JP2000051172A - 足裏マッサージ器兼用体重計 - Google Patents
足裏マッサージ器兼用体重計Info
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/48—Other medical applications
- A61B5/4869—Determining body composition
- A61B5/4872—Body fat
Abstract
(57)【要約】
【課題】肥満を判定する体重測定と肥満を抑制する足裏
マッサージを一台の装置で行えるようにする。さらに、
体脂肪測定手段を付加することにより、体重だけでは不
十分な肥満の判定をより確実に行えるようにする。 【解決手段】コントロールボックス１にコネクタＣとケ
ーブル２を介して左右一対のベルト電極３と体重測定台
４を接続し、さらに電源コード５を介して電源プラグ６
を接続する。そして、体重を測定するときは、両足を体
重測定台４に載せて行う。体脂肪を測定するときは、先
に体重を測定して操作パネルＰを介して性別・年齢・身
長の個人データを入力し、足マット電極４１Ｌ、４１Ｒ
に両足を載せて操作パネルＰの測定開始ボタンを押して
行う。足裏マッサージは、足マット電極４１Ｌ、４１Ｒ
の上に素足を置き、左右のベルト電極３をふくらはぎ、
ひざ上、大腿部、腹部などの部分に巻き付け、コントロ
ールボックス１の操作パネルＰを操作して足マット電極
４１Ｌ、４１Ｒにパルス電流を流す。
マッサージを一台の装置で行えるようにする。さらに、
体脂肪測定手段を付加することにより、体重だけでは不
十分な肥満の判定をより確実に行えるようにする。 【解決手段】コントロールボックス１にコネクタＣとケ
ーブル２を介して左右一対のベルト電極３と体重測定台
４を接続し、さらに電源コード５を介して電源プラグ６
を接続する。そして、体重を測定するときは、両足を体
重測定台４に載せて行う。体脂肪を測定するときは、先
に体重を測定して操作パネルＰを介して性別・年齢・身
長の個人データを入力し、足マット電極４１Ｌ、４１Ｒ
に両足を載せて操作パネルＰの測定開始ボタンを押して
行う。足裏マッサージは、足マット電極４１Ｌ、４１Ｒ
の上に素足を置き、左右のベルト電極３をふくらはぎ、
ひざ上、大腿部、腹部などの部分に巻き付け、コントロ
ールボックス１の操作パネルＰを操作して足マット電極
４１Ｌ、４１Ｒにパルス電流を流す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、体重測定台に左右
の足裏のツボに対応する電極を配列し、これらの電極に
パルス電流を流して左右の足裏のツボを電気的に刺激す
る足裏マッサージ器を兼用する体重計に関する。
の足裏のツボに対応する電極を配列し、これらの電極に
パルス電流を流して左右の足裏のツボを電気的に刺激す
る足裏マッサージ器を兼用する体重計に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】肥満の原因は、主に血
液中のコレステロールや老廃物の増加により、血行を妨
げ、体内に脂肪分を貯め込むことにある。足は第二の心
臓といわれるように、血液の循環に大切な役割を果たし
ている。足は心臓から遠く、体の最も低い位置にあるの
で、血行が滞りやすい。このため足裏のツボにパルス電
流を流してマッサージすると、足の末端の筋肉を刺激し
て血液の流れをよくし、心臓の血液を送り出す作用を活
発にし、全身の血液循環をスムーズにして心臓の負担を
軽くすると共に、足裏のツボに関連する内臓や器官のリ
ンパ液や血液の流れを促進して新陳代謝を活発にし、余
分な体脂肪を除去する働きがある。また、足裏の指のつ
けね下部の湧泉とよばれるツボや、かかと上部の失眠と
よばれるツボをマッサージすると、脳下垂体や副腎を刺
激して働きを活発にし、肥満を抑制する。
液中のコレステロールや老廃物の増加により、血行を妨
げ、体内に脂肪分を貯め込むことにある。足は第二の心
臓といわれるように、血液の循環に大切な役割を果たし
ている。足は心臓から遠く、体の最も低い位置にあるの
で、血行が滞りやすい。このため足裏のツボにパルス電
流を流してマッサージすると、足の末端の筋肉を刺激し
て血液の流れをよくし、心臓の血液を送り出す作用を活
発にし、全身の血液循環をスムーズにして心臓の負担を
軽くすると共に、足裏のツボに関連する内臓や器官のリ
ンパ液や血液の流れを促進して新陳代謝を活発にし、余
分な体脂肪を除去する働きがある。また、足裏の指のつ
けね下部の湧泉とよばれるツボや、かかと上部の失眠と
よばれるツボをマッサージすると、脳下垂体や副腎を刺
