JP2000048023A - 文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2000048023A
JP2000048023A JP10226602A JP22660298A JP2000048023A JP 2000048023 A JP2000048023 A JP 2000048023A JP 10226602 A JP10226602 A JP 10226602A JP 22660298 A JP22660298 A JP 22660298A JP 2000048023 A JP2000048023 A JP 2000048023A
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JP10226602A
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Keiichi Imamura
圭一 今村
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータに特別な操作を要求せず、しかも
文書全体のバランスを崩さずに文書の各構成要素毎にそ
の文字サイズを適切に変更する。 【解決手段】 文字ポイント比率テーブル2−5は文書
を構成する各構成要素の種類毎に、各構成要素間におけ
る文字ポイントの比率数値を記憶する。CPU1は文書
の全体を解析してその構成要素の種類に応じて文字ポイ
ント比率テーブル2−5を検索し、該当する比率数値を
読み出すと共に、各構成要素の文字サイズをそれに対応
する比率数値にしたがって変更する。これによって変更
された文字サイズにしたがって各構成要素を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書を構成する
構成要素毎に文字サイズの調整を行う文書データ処理装
置およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ等の文書データ処理装置においては、案内
状、感謝状等を作成する際に、タイトル、見出し、本
文、脚注等に対して文字ポイントを変更させてメリハリ
を付けるようにしている。この場合、オペレータが手動
で目的位置の文字を指定しながらそのポイント数を選択
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文書全
体のバランスをみながら各部分の文字ポイントを変更す
るためには、試し印刷を何回も繰り返す必要がある等、
極めて面倒であり、また、アウトライン機能や見出し登
録機能などの特殊機能を使って見出し部分だけのポイン
トを調整することもできるが、これらの機能は指定が面
倒で難解なものであった。この発明の課題は、オペレー
タに特別な操作を要求せず、しかも文書全体のバランス
を崩さずに文書の各構成要素毎にその文字サイズを適切
に変更できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、文書を構成する各構
成要素の種類毎に、各構成要素間における文字サイズの
比率を定義する比率数値を記憶する比率記憶手段と、出
力対象として指定された文書の全体構造を解析してその
各構成要素の種類を決定する文書解析手段と、この文書
解析手段によって解析された各構成要素の種類に応じて
前記比率記憶手段からその種類に対応する比率数値を読
み出すと共に、前記解析された各構成要素の文字サイズ
をその要素に対応する当該比率数値にしたがって変更す
るサイズ変更手段と、出力対象として指定された文書の
各構成要素を前記サイズ変更手段によって変更された文
字サイズで出力する出力手段とを具備するものである。
なお、前記比率手段は、文書の用途に対応付けて用途別
に比率数値を記憶し、前記サイズ変更手段は出力対象と
して指定された文書の用途に対応する比率数値を読み出
すようにしてもよい。また、前記比率記憶手段に記憶さ
れている比率数値を構成要素毎に指定してその値を任意
に変更するようにしてもよい。更に、前記サイズ変更手
段は前記解析された各構成要素の文字サイズをその要素
に対応する比率数値にしたがって変更すると共に予め決
められている文書出力領域内に文書全体が収まるように
文字ポイント数を調整するようにしてもよい。
【0005】請求項1記載の発明においては、文書を構
成する各構成要素の種類毎に、各構成要素間における文
字サイズの比率を定義する比率数値が記憶されている状
態において、出力対象として指定された文書の全体構造
を解析して各構成要素の種類を決定し、この種類に対応
する比率数値を読み出す。そして、各構成要素の文字サ
イズをその要素に対応する比率数値にしたがって変更す
ると共に、各構成要素を変更された文字サイズで出力す
る。したがって、オペレータに特別な操作を要求せず、
しかも文書全体のバランスを崩さずに文書の各構成要素
毎にその文字サイズを適切に変更することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1(A)は文書データ
