JP2000050305A - 映像の色差信号フィルタリング方法及び装置 - Google Patents

映像の色差信号フィルタリング方法及び装置

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JP2000050305A JP18226899A JP18226899A JP2000050305A JP 2000050305 A JP2000050305 A JP 2000050305A JP 18226899 A JP18226899 A JP 18226899A JP 18226899 A JP18226899 A JP 18226899A JP 2000050305 A JP2000050305 A JP 2000050305A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像の色差信号フィルタリング方法及び装置
を提供する。 【解決手段】 形状情報を有する映像の映像フォーマッ
ト変換過程で色差形状情報を利用して物体色差情報及び
背景情報を抽出し、これを間引きフィルタリングまたは
補間フィルタリングすることにより、物体と背景の境界
部分または物体領域間で発生する色滲み現象を除去し、
これにより、画質の低下も未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体単位映像フィ
ルタリングに関するものであり、より詳細には映像処理
システムで映像フォーマット変換のための色差信号のフ
ィルタリング時色差形状情報を利用してフレーム内の物
体と背景を互いに区別しこれらに対してそれぞれ独立的
なフィルタリングを遂行することにより信号干渉による
色滲み(color bleeding)が防止できる映像の色差信号
フィルタリング方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】既存の映像信号符号化方式では方形のフ
レームまたは画面全体を符号化するフレーム単位符号化
と任意の形態の領域のみを符号化する方式である物体単
位符号化方式がある。物体単位符号化の代表的な例とし
てはISO/IEC JTC1/SC29/WG11の
MPEG−4、ISO/IEC JTC1/SC29/
WG1 JPEG2000などの標準化方案がある。
【0003】形状情報を利用する物体単位符号化は、領
域分割技法を使用して全体映像シーケンス内で使用者が
関心を有しているか必要とする特定領域あるいは物体の
みを抽出して符号化した後、これを決められた順番によ
りフレーム内に再構成する方法である。このような物体
単位符号化では、既に抽出された物体を互いに区別する
ために形状情報を使用する。前記形状情報は、映像を物
体領域と非物体領域(背景)に区分する情報であり、符
号化器、復号化器で全体映像の代わりに物体領域を中心
とする信号処理を可能にし、このような形状情報は2進
形状情報またはグレースケール形状情報で表現できる。
2進形状情報は、一つのシーケンス内の二つの物体を区
別するために使用し、グレースケール形状情報は、一つ
のシーケンス内のいくつかの物体を区別するために使用
される。これらの表現範囲において、2進形状情報は、
0と1または0と255のような二つの値で表現され、
グレースケール形状情報は、所定範囲内の数値、例えば
0から255間の値で表現される。物体単位映像処理で
物体の映像信号(輝度、色差)の中、色差に対する形状
情報は、映像信号の標本化比とピクチャタイプによる輝
度と色差信号の相関関係を考慮して輝度の形状情報をサ
ブサンプリングして抽出される。
【0004】映像処理において、動画像走査方式として
は大きく順次走査方式と飛越走査方式の二つの方式があ
る。順次走査方式では、一つのフレームの映像はすべて
同じ時間にサンプリングされたものとしてなされること
に反して、飛越走査方式では一つのフレームの映像が互
いに異なる時間にサンプリングされた2枚のフィールド
映像、すなわち、上部フィールド及び下部フィールド映
像で構成される。
【0005】従来のほとんどの映像符号化及び処理技法
はフレーム単位の処理のためのものであり、物体単位映
像符号化及び処理に適用されるには多くの問題点があっ
た。特に、フレーム単位処理で全く考慮されなかった任
意の形状を有する物体の境界部分でこのような問題が深
刻に現れる。このような問題のうち、フィルタリングを
利用した映像フォーマット変換時に、物体の境界部分で
色差信号が滲む色滲み現象は放送などの高画質の映像サ
ービスを必要とする飛越走査映像の処理で深刻な問題に
なっている。
【0006】一般的に、人間の視覚は、輝度信号に比べ
て色差信号に対してあまり敏感でないものとして知られ
ているために、色差信号を間引き(decimation)/補間
(intpolation)する技術は映像信号のデータ量を減少
させ伝送するための目的で多く使用されている。このよ
うに、色差成分の帯域を適当な幅で制限して間引きまた
は補間するフィルタリング過程を図1に概略的に図示し
た。
【0007】従来のフィルタリング方法は、図2に示す
ように、入力信号Ciに対して適切なフィルタ係数Wj
をかけてこれらを加算するものである。一般的に、フィ
ルタの特性はフィルタ係数とこれら間の相対的な関係に
より決定されるが、例えば中間値フィルタリングを遂行
すると、これは入力信号の平均的な特性を求めるもので
あるので、一般的に入力信号に対するフィルタ係数はほ
とんど同一であろう。フィルタリングでフィルタ係数ま
たはフィルタタップの個数などは使用者の使用目的に合
うように任意の値で決められる。このような従来のフィ
ルタリング方法をさらに詳細に説明すると、フィルタリ
ングを通して生成しようとする色差信号をAとすると
き、図2に示したフィルタを通して収得されるフィルタ
リング結果は下式で表示できる。
【0008】A=W1×Ci-2+W2×Ci-1+W3×Ci
4×Ci+1+W5×Ci+2+W6×Ci+3 (なお、Ciは映像の色差信号を意味し、Wjはフィルタ
の係数を意味する)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、物体単位符号
化と処理のための映像に対して、このような従来のフィ
ルタリング方法をそのまま適用すると、Aを生成するの
に使用される信号が同一の領域に属していないか同一で
ない物体領域に属する場合、互いに異なる領域または物
体間に干渉を与え色滲みが発生して画質が低下され、こ
のような現象は物体境界部分で特に酷く現れる。
【0010】例えば、図2で、フィルタリングしようと
する画素が物体の領域に属した画素である場合、
i-1、Ci+1及びCi+2が255(物体)であり、
i-2、Ci及びCi+3は0((Progressive Shape Subsa
mper)背景)であり、W1、W2、W3、W4、W5及びW6
がそれぞれ0.1,0.2,0.4,0.6,0.3,
及び0.2と仮定するとき、A=131.58(A=0
×0.1+255×0.2+0×0.4+255×0.
