JP2000049578A - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

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JP2000049578A
JP2000049578A JP10216285A JP21628598A JP2000049578A JP 2000049578 A JP2000049578 A JP 2000049578A JP 10216285 A JP10216285 A JP 10216285A JP 21628598 A JP21628598 A JP 21628598A JP 2000049578 A JP2000049578 A JP 2000049578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さいパルス幅の信号にパルス幅より長い遅
延を挿入することができ、さらに、製造の時に生じるP
チャネルトランジスタとNチャネルトランジスタのアン
バランスの影響を受けず正確な遅延時間を与える遅延回
路を実現する。 【解決手段】 立ち上がりエッジ検出回路1は、入力信
号INの立ち上がりのエッジで出力の状態を変化させ
る。立ち下がりエッジ検出回路2は、入力信号INの立
ち下がりのエッジで出力の状態を変化させる。第一の遅
延挿入回路3は立ち上がりエッジ検出回路1の出力を時
間TDだけ遅延させて出力する。第二の遅延挿入回路4
は立ち下がりエッジ検出回路2の出力を時間TDだけ遅
延させて出力する。信号合成回路5は、第一および第二
の遅延挿入回路3,4の出力を合成して、入力信号IN
を時間TD遅延させた信号OUTを形成し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主としてLSI
回路等に用いられ、極めて小さいパルス幅の信号を遅延
させる際に用いて好適な遅延回路に関する。
【0002】
【従来の技術】遅延回路は、LSI等において、信号の
パルス幅を変えずに遅延を与え、信号のタイミングを遅
らせる場合などに用いられる。近年、LSIの性能が向
上し回路の動作周波数が高くなるにつれて、より小さい
パルス幅の信号に遅延を与えることが要求される。図1
2は、一般的な遅延回路として用いられる回路であり、
インバータ回路51、51・・・を縦続接続して構成さ
れる。この遅延回路は、回路全体の遅延よりも小さいパ
ルス幅を持つ信号に遅延を挿入できるが、遅延素子であ
る個々のインバータ回路51の遅延時間より小さいパル
ス幅を持つ信号に遅延を挿入することができない。ま
た、この遅延回路は製造時に起きるインバータ回路の特
性のバラツキによる影響を受け易い。
【0003】図13は、より小さいパルス幅の信号を遅
延できるように、改良された遅延回路の一例を示すブロ
ック図である(特開平8−70241号)。この遅延回
路は入力信号を受ける第一インバータ回路52、遅延素
子53、充放電回路54、コンパレータ回路55および
第二インバータ回路56から構成されている。入力信号
は第一インバータ回路52によって反転出力され遅延素
子53に送られる。遅延素子53は抵抗Rとコンデンサ
Cからなる時定数回路であり、前記第一インバータ回路
52の出力を受けて抵抗Rの抵抗値と、コンデンサCの
容量で決まる遅延時間だけ遅延した信号を出力する。
【0004】充放電回路54は第一及び第二Pチャネル
トランジスタP1、P2と第一及び第二Nチャネルトラ
ンジスタN1、N2から構成されている。そして、上記
遅延素子53を構成する容量Cの充電および放電を加速
し、入力信号の次の状態変化を伝播できるようになるま
での待機時間を短縮する。遅延素子53の出力はコンパ
レータ回路55に接続される。コンパレータ回路55は
遅延素子53の出力と一定の電圧Vrefとを比較して
入力信号の状態変化を検出し、さらに、その出力はイン
バータ回路56によって反転出力される。インバータ回
路56の出力は出力端子に接続されるとともに、前記充
放電回路54に接続され充放電回路54の動作を制御す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の遅延回路にあっては、充放電回路を設けて、入力信
号の状態変化を伝播したあと、入力信号の次の状態変化
を伝播出来るようになるまでの待機時間を短縮するよう
に改良しているが、遅延素子によって挿入される遅延時
間よりも小さいパルス幅を持つ信号を伝播できないとい
う欠点があった。
【0006】この発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、その目的は遅延素子の遅延時間より小さいパルス