処理装置の全体構成を示したブロック図である。CPU
1はRAM2内にロードされている各種プログラムにし
たがってこの文書データ処理装置の全体動作を制御する
中央演算処理装置である。記憶装置3はオペレーティン
グシステムや各種アプリケーションプログラム、データ
ファイル、文字フォントデータ等が予め格納されている
記憶媒体4やその駆動系を有している。この記憶媒体4
は固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着可能な
ものであり、フロッピーディスク、ハードディスク、光
ディスク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、
半導体メモリによって構成されている。また、記憶媒体
4内のプログラムやデータは、必要に応じてCPU1の
制御により、RAM2にロードされる。更に、CPU1
は通信回線等を介して他の機器側から送信されて来たプ
ログラム、データを受信して記憶媒体4に格納したり、
他の機器側に設けられている記憶媒体に格納されている
プログラム、データを通信回線等を介して使用すること
もできる。また、CPU1にはその入出力周辺デバイス
である入力装置5、表示装置6、印刷装置7がバスライ
ンを介して接続されており、入出力プログラムにしたが
ってCPU1はそれらの動作を制御する。
【0007】入力装置5は文字列データ等を入力した
り、各種コマンドを入力するキーボード、マウス等のポ
インティングデバイスを有している。ここで、文書作成
時に入力装置5から文書データが入力されると、表示装
置6のテキスト画面に表示出力されると共に、かな漢字
変換によって確定された確定文字列は、RAM2内に格
納される。なお、表示装置6は多色表示を行う液晶表示
装置やCRT表示装置あるいはプラズマ表示装置等であ
り、また印刷装置7はフルカラープリンタ装置で、熱転
写やインクジェットなどのノンインパクトプリンタある
いはドットインパクトプリンタである。
【0008】図1(B)はRAM2の内容のうちその特
徴部分を示し、RAM2には各種のメモリ領域として文
書メモリ2−1、書式メモリ2−2、文書構造解析テー
ブル2−3、構成要素テーブル2−4、文字ポイント比
率テーブル2−5、ポインタ2−6、ワークメモリ2−
7が割り当てられている。文書メモリ2−1は入力作成
された文書データを文字コードのデータ形式で記憶する
テキストメモリである。書式メモリ2−2は文書メモリ
2−1内の文書データに対する文書書式を記憶するもの
で、用紙サイズ、桁ピッチ、行ピッチ、文字数等が設定
される。文書構造解析テーブル2−3は文書メモリ2−
1内の文書データを構成する各構成要素の種類を解析す
る際に参照されるもので、CPU1は文書全体を構成す
る各構成要素の種類毎にその文字ポイント数を変更する
際に文書構造解析テーブル2−3を参照し、文書構成要
素の種類を判別する。すなわち、文書構造解析テーブル
2−3は図2に示すように文書構成要素の種類を示す構
成要素属性番号毎に、要素解析条件を固定的に記憶する
もので、例えば、構成要素「タイトル」に対応する解析
条件としては、文書の先頭行に位置している文字列であ
ること、句読点が存在していないこと等が定義されてい
る。また、構成要素「大見出し」の解析条件としては文
書の2行目に存在していること、句読点が存在していな
いこと等が定義され、更に「中見出し」や「小見出し」
の解析条件としては、その先頭文字の桁位置が上位の見
出し文字列に対して段落されていること等が定義され、
また「本文」の解析条件としては2行以上の文字列であ
ること等が定義されている。このようなテーブル内容は
図3に示す文書例「感謝状」に対応付けられたもので、
その他の文書、例えば案内状等に対応付けて文書用途別
のテーブル内容も文書構造解析テーブル2−3に設定さ
れている。つまり、文書構造解析テーブル2−3には文
書の種類(用途)毎にその特徴を成す解析条件が要素毎
に設定されており、図3の文書例においては、1行目
「タイトル」、2行目「大見出し」、3行目「中見出
し」、4行目〜9行目「本文」……に対応付けられてい
る。
【0009】構成要素テーブル2−4は文書全体を解析
することによって得られた解析結果を一時記憶するもの
で、図4(A)はこの構成要素テーブル2−4の内容を
示している。すなわち、文書の構成要素の種類を解析す
ることによって文書構造解析テーブル2−3から読み出
された構成要素属性番号は構成要素テーブル2−4に書
き込まれる。構成要素テーブル2−4は構成要素の属性
番号に対応付けてその要素が存在する文書上の位置情報
を記憶する構成で、この位置情報は矩形領域の左上位置
および右下位置を定義するXY座標値である。文字ポイ
ント比率テーブル2−5は図4(B)に示すように文書
を構成する各構成要素の種類毎に、各構成要素間におけ
る文字ポイントの比率を定義する比率数値をデフォルト
値として記憶すると共に、この比率数値等に基づいて算
出された実ポイントを各構成要素毎に記憶する。ここ
