JP2000051370A - 肥満度対応パルス健康器 - Google Patents
肥満度対応パルス健康器Info
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- JP2000051370A JP2000051370A JP10226327A JP22632798A JP2000051370A JP 2000051370 A JP2000051370 A JP 2000051370A JP 10226327 A JP10226327 A JP 10226327A JP 22632798 A JP22632798 A JP 22632798A JP 2000051370 A JP2000051370 A JP 2000051370A
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- JP
- Japan
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- human body
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/05—Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves
- A61B5/053—Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body
- A61B5/0537—Measuring body composition by impedance, e.g. tissue hydration or fat content
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/48—Other medical applications
- A61B5/4869—Determining body composition
Abstract
(57)【要約】
【課題】 利用者の肥満度に対応してトリートメントの
種類を設定することにより、利用者の肥満度にかかわら
ず一定のトリートメント効果が得られるようにする。 【解決手段】 人体インピーダンスを測定する人体イン
ピーダンス測定手段１０１と、性別、年齢、身長、体重
の個人データを入力するデータ入力手段１０２と、測定
した人体インピーダンスと入力した個人データから体脂
肪率を算出する体脂肪率算出手段１０３と、算出した体
脂肪率から肥満度を判定する肥満度判定手段１０４と、
判定した肥満度に対応してトリートメントの種類を設定
するトリートメント種類設定手段１０５で構成し、肥満
度を「やせ」、「標準」、「肥満」に分類し、例えば、
「肥満」の場合は、５〜１０Ｈｚの低い周波数のパル
ス、標準の場合は、１５〜３０Ｈｚの周波数のパルス、
「やせ」の場合は、５０〜１００Ｈｚの高い周波数のパ
ルスを流す。
種類を設定することにより、利用者の肥満度にかかわら
ず一定のトリートメント効果が得られるようにする。 【解決手段】 人体インピーダンスを測定する人体イン
ピーダンス測定手段１０１と、性別、年齢、身長、体重
の個人データを入力するデータ入力手段１０２と、測定
した人体インピーダンスと入力した個人データから体脂
肪率を算出する体脂肪率算出手段１０３と、算出した体
脂肪率から肥満度を判定する肥満度判定手段１０４と、
判定した肥満度に対応してトリートメントの種類を設定
するトリートメント種類設定手段１０５で構成し、肥満
度を「やせ」、「標準」、「肥満」に分類し、例えば、
「肥満」の場合は、５〜１０Ｈｚの低い周波数のパル
ス、標準の場合は、１５〜３０Ｈｚの周波数のパルス、
「やせ」の場合は、５０〜１００Ｈｚの高い周波数のパ
ルスを流す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体に導電接触す
る電極にパルス電流を流し、生体を電気的に刺激してト
リートメントを行うパルス健康器に関する。
る電極にパルス電流を流し、生体を電気的に刺激してト
リートメントを行うパルス健康器に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】人体にはその生体を維
持するために、休みなく生体電流が流れて細胞活動や筋
肉の収縮運動を行っている。パルス健康器は、外部から
パルス電流を人為的に供給して生体を刺激することによ
り、生体電流と同じように細胞活動を活性化し、筋肉の
収縮運動を喚起して生体機能を高めるものである。
