JPH1093429A - 遅延回路及びこれを用いたpll回路 - Google Patents

遅延回路及びこれを用いたpll回路

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JPH1093429A
JPH1093429A JP8246294A JP24629496A JPH1093429A JP H1093429 A JPH1093429 A JP H1093429A JP 8246294 A JP8246294 A JP 8246294A JP 24629496 A JP24629496 A JP 24629496A JP H1093429 A JPH1093429 A JP H1093429A
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JP
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delay
clock
phase
circuit
amount
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JP8246294A
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Inventor
Akio Kurahara
章郎 倉原
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
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  • Pulse Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両クロックが一致する場合の位相誤差を小さ
くする。 【解決手段】 外部クロックCLKSYSは、遅延回路
21及びクロックバッファ22を経由して内部クロック
CLKFBとなる。位相比較器23は、両クロックの位
相差を検出する。カウンタ24は、位相比較器23の比
較結果に基づいて、カウント値(アドレス)を変化させ
る。カウント値の最下位ビットは、ゲ−ト27−0,2
7−1のオン、オフを制御する。カウント値の最下位以
外のビットは、デコ−ダ25に入力される。デコ−ダ2
5の出力は、ゲ−ト26−0〜26−(N−1)のオ
ン、オフを制御する。また、遅延回路21の遅延量の変
化量は、一定ではなく、位相比較器が検出できない位相
差近傍のものを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方のクロックの
位相を変化させ、一方のクロックの位相を他方のクロッ
クの位相に合わせるPLL(phase−locked
loop)の遅延回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、PLLを必要とするデジタルシ
ステムの一例を示している。CPU11は、LSI12
a,12bに外部クロックAを供給する。LSI12
a,12bは、例えば、クロックに同期してデ−タの入
出力を行うメモリ(シンクロナスDRAMなど)であ
る。
【0003】各LSI12a,12bにおけるデ−タ転
送速度は、外部クロックAの周波数に依存する。つま
り、外部クロックAの周波数を高くすればする程、例え
ばLSI12a,12b間におけるデ−タ転送を高速に
することができる。
【0004】一方、LSI12aにおいては、外部クロ
ックAは、クロックバッファ(遅延要素)を経由して内
部クロックBとなり、内部回路14aや入出力回路15
aに与えられ、LSI12bにおいては、外部クロック
Aは、クロックバッファを経由して内部クロックCとな
り、内部回路14bや入出力回路15bに与えられる。
【0005】また、LSI12aでは、クロックバッフ
ァに接続される負荷容量や配線容量などの影響により、
外部クロックAが入力されてから内部クロックBが入出
力回路15aに与えられるまでに一定の遅延が生じ、外
部クロックAのタイミングと内部クロックBのタイミン
グに一定のスキュが発生する。
【0006】同様に、LSI12bでも、クロックバッ
ファに接続される負荷容量や配線容量などの影響によ
り、外部クロックAが入力されてから内部クロックCが
入出力回路15bに与えられるまでに一定の遅延が生
じ、外部クロックAのタイミングと内部クロックCのタ
イミングに一定のスキュが発生する。
【0007】ここで、LSI12aにおけるクロックス
キュとLSI12bにおけるクロックスキュは、クロッ
クバッファに接続される負荷の相違、LSI12a,1
2bの製造プロセスにおけるデバイスパラメ−タのばら
つきや、LSI12a,12bにおける温度の相違など
により、互いに相違している。
【0008】このような内部クロックBのタイミングと
内部クロックCのタイミングの相違は、バス17を経由
してLSI12a,12b間で行われるデ−タ転送に悪
影響を与える。この悪影響は、デ−タ転送の高速化(ク
ロックの高周波数化)が進行し、外部クロックAの1サ
イクルタイムのうちクロックスキュが占める割合が増加
