JP2000050478A - 通信ケーブル保護シース用親管路 - Google Patents

通信ケーブル保護シース用親管路

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JP2000050478A
JP2000050478A JP21367098A JP21367098A JP2000050478A JP 2000050478 A JP2000050478 A JP 2000050478A JP 21367098 A JP21367098 A JP 21367098A JP 21367098 A JP21367098 A JP 21367098A JP 2000050478 A JP2000050478 A JP 2000050478A
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walls
pipe
wall
communication cable
partition
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JP21367098A
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English (en)
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Koki Fukui
弘毅 福井
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Totaku Industries Inc
Original Assignee
Totaku Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信ケーブル等の保護シースの親管路内への
挿通作業時における、シース相互の摩擦抵抗とシース相
互の凹凸波形どうしの噛み合いによる抵抗とによる作業
の困難性を解消し、ケーブル保護シースの管壁が凹凸波
形状となっている管体でありながら、親管路内への挿入
を極めて容易に短時間で行うことができる構造とした親
管路の提供。 【解決手段】 通信ケーブルを管内に挿通してこれを保
護するための凹凸波形状のケーブル保護シースsを多数
本挿通させて保護する親管路Pであって、管壁1が凹凸
波形状に形成され、その内部空間4内に、垂直方向壁w
によって上下に連結された複数段の区隔壁d…が略水平
姿勢に内装されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用光ファイバ
ーケーブルや導線ケーブルを管内に挿通してこれを保護
するために使用される凹凸波形状のケーブル保護シース
を、多数本内部に挿通させてこれを保護する親管路用の
管体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記の通信用ケーブルを保護する
ための保護シースは、大別すると、必要な本数を平行に
配置し、または平行に束ねて配置し、直接地中等に埋め
込み配管する手段と、別紙図8に示したように、管の外
壁が凹凸波形状で内面を平滑円筒面に形成した管体であ
って、内径が250mmφや300mmφの大径の親管
Pを地中等に埋め込んで配管し、または既に配管されて
いる大径の親管Pの内部に、通信用ケーブルkを内装す
るための所要本数の例えば6〜8本程度の、内径50m
mφのケーブル保護シースs…を挿入配管して、ケーブ
ルkを内外二重に保護する手段とが採用されている。
【0003】前者の手段の場合、即ち、ケーブル保護シ
ースを地中に直接埋設させる場合には、管体の大きさと
形状とについて特段の制約を受けないという利点がある
が、個々のケーブル保護シースのそれぞれを地中の大き
な外圧に耐え得るように管壁を厚肉にする等の手段によ
り耐圧強度を備えさせておく必要がある。他方、後者の
手段の場合には、即ち、大径の親管Pを利用してその内
部にケーブル保護シースsを挿入配管させる場合には、
地中の大きな外圧に対しては大径の親管(親管路形成
管)で対抗させることができるため、個々のケーブル保
護シースs…には耐圧強度が要求されないので比較的薄
肉で軽量な管体であってもよいという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この後
者の手段にあっても、ケーブル保護シースsの内部に通
信ケーブル等のケーブルを挿通してこれを保護するため
の管体であるから、ケーブルの挿通時に可能な限り摩擦
抵抗を軽減化させる必要性から、管壁を凹凸波形状とし
た蛇腹管が使用されている。
【0005】ところが、蛇腹管の場合には、親管路内へ
の挿通作業時に、親管路に対する摩擦抵抗のみならず、
シース相互の摩擦抵抗とシース相互の凹凸波形どうしの
噛み合いによる抵抗とにより、親管路内への挿通配管作