持するために、休みなく生体電流が流れて細胞活動や筋
肉の収縮運動を行っている。パルス健康器は、外部から
パルス電流を人為的に供給して生体を刺激することによ
り、生体電流と同じように細胞活動を活性化し、筋肉の
収縮運動を喚起して生体機能を高めるものである。
【０００３】太り過ぎの原因は主に血液中のコレステロ
ールや老廃物の増加により、血行を妨げ、体内に脂肪分
を貯め込むことにある。パルス健康器は、リンパ液や血
液の流れを促進して新陳代謝を活発にするので、余分な
体脂肪を除去して肥満を解消する効果がある。
ールや老廃物の増加により、血行を妨げ、体内に脂肪分
を貯め込むことにある。パルス健康器は、リンパ液や血
液の流れを促進して新陳代謝を活発にするので、余分な
体脂肪を除去して肥満を解消する効果がある。
【０００４】パルス健康器が行うトリートメントには、
高い周波数のパルスで身体の表部を刺激してリンパ液の
流れを促進し、浮腫などを取り除く効果のあるドレナー
ジュと、低い周波数のパルスで身体の深部を刺激して筋
肉を収縮し、血液の循環を促進して新陳代謝を活発にす
るトーニングがある。
高い周波数のパルスで身体の表部を刺激してリンパ液の
流れを促進し、浮腫などを取り除く効果のあるドレナー
ジュと、低い周波数のパルスで身体の深部を刺激して筋
肉を収縮し、血液の循環を促進して新陳代謝を活発にす
るトーニングがある。
【０００５】これらのトリートメントは、利用者の肥満
度によって効果の程度が異なる。これは、体脂肪の割合
が多いと人体インピーダンスが高く、抵抗が大きくなる
ので、肥満度によってパルス電流の流れ具合が一定しな
いためである。例えば、体脂肪の割合が多い肥満の場合
は、高い周波数のパルス電流は流れにくくなるので、ト
リートメントを行う場合は、高い周波数のドレナージュ
より、低い周波数のトーニングの方が効果的である。
度によって効果の程度が異なる。これは、体脂肪の割合
が多いと人体インピーダンスが高く、抵抗が大きくなる
ので、肥満度によってパルス電流の流れ具合が一定しな
いためである。例えば、体脂肪の割合が多い肥満の場合
は、高い周波数のパルス電流は流れにくくなるので、ト
リートメントを行う場合は、高い周波数のドレナージュ
より、低い周波数のトーニングの方が効果的である。
【０００６】そこで本発明は、利用者の肥満度に対応し
てトリートメントの種類を設定することにより、利用者
の肥満度にかかわらず一定のトリートメント効果が得ら
れるようにすることを目的になされたものである。
てトリートメントの種類を設定することにより、利用者
の肥満度にかかわらず一定のトリートメント効果が得ら
れるようにすることを目的になされたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は以下のように構成した。
めに本発明は以下のように構成した。
【０００８】すなわち、人体に導電接触する電極にパル
ス電流を流し、生体を電気的に刺激してトリートメント
を行うパルス健康器において、性別、年齢、身長、体重
の個人データを入力するデータ入力手段と、人体インピ
ーダンスを測定する人体インピーダンス測定手段と、前
記個人データと人体インピーダンスから体脂肪率を算出
する体脂肪率算出手段と、算出した体脂肪率から肥満度
を判定する肥満度判定手段と、判定した肥満度に対応し
てトリートメントの種類を設定するトリートメント種類
設定手段と、を備えることを特徴とする肥満度対応パル
ス健康器である。
ス電流を流し、生体を電気的に刺激してトリートメント
を行うパルス健康器において、性別、年齢、身長、体重
の個人データを入力するデータ入力手段と、人体インピ
ーダンスを測定する人体インピーダンス測定手段と、前
記個人データと人体インピーダンスから体脂肪率を算出
する体脂肪率算出手段と、算出した体脂肪率から肥満度
を判定する肥満度判定手段と、判定した肥満度に対応し
てトリートメントの種類を設定するトリートメント種類
設定手段と、を備えることを特徴とする肥満度対応パル
ス健康器である。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【００１０】図１に、本発明を実施した肥満度対応パル
ス健康器の正面図を示す。肥満度対応パルス健康器１
は、クレジットカードサイズのケースＣの左右両端に、
互いに電気的に絶縁する給電側電極Ｈ１、Ｈ１と検出側
電極Ｈ２、Ｈ２をそれぞれ配置して４端子電極を構成す
る。ケースＣの正面にはＬＣＤの表示部Ｄを設け、その
上方に体脂肪測定開始ボタンＢ１とトリートメント開始
ボタンＢ２、および、その下方に数字のアップキーＫ１
