JP2000050431A - 直流回路用配電盤 - Google Patents
直流回路用配電盤Info
- Publication number
- JP2000050431A JP2000050431A JP10215135A JP21513598A JP2000050431A JP 2000050431 A JP2000050431 A JP 2000050431A JP 10215135 A JP10215135 A JP 10215135A JP 21513598 A JP21513598 A JP 21513598A JP 2000050431 A JP2000050431 A JP 2000050431A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- switchboard
- output bus
- circuit breaker
- bus
- Prior art date
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- Pending
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- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、外部に設けた断路器を開放す
れば出力側導体部が充電されない様な導体構造にすると
共に、正面側の直流遮断器制御装置を引出し可能なユニ
ットにして、点検が容易に行える様にした直流回路用配
電盤を提供することにある。 【解決手段】直流回路用配電盤の一部に接地金属でおお
った出力母線を配置し、この出力母線の外部に断路器を
接続させるようにし、直流回路用配電盤内部は、この出
力母線との間を接続する導体を設けて構成する。 【効果】本発明は、列盤状態で使用される場合でも安全
に保守・点検が可能になる。また、出力母線の採用によ
り据付時の列盤作業効率向上とケーブル接続本数の低減
が図れるため、据付工数の低減が図れる。更に、制御装
置がユニット化され、直流回路用配電盤への出し入れが
可能となっているため、保守・点検性が向上が図れる。
れば出力側導体部が充電されない様な導体構造にすると
共に、正面側の直流遮断器制御装置を引出し可能なユニ
ットにして、点検が容易に行える様にした直流回路用配
電盤を提供することにある。 【解決手段】直流回路用配電盤の一部に接地金属でおお
った出力母線を配置し、この出力母線の外部に断路器を
接続させるようにし、直流回路用配電盤内部は、この出
力母線との間を接続する導体を設けて構成する。 【効果】本発明は、列盤状態で使用される場合でも安全
に保守・点検が可能になる。また、出力母線の採用によ
り据付時の列盤作業効率向上とケーブル接続本数の低減
が図れるため、据付工数の低減が図れる。更に、制御装
置がユニット化され、直流回路用配電盤への出し入れが
可能となっているため、保守・点検性が向上が図れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、転流式直流遮断器
を使用した直流回路用配電盤に関し、特に出力母線を接
地金属で覆うことで、直流回路用配電盤としての安全性
向上と小形化を図ることにある。
を使用した直流回路用配電盤に関し、特に出力母線を接
地金属で覆うことで、直流回路用配電盤としての安全性
向上と小形化を図ることにある。
【０００２】
【従来の技術】従来の直流回路用配電盤は、配電盤の正
面側に水平移動で出し入れ可能な直流遮断器と直流遮断
器の上部または前面側または正面扉側に直流遮断器の制
御装置を配し、配電盤の裏面側には隔離されない直流母
線と出力側導体と断路器を設け、直流母線は一方の主回
路端子と開離可能な接触子で接続されほぼ直流遮断器の
一方の主回路端子高さで列盤となる別直流回路用配電盤
と導体で接続され、出力側導体は直流遮断器の他方の主
回路端子と開離可能な接触子で接続され断路器の一方の
端子に接続し、断路器の他方の端子は隔離されない状態
で外部接続主ケーブルに接続される構成となっている。
面側に水平移動で出し入れ可能な直流遮断器と直流遮断
器の上部または前面側または正面扉側に直流遮断器の制
御装置を配し、配電盤の裏面側には隔離されない直流母
線と出力側導体と断路器を設け、直流母線は一方の主回
路端子と開離可能な接触子で接続されほぼ直流遮断器の
一方の主回路端子高さで列盤となる別直流回路用配電盤
と導体で接続され、出力側導体は直流遮断器の他方の主
回路端子と開離可能な接触子で接続され断路器の一方の
端子に接続し、断路器の他方の端子は隔離されない状態
で外部接続主ケーブルに接続される構成となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の直流回路用
配電盤は、直流母線はシャッターと接地金属でおおうこ
とで安全な状態に設置されるが、出力側導体部は、断路
器を開放してもケーブルとの接続部が運転中は常に充電
状態となり、運転中に直流回路用配電盤を点検すること
はできない状態になっている。
配電盤は、直流母線はシャッターと接地金属でおおうこ
とで安全な状態に設置されるが、出力側導体部は、断路
器を開放してもケーブルとの接続部が運転中は常に充電
状態となり、運転中に直流回路用配電盤を点検すること
はできない状態になっている。
【０００４】本発明の目的は、外部に設けた断路器を開
放すれば出力側導体部が充電されないような導体構造に
すると共に、直流遮断器制御装置を引出し可能なユニッ
トにして、点検が容易に行える様にした直流回路用配電
盤を提供することにある。
放すれば出力側導体部が充電されないような導体構造に
すると共に、直流遮断器制御装置を引出し可能なユニッ
トにして、点検が容易に行える様にした直流回路用配電
盤を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】直流回路用配電盤の一部
に接地金属でおおった出力母線を配置し、この出力母線
の外部に断路器を接続させるようにし、直流回路用配電
盤内部は、この出力母線との間を接続する導体を設けて
構成する。
