JP2000052845A - キャンピングカー - Google Patents
キャンピングカーInfo
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- JP2000052845A JP2000052845A JP10226678A JP22667898A JP2000052845A JP 2000052845 A JP2000052845 A JP 2000052845A JP 10226678 A JP10226678 A JP 10226678A JP 22667898 A JP22667898 A JP 22667898A JP 2000052845 A JP2000052845 A JP 2000052845A
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Abstract
構成したキャンピングカーにおいては、ベース車の屋根
部を切り取ってハイルーフ仕様に改造しているため、キ
ャンプ時以外の街中等での通常の走行・駐車時には操作
性が悪化して不便であり、ベース車の改造は大がかりな
ものとなって高価であった、キャビン内は一部屋で構成
され、該キャビン内のスペースはベース車後部のスペー
スに制限されるためあまり広く構成することができなか
った。 【解決手段】 車両1とは別体に構成されたキャビン2
を、該車両1内に収納可能に構成し、該キャビン2を、
上方に位置する固定部2aと下方に位置する昇降部2b
とで構成し、該昇降部2bを昇降可能に構成して固定部
2a内に収納可能とし、該キャビン2の固定部2aに、
該キャビン2を支持するキャスター輪30(31)を着
脱可能に取り付けた。
Description
キャビンを有する車両であるキャンピングカーに関す
る。
有する車両であるキャンピングカーは公知であり、該キ
ャンピングカーには、例えば、所謂バンタイプやバスタ
イプの車両の後部を改造して、該車両と一体的にキャビ
ンを構成したものや、車両とは別体に形成したキャビン
を車両にて牽引するように構成したもの等がある。この
ように構成したキャンピングカーのキャビン内には、テ
ーブルやソファ等が設置され飲食したりくつろいだりす
るための居間スペース、コンロやシンク等のキッチンユ
ニット、及び、トイレやシャワー等の設備が設けられて
いる。
車両と一体的にキャビンを構成したものにおいては、通
常、室内高さを確保するために、ベース車の屋根部を切
り取ってハイルーフ仕様に改造しているため、車両の高
さが高くなって、キャンプ時以外の街中等での通常の走
行・駐車時には操作性が悪化して不便であった。また、
車両内に構成したキャビン内の各設備は、該キャビン内
の各部に据え付けられて取り外しができないため、キャ
ンプ以外の目的で使用する場合にも乗車可能なスペース
は車両の前部のみとなり、通常の車両に比べて少ない乗
車定員しか確保することができなかった。さらに、ベー
ス車の改造は大がかりなものとなるので、キャビンを構
成するための費用が高価となるが、キャビン内は一部屋
で構成され、該キャビン内のスペースはベース車後部の
スペースに制限されるためあまり広く構成することがで
きなかった。また、車両とは別体に形成したキャビンを
車両にて牽引するように構成したものにおいては、走行
時の車両長が長くなるため車両単独の場合に比べて運転
操作性が悪化し、広い駐車スペースが必要となる。さら
に、キャビン内は一部屋で構成され、キャビン内のスペ
ースを広く確保しようとするとキャビンが大型化して、
取り扱いが煩雑になったり、高価となったりしていた。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、居住設備としてのキャビンを
有するキャンピングカーであって、車両とは別体に構成
されたキャビンを、該車両内に収納可能に構成した、。
定部と下方に位置する昇降部とで構成し、該昇降部を昇
降可能に構成して固定部内に収納可能とした。
ンを支持するキャスター輪を着脱可能に取り付けた。
し、キャビンの支持高さを調節可能とした
の左右幅寸法を、上部の左右幅寸法よりも小さく形成
し、該下部と上部との境界部分に段差を形成した。
に、内装設備品を設置した。
する。図1は本発明のキャンピングカーにおいて、車両