とダウンキーＫ２および選択キーＫ３をそれぞれ配置し
て操作パネルＰを構成する。アップキーＫ１は、キーを
押す毎に数字を１ずつ上昇させて数字を入力する。ダウ
ンキーＫ２は、キーを押す毎に数字を１ずつ下降させて
数字を入力する。選択キーＫ３は、性別、年齢、身長、
体重の入力データ、パルス電流の強さなどを選択する。
ス健康器の正面図を示す。肥満度対応パルス健康器１
は、クレジットカードサイズのケースＣの左右両端に、
互いに電気的に絶縁する給電側電極Ｈ１、Ｈ１と検出側
電極Ｈ２、Ｈ２をそれぞれ配置して４端子電極を構成す
る。ケースＣの正面にはＬＣＤの表示部Ｄを設け、その
上方に体脂肪測定開始ボタンＢ１とトリートメント開始
ボタンＢ２、および、その下方に数字のアップキーＫ１
とダウンキーＫ２および選択キーＫ３をそれぞれ配置し
て操作パネルＰを構成する。アップキーＫ１は、キーを
押す毎に数字を１ずつ上昇させて数字を入力する。ダウ
ンキーＫ２は、キーを押す毎に数字を１ずつ下降させて
数字を入力する。選択キーＫ３は、性別、年齢、身長、
体重の入力データ、パルス電流の強さなどを選択する。
【００１１】性別、年齢、身長、体重のデータを入力す
るときは、それぞれのデフォルト値が表示され、データ
入力はそれらの値を修正して行う。
るときは、それぞれのデフォルト値が表示され、データ
入力はそれらの値を修正して行う。
【００１２】パルス電流の強さには、弱い方から順にさ
する、ほぐす、おす、たたく、もむなどの感覚的なレベ
ルがある。
する、ほぐす、おす、たたく、もむなどの感覚的なレベ
ルがある。
【００１３】図２に、本発明を実施した肥満度対応パル
ス健康器の処理ブロック図を示す。肥満度対応パルス健
康器１は、人体インピーダンスを測定する人体インピー
ダンス測定手段１０１と、性別、年齢、身長、体重の個
人データを入力するデータ入力手段１０２と、測定した
人体インピーダンスと入力した個人データから体脂肪率
を算出する体脂肪率算出手段１０３と、算出した体脂肪
率から肥満度を判定する肥満度判定手段１０４と、判定
した肥満度に対応してトリートメントの種類を設定する
トリートメント種類設定手段１０５で構成する。
ス健康器の処理ブロック図を示す。肥満度対応パルス健
康器１は、人体インピーダンスを測定する人体インピー
ダンス測定手段１０１と、性別、年齢、身長、体重の個
人データを入力するデータ入力手段１０２と、測定した
人体インピーダンスと入力した個人データから体脂肪率
を算出する体脂肪率算出手段１０３と、算出した体脂肪
率から肥満度を判定する肥満度判定手段１０４と、判定
した肥満度に対応してトリートメントの種類を設定する
トリートメント種類設定手段１０５で構成する。
【００１４】肥満度判定手段１０４は、体脂肪率算出手
段１０３が算出した体脂肪率に基づいて肥満度を判定す
る。肥満度は、例えば、体脂肪率が女性の場合１０〜２
０％、男性の場合８〜１８％を標準とし、それ以下を
「やせ」、それ以上を「肥満」と判定する。
段１０３が算出した体脂肪率に基づいて肥満度を判定す
る。肥満度は、例えば、体脂肪率が女性の場合１０〜２
０％、男性の場合８〜１８％を標準とし、それ以下を
「やせ」、それ以上を「肥満」と判定する。
【００１５】トリートメント種類設定手段１０５は、肥
満度判定手段１０４が判定した肥満度に対応してトリー
トメントの種類を設定する。肥満度に対応して、例え
ば、「肥満」の場合は、５〜１０Ｈｚの低い周波数のパ
ルス、標準の場合は、１５〜３０Ｈｚの周波数のパル
ス、「やせ」の場合は、５０〜１００Ｈｚの高い周波数
のパルスを流す。
満度判定手段１０４が判定した肥満度に対応してトリー
トメントの種類を設定する。肥満度に対応して、例え
ば、「肥満」の場合は、５〜１０Ｈｚの低い周波数のパ
ルス、標準の場合は、１５〜３０Ｈｚの周波数のパル
ス、「やせ」の場合は、５０〜１００Ｈｚの高い周波数
のパルスを流す。
【００１６】図３と図４に、本発明を実施した肥満度対
応パルス健康器１のパルス電源１１と人体インピーダン
ス測定回路１２のブロック図を示す。パルス電源１１
は、トリートメント種類設定手段１０５が設定したパル
ス電流の種類をＣＰＵ１４によってメモリ１５から読み
出し、このパルス電流の種類に基づいて基準クロック発
生器１１４のクロックパルスを分周したデジタルトリガ
信号をＩ／Ｏインタフェース１６とＤ／Ａ変換器１１６
を介してパルス発生器１１７に入力し、所定の幅と周波
数の電圧パルスを生成してトランスＴ１の一次側に供給
する。
応パルス健康器１のパルス電源１１と人体インピーダン
