JPH1059058A - 自動車用伸縮ボディ - Google Patents

自動車用伸縮ボディ

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JPH1059058A
JPH1059058A JP22557096A JP22557096A JPH1059058A JP H1059058 A JPH1059058 A JP H1059058A JP 22557096 A JP22557096 A JP 22557096A JP 22557096 A JP22557096 A JP 22557096A JP H1059058 A JPH1059058 A JP H1059058A
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JP
Japan
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door
outer box
automobile
rotating wheel
corner
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Application number
JP22557096A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ebato
浩 江波戸
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EBATSUKU KK
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EBATSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の車両法に従うとともに、大人が立って
作業をするに十分な高さを有する荷室を提供する。 【解決手段】 自動車用伸縮ボディは、天地方向の長さ
を可変としたものであり、天井面を有さない内箱部11
と、内箱部11の外側に嵌合し、底面を有さない外箱部
12と、外箱部12と内箱部11との隣接する一面にそ
れぞれ設けられ、外箱部12の外側と内箱部11内とを
出入り可能とする扉部11a及び12aと、外箱部12
の1角部を天地方向に移動させる駆動部(12b,15
a,18a,19a,19b,20及び21等)と、外
箱部12の扉部12aが設けられた面以外の3面の内面
側で駆動部の駆動力が伝達され、外箱部12の1角部以
外の他の3つの角部を外箱部12が水平を保持するよう
に天地方向に移動させる連動部(11c,16a,16
b,18b及び23等)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のボディ
の少なくとも一部として用いられ、天地方向の長さを可
変とした自動車用伸縮ボディに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転室の他に荷室を設け、そ
の荷室に雑貨品や食料品等を搭載した移動販売車が知ら
れている。車体の種類としては、運転室と荷室とが一体
となったものや、運転室と荷室とが独立して設けられた
ものがある。移動販売車としては、極力、客の近くまで
行って販売を行うため、住宅街の路地等を走行するのに
適した小型車が用いられる。さらには、小型車の中で
も、コストとの関係から軽自動車が特に好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、軽自動車の大きさは、今日での道路運送車両
法で、長さ3.3m、幅1.4m及び高さ2.0m以下
と定められているので、軽自動車を移動販売車として使
用するには、高さが不十分であるという問題があった。
すなわち、荷室の床面は、後輪の上部に設けられるた
め、床をタイヤハウスのない平面とすると、荷室の床面
の地上高は、タイヤの径を小さくするにも限界があるの
で、0.6m以上となる。よって、荷室の天井の厚みを
極力薄くしても、荷室内の高さは、1.4m未満となっ
てしまう。したがって、大人が荷室内で立って作業をす
ることができず、中腰又は座った姿勢で作業をせざるを
得ないという問題があった。
【0004】本発明の課題は、現在の車両法に従うとと
もに、大人が立って作業をするに十分な高さを有する荷
室を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、自動車のボディの少なくとも