に接地金属でおおった出力母線を配置し、この出力母線
の外部に断路器を接続させるようにし、直流回路用配電
盤内部は、この出力母線との間を接続する導体を設けて
構成する。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り説明する。
り説明する。
【０００７】図１は、本発明の一実施例による転流式直
流遮断器を使用した直流回路用配電盤の側面図である。
流遮断器を使用した直流回路用配電盤の側面図である。
【０００８】１は、直流回路用配電盤の正面側に収納さ
れた転流スイッチ２と一体となった真空遮断器で、断路
部３〜５で配電盤と接続され、出し入れ可能な構造とな
っている。６，７，８，９は転流式直流遮断器としての
制御−操作ユニットで、真空遮断器１の上部にそれぞれ
用途と機能毎にユニット化されてケースに収納してお
り、配電盤の扉を開ければ配電盤の正面から引出し可能
となっている。１０は制御−操作ユニット６，７，８，
９の裏面側で真空遮断器１の上部に設置した転流コンデ
ンサ、１１は転流コンデンサの裏面側に設置したエネル
ギー吸収用非直線抵抗で、転流式直流遮断器の主要構成
ユニットである。１２は直流母線で、シャッター１３と
接地金属１４でおおわれ真空遮断器１の上部端子４と最
短寸法で接続できる位置に取付けられており、真空遮断
器１が配電盤に挿入された時にシャッター１３が開き、
真空遮断器１と直流母線１２と接続される。１５は出力
母線で、配電盤の裏面側上部に接地金属１６でおおわれ
て取付けられており、接地金属１６は列盤で直流回路用
配電盤を使用する場合は、他直流回路用配電盤の出力母
線３０，３１，３２，３３も収納できる大きさになって
いる。１７は導体で、出力母線１５と真空遮断器１の下
部端子３と接続される導体１８とを接続している。１９
はＤＣＣＴ、２０はΔＩＣＴで主回路の電流を検出する
ための変流器である。出力母線１５の図示されていない
端部には、断路器が接続されており、断路器を開放する
ことで出力母線１５には電圧が印加されない様になる。
れた転流スイッチ２と一体となった真空遮断器で、断路
部３〜５で配電盤と接続され、出し入れ可能な構造とな
っている。６，７，８，９は転流式直流遮断器としての
制御−操作ユニットで、真空遮断器１の上部にそれぞれ
用途と機能毎にユニット化されてケースに収納してお
り、配電盤の扉を開ければ配電盤の正面から引出し可能
となっている。１０は制御−操作ユニット６，７，８，
９の裏面側で真空遮断器１の上部に設置した転流コンデ
ンサ、１１は転流コンデンサの裏面側に設置したエネル
ギー吸収用非直線抵抗で、転流式直流遮断器の主要構成
ユニットである。１２は直流母線で、シャッター１３と
接地金属１４でおおわれ真空遮断器１の上部端子４と最
短寸法で接続できる位置に取付けられており、真空遮断
器１が配電盤に挿入された時にシャッター１３が開き、
真空遮断器１と直流母線１２と接続される。１５は出力
母線で、配電盤の裏面側上部に接地金属１６でおおわれ
て取付けられており、接地金属１６は列盤で直流回路用
配電盤を使用する場合は、他直流回路用配電盤の出力母
線３０，３１，３２，３３も収納できる大きさになって
いる。１７は導体で、出力母線１５と真空遮断器１の下
部端子３と接続される導体１８とを接続している。１９
はＤＣＣＴ、２０はΔＩＣＴで主回路の電流を検出する
ための変流器である。出力母線１５の図示されていない
端部には、断路器が接続されており、断路器を開放する
ことで出力母線１５には電圧が印加されない様になる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明した本発明は、直流母線だけで
なく出力母線も接地金属でおおうため、配電盤単位の停
電で導体が無充電または接地金属で隔離された状態にな
り列盤状態で使用される場合でも安全に保守・点検が可
能になる。また、出力母線の採用により据付時の列盤作
業効率向上とケーブル接続本数の低減が図れるため、据
付工数の低減が図れる。更に、制御装置がユニット化さ
れ、直流回路用配電盤への出し入れが可能となっている
ため保守・点検性の向上が図れる。
なく出力母線も接地金属でおおうため、配電盤単位の停
電で導体が無充電または接地金属で隔離された状態にな
り列盤状態で使用される場合でも安全に保守・点検が可
能になる。また、出力母線の採用により据付時の列盤作
業効率向上とケーブル接続本数の低減が図れるため、据
付工数の低減が図れる。更に、制御装置がユニット化さ
れ、直流回路用配電盤への出し入れが可能となっている
ため保守・点検性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例である直流回路用配電盤の断
面図。
面図。
１…真空遮断器、１０…転流コンデンサ、１２…直流母
線、１３…シャッター、１５…出力母線。
線、１３…シャッター、１５…出力母線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 佳彦 茨城県日立市国分町一丁目１番１号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 大内 茂俊 茨城県日立市国分町一丁目１番１号 株式 会社日立製作所国分工場内 Ｆターム(参考） 5G026 QA01 VA05
Claims (4)
- 【請求項１】直流回路で使用され、真空遮断器とコンデ
ンサ・転流スイッチ・及びエネルギー吸収用非直線抵抗
を有する転流式直流遮断器を収納し、直流母線や転流式
直流遮断器の制御装置を有する直流回路用配電盤におい
て、正面側に配電盤から水平移動で出し入れ可能とした
真空遮断器と、真空遮断器収納部の上部に転流式直流遮
断器の制御装置、前記真空遮断器収納部の上部で前記制
御装置の裏面側に転流コンデンサを収納し、配電盤の中
央部に前記真空遮断器の一方の主回路端子と開離可能な
接触子で接続され接地金属と絶縁シャッターで隔離して
ほぼ一方の主回路端子の高さに合う位置に直流母線を配
し、配電盤の裏面側にはエネルギー吸収用非直線抵抗
と、前記真空遮断器の他方の主回路端子と絶縁シャッタ
ーで隔離されて開離可能な接触子で接続され、接地金属