で、文字ポイント比率テーブル2−5内にデフォルト値
として設定されている比率数値は任意に変更可能となっ
ている。また、文字ポイント比率テーブル2−5は感謝
状や案内状等の文書用途に対応付けて用途別に文字ポイ
ント比率数値を記憶するようにしているが、図4(B)
はその1種類、例えば、感謝状の文書に対応する内容の
みを示している。ポインタ2−6は構成要素テーブル2
−4の読み出しアドレスを指定するもので、このポイン
タ2−6によって指定された構成要素テーブル2−4内
の構成要素属性番号に基づいて文字ポイント比率テーブ
ル2−5がアクセスされ、対応する比率数値が読み出さ
れる。ワークメモリ2−7は記憶装置3からロードされ
た各種プログラムや処理途中の中間結果等を一時記憶す
る作業域である。
【0010】次に、文書データ処理装置の動作を図5に
示すフローチャートにしたがって説明する。ここで、こ
のフローチャートに記述されている各機能を実現するた
めのプログラムは、CPU1が読み取り可能なプログラ
ムコードの形態で記憶媒体4に記憶されており、その内
容にしたがった動作が実行される。図5はオペレータに
よって自動ポイント調整の実行が指示された際の動作を
示したフローチャートである。先ず、オペレータはポイ
ント調整処理の対象となる文書を選択すると(ステップ
S1)、文書メモリ2−1からその文書データを読み出
して最初の行データを指定する(ステップS2)。この
行指定の結果から文書終了かを判別し(ステップS
3)、指定行にデータが存在すれば、文書構造解析テー
ブル2−3を参照し指定行の種類、つまり構成要素の属
性を判別する(ステップS4)。ここで、文書構造解析
テーブル2−3に設定されている構成要素でなければ、
処理対象の文書において次の行を指定し(ステップS
5)、文書終了かを判別する(ステップS3)。この結
果、文書構造解析テーブル2−3に設定されている構成
要素の行であれば、ステップS6に進み、その構成要素
に対応する属性番号を文書構造解析テーブル2−3から
読み出して構成要素テーブル2−4に書き込む。そし
て、この構成要素が存在する文書中の位置を検出し(ス
テップS7)、その位置情報(矩形領域の左上および右
下の2点位置情報)を構成要素テーブル2−4に書き込
む(ステップS8)。このようにして1行分の処理が終
ると、ステップS5で次の行を指定したのちステップS
3に戻り、以下、上述の動作を全行分繰り返す。
【0011】これによって文書の終了がステップS3で
検出されると、構成要素テーブル2−4の先頭行にポイ
ンタ2−6をセットする(ステップS9)。そして、こ
のポイント指定の結果から構成要素テーブル2−4の終
了かを調べるが(ステップS10)、いま、その先頭行
がポイント指定されているので、構成要素テーブル2−
の先頭行を指定し、指定行から構成要素の属性番号を読
み出す(ステップS11)。そして、この属性番号に基
づいて文字ポイント比率テーブル2−5を検索し、それ
に対応する文字ポイント比率数値を読み出すと共に、
「本文」の構成要素番号に対応する文字ポイント比率数
値を読み出してそれらを比較し、その結果から比較ポイ
ント数を算出する(ステップS12)。すなわち、い
ま、構成要素の属性番号=3が読み出されたものとする
と、この属性番号=3の文字ポイント比較数値として文
字ポイント比率テーブル2−5には「16」が設定され
ており、また「本文」にあたる属性番号=5の文字ポイ
ント比率数値として文字ポイント比率テーブル2−5に
は「10」が設定されているので、属性番号=3の構成
要素は本文に対して16/10倍の大きさの文字ポイン
トであれば良いと判断されるため、現在書式メモリ2−
2に設定されている文書書式における本文のポイント数
を仮に「a」とすれば、属性番号=3のポイント数=1
6/10×a(ポイント)として算出され、これが比較
ポイント数となる。そして、指定行に対応する構成要素
の文字列をステップS12で算出された上記比較ポイン
ト数で書き換えた場合における仮想的な領域サイズを算
出する(ステップS13)。この場合、指定行に対応す
る構成要素の位置情報を構成要素テーブル2−4から読
み出し、この位置情報を基に仮想的な領域サイズを求
め、ワークメモリ2−7にセットしておく。そして、構
成要素テーブル2−4のポインタ2−6を次行にセット
し(ステップS14)、以下、構成要素テーブル2−4
の最終行を指定し終るまでステップS10に戻り、上述
のステップS10〜S14を繰り返す。
【0012】このようにして仮想的な領域サイズを算出
する処理を構成要素テーブル2−4の最終行まで終了す
ると、ステップS10でそのことが検出されてステップ
S15に進み、ワークメモリ2−7にセットされている
各構成要素毎の仮想的領域サイズのうち、最も用紙書式
からはみ出した構成要素を検出する。すなわち、図6に
示すような文書「感謝状」において、構成要素毎の仮想
的領域サイズが書式メモリ2−2に設定されている用紙
に対してその桁方向が図中斜線で示すように、はみ出す
場合には、そのはみ出し量を構成要素毎にそれぞれ求め