一部として用いられ、天地方向の長さを可変とした自動
車用伸縮ボディであって、天井面を有さない内箱部と、
前記内箱部の外側に嵌合するように設けられ、底面を有
さない外箱部と、前記外箱部と前記内箱部との隣接する
一面にそれぞれ設けられ、前記外箱部の外側と前記内箱
部内とを出入り可能とする扉部と、前記外箱部の1角部
を天地方向に移動させる駆動部と、前記外箱部の前記扉
部が設けられた面以外の3面の内面側で前記駆動部の駆
動力が伝達され、前記外箱部の1角部以外の他の3つの
角部を前記駆動部の駆動に連動して前記外箱部が水平を
保持するように天地方向に移動させる連動部とを備える
ことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の自動
車用伸縮ボディにおいて、前記駆動部は、前記内箱部の
1角部に設けられた中空状の支柱部と、前記支柱部内の
上端近傍に回転自在に取り付けられた回転車と、前記支
柱部と隣接する前記外箱部の1角部の下端近傍に設けら
れた保持部と、所定の駆動力を受けて往復運動するシリ
ンダーと、前記シリンダーから、前記回転車を介して前
記保持部に張られた巻掛け媒介節とを備えることを特徴
とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載された自動車用伸縮ボディにおいて、前記連動部
は、前記外箱部の内面側の前記3面の両端に位置する角
部の下端近傍にそれぞれ回転自在に取り付けられた第2
回転車及び第3回転車と、前記第2回転車が取り付けら
れた角部と隣接する前記内箱部の角部の上端近傍に設け
られた第2保持部と、前記第3回転車の下方の床部に設
けられた第3保持部と、前記第2保持部から、前記第2
回転車及び前記第3回転車を介して前記第3保持部に張
られた第2巻掛け媒介節とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載の自動車用伸縮ボディにおい
て、前記扉部は、前記外箱部の扉が外方向に開くととも
に前記内箱部の扉が内方向に開くように形成されている
か、又は、前記外箱部及び前記内箱部の扉が同一方向に
開くとともに、外方向に扉が開くときは前記外箱部の扉
の幅が前記内箱部の扉の幅より広く形成され、内方向に
扉が開くときは前記内箱部の扉の幅が前記外箱部の扉の
幅より広く形成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1及び図2は、本発
明による自動車用伸縮ボディを適用した自動車の一実施
形態を示す図である。図1(a)及び(b)は、それぞ
れ平面図及び左側面図を示し、図2(a)及び(b)
は、それぞれ右側面図及び後面図を示す。
【0010】図1の自動車1は、軽トラックの荷室側
に、本発明による自動車用伸縮ボディ10(以下、単に
「ボディ10」という。)を設けたものである。このボ
ディ10は、天地方向の長さを可変としたものである。
図1及び図2は、それぞれボディ10が伸びたときの状
態を示している。
【0011】自動車1の走行時は、図1中の長さLが0
であるが、停車して販売等するときは、ボディ10が天
方向に長さLだけ伸びるように形成されている。そし
て、長さLが0のときは、車高が軽自動車の法定サイズ
である2.0m以下となり、かつボディ10が伸びたと
きは、荷室内の高さが1.8m程度となり、荷室内で大
人が立って作業をすることができる高さとなるように形
成されている。
【0012】ボディ10は、内箱部11と外箱部12と
を備えている。外箱部12の内寸は、内箱部11の外寸
より大きく(内箱部11と外箱部12とが適宜の間隙を
有するように)形成されており、内箱部11の外側に外
箱部12が嵌合された状態となっている。
【0013】図3及び図4は、内箱部11の骨組み構造
を示す図である。図3(a),(b)及び(c)は、そ
れぞれ平面図、左側面図及び前面図を示し、図4(a)
及び(b)は、それぞれ右側面図及び後面図を示す。内
箱部11は、天面のない形状をなし、図4(a)に示す
ように、後述する扉11aが取り付けられる部分が開口
された骨組みを有している。図5及び図6は、外箱部1
2の骨組み構造を示す図である。図5(a),(b)及
び(c)は、それぞれ平面図、左側面図及び前面図を示
し、図6(a)及び(b)は、それぞれ右側面図及び後
面図を示す。外箱部12は、底面のない形状をなし、図
6(a)に示すように、後述する扉12aが取り付けら
れる部分が開口された骨組みを有している。