激して働きを活発にし、肥満を抑制する。
【０００３】一方、体重は体重計によって手軽に知るこ
とができる肥満のバロメータであり、日常的に測定して
その変化を把握し、適宜適切な対応策を講じることによ
り肥満を予防することができる。また、体重が重いこと
は必ずしも体脂肪が多いとは限らないので、体重のみを
評価して肥満を判定することはできない。このため、多
くの成人病と深い関わりがある肥満を判定するには、体
重だけでなく体重に占める脂肪量の割合である体脂肪率
を指標とする必要がある。
とができる肥満のバロメータであり、日常的に測定して
その変化を把握し、適宜適切な対応策を講じることによ
り肥満を予防することができる。また、体重が重いこと
は必ずしも体脂肪が多いとは限らないので、体重のみを
評価して肥満を判定することはできない。このため、多
くの成人病と深い関わりがある肥満を判定するには、体
重だけでなく体重に占める脂肪量の割合である体脂肪率
を指標とする必要がある。
【０００４】そこで本発明は、体重計と足裏マッサージ
器を兼用させることにより、肥満のバロメータである体
重を測定すると共に、足裏のツボを刺激して新陳代謝を
活発にし、余分な体脂肪を除去し、肥満を抑制する効果
のある足裏マッサージを一台の装置で行えるようにする
ことを目的になされたものである。さらに、体脂肪測定
手段を付加することにより、体重だけでは不十分な肥満
の判定をより確実に行えるようにする。
器を兼用させることにより、肥満のバロメータである体
重を測定すると共に、足裏のツボを刺激して新陳代謝を
活発にし、余分な体脂肪を除去し、肥満を抑制する効果
のある足裏マッサージを一台の装置で行えるようにする
ことを目的になされたものである。さらに、体脂肪測定
手段を付加することにより、体重だけでは不十分な肥満
の判定をより確実に行えるようにする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
めに、本発明は以下のように構成した。
【０００６】すなわち、請求項１の発明は、体重測定台
に左右の足裏のツボに対応する電極を配列し、これらの
電極にパルス電源を接続して左右の足裏のツボを電気的
に刺激することを特徴とする足裏マッサージ器兼用体重
計である。請求項２の発明は、体重測定台に左右の足裏
のツボに対応する電極を配列し、これらの電極にパルス
電源を接続して左右の足裏のツボを電気的に刺激すると
共に、人体インピーダンス測定手段と、データ入力手段
と、体脂肪率算出手段と、表示手段を備え、前記電極の
中から任意の電極を選定して左右の足裏に導電接触する
４端子電極を形成し、この４端子電極を前記人体インピ
ーダンス測定手段に接続して両足間の人体インピーダン
スを測定し、これとデータ入力手段を介して入力した性
別・年齢・身長の個人データと体重測定値に基づいて体
脂肪率算出手段によって体脂肪率を算出し、これらのデ
ータを表示手段を介して表示することを特徴とする足裏
マッサージ器兼用体重計である。請求項３の発明は、前
記電極に足裏のツボを押圧する突起を設けてなる請求項
１および請求項２記載の足裏マッサージ器兼用体重計で
ある。
に左右の足裏のツボに対応する電極を配列し、これらの
電極にパルス電源を接続して左右の足裏のツボを電気的
に刺激することを特徴とする足裏マッサージ器兼用体重
計である。請求項２の発明は、体重測定台に左右の足裏
のツボに対応する電極を配列し、これらの電極にパルス
電源を接続して左右の足裏のツボを電気的に刺激すると
共に、人体インピーダンス測定手段と、データ入力手段
と、体脂肪率算出手段と、表示手段を備え、前記電極の
中から任意の電極を選定して左右の足裏に導電接触する
４端子電極を形成し、この４端子電極を前記人体インピ
ーダンス測定手段に接続して両足間の人体インピーダン
スを測定し、これとデータ入力手段を介して入力した性
別・年齢・身長の個人データと体重測定値に基づいて体
脂肪率算出手段によって体脂肪率を算出し、これらのデ
ータを表示手段を介して表示することを特徴とする足裏
マッサージ器兼用体重計である。請求項３の発明は、前
記電極に足裏のツボを押圧する突起を設けてなる請求項
１および請求項２記載の足裏マッサージ器兼用体重計で
ある。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【０００８】図１に、本発明を実施した足裏マッサージ
器兼用体重計の構成図を示す。足裏マッサージ器兼用体
重計は、コントロールボックス１にコネクタＣとケーブ
ル２を介して左右一対のベルト電極３と体重測定台４を