の後端部にキャビンを連結して配置した状態を示す全体
側面図、図2は同じく後面図、図3は同じく車両及びキ
ャビン内部を示す平面図、図4は同じく車両後部に配設
した各シートのシート面をフラットに形成してベッドと
して使用するように構成した状態を示す平面図、図5は
キャビンを車両と分離して配置した状態を示す全体側面
図、図6は同じくキャビンを示す正面図、図7は図5の
状態のキャビンを車両内に収納する際にキャビンの前端
部を車両の後端部に挿入した状態を示す側面図、図8は
図7における状態から車両内にキャビンの後部まで挿入
した状態を示す側面図、図9はキャビンを完全に車両内
へ収納した状態を示す平面図、図10はキャビンの内部
を示す側面図、図11同じく平面図、図12は同じく正
面図、図13は同じく後面図、図14は後部キャスター
輪を示す側面図、図15は同じく正面図、図16は後部
キャスター輪の傾倒機構部を示す側面図、図17は前部
キャスター輪を示す側面図、図18は同じく正面図、図
19は車両及びキャビンを人が立てる程度の室内高に構
成した場合に車両の後端部にキャビンを連結して配置し
た状態を示す全体側面図、図20は車両及びキャビンを
人が立てる程度の室内高に構成した場合にキャビンを車
両と分離して配置した状態を示す全体側面図である。
る。図1乃至図3に示すように、車両1とキャビン2と
で構成され、例えば、ワンボックスタイプに構成された
車両1の後方にはキャビン2が配置されており、該キャ
ビン2は後部ドア1cを開放した車両1の後端部に連結
して設置されている。キャビン2内の前部はキッチンス
ペース21に構成されて、コンロ22、シンク23、及
び、収納棚24等が着脱可能に設置されており、後部は
シャワールーム25に構成され、シャワー設備26及び
トイレ27が設置されている。該キッチンスペース21
とシャワールーム25とはカーテン28により仕切られ
ている。該キャビン2の側面及び後面には、例えば、開
閉可能に構成された窓29・29・・・が形成されてい
る。
等が配置される運転部1aに構成され、後部は対面シー
ト13・14、リアシート15、及び、テーブル16等
が配置されるリビングルーム1bに構成されている。該
リビングルーム1b内には側部ドア1dから出入りする
ように構成している。前記キャビン2の前面には出入口
26が開口しており、該出入口26によりキャビン2と
リビングルーム1bとが連通している。キャビン2は上
方に位置する固定部2aと下方に位置する昇降部2bと
により構成されており、該固定部2a後端部の下部には
左右に後部キャスター輪30・30が取り付けられ、該
固定部2aの前端部車両1の後端部に係止している。そ
して、該後部キャスター輪30・30及び車両1により
キャビン2が支持されている。
前記対面シート13・14は回転可能に構成されてお
り、キャンプ時等には、図3の如く後ろ向きに着席する
ように位置させ、移動時等の車両1の走行中には該対面
シート13・14を回転させて前向きに着席するように
位置させることができる。また、図4に示すように、就
寝時には、対面シート13・14及びリアシート15の
背もたれを倒す等してシート面をフラットに形成し、ベ
ッドとして使用することもできる。
ができる。即ち、図5、図6に示すように、該キャビン
2を車両1と切り離して設置し、例えば、車両1の後方
にキャビン2を配置することも可能である。この場合、
キャビン2の固定部2aにおける前端下部には、左右に
前部キャスター輪31・31を、後端下部には、左右に
後部キャスター輪30・30を着脱可能に取り付けて、
該前後部キャスター輪31・30によりキャビン2を支
持している。また、キャビン2の出入口26は該固定部
2aの前面に形成されているので、該キャビン2の前面
側にはステップ32を設置して、出入口26からのキャ
ビン2への出入りを行い易くしている。該出入口26に
は、開閉式のドアを付設することも可能である。
ては、キャビン2を車両1とは別体に形成し、該キャビ
ン2内にキッチンスペース21とシャワールーム25と
を構成するとともに、車両1の後部にリビングルーム1
bを構成している。即ち、リビングルーム1bと、キッ
チンスペース21及びシャワールーム25とを分割して
2部屋に構成している。そして、前後部キャスター輪3
1・30により支持されたキャビン2は、設置状態で移
