JP2000047494A - 画像形成装置の転写ローラ用クリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置の転写ローラ用クリーニング装置

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JP2000047494A
JP2000047494A JP10215200A JP21520098A JP2000047494A JP 2000047494 A JP2000047494 A JP 2000047494A JP 10215200 A JP10215200 A JP 10215200A JP 21520098 A JP21520098 A JP 21520098A JP 2000047494 A JP2000047494 A JP 2000047494A
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transfer roller
blade
image forming
cleaning device
toner
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Toru Nakayama
徹 中山
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ローラ表面に残留したトナーを除去し、
用紙の裏汚れを抑えることにある。 【解決手段】 この装置は、画像形成装置1内の転写ロ
ーラ33表面に残留したトナーを掻き取るための転写ロ
ーラ用クリーニング装置70であって、転写ローラ33
の回転方向と対向して転写ローラ33表面に先端部71
aが転写ローラ33幅方向にわたり当接するカウンター
ブレード71と、転写ローラ33の軸方向に沿って配置
されるとともにカウンターブレード71の基端部71b
が固定される第1取付部材72とを備え、カウンターブ
レード71の先端部71aは、第1取付部材72の転写
ローラ33側の端から転写ローラ33側に4.25〜
5.75mm突出して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の転
写ローラ用クリーニング装置、特に、画像形成装置内の
転写ローラ表面に残留したトナーを掻き取るためのクリ
ーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置は、用紙にトナ
ー画像を形成する画像形成部を有しており、この画像形
成部は、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、
この感光体ドラムに対向する位置に設けられた転写ロー
ラ、感光体ドラムの周囲に配置された主帯電装置、現像
装置、クリーニング装置とから構成されている。
【0003】画像形成部では、感光体ドラム上に静電潜
像が形成され、この静電潜像がトナーによって現像され
る。そして、表面にトナー像が形成された感光体ドラム
と、トナーの極性と逆極性の電圧が印加された転写ロー
ラとの間を用紙が通過することにより、用紙上にトナー
像が転写される。ところで、感光体ドラム上のトナー
は、用紙に対してドラムが回転を始めるタイミングのず
れや搬送される用紙の大きさの相違などにより、感光体
ドラム上から転写ローラに移り、そのまま転写ローラに
残留してしまうことがある。転写ローラ上に残留したト
ナーは用紙の裏汚れの原因となるため、これを除去する
必要がある。感光体ドラムと転写ローラとが接している
場合は、転写ローラにトナーと同極性の電圧をかけるこ
とにより、トナーを感光体ドラムに戻すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非接触
式の転写ローラでは、転写ローラと感光体ドラムとが離
れているため、転写ローラ上のトナーを感光体ドラムに
戻せるだけの電圧をかけることができない。したがっ
て、このような場合、トナーを物理的に転写ローラから
掻き取る必要がある。また、転写ローラを保護する前ガ
イド板等を含む転写ローラユニットは本体から取り外し
ができない構成であるため、転写ローラの掃除は困難で
ある場合が多い。
【0005】本発明の課題は、転写ローラ表面に残留し
たトナーを除去し、用紙の裏汚れを抑えることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る画像形成