すればする程、深刻な問題となる。
【0009】そこで、図10に示すように、LSI12
a,12bにおいて、それぞれクロックスキュを独自に
補正し、内部クロックBのタイミングと内部クロックC
のタイミングを一致させることが必要となる。
【0010】従来、上述したようなLSI12a,12
b中において生じるクロックスキュを補正する手段の一
つとして、例えば、図9に示すように、LSI12a,
12bにおけるクロック信号Aの入力部に、それぞれP
LL回路16a,16bを設ける技術が知られている。
【0011】PLL回路16a,16bは、外部クロッ
クAと内部クロックB,Cの位相を比較し、内部クロッ
クB,Cの位相を変化させることにより両者の波形のエ
ッジを合わせるという特徴を有している。
【0012】従って、結果的に、内部クロックBの位相
は、外部クロックAのLSI12aに到着した時点の位
相に一致し、内部クロックCの位相は、外部クロックA
のLSI12bに到着した時点の位相に一致する。
【0013】なお、ここでは、外部クロックAのLSI
12aに到着した時点の位相とLSI12bに到着した
時点の位相のずれは問題としない(位相のずれはないも
のとして考える)。
【0014】図11は、従来のPLL回路の構成の一例
を示すものである。外部クロックCLKSYSは、遅延
回路21及びクロックバッファ(遅延要素)22を経由
して内部クロックCLKFBとなる。遅延回路21の遅
延量は、可変となるように構成されている。外部クロッ
クCLKSYSと内部クロックCLKFBは、位相比較
器23に入力される。
【0015】位相比較器23は、外部クロックCLKS
YSの位相と内部クロックCLKFBの位相のずれに応
じて制御信号UPを出力する。また、位相比較器23
は、リセット信号RESETが入力されると、制御信号
UPを一定値(例えば“1”レベル)に固定する機能を
有する。
【0016】アップダウンカウンタ24は、位相比較器
23から出力される制御信号UPのレベルに応じて、カ
ウント値を上昇又は下降させる。アップダウンカウンタ
24は、カウント値に応じたnビットの出力信号(アド
レス)を出力し、遅延回路21は、アップダウンカウン
タ24の出力信号に基づいて遅延量を決定する。
【0017】例えば、遅延回路21の遅延量は、アップ
ダウンカウンタ24のカウント値に上昇に伴って増加
し、カウント値の下降に伴って減少するようにする。図
12は、図11のPLL回路の動作の概略を示すもので
ある。
【0018】まず、外部クロックCLKSYSが入力さ
れると、内部クロックCLKFBは、クロックバッファ
22に接続される負荷容量や配線容量などにより、外部
クロックCLKSYSに対して一定量のスキュSKEW
が生じる。この時、遅延回路21の遅延量は、例えば最
低値になっているものとする。
【0019】また、内部クロックCLKFBは、外部ク
ロックCLKSYSに対してスキュ分だけ遅れていると
いうことは、言い換えれば、外部クロックCLKSYS
は、内部クロックCLKFBに対して、1サイクルタイ
ムTsからスキュ分だけ引いた値だけ遅れているという
ことができる。
【0020】そこで、このような状態を、位相遅れ状態
ということにする。この位相遅れ状態を改善するため、
リセット信号RESETを“1”レベルに設定し、位相
比較器23から出力される制御信号UPが常に“1”レ
ベルとなるようにする。
【0021】
【表1】
【0022】この場合、表1に示すように、アップダウ
ンカウンタ24は、“1”レベルの制御信号UPを受け
て、カウント値(アドレス)を、外部クロックCLKS
YSの1サイクルタイムごとに1つずつ上昇さていく。
【0023】即ち、遅延回路21の遅延量は、外部クロ
ックCLKSYSの1サイクルタイムごとに一定量、例
えば、0.2ns(ナノ秒)ずつ増加していく。ここ
で、例えば、外部クロックCLKSYSの1サイクルタ
イムを10nsとし、スキュを1nsとし、遅延量が
0.2nsずつ上昇していくものと仮定すると、外部ク
ロックCLKSYSの5サイクル後には、外部クロック
CLKSYSの位相と内部クロックCLKFBの位相
は、互いに一致することになる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】図13は、内部クロッ
クCLKFBの位相が外部クロックCLKSYSの位相
に完全に一致しない場合における両クロックの様子を示
すものである。なお、リセット信号RESETは、
“0”レベルに設定され、位相比較器23は、内部クロ
ックCLKFBと外部クロックCLKSYSの位相の状
態に応じて所定のレベルの制御信号UPを出力するもの
とする。
【0025】この時、例えば、外部クロックCLKSY
Sが内部クロックCLKFBに対して0.1nsだけ遅
れていると(位相遅れ状態)、位相比較器23は、この
状態を検出し、制御信号UPを“1”レベルにする。制
御信号UPが“1”レベルになると、アップダウンカウ
ンタ24は、カウント値を1つ上昇させるため、遅延回
路の遅延量は、0.2nsだけ増える。
【0026】従って、次のサイクルでは、外部クロック
CLKSYSは、内部クロックCLKFBに対して0.