6+255×0.3+0×0.2)になるために、物体
内の255値を有する色差信号が背景にある0値を有す
る色差信号の影響を受けて131.58で画質が低下さ
れ物体周りに灰色帯が形成される。このような色滲み現
象はフィルタタップの数が多くなるほどより酷くなる。
【0011】従って、本発明は以上のような物体単位映
像処理で従来のフィルタリング方法の適用時に現れる色
滲み問題を解決するためのものであり、本発明の目的
は、色差信号のフィルタリング時に適切な色差形状情報
を使用してフレーム内の物体及び背景を互いに区別し、
これらによりそれぞれ独立的なフィルタリングを遂行す
ることにより互いに異なる領域または物体間の信号干渉
による色滲みを除去して画質を向上できる映像の色差信
号フィルタリング方法及び装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の一つ
の様態は、映像の色差情報間引きフィルタリング時に輝
度信号の形状情報を利用してフィルタタップ内にフィル
タリングしようとする色差信号と同一の物体領域に属さ
ない色差信号が存在するか否かを判断してそのような色
差信号が存在する場合、当該フィルタタップ内の同一で
ない物体領域に属する色差信号をマーキングしてこれを
同一な物体領域に属した色差信号に再生する段階を含む
ことを特徴とする映像の色差信号間引きフィルタリング
方法及び装置を提供することである。
【0013】本発明のまた別の様態は、映像の色差情報
間引きフィルタリング時に間引きフィルタのタップ内に
含まれるソース物体色差信号の数が正数であり、フィル
タのタップ数より小さい場合(ソース物体色差信号の数
がフィルタタップと同一の場合には従来の方法と同一の
フィルタリングが遂行される)、輝度信号の形状情報を
利用してフィルタリングしようとする画素が物体色差画
素であるか背景色差画素であるかを区別する段階と、当
該画素が物体色差画素である場合フィルタタップ内の背
景色差画素値をマーキングして物体色差画素値で再生す
る背景色差画素再生段階と、フィルタリングする画素が
背景色差画素である場合フィルタタップ内の物体色差画
素値をマーキングして背景色差画素値で再生する物体色
差画素再生段階及び再生された値をフィルタ係数とタッ
プ別に演算して色差信号をフィルタリングする段階を含
むことを特徴とする映像の色差信号間引きフィルタリン
グ方法及び装置を提供することである。
【0014】本発明のまた別の様態は、映像の色差情報
補間フィルタリング時に輝度信号の形状情報を利用して
フィルタタップ内にフィルタリングしようとする間引き
色差信号と同一の物体領域に属さない間引き色差信号が
存在するか否かを判断して同一の物体領域に属さない間
引き色差信号が存在する場合、当該フィルタタップ内の
同一でない物体領域に属する間引き色差信号をマーキン
グしてこれを同一の物体領域に属する間引き色差信号で
再生する段階を含むことを特徴とする映像の色差信号補
間フィルタリング方法及び装置を提供することである。
【0015】本発明のまた別の様態は、映像の色差信号
補間フィルタリング方法において、物体情報補間フィル
タリング時に補間フィルタのタップ内に含まれる間引き
物体色差信号の数が正数でありフィルタのタップ数より
小さい場合、形状情報を利用してフィルタリングしよう
とする間引き色差画素が間引き色差画素であるか間引き
背景色差画素であるかを区別する段階と、間引き物体色
差画素である場合フィルタタップ内の間引き背景色差画
素をマーキングして間引き物体色差画素値で再生する背
景色差画素再生段階と、当該画素が間引き背景色差画素
である場合フィルタタップ内の間引き物体色差画素値を
マーキングして間引き背景色差画素値で再生する物体色
差画素再生段階及び前記物体情報補間フィルタリングの
ために再生した色差信号を補間フィルタに予め設定され
たフィルタ係数とタップ別に演算して色差信号をフィル
タリングする段階でなされることを特徴とする映像の色
差信号補間フィルタリング方法及び装置を提供すること
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより詳細に説明す
ると次のとおりである。まず、本発明は形状情報を有す
る映像フォーマット変換過程で物体境界部分で発生する
色滲み現象を除去するための映像の色差信号の間引きフ
ィルタリング及び補間フィルタリングを提案する。本発
明で、間引きフィルタリングは、4:4:4または4:
2:2映像を4:2:0映像にダウンコンバートする場
合に適用され、補間フィルタリングは、4:2:0映像
を4:2:2または4:4:4映像にアップコンバート
する場合に適用され得るが、必ずしもこのような場合に
限られるものではない。
【0017】そして、本発明のフィルタリング方法で
は、フィルタリングに使用される色差信号が物体の境界
部分に位置するかまたは同一の物体領域に属するかを判
別するために、輝度信号のサブサンプリングにより収得
された色差信号形状情報を利用する。サブサンプリング
方法は種々存在するが、飛越走査映像の場合には物体内
で発生され得る輝度信号対色差信号の不一致を防止する
ために映像信号のサンプリングと走査方式に関する飛越
走査映像の特性を考慮して生成しようとする色差信号と
同一のフィールド内の輝度信号のみを使用してサブサン
プリングすることが望ましい。例えば、色差信号の形状
情報は一つの色差信号により影響を受ける隣接の同一の
フィールド内の2×2輝度信号の形状情報の中一つ以上
が物体であると、物体にし、そうでなければ背景にサブ
サンプリングする。
【0018】説明の便宜のためにダウンコンバートに限
定して4:2:2映像の色差信号をソース色差信号(so
urce chroma sample)とし、アップコンバートに限定し
て補間色差信号(interpolated chroma sample)と表記
する。そして、ダウンコンバートとアップコンバートす
べてに対して、4:2:0映像の色差信号を間引き色差
信号(decimated chroma sample)と表記する。また、
物体の形状情報を有するソース色差信号、間引き色差信
号及び補間色差信号をそれぞれソース物体色差信号(so
urce object chroma sample)、間引き物体色差信号(d
ecimated object chroma sample)、そして補間物体色
差信号とし、背景の形状情報を有する信号をそれぞれソ
ース背景色差信号(source background chroma sampl
e)、間引き背景色差信号(decimated background chro
ma sample)、そして補間背景色差信号(interpolated
background chroma sampleとする。
【0019】本発明は前記のような方法で生成されたソ
ース色差信号、間引き色差信号そして補間色差信号の形
状情報を使用して間引きフィルタリングと補間フィルタ
リングを遂行する。