業が時間と手数と経験を必要とする困難な作業となって
いた。殊に、シースを2段以上に積み重ね配管する場合
に極めて困難を伴う作業となっていた。
【0006】而して、本発明は、このような親管路内に
ケーブル保護シースを挿通して使用する手段を対象と
し、ケーブル保護シースの管壁が凹凸波形状となってい
る管体でありながら、親管路内への挿入を極めて容易に
短時間で行うことができ、殊に、挿通シースの本数が、
従来の挿通手段では上下複数段に挿通せざるを得ない必
要本数であっても、挿通抵抗が極めて少なく迅速に行う
ことができる構造とした親管路を提供しようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本発明の構成を、実施例において使用した符号を用いて
説明すると、通信ケーブルを管内に挿通してこれを保護
するための凹凸波形状のケーブル保護シースsを多数本
挿通させて保護する親管路Pであって、管壁1が凹凸波
形状に形成され、その内部空間4内に、垂直方向壁wに
よって上下に連結された複数段の区隔壁d…が、略水平
姿勢に内装されている構成としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、このような構成とした
ものであって、その実施に当たっては、前記複数段の区
隔壁d…の全体を、下段の区隔壁から下向きに突出させ
た支持壁xによって支持させる構造としたり、最下段の
区隔壁dbを親管路Pの下側の内面に沿った形状に形成
させたり、更には、区隔壁dの上面に滑剤を塗布してあ
るものとして実施することができる。
【0009】また、親管路Pの管壁1は、凹凸が環状に
形成されている蛇腹波形のものとしたり、螺旋状凹凸波
形のものとして実施することができる。素材は、合成樹
脂素材を用いるのが成形が容易である点で利点がある。
樹脂の種類は特に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図中、図1乃至図5は本発明の第1実施例を
示す図であって、図1は使用状態を示す斜視図、図2は
図1の一端側の形状を示し、図3は親管路の斜視図、図
4は同一端側の形状、図5は親管路を形成する手段を例
示した斜視図である。
【0011】この実施例に示した親管路Pは、管体と区
画壁dとからなっていて、管体は、管壁1の形状を、断
面円形とした小径壁2と、断面形状を角を丸めた正方形
状でそれぞれの辺3aが小径壁2よりも大きくしてある
大形壁3とを、管軸方向に交互に配置して一体的に形成
した管体としてある。区画壁dは、横板状の上中下3枚
の区画壁と、その中央部を上下に連結した垂直方向壁w
とからなる構造としてある。
【0012】これらは別々に合成樹脂素材によって形成
され、図5において矢印で示したように、区画壁dを管
体の内部空間4内に挿入する。この時、各区画壁dと管
体の大形壁3の上下の辺とが平行となるように挿入す
る。図3及び図4は、この組み付け状態を示したもので
ある。この実施例では、管壁1は内面も凹凸状となった
一重壁のものとして示したが、内部に平滑な円筒管を重
合して、内面を平滑な円筒面にしてある管体を用いても
よいことは言うまでもない。
【0013】このようにした管を、例えば地中に埋設す
る。言うまでもなく、この時管体の大形壁3の上下の辺
が水平状態、即ち、区画壁dが水平状態となるように敷
設する。管体だけが既に埋設されている場合には、地面
に対して区画壁dが水平状態となるように管体に対して
区画壁dを挿入する。このようにして、親管路Pを形成
する。
【0014】このような構造とした親管路P内に、図1
及び図2に示したように、ケーブル保護シースsを挿入
配管するには、一つの区画壁d上に横一列に挿入可能な
本数までのシースs…を適宜の区画壁d上に挿入する。
それ以上のシースsを挿入する必要がある場合には、別
の区画壁d上に挿入する。この実施例に示したケーブル
保護シースsは、大小の環状凹凸状の蛇腹状に形成した
小管体である。
【0015】このようにして、一つの区画壁dには、そ
の上に横一列に並列させることができる本数だけのシー
スs…を挿入し、それ以上のシースsを挿入する必要が
ある場合には、別の区画壁d上に挿入することとする。
このようにすると、同時に挿入するシースs,sどうし
は互いに重なり合うことなく、平らな区画壁dに支持さ
れながらその上を滑るようにして送り込むことができる
ので、または、反対側から引き込むことができるので、
極めて円滑に親管路P内に挿入させることができる。
【0016】このようにして親管路P内に挿入配管した
ケーブル保護シースs内には、図1及び図2に示したよ
うに、光ケーブル等の通信用ケーブルkをそれぞれに挿
通させる。
【0017】図6及び図7は、別の親管路Pについて示
したものである。図6の実施例図に示した親管路Pは、
区画壁dを上下4段に形成し、下段の区隔壁dの下面か
