JP2000054248A - 不織布および建築仕上げ板材 - Google Patents

不織布および建築仕上げ板材

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JP2000054248A
JP2000054248A JP10215449A JP21544998A JP2000054248A JP 2000054248 A JP2000054248 A JP 2000054248A JP 10215449 A JP10215449 A JP 10215449A JP 21544998 A JP21544998 A JP 21544998A JP 2000054248 A JP2000054248 A JP 2000054248A
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plate material
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JP10215449A
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Shigeo Yoshida
繁夫 吉田
Kazuki Matsushita
量己 松下
Hisanori Koike
寿典 小池
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合板等の建築仕上げ板材からの揮発性物質の
放出を防止する。 【解決手段】 揮発性物質を含有する木質仕上げ板材2
2と、調湿性および/または脱臭性を有する多孔質の粉
粒体14を分散した状態で含み、木質仕上げ板材22の
裏面に積層された不織布10とを備える建築仕上げ板材
20を用いることで、揮発性物質が不織布10の粉粒体
14に効率的に吸着されて、外部への放出が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不織布および建築
仕上げ板材に関し、一般住宅の床面などを構成するのに
用いられる建築仕上げ板材と、このような建築仕上げ板
材や室内設備などを構築する材料に用いられる不織布に
関する技術である。
【0002】
【従来の技術】住宅の床や壁、天井などの仕上げ材とし
て合板が広く利用されている。合板は、天然木材に比べ
て、生産性、経済性の点で優れており、寸法安定性や耐
久性にも優れているなど、数多くの利点を有している。
合板と同様に、木材を原材料にして、種々の機械的ある
いは化学的な処理を加えて、建築用の材料を製造するこ
とが行われている。例えば、パーティクルボードや木質
集成材、ファイバーボード等が知られており、これらは
総称して木質材とも呼ばれている。
【0003】不織布は、天然あるいは合成繊維を編織す
ることなくランダムに結合させて布状にしたものであ
り、編織布では利用できない材料が使用できたり、編織
布では得られない機能や特性を発揮させたりすることが
できるという利点を有し、建築材料その他の用途に広く
利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した合板等の木質
材は、製造時に接着剤を使用したり、各種の薬剤を含浸
させたり、合成樹脂のコーティングを施したりしている
ため、施工後に、接着剤等に含まれるホルマリンその他
の揮発性物質が放出され易い。このような揮発性物質
は、強い臭いを発して住宅等の居住者に不快な思いをさ
せたり、合成物質によるアレルギー症状を起こすことが
ある。
【0005】そこで、従来、新築住宅では施工完了後
も、前記した揮発性成分などの影響が少なくなるまで、
居住者の入居を遅らせることも行われていた。しかし、
施工後の住居を長く放置しておくのは経済的な損失が大
きく、その間は入居予定者にも不便を与える。本発明の
課題は、前記した合板等の建築仕上げ板材からの揮発性
物質の放出を防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建築仕上げ
板材は、揮発性物質を含有する木質仕上げ板材と、木質
仕上げ板材の裏面に積層された下記の不織布とを備え
る。本発明に係る不織布は、調湿性および/または脱臭
性を有する多孔質の粉粒体を分散した状態で含む。
【0007】前記粉粒体は炭化物であることができる。
前記粉粒体は無機物であることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明について具体的に説明す
る。図1に示す不織布10は、ランダムに集積された繊
維材料12の三次元網目構造内に粉粒体14が分散配置
されている。図2に示す建築仕上げ板材20は、合板等
からなる木質仕上げ板材22と、その裏面に積層された
不織布10とで構成されている。
【0009】〔粉粒体〕粉粒体としては、調湿性および