接続し、さらに電源コード５を介して電源プラグ６を接
続する。コントロールボックス１は、図２に示すよう
に、体重測定台４と一体に構成してもよい。また、電源
コード５はコントロールボックス１にバッテリーを内蔵
して省略してもよい。
器兼用体重計の構成図を示す。足裏マッサージ器兼用体
重計は、コントロールボックス１にコネクタＣとケーブ
ル２を介して左右一対のベルト電極３と体重測定台４を
接続し、さらに電源コード５を介して電源プラグ６を接
続する。コントロールボックス１は、図２に示すよう
に、体重測定台４と一体に構成してもよい。また、電源
コード５はコントロールボックス１にバッテリーを内蔵
して省略してもよい。
【０００９】コントロールボックス１は、後述するパル
ス電源１１と人体インピーダンス測定回路１２を内蔵
し、正面に操作パネルＰを配備する。操作パネルＰは、
パルス電流を流す足裏の部位と流し方、パルス電流の種
類、あるいは人体インピーダンス測定の開始などを指定
し、また、パルス電流の強さを調節する。
ス電源１１と人体インピーダンス測定回路１２を内蔵
し、正面に操作パネルＰを配備する。操作パネルＰは、
パルス電流を流す足裏の部位と流し方、パルス電流の種
類、あるいは人体インピーダンス測定の開始などを指定
し、また、パルス電流の強さを調節する。
【００１０】足裏の部位には、指先から足首に向けて身
体の頭部、胸部、腹部、腰部に対応する反射帯を示す部
位があり、パルス電流の流し方には、全体、あるいは頭
部、胸部、腹部、腰部の個別、あるいは頭部から腰部ま
で順番などの種類がある。また、パルス電流の強さに
は、弱い方から順にさする、ほぐす、おす、たたく、も
むなどの感覚的なレベルがある。
体の頭部、胸部、腹部、腰部に対応する反射帯を示す部
位があり、パルス電流の流し方には、全体、あるいは頭
部、胸部、腹部、腰部の個別、あるいは頭部から腰部ま
で順番などの種類がある。また、パルス電流の強さに
は、弱い方から順にさする、ほぐす、おす、たたく、も
むなどの感覚的なレベルがある。
【００１１】パルス電流の種類には、５〜１０Ｈｚの低
い周波数のパルスで足裏の深部を刺激し、筋肉を運動さ
せて血液の循環を促し、足裏を揉みほぐす効果のあるト
ーニングと、２０〜１００Ｈｚの高い周波数のパルスで
足裏の表部を刺激し、上層部の筋肉を運動させてリンパ
液の流れを助長し、浮腫などを取り除く効果のあるドレ
ナージュがある。
い周波数のパルスで足裏の深部を刺激し、筋肉を運動さ
せて血液の循環を促し、足裏を揉みほぐす効果のあるト
ーニングと、２０〜１００Ｈｚの高い周波数のパルスで
足裏の表部を刺激し、上層部の筋肉を運動させてリンパ
液の流れを助長し、浮腫などを取り除く効果のあるドレ
ナージュがある。
【００１２】ベルト電極３は、面ファスナを取り付けた
ベルト３１の内側に面状電極３２を装着する。面状電極
３２は、柔軟なウレタン樹脂の表面に導電性のカーボン
インクをコーティングして形成する。あるいは、柔軟な
絶縁性の帯状シートの表面にアルミ泊を接着したもの
や、導電性のゴムやシリコン（ゴムやシリコンに金属粉
末を混入したもの）で形成してもよい。ベルト３１の外
側には、面状電極３２に導通する導電ホック３３を取り
付け、この導電ホック３３を介して面状電極３２をケー
ブル２に接続する。ベルト電極３は、ふくらはぎなど身
体の一部に装着して足裏との間にパルス電流を流すため
のものであるが、両足間あるいは足裏の電極間にパルス
電流を流す場合は省略してもよい。
ベルト３１の内側に面状電極３２を装着する。面状電極
３２は、柔軟なウレタン樹脂の表面に導電性のカーボン
インクをコーティングして形成する。あるいは、柔軟な
絶縁性の帯状シートの表面にアルミ泊を接着したもの
や、導電性のゴムやシリコン（ゴムやシリコンに金属粉
末を混入したもの）で形成してもよい。ベルト３１の外
側には、面状電極３２に導通する導電ホック３３を取り
付け、この導電ホック３３を介して面状電極３２をケー
ブル２に接続する。ベルト電極３は、ふくらはぎなど身
体の一部に装着して足裏との間にパルス電流を流すため
のものであるが、両足間あるいは足裏の電極間にパルス
電流を流す場合は省略してもよい。
【００１３】図３に、体重測定台の平面図を示す。体重
測定台４は、上面に左右一対の足マット電極４１Ｌ、４
１Ｒを配置し、この足マット電極４１Ｌ、４１Ｒのかか
と後方にストッパ４２Ｌ、４２Ｒを突設する。足マット
電極４１Ｌ、４１Ｒには、それぞれ４つの電極ブロック
Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４を配置し、各電極ブロックＦ