【0020】図3は本発明による物体単位色差信号間引
き及び補間フィルタリングシステムのブロック図であ
り、まず、順次走査方式サブサンプラ(Progressive Sh
ape Subsamper)1は、輝度形状情報とピクチャタイプ
に対する情報を入力され、その入力情報の映像タイプに
より順次走査方式映像をサブサンプリングした後、色差
形状情報を抽出する役割をする。また、飛越走査方式サ
ブサンプラ(InterlacedShape Subsamper)2は、輝度
形状情報とピクチャタイプに対する情報を入力され、そ
の入力情報の映像タイプにより飛越走査方式の映像をサ
ブサンプリングした後色差形状情報を抽出する役割をす
る。
【0021】一方、フィルタリング画素形状ピッカー3
は、前記順次走査方式サブサンプラ1及び飛越走査方式
サブサンプラ2で色差形状情報を入力されフィルタリン
グしようとする画素が物体色差画素であるかを判断する
と同時にフィルタタップ内にデータを入れるとき、背景
は背景同士に物体は物体同士にデータを入れる役割をす
る。また、色差画素再生器4及び背景色差画素再生器5
は本発明による方法によりフィルタの内に入るデータを
再生する役割をする。
【0022】前記図3のような物体−基盤色差間引き及
び補間フィルタリングシステムでのフィルタリング動作
は図4に示すようになされる。まず、映像のピクチャタ
イプに対する情報が入力されると、前記システムはピク
チャタイプによる輝度と色差信号の相関関係を考慮して
入力された輝度の形状情報をサブサンプリングして色差
による形状情報を抽出するが、入力された映像が順次走
査映像であるかを判断して、順次走査映像である場合に
は順次走査方式のサブサンプリングを遂行し、順次走査
映像でない場合には入力される輝度形状情報を利用して
飛越走査方式のサブサンプリングを遂行する(S1)。
続いて、形状情報抽出された各映像に対して現在フィル
タリングしようとする色差信号に該当する形状情報を持
ってくるフィルタリング画素形状ピーキング(S2)を
行って、持ってきた色差形状情報が物体であるか否かを
判断し、物体であるとフィルタタップ内の背景色差画素
値を除去しこれを物体色差画素値で満たす背景画素再生
を行って(本発明で再生ということは既存の値を除去し
新しい値を割り当てる過程を意味する)、これと反対に
フィルタリングしようとする画素が背景色差画素である
場合にはフィルタタップ内の物体色差画素値を背景色差
画素値で再生する物体画素再生を行う(S3)。このよ
うにして、背景は背景同士に物体は物体同士に間引きま
たは補間フィルタリングを行うことにより間引きまたは
補間された色差信号を収得できる。
【0023】このような過程はすべての画素に対して遂
行し最後の画素であるか否かを判断して(S4)、最後
の画素でない場合には段階1(S1)から再び反復し最
後の画素である場合通常の方法により間引き/補間フィ
ルタリングを遂行する。
【0024】本発明で図3の背景色差画素再生器5は、
その細部構成において、色差信号と色差形状情報を入力
された後、色差形状情報を基礎に除去する背景色差画素
をマーキングする背景色差画素マーカ51と、マーキン
グされた画素値を任意の適当な物体値で満たすマーキン
グされた画素値再生器52を含んで構成される(図5参
照)。
【0025】一方、図3の前記物体色差画素再生器4
は、図6に示すように、色差信号と色差形状情報を入力
され、これを基礎に除去対象物体画素をマーキングする
物体画素マーカ41とマーキングされた画素値を任意の
適当な背景値で満たすマーキングされた画素値を再生器
42を含めて構成される。
【0026】前記背景画素再生器5の背景画素マーカ5
1によるマーキング時には、図7に示すように、色差形
状情報を入力してこのような色差形状情報を利用してフ
ィルタリングしようとする画素が物体色差画素であるか
否かを判断して、物体色差画素である場合色差信号をそ
のまま利用し、物体色差画素でない場合背景色差画素で
ある場合これを適当な物体値で再生するためにマーキン
グしてマーキングされた色差信号を出力する。一方、物
体画素再生器4の物体色差画素マーカ41による物体色
差信号マーキング時には、図8に示すように、色差形状
情報を入力し、これを利用してフィルタリングしようと
する画素が物体色差画素であるか否かを判断して、背景
色差画素である場合色差信号をそのまま利用し、背景色
差画素でない物体色差画素である場合これを除去し新し
い値を割り当てるためにマーキングしてマーキングされ
た色差信号を出力する。
【0027】図6及び図7のマーキングされた画素値を
再生器42,52はマーキングされた信号を含めている
一連の信号を入力されマーキングされた画素に各使用者
により決められる任意の値を再生する。このとき、マー
キングされた部分に満たされる値はマーキングされなか
った画素値の平均または空間的に距離が最も近い画素値
などができ得る。本発明でこのように新しい値を与える
方法は、特別に制限されない。このようにして、再生さ
れた画素値は通常の間引き/補間フィルタによりフィル
タリングされる。
【0028】前記背景色差画素再生器5でなされる本発
明の背景画素マーキング過程及びマーキングされた画素
値再生過程を6タップフィルタを例にして詳細に説明す
ると、図9に示すように、フィルタリングを通して生成
しようとする色差信号(Ci- 2、Ci-1、Ci、Ci+1、C
i+2及びCi+3)と背景色差画素と物体色差画素を区分す
る情報を含む色差形状情報(Si-2、Si-1、Si
i+1、Si+2及びSi+3)が入力されると、背景色差画
素マーカ51は、本来の物体色差画素はそのままおいて
背景色差画素を除去するためにマーキングする(Mi
i-1、M2、Ci+1、C i+2及びM3)図9及びその他の
本願の図面で、○は背景に当該する形状情報を意味し、
◎は物体に当該する形状情報を示す)。マーキングされ
た画素値再生器52はマーキングされた画素のみを探し
て新しい値を割り当てる。図9でRi-1、Ri+1、Ri+2
値はCi-1、Ci+1、Ci+2値をそのまま複写した値であ
る反面、Ri -2、Ri、及びRi+3値はマーキングされた
画素値再生器により新しく与えられた値である。以上の
ようにして再生された色差信号値は通常のフィルタによ
りフィルタリングされる。
【0029】物体色差画素マーキング及び再生過程は、
図10に示すように、色差信号(C i-1、Ci、Ci+1
i+2、Ci+3及びCi+4)と(Si-1、Si、Si+1、S
i+2、S i+3及びSi+4が入力されると、物体色差画素マ
ーカ41は、本来の背景色差画素はそのままおいて物体
色差画素を除去するためにマーキングする(M1、Ci
2、M3、Ci+3及びCi+4)。マーキングされた画素値
再生器42はマーキングされた画素のみを探して新しい
値を与える。図10でRi、Ri+3、及びRi+4値はCi
i+3及びCi+4値をそのまま複写した値である反面、R