で覆われた出力母線まで伸びる導体を設けたことを特徴
とする直流回路用配電盤。 - 【請求項２】請求項１の直流回路用配電盤において、転
流式直流遮断器の制御装置を出し入れ可能なユニットと
し、出力母線を列盤時の他直流回路用配電盤の出力母線
も収納できる接地金属で覆ったことを特徴とする直流回
路用配電盤。 - 【請求項３】請求項２の直流回路用配電盤において、出
力母線を配電盤の裏面側上部に設けたことを特徴とする
直流回路用配電盤。 - 【請求項４】請求項２の直流回路用配電盤において、出
力母線を配電盤の裏面側下部に設けたことを特徴とする
直流回路用配電盤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10215135A JP2000050431A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 直流回路用配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10215135A JP2000050431A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 直流回路用配電盤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000050431A true JP2000050431A (ja) | 2000-02-18 |
Family
ID=16667292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10215135A Pending JP2000050431A (ja) | 1998-07-30 | 1998-07-30 | 直流回路用配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000050431A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008004373A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Hitachi Ltd | 転流式直流遮断器 |
| EP1956693A1 (en) | 2007-02-08 | 2008-08-13 | Hitachi, Ltd. | DC switchgear provided with a commutation-type DC circuit breaker |
| CN101001004B (zh) * | 2006-01-11 | 2010-12-15 | 上海大佳电器有限公司 | 用于电压控制柜的操作电源小车 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57186111U (ja) * | 1981-05-19 | 1982-11-26 | ||
| JPH01152909A (ja) * | 1987-12-09 | 1989-06-15 | Hitachi Ltd | 閉鎖配電盤 |
| JPH0388227A (ja) * | 1989-08-30 | 1991-04-12 | Hitachi Ltd | 直流真空遮断器の予知保全装置 |
| JPH07241008A (ja) * | 1994-02-25 | 1995-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | 引出形電気機器用クレードル及びそれを有する閉鎖配電盤 |
| JPH10178710A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Fuji Electric Co Ltd | 直流遮断装置 |
-
1998
- 1998-07-30 JP JP10215135A patent/JP2000050431A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS57186111U (ja) * | 1981-05-19 | 1982-11-26 | ||
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| JPH10178710A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-30 | Fuji Electric Co Ltd | 直流遮断装置 |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN101001004B (zh) * | 2006-01-11 | 2010-12-15 | 上海大佳电器有限公司 | 用于电压控制柜的操作电源小车 |
| JP2008004373A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Hitachi Ltd | 転流式直流遮断器 |
| JP4641287B2 (ja) * | 2006-06-22 | 2011-03-02 | 株式会社日立製作所 | 転流式直流遮断器 |
| EP1956693A1 (en) | 2007-02-08 | 2008-08-13 | Hitachi, Ltd. | DC switchgear provided with a commutation-type DC circuit breaker |
| JP2008220160A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-09-18 | Hitachi Ltd | 転流式直流遮断器を有する直流回路用配電盤 |
| US7813090B2 (en) | 2007-02-08 | 2010-10-12 | Hitachi, Ltd. | DC switchgear provided with a commutation-type DC circuit breaker |
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