脱臭性の両方に優れた材料が好ましいが、調湿性に優れ
た粉粒体と脱臭性に優れた粉粒体とを組み合わせて使用
することもできる。粉粒体として、粉粒炭、各種木材あ
るいは木質材の炭化物、食品,パルプ,紙などの廃棄物
を炭化処理したものなど、各種の炭化物を用いることが
でき、調湿性および脱臭性に優れたものとなる。食品廃
棄物は、人体に対する安全性に優れている。食品廃棄物
として、コーヒー、茶、おから、食物等を用いることが
できる。セピオライト、ゼオライト、珪藻土、多孔質珪
石等の天然鉱物、人工的に製造された各種無機材料など
の無機物を用いることができ、防火性等に優れたものと
なる。平均粒径0.1〜7mmのものが用いられ、不織布
への分散配置が容易で、脱落し難く、調湿性や脱臭性等
の機能も良好に発揮できる。
【0010】<粉粒炭>粉粒炭は、粉末状炭化物、粒状
炭化物、粉末状炭化物と粒状炭化物の混合物などであ
り、例えば、木材や椰子の実の殻等の植物を炭化するこ
とにより、あるいは、有機質の汚泥や産業廃棄物等を焼
成することにより得られる。粉粒炭の粒子の形状は、上
記のように粉末状および/または粒状であれば、不定
形、球状、棒状、楕円球状などいずれでも良い。
【0011】粉粒炭としては、不織布にバランスの採れ
た脱臭性能と調湿性能を付与するという点を考慮する
と、たとえばその平均細孔半径が1.5〜100Åで比
表面積が50〜600m2/gのもの、好ましくはその平
均細孔半径が10〜50Åで比表面積が100〜300
m2/gのものが使用される。 <無機多孔質粉粒体>無機多孔質粉粒体とは、粉粒炭以
外の無機多孔質物質の、粉体、粒体、粉体と粒体との混
合物などであり、天然物でも合成物でもいずれでもよ
い。無機多孔質粉粒体としては、各種のものが使用でき
るが、例えば、天然土壌および/または天然岩石等の無
機系多孔質物質を粉砕するなどして多孔質の粉体と粒体
とが混じり合ったものが挙げられ、代表的には、珪藻土
の天然土壌を粉砕したものを使用することが好ましい。
珪藻土の天然土壌を粉砕したものは、特に、吸湿、放湿
性能に優れているからである。
【0012】無機多孔質粉粒体としては、不織布にバラ
ンスの採れた脱臭性能と調湿性能を付与するという点を
考慮すると、たとえばその平均細孔半径が20〜100
Åで比表面積が20〜200m2/gのもの、好ましくは
20〜60Åで比表面積が20〜200m2/gのものが
使用される。無機多孔質粉粒体として、平均細孔半径2
0〜50Åのものを用いれば、粉粒体と組み合わせず無
機多孔質粉粒体を単独で不織布に配合しておいても、優
れた脱臭、調湿性能を発揮することができる。このよう
な条件を満足する無機多孔質粉粒体の具体例としては、
稚内層珪質頁岩から得られる珪藻土が挙げられる。
【0013】<粉粒炭と無機多孔質粉粒体との組み合わ
せ>通常の粉粒炭は、吸着、脱臭効果は良いが、放湿性
能が劣り、吸湿した水分をなかなか放出しない欠点があ
るが、無機多孔質粉粒体と併用することにより、吸湿性
能にも優れ、又放湿性能にも優れるようになる。しか
も、無機多孔質粉粒体単独では、脱臭効果について臭気
の選択性があり、良く吸着する物質と吸着しにくい物質
があるが、粉粒炭との併用により、吸着する臭気の選択
性が少なくなる。
【0014】したがって、不織布にバランスの採れた脱
臭性能と調湿性能を付与するためには、粉粒炭と無機多
孔質粉粒体を適切な割合で併用することが重要となり、
無機多孔質粉粒体に対し粉粒炭が多過ぎると吸湿した水
分をなかなか放出せず、放湿性とのバランスがとれなく
なったり、粉粒炭に対し無機多孔質粉粒体が多過ぎる
と、脱臭性能とのバランスがとれなくなったりする。
【0015】こうした観点から、本発明における無機多
孔質粉粒体と粉粒炭との合計量に対する粉粒炭の割合
は、20〜80重量%であることが好ましい。粉粒炭の
割合が80重量%を越えるときには、吸湿した水分をな
かなか放出せず、吸放湿性能の欠如をきたし、不織布の
設置空間が結露しやすい。粉粒炭の割合が20重量%未
満では、粉粒炭に顕著な効果である、脱臭効果や地球に
対するマイナスイオン効果、人間に対する健康的な環境
の維持効果などの改善が行い難い。
【0016】粉粒炭および無機多孔質粉粒体のいずれか
一方または両方に、日本工業規格Z8801で規定する
5mmの篩を通過するものを用いることができる。 〔不織布〕不織布の基本的構造は、通常の不織布と同様
のものが用いられる。各種の天然または合成繊維を、接
着剤を用いて結合させたり、単にランダムに集積して結
合させたり、熱融着によって部分的に結合させたりし
て、布状に構成する。
【0017】不織布として、防火性のある繊維材料を用
いたり、繊維材料あるいは製造された不織布に防火処理
を施しておくことができる。不織布に前記粉粒体を分散
状態で含ませるには、不織布を構成する繊維材料と粉粒
体とを混合した原料を用いて、通常の不織布製造工程に