幅の信号を遅延させることができ、さらに、製造の時に
生じる素子の影響を受けず正確な遅延時間を与えること
ができる遅延回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、 入力信号の立ち上がり
を複数回分周することによって前記入力信号より長周期
のパルスを形成する第一のパルス形成手段と、前記第一
のパルス形成手段の出力に遅延を挿入する複数の遅延挿
入回路と、入力信号の立ち下がりを複数回分周すること
によって前記入力信号より長周期のパルスを形成する第
二のパルス形成手段と、前記第二のパルス形成手段の出
力に遅延を挿入する複数の遅延挿入回路と、前記各遅延
挿入回路の出力に基づいて前記入力信号の遅延信号を形
成する信号合成回路を具備することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、入力信号の立ち上
がりのエッジを検出する立ち上がりエッジ検出回路と、
該立ち上がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入する第
一の遅延挿入回路と、前記立ち上がりエッジ検出回路と
並列に接続される、入力信号の立ち下がりのエッジを検
出する立ち下がりエッジ検出回路と、該立ち下がりエッ
ジ検出回路の出力に遅延を挿入する第二の遅延挿入回路
と、第一および第二の遅延挿入回路の出力を合成して入
力信号の遅延信号を出力する信号合成回路を具備するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、入力信号の立ち上
がりのエッジを検出する第一の立ち上がりエッジ検出回
路と、該第一の立ち上がりエッジ検出回路の出力の立ち
上がりエッジを検出する第二の立ち上がりエッジ検出回
路と、該第二の立ち上がりエッジ検出回路の出力に遅延
を挿入する第一の遅延挿入回路と、前記第一の立ち上が
りエッジ検出回路の出力の立ち下がりのエッジを検出す
る第一の立ち下がりエッジ検出回路と、該第一の立ち下
がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入する第二の遅延
挿入回路と、入力信号の立ち下がりのエッジを検出する
第二の立ち下がりエッジ検出回路と、該第二の立ち下が
りりエッジ検出回路の出力の立ち上がりエッジを検出す
る第三の立ち上がりエッジ検出回路と、該第三の立ち上
がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入する第三の遅延
挿入回路と、前記第二の立ち下がりエッジ検出回路の出
力の立ち下がりのエッジを検出する第三の立ち下がりエ
ッジ検出回路と、該第三の立ち下がりエッジ検出回路の
出力に遅延を挿入する第四の遅延挿入回路と、前記第
一、第二、第三および第四の遅延挿入回路の出力を合成
して遅延信号を出力する信号合成回路を具備することを
特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2および請
求項3記載の発明において、立ち上がりエッジ検出回路
は入力信号の立ち上がりで出力の状態が反転する第一の
トグルフリップフロップであり、前記立ち下がりエッジ
検出回路は入力信号の立ち下がりで出力の状態が反転す
る第二のトグルフリップフロップであることを特徴とす
る。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項2および請
求項3記載の発明において、遅延挿入回路が、入力され
る信号の立ち上がりを遅延させる第一の遅延手段と、前
記入力される信号の立ち下がりを遅延させる第二の遅延
手段と、前記第一、第二の遅延手段の出力に基づいて遅
延信号を合成する合成回路を具備することを特徴とす
る。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、第一、第二の遅延手段が、抵抗−コンデン
サ遅延回路と、前記抵抗−コンデンサ遅延回路の出力お
よびリファレンス信号が入力される比較回路とから構成
され、遅延時間変更可能に構成されていることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。図1はこの発明の第一の
実施形態による遅延回路TDCの構成を示すブロック図
である。この図において、1は入力信号INの立ち上が
りのエッジで出力の状態を変化させる立ち上がりエッジ
検出回路であり、T(トグル)フリップフロップによっ
て構成されている。2は立ち上がりエッジ検出回路1と
並列に入力端子に接続され、入力信号INの立ち下がり
のエッジで出力の状態を変化させる立ち下がりエッジ検
出回路であり、Tフリップフロップによって構成されて