１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４の表面には複数の押圧電極子４３
を突起させてマトリックス状に配列する。
測定台４は、上面に左右一対の足マット電極４１Ｌ、４
１Ｒを配置し、この足マット電極４１Ｌ、４１Ｒのかか
と後方にストッパ４２Ｌ、４２Ｒを突設する。足マット
電極４１Ｌ、４１Ｒには、それぞれ４つの電極ブロック
Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４を配置し、各電極ブロックＦ
１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４の表面には複数の押圧電極子４３
を突起させてマトリックス状に配列する。
【００１４】電極ブロックＦ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４は、
足裏の反射帯に対応して上から順に頭部、胸部、腹部、
腰部の各ブロックに区分する。
足裏の反射帯に対応して上から順に頭部、胸部、腹部、
腰部の各ブロックに区分する。
【００１５】図４に、押圧電極子の断面図を示す。押圧
電極子４３は、足裏の凹凸に合わせて高さを違えて配列
し、例えば、土踏まずの部分の高さを２０ｍｍ、土踏ま
ずの周辺や指のつけね部分を１５ｍｍ、それ以外の部分
を１０ｍｍ程度に設定する。
電極子４３は、足裏の凹凸に合わせて高さを違えて配列
し、例えば、土踏まずの部分の高さを２０ｍｍ、土踏ま
ずの周辺や指のつけね部分を１５ｍｍ、それ以外の部分
を１０ｍｍ程度に設定する。
【００１６】押圧電極子４３は、ステンレス鋼板、ある
いは硬質のアルミ、ジュラルミン、薄銅板などの金属あ
るいはプラスチックなどで形成した突起部材に、ハード
クロムメッキなどの表面処理を施し、切換スイッチ（図
示しない）を介して後述するパルス電源１１と人体イン
ピーダンス測定回路１２に接続する。
いは硬質のアルミ、ジュラルミン、薄銅板などの金属あ
るいはプラスチックなどで形成した突起部材に、ハード
クロムメッキなどの表面処理を施し、切換スイッチ（図
示しない）を介して後述するパルス電源１１と人体イン
ピーダンス測定回路１２に接続する。
【００１７】押圧電極子４３は、シート状の柔軟なウレ
タン樹脂の表面に導電性のカーボンインクをコーティン
グして形成したり、あるいは、柔軟な絶縁性の帯状シー
トの表面にアルミ泊を接着したものや、導電性のゴムや
シリコンで形成してもよい。
タン樹脂の表面に導電性のカーボンインクをコーティン
グして形成したり、あるいは、柔軟な絶縁性の帯状シー
トの表面にアルミ泊を接着したものや、導電性のゴムや
シリコンで形成してもよい。
【００１８】図５に、パルス電源のブロック図を示す。
パルス電源１１は、操作パネルＰで指定したパルス電流
の種類をＣＰＵ１４によってメモリ１５から読み出し、
このパルス電流の種類に基づいて基準クロック発生器１
１４のクロックパルスを分周したデジタルトリガ信号を
Ｉ／Ｏインタフェース１６とＤ／Ａ変換器１１６を介し
てパルス発生器１１７に入力し、所定の幅と周波数の電
圧パルスを生成してトランスＴ１の一次側に供給する。
パルス電源１１は、操作パネルＰで指定したパルス電流
の種類をＣＰＵ１４によってメモリ１５から読み出し、
このパルス電流の種類に基づいて基準クロック発生器１
１４のクロックパルスを分周したデジタルトリガ信号を
Ｉ／Ｏインタフェース１６とＤ／Ａ変換器１１６を介し
てパルス発生器１１７に入力し、所定の幅と周波数の電
圧パルスを生成してトランスＴ１の一次側に供給する。
【００１９】トランスＴ１と並列にトランスＴ２を接続
し、トランスＴ２に電流検出回路１１８を接続して電流
値を測定し、過電流が流れていないかどうかを監視す
る。電流検出回路１１８が検出した検出電流は、Ａ／Ｄ
変換器１１９とＩ／０インタフェース１６を介してＣＰ
Ｕ１４に入力し、電流値が基準をオーバーしているとき
は、電流保護回路１１１０によって遮断スイッチ１１１
１を作動して回路を遮断する。
し、トランスＴ２に電流検出回路１１８を接続して電流
値を測定し、過電流が流れていないかどうかを監視す
る。電流検出回路１１８が検出した検出電流は、Ａ／Ｄ
変換器１１９とＩ／０インタフェース１６を介してＣＰ
Ｕ１４に入力し、電流値が基準をオーバーしているとき
は、電流保護回路１１１０によって遮断スイッチ１１１
１を作動して回路を遮断する。
【００２０】トランスＴ１、Ｔ２の二次側にそれぞれス
イッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの一端を接続