i-1、Ri+1及びRi +2値はマーキングされた画素値再生
器42により新しく与えられた値である。以上のように
して再生された色差信号値を通常のフィルタによりフィ
ルタリングされる。
【0030】本発明で間引きフィルタリング時にフィル
タタップ内に含まれるソース色差信号がすべて物体色差
信号であるか背景色差信号である場合には既存の間引き
フィルタリングと同一にフィルタタップ内のすべての色
差信号に対してフィルタリングを遂行する。
【0031】物体単位動画像の符号化、復号化、操作及
び処理を行う応用でフレーム内の背景に属した映像信号
は、重要でないために、映像の補間フィルタリング時に
背景色差信号の補間フィルタリングを遂行せずに予め定
義された任意の背景値を割り当てることが一般的であ
る。しかし、背景色差信号の補間フィルタリングが必要
な場合には物体色差信号の補間フィルタリングと同一の
方法でフィルタリングできる。
【0032】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは次に参照する本発明のいくつかの好適な実施
の形態に対する以下の説明から明確になるであろう。
【0033】以下で本発明の方法によりマーキングされ
た画素値を再生する方法の実施の形態を詳細に説明する
と次のとおりである。このような実施の形態はただ説明
の目的であり、本発明の範囲を外れなくても多数の変形
が作られることは当業者に自明な事項であるために本発
明の保護範囲がこれら実施の形態で制限されるものとし
て解釈してはならない。以下の実施の形態では説明の便
宜のためにフィルタタップの個数が6個である場合を例
に挙げて説明する。
【0034】実施の形態1 添付した図11及び図12は本発明の第1実施の形態で
あり、これは間引き物体色差信号及び間引き背景色差信
号を生成するための間引きフィルタリング方法を説明す
る図面である。
【0035】本発明の第1実施の形態では、間引き物体
色差信号の生成時(図11参照)に、フィルタタップ内
に含まれるソース物体色差信号の数が正数であり、フィ
ルタタップの大きさより小さい場合、前記フィルタタッ
プ内に含まれたそれぞれのすべてのソース背景色差信号
をマーキングして(M1,M2)、これに対しては空間
的距離が最も近い物体色差信号を再生してソース背景色
差の代わりにフィルタリングに使用する。もし、同一の
距離のソース物体色差信号が一つ以上である場合には間
引き物体色差信号の位置で最も近いソース物体色差信号
を再生する。
【0036】また、図12の場合のような間引き背景色
差信号の生成時には、フィルタタップ内に含まれるソー
ス背景色差信号数が正数であり、フィルタタップの大き
さより小さい場合、フィルタタップ内に含まれたそれぞ
れのすべてのソース物体色差信号(C2及びC4)をマー
キングし(M1、M2)、これに対して空間的距離が最
も近いソース背景色差信号を再生してソース物体色差信
号の代わりにフィルタリングに使用する。もし、同一の
距離のソース背景色差信号が一つ以上である場合には間
引き背景色差信号の位置で最も近いソース背景色差信号
を再生する(C 3)。
【0037】実施の形態2 添付した図13及び図14は本発明の第2実施の形態を
説明するための図面である。第2実施の形態で間引き物
体色差信号を生成する(図13参照)、フィルタタップ
内に含まれるソース物体色差信号の数が正数であり、フ
ィルタタップの大きさより小さい場合、フィルタタップ
内に含まれたそれぞれのすべてのソース背景色差信号
(C2及びC4)をマーキングして(M1,M2)、これ
に対しては空間的距離が最も近い二つのソース物体色差
信号を再生し、これらの平均値(Avg1=(C1
3)/2,Avg2=(C3+C5)/2)をソース背
景色差信号の代わりにフィルタリングに使用する。も
し、ソース物体色差信号が一つしかない場合、このサン
プル値をソース背景色差信号の代わりにフィルタリング
に使用する。
【0038】また、図14に示すような間引き背景色差
信号を生成する場合には、フィルタタップ内に含まれる
ソース背景色差信号の数が正数であり、フィルタタップ
の大きさより小さい場合、フィルタタップ内に含まれた
それぞれのすべてのソース物体色差信号に対しては空間
的距離が最も近い二つのソース背景色差信号を再生し、
これらの平均値をソース物体色差信号の代わりにフィル
タリングに使用する(Avg1=(C1+C3)/2,A
vg2=(C3+C5)/2)。もし、ソース背景色差信
号が一つしかない場合、このサンプル値をソース物体色
差信号の代わりにフィルタリングに使用する。
【0039】実施の形態3 添付した図15及び図16は本発明の第3実施の形態を
説明する図面である。本発明の第3実施の形態では、物
体情報間引きフィルタリング時に、間引きフィルタのタ
ップ内に含まれるソース物体色差信号の数が正数であ
り、フィルタタップの大きさより小さい場合、前記フィ
ルタタップ内に含まれたすべてのソース背景色差信号を
フィルタタップ内に含まれたすべてのソース物体色差信
号に対する平均値に対置した後、フィルタリングする物
体色差信号で再生し、背景情報間引きフィルタリング時
に、前記フィルタタップ内に含まれるソース背景色差信
号の数が正数であり、フィルタタップの大きさより小さ
い場合、前記フィルタタップ内に含まれたすべてのソー
ス物体色差信号をフィルタタップ内に含まれたすべての
ソース背景色差信号に対する平均値で対置した後フィル
タリングする背景色差信号に再生してフィルタリングす
る。
【0040】すなわち、ダウンコンバートに適用される
間引きフィルタリングで、図15に示すように、間引き
物体色差信号生成時に、フィルタタップ内に含まれるソ
ース物体色差信号の数が正数であり、フィルタタップの
大きさより小さい場合、フィルタタップ内に含まれたす
べてのソース背景色差信号をマーキングし(M1、M
2)、これに対してフィルタタップ内に含まれたすべて
のソース物体色差信号に対する平均値をソース背景色差
信号の代わりにフィルタリングに使用する(Avg=
(C1+C3+C5+C6)/4)。
【0041】また、図16に示された間引き背景色差信
号を生成する場合には、フィルタタップ内に含まれるソ
ース背景色差信号の数が正数であり、フィルタタップの
大きさより小さい場合、フィルタタップ内に含まれたす
べてのソース背景色差信号(C1、C4)をマーキングし
(M1、M2)、これに対してフィルタタップ内に含ま
れたすべてのソース背景色差信号に対する平均値をソー
ス物体色差信号の代わりにフィルタリングに使用する
(Avg=(C1+C3+C5+C6)/4)。
【0042】実施の形態4 以下の本発明の第4ないし第6実施の形態では映像の色
差信号補間フィルタリングの実施の形態に対して説明す
る。図17は本発明による第4実施の形態を説明する図
面である。本発明の第4実施の形態で、物体情報補間フ
ィルタリング時に、補間フィルタのタップ内に含まれる
間引き物体色差信号の数が正数であり、フィルタタップ