いる。3は立ち上がりエッジ検出回路1の出力に時間T
Dの遅延を挿入する第一の遅延挿入回路である。4は立
ち下がりエッジ検出回路2の出力に時間TDの遅延を挿
入する第二の遅延挿入回路であり、遅延挿入回路3と同
一構成である。5は第一および第二の遅延挿入回路3,
4の出力を合成して遅延信号OUTを出力する信号合成
回路である。
【0014】図5は、上述した遅延回路TDCの各部の
波形を示す波形図である。いま、入力信号INを同図
(イ)に示すものとすると、立ち上がりエッジ検出回路
1の出力A1は同図(ロ)に示す波形となり、遅延挿入
回路3の出力A2は同図(ハ)に示す波形となる。ま
た、立ち下がりエッジ検出回路2の出力B1は同図
(ニ)に示す波形となり、遅延挿入回路4の出力B2は
同図(ホ)に示す波形となる。そして、信号合成回路5
は信号A2の変化時点で立ち上がり、信号B2の変化時
点で立ち下がる信号OUT(同図(ヘ))を形成し、出
力する。
【0015】このように、上記実施形態によれば、入力
信号INのパルス幅を広げた信号A1,B1を作成し、
これらの信号A1,B1を一定時間TD遅延させた信号
A2,B2を形成し、これらの信号A2,B2から入力
信号INの遅延信号OUTを形成している。これによ
り、入力信号INのパルス幅より遅延時間TDが長い場
合でも信号INの遅延が可能となる。
【0016】次に、図1の各部をさらに詳細に説明す
る。図2は遅延挿入回路3の詳細を示すブロックであ
る。この図において、符号6はインバータ、7,8は遅
延素子である。これらの遅延素子7,8は同一特性の遅
延素子であり、例えば抵抗とコンデンサによって構成さ
れている。また、これらの遅延素子7,8の立ち上がり
遅延時間がTDR、立ち下がり遅延時間がTDFである
とする。9,10,11はインバータ、12はデコード
回路である。このデコード回路12はインバータ10の
出力信号A10、インバータ11の出力信号A11の値
に応じて、RSフリップフロップ14のセット端子S、
リセット端子Rへ各々次の信号を出力する。 すなわち、デコード回路12は、信号A10、A11
が”0,0”の時RSフリップフロップ回路14へセッ
ト信号を出力し、信号A10、A11が”1,1”の時
RSフリップフロップ回路14へリセット信号を出力す
る。RSフリップフロップ14は、上述したデコード回
路12の出力に応じてセット/リセットされ、そのセッ
ト出力が信号C14としてセレクタ回路13へ供給され
る。セレクタ回路13は信号C14が”1”(フリップ
フロップ回路14がセット)の時信号A10を選択して
出力し、信号C14が”0”の時信号A11を選択して
出力する。このセレクタ回路13の出力が信号A2とし
て図1の信号合成回路5へ出力される。
【0017】図6は上記遅延挿入回路3の各部の波形を
示す波形図である。いま、信号A1を同図(イ)に示す
ものとすると、遅延素子7の出力信号A7は同図(ロ)
に示す波形となる。また、インバータ9,10による遅
延をほぼ0とすると、インバータ10の出力信号A10
も同じ波形となる。一方、遅延素子8の出力信号A8は
同図(ハ)に示す波形となり、インバータA11の出力
信号A11は同図(二)に示す波形となる。そして、デ
コード回路12が上述した論理によってRSフリップフ
ロップ回路14をセット/リセットし、このRSフリッ
プフロップ回路14の出力信号C14にしたがってセレ
クタ回路13が信号A10またはA11を選択して(同
図(へ)参照)出力することから、セレクタ回路13の
出力信号A2が同図(ホ)に示す波形となる。この図か
ら明らかなように、信号A2は信号A1を時間TDRだ
け遅延させた信号となり、また、遅延素子7,8の立ち
上がり遅延時間TDRと立ち下がり遅延時間TDFが違
っている場合でも、立ち上がり遅延時間TDRのみによ
って信号A1に遅延時間が決定され、立ち下がり遅延時
間TDFの影響を受けない。
【0018】なお、図2におけるインバータ9,10
は、遅延素子7,8を通る各経路の遅延時間が同一とな
るように挿入したものであり、遅延素子7,8の遅延が
インバータ9,10による遅延より充分に大きい場合は
削除することができる。
【0019】次に、図3は図1の信号合成回路5の詳細
を示す回路図であり、この図において、符号15,16
は信号A2,B2の立ち上がり、立ち下がりを各々検出
する同一構成のエッジ検出回路である。図4はエッジ検
出回路15の構成を示すブロック図であり、この図にお
いて、19はインバータ、20はセレクタ回路、21は
Tフリップフロップ回路である。
【0020】このエッジ検出回路15において、信号A
2が立ち上がる以前においては、Tフリップフロップ回
路21の出力C21は”0”であり、セレクタ20は信