ス測定回路１２のブロック図を示す。パルス電源１１
は、トリートメント種類設定手段１０５が設定したパル
ス電流の種類をＣＰＵ１４によってメモリ１５から読み
出し、このパルス電流の種類に基づいて基準クロック発
生器１１４のクロックパルスを分周したデジタルトリガ
信号をＩ／Ｏインタフェース１６とＤ／Ａ変換器１１６
を介してパルス発生器１１７に入力し、所定の幅と周波
数の電圧パルスを生成してトランスＴ１の一次側に供給
する。
【００１７】トランスＴ１と並列にトランスＴ２を接続
し、トランスＴ２に電流検出回路１１８を接続して電流
値を測定し、過電流が流れていないかどうかを監視す
る。電流検出回路１１８が検出した検出電流は、Ａ／Ｄ
変換器１１９とＩ／０インタフェース１６を介してＣＰ
Ｕ１４に入力し、電流値が基準をオーバーしているとき
は、電流保護回路１１１０によって遮断スイッチ１１１
１を作動して回路を遮断する。
し、トランスＴ２に電流検出回路１１８を接続して電流
値を測定し、過電流が流れていないかどうかを監視す
る。電流検出回路１１８が検出した検出電流は、Ａ／Ｄ
変換器１１９とＩ／０インタフェース１６を介してＣＰ
Ｕ１４に入力し、電流値が基準をオーバーしているとき
は、電流保護回路１１１０によって遮断スイッチ１１１
１を作動して回路を遮断する。
【００１８】トランスＴ１、Ｔ２の二次側にそれぞれス
イッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの一端を接続
し、スイッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの他端を
共通にして切換手段としての切換スイッチ１２３Ｂを介
して左右一対の給電側電極Ｈ１、Ｈ１と検出側電極Ｈ
２、Ｈ２を分岐接続する。スイッチング回路１１１２
Ａ、１１１２Ｂはフォトカプラ接続のスイッチング回路
で、対応する切換ユニット１１１３Ａ、１１１３Ｂの出
力信号によって任意のフォトカプラを通電してスイッチ
ングを行う。これにより、左右一対の給電側電極Ｈ１、
Ｈ１と検出側電極Ｈ２、Ｈ２を任意に組合せた電極間に
パルス発生器１１７が生成したパルス電流を供給する。
イッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの一端を接続
し、スイッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの他端を
共通にして切換手段としての切換スイッチ１２３Ｂを介
して左右一対の給電側電極Ｈ１、Ｈ１と検出側電極Ｈ
２、Ｈ２を分岐接続する。スイッチング回路１１１２
Ａ、１１１２Ｂはフォトカプラ接続のスイッチング回路
で、対応する切換ユニット１１１３Ａ、１１１３Ｂの出
力信号によって任意のフォトカプラを通電してスイッチ
ングを行う。これにより、左右一対の給電側電極Ｈ１、
Ｈ１と検出側電極Ｈ２、Ｈ２を任意に組合せた電極間に
パルス発生器１１７が生成したパルス電流を供給する。
【００１９】人体インピーダンス測定回路１２は、発振
器１２１が生成する５０ｋＨｚの正弦波交流電圧を駆動
回路１２２、トランスＴ３、切換スイッチ１２３Ａ、１
２３Ｂを介して給電側電極Ｈ１、Ｈ１に供給する。
器１２１が生成する５０ｋＨｚの正弦波交流電圧を駆動
回路１２２、トランスＴ３、切換スイッチ１２３Ａ、１
２３Ｂを介して給電側電極Ｈ１、Ｈ１に供給する。
【００２０】人体インピーダンスの測定は、図５に示す
ように、肥満度対応パルス健康器１の両端を両手で把持
し、左右の電極Ｈ１、Ｈ２を手のひらと親指のつけねの
間に挟んで行う。この状態で測定開始ボタンＢ１を押す
と、切換スイッチ１２３Ｂが人体インピーダンス測定回
路１２側に切換わり、検出側電極Ｈ２、Ｈ２に交流電圧
が発生する。検出側電極Ｈ２、Ｈ２に発生した交流電圧
を切換スイッチ１２３Ａ、１２３Ｂ、トランスＴ４、帯
域フィルタ１２４、整流回路１２５、増幅器１２６を介
して直流電圧に変換し、波形整形、レベル調整、オフセ
ット調整した後、Ａ／Ｄ変換器１２７、Ｉ／Ｏインタフ
ェース１６を介してＣＰＵ１４に入力する。これによ
り、両手間における人体インピーダンスを測定する。
ように、肥満度対応パルス健康器１の両端を両手で把持
し、左右の電極Ｈ１、Ｈ２を手のひらと親指のつけねの
間に挟んで行う。この状態で測定開始ボタンＢ１を押す
と、切換スイッチ１２３Ｂが人体インピーダンス測定回
路１２側に切換わり、検出側電極Ｈ２、Ｈ２に交流電圧
が発生する。検出側電極Ｈ２、Ｈ２に発生した交流電圧
を切換スイッチ１２３Ａ、１２３Ｂ、トランスＴ４、帯