1nsだけ進んでいる状態(位相進み状態)となる。位
相比較器23は、この状態を検出し、制御信号UPを
“0”レベルにする。制御信号UPが“0”レベルにな
ると、アップダウンカウンタ24は、カウント値を1つ
下降させるため、遅延回路の遅延量は、0.2nsだけ
減る。
【0027】従って、次のサイクルでは、外部クロック
CLKSYSは、内部クロックCLKFBに対して0.
1nsだけ遅れている状態(位相遅れ状態)となる。そ
して、それ以降、このような動作が繰り返し行われるこ
とになる。
【0028】つまり、以上の事実からわかることは、内
部クロックCLKFBの位相と外部クロックCLKSY
Sの位相が完全に一致しない場合における両クロックの
位相誤差(合わせ精度)は、0.2nsであるというこ
とである。
【0029】図14は、内部クロックCLKFBの位相
が外部クロックCLKSYSの位相に一致する場合にお
ける両クロックの様子を示すものである。なお、両クロ
ックが一致するとは、位相比較器が両クロックの位相の
ずれを検出できないような場合も含んでいる。また、リ
セット信号RESETは、“0”レベルに設定され、位
相比較器23は、内部クロックCLKFBと外部クロッ
クCLKSYSの位相の状態に応じて所定のレベルの制
御信号UPを出力するものとする。
【0030】この時、例えば、外部クロックCLKSY
Sが内部クロックCLKFBに対して0.2nsだけ遅
れていると(位相遅れ状態)、位相比較器23は、この
状態を検出し、制御信号UPを“1”レベルにする。制
御信号UPが“1”レベルになると、アップダウンカウ
ンタ24は、カウント値を1つ上昇させるため、遅延回
路の遅延量は、0.2nsだけ増える。
【0031】従って、次のサイクルでは、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBは、互いに一致
した状態となる。このような状態の場合、位相比較器2
3の出力信号は、前の状態を維持するため、制御信号U
Pは“1”レベルのままである。よって、アップダウン
カウンタ24は、カウント値を1つ上昇させるため、遅
延回路の遅延量は、さらに0.2nsだけ増える。
【0032】従って、次のサイクルでは、外部クロック
CLKSYSは、内部クロックCLKFBに対して0.
2nsだけ進んでいる状態(位相進み状態)となる。位
相比較器23は、この状態を検出し、制御信号UPを
“0”レベルにする。制御信号UPが“0”レベルにな
ると、アップダウンカウンタ24は、カウント値を1つ
下降させるため、遅延回路の遅延量は、0.2nsだけ
減る。
【0033】そして、それ以降、このような動作が繰り
返し行われることになる。つまり、以上の事実からわか
ることは、内部クロックCLKFBの位相と外部クロッ
クCLKSYSの位相が一致する場合における両クロッ
クの位相誤差(合わせ精度)は、0.4nsであるとい
うことである。
【0034】このように、従来のPLL回路では、内部
クロックCLKFBの位相と外部クロックCLKSYS
の位相が完全に一致しない場合における両クロックの位
相誤差が、遅延回路の遅延量の変化分であるのに対し、
内部クロックCLKFBの位相と外部クロックCLKS
YSの位相が一致する場合における両クロックの位相誤
差が、遅延回路の遅延量の変化分の2倍となる。
【0035】この遅延回路の遅延量の変化分の2倍の位
相誤差は、外部クロックが高周波化されるに伴って非常
に問題となっている。本発明は、上記欠点を解決すべく
なされたもので、その目的は、内部クロックCLKFB
の位相と外部クロックCLKSYSの位相が一致する場
合(位相比較器が両クロックの位相のずれを検出できな
い場合も含む)おける両クロックの位相誤差を、遅延回
路の遅延量の変化分の2倍よりも小さくできるようなP
LL回路を提供することである。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の遅延回路は、第1クロックが遅延要素を経
由して第2クロックとなる場合に、前記第1クロックを
前記遅延要素による遅延量に加えてさらに所定の遅延量
だけ遅延させて前記第2クロックとし、前記第1クロッ
クの位相と前記第2クロックの位相を合せるものであ
り、前記遅延回路の遅延量は、可変であり、かつ、その
変化量は、一定となっていない。
【0037】本発明のPLL回路は、第1クロックが第
1遅延要素を経由して第2クロックとなる場合に、前記
第1クロックを前記第1遅延要素による遅延量に加えて
さらに所定の遅延量だけ遅延させて前記第2クロックと