てその値が最も大きいものを検出する。このようにして
最も大きくはみ出す構成要素を特定したら、この構成要
素が用紙書式内に収まるように縮小したときの文字ポイ
ント数を求める(ステップS16)。つまり、上述した
ステップS12で算出した当該構成要素の比較ポイント
数を1段階づつポイントを下げてゆき、その構成要素の
領域が用紙の桁方向に収まった時点の比較ポイント数を
その構成要素に対応する文字ポイント数(縮小ポイント
数)として決定する。そして、この縮小ポイント数をそ
の構成要素に対応付けて文字ポイント比率テーブル2−
5に実ポイント数として書き込むと共に、この縮小ポイ
ントと他の属性番号に対応する文字ポイント比率テーブ
ル2−5内の文字ポイント比率数値にしたがって各構成
要素毎に実ポイント数を算出して文字ポイント比率テー
ブル2−5にそれぞれ書き込む(ステップS17)。
【0013】この結果、文字ポイント比率テーブル2−
5には各構成要素毎の実ポイント数がセットされ、これ
によって文書を書き換えるための準備が整ったら、以
下、文書全体を実ポイント数に基づいて書き換える処理
に移行する。先ず、構成要素テーブル2−4のポインタ
2−6を先頭行に移動する(ステップS18)。そし
て、構成要素テーブル2−4の最終行まで全て指定し終
ったかを調べるが(ステップS19)、いま、先頭行を
指定した場合であるから、ステップS20に進み、指定
行の構成要素に対応する実ポイント数を読み出す。そし
て、この構成要素に対応する書式メモリ2−2内の文字
ポイント数を上記実ポイント数の数値に書き換える(ス
テップS21)。以下、構成要素テーブル2−4のポイ
ンタ2−6を次行にセットし(ステップS22)、構成
要素テーブル2−4の最終行まで全て指定し終るまで
(ステップS19)、各構成要素に対応する書式メモリ
2−2内の文字ポイント数を実ポイント数に書き換える
処理を繰り返す。これによって全ての書き換えが終る
と、文書メモリ2−1内の文書データを書式メモリ2−
2内の設定書式にしたがって表示出力する(ステップS
23)。これによって図3に示すような文書が表示出力
されるが、各構成要素間における文字サイズの比率は一
定に保たれる。
【0014】図7は文字ポイント比率テーブル2−5の
内容を任意に変更する際の変更画面を示したもので、各
構成要素毎に、その文字サイズの比率を指定すべき旨の
ガイダンス表示と共に、各構成要素の種類を示す要素名
を表示する表示域と、現在、文字ポイント比率テーブル
2−5に設定されている文字ポイント比率数値で出力さ
れる実際の大きさを文字「あ」を用いてイメージ表示す
るイメージ表示域と、文字ポイント比率テーブル2−5
に設定されている文字ポイント比較数値を表示する数値
表示域と、この数値表示域内の値をプラス1づつインク
リメントするプラスキー表示域と、マイナス1づつデク
リメントするマイナスキー表示域とを有している。ここ
で、要素名やそのイメージ表示を確認しながらマイナス
キーあるいはプラスキーを操作してその文字ポイント比
率数値を変更すると、それに対応するイメージ表示は変
更された値に応じた大きさとなるので、文字ポイント比
率テーブル2−5内の数値を容易に変更することができ
る。この場合、任意の構成要素に対応する文字ポイント
比率数値のみが変更される。
【0015】以上のようにこの文書データ処理装置にお
いては、自動ポイント調整を指示すると、文書の全体構
造を文書構造解析テーブル2−3を参照することによっ
て解析し、各構成要素の種類を決定し、この種類に対応
する文字ポイント比率数値を文字ポイント比率テーブル
2−5から読み出し、そして、各構成要素の文字ポイン
ト数その要素に対応する比率数値にしたがって変更する
と共に、各構成要素を変更された文字サイズで出力する
ようにしたから、オペレータに特別な操作を要求せず、
しかも文書全体のバランスを崩さずに文書の各構成要素
毎にその文字サイズを適切に変更することができる。こ
の場合、文字ポイント比率テーブル2−5には文書の用
途に対応付けて用途別に比率数値が記憶されているの
で、この用途別の比率数値にしたがってポイント調整が
行われるので、用途に適した見た目の良い文書を得るこ
とが可能となる。また、文字ポイント比率テーブル2−
5に記憶されている比率数値を構成要素毎に指定してそ
の値を任意に変更するようにしたから、例えば、タイト
ルのみを特に拡大することができる等、柔軟性に富んだ
ものとなる。また、文書の各構成要素毎に文字ポイント
数を変更する際に、文書全体が設定用紙内に収まるよう
にポイント数を調整するようにしたから、用紙サイズを
変更する必要はない。
【0016】なお、上述した一実施形態においては、自
動ポイント調整が指示された際に、その調整を行うよう
にしたが、文書を入力しながら文字ポイント数を調整し
てもよく、また、印刷時に調整してもよい。また、図5
のフローチャートにおいては、仮想的な領域サイズが設
定用紙から桁方向にはみ出した場合にポイント数をその
はみ出し量に応じて調整するようにしたが、行方向には
み出した場合でもそのはみ出し量に応じてポイント数を