したがって不織布を製造することができる。粉粒体が分
散された液体と繊維材料とを混合した原料から不織布を
製造することもできる。
【0018】不織布を構成する繊維材料と粉粒体とを接
着剤によって結合してもよいし、繊維材料が構成する三
次元網目構造の内部に粉粒体が取り込まれているだけで
あってもよい。このような粉粒体を含有する不織布は、
単独で建築物の構造材料として利用できるほか、家具や
室内設備品を構成する材料として利用できる。例えば、
建築用の板材の片面あるいは両面に接着剤で接着した
り、釘等で貼着したりして利用できる。特に、建築用板
材の裏打ち材として好適に用いられる。
【0019】粉粒体を含有する不織布は、不織布が有す
る本来の特性に加えて、調湿性および/または脱臭性に
優れたものとなる。不織布に含有させる粉粒体の種類や
配合等を変えることで、目的や用途に合わせた特性を有
する不織布が得られる。粉粒体として粉粒炭と無機多孔
質粉粒体を併用すれば、優れた脱臭性能と調湿性能とを
発揮できる。すなわち、不織布が設置された雰囲気中の
各種臭いを粉粒炭が吸着するとともに、各種臭いの一部
を無機多孔質粉粒体が吸着する。粉粒炭と無機多孔質粉
粒体が吸着した臭いを容易には放出しないので、雰囲気
中に各種臭いが停滞せず異臭が発生しない。不織布の設
置された雰囲気が比較的湿潤状態になったときには、粉
粒炭と無機多孔質粉粒体がその雰囲気から水分や湿気を
吸収することにより不織布および不織布に隣接して配置
される各種建築材料等への吸湿や結露を防ぐ。不織布の
設置された雰囲気が比較的乾燥状態になったときには、
無機多孔質粉粒体に吸収された湿気や水分が容易に雰囲
気中に放出されるので、無機多孔質粉粒体中の残留水分
が大きく減少する。このため、無機多孔質粉粒体の吸湿
性能がなかなか飽和状態にならず長期的に持続され、不
織布とその周辺における吸湿や結露を防ぐとともにその
雰囲気を調湿し、建築材料などの断熱性や防音性の変化
を小さくする。
【0020】細孔半径の小さな無機多孔質粉粒体を不織
布に分散した状態で含んでいれば、前記の脱臭性能や調
湿性能が良好に発揮される。 〔木質仕上げ板材〕合板やパーティクルボード、ファイ
バーボード、木質集成材などの通常の木質板材が用いら
れる。
【0021】木質仕上げ板材は、その製造工程におい
て、ホルマリンなどの揮発性物質を含有することが避け
られない。木質仕上げ板材は、建築物の床面、壁面ある
いは天井面を構成する仕上げ材として使用される。この
ような木質仕上げ板材の裏面に前記粉粒体を含む不織布
を積層しておく。
【0022】木質仕上げ板材への不織布の積層は、接
着、熱融着、釘等による貼着その他の通常の建築材料の
積層手段が採用される。但し、木質仕上げ板材と不織布
との間を空気が良好に流通できるような状態で積層して
おくのが好ましい。木質仕上げ板材に前記不織布が積層
されていることにより、木質仕上げ板材から発生する揮
発性物質は、吸着性の高い不織布中の粉粒体に吸着され
ることになり、木質仕上げ板材の表面から室内などに放
出されることが防げる。また、床下や壁面内部の構造材
料から発生する揮発性物質についても、不織布中の粉粒
体が良好に吸着して室内側へ通過するのを防止する。
【0023】不織布が木質仕上げ板材の裏面側に積層さ
れていれば、室内側には木質仕上げ板材が配置されて良
好な外観を発揮できるとともに、揮発性物質を吸着した
不織布に居住者が接触してアレルギー等の症状を引き起
こす心配もない。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の具体的実施例を示すが、本
発明の実施形態は下記のものに限定されない。以下で
は、「%」は「重量%」を意味する。 〔不織布および建築仕上げ板材の製造〕不織布繊維に対
し、1〜50%の粉粒体(炭化物や無機多孔質物質等)
を直接に混合するか、前記粉粒体を分散した液体を不織
布繊維に混合するかして、不織布を成形製造した。
【0025】さらに、上記不織布を木質仕上げ板材(合
板やパーティクルボード等の木質材)の裏面に貼着し
て、建築仕上げ板材を得た。 〔性能評価〕前記のようにして得られた不織布および建
築仕上げ板材に対して、下記の特性試験を行い、その性
能を評価した。
【0026】 吸放湿性:恒温恒湿槽中に不織布およ
び建築仕上げ板材を配置し、25℃、25%RH、24
hrの前養生を行った後、25℃、80%RH、24h
rの吸湿過程と、25℃、25%RH、24hrの放湿
過程を行った。試験前後の材料の重量変化を測定して、
吸放湿量を求めた。下記3段階で評価した。
【0027】 ○:吸湿率5%以上 △:1〜5% ×:1%以下 ガス吸着性能:常温(25℃)で10リットルの密
閉容器(テドラーバック)に、不織布および建築仕上げ
板材を配置し、そこにホルムアルデヒド、トルエンなど
のガス(濃度200ppm )を注入した。24時間後の残
