JP2000053877A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 式（１）：
【化１】

（式中、
Ｒ₁は、ニトロ又はシアノであり、Ｒ₂は、ハロゲンであり、Ｒ₃は、Ｃ₁−Ｃ₄アルキルであり、Ｒ₄及びＲ₅は、それぞれ他と独立に、メチル又はエチルであり、そしてＲ₆は、水素、メチル又はエチルであるが、ただし、Ｒ₁がシアノであり、Ｒ₂がハロゲンであり、そしてＲ₃がメチル又はイソプロピルであるか、又はＲ₁がニトロであり、Ｒ₂がハロゲンであり、そしてＲ₃がメチルであれば、Ｒ₆は、水素ではない）で示される染料。
【請求項２】 請求項１記載の式（１）の染料を製造するための方法であって、
式（２）：
【化２】

の化合物を、ジアゾ化し、次いでそのように得たジアゾニウム化合物を、式（３）：
【化３】

（上記式中、Ｒ_1、Ｒ_2、Ｒ₃、Ｒ₄、Ｒ_5及びＲ_６は、式（１）と同義である）のカップリング成分へカップリングさせることを特徴とする方法。
【請求項３】 半合成又は合成の疎水性繊維材料、特に織物材料を染色又は捺染する方法であって、
請求項１記載の染料を該材料へ塗布するか、又は該材料中へ組入れることを特徴とする方法。
【請求項４】 式（３ａ）：
【化４】

（式中、Ｒ₄及びＲ₅は、それぞれ他と独立に、メチル又はエチルである）で示されるカップリング成分。
【請求項５】 請求項４記載の式（３ａ）のカップリング成分を製造する方法であって、
まず、３−アミノアセトアニリドを式ＣＨ₃−ＣＨＣｌ−ＣＯＯＲ₅の化合物と反応させ、次いで式Ｃｌ−ＣＨ₂−ＣＯＯＲ₄（ここで、Ｒ₄及びＲ₅は、式（３ａ）と同義である）の化合物と反応させることを特徴とする方法。