調整するようにしてもよい。この場合、行方向全体とし
てどの程度、はみ出したかを検出し、その検出量に応じ
てポイント数を調整すればよい。更に、はみ出した場合
に限らず、設定用紙に対して余裕がある場合には、それ
に応じてポイント数を増大するようにしてもよい。また
文字ポイント比率テーブル2−5に設定されている比率
数値を変更する際に、任意に指定した構成要素に対応す
る比率数値のみを変更するようにしたが、いずれか1つ
の構成要素の比率数値が変更された際に、他の全ての構
成要素の比率数値もそれに応じて変更するようにしても
よい。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、オペレータに特別な
操作を要求せず、しかも文書全体のバランスを崩さずに
文書の各構成要素毎にその文字サイズを適切に変更する
ことができるので、オペレータに負担をかけずに、また
特殊機能を活用するための知識を必要とせず、見た目上
完成度の高い文書を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は文書データ処理装置の全体構成を示し
たブロック図、(B)はRAM2の主要構成を示した
図。
【図2】文書構造解析テール2−3の内容を示した図。
【図3】文書例(感謝状)を示した図。
【図4】(A)は構成要素テーブル2−4の構成、
(B)は文字ポイント比率テーブル2−5の構成を示し
た図。
【図5】自動ポイント調整処理を示したフローチャー
ト。
【図6】文字ポイント比率テーブル2−5の内容にした
がって文書の構成要素毎に文字ポイント数を変更した際
に、桁方向にはみ出した状態を例示した図。
【図7】文字ポイント比率テーブル2−5内の比率数値
を任意に変更する際の変更画面を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 2−1 文書メモリ 2−2 書式メモリ 2−3 文書構造解析テーブル 2−4 構成要素テーブル 2−5 文字ポイント比率テーブル 2−6 ポインタ 3 記憶装置 4 記憶媒体 5 入力装置 6 表示装置 7 印刷装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書を構成する各構成要素の種類毎に、各
    構成要素間における文字サイズの比率を定義する比率数
    値を記憶する比率記憶手段と、 出力対象として指定された文書の全体構造を解析してそ
    の各構成要素の種類を決定する文書解析手段と、 この文書解析手段によって解析された各構成要素の種類
    に応じて前記比率記憶手段からその種類に対応する比率
    数値を読み出すと共に、前記解析された各構成要素の文
    字サイズをその要素に対応する当該比率数値にしたがっ
    て変更するサイズ変更手段と、 出力対象として指定された文書の各構成要素を前記サイ
    ズ変更手段によって変更された文字サイズで出力する出
    力手段とを具備したことを特徴とする文書データ処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記比率手段は、文書の用途に対応付けて
    用途別に比率数値を記憶し、前記サイズ変更手段は出力
    対象として指定された文書の用途に対応する比率数値を
    読み出すようにしたことを特徴とする請求項1記載の文
    書データ処理装置。
  3. 【請求項3】前記比率記憶手段に記憶されている比率数
    値を構成要素毎に指定してその値を任意に変更するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の文書データ処理
    装置。
  4. 【請求項4】前記サイズ変更手段は前記解析された各構
    成要素の文字サイズをその要素に対応する比率数値にし
    たがって変更すると共に予め決められている文書出力領
    域内に文書全体が収まるように文字ポイント数を調整す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の文書デー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】コンピュータに対して、 出力対象として指定された文書の全体構造を解析してそ
    の各構成要素の種類を決定する機能と、 文書を構成する各構成要素の種類毎に、各構成要素間に
    おける文字サイズの比率を定義する比率数値を記憶する
    比率記憶手段から前記解析された各構成要素の種類に応
    じてその種類に対応する比率数値を読み出すと共に、前
    記解析された各構成要素の文字サイズをその要素に対応
    する当該比率数値にしたがって変更する機能と、 出力対象として指定された文書の各構成要素を前記変更
    された文字サイズで出力させる機能を実現させるための
    プログラムを記録した記録媒体。
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