号A2を選択し、信号A15として出力している。ここ
で、信号A2(図8(イ)参照)が立ち上がると、信号
A15(図8(ハ))が立ち上がる。信号A15が立ち
上がると、Tフリップフロップ回路21がトリガされ、
その出力信号C21(図8(ニ))が”1”となる。信
号C21が”1”となると、セレクタ20がインバータ
19の出力信号A19(図8(ロ))を選択して出力す
る。この結果、信号A15が”0”に戻る。このよう
に、信号A15は信号A2の立ち上がりにおいて、極め
て短時間”1”となる。次に、信号A2が”1”から”
0”に立ち下がると、信号A19が”0”から”1”に
立ち上がる。これにより、セレクタ回路20の出力信号
A15が立ち上がる。この立ち上がりにおいてTフリッ
プフロップ回路20が再びトリガされ、その出力信号C
21が”0”に戻る。信号C21が”0”に戻ると、セ
レクタ回路20が信号A2を出力し、これにより、信号
A15が”0”に戻る。このように、信号A15は信号
A2の立ち下がりにおいても、極めて短時間”1”とな
る。すなわち、図4のエッジ検出回路15の出力信号A
15は、信号A2の立ち上がりおよび立ち下がりにおい
て短時間”1”となるパルス信号となる。
【0021】次に、図3に戻ると、上述した構成による
エッジ検出回路15,16の出力信号A15,B16は
OR回路17に入力され、このOR回路17の出力信号
A17がTフリップフロップ回路18へ入力される。
【0022】上述した信号合成回路5の動作を図7を参
照して説明する。いま、信号A2を図7(イ)に示すも
のとすると、信号A15は同図(ロ)に示す波形とな
る。また、信号B2を図7(ハ)に示すものとすると、
信号B16は同図(ニ)に示す波形となる。この結果、
OR回路17の出力信号A17は同図(ホ)に示す波形
となり、Tフリップフロップ回路18の出力信号OUT
は同図(ヘ)に示す波形となる。この図7(へ)の波形
から明らかなように、信号OUTは信号A2の立ち上が
りで立ち上がり、信号B2の立ち上がりで立ち下がる波
形となる。ところで、図5から明らかなように、信号A
2の立ち上がりは遅延回路TDCの入力信号INの立ち
上がりを一定時間TD遅延したタイミングであり、信号
B2の立ち上がりは同入力信号INの立ち下がりを一定
時間TD遅延したタイミングである。したがって、信号
合成回路5の出力信号OUTは、入力信号INを一定時
間TD遅延させた信号となる。
【0023】図9はこの発明の第二の実施形態の構成を
示すブロック図である。図9に示すように、この遅延回
路TDC1は、第1図の発明の遅延回路TDCにおけ
る、立ち上がりエッジ検出回路1と立ち下がりエッジ検
出回路2の各出力を、さらに、立ち上がりエッジ検出回
路22、23と立ち下がりエッジ検出回路24、25に
より2つの出力に分けている。このようにして、より大
きいパルス幅の信号に変換した後、それぞれの信号に遅
延を挿入する。遅延が挿入された4つの信号から状態変
化を検出して、信号を合成し、入力信号とパルス幅が同
じで遅延の挿入された信号を生成する。
【0024】図10は図9に示した遅延回路の動作を示
す動作タイミング図である。図に示すように、入力信号
INは一段目の立ち上がりエッジ検出回路1および立ち
下がりエッジ検出回路2によってパルス幅が変換され、
その出力A1とB1は、二段目の立ち上がりエッジ検出
回路22、24および立ち下がりエッジ検出回路23、
25でさらに大きいパルス幅の信号A22、A23、B
24、B25に変換される。続いて前記4つの信号は遅
延挿入回路3、4、26、27によって遅延が挿入され
る。このように、パルス幅をより大きく変換した後に遅
延を挿入して、信号合成回路28において、合成信号を
生成することにより、より小さなパルス幅の信号に遅延
を挿入できる遅延回路TDC1を得ることができる。
【0025】図11は図1および図9に示す遅延挿入回
路3の他の構成を示す回路図である。図に示すように、
この遅延挿入回路は抵抗RとコンデンサCからなる遅延
素子29、30と、遅延素子29、30の出力とリファ
レンス電圧Vrefを比較するコンパレータ回路31、
32を具備することを特徴とする。
【0026】上記の構成によって、コンパレータ回路3
1、32へ接続されるリファレンス電圧Vrefを変え
ることにより、遅延挿入回路の遅延時間を変えることが
可能となる。遅延時間を可変とすることによって製造時
における特性のバラツキのみならず、使用条件の違いに
よる特性の変化も調整することが可能となり、より正確
な遅延時間を持つ遅延回路を実現できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、入力信号を入力信号の立ち上がりエッジで状態
を変化するより大きなパルス幅の信号と、立ち下がりの