の大きさより小さい場合、前記フィルタタップ内に含ま
れたすべての間引き背景色差信号に対して空間的距離が
最も近接した間引き物体色差信号を再生して間引き背景
色差信号の代わりにフィルタリングする間引き物体色差
信号で再生して補間フィルタリングを行う。
【0043】すなわち、アップコンバートに適用される
補間フィルタリングで、補間物体色差信号生成時に、補
間フィルタタップ内に含まれる間引き物体色差信号数が
正数でありフィルタタップ大きさより小さい場合、補間
フィルタタップ内に含まれたすべての間引き背景色差信
号(C2、C4)をマーキングし(M1、M2)、これに
対しては空間的距離が最も近い間引き物体色差信号を再
生して、間引き背景色差信号の代わりにフィルタリング
に使用する。もし、同一な距離の間引き物体色差信号が
一つ以上である場合には補間物体色差信号の位置で最も
近い補間色差信号C3を再生する。
【0044】実施の形態5 図18は本発明による第5実施の形態を説明する図面で
ある。これは、物体情報補間フィルタリング時、補間フ
ィルタのタップ内に含まれる間引き物体色差信号の数が
正数であり、フィルタのタップ数より小さい場合、前記
フィルタタップ内に含まれたすべての間引き背景色差信
号対して空間的距離が最も近接した二つの間引き物体色
差信号の平均値を再生して補間フィルタリングする。
【0045】すなわち、アップコンバートに適用される
補間フィルタリングで、補間物体色差信号生成時に、フ
ィルタタップ内に含まれる間引き物体色差信号の数が正
数であり、フィルタタップの大きさより小さい場合、フ
ィルタタップ内に含まれたすべてのソース背景色差信号
(C2、C4)をマーキングし(M1、M2)、これに対
して空間的距離が最も近い間引き物体色差信号を再生
し、これらの平均値(Avg1=(C1+C3)/2)、
(Avg2=(C3+C5)/2)を間引き背景色差信号
の代わりにフィルタリングに使用する。もし、間引き背
景色差信号が一つしかない場合、このサンプル値を間引
き背景色差の代わりにフィルタリングに使用する。
【0046】実施の形態6 図19は本発明による第6実施の形態を説明する図面で
ある。第6実施の形態では、物体情報補間フィルタリン
グ時、補間フィルタのタップ内に含まれる間引き物体色
差信号の数が正数であり、フィルタのタップ数より小さ
い場合、前記フィルタタップ内に含まれたすべての間引
き背景色差信号をフィルタタップ内のすべての間引き物
体色差信号の平均値で代置した後、フィルタリングする
物体色差信号を再生して間引き色差信号を補間フィルタ
リングする。
【0047】すなわち、アップコンバートに適用される
補間フィルタリングで、補間物体色差信号生成時に、フ
ィルタタップ内に含まれる間引き物体色差信号の数が正
数であり、フィルタタップの大きさより小さい場合、フ
ィルタタップ内に含まれたすべての間引き背景色差信号
(C2、C4)をマーキングし(M1、M2)、これに対
してはフィルタタップ内のすべての間引き物体色差信号
の平均値(Avg=(C1+C3+C5+C6)/4)を間
引き背景色差信号の代わりにフィルタリングに使用す
る。
【0048】図面に示していないが、背景情報補間フィ
ルタリングは物体情報補間フィルタリングと同一であ
り、フィルタタップ内に含まれる間引き背景色差信号数
が正数であり、フィルタタップの大きさより小さい場
合、フィルタタップ内に含まれたそれぞれのすべての間
引き物体色差信号(C2、C4)をマーキングしこれに対
してはフィルタタップ内の空間的に最も近接した間引き
背景色差信号、最も近接した2個背景色差信号の平均値
またはフィルタタップ内のすべての背景色差信号の平均
値を間引き物体色差信号の代わりにフィルタリングに使
用してフィルタリングする。
【0049】本発明の映像の色差信号フィルタリング方
法及び装置は、物体基盤処理を行うMPEG4のような
動画像圧縮符号化及び復号化で使用できるだけでなく全
体映像の中使用者が願望するか必要とする特定領域(物
体)のみを抽出して操作するコンテンツクリエーション
(content creation)にも応用可能である。
【0050】本発明の映像の色差信号フィルタリング方
法を応用した物体単位映像信号符号化装置及び復号化シ
ステムの一例を説明すると次のとおりである。
【0051】図20には本発明の色差信号フィルタリン
グ方法が応用された物体単位動画像圧縮符号化及び復号
化システムの一実施の形態を図示した。このようなシス
テムは、前処理部110、形状情報符号化部120、色
差形状情報抽出部130、動き推定及び動き補償部、テ
クスチャ(texture)情報符号化部160、減算器15
0、加算器170、以前再現VOP部180及び多重化
部190で構成される符号化器100と、伝送媒体20
0と及び形状情報復号化部320、色差形状情報抽出部
330、動き補償部350、テクスチャ情報符号化部3
40、加算器360、以前再現VOP部370、逆多重
化部310及び物体基盤色差信号フィルタリング部39
0で構成される復号化器300でなる。
【0052】物体単位映像信号圧縮符号化時に入力され
た映像信号は前処理部110で映像信号を領域に分割し
てこれを形状情報に表示し、各領域に対する形状情報は
形状情報復号化部120と動き情報推定部140に入力
される。このような前処理部110は、図21に示すよ
うに、入力された映像信号の領域を分割する物体分割部
111と物体−基盤色差信号フィルタリング部112で
構成され、前記物体−基盤色差信号フィルタリング部1
12で本発明による色差信号のフィルタリングが具現さ
れる。形状情報符号化部120では該当物体の形状情報
が符号化され、符号化された後再現された輝度形状情報
は色差形状情報抽出部130、動き情報推定部及び動き
補償部140及びテクスチャ情報符号化部160に入力
されこれらの動作を物体単位で遂行する。一方、形状情
報符号化部120のまた別の出力である輝度形状情報ビ
ット列は多重化部190に入力される。
【0053】本発明で色差形状情報抽出部130はピク
チャタイプに関する情報を入力されピクチャタイプによ
り順次走査方式のフレーム構造ピクチャである場合には
既存の保存サブサンプリング色差形状情報サブサンプリ
ングを行い、飛越操作方式のフィールド−基盤色差形状
情報サブ−サンプリングを遂行するように具現できる。
動き情報推定部は、前記形状情報符号化部120から入
力された形状情報を有して現在物体のテクスチャ情報と
以前再現VOP部180に貯蔵されている以前物体のテ
クスチャ情報を利用して、現在物体テクスチャ情報の動
き情報を探す。探した動き情報は動き補償予測のために
動き補償部140に入力される。また、推定された動き
情報は圧縮符号化され動き情報、ビット列の形態で多重
化部190に入力される。動き補償部140は動き情報
推定部で求めた動き情報と以前再現VOP部180の以
前再現物体テクスチャ情報を利用して動き補償予測を遂
行する。
【0054】減算器150では入力テクスチャ情報と動
