JP2000054771A - 高所作業車用油圧アースオーガ - Google Patents

高所作業車用油圧アースオーガ

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JP2000054771A
JP2000054771A JP10241097A JP24109798A JP2000054771A JP 2000054771 A JP2000054771 A JP 2000054771A JP 10241097 A JP10241097 A JP 10241097A JP 24109798 A JP24109798 A JP 24109798A JP 2000054771 A JP2000054771 A JP 2000054771A
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JP
Japan
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boom
auger
support
work vehicle
pin
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JP10241097A
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English (en)
Inventor
Hiroki Abe
寛己 阿部
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TOHO JIDOSHA KOGYO KK
Original Assignee
TOHO JIDOSHA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、電気工事、通信工事などは、スコップ
での人力による掘削作業、エンジン式ハンドオーガによ
る掘削作業などの方法で行われている。しかし、前者は
作業者に対する作業負荷が高い、後者はパワー不足によ
り掘削条件が限定されるなどの問題がある。 【解決手段】 高所作業車部2は、作業車2Aと作業車
の車体に回動自在の状態で取付けられたブーム2Bと、
ブームの先端に支持角度調整自在の状態で取付けられた
作業者搭乗用バケット2Cから構成され、ブーム2Bは
下端ブーム2B1に対して伸縮ブーム2B2が伸縮自在
に構成され、下端ブーム2B1の先端部分にオーガ本体
が取付け取外し自在に取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
る高所作業車用油圧アースオーガに関するものである。
特に、下記の諸点に適したものである。 1.電気工事 2.通信工事
【0002】
【従来の技術】従来、電気工事、通信工事などは、下記
のように行われている。 1.スコップでの人力による掘削作業。 2.エンジン式ハンドオーガによる掘削作業。 3.油圧式ハンドオーガによる掘削作業。 4.パワーショベルによる掘削作業。 5.穴掘建柱車を用いた掘削作業。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.スコップを用いた掘削作業は、作業者に対する作業
負荷が高い。 2.エンジン式や油圧式ハンドオーガでの掘削作業で
は、パワー不足により掘削条件が限定される。 3.パワーショベルや穴掘建柱車での掘削作業では、建
機の搬入・搬出などの作業が必要となり、作業効率が悪
い。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、上述の
問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
第1発明は、高所作業車部2は、作業車2Aとこの作業
車の車体に回動自在の状態で取付けられたブーム2B
と、ブームの先端に支持角度調整自在の状態で取付けら
れた作業者搭乗用バケット2Cから構成され、ブーム2
Bは下端ブーム2B1に対して伸縮ブーム2B2が伸縮
自在に構成されていると共に、下端ブーム2B1の先端
部分に、下端に先端ツース3C1を有するオーガ本体を
取付け取外し自在に取付けた高所作業車用油圧アースオ
ーガである。
【0005】第2発明は、下記のように構成されてい
る。高所作業車部2と油圧アースオーガ部3から構成さ
れ、 A.高所作業車部2は、作業車2Aとこの作業車の車体
に回動自在の状態で取付けられたブーム2Bと、ブーム
の先端に支持角度調整自在の状態で取付けられた作業者
搭乗用バケット2Cから構成され、ブーム2Bは下端ブ
ーム2B1に対して伸縮ブーム2B2が伸縮自在に構成
されていると共に、下端ブーム2B1における一方側面
の前方部分にはオーガ支持部2Dが添設され、また、オ
ーガ支持部2Dより少しく後方位置には収納ブラケット
部2Eが添設され、オーガ支持部2Dは、当該下端ブー
ムを長手方向に見て下向きコ字状に構成された支持ブラ
ケット2D1と、この支持ブラケットに下端ブームの長
手方向と直交方向をもって貫入された支持ピン2D2
と、この支持ピンで支持されたクロスリンク2D3から
構成され、このクロスリンクの下端には、支持ピン2D
2と直交方向のピン穴2D31が開設され、 B.油圧アースオーガ部3は、上方から下方へ連結され