動可能であり、また、該キャスター輪31・30に付設
されたストッパーを作動させることにより、移動しない
ようにすることもできる。
されており、例えば、図5に示す状態から昇降部2bを
上昇させると、該昇降部2bを固定部2a内に収納でき
るように構成している。さらに、昇降部2bを固定部2
a内に収納したキャビン2は、車両1の後部、即ち、リ
ビングルーム1bを構成している部分に収納可能に構成
されている。
1と切り離して設置したキャビン2を車両1に収納する
場合は、まず、キャビン2の昇降部2bを上昇させて固
定部2a内に収納し、該キャビン2を車両1の後方へ移
動させる。次に、図7に示すように、車両1の後部ドア
1cを開けて該車両1の後端部を開放し、該車両1の後
端部にキャビン2の前端部を挿入する。
キャスター輪31・31は、傾倒可能で高さ調節可能に
構成されており、キャビン2の前端部を車両1の後端部
に挿入した状態で前部キャスター輪31・31を上方に
傾倒させると、キャビン2の前端部の対地高さが低くな
って、該キャビン2の前端部が車両1の後端部の床面に
係止し、前部キャスター輪31・31をさらに傾倒する
と、該前部キャスター輪31・31が地面よりも上方に
移動して接地しなくなる。その後、前部キャスター輪3
1・31をキャビン2から取り外し、キャビン2を前方
へ押し込んで車両1内に収納する。そして、図8に示す
ように、キャビン2の後部まで車両1内に収納し、キャ
ビン2の後端部に取り付けられた後部キャスター輪30
・30を、前記前部キャスター輪31の場合と同様に傾
倒させて接地していない状態とした後に、該後部キャス
ター輪30・30を取り外して、該キャビン2全体を車
両1内に収納する。車両1内に収納したキャビン2は、
固定金具により車両1に締結したり、キャビン2と車両
1とをターンバックル等で連結したりして、該車両1内
で動かないように固定し、その後後部ドア1cを閉じ
る。尚、キャビン2の下面に長手方向にスライドシュー
を取り付けるとともに、車両1後部の床面のスライドシ
ューに対応する箇所にレールを取り付けて、該キャビン
2の車両1内への収納を容易にすることができる。
シート13・14よりも後方のスペースに収納され、リ
アシート15及びテーブル16は取り外してキャビン2
の両側部と車両側面との間のスペースに立てて収納し、
キャビン2から取り外した後部キャスター輪30・30
及び前部キャスター輪31・31も同様にキャビン2の
両側部と車両側面との間のスペースに収納することが可
能である。また、対面シート13・14は前向きに着席
するように回転させている。このように、車両1内にキ
ャビン2を収納した状態においても、該車両1内にキャ
ビン2を収納していない場合と同様の操作で車両1を運
転することが可能であり、この場合は、例えば、運転席
11、助手席12、及び、対面シート13・14に4〜
5人程度乗車することができる。
該車両1外部に設置する場合には、まず、車両1の後部
ドア1cを開け、キャビン2を車両1に固定している固
定金具等を外し、キャビン2を後方に引き出す。後端部
が車両1外部に引き出されたキャビン2に後部キャスタ
ー輪30・30を取り付けて、上方に傾倒された状態の
該キャスター輪30を下方に回動して接地するように高
さ調節を行う。その後、前部キャスター輪31が取付可
能な位置までキャビン2を引き出し、前記後部キャスタ
ー輪30と同様に前部キャスター輪31を取り付けて高
さ調節する。そして、キャビン2を設置する場所まで移
動して、該キャビン2の昇降部2bを下降させて設置す
る。
常、前記対面シート13・14の後方に一列又は二列の
シートが配置されているが、車両1内にキャビンを収納
する場合や、リビングルーム1bを構成する場合等、キ
ャンピングカーとして使用する場合には取り外してお
き、通常の車両として使用する場合には、キャビン2を
車両1外部に取り出して、前記シートを再度取り付けれ
ばよい。また、キャビン2はFRP(繊維強化プラスチ
ック)やステンレス板等を用いて、軽量、且つ、安価に
構成しており、取り扱いを容易にしている。さらに、キ
ャビン2内のコンロ22、シンク23、及び、収納棚2
4等のユーティリティは着脱可能に設置されているの
で、ユーザーの好みに応じて設置場所や種類を適宜設定
することができる。そして、一旦キャビン2を構成した