する遅延回路と、前記第1クロックと前記第2クロック
の位相差を検出する位相比較器と、前記位相比較器の出
力信号に基づいて複数ビットのカウント値を変化させる
アップ・ダウンカウンタとを備え、前記遅延回路の遅延
量は、前記複数ビットのカウント値に応じて変化し、か
つ、その変化量は、一定となっていない。
【0038】前記遅延回路の遅延量の変化量は、2種類
存在し、一方の変化量は、前記位相比較器が検出できな
い位相差以上であって他方の変化量よりも小さい。前記
遅延回路は、一定の遅延量td1を有し、互いに直列接
続され、一端が前記第1クロックの入力端となる複数の
第2遅延要素と、一定の遅延量td2を有する第3遅延
要素と、前記複数の第2遅延要素の各接続点及び他端と
前記第3遅延要素の入力端との間にそれぞれ接続される
複数の第1トランスミッションゲ−トと、前記第1遅延
要素の入力端と前記第3遅延要素の入力端の間に接続さ
れる第2トランスミッションゲ−トと、前記第1遅延要
素の入力端と前記第3遅延要素の出力端の間に接続され
る第3トランスミッションゲ−トとから構成され、前記
複数の第1トランスミッションゲ−トは、前記複数ビッ
トのカウント値(最下位ビットを除く)をデコ−ドした
値により制御され、前記複数の第2及び第3トランスミ
ッションゲ−トは、前記複数ビットのカウント値の最下
位ビットにより制御される。
【0039】前記遅延量td1と前記遅延量td2は、
前記位相比較器が検出できない位相差をtd3と仮定し
た場合に、td3 ≦ td2 < td1−td2、
td1>td2の関係を有している。
【0040】前記位相比較器は、リセット信号の入力に
より出力信号の値を固定できるものである。本発明の半
導体集積回路は、前記PLL回路を備え、前記PLL回
路から出力される前記第2クロックに基づいて、入出力
回路を含む内部内路の動作が制御される。本発明のデジ
タルシステムは、バスに接続される前記半導体集積回路
を備え、前記第1クロックは、制御手段から前記半導体
集積回路に供給される。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明のPLL回路について詳細に説明する。図1は、本発
明の実施の形態に関わるPLL回路を示すものである。
外部クロックCLKSYSは、遅延回路21及びクロッ
クバッファ(遅延要素)22を経由して内部クロックC
LKFBとなる。遅延回路21の遅延量は、可変となる
ように構成されている。外部クロックCLKSYSと内
部クロックCLKFBは、位相比較器23に入力され
る。
【0042】位相比較器23は、外部クロックCLKS
YSの位相と内部クロックCLKFBの位相のずれに応
じて制御信号UPを出力する。また、位相比較器23
は、リセット信号RESETが入力されると、制御信号
UPを一定値(例えば“1”レベル)に固定する機能を
有する。
【0043】アップダウンカウンタ24は、位相比較器
23から出力される制御信号UPのレベルに応じて、カ
ウント値を上昇又は下降させる。アップダウンカウンタ
24は、カウント値に応じたnビットの出力信号(アド
レス)を出力する。
【0044】遅延回路21は、一定の遅延量(例えば、
0.2ns)td1を有し、互いに直列接続されるN個
の遅延要素21−0,21−1,…21−(N−1)
と、一定の遅延量(例えば、0.05ns)td2を有
する遅延要素29とを含んでいる。
【0045】遅延要素21−0,21−1,…21−
(N−1)及び遅延要素29は、それぞれインバ−タ、
NAND、NORなどのロジック回路から構成すること
ができる。
【0046】遅延量td1と遅延量td2は、位相比較
器23が検出することができる最小の位相差に相当する
遅延量をtd3と仮定すると、td3≦ td2 <
(td1−td2)の関係を有する。但し、td1>t
d2である。
【0047】N個の遅延要素21−0,21−1,…2
1−(N−1)の一端は、外部クロックCLKSYSが
入力される入力端となっている。また、遅延回路21
は、遅延要素21−0,21−1,…21−(N−1)
の各接続点及び遅延要素21−0,21−1,…21−
(N−1)の他端と、遅延要素29の入力端との間にそ
れぞれ接続されるトランスミッションゲ−ト26−0,
26−1,…26−(N−1)と、遅延要素29の入力
端とクロックバッファ22の入力端の間に接続されるト
ランスミッションゲ−ト27−0と、遅延要素29の出
力端とクロックバッファ22の入力端の間に接続される
トランスミッションゲ−ト27−1とを有する。
【0048】アップダウンカウンタ24から出力される