ら下向きに左右2枚の支持壁xを突出させ、この支持壁
xによって区画壁dの全体を親管路P内において支持さ
せる構造としたものである。この実施例の場合には、区
画壁dを親管路Pの横周面で支持させるものではなく支
持壁xによって支持させるので、区画壁d全体を親管路
Pの内部空間4よりも小さくしておくことができ、親管
路P内への挿入が容易にできる利点がある。
【0018】図7に示した実施例は、区画壁の内の最下
段の区画壁dbの形状を、親管路Pの下側の内面形状に
沿った円弧状に形成させたものであり、このようにした
場合にも、親管路Pに対して区画壁dを安定よく設置さ
せることができ、親管路P内への挿入も容易にできる利
点がある。
【0019】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしも上記の実施例構造の
みに限定されるものではなく、本発明にいう前記の構成
要件を備え、かつ、本発明にいう目的を達成し、以下に
いう効果を有する範囲内において適宜改変して実施する
ことができる。また、使用に際しては、区画壁dの表面
に滑性を増進させるために液状や粉末状の滑剤等を塗布
して使用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいう親管路は、通信ケーブルを管内に挿通してこ
れを保護するための凹凸波形状のケーブル保護シースを
多数本挿通させて保護するものであって、管壁が凹凸波
形状に形成され、その内部空間内に、垂直方向壁によっ
て上下に連結された複数段の区隔壁を、略水平姿勢に内
装させてある構成としたものであるから、親管路内への
後続挿入シースを、先行配管シースまたは既配管シース
の上面に直接重なり合う状態で配管する必要がなく、平
坦な区画壁上に横一列に挿入させ、後続挿入の必要なシ
ースは、別の区画壁上に横一列に挿入させることができ
るので、親管路内へのケーブル保護シースの挿入配管を
極めて円滑に短時間に容易に行うことができ、作業性を
大幅に向上させ得る顕著な効果を期待することが出来る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の使用状態を示す斜視図。
【図2】図1における左側形状を示す側面図。
【図3】親管路を示す図1相当部分の斜視図。
【図4】図3における左側形状を示す側面図。
【図5】親管路の形成手段を説明する斜視図。
【図6】別実施例を示す図2相当部分の側面図。
【図7】更に別の実施例を示す図2相当部分の側面図。
【図8】従来例を示す図1相当部分の斜視図。
【符号の説明】
1 管壁 2 小径部 3 大形部 4 内部空間 P 親管路 d 区画壁 w 垂直方向壁 s ケーブル保護シース k ケーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ケーブルを管内に挿通してこれを保
    護するための凹凸波形状のケーブル保護シース(s)を多
    数本挿通させて保護する親管路(P)であって、管壁(1)が
    凹凸波形状に形成され、その内部空間(4)内に、垂直方
    向壁(w)によって上下に連結された複数段の区隔壁(d)…
    が、略水平姿勢に内装されている通信ケーブル保護シー
    ス用親管路。
  2. 【請求項2】 親管路(P)の内面が平滑円筒面に形成さ
    れている管体である請求項1記載の通信ケーブル保護シ
    ース用親管路。
  3. 【請求項3】 複数段の区隔壁(d)…が下向きに突出さ
    れた支持壁(x)によって支持されている請求項1に記載
    の通信ケーブル保護シース用親管路。
  4. 【請求項4】 最下段の区隔壁(db)が親管路(P)の下部
    内面に沿った形状に形成されている請求項1に記載の通
    信ケーブル保護シース用親管路。
  5. 【請求項5】 区隔壁(d)の上面に滑剤が塗布されてい
    る請求項1に記載の通信ケーブル保護シース用親管路。
JP21367098A 1998-07-29 1998-07-29 通信ケーブル保護シース用親管路 Pending JP2000050478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159198A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Jimbo Electric Co Ltd 配線用管材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007159198A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Jimbo Electric Co Ltd 配線用管材

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