存ガス濃度を測定して、吸着されたガスの量を算出し
た。その結果を下記3段階で評価した。
【0028】○:吸着率90%以上 △:50〜90
% ×:50%以下 ホルムアルデヒド放散量(HA放散量):常温(2
5℃)で215×220×200mmの密閉ボックス内
に、200mm角の建築仕上げ板材を配置し、24時間後
のホルムアルデヒド濃度を測定した。その結果を下記3
段階で評価した。不織布単独の測定では、建築仕上げ板
材の製造に用いた木質材を不織布とともに配置しておい
た。
【0029】○:濃度0.1ppm 以下 △:0.1〜
0.5ppm ×:0.5ppm 以上
【0030】
【表1】 <不織布単独での測定結果> ─────────────────────────────── 実施例1 実施例2 実施例3 比較例1 ─────────────────────────────── 不織布材料構成: 微粒炭 50 0 15 0 無機多孔質粉 0 50 35 0 不織布繊維 50 50 50 100 ─────────────────────────────── 性能評価: 吸放湿性 △ ○ ○ × ガス吸着性能 ○ △ ○ × HA放散量 ○ ○ ○ × ───────────────────────────────
【0031】
【表2】 <建築仕上げ板材での測定結果> ─────────────────────────────── 実施例A 実施例B 実施例C 比較例a ─────────────────────────────── 不織布: 実施例1 実施例2 実施例3 比較例1 微粒炭 50 0 15 0 無機多孔質粉 0 50 35 0 不織布繊維 50 50 50 100 ─────────────────────────────── 性能評価: 吸放湿性 △ ○ ○ × ガス吸着性能 ○ △ ○ × HA放散量 ○ ○ ○ × ─────────────────────────────── 以上の結果、実施例1〜3の不織布、および、これらの
不織布を用いた実施例A〜Cの建築仕上げ板材は、吸放
湿性に優れ、建材から発生する有害物質の除去性能につ
いても優れていることが確認された。
【0032】
【発明の効果】本発明の建築仕上げ板材は、調湿性およ
び/または脱臭性を有する多孔質の粉粒体を分散した状
態で含む不織布が、木質仕上げ板材の裏面側に積層され
ていることにより、木質仕上げ板材に含有される揮発性
物質が不織布の粉粒体に吸着され、建築仕上げ板材の外
部に揮発性物質が放出されることを効率的に防ぐことが
できる。住宅等の室内側には木質仕上げ板材が配置さ
れ、揮発性物質を吸着した不織布は外部には露出しない
ので、外観性を損なうことがないとともに、不織布に吸
着された揮発性物質に居住者等が接触することも防げ
る。
【0033】その結果、新築住宅であっても、揮発性物
質の放出による問題が生じず、直ちに入居して快適に居
住することが可能になる。本発明の不織布は、建築仕上
げ板材と積層して利用するほか、不織布単独あるいは他
の材料と積層することで、前記したような機能あるいは
特性を有効に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を表す不織布の断面図
【図2】建築用仕上げ板材の断面図
【符号の説明】
10 不織布 12 繊維材料 14 粉粒体 20 建築用仕上げ板材 22 木質仕上げ板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 寿典 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 Fターム(参考) 2E109 AB07 CA06 CA07 CA08 DA03 EA03 4L047 AA07 AA13 AA19 BD01 CA02 CB08 CB10 CC10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調湿性および/または脱臭性を有する多孔
    質の粉粒体を分散した状態で含む不織布。
  2. 【請求項2】前記粉粒体が、炭化物である請求項1に記
    載の不織布。
  3. 【請求項3】前記粉粒体が、無機物である請求項1また
    は2に記載の不織布。
  4. 【請求項4】揮発性物質を含有する木質仕上げ板材と、 前記木質仕上げ板材の裏面に積層された請求項1〜3の
    何れかに記載の不織布とを備えた建築仕上げ板材。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06192961A (ja) * 1992-10-07 1994-07-12 Asahi Optical Co Ltd 機能性不織布の製造方法
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