【0014】図7は、内箱部11と外箱部12との嵌合
状態を示す図である。図中、(a)及び(b)は、それ
ぞれ平面図及び側面図を示す。図7において、内箱部1
1及び外箱部12の隣接する1面には、それぞれ扉11
a及び12aが設けられている。内箱部11の扉11a
は、上端まで開閉するように形成されており、外箱部1
2の扉12aは、下端まで開閉するように形成されてい
る。
【0015】外箱部12の扉12a及び内箱部11の扉
11aは、それぞれ外側に開くように形成されている。
そして、図7(a)に示すように、扉12aの幅が扉1
1aの幅より広く形成されている。このように形成すれ
ば、扉12aが開いているときは、外箱部12に干渉す
ることなく扉11aを開くことができる。
【0016】なお、扉12a及び11aが、それぞれ内
側に開くように形成するときは、上述とは逆に、扉11
aの幅を扉12aの幅より広く形成すれば良い。また、
扉12aが外側に開くようにし、扉11aが内側に開く
ように形成しても良く、このように形成するときは、扉
11aと12aとの幅は制限されない。
【0017】図8は、扉11aの開閉機構を詳細に示す
図である(扉12aも同様である)。内箱部11と扉1
1aとは、ラバーヒンジ13によって連結されている。
また、扉11aの先端部には、略Z状に形成された部材
14及びパッキン25が取り付けられている。これによ
り、扉11aを閉めたときは、水滴(雨水等)や、虫、
ほこり等が内箱11内に入らない程度に外気と仕切られ
る。
【0018】説明を図7に戻す。図7(a)において、
内箱部11の4角部には、略中空角形状に形成された支
柱11bが設けられている。そして、この支柱11bの
うち、1つの支柱11b(本実施形態では、図中、左下
側の支柱11b)内の上端部には、回転車15aが回転
自在に取り付けられている。また、外箱部12の内面側
であって扉12aが設けられた面以外の3面には、1対
の回転車16a及び16bが取り付けられている。
【0019】図9は、図7(a)のA部を詳細に示す図
である。内箱部11の支柱11b内に取り付けられた回
転車15aは、チェーンが外周部に巻き掛けられるスプ
ロケット歯を有するものである。他の回転車16a及び
16bも同様である。回転車16a及び16bは、それ
ぞれ図9に示すように、断面が略凹状に形成されたブラ
ケット17の内部に回転自在に取り付けられ、このブラ
ケット17が所定の部材等を介して、外箱部12の内面
側に取り付けられている。
【0020】図10は、図7で示した内箱部11及び外
箱部12並びにこれらに取り付けられた回転車15a,
16a及び16bを模式的に示すとともに、各回転車1
5a等に巻き掛けられたチェーン18a及び18bを示
す図であり、ボディ10に設けられた昇降機構を示した
ものである。
【0021】図10(b)において、床面(内箱部11
の底面)の下側には、2つの回転車19a及び19bが
回転自在に取り付けられている。これらの回転車19a
及び19bは、上述した回転車15a等と同様にスプロ
ケット歯を有するものである。そして、回転車19bに
は、駆動力により図中左右方向に伸縮する(油圧)シリ
ンダー20が取り付けられている。なお、図示しない
が、シリンダー20には、切換弁、油圧ポンプ、電動モ
ータ及び油タンクが連結されており、これらが一体化し
た油圧駆動ユニットを構成している。
【0022】また、回転車19aと19bとの中間の位
置における床面には、保持部21が設けられている。さ
らにまた、内箱部11に取り付けられた回転車15aの
下方であって外箱部12の角部の下端近傍には、保持部
12bが設けられている。そして、保持部21と12b
との間に、回転車19b、19a及び15aを介して、
チェーン18aが巻き掛けられている。
【0023】また、外箱部12の回転車16aが取り付
けられた角部の下方の床面には、保持部23が設けられ
ている。さらに、外箱部12の回転車16bが取り付け
られた角部と隣接する内箱部11の角部の上端近傍に
は、保持部11cが設けられている。そして、保持部2
3と11cとの間に、回転車16a及び16bを介して
チェーン18bが巻き掛けられている。ここで、扉11
a及び12aが設けられた面には、チェーン18bが張
られないので、チェーン18bが人の出入りを妨げるこ
とはない。
【0024】以上の構成からなる昇降機構においては、
自動車1に設けられたスイッチ等により油圧駆動ユニッ
トが駆動され、シリンダー20の軸が伸縮される。シリ