エッジで状態を変化するより大きなパルス幅の信号とに
変換し、それぞれの信号に遅延を挿入するので、遅延素
子の遅延時間よりも小さいパルス幅を持つ入力信号に遅
延を挿入することができる。さらに、遅延素子による遅
延の挿入において遅延素子の立ち上がり、または、立ち
下がりのどちらか一方の遅延のみを用いるために、製造
時に起きる特性のバラツキによるPチャネルトランジス
タとNチャネルトランジスタのアンバランスの影響を避
けることができる。また、上記実施例において、遅延挿
入回路の遅延素子は、一般に用いられている遅延素子、
遅延回路を単体または、複数を縦続接続して使用でき
る。
【0028】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明に、さらに、入力信号の立ち上がりエッジ検出回路
と立ち下がりエッジ検出回路を加えて、立ち上がりエッ
ジ検出回路と立ち下がりエッジ検出回路を2段設けてい
る。このように構成することによって、さらに小さいパ
ルス幅の入力信号へ遅延を挿入することができる。
【0029】請求項6記載の発明では、請求項2および
請求項3記載の発明を構成する遅延挿入回路に、コンパ
レータ回路を設けたことによって、遅延挿入回路の遅延
時間を変えることができる。また、遅延素子の調整を行
う場合、遅延素子の立ち上がり、または、立ち下がりど
ちらか一方の遅延の調整をすればよく、調整が簡易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第一の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 図1における遅延挿入回路3、4の構成を示
す回路図である。
【図3】 図1における信号合成回路5の構成を示す回
路図である。
【図4】 図3におけるエッジ検出回路15、16の構
成を示す回路図である。
【図5】 図1に示す遅延回路TDCの動作を示す波形
図である。
【図6】 図2に示す遅延挿入回路の動作を示す波形図
である。
【図7】 図3に示す信号合成回路の動作を示す波形図
である。
【図8】 図4に示すエッジ検出回路の動作を示す波形
図である。
【図9】 この発明の第二の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図10】 図9に示す遅延回路の動作を示す波形図
である。
【図11】 請求項6記載の発明にかかる遅延挿入回路
の構成を示す回路図である。
【図12】 従来の遅延回路の構成を示す回路図であ
る。
【図13】 従来の遅延回路の構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 立ち上がりエッジ検出回路 2 立ち下がりエッジ検出回路 3、4 遅延挿入回路 5 信号合成回路 6、9、10、11、19 インバータ回路 7、8 遅延素子 12 デコード回路 13、20 セレクタ回路 14 RSフリップフロップ回路 15、16 エッジ検出回路 17 OR回路 18、21 Tフリップフロップ回路 22、24 立ち上がりエッジ検出回路 23、25 立ち下がりエッジ検出回路 26、27 遅延挿入回路 28 信号合成回路 29、30 遅延素子 31、32 コンパレータ回路 51、52、56 インバータ回路 53 遅延素子 54 充放電回路 55 コンパレータ回路 TDC、TDC1 遅延回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月14日(1999.5.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の遅延回路は、入力信号を該入力
信号の立ち上がりエッジで状態を変化する、より大きな
パルス幅の信号に変換する第一のパルス形成手段と、該
第一のパルス形成手段の出力に遅延を挿入する第一の遅
延挿入回路と、該入力信号を、前記第一のパルス形成手
段で変換されたパルス幅の信号と同じ周期であって、該
入力信号の立ち下がりエッジで状態を変化する、より大
きなパルス幅の信号に変換する第二のパルス形成手段
と、該第二のパルス形成手段の出力に、該第一の遅延挿
入回路と同じ遅延を挿入する第二の遅延挿入回路と、該
第一及び第二の遅延挿入回路の出力信号の立ち上がり及
び立ち下がりエッジを検出してパルス信号を出力する第
一及び第二のエッジ検出回路、該第一及び第二のエッジ
検出回路の出力するパルス信号の論理和をとるOR回
路、該OR回路の出力信号の片エッジで状態を反転させ
るトグルフリップフロップ回路とを有する信号合成回路
とを具備するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項2に記載の遅延回路は、入力信号の