後においても、オプション品などを追加して設置した
り、改造を加えたりすることが可能となる。
は、前述の如くキャビン2を構成することにより、車両
1の改造を行うことなく後部のシートを取り外すだけ
で、キャビン2を該車両1内に収納することができる。
これにより、車両の長さや高さはベースとなる車両1と
変わらないので、移動時には通常の車両を運転する場合
と同等の運転操作性を得ることができ、キャンプ時には
任意の場所で該キャビン2を車両1外部に設置すれば、
該キャビン2とリビングルーム1bとの2部屋の広い居
住空間を確保することができる。そして、例えば、リビ
ングルーム1bを居間・寝室のスペースとして、キャビ
ン2をキッチンスペース21やシャワールーム25等の
ユーティリティルームとして分割して使用することによ
り、長期間の宿泊であっても快適に過ごすことができる
のである。
えば、リビングルーム・2段式ベッドルーム・ユーティ
リティルームといったように、3部屋に分割して設定す
ることも可能である。さらに、キャビン2の形状を各車
両1の形状に合わせて形成することで、1ボックスタイ
プの車両であれば、全ての車種に対応することができ
る。
び、車両1から取り出しての設置が、前述のような簡単
な作業で行うことができるので、これらの収納・設置を
誰でも一人で行うことが可能となり、該キャビン2を設
置する場所があれば、何時でも、何処でもオートキャン
ピングを行うことができることとなる。さらに、キャビ
ン2を車両1と切り離して設置した場合には、車両1の
みを通常の車両として使用することができるので、キャ
ンプ場等でも通常のドライブを手軽に楽しむことが可能
である。このように、本キャンピングカーにおいては、
機動性を向上することができるのである。従って、災害
時の仮設住宅として使用したり、様々な所で開催される
各種イベントを行う際にも使用したりすることもでき
る。
3より説明する。キャビン2の固定部2aは下方を開放
した略箱形状に形成され、図12に示すように後面視に
おいて固定部2aの外周形状は車両1の内面形状に合わ
せて形成されている。該固定部2aの下部34の左右幅
は上部33の左右幅よりも小さく形成して、キャビン2
を車両1内に収納した場合に、固定部2aの下部34
が、車両1内に突出するタイヤハウス部分の凸部1eと
干渉しないように構成しており、固定部2aの上部33
と下部34との境界部分には棚状の段差部35が形成さ
れている。該段差部35上には前記コンロ22やシンク
23等の内装設備品を設置しており、キャビン2内にお
ける、これら内装設備品の内側方向への出っ張り量を抑
えて室内空間を広く確保するようにしている。また、こ
れら内装設備品は段差部35上に載置して設置されてい
るので、確実に安定して設置することができる。
形成された連結フレーム36と、上方を開放した略箱形
に形成された昇降フレーム37とにより構成され、該連
結フレーム36は固定部2aの下部34へ下方から上下
摺動自在に嵌入し、該昇降フレーム37は連結フレーム
36の下部34へ下方から上下摺動自在に嵌入してい
る。そして、固定部2aの下部34の周縁部下端には係
止片34bが内側方向に突出しており、連結フレーム3
6が下方へ摺動すると、該係止片34bと該連結フレー
ム36の周縁部上端から外側方向へ突出する係止片36
aとが係止し、昇降フレーム37が下方に摺動すると、
連結フレーム36の周縁部下端から内側方向へ突出する
係止片36bと、昇降フレーム37の周縁部上端から外
側方向へ突出する係止片37aとが係止するように構成
している。
段差部35の前後略中央部には昇降操作部51が固設さ
れ、該昇降操作部51から前後に回転軸53が延設され
ている。昇降操作部51には回転軸53と直交する操作
軸51aが配設されており、該操作軸51aに固設され
るウォームギア51bと、回転軸53に固設されるウォ
ームホイール51cとが噛合して、操作軸51aを回転
操作すると回転軸53が回転駆動されるように構成して
いる。回転軸53の前端部及び後端部には前部駆動プー
リー54a及び後部駆動プーリー54bが固設され、該
回転軸と一体的に回転可能に構成されている。
フレーム37前端部の左右一方に連結したワイヤ56a
の他端が連結されるとともに、一端を昇降フレーム37
前端部の左右他方に連結し、固定部2aの前端上部の左