き補償部140で求めた動き補償予測テクスチャ間の
差、すなわち予測誤差を求める。そして、テクスチャ情
報符号化部160でこの信号を符号化する。生成された
テクスチャ情報ビット列は多重化部190に入力され、
再現された予測誤差信号は加算器170に入力される。
加算器170で動き補償予測信号と再現された誤差信号
を加えて該当物体の再現テクスチャ情報信号を作り、こ
の信号は以前再現VOP部180に貯蔵され、次に入力
される物体の符号化時に利用される。多重化部190は
形状情報符号化部120からの輝度形状情報ビット列、
動き推定及び補償部140からの動き情報ビット列及び
テクスチャ符号化部160からのテクスチャ情報ビット
列を多重化して映像ビット列を伝送媒体200に伝送す
る。
【0055】一方、符号化された伝送媒体200を経て
復号化器300に入力される映像ビット列は、逆多重化
部310を通して動き情報ビット列、輝度形状情報ビッ
ト列、テクスチャ情報ビット列及びピクチャタイプ情報
列で分かれる。形状情報復号化部320は、輝度形状情
報ビット列を入力され再現形状情報を出力する。この再
現形状情報は、色差形状情報抽出部330、動き復号化
及び補償部350とテクスチャ情報復号化部340に入
力され物体単位の復号化を遂行するようにする。前記色
差形状情報抽出部330は、伝送媒体を通して輝度形状
情報のみが伝送されたためにこれを基礎に色差形状情報
を抽出し、その構成及び動作は復号化器100の色差形
状情報抽出部130と完全に同一である。抽出された色
差形状情報はテクスチャ情報復号化部340及び動き復
号化及び補償部350に入力される。テクスチャ情報復
号化部340は形状情報復号化部320から入力された
再現形状情報を利用してテクスチャ情報を複合化し、動
き復号化及び補償部350は動き情報復号化部の出力で
ある動き情報と以前再現VOP部370の以前テクスチ
ャ情報を利用して動き補償予測を遂行する。
【0056】もちろん、このときにも物体領域内部の遂
行が必要であるために形状情報復号化部320の出力で
ある再現形状情報が入力され利用される。動き復号化及
び補償部350の出力である動き補償予測信号はテクス
チャ情報復号化部340で再現されたテクスチャ情報と
加算器360で加えられ当該物体を復元する。この復元
された物体は以前再現VOP部370に貯蔵され次のフ
レームの符号化に利用され、一方、復元された再現VO
P380は物体−基盤色差フィルタリング部390によ
り本来の映像信号に復元される。
【0057】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明は、映像
の映像フォーマット変換過程で輝度信号の形状情報を使
用して物体色差情報及び背景色差情報を抽出し、これを
間引きフィルタリングまたは補間フィルタリングするこ
とにより、物体境界部分で発生する色滲み現象を除去で
きる効果がある。また、前記色滲み現象の除去により画
質の低下も未然に防止できる長所がある。
【0058】なお、本発明を実施の形態によって詳細に
説明したが、本発明は実施の形態によって限定されず、
本発明が属する技術分野において通常の知識を有するも
のであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発
明を修正または変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の映像色差信号フィルタリングを示すブ
ロック図である。
【図2】 従来の色差信号フィルタリングを示す詳細図
である。
【図3】 本発明の物体−基盤色差信号フィルタリング
装置の内部ブロック図である。
【図4】 本発明による物体−基盤色差信号間引き及び
補間フィルタリング方法のフローチャートである。
【図5】 本発明の背景色差画素再生器のブロック図で
ある。
【図6】 本発明の物体色差画素再生器のブロック図で
ある。
【図7】 背景色差画素マーキングのフローチャートで
ある。
【図8】 物体色差画素マーキングのフローチャートで
ある。
【図9】 6−タップフィルタを利用した背景色差画素
再生過程の説明図である。
【図10】 6−タップフィルタを利用した物体色差画
素再生過程の説明図である。
【図11】 本発明による映像の物体色差信号間引きフ
ィルタリング方法の第1実施の形態の図面である。
【図12】 本発明による映像の背景色差信号間引きフ
ィルタリング方法の第1実施の形態の図面である。
【図13】 本発明による映像の物体色差信号間引きフ
ィルタリング方法の第2実施の形態の図面である。
【図14】 本発明による映像の背景色差信号間引きフ
ィルタリング方法の第2実施の形態の図面である。
【図15】 本発明による映像の物体色差信号間引きフ
ィルタリング方法の第3実施の形態の図面である。
【図16】 本発明による映像の背景色差信号間引きフ
ィルタリング方法の第3実施の形態の図面である。
【図17】 本発明による映像の物体色差信号補間フィ
ルタリング方法の第1実施の形態の図面である。
【図18】 本発明による映像の物体色差信号補間フィ
ルタリング方法の第2実施の形態の図面である。
【図19】 本発明による映像の物体色差信号補間フィ
ルタリング方法の第3実施の形態の図面である。
【図20】 本発明の方法を適用できる物体−基盤映像
符号化及び復号化システムのブロック図である。
【図21】 図20の中前処理部の詳細ブロック図であ
る。
【符号の説明】
4 物体色差画素再生器、5 背景色差画素再生器、6
間引き/補間フィルタ、41 物体色差画素マーカ、
51 背景色差画素マーカ、42,52 マーキングさ
れた画素値再生器、110 前処理部、390 物体−
基盤色差フィルタリング部。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像の色差間引きフィルタリング方法に
    おいて、 間引きフィルタのタップ内に含まれるソース物体色彩信
    号の数が正数であり、フィルタのタップ数より小さい場
    合、輝度信号の形状情報を利用してフィルタリングしよ
    うとする画素が物体色差画素であるか背景色差画素であ
    るかを区別する段階と、 該当画素が物体色差画素である場合、フィルタタップ内
    の背景色差画素値をマーキングして物体色差画素値で再
    生する背景色差画素再生段階と、 フィルタリングする画素が背景色差画素である場合、フ
    ィルタタップ内の物体色差画素値をマーキングして背景
    色差画素値で再生する物体色差画素再生段階、及び再生
    された値をフィルタ係数とタップ別に演算して色差信号
    をフィルタリングする段階を含むことを特徴とする映像
    の色差信号フィルタリング方法。
  2. 【請求項2】 前記物体色差画素再生段階が前記フィル
    タタップ内に含まれたすべてのソース物体色差信号に対
    して空間的距離が最も近接したソース背景色差信号をフ