域フィルタ１２４、整流回路１２５、増幅器１２６を介
して直流電圧に変換し、波形整形、レベル調整、オフセ
ット調整した後、Ａ／Ｄ変換器１２７、Ｉ／Ｏインタフ
ェース１６を介してＣＰＵ１４に入力する。これによ
り、両手間における人体インピーダンスを測定する。
【００２１】人体インピーダンス測定回路１２を構成す
る要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正する
ため、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路
の出力特性をあらかじめ校正する。すなわち、２つの変
量である人体インピーダンスＺと検出側回路が検出する
交流電圧Ｖの関係を回帰直線Ｚ＝ｋ・Ｖ＋Ｃ０ にあて
はめる。そして、抵抗値が既知の２つのダミー抵抗Ｒ
１、Ｒ２の両端に、人体インピーダンスＺを測定すると
きと同じ所定の交流電圧を印加し、ダミー抵抗Ｒ１、Ｒ
２の両端に発生する交流電圧Ｖを検出して回帰直線の比
例定数ｋと固定定数Ｃ０を求める。
る要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正する
ため、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路
の出力特性をあらかじめ校正する。すなわち、２つの変
量である人体インピーダンスＺと検出側回路が検出する
交流電圧Ｖの関係を回帰直線Ｚ＝ｋ・Ｖ＋Ｃ０ にあて
はめる。そして、抵抗値が既知の２つのダミー抵抗Ｒ
１、Ｒ２の両端に、人体インピーダンスＺを測定すると
きと同じ所定の交流電圧を印加し、ダミー抵抗Ｒ１、Ｒ
２の両端に発生する交流電圧Ｖを検出して回帰直線の比
例定数ｋと固定定数Ｃ０を求める。
【００２２】このため、ＣＰＵ１４から制御信号を出力
してＩ／Ｏインタフェース１６、切換ユニット１２８、
および切換制御回路１２９Ａを介して切換スイッチ１２
３Ａを切換え、トランスＴ３の二次側とトランスＴ４の
一次側との間に２つのダミー抵抗Ｒ１、Ｒ２を接続す
る。次に、ＣＰＵ１４から制御信号を出力してＩ／Ｏイ
ンタフェース１６、切換ユニット１２８、および切換制
御回路１２９Ｂを介して切換スイッチ１２３Ｃを切換
え、測定対象をダミー抵抗Ｒ１あるいはダミー抵抗Ｒ２
に切換える。
してＩ／Ｏインタフェース１６、切換ユニット１２８、
および切換制御回路１２９Ａを介して切換スイッチ１２
３Ａを切換え、トランスＴ３の二次側とトランスＴ４の
一次側との間に２つのダミー抵抗Ｒ１、Ｒ２を接続す
る。次に、ＣＰＵ１４から制御信号を出力してＩ／Ｏイ
ンタフェース１６、切換ユニット１２８、および切換制
御回路１２９Ｂを介して切換スイッチ１２３Ｃを切換
え、測定対象をダミー抵抗Ｒ１あるいはダミー抵抗Ｒ２
に切換える。
【００２３】本発明を実施した肥満度対応パルス健康器
は以上のような構成で、トリートメントを行うときは、
図５に示すように、体脂肪の測定と同様に肥満度対応パ
ルス健康器１の両端を両手で把持し、左右の電極Ｈ１、
Ｈ２を手のひらと親指のつけねの間に挟む。この状態で
マッサージ開始ボタンＢ２を押すと、切換スイッチ１２
３Ｂがパルス電源１１側に切換わり、給電側電極Ｈ１、
Ｈ１と検出側電極Ｈ２、Ｈ２を任意に組合せた電極間
に、肥満度判定手段１０４が判定した肥満度に基づいて
トリートメント種類設定手段１０５が設定したトリート
メントの種類のパルス電流が流れる。
は以上のような構成で、トリートメントを行うときは、
図５に示すように、体脂肪の測定と同様に肥満度対応パ
ルス健康器１の両端を両手で把持し、左右の電極Ｈ１、
Ｈ２を手のひらと親指のつけねの間に挟む。この状態で
マッサージ開始ボタンＢ２を押すと、切換スイッチ１２
３Ｂがパルス電源１１側に切換わり、給電側電極Ｈ１、
Ｈ１と検出側電極Ｈ２、Ｈ２を任意に組合せた電極間
に、肥満度判定手段１０４が判定した肥満度に基づいて
トリートメント種類設定手段１０５が設定したトリート
メントの種類のパルス電流が流れる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の肥満度対
応パルス健康器は、人体インピーダンスを測定して算出
した体脂肪率から肥満度を判定し、この肥満度に対応し
てトリートメントの種類を設定する。従って、本発明に
よれば、人体インピーダンスや抵抗の大きさに合った周
波数のパルス電流を流してトリートメントを行うので、
利用者の肥満度にかかわらず一定のトリートメント効果
が得られる。
応パルス健康器は、人体インピーダンスを測定して算出
した体脂肪率から肥満度を判定し、この肥満度に対応し