ンダー20の軸が縮むと、チェーン18aが引っ張ら
れ、外箱部12の保持部12bが、図中、上方向に引き
上げられる。
【0025】外箱12の保持部12bの図中上方向への
移動により、外箱部12の内面側に取り付けられた回転
車16a及び16bも併せて上方向に移動される。した
がって、回転車16aによりチェーン18bが引っ張ら
れ、回転車16bが上方向に引き上げられる。以上の作
用は、扉11a及び12aが設けられた面以外の3面で
同時に生じる。これにより、シリンダー20により外箱
部12の1角部が引き上げられるときは、同時に他の3
つの角部が引き上げられる。すなわち、外箱部12の4
角部がそのバランスを失うことなく、水平を保ちつつ引
き上げられることとなる。
【0026】一方、シリンダー20の軸が伸びると、外
箱部12の自重により、外箱部12の保持部12bが下
方に移動される。このときも上述と同様に、外箱部12
の他の3つの角部は、回転車16a及び16b並びにチ
ェーン18bにより、バランスを保ちつつ下方に移動さ
れる。以上により、1つのシリンダー20で、外箱部1
2の4角部を水平に移動させることができる。
【0027】このボディ10を有する自動車1は、例え
ば、たこ焼き、たい焼き、お好み焼き、焼きそば、ラー
メン等の販売車に用いて好適である。ボディ10内での
立ち作業ができるので、調理や盛り付け等を容易に行う
ことができる。また、扉11a及び12aにより、ボデ
ィ10が外気と仕切られるので、雨水等の水滴や、虫、
ほこり等がボディ10内に入りにくく、飲食品を取り扱
う場合においては、衛生上好ましい。さらに、ボディ1
0は、網や布地等のフレキシブルな燃えやすい素材を用
いないで、ハードな素材で構成することができるので、
調理等で火を使用する場合であっても、燃えにくい構造
とすることができる。
【0028】上述のたこ焼き等の販売車として用いる場
合には、ボディ10内には、清水タンク、上水道、流し
台、調理台、汚水タンク、冷蔵庫、棚、ガス容器、ガス
コンロ、照明、換気ファン、発電機等を設ける必要があ
る。また、図1に示すように、外側に折り畳み式(又は
取り外し式)カウンターテーブル24や、巻き取り式ひ
さし等を設けることも可能である。さらに、カウンター
テーブル24の下側や側面にショウウィンドウ25を設
けたり、後面に窓26を設けて外から内部が十分に見渡
せるようにしても良い。
【0029】また、自動車1に軽自動車を用いれば、タ
イヤ径が小さいので、ボディ10の床面を低くすること
ができる。したがって、路上の客の目線の高さよりカウ
ンターテーブル24の方が低くなり、客と売り側とのコ
ミュニケーションを図りやすくなる。
【0030】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、均等の範囲内で以下のような種々の変形が可能であ
る。 (1)上述の実施形態では、1つのシリンダー20で外
箱部12の1角部を移動させ、それに連動して、外箱部
12の他の3つの角部を移動させるようにしたが、例え
ば、外箱部12の対角に位置する2つの角部をシリンダ
ー20で移動させ、他の2つの角部を連動させるように
しても良い。
【0031】(2)本発明は、軽自動車に限らず、小型
車や普通自動車にも適用することができる。 (3)本発明は、たこ焼き等の販売車以外に、移動図書
館車、キャンピングカー、放送中継車又は医療検診車等
にも応用することができる。 (4)実施形態では、回転車15a等にチェーン18a
等を巻き掛けたもので説明したが、これ以外に、シーブ
を有する回転車を用いても良く、また、ワイヤやロープ
等の巻き掛け媒介節を用いても良い。 (5)本発明のボディを、自動車の車体から取り外し可
能な着脱式とし、コンテナ化することもできる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、自動車の走行
時は法規を遵守する大きさとし、停車時に販売等すると
きは荷室内の高さを大人が立って作業をするに十分なも
のとすることができる。また、1つの駆動部のみでバラ
ンス良くボディの高さを変えることができる。さらに、
駆動部や連動部が、扉部の人の出入りを妨げることがな
い。
【0033】請求項2又は請求項3の発明によれば、簡
易な構造でボディの高さを可変にすることができ、低コ
ストや軽量化を図ることができる。請求項4の発明によ
れば、外箱部と内箱部との扉を同時に開閉することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用伸縮ボディを適用した自