立ち上がりエッジを検出する立ち上がりエッジ検出回路
と、該立ち上がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入す
る第一の遅延挿入回路と、入力信号の立ち下がりエッジ
を検出する立ち下がりエッジ検出回路と、該立ち下がり
エッジ検出回路の出力に、該第一の遅延挿入回路と同じ
遅延を挿入する第二の遅延挿入回路と、前記第一及び第
二の遅延挿入回路の出力信号の立ち上がり及び立ち下が
りエッジを検出してパルス信号を出力する第一及び第二
のエッジ検出回路、該第一及び第二のエッジ検出回路の
出力するパルス信号の論理和をとるOR回路、該OR回
路の出力信号の片エッジで状態を反転させるトグルフリ
ップフロップ回路とを有する信号合成回路とを具備する
ものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項3に記載の遅延回路は、入力信号の
立ち上がりエッジを検出する第一の立ち上がりエッジ検
出回路と、該第一の立ち上がりエッジ検出回路の出力の
立ち上がりエッジを検出する第二の立ち上がりエッジ検
出回路と、該第二の立ち上がりエッジ検出回路の出力に
遅延を挿入する第一の遅延挿入回路と、該第一の立ち上
がりエッジ検出回路の出力の立ち下がりエッジを検出す
る第一の立ち下がりエッジ検出回路と、該第一の立ち下
がりエッジ検出回路の出力に、該第一の遅延挿入回路と
同じ遅延を挿入する第二の遅延挿入回路と、該入力信号
の立ち下がりエッジを検出する第二の立ち下がりエッジ
検出回路と、該第二の立ち下がりエッジ検出回路の出力
の立ち上がりエッジを検出する第三の立ち上がりエッジ
検出回路と、該第三の立ち上がりエッジ検出回路の出力
に、該第一の遅延挿入回路と同じ遅延を挿入する第三の
遅延挿入回路と、該第二の立ち下がりエッジ検出回路の
出力の立ち下がりエッジを検出する第三の立ち下がりエ
ッジ検出回路と、該第三の立ち下がりエッジ検出回路の
出力に、該第一の遅延挿入回路と同じ遅延を挿入する第
四の遅延挿入回路と、該第一、第二、第三および第四の
遅延挿入回路の出力信号の立ち上がり及び立ち下がりエ
ッジを検出してパルス信号を出力するエッジ検出回路、
該エッジ検出回路の出力するパルス信号の論理和をとる
OR回路、該OR回路の出力信号の片エッジで状態を反
転させるトグルフリップフロップ回路とを有する信号合
成回路とを具備するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項4に記載の遅延回路は、請求項2ま
たは請求項3に記載の発明において、前記立ち上がりエ
ッジ検出回路は入力信号の立ち上がりで出力の状態が反
転する第一のトグルフリップフロップであり、前記立ち
下がりエッジ検出回路は入力信号の立ち下がりで出力の
状態が反転する第二のトグルフリップフロップであるこ
とを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項5に記載の遅延回路は、請求項2ま
たは請求項3に記載の発明において、前記遅延挿入回路
が、入力される信号の立ち上がりを遅延させる第一の遅
延手段と、前記入力される信号の立ち下がりを遅延させ
る第二の遅延手段と、該第一、第二の遅延手段の出力に
基づいてセット信号/リセット信号を出力するデコーダ
回路、該デコーダ回路のセット信号/リセット信号によ
ってセット/リセットされるRSフリップフロップ回
路、該RSフリップフロップ回路のセット出力により該
デコーダ回路に入力される該第一、第二の遅延手段の出
力の一方を選択するセレクタ回路を有する合成回路とを
具備することを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項6に記載の遅延回路は、請求項5に
記載の発明において、第一、第二の遅延手段が、抵抗−
コンデンサ遅延回路と、該抵抗−コンデンサ遅延回路の
出力およびリファレンス信号が入力される比較回路とか
ら構成され、遅延時間変更可能に構成されていることを
特徴とする。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の立ち上がりを複数回分周する
    ことによって前記入力信号より長周期のパルスを形成す
    る第一のパルス形成手段と、 前記第一のパルス形成手段の出力に遅延を挿入する複数
    の遅延挿入回路と、 入力信号の立ち下がりを複数回分周することによって前
    記入力信号より長周期のパルスを形成する第二のパルス
    形成手段と、 前記第二のパルス形成手段の出力に遅延を挿入する複数
    の遅延挿入回路と、 前記各遅延挿入回路の出力に基づいて前記入力信号の遅