し、スイッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの他端を
共通にしてコネクタＣを介して左右一対の電極ブロック
Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４とベルト電極３の面状電極３２
を分岐接続する。スイッチング回路１１１２Ａ、１１１
２Ｂはフォトカプラ接続のスイッチング回路で、対応す
る切換ユニット１１１３Ａ、１１１３Ｂの出力信号によ
って任意のフォトカプラを通電してスイッチングを行
う。これにより、電極ブロックＦ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４
とベルト電極３の面状電極３２を任意に組合せた電極間
にパルス発生器１１７が生成したパルス電流を供給す
る。
イッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの一端を接続
し、スイッチング回路１１１２Ａ、１１１２Ｂの他端を
共通にしてコネクタＣを介して左右一対の電極ブロック
Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４とベルト電極３の面状電極３２
を分岐接続する。スイッチング回路１１１２Ａ、１１１
２Ｂはフォトカプラ接続のスイッチング回路で、対応す
る切換ユニット１１１３Ａ、１１１３Ｂの出力信号によ
って任意のフォトカプラを通電してスイッチングを行
う。これにより、電極ブロックＦ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４
とベルト電極３の面状電極３２を任意に組合せた電極間
にパルス発生器１１７が生成したパルス電流を供給す
る。
【００２１】図６に、人体インピーダンス測定回路のブ
ロック図を示す。人体インピーダンス測定回路１２は、
発振器１２１が生成する５０ｋＨｚの正弦波交流電圧を
駆動回路１２２、トランスＴ３、切換スイッチ１２３Ａ
を介して足マット電極４１の任意の給電側電極Ｆ１〜Ｆ
４に供給する。
ロック図を示す。人体インピーダンス測定回路１２は、
発振器１２１が生成する５０ｋＨｚの正弦波交流電圧を
駆動回路１２２、トランスＴ３、切換スイッチ１２３Ａ
を介して足マット電極４１の任意の給電側電極Ｆ１〜Ｆ
４に供給する。
【００２２】人体インピーダンスの測定は、図７に示す
ように、左右の足マット電極４１Ｌ、４１Ｒに両足を載
せて行う。この態勢で操作パネルＰの測定開始ボタンを
押すと、両足間の任意の検出側電極Ｆ１〜Ｆ４間に交流
電圧が発生する。両足間の検出側電極Ｆ１〜Ｆ４に発生
した交流電圧を切換スイッチ１２３Ａ、トランスＴ４、
帯域フィルタ１２４、整流回路１２５、増幅器１２６を
介して直流電圧に変換し、波形整形、レベル調整、オフ
セット調整した後、Ａ／Ｄ変換器１２７、Ｉ／Ｏインタ
フェース１６を介してＣＰＵ１４に入力する。これによ
り、両足間における人体インピーダンスを測定する。
ように、左右の足マット電極４１Ｌ、４１Ｒに両足を載
せて行う。この態勢で操作パネルＰの測定開始ボタンを
押すと、両足間の任意の検出側電極Ｆ１〜Ｆ４間に交流
電圧が発生する。両足間の検出側電極Ｆ１〜Ｆ４に発生
した交流電圧を切換スイッチ１２３Ａ、トランスＴ４、
帯域フィルタ１２４、整流回路１２５、増幅器１２６を
介して直流電圧に変換し、波形整形、レベル調整、オフ
セット調整した後、Ａ／Ｄ変換器１２７、Ｉ／Ｏインタ
フェース１６を介してＣＰＵ１４に入力する。これによ
り、両足間における人体インピーダンスを測定する。
【００２３】人体インピーダンス測定回路１２を構成す
る要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正する
ため、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路
の出力特性をあらかじめ校正する。すなわち、２つの変
量である人体インピーダンスＺと検出側回路が検出する
交流電圧Ｖの関係を回帰直線Ｚ＝ｋ・Ｖ＋Ｃ０ にあて
はめる。そして、抵抗値が既知の２つのダミー抵抗Ｒ
１、Ｒ２の両端に、人体インピーダンスＺを測定すると
きと同じ所定の交流電圧を印加し、ダミー抵抗Ｒ１、Ｒ
２の両端に発生する交流電圧Ｖを検出して回帰直線の比
例定数ｋと固定定数Ｃ０を求める。
る要素の経時変化や温度特性による測定誤差を修正する
ため、人体インピーダンスを測定する前に、検出側回路
の出力特性をあらかじめ校正する。すなわち、２つの変
