基本となる空気予熱器
バイパスダンパ開度指令31を修正しているため、節炭
器バイパスダンパ10の制御に対し協調の取れた空気予
熱器バイパスダンパ12の制御が可能となる。
【0034】又、空気予熱器8の水洗時等、空気予熱器
出口ガス温度17の低下により、空気予熱器バイパスダ
ンパ12の開度が大となり、制御余裕が不足した場合に
は、脱硝入口ガス温度13を上昇させる必要があるが、
本図示例の場合、空気予熱器バイパスダンパ12へ出力
される空気予熱器バイパスダンパ開度指令19に基づい
て第六関数発生器54から出力される節炭器バイパスダ
ンパ補正開度指令53により、基本となる節炭器バイパ
スダンパ開度指令49を修正し、節炭器バイパスダンパ
10の開度を広げる方向に修正を加えるようになってい
るため、前記脱硝入口ガス温度13を上昇させることが
できる。
【0035】こうして、節炭器バイパスダンパ10の制
御と空気予熱器バイパスダンパ12の制御との協調を図
りつつ、脱硝入口ガス温度13の早期上昇並びに空気予
熱器8の低温端腐食防止を図り得る。
【0036】尚、本発明の空気予熱器バイパスダンパと
節炭器バイパスダンパの協調制御方法は、上述の図示例
にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の空気予熱
器バイパスダンパと節炭器バイパスダンパの協調制御方
法によれば、節炭器バイパスダンパの制御と空気予熱器
バイパスダンパの制御との協調を図りつつ、脱硝入口ガ
ス温度の早期上昇並びに空気予熱器の低温端腐食防止を
図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の全体概要構成図
である。
【図2】本発明を実施する形態の一例における制御装置
の制御ブロック図である。
【図3】図2に示される第一関数発生器に入力された関
数を表わす線図である。
【図4】図2に示される第二関数発生器に入力された関
数を表わす線図である。
【図5】図2に示される第三関数発生器に入力された関
数を表わす線図である。
【図6】図2に示される第四関数発生器に入力された関
数を表わす線図である。
【図7】図2に示される第五関数発生器に入力された関
数を表わす線図である。
【図8】図2に示される第六関数発生器に入力された関
数を表わす線図である。
【図9】従来例の全体概要構成図である。
【符号の説明】
5 節炭器 7 脱硝装置 8 空気予熱器 9 節炭器バイパスライン 10 節炭器バイパスダンパ 11 空気予熱器バイパスライン 12 空気予熱器バイパスダンパ 13 脱硝入口ガス温度 15 空気予熱器入口空気温度 17 空気予熱器出口ガス温度 19 空気予熱器バイパスダンパ開度指令 20 節炭器バイパスダンパ開度指令 21 制御装置 24 空気予熱器平均温度 26 ボイラ負荷 27 空気予熱器平均温度設定値 29 空気予熱器平均温度偏差 31 空気予熱器バイパスダンパ開度指令 33 空気予熱器バイパスダンパ補正開度指令 35 空気予熱器バイパスダンパ補正開度指令 39 空気予熱器バイパスダンパ開度指令 41 空気予熱器バイパスダンパ開度指令 46 脱硝入口ガス温度設定値 47 脱硝入口ガス温度偏差 49 節炭器バイパスダンパ開度指令 51 節炭器バイパスダンパ補正開度指令 53 節炭器バイパスダンパ補正開度指令

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボイラへ供給される空気の一部を空気予
    熱器を通過させずに、途中に空気予熱器バイパスダンパ
    が設けられた空気予熱器バイパスラインを介して迂回さ
    せると共に、ボイラの節炭器を通過する前の高温の排ガ
    スの一部を、途中に節炭器バイパスダンパが設けられた
    節炭器バイパスラインを介して脱硝装置の入側へ直接導
    くための空気予熱器バイパスダンパと節炭器バイパスダ
    ンパの協調制御方法であって、 ボイラ停止状態からボイラ起動後、空気予熱器入口空気
    温度と空気予熱器出口ガス温度との空気予熱器平均温度
    が設定値を越えるまでは、空気予熱器入口空気温度に基
    づいて求められる空気予熱器バイパスダンパ開度指令に
    より空気予熱器バイパスダンパの開度調整を行い、 前記空気予熱器平均温度が設定値を越えてからは、ボイ
    ラ負荷に基づく空気予熱器平均温度設定値と前記空気予
    熱器平均温度との空気予熱器平均温度偏差をなくすため
    の空気予熱器バイパスダンパ開度指令に対し、ボイラ負
    荷に基づく空気予熱器バイパスダンパ補正開度指令と、
    脱硝入口ガス温度に基づく空気予熱器バイパスダンパ補
    正開度指令とを加算して求めた空気予熱器バイパスダン
    パ開度指令により空気予熱器バイパスダンパの開度調整
    を行い、 前記空気予熱器バイパスダンパの開度調整と同時に、脱
    硝入口ガス温度設定値と脱硝入口ガス温度との脱硝入口
    ガス温度偏差をなくすための節炭器バイパスダンパ開度
    指令に対し、ボイラ負荷に基づく節炭器バイパスダンパ
    補正開度指令と、前記空気予熱器バイパスダンパへ出力
    される空気予熱器バイパスダンパ開度指令に基づく節炭
    器バイパスダンパ補正開度指令とを加算して求めた節炭
    器バイパスダンパ開度指令により節炭器バイパスダンパ
    の開度調整を行うことを特徴とする空気予熱器バイパス
    ダンパと節炭器バイパスダンパの協調制御方法。
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