動車の一実施形態を示す平面図及び左側面図である。
【図2】図1の自動車の一実施形態を示す右側面図及び
後面図である。
【図3】内箱部11の骨組み構造を示す平面図、左側面
図及び前面図である。
【図4】図3の構造を示す右側面図及び後面図である。
【図5】外箱部12の骨組み構造を示す平面図、左側面
図及び前面図である。
【図6】図5の構造を示す右側面図及び後面図である。
【図7】内箱部11と外箱部12との嵌合状態を示す平
面図及び正面図である。
【図8】扉11aの開閉機構を詳細に示す図である。
【図9】図7(a)のA部を詳細に示す図である。
【図10】図7で示した内箱部11及び外箱部12並び
にこれらに取り付けられた回転車15a,16a及び1
6bを模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 自動車 10 ボディ 11 内箱部 11a 扉 11b 支柱 11c 保持部 12 外箱部 12a 扉 12b 保持部 15a,16a,16b 回転車 18a,18b チェーン 19a,19b 回転車 20 シリンダー 21,23保持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボディの少なくとも一部として
    用いられ、天地方向の長さを可変とした自動車用伸縮ボ
    ディであって、 天井面を有さない内箱部と、 前記内箱部の外側に嵌合するように設けられ、底面を有
    さない外箱部と、 前記外箱部と前記内箱部との隣接する一面にそれぞれ設
    けられ、前記外箱部の外側と前記内箱部内とを出入り可
    能とする扉部と、 前記外箱部の1角部を天地方向に移動させる駆動部と、 前記外箱部の前記扉部が設けられた面以外の3面の内面
    側で前記駆動部の駆動力が伝達され、前記外箱部の1角
    部以外の他の3つの角部を、前記駆動部の駆動に連動し
    て前記外箱部が水平を保持するように天地方向に移動さ
    せる連動部とを備えることを特徴とする自動車用伸縮ボ
    ディ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用伸縮ボディに
    おいて、 前記駆動部は、 前記内箱部の1角部に設けられた中空状の支柱部と、 前記支柱部内の上端近傍に回転自在に取り付けられた回
    転車と、 前記支柱部と隣接する前記外箱部の1角部の下端近傍に
    設けられた保持部と、 所定の駆動力を受けて往復運動するシリンダーと、 前記シリンダーから、前記回転車を介して前記保持部に
    張られた巻掛け媒介節とを備えることを特徴とする自動
    車用伸縮ボディ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された自動
    車用伸縮ボディにおいて、 前記連動部は、 前記外箱部の内面側の前記3面の両端に位置する角部の
    下端近傍にそれぞれ回転自在に取り付けられた第2回転
    車及び第3回転車と、 前記第2回転車が取り付けられた角部と隣接する前記内
    箱部の角部の上端近傍に設けられた第2保持部と、 前記第3回転車の下方の床部に設けられた第3保持部
    と、 前記第2保持部から、前記第2回転車及び前記第3回転
    車を介して前記第3保持部に張られた第2巻掛け媒介節
    とを備えることを特徴とする自動車用伸縮ボディ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載の自動車用伸縮ボディにおいて、 前記扉部は、 前記外箱部の扉が外方向に開くとともに前記内箱部の扉
    が内方向に開くように形成されているか、 又は、前記外箱部及び前記内箱部の扉が同一方向に開く
    とともに、外方向に扉が開くときは前記外箱部の扉の幅
    が前記内箱部の扉の幅より広く形成され、内方向に扉が
    開くときは前記内箱部の扉の幅が前記外箱部の扉の幅よ
    り広く形成されていることを特徴とする自動車用伸縮ボ
    ディ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000052845A (ja) * 1998-08-11 2000-02-22 Masao Jibiki キャンピングカー
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