装置の転写ローラ用クリーニング装置は、画像形成装置
内の転写ローラ表面に残留したトナーを掻き取るための
クリーニング装置であって、転写ローラの回転方向と対
向してローラ表面に幅方向にわたり先端部が当接するカ
ウンターブレードと、転写ローラの軸方向に沿って配置
されるとともにカウンターブレードの基端部が固定され
る第1取付部材とから構成されており、カウンターブレ
ードの先端部は、第1取付部材の転写ローラ側の端から
転写ローラ側に4.25〜5.75mm突出して設けら
れている。
【0007】この装置では、カウンターブレードの先端
は第1取付部材の先端から4.25〜5.75mm突出
して転写ローラ表面に当接し、転写ローラの回転方向と
向かい合うように接しているため、転写ローラが回転す
ると転写ローラ上に残留したトナーを良好に掻き取るこ
とができる。請求項2に係る画像形成装置の転写ローラ
用クリーニング装置は、請求項1の装置において、転写
ローラの回転方向と同方向にローラ表面に幅方向にわた
り先端部が当接するトレールブレードと、転写ローラの
軸方向に沿って配置されるとともにトレールブレードの
基端部が固定される第2取付部材とをさらに備えてお
り、第2取付部材は第1取付部材に固定されている。
【0008】この装置では、トレールブレードの先端は
転写ローラ表面に当接し、転写ローラの回転方向と同じ
向きになるように接しているため、転写ローラが回転す
ると、転写ローラ上に残留したトナーは均一に分散させ
られる。これにより、用紙の裏汚れを目立たなくするこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態が採用
される複写機の縦断面図を示す。この複写機1は、本体
10と、本体10の上部に開閉自在に装着された原稿押
さえ11とを有している。本体10には、その上部に位
置して、原稿が載置される原稿台15が配置されてい
る。本体10の内部には、正面から見て左側の端部で上
下方向のほぼ中央に画像形成部16が設けられている。
また、下部には、画像形成部16に用紙を供給するため
の給紙部17が設けられている。
【0010】給紙部17は、本体10に着脱自在に取り
付けられ用紙を収納する給紙カセット18、19と、そ
の上方に設けられるスタックバイパス20とを備えてい
る。原稿台15の下方には、原稿台15上に載置された
原稿の画像情報を読み取るための光学系21が設けられ
ている。光学系21は、原稿台15上に載置された原稿
表面に光を照射するための光源22と、原稿表面から反
射した光を偏向するためのミラー23、24、25と、
ミラー25からの光を収束させるためのレンズ26と、
レンズ26によって収束された光を受光して原稿画像に
対応する画像データ信号を生成するCCDセンサなどの
撮像素子27とを備えている。
【0011】画像形成部16は、表面に静電潜像が形成
される感光体ドラム30を有し、さらに感光体ドラム3
0の周囲に配置された主帯電装置31,現像装置32,
転写ローラ33及びクリーニング装置34を有してい
る。主帯電装置31は、感光体ドラム30の表面を帯電
させるための装置であり、感光体ドラム30の右斜め上
方に配置されている。主帯電装置31から所定の間隔を
あけて感光体ドラム30の右斜め下方に感光体ドラム3
0上にトナー像を形成する現像装置32が配置されてい
る。現像装置32は、内部にトナーを収納し、感光体ド
ラム30に形成されている静電潜像をトナーによって顕
像化するものである。また、転写ローラ33は、感光体
ドラム30上のトナー像を用紙に転写するための装置で
あり、感光体ドラム30の左側方に配置されている。ク
リーニング装置34は、感光体ドラム30の上方に配置
されている。
【0012】感光体ドラム30の右側方には、感光体ド
ラム30の周面に静電潜像を形成するためのレーザユニ
ット35が設けられている。レーザユニット35は、撮
像素子27から得られる画像データ信号に基づいて感光
体ドラム30周面に静電潜像を形成する。給紙部17
は、各給紙カセット18、19から画像形成部16方向
に用紙を搬送するための縦搬送路41と、スタックバイ
パス20から画像形成部16方向に用紙を搬送するバイ
パス搬送路42とを備えている。なお、縦搬送路41の
左側部分には図示しない用紙縦搬送装置70が設けられ
ており、縦搬送路41の外側のガイド部材として機能す