n(2n =N)ビットのアドレスのうち、最下位ビット
a0は、トランスミッションゲ−ト27−1に入力され
ると共に、インバ−タ28を経由してトランスミッショ
ンゲ−ト27−0に入力される。
【0049】例えば、a0=“0”レベルのとき、トラ
ンスミッションゲ−ト27−0がオン状態となり、a0
=“1”レベルのとき、トランスミッションゲ−ト27
−1がオン状態となる。
【0050】また、最下位以外のビットa1〜anは、
デコ−ダ25に入力される。デコ−ダ25は、アドレス
(最下位ビットを除く)a1〜anに基づいて、トラン
スミッションゲ−ト26−0,26−1,…26−(N
−1)のうちのいずれか1つを選択する制御信号C0〜
CN−1を出力する。
【0051】図2(a)〜(c)は、位相比較器の入力
と出力の関係を示すものである。位相比較器23は、そ
の特性上、所定の位相差未満の位相差を検出することが
できない。
【0052】例えば、位相比較器23が検出することが
できる最小の位相差を0.02nsと仮定すると、外部
クロックCLKSYSが内部クロックCLKFBよりも
0.02ns以上遅れているとき、即ち位相遅れが0.
02ns以上のときに位相比較器23の出力は“1”レ
ベルとなり、位相遅れが0.02ns未満のときには、
位相比較器23の出力は、前の状態(“0”レベル)を
維持する。
【0053】同様に、外部クロックCLKSYSが内部
クロックCLKFBよりも0.02ns以上進んでいる
とき、即ち位相進みが0.02ns以上のときに位相比
較器23の出力は“0”レベルとなり、位相進みが0.
02ns未満のときには、位相比較器23の出力は、前
の状態(“1”レベル)を維持する。
【0054】図3及び図4は、位相比較器の検出精度を
考慮しつつ、従来のPLL回路の動作を再確認するもの
である。なお、外部クロックCLKSYS及び内部クロ
ックCLKFBの周波数は、100MHz(メガヘル
ツ)とし、スキュSKEWは、2.81nsであると仮
定する。この時、位相遅れは、7.19nsとなる。
【0055】また、制御信号UPが“1”のとき、遅延
回路の遅延量は、1サイクルタイムごとに0.2ns
(1遅延要素分の遅延量)ずつ増加し、制御信号UPが
“0”のとき、遅延回路の遅延量は、1サイクルタイム
ごとに0.2nsずつ減少するものとする。
【0056】また、位相比較器23が位相差を検出でき
る最低値を0.02nsとする。このような条件の下で
は、35サイクル目において、外部クロックCLKSY
Sと内部クロックCLKFBとの位相差は、−0.19
nsとなる。この時、位相比較器23は、位相遅れを検
出するため、その出力は、“1”レベルとなり、遅延回
路にさらに1つの遅延要素が付加されることになる。
【0057】また、36サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
+0.01nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相進みを検出できないため、その出力は、前の状態、即
ち“1”レベルを維持し、遅延回路にさらに1つの遅延
要素が付加されることになる。
【0058】また、37サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
+0.21nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相進みを検出するため、その出力は、“0”レベルとな
り、遅延回路から1つの遅延要素が切り離されることに
なる。
【0059】また、38サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
+0.01nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相進みを検出できないため、その出力は、前の状態、即
ち“0”レベルを維持し、遅延回路からさらに1つの遅
延要素を切り離すことになる。
【0060】また、39サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
−0.19nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相遅れを検出するため、その出力は、“1”レベルとな
り、遅延回路に1つの遅延要素が付加されることにな
る。
【0061】つまり、このPLL回路では、遅延遅れ−
0.19nsと遅延進み+0.21の間を往復すること
になり、このときの位相誤差(合せ精度)は、|−0.