量である人体インピーダンスＺと検出側回路が検出する
交流電圧Ｖの関係を回帰直線Ｚ＝ｋ・Ｖ＋Ｃ０ にあて
はめる。そして、抵抗値が既知の２つのダミー抵抗Ｒ
１、Ｒ２の両端に、人体インピーダンスＺを測定すると
きと同じ所定の交流電圧を印加し、ダミー抵抗Ｒ１、Ｒ
２の両端に発生する交流電圧Ｖを検出して回帰直線の比
例定数ｋと固定定数Ｃ０を求める。
【００２４】このため、ＣＰＵ１４から制御信号を出力
してＩ／Ｏインタフェース１６、切換ユニット１２８、
および切換制御回路１２９Ａを介して切換スイッチ１２
３Ａを切換え、トランスＴ３の二次側とトランスＴ４の
一次側との間に２つのダミー抵抗Ｒ１、Ｒ２を接続す
る。次に、ＣＰＵ１４から制御信号を出力してＩ／Ｏイ
ンタフェース１６、切換ユニット１２８、および切換制
御回路１２９Ｂを介して切換スイッチ１２３Ｂを切換
え、測定対象をダミー抵抗Ｒ１あるいはダミー抵抗Ｒ２
に切換える。
してＩ／Ｏインタフェース１６、切換ユニット１２８、
および切換制御回路１２９Ａを介して切換スイッチ１２
３Ａを切換え、トランスＴ３の二次側とトランスＴ４の
一次側との間に２つのダミー抵抗Ｒ１、Ｒ２を接続す
る。次に、ＣＰＵ１４から制御信号を出力してＩ／Ｏイ
ンタフェース１６、切換ユニット１２８、および切換制
御回路１２９Ｂを介して切換スイッチ１２３Ｂを切換
え、測定対象をダミー抵抗Ｒ１あるいはダミー抵抗Ｒ２
に切換える。
【００２５】本発明を実施した足裏マッサージ器兼用体
重計は以上のような構成で、体重を測定するときは、両
足を体重測定台４に載せて行う。体脂肪を測定するとき
は、先に体重を測定して操作パネルＰを介して性別・年
齢・身長の個人データを入力し、足マット電極４１Ｌ、
４１Ｒに両足を載せて操作パネルＰの測定開始ボタンを
押して行う。足裏マッサージは、図７に示すように、左
右のストッパ４２Ｌ、４３Ｒにかかとがぴったり付くよ
うに足マット電極４１Ｌ、４１Ｒの上に素足を置く。次
に、左右のベルト電極３をふくらはぎ、ひざ上、大腿
部、腹部などの部分に巻き付ける。この状態で、コント
ロールボックス１の操作パネルＰを操作して足マット電
極４１Ｌ、４１Ｒにパルス電流を流す。これにより、足
マット電極４１Ｌ、４１Ｒの各電極ブロックＦ１、Ｆ
２、Ｆ３、Ｆ４が身体の頭部、胸部、腹部、腰部に対応
する足裏の反射帯を刺激すると共に、ベルト電極３に流
れるパルス電流がこの部分の筋肉をマッサージしてリラ
ックスさせる。
重計は以上のような構成で、体重を測定するときは、両
足を体重測定台４に載せて行う。体脂肪を測定するとき
は、先に体重を測定して操作パネルＰを介して性別・年
齢・身長の個人データを入力し、足マット電極４１Ｌ、
４１Ｒに両足を載せて操作パネルＰの測定開始ボタンを
押して行う。足裏マッサージは、図７に示すように、左
右のストッパ４２Ｌ、４３Ｒにかかとがぴったり付くよ
うに足マット電極４１Ｌ、４１Ｒの上に素足を置く。次
に、左右のベルト電極３をふくらはぎ、ひざ上、大腿
部、腹部などの部分に巻き付ける。この状態で、コント
ロールボックス１の操作パネルＰを操作して足マット電
極４１Ｌ、４１Ｒにパルス電流を流す。これにより、足
マット電極４１Ｌ、４１Ｒの各電極ブロックＦ１、Ｆ
２、Ｆ３、Ｆ４が身体の頭部、胸部、腹部、腰部に対応
する足裏の反射帯を刺激すると共に、ベルト電極３に流
れるパルス電流がこの部分の筋肉をマッサージしてリラ
ックスさせる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の足裏マッ
サージ器兼用体重計は、体重測定台に左右の足裏のツボ
に対応する電極を配列し、これらの電極にパルス電源を
接続して左右の足裏のツボを電気的に刺激する。従っ
て、本発明によれば、肥満のバロメータである体重の測
定と、肥満を抑制する効果のある足裏マッサージを一台
の装置で行えるので、単なる体重計や足裏マッサージ器
に比べて利便性が大幅に向上する。また、体重計だけの
場合、使用頻度が少ないので置いておくと邪魔になる
が、ふだんは足裏マッサージ器として使用できるので、
利用率が高まり邪魔にならなくなる。
サージ器兼用体重計は、体重測定台に左右の足裏のツボ
に対応する電極を配列し、これらの電極にパルス電源を
接続して左右の足裏のツボを電気的に刺激する。従っ
て、本発明によれば、肥満のバロメータである体重の測
定と、肥満を抑制する効果のある足裏マッサージを一台
の装置で行えるので、単なる体重計や足裏マッサージ器
に比べて利便性が大幅に向上する。また、体重計だけの
場合、使用頻度が少ないので置いておくと邪魔になる
が、ふだんは足裏マッサージ器として使用できるので、