    ィルタリングする背景色差信号に再生する過程でなさ
    れ、 前記背景色差画素再生段階が前記フィルタタップ内に含
    まれたすべてのソース背景色差信号に対して空間的距離
    が最も近接したソース物体色差信号をフィルタリングす
    る物体色差信号に再生する過程でなされることを特徴と
    する請求項1に記載の映像の色差信号フィルタリング方
    法。
  3. 【請求項3】 前記物体色差信号再生時に、ソース背景
    色差信号に対して空間的距離が同一のソース物体色差信
    号が多数個存在する場合、間引き物体色差信号の位置で
    空間的距離が最も近接したソース物体色差信号をフィル
    タリングする物体色差信号に再生し、 前記背景色差信号再生時、ソース物体色差信号に対して
    空間的距離が同一のソース背景色差信号が多数個存在す
    る場合、間引き背景色差信号の位置で空間的距離が最も
    近接したソース背景色差信号をフィルタリングする背景
    色差信号に再生することを特徴とする請求項2に記載の
    映像の色差信号フィルタリング方法。
  4. 【請求項4】 前記物体色差画素再生段階が前記フィル
    タタップ内に含まれたすべてのソース物体色差信号に対
    して空間的距離が最も近接した2個のソース背景色差信
    号の平均値をフィルタリングする背景色差信号に再生す
    る段階でなされ、 前記背景色差画素再生段階がフィルタタップ内に含まれ
    たすべてのソース背景色差信号に対して空間的距離が最
    も近接した2個のソース物体色差信号を再生してこれら
    の平均値を物体色差信号に再生する過程でなされること
    を特徴とする請求項1に記載の映像の色差信号フィルタ
    リング方法。
  5. 【請求項5】 前記ソース物体色差信号再生時、ソース
    背景色差信号に対して空間的距離が最も近接したソース
    物体色差信号が一つのみ存在する場合、このソース物体
    色差信号をフィルタリングする物体色差信号に再生し、 前記ソース背景色差信号再生時、ソース物体色差信号に
    対して空間的距離が最も近接したソース背景色差信号が
    一つのみ存在する場合、このソース背景色差信号をフィ
    ルタリングする背景色差信号に再生することを特徴とす
    る請求項4に記載の映像の色差信号フィルタリング方
    法。
  6. 【請求項6】 前記物体色差画素再生段階が前記フィル
    タタップ内に含まれたすべてのソース物体色差信号をフ
    ィルタタップ内に含まれたすべてのソース背景色差信号
    に対する平均値で再生する段階でなされ、 前記背景色差画素再生段階が前記フィルタタップ内に含
    まれたすべてのソース背景信号をフィルタタップ内に含
    まれたすべてのソース物体色差信号に対する平均値で再
    生する段階でなされることを特徴とする請求項1に記載
    の映像の色差信号フィルタリング方法。
  7. 【請求項7】 映像の色差信号間引きフィルタリング方
    法において、 フィルタのタップ内にフィルタリングしようとする色差
    信号と同一の物体領域に属さない色差信号が存在するか
    否かを判断する段階と、 同一の物体領域に属さない色差信号が存在する場合、前
    記フィルタタップ内の同一でない物体領域に属した色差
    信号をマーキングしてこれを同一の物体領域に属する色
    差信号に再生する段階を含むことを特徴とする映像の色
    差信号フィルタリング方法。
  8. 【請求項8】 前記色差信号再生段階が前記フィルタタ
    ップ内に含まれたすべての同一の物体領域に属さないソ
    ース色差信号に対して空間的距離が最も近接した同一の
    物体領域の色差信号をフィルタリングする色差信号に再
    生する過程でなされることを特徴とする請求項7に記載
    の映像の色差信号フィルタリング方法。
  9. 【請求項9】 前記色差信号再生段階が同一の物体領域
    に属さないすべてのソース色差信号に対して空間的距離
    が同一の物体領域内の色差信号が多数個存在する場合、
    当該色差信号の位置で同一の物体領域内で空間的距離が
    最も近接したソース色差信号をフィルタリングする色差
    信号で再生することを特徴とする請求項8に記載の映像
    の色差信号フィルタリング方法。
  10. 【請求項10】 前記色差信号再生段階が前記フィルタ
    タップ内に含まれたすべての同一の物体領域に属さない
    ソース色差信号に対して空間的距離が最も近接した2個
    の同一の物体領域内のソース色差信号の平均値をフィル
    タリングする色差信号に再生する過程でなされることを
    特徴とする請求項7に記載の映像の色差信号フィルタリ
    ング方法。
  11. 【請求項11】 前記ソース色差信号再生時、ソース色
    差信号に対して同一の物体領域内の空間的距離が最も近
    接したソース色差信号が一つのみ存在する場合、このソ
    ース色差信号をフィルタリングする色差信号に再生する
    ことを特徴とする請求項10に記載の映像の色差信号フ
    ィルタリング方法。
  12. 【請求項12】 前記色差信号再生段階が前記フィルタ
    タップ内に含まれたすべての同一の物体領域に属さない
    ソース色差信号に対してフィルタタップ内に含まれた同
    一の物体領域内のすべてのソース色差信号に対する平均
    値をフィルタリングする色差信号に再生する段階でなさ
    れることを特徴とする請求項7に記載の映像の色差信号
    フィルタリング方法。
  13. 【請求項13】 各画素値とフィルタ係数をタップ別に
    演算して色差信号をフィルタリングする映像の色差信号
    間引きフィルタリング装置において、 色差形状情報を利用してフィルタリングを通して生成し
    ようとする画素が物体色差画素であるかを判断して物体
    色差画素である場合、フィルタタップ内の背景色差画素
    値をマーキングして物体色差画素値で再生する背景色差
    画素再生器と、 フィルタリングする画素が背景色差画素である場合、フ
    ィルタタップ内の物体色差画素値をマーキングして背景
    色差画素値で再生する物体色差画素再生器を含むことを
    特徴とする映像の色差信号フィルタリング装置。
  14. 【請求項14】 前記物体色差画素再生器は、色差形状
    情報を利用してフィルタタップ内の物体色差画素を再生
    するためにマーキングする物体色差画素マーカと前記物
    体色差画素マーカによりマーキングされた画素値を背景
    色差画素値で再生するマーキングされた画素値再生器を
    含み、 前記背景色差画素再生器は、色差形状情報を利用してフ
    ィルタタップ内の背景色差画素を再生するためにマーキ