てトリートメントの種類を設定する。従って、本発明に
よれば、人体インピーダンスや抵抗の大きさに合った周
波数のパルス電流を流してトリートメントを行うので、
利用者の肥満度にかかわらず一定のトリートメント効果
が得られる。
【図１】本発明を実施した肥満度対応パルス健康器の正
面図である。
面図である。
【図２】本発明を実施した肥満度対応パルス健康器の処
理ブロック図である。
理ブロック図である。
【図３】本発明を実施した肥満度対応パルス健康器のパ
ルス電源のブロック図である。
ルス電源のブロック図である。
【図４】本発明を実施した肥満度対応パルス健康器の人
体インピーダンス測定回路のブロック図である。
体インピーダンス測定回路のブロック図である。
【図５】本発明を実施した肥満度対応パルス健康器の使
用方法の説明図である。
用方法の説明図である。
１ 体脂肪測定カード １１ パルス電源 １１４ 基準クロック発生器 １１６ Ｄ／Ａ変換器 １１７ パルス発生器 １１８ 電流検出回路 １１９ Ａ／Ｄ変換器 １１１０ 電流保護回路 １１１１ 遮断スイッチ １１１２ スイッチング回路 １１１３ 切換ユニット １２ 人体インピーダンス測定回路 １２１ 発振器 １２２ 駆動回路 １２３ 切換スイッチ １２４ 帯域フィルタ １２５ 整流回路 １２６ 増幅器 １２７ Ａ／Ｄ変換器 １２８ 切換ユニット １２９ 切換制御回路 １４ ＣＰＵ １５ メモリ １６ Ｉ／Ｏインタフェース Ｂ１ 測定開始ボタン Ｂ２ マッサージ開始ボタン Ｃ ケース Ｄ 表示部 Ｋ１ アップキー Ｋ２ ダウンキー Ｋ３ 選択キー Ｈ１ 給電側電極 Ｈ２ 検出側電極 Ｐ 操作パネル Ｒ１、Ｒ２ ダミー抵抗 Ｔ１〜Ｔ４ トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4C027 AA06 CC00 DD03 EE03 FF01 GG00 GG16 KK00 KK01 KK03 KK05 4C053 JJ01 JJ04 JJ18 JJ22 JJ24 JJ40
Claims (1)
- 【請求項１】 人体に導電接触する電極にパルス電流を
流し、生体を電気的に刺激してトリートメントを行うパ
ルス健康器において、 性別、年齢、身長、体重の個人データを入力するデータ
入力手段と、 人体インピーダンスを測定する人体インピーダンス測定
手段と、 前記個人データと人体インピーダンスから体脂肪率を算
出する体脂肪率算出手段と、 算出した体脂肪率から肥満度を判定する肥満度判定手段
と、 判定した肥満度に対応してトリートメントの種類を設定
するトリートメント種類設定手段と、を備えることを特
徴とする肥満度対応パルス健康器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10226327A JP2000051370A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 肥満度対応パルス健康器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10226327A JP2000051370A (ja) | 1998-08-10 | 1998-08-10 | 肥満度対応パルス健康器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1136037A1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-09-26 | Tanita Corporation | Portable bioelectrical impedance measuring instrument |
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| ES2253022A1 (es) * | 2003-05-07 | 2006-05-16 | Juan Bennaceur Vanucci | Dispositivo portatil para la eliminacion de materia grasa. |
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-
1998
- 1998-08-10 JP JP10226327A patent/JP2000051370A/ja active Pending
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