    延信号を形成する信号合成回路と、 を具備してなる遅延回路。
  2. 【請求項2】 入力信号の立ち上がりのエッジを検出す
    る立ち上がりエッジ検出回路と、 該立ち上がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入する第
    一の遅延挿入回路と、 入力信号の立ち下がりのエッジを検出する立ち下がりエ
    ッジ検出回路と、 該立ち下がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入する第
    二の遅延挿入回路と、 前記第一および第二の遅延挿入回路の出力を合成して遅
    延信号を形成し出力する信号合成回路と、 を具備してなる遅延回路。
  3. 【請求項3】 入力信号の立ち上がりのエッジを検出す
    る第一の立ち上がりエッジ検出回路と、 該第一の立ち上がりエッジ検出回路の出力の立ち上がり
    エッジを検出する第二の立ち上がりエッジ検出回路と、 該第二の立ち上がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入
    する第一の遅延挿入回路と、 前記第一の立ち上がりエッジ検出回路の出力の立ち下が
    りのエッジを検出する第一の立ち下がりエッジ検出回路
    と、 該第一の立ち下がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入
    する第二の遅延挿入回路と、 入力信号の立ち下がりのエッジを検出する第二の立ち下
    がりエッジ検出回路と、 該第二の立ち下がりりエッジ検出回路の出力の立ち上が
    りエッジを検出する第三の立ち上がりエッジ検出回路
    と、 該第三の立ち上がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入
    する第三の遅延挿入回路と、 前記第二の立ち下がりエッジ検出回路の出力の立ち下が
    りのエッジを検出する第三の立ち下がりエッジ検出回路
    と、 該第三の立ち下がりエッジ検出回路の出力に遅延を挿入
    する第四の遅延挿入回路と、 前記第一、第二、第三および第四の遅延挿入回路の出力
    を合成して遅延信号を出力する信号合成回路と、 を具備してなる遅延回路。
  4. 【請求項4】 前記立ち上がりエッジ検出回路は入力信
    号の立ち上がりで出力の状態が反転する第一のトグルフ
    リップフロップであり、前記立ち下がりエッジ検出回路
    は入力信号の立ち下がりで出力の状態が反転する第二の
    トグルフリップフロップであることを特徴とする請求項
    2または請求項3に記載の遅延回路。
  5. 【請求項5】 前記遅延挿入回路は、入力される信号の
    立ち上がりを遅延させる第一の遅延手段と、 前記入力される信号の立ち下がりを遅延させる第二の遅
    延手段と、 前記第一、第二の遅延手段の出力に基づいて遅延信号を
    合成する合成回路と、 を具備することを特徴とする請求項2または請求項3に
    記載の遅延回路。
  6. 【請求項6】 前記第一、第二の遅延手段は、抵抗−コ
    ンデンサ遅延回路と、前記抵抗−コンデンサ遅延回路の
    出力およびリファレンス信号が入力される比較回路とか
    ら構成され、遅延時間変更可能に構成されていることを
    特徴とする請求項5に記載の遅延挿入回路。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267096A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Ntt Electornics Corp 信号伝達回路
CN100359546C (zh) * 2003-04-10 2008-01-02 富士通日立等离子显示器股份有限公司 电容性负载驱动电路
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JP2009005029A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電子回路装置
CN102684651A (zh) * 2012-05-25 2012-09-19 华为技术有限公司 用于数字电路的信号延迟方法、装置及数字电路系统
JP2016512942A (ja) * 2013-03-20 2016-05-09 クアルコム,インコーポレイテッド データシンボル遷移ベースのクロック同期を行うマルチワイヤオープンドレインリンク

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