19|+|+0.21|=0.4nsとなる。
【0062】図5及び図6は、本発明のPLL回路の動
作の一例を示すものである。この動作例は、外部クロッ
クCLKSYSの位相と内部クロックCLKFBの位相
が一致する場合(位相比較器が位相差を検出できない場
合)における例である。
【0063】なお、外部クロックCLKSYS及び内部
クロックCLKFBの周波数は、100MHz(メガヘ
ルツ)とし、スキュSKEWは、2.81nsであると
仮定する。この時、位相遅れは、7.19nsとなる。
【0064】また、制御信号UPが“1”のとき、遅延
回路の遅延量は増加し、制御信号UPが“0”のとき、
遅延回路の遅延量は減少するものとする。位相比較器2
3が位相差を検出できる最低値は、0.02nsとす
る。
【0065】このような条件の下では、70サイクル目
において、外部クロックCLKSYSと内部クロックC
LKFBとの位相差は、−0.14nsとなる。この
時、位相比較器23は、位相遅れを検出するため、その
出力は、“1”レベルとなり、遅延回路にさらに1つの
遅延要素が付加されることになる。
【0066】また、71サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
+0.01nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相進みを検出できないため、その出力は、前の状態、即
ち“1”レベルを維持し、遅延回路にさらに1つの遅延
要素が付加されることになる。
【0067】また、72サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
+0.06nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相進みを検出するため、その出力は、“0”レベルとな
り、遅延回路から1つの遅延要素が切り離されることに
なる。
【0068】また、73サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
+0.01nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相進みを検出できないため、その出力は、前の状態、即
ち“0”レベルを維持し、遅延回路からさらに1つの遅
延要素を切り離すことになる。
【0069】また、74サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
−0.14nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相遅れを検出するため、その出力は、“1”レベルとな
り、遅延回路に1つの遅延要素が付加されることにな
る。
【0070】つまり、本発明のPLL回路では、遅延遅
れ−0.14と遅延進み+0.06の間を往復すること
になり、このときの位相誤差(合せ精度)は、|−0.
14|+|+0.06|=0.2nsとなる。
【0071】本発明のPLL回路によれば、表2に示す
ように、遅延量の変化量は、一定ではなく、1サイクル
ごとに変化するように構成されている。また、重要な点
は、遅延量の2サイクルごとの変化量の和が、所定値
(例えば、0.2ns)に設定されているということで
ある(最初の2サイクルを除く)。また、2サイクルの
うち、一方のサイクルの遅延量の変化量が、位相比較器
が検出できる最小の位相差以上であって、他方のサイク
ルの遅延量の変化量よりも小さいことが必要である。
【0072】
【表2】
【0073】図7及び図8は、本発明のPLL回路の動
作の他の例を示すものである。この動作例は、外部クロ
ックCLKSYSの位相と内部クロックCLKFBの位
相が一致しない場合における例である。
【0074】なお、外部クロックCLKSYS及び内部
クロックCLKFBの周波数は、100MHz(メガヘ
ルツ)とし、スキュSKEWは、2.86nsであると
仮定する。この時、位相遅れは、7.14nsとなる。
【0075】また、制御信号UPが“1”のとき、遅延
回路の遅延量は増加し、制御信号UPが“0”のとき、
遅延回路の遅延量は減少するものとする。位相比較器2
3が位相差を検出できる最低値は、0.02nsとす
る。
【0076】このような条件の下では、70サイクル目
において、外部クロックCLKSYSと内部クロックC
LKFBとの位相差は、−0.09nsとなる。この
時、位相比較器23は、位相遅れを検出するため、その
出力は、“1”レベルとなり、遅延回路にさらに1つの
遅延要素が付加されることになる。
【0077】また、71サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
+0.06nsとなる。この時、位相比較器23は、位
相進みを検出するため、その出力は、“0”レベルとな
り、遅延回路から1つの遅延要素が切り離されることに
なる。
【0078】また、72サイクル目では、外部クロック
CLKSYSと内部クロックCLKFBとの位相差は、
再び、−0.09nsとなる。この時、位相比較器23
は、位相遅れを検出するため、その出力は、“1”レベ
ルとなり、遅延回路に1つの遅延要素が付加されること
になる。
【0079】つまり、本発明のPLL回路では、遅延遅
れ−0.09と遅延進み+0.06の間を往復すること
になり、このときの位相誤差(合せ精度)は、|−0.