右に固設された架設プーリー55・55に架設されるワ
イヤ56bの他端が連結されている。また、後部駆動プ
ーリー54bには、一端を昇降フレーム37後端部の左
右一方に連結したワイヤ57aの他端が連結されるとと
もに、一端を昇降フレーム37後端部の左右他方に連結
し、段差部35の左右他方に固設された架設プーリー5
5に架設されるワイヤ57bの他端が連結されている。
そして、回転軸53が回転駆動されると、ワイヤ56a
・56b及びワイヤ57a・57bが前部駆動プーリー
54a及び後部駆動プーリー54bにそれぞれ巻き取ら
れ、これにより昇降フレーム37が上昇する。
6の下端の高さまで上昇すると、該昇降フレーム37下
面の4隅に固設された係止板58・58・・・が連結フ
レーム36の下端に当接して、その後、昇降フレーム3
7と連結フレーム36とが一体的に上昇する。そして、
昇降フレーム37及び連結フレーム36の上端が、固定
部2aの段差部35の高さまで上昇すると、該昇降フレ
ーム37及び連結フレーム36は固定部2aに収納され
た状態となるとともに、左右の段差部35に固設された
係止板59・59が該昇降フレーム37及び連結フレー
ム36の上端に当接して、昇降フレーム37及び連結フ
レーム36はそれ以上上昇することができずに停止す
る。
ことにより、昇降フレーム37と連結フレーム36とで
構成されるキャビン2の昇降部2bを固定部2内に収納
することができる。これにより、キャビン2を外部に設
置した場合には室内高さを大きく確保するとともに、車
両1内に収納する際には該キャビン2の高さ寸法を小さ
くしてコンパクトに収納することが可能となるのであ
る。尚、操作軸51aの操作は手動で行うことや、モー
タ等を用いて自動的に行うことが可能である。
スター輪30及び前部キャスター輪31について説明す
る。図14乃至図16において、キャビン2後端部を支
持する後部キャスター輪30は、キャビン2後端部にお
ける固定部2aの段差部35に固設された支持脚61の
下端部に、ブラケット62を介して取り付けられてお
り、該ブラケット62の上端部は、回動ピン65により
支持脚61の下端部に回動自在に支持されている。ブラ
ケット62の下部には支持ピン67が固設され、該支持
ピン67に形成された貫通孔67aへ、全長に渡って雄
螺子が形成されたステーボルト63の一端部63aが回
転自在に挿入され、ナット69・69により該支持ピン
67に固定されている。該ステーボルト63の他端部6
3b側は、支持脚61の下端部に固設された調節ピン6
6の螺子孔66aに螺嵌されている。そして、該ステー
ボルト63により、回動ピン65を中心に回動自在であ
る後部キャスター輪30の傾倒角度を固定しており、通
常、後部キャスター輪30によりキャビン2を支持して
いる状態においては、該キャビン2の下端よりも下方で
接地する角度を固定されている。
後部キャスター輪30は支持高さを調節可能に構成され
ている。即ち、調節ピン66の螺子孔66aに螺嵌され
るステーボルト63を軸方向に回転操作すると、該ステ
ーボルト63が調節ピン66に対して、ステーボルト6
3の一端部63a側又は他端部63b側に移動し、これ
に伴って、ステーボルト63の一端部63aに固定され
るブラケット62に取り付けられた後部キャスター輪3
0が回動ピン65を中心に回動するのである。例えば、
図13に示すように、後部キャスター輪30の下端がキ
ャビン2の下端よりも下方に位置する状態から、ステー
ボルト63が他端部63b側へ移動する方向に該ステー
ボルト63を回転操作すると、後部キャスター輪30が
上方に回動して、該後部キャスター輪30の下端がキャ
ビン2の下端よりも高位置となり、後部キャスター輪3
0は接地しなくなる。また、逆にステーボルト63を反
対側へ回転操作すると、上方に位置して設置していない
状態のキャスター輪30が下方へ回動して接地し、さら
にステーボルト63を回転操作してキャスター輪30を
下方に回動させると、該キャスター輪30によりキャビ
ン2が支持された持ち上げられる。即ち、キャスター輪
30は、キャビン2に対してジャッキの如く作用するよ
うに構成しているのである。以上の如く、ステーボルト
63を回転操作することにより後部キャスター輪30の
支持高さを調節することができる。
ビン2の前端部を支持する前部キャスター輪31は、キ