利用率が高まり邪魔にならなくなる。
【００２７】また、本発明の足裏マッサージ器兼用体重
計は、人体インピーダンス測定手段と、データ入力手段
と、体脂肪率算出手段と、表示手段を備えて体脂肪率を
算出して表示する。従って、本発明によれば、体脂肪率
を指標として体重だけでは不十分な肥満の判定をより確
実に行えるようになる。
計は、人体インピーダンス測定手段と、データ入力手段
と、体脂肪率算出手段と、表示手段を備えて体脂肪率を
算出して表示する。従って、本発明によれば、体脂肪率
を指標として体重だけでは不十分な肥満の判定をより確
実に行えるようになる。
【００２８】さらに、本発明の足裏マッサージ器兼用体
重計は、電極に足裏のツボを押圧する突起を設ける。従
って、本発明によれば、電極が足裏のツボに密着して導
電性を高めると共に、物理的にも足裏のツボを刺激する
ので、マッサージ効果をより一層高めることができる。
重計は、電極に足裏のツボを押圧する突起を設ける。従
って、本発明によれば、電極が足裏のツボに密着して導
電性を高めると共に、物理的にも足裏のツボを刺激する
ので、マッサージ効果をより一層高めることができる。
【図１】本発明を実施した足裏マッサージ器兼用体重計
の構成図である。
の構成図である。
【図２】コントロールボックスと一体の体重測定台の平
面図である。
面図である。
【図３】本発明を実施した足裏マッサージ器兼用体重計
の体重測定台の平面図である。
の体重測定台の平面図である。
【図４】本発明を実施した足裏マッサージ器兼用体重計
の押圧電極子の断面図である。
の押圧電極子の断面図である。
【図５】本発明を実施したパルス電源のブロック図であ
る。
る。
【図６】本発明を実施した人体インピーダンス測定回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図７】本発明を実施した足裏マッサージ器兼用体重計
の使用方法の説明図である。
の使用方法の説明図である。
１ コントロールボックス １１ パルス電源 １１４ 基準クロック発生器 １１６ Ｄ／Ａ変換器 １１７ パルス発生器 １１８ 電流検出回路 １１９ Ａ／Ｄ変換器 １１１０ 電流保護回路 １１１１ 遮断スイッチ １１１２ スイッチング回路 １１１３ 切換ユニット １２ 人体インピーダンス測定回路 １２１ 発振器 １２２ 駆動回路 １２３ 切換スイッチ １２４ 帯域フィルタ １２５ 整流回路 １２６ 増幅器 １２７ Ａ／Ｄ変換器 １２８ 切換ユニット １２９ 切換制御回路 １４ ＣＰＵ １５ メモリ １６ Ｉ／Ｏインタフェース ２ ケーブル ３ ベルト電極 ３１ ベルト ３２ 面状電極 ３３ 導電ホック ４ 体重測定台 ４１ 足マット電極 ４２ ストッパ ４３ 押圧電極子 ５ 電源コード ６ 電源プラグ Ｃ コネクタ Ｆ１〜Ｆ４ 電極ブロック Ｐ 操作パネル Ｔ１〜Ｔ４ トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4C027 AA00 AA06 DD03 EE01 EE03 EE08 FF00 FF01 GG00 HH11 KK00 KK01 KK03 KK05 4C053 JJ01 JJ11 JJ18 JJ22 JJ36 JJ40
Claims (3)
- 【請求項１】 体重測定台に左右の足裏のツボに対応す
る電極を配列し、これらの電極にパルス電源を接続して
左右の足裏のツボを電気的に刺激することを特徴とする
足裏マッサージ器兼用体重計。 - 【請求項２】 体重測定台に左右の足裏のツボに対応す
る電極を配列し、これらの電極にパルス電源を接続して
左右の足裏のツボを電気的に刺激すると共に、人体イン
ピーダンス測定手段と、データ入力手段と、体脂肪率算
出手段と、表示手段を備え、前記電極の中から任意の電
極を選定して左右の足裏に導電接触する４端子電極を形
成し、この４端子電極を前記人体インピーダンス測定手
段に接続して両足間の人体インピーダンスを測定し、こ
れとデータ入力手段を介して入力した性別・年齢・身長
の個人データと体重測定値に基づいて体脂肪率算出手段
によって体脂肪率を算出し、これらのデータを表示手段
を介して表示することを特徴とする足裏マッサージ器兼
用体重計。 - 【請求項３】 前記電極に足裏のツボを押圧する突起を
設けてなる請求項１および請求項２記載の足裏マッサー