09|+|+0.06|=0.15nsとなる。
【0080】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のPLL
回路によれば、次のような効果を奏する。PLLの遅延
回路の遅延量の変化量は、一定ではなく、1サイクルご
とに変化するように構成されている。また、遅延量の2
サイクルごとの変化量の和が所定値に設定されると共に
(最初の2サイクルは除かれる)、当該2サイクルのう
ち、一方のサイクルの遅延量の変化量が、位相比較器が
検出できる最小の位相差以上であって、他方のサイクル
の遅延量の変化量よりも小さくなるように設定されてい
る。
【0081】これにより、外部クロックCLKSYSの
位相と内部クロックCLKFBの位相が一致する場合
(位相比較器が位相差を検出できない場合)における位
相誤差は、2サイクルごとの変化量の和となる。例え
ば、遅延量の変化量が0.15nsと0.05nsで繰
り返される場合には、位相誤差は、0.2nsとなり、
遅延量の変化量を0.2nsで一定とする場合(位相誤
差は0.4ns)に比べて位相誤差を50%削減でき
る。
【0082】また、外部クロックCLKSYSの位相と
内部クロックCLKFBの位相が一致しない場合におけ
る位相誤差は、2サイクルごとの変化量のいずれか一方
と同じ値となる。例えば、遅延量の変化量が0.15n
sと0.05nsで繰り返される場合には、位相誤差
は、0.15ns又は0.05nsとなり、遅延量の変
化量を0.2nsで一定とする場合(位相誤差は0.4
ns)に比べて位相誤差を約63%又は約88%に削減
できる。
【0083】なお、遅延量の変化量を一定とし、遅延量
の変化量自体を小さくすることにより、位相誤差を小さ
くすることができる。例えば、変化量を0.1nsで一
定にすれば、両クロックが一致する場合の位相誤差は、
0.2nsとなり、両クロックが一致しない場合の位相
誤差は、0.1nsとなる。しかし、この場合、遅延回
路の段数が大幅に増え、回路規模が増大することになる
ため、好ましくない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に関わるPLL回路を示す
図。
【図2】位相比較器の入力と出力の関係を示す図。
【図3】従来のPLL回路の動作を示す波形図。
【図4】従来のPLL回路の動作を示す波形図。
【図5】図1のPLL回路の動作を示す波形図。
【図6】図1のPLL回路の動作を示す波形図。
【図7】図1のPLL回路の動作を示す波形図。
【図8】図1のPLL回路の動作を示す波形図。
【図9】デジタルシステムの一例を示す図。
【図10】図9のシステムの外部クロックと内部クロッ
クの位相の変化を示す波形図。
【図11】図9のシステム中のPLL回路を示す図。
【図12】図11のPLL回路の動作を示す波形図。
【図13】従来のPLL回路における位相の合せ誤差を
示す図。
【図14】従来のPLL回路における位相の合せ誤差を
示す図。
【符号の説明】
11 :CPU、12a,12b
:LSI、14a,14b :内部回
路、15a,15b :入出力回路、16a,
16b :PLL回路、17
:バス、21 :遅延回路、2
1−0,21−1,…21−(N−1),29 :遅延
要素、22 :クロックバッファ、
23 :位相比較器、24
:アップダウンカウンタ、25
:デコ−ダ、26−0,26−1,…26−
(N−1),27−0,27−1 :トランスミッショ
ンゲ−ト、28 :インバ−タ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1クロックが遅延要素を経由して第2
    クロックとなる場合に、前記第1クロックを前記遅延要
    素による遅延量に加えてさらに所定の遅延量だけ遅延さ
    せて前記第2クロックとし、前記第1クロックの位相と
    前記第2クロックの位相を合せる遅延回路において、前
    記遅延回路の遅延量は、可変であり、かつ、その変化量
    は、一定でないことを特徴とする遅延回路。