た駆動部3Aと連結部3Bとオーガ体3Cから構成さ
れ、駆動部3Aは、クロスリンク2D3に支持ピン2D
2と直交方向のピンP1で連結されたケーシング3A1
と、このケーシング内に収納された油圧モータ3A2
と、油圧モータの下端に連結されたベアリングユニット
3A3から構成され、連結部3Bは、ベアリングユニッ
ト3A3の下面中央に垂下された所定長さの角パイプ3
B1と、角パイプの外周における所定箇所に形成された
肉厚部3B2と、角パイプの下端に水平方向をもって開
設されたピン穴3B3から構成され、オーガ体3Cは、
下端に先端ツース3C1を有するオーガ本体3C2から
構成され、上端には角パイプ3B1への挿脱部3C3が
設けられ、挿脱部にはピン穴3B3に対応するピン穴3
C31が開設され、角パイプに挿入後、ピンP2で連結
され、 C.収納ブラケット部2Eは、下端ブームを長手方向に
見て上向きU字状に構成された収納ブラケット2E1
と、この収納ブラケットの上面開口部2E2に対して開
閉するカバー2E3から構成され、この収納ブラケット
の配設位置は、ピンP2を抜いてオーガ体3Cを取去っ
た状態の駆動部3Aや連結部3Bを支持ピン2D2を支
点として下端ブーム2B1と平行な状態に折曲げた場
合、連結部3Bの肉厚部3B2が上方から嵌合するよう
構成されている高所作業車用油圧アースオーガである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は本発明の高
所作業車用油圧アースオーガで、高所作業車部2と油圧
アースオーガ部3から構成されている。 A.高所作業車部2は公知のものであるが、作業車2A
とこの作業車の車体に回動自在の状態で取付けられたブ
ーム2Bと、ブームの先端に支持角度調整自在の状態で
取付けられた作業者搭乗用バケット2Cから構成されて
いる。そして、ブーム2Bは下端ブーム2B1に対して
伸縮ブーム2B2が伸縮自在に構成されていると共に、
下端ブーム2B1における一方側面の前方部分にはオー
ガ支持部2Dが添設され、また、オーガ支持部2Dより
少しく後方位置には収納ブラケット部2Eが添設されて
いる。 a.オーガ支持部2Dは、当該下端ブームを長手方向に
見て下向きコ字状に構成された支持ブラケット2D1
と、この支持ブラケットに下端ブームの長手方向と直交
方向をもって貫入された支持ピン2D2と、この支持ピ
ンで支持されたクロスリンク2D3から構成されてい
る。そして、このクロスリンクの下端には、支持ピン2
D2と直交方向のピン穴2D31が開設されている。 b.収納ブラケット部2Eについては後述する。
【0007】B.油圧アースオーガ部3は、上方から下
方へ連結された駆動部3Aと連結部3Bとオーガ体3C
から構成されている。 a.駆動部3Aは、クロスリンク2D3に支持ピン2D
2と直交方向のピンP1で連結されたケーシング3A1
と、このケーシング内に収納された油圧モータ3A2
と、油圧モータの下端に連結されたベアリングユニット
3A3から構成されている。 b.連結部3Bは、ベアリングユニット3A3の下面中
央に垂下された所定長さの角パイプ3B1と、角パイプ
の外周における所定箇所に形成された肉厚部3B2と、
角パイプの下端に水平方向をもって開設されたピン穴3
B3から構成されている。 c.オーガ体3Cは、下端に先端ツース3C1を有する
オーガ本体3C2から構成され、上端には角パイプ3B
1への挿脱部3C3が設けられ、挿脱部にはピン穴3B
3に対応するピン穴3C31が開設され、角パイプに挿
入後、ピンP2で連結されている。
【0008】C.収納ブラケット部2Eは、下端ブーム
を長手方向に見て上向きU字状に構成された収納ブラケ
ット2E1と、この収納ブラケットの上面開口部2E2
に対して開閉するカバー2E3から構成されている。2
E4はパチン錠である。そして、この収納ブラケットの
配設位置は、ピンP2を抜いてオーガ体3Cを取去った
状態の駆動部3Aや連結部3Bを支持ピン2D2を支点
として下端ブーム2B1と平行な状態に折曲げた場合、
連結部3Bの肉厚部3B2が上方から嵌合するよう構成
されている。
【0009】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.本発明のものを高所作業車に取付けた支持ブラケッ
トに装着し、バケット上でウインチ用の油圧を利用した
オーガの正逆の回転とブームの起伏とにより、確実かつ
効率的に掘削作業を行うことができる。 2.エンジン式、油圧式ハンドオーガでは力不足で掘削
不能な条件下での掘削が可能である。 3.パワーショベル、穴掘建柱車での掘削の場合は高所
作業車以外の建機の搬入・搬出が必要となるが、本発明
のものによれば、高所作業車1台で掘削から配線までの
作業が可能となり、作業効率が大幅に向上する。 4.高所作業車における下端ブームに取付けられた収納
ブラケットにより、駆動部3Aや連結部3Bなどを容易
に収納するよう構成されているから、作業時以外は高所
作業車に収納でき、面倒な装着や脱着が不要で、かつ現
場までの移動を行うことができる。 6.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないの
で組立が容易である、経済的である、などの効果をも有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】回送時の状態の斜視図である。