    ングする背景色差画素マーカと前記背景色差画素マーカ
    によりマーキングされた画素値を物体色差画素値で再生
    するマーキングされた画素値再生器を含むことを特徴と
    する請求項13に記載の映像の色差信号フィルタリング
    装置。
  15. 【請求項15】 前記マーキングされた画素値再生器が
    空間的に距離が最も近いマーキングされなかった色差信
    号の画素値をマーキングされた画素値で再生する手段で
    あることを特徴とする請求項14に記載の映像の色差信
    号フィルタリング装置。
  16. 【請求項16】 前記マーキングされた画素値再生器
    は、空間的に距離が最も近い二つのマーキングされなか
    った色差信号の平均値を新しい画素値に再生する手段で
    あることを特徴とする請求項14に記載の映像の色差信
    号フィルタリング装置。
  17. 【請求項17】 前記マーキングされた画素値再生器
    は、フィルタタップ内に含まれたすべてのマーキングさ
    れなかった色差信号の平均値を新しい画素値で再生する
    手段であることを特徴とする請求項14に記載の映像の
    色差信号フィルタリング装置。
  18. 【請求項18】 映像の色差信号補間フィルタリング方
    法において、 物体情報補間フィルタのタップ内に含まれる間引き物体
    色差信号の数が正数であり、フィルタのタップ数より小
    さい場合、輝度信号の形状情報を利用してフィルタリン
    グしようとする画素が間引き物体色差画素であるか背景
    色差画素であるかを区別する段階と、 間引き物体色差画素である場合、補間フィルタタップ内
    の間引き背景色差画素値をマーキングして間引き物体色
    差画素値で再生する背景色差画素再生段階と、 当該画素が間引き背景色差画素である場合、フィルタタ
    ップ内の間引き物体色差画素値をマーキングして間引き
    背景色差画素値で再生する物体色差画素再生段階、及び
    前記物体情報補間フィルタリングのために再生した色差
    信号を補間フィルタに予め設定されたフィルタ係数とタ
    ップ別に演算して色差信号をフィルタリングする段階で
    なされることを特徴とする映像の色差信号フィルタリン
    グ方法。
  19. 【請求項19】 前記物体色差信号再生時に、間引き背
    景色差信号に対して空間的距離が同一の間引き物体色差
    信号が多数個存在する場合、補間物体色差信号の位置で
    空間的距離が最も近接した間引き物体色差信号をフィル
    タリングする物体色差信号に再生し、 前記背景色差信号再生時、間引き物体色差信号に対して
    空間的距離が同一の間引き背景色差信号が多数個存在す
    るとき補間背景色差信号の位置で空間的距離が最も近接
    した間引き背景色差信号をフィルタリングする背景色差
    信号に再生することを特徴とする請求項18に記載の映
    像の色差信号フィルタリング方法。
  20. 【請求項20】 前記物体色差信号再生時、間引き背景
    色差信号に対して空間的距離が最も近接した二つの間引
    き物体色差信号の平均値をフィルタリングする物体色差
    信号に再生し、 前記背景色差信号再生時、間引き物体色差信号に対して
    空間的距離が最も近接した二つの間引き色差信号の平均
    値をフィルタリングする背景色差信号に再生することを
    特徴とする請求項18に記載の映像の色差信号フィルタ
    リング方法。
  21. 【請求項21】 前記物体色差信号再生時、間引き背景
    色差信号に対して空間的距離が同一の間引き物体色差信
    号が一つのみ存在する場合、その間引き物体色差信号を
    補間フィルタリングのための間引き物体色差信号に再生
    し、 前記背景色差信号再生時、間引き物体色差信号に対して
    空間的距離が同一の間引き背景色差信号が一つのみ存在
    する場合、その間引き背景信号を補間フィルタリングの
    ための間引き背景色差信号に再生することを特徴とする
    請求項20に記載の映像の色差信号フィルタリング方
    法。
  22. 【請求項22】 前記物体色差信号再生時、前記フィル
    タタップ内に含まれたすべての間引き背景色差信号をフ
    ィルタタップ内のすべての間引き物体色差信号の平均値
    で再生し、 前記背景色差信号再生時、前記フィルタタップ内に含ま
    れたすべての間引き物体色差信号をフィルタタップ内の
    すべての間引き背景色差信号の平均値で再生することを
    特徴とする請求項18に記載の映像の色差信号フィルタ
    リング方法。
  23. 【請求項23】 映像の色差信号補間フィルタリング方
    法において、 フィルタリングしようとする間引き色差信号と同一の物
    体領域に属さない間引き色差信号が存在する場合、これ
    ら信号をマーキングしてフィルタリングしようとする間
    引き色差信号と同一の物体領域の画素値で再生した後収
    得された信号を有して補間フィルタに予め設定されたフ
    ィルタ係数とタップ別に演算して色差信号をフィルタリ
    ングすることを特徴とする映像の色差信号フィルタリン
    グ方法。
  24. 【請求項24】 色差信号を補間フィルタに予め設定さ
    れたフィルタ係数とタップ別に演算して色差信号を補間
    フィルタリングする映像の色差信号補間フィルタリング
    装置において、 形状情報を利用してフィルタリングしようとする間引き
    色差画素が物体色差画素であるか背景色差画素であるか
    を判断して物体色差画素である場合、フィルタタップ内
    の背景色差画素をマーキングして物体色差画素値で再生
    する背景色差画素再生器、及び背景色差画素である場
    合、フィルタタップ内の物体背景色差画素をマーキング
    して背景色差画素値で再生する物体色差画素再生器を含
    むことを特徴とする映像の色差信号フィルタリング装
    置。
  25. 【請求項25】 前記背景色差画素再生器が色差形状情
    報を利用して補間フィルタタップ内の背景色差画素を再
    生するためにマーキングする背景色差画素マーカと前記
    背景色差画素マーカによりマーキングされた画素値を物
    体色差画素値で再生するマーキングされた画素値再生器
    を含み、 前記物体色差画素再生器が色差形状情報を利用して補間
    フィルタタップ内の物体画素を再生するためにマーキン
    グする物体色差画素マーカと前記物体色差画素マーカに
    よりマーキングされた画素値を背景色差画素値で再生す
    るマーキングされた画素値再生器を含むことを特徴とす
    る請求項24に記載の映像の色差信号フィルタリング装
    置。
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