  2. 【請求項2】 第1クロックが第1遅延要素を経由して
    第2クロックとなる場合に、前記第1クロックを前記第
    1遅延要素による遅延量に加えてさらに所定の遅延量だ
    け遅延させて前記第2クロックとする遅延回路と、前記
    第1クロックと前記第2クロックの位相差を検出する位
    相比較器と、前記位相比較器の出力信号に基づいて複数
    ビットのカウント値を変化させるアップ・ダウンカウン
    タとを具備し、前記遅延回路の遅延量は、前記複数ビッ
    トのカウント値に応じて変化し、かつ、その変化量は、
    一定でないことを特徴とするPLL回路。
  3. 【請求項3】 前記遅延回路の遅延量の変化量は、2種
    類存在し、一方の変化量は、前記位相比較器が検出でき
    ない位相差以上であって、他方の変化量よりも小さいこ
    とを特徴とする請求項2記載のPLL回路。
  4. 【請求項4】 前記遅延回路は、一定の遅延量td1を
    有し、互いに直列接続され、一端が前記第1クロックの
    入力端となる複数の第2遅延要素と、一定の遅延量td
    2を有する第3遅延要素と、前記複数の第2遅延要素の
    各接続点及び他端と前記第3遅延要素の入力端との間に
    それぞれ接続される複数の第1トランスミッションゲ−
    トと、前記第1遅延要素の入力端と前記第3遅延要素の
    入力端の間に接続される第2トランスミッションゲ−ト
    と、前記第1遅延要素の入力端と前記第3遅延要素の出
    力端の間に接続される第3トランスミッションゲ−トと
    から構成され、前記複数の第1トランスミッションゲ−
    トは、前記複数ビットのカウント値(最下位ビットを除
    く)をデコ−ドした値により制御され、前記複数の第2
    及び第3トランスミッションゲ−トは、前記複数ビット
    のカウント値の最下位ビットにより制御されることを特
    徴とする請求項2記載のPLL回路。
  5. 【請求項5】 前記遅延量td1と前記遅延量td2
    は、前記位相比較器が検出できない位相差をtd3と仮
    定した場合に、td3 ≦ td2 < td1−td
    2、 td1>td2の関係を有していることを特徴と
    する請求項4記載のPLL回路。
  6. 【請求項6】 前記位相比較器は、リセット信号の入力
    により出力信号の値を固定できることを特徴とする請求
    項2記載のPLL回路。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のPLL回路を備え、前記
    PLL回路から出力される前記第2クロックに基づい
    て、入出力回路を含む内部内路の動作が制御されること
    を特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 バスに接続される請求項7記載の半導体
    集積回路を備え、前記第1クロックは、制御手段から前
    記半導体集積回路に供給されることを特徴とするデジタ
    ルシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000207052A (ja) * 1998-12-30 2000-07-28 Hyundai Electronics Ind Co Ltd 遅延固定ル―プの初期ロックタイム短縮装置及び方法
KR100378203B1 (ko) * 2000-09-05 2003-03-29 삼성전자주식회사 고주파수 동작시 가변지연단의 부하를 감소시키며외부클락을 안정적으로 동기시키는 지연동기회로
KR20030088570A (ko) * 2002-05-13 2003-11-20 삼성전자주식회사 셋업 타임과 홀드 타임의 변화를 감소시키는 위상 검출 회로

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