ャビン2前端部における固定部2aの段差部35に固設
された支持脚68の下端部に、ブラケット62を介して
取り付けられており、該ブラケット62の上端部は、回
動ピン65により支持脚61の下端部に回動自在に支持
されている。前記後部キャスター輪30の場合と同様
に、ブラケット62の下部には支持ピン67が固設さ
れ、該支持ピン67の貫通孔67aへステーボルト63
の一端部63aが回転自在に挿入され、ナット69・6
9により該支持ピン67に固定されている。該ステーボ
ルト63の他端部63b側は、支持脚68下端部の調節
ピン66の螺子孔66aに螺嵌されている。そして、該
ステーボルト63により、回動ピン65を中心に回動自
在である前部キャスター輪31の傾倒角度を固定してお
り、通常、前部キャスター輪31によりキャビン2を支
持している状態においては、該キャビン2の下端よりも
下方で接地する角度に固定されている。
前部キャスター輪31は、前述の場合と同様に、ステー
ボルト63を回転操作することにより支持高さを調節可
能に構成されている。また、前部キャスター輪31は水
平方向に回転自在に取り付けられており、該前部キャス
ター輪31及び後部キャスター輪30により支持される
キャビン2を、移動する際に方向転換できるように構成
している。
が立てる程度の室内高さを有するハイルーフ型の車両に
構成されている場合は、前記キャビン2は下方を閉じた
固定部2aのみで構成することができる。即ち、図19
におけるキャビン2を人が立てる程度の室内高さを有す
る固定部2aにより構成するのである。この場合、昇降
可能に構成した前記昇降部2bが必要でなくなるので、
構造が簡単になり低コスト化、及び、軽量化を図ること
が可能となる。尚、図19には、キャビン2の後端部を
後部キャスター輪30・30にて支持し、前端部を車両
1にて支持した状態を示しており、図20には、図19
におけるキャビン2を車両1と分離して配置して、前部
キャスター輪31・31及び後部キャスター輪30・3
0にて支持した状態を示している。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、車両とは別体に構成されたキャビンを、該車両内に
収納可能に構成したので、車両を改造することなくキャ
ンピングカーを構成することができ、安価にキャンピン
グカーを構成することができる。また、移動する際に
は、居住空間であるキャビンを車両内に収納して移動す
ることができ、通常の車両を運転する場合と同等の運転
操作性を得ることができる。さらに、駐車時には、通常
の車両が駐車するだけのスペースがあれば良く、特別に
広い駐車スペースを確保する必要もない。そして、キャ
ンプ時には車両からキャビンを取り出して設置するだけ
でオートキャンピングを楽しむことが可能で、キャビン
を取り出した後の車両内にテーブルやシート等を設置す
れば、2部屋の広い居住空間を得ることができ、長期間
の宿泊であっても快適に過ごすことができる。さらに、
キャビンを設置する場所があれば、何時でも、何処でも
オートキャンピングを行うことが可能で、キャビンを車
両と切り離して設置した場合には、キャビンを収納して
いたスペースにシートを装着すれば、乗車定員を減らす
ことなく、車両のみを通常の車両として使用することが
でき、キャンプ場等でも通常のドライブを手軽に楽しむ
ことが可能である。このように、本キャンピングカーに
おいては、機動性を向上することができる。
ンを、上方に位置する固定部と下方に位置する昇降部と
で構成し、該昇降部を昇降可能に構成して固定部に収納
可能としたので、キャビンを設置する場合には昇降部を
下降させ、キャビンの上下高さを高く構成して室内空間
を大きく確保することができるとともに、該キャビンを
収納する場合には昇降部を上昇させて固定部に収納しキ
ャビンをコンパクトに構成して、車両を、例えば、ハイ
ルーフ仕様にする等の改造することなく手軽に該車両内
に収納することができる。このように、広い室内空間を
得ることができるにも係わらず、コンパクトに収納する
ことができるのである。これにより、通常のワンボック
スタイプ等の車両に直接収納することが可能となるの
で、キャンピングカーを安価に構成することができるの
である。
ンの固定部に、該キャビンを支持するキャスター輪を着