【図2】作業状態を説明する要部の斜視図である。
【図3】使用状態と格納状態を説明する要部の側面図で
ある。
【図4】同上の要部の分解斜視図である。
【図5】オーガ体の正面図である。
【図6】ブームと油圧アースオーガ部の連結状態を説明
する要部拡大図である。
【図7】ブームと油圧アースオーガ部の連結状態を説明
する下方部分の拡大図である。
【図8】ブームと収納ブラケット部の連結状態を説明す
る上方部分の拡大図である。
【符号の説明】
1 高所作業車用油圧アースオーガ 2 高所作業車部 2A 作業車 2B ブーム 2C 作業者搭乗用バケット 2D オーガ支持部 2E 収納ブラケット部 3 油圧アースオーガ部 3A 駆動部 3B 連結部 3C オーガ体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高所作業車部(2)は、作業車(2A)
    とこの作業車の車体に回動自在の状態で取付けられたブ
    ーム(2B)と、ブームの先端に支持角度調整自在の状
    態で取付けられた作業者搭乗用バケット(2C)から構
    成され、ブーム(2B)は下端ブーム(2B1)に対し
    て伸縮ブーム(2B2)が伸縮自在に構成されていると
    共に、下端ブーム(2B1)の先端部分に、下端に先端
    ツース(3C1)を有するオーガ本体を取付け取外し自
    在に取付けたことを特徴とする高所作業車用油圧アース
    オーガ。
  2. 【請求項2】 高所作業車部(2)と油圧アースオーガ
    部(3)から構成され、 高所作業車部(2)は、作業車(2A)とこの作業車の
    車体に回動自在の状態で取付けられたブーム(2B)
    と、ブームの先端に支持角度調整自在の状態で取付けら
    れた作業者搭乗用バケット(2C)から構成され、ブー
    ム(2B)は下端ブーム(2B1)に対して伸縮ブーム
    (2B2)が伸縮自在に構成されていると共に、下端ブ
    ーム(2B1)における一方側面の前方部分にはオーガ
    支持部(2D)が添設され、また、オーガ支持部(2
    D)より少しく後方位置には収納ブラケット部(2E)
    が添設され、オーガ支持部(2D)は、当該下端ブーム
    を長手方向に見て下向きコ字状に構成された支持ブラケ
    ット(2D1)と、この支持ブラケットに下端ブームの
    長手方向と直交方向をもって貫入された支持ピン(2D
    2)と、この支持ピンで支持されたクロスリンク(2D
    3)から構成され、このクロスリンクの下端には、支持
    ピン(2D2)と直交方向のピン穴(2D31)が開設
    され、 油圧アースオーガ部(3)は、上方から下方へ連結され
    た駆動部(3A)と連結部(3B)とオーガ体(3C)
    から構成され、駆動部(3A)は、クロスリンク(2D
    3)に支持ピン(2D2)と直交方向のピン(P1)で
    連結されたケーシング(3A1)と、このケーシング内
    に収納された油圧モータ(3A2)と、油圧モータの下
    端に連結されたベアリングユニット(3A3)から構成
    され、連結部(3B)は、ベアリングユニット(3A
    3)の下面中央に垂下された所定長さの角パイプ(3B
    1)と、角パイプの外周における所定箇所に形成された
    肉厚部(3B2)と、角パイプの下端に水平方向をもっ
    て開設されたピン穴(3B3)から構成され、オーガ体
    (3C)は、下端に先端ツース(3C1)を有するオー
    ガ本体(3C2)から構成され、上端には角パイプ(3
    B1)への挿脱部(3C3)が設けられ、挿脱部にはピ
    ン穴(3B3)に対応するピン穴(3C31)が開設さ
    れ、角パイプに挿入後、ピン(P2)で連結され、 収納ブラケット部(2E)は、下端ブームを長手方向に
    見て上向きU字状に構成された収納ブラケット(2E
    1)と、この収納ブラケットの上面開口部(2E2)に
    対して開閉するカバー(2E3)から構成され、この収
    納ブラケットの配設位置は、ピン(P2)を抜いてオー
    ガ体(3C)を取去った状態の駆動部(3A)や連結部
    (3B)を支持ピン(2D2)を支点として下端ブーム
    (2B1)と平行な状態に折曲げた場合、連結部(3
    B)の肉厚部(3B2)が上方から嵌合するよう構成さ
    れていることを特徴とする高所作業車用油圧アースオー
    ガ。
JP10241097A 1998-08-11 1998-08-11 高所作業車用油圧アースオーガ Pending JP2000054771A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016075033A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 張山電氣株式会社 長尺部材の埋込方法及び長尺部材埋込補助装置
CN109098521A (zh) * 2018-08-31 2018-12-28 国网河南省电力公司兰考县供电公司 一种半荒漠地区电力杆塔底座安装设备

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