ジ器兼用体重計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10222502A JP2000051172A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 足裏マッサージ器兼用体重計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10222502A JP2000051172A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 足裏マッサージ器兼用体重計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000051172A true JP2000051172A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16783441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10222502A Pending JP2000051172A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 足裏マッサージ器兼用体重計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000051172A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4773666B2 (ja) * | 2000-04-18 | 2011-09-14 | 勝三 川西 | 内臓脂肪計 |
| JP4773669B2 (ja) * | 2000-05-31 | 2011-09-14 | 勝三 川西 | 内臓脂肪計 |
| WO2015093753A1 (ko) * | 2013-12-16 | 2015-06-25 | 문명건 | 신체 접촉 휴대용 치료기 |
| KR20180075071A (ko) * | 2016-12-26 | 2018-07-04 | 대구대학교 산학협력단 | 균형훈련과 체중지지훈련을 보조하는 재활 시스템 |
| CN110487381A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-11-22 | 湖南简成信息技术有限公司 | 多功能智能健康秤 |
| EP4008395A4 (en) * | 2019-08-02 | 2023-07-19 | Tanita Corporation | BIOLOGICAL MEASUREMENT SYSTEM, BIOLOGICAL MEASUREMENT PROGRAM AND NON-TRANSITORY COMPUTER READABLE DATA MEDIA |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP10222502A patent/JP2000051172A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4773666B2 (ja) * | 2000-04-18 | 2011-09-14 | 勝三 川西 | 内臓脂肪計 |
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| US10092751B2 (en) | 2013-12-16 | 2018-10-09 | Myeong Keon Moon | Portable body-contact therapeutic device |
| KR20180075071A (ko) * | 2016-12-26 | 2018-07-04 | 대구대학교 산학협력단 | 균형훈련과 체중지지훈련을 보조하는 재활 시스템 |
| KR101989822B1 (ko) * | 2016-12-26 | 2019-06-17 | 대구대학교 산학협력단 | 균형훈련과 체중지지훈련을 보조하는 재활 시스템 |
| EP4008395A4 (en) * | 2019-08-02 | 2023-07-19 | Tanita Corporation | BIOLOGICAL MEASUREMENT SYSTEM, BIOLOGICAL MEASUREMENT PROGRAM AND NON-TRANSITORY COMPUTER READABLE DATA MEDIA |
| CN110487381A (zh) * | 2019-08-07 | 2019-11-22 | 湖南简成信息技术有限公司 | 多功能智能健康秤 |
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