脱可能に取り付けたので、車両から取り出したキャビン
を任意の場所まで移動して設置することが可能となる。
また、キャスター輪によりキャビンの固定部を支持しな
がら、昇降部の昇降や収納・取り出し作業を行うことが
できるので、キャビンの設置及び収納を、一人でも手軽
に短時間で行うことが可能となる。さらに、該キャスタ
ー輪は着脱可能であるので、収納時には取り外してキャ
ビンをコンパクトに車両内へ収納することができる。
ター輪を傾倒可能に構成し、キャビンの支持高さを調節
可能としたので、例えば、キャビンを設置する場合やキ
ャビンを移動する場合には、キャスター輪の支持高さを
高く設定して該キャスター輪によりキャビンを支持し、
キャビンを車両内に収納する場合等は、キャスター輪の
支持高さを低く設定して該キャスター輪によりキャビン
を支持しないようにするといったように、状況に応じて
キャビンの支持・不支持を切り換えることができるの
で、キャビンの設置・収納等をスムーズに行うことがで
き、キャビンの取り扱いを容易にすることができる。
ンの固定部における下部の左右幅寸法を、上部の左右幅
寸法よりも小さく形成し、該下部と上部との境界部分に
段差を形成したので、該キャビンを車両内に収納する場
合に、車両内の下部に突出しているタイヤハウス部分等
の突出部と該キャビンとが干渉することなく収納するこ
とができる。また、このように形成することで、キャビ
ンの外周形状を車両の内周形状に合わせた形状に形成す
ることとなり、キャビンの室内スペースを広く構成する
ことが可能となる。さらに、前記段差部に前記キャスタ
ー輪を取り付けることにより、キャビンを確実に支持す
ることが可能となり、該キャビンを安定して設置するこ
とが可能となる。
ン内における前記段差部に、コンロやシンク等の内装設
備品を設置したので、キャビン内において、これら内装
設備品の内側方向への出っ張り量を抑えることができ、
室内空間を広く確保することが可能となる。また、内装
設備品を確実に安定して設置することができる。
端部にキャビンを連結して配置した状態を示す全体側面
図である。
る。
をフラットに形成してベッドとして使用するように構成
した状態を示す平面図である。
全体側面図である。
キャビンの前端部を車両の後端部に挿入した状態を示す
側面図である。
まで挿入した状態を示す側面図である。
平面図である。
に構成した場合に車両の後端部にキャビンを連結して配
置した状態を示す全体側面図である。
に構成した場合にキャビンを車両と分離して配置した状
態を示す全体側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 居住設備としてのキャビンを有するキャ
ンピングカーであって、車両とは別体に構成されたキャ
ビンを、該車両内に収納可能に構成したことを特徴とす
るキャンピングカー。 - 【請求項2】 前記キャビンを、上方に位置する固定部
と下方に位置する昇降部とで構成し、該昇降部を昇降可
能に構成して固定部内に収納可能としたことを特徴とす
る請求項1に記載のキャンピングカー。 - 【請求項3】 前記キャビンの固定部に、該キャビンを
支持するキャスター輪を着脱可能に取り付けたことを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャンピングカ
ー。 - 【請求項4】 前記キャスター輪を傾倒可能に構成し、
キャビンの支持高さを調節可能としたことを特徴とする
請求項3に記載のキャンピングカー。 - 【請求項5】 前記キャビンの固定部における下部の左
右幅寸法を、上部の左右幅寸法よりも小さく形成し、該
下部と上部との境界部分に段差を形成したことを特徴と
する請求項1又は請求項2又は請求項3に記載のキャン
ピングカー。 - 【請求項6】 前記キャビン内における前記段差部に、
内装設備品を設置したことを特徴とする請求項6に記載
のキャンピングカー。
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- 1998-08-11 JP JP22667898A patent/JP4199852B2/ja not_active Expired - Fee Related
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