る。各給紙カセット18、19およびスタックバイパス
20には、収納されている用紙を取り出すためのピック
アップローラ43、44、45および用紙を1枚ずつ搬
送路に送り出すための給紙ローラ対46、47、48が
設けられている。縦搬送路41には、搬送ローラ対4
9、50が設けられており、バイパス搬送路42には搬
送ローラ対51が設けられている。縦搬送路41とバイ
パス搬送路42は、感光体ドラム30と転写ローラ33
とが対向する転写位置の下方で合流している。この合流
した個所には、搬送されてくる用紙を所定位置に待機さ
せるためのレジストローラ52が設けられている。
【0013】感光体ドラム30及び転写ローラ33の上
方には、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するため
の定着装置53が設けられている。定着装置53は、ヒ
ータを内蔵する熱ローラ54と熱ローラ54に圧接する
圧ローラ55とを有しており、両ローラ間に用紙を狭持
して搬送する用紙表面に形成されたトナー画像を加熱定
着するものである。
【0014】定着装置53のさらに上方には、分岐部5
6が設けられている。分岐部56の右側方には、排出ロ
ーラ対60を介して用紙が排出される排出トレイ57
と、排出トレイ57の上方に配置され、排出ローラ対6
1を介して用紙が排出されるサブ排出トレイ58とが配
置されている。また、分岐部56の左下方には両面コピ
ーの際に用紙を反転させるためのスイッチバック部59
が配置されている。分岐部56には、用紙搬送方向を排
出トレイ57方向とスイッチバック部59方向とに切り
替えるための分岐爪62が設けられている。分岐爪62
の左側方には、2つの分岐爪63、64が設けられてい
る。この2つの分岐爪63、64の下方にはスイッチバ
ック部59に用紙を案内するスイッチバック搬送路65
が設けられ、上方にはサブ排出トレイ58へ用紙を案内
するサブトレイ搬送路66が設けられ、また、2つの分
岐爪63、64の中間には図示しないソータやステーブ
ルソータなどのフィニッシャに用紙を搬送するフィニッ
シャ搬送路67が設けられている。分岐爪63、64
は、搬送されてくる用紙をスイッチバック搬送路65,
サブトレイ搬送路66又はフィニッシャ搬送路67のい
ずれかに案内するように切り替え可能となっている。
【0015】次に、図2に基づいて転写ローラ用クリー
ニング装置70について説明する。転写ローラ用クリー
ニング装置70は、転写ローラ33の下方に設けられて
おり、転写ローラ表面に残留したトナーを掻き落とすた
めのカウンターブレード71と、カウンターブレード7
1が取り付けられる第1取付部材72とを有している。
【0016】カウンターブレード71は、転写ローラ3
3の軸方向に沿って配置されており、長手方向の長さが
転写ローラ33の幅と同程度の細長い形状の樹脂製のフ
ィルム状部材である。カウンターブレード71は、基端
部71bが第1取付部材72の転写ローラ33側の先端
付近に貼着されている。そして、カウンターブレード7
1の先端は転写ローラ33表面に当接し、転写ローラ3
3の回転方向に対向して、すなわち、向かい合うように
接している。
【0017】第1取付部材72は、転写ローラハウジン
グ75にビス止めなどにより固定されている。転写ロー
ラハウジング75は、第1取付部材72を支持するだけ
でなく、転写ローラ33の回転軸をも両端で支持してい
るため、転写ローラハウジング75を本体10から取り
外し可能な構成とすることで、転写ローラ33、クリー
ニング装置70及び転写ローラハウジング75を1ユニ
ットとして本体10から取り外すことができ、メンテナ
ンス性がよくなる。
【0018】この実施形態では、さらに、図2で示すよ
うに、カウンターブレード71先端部71aの第1取付
部材72の上端(転写ローラ33側の端)からの突き出
し長さbが4.25〜5.75mmになるように、カウ
ンターブレード71の基端部71bが第1取付部材72
に貼着されている。次に、動作について簡単に説明す
る。
【0019】複写動作については通常の動作と同様であ
る。ここでは特に転写ローラ用クリーニング装置70に
注目して動作を説明する。用紙が感光体ドラム30と転
写ローラ33との間を通過すると、感光体ドラム30上
のトナーは、トナーの極性と逆極性の電圧が印加された
転写ローラ33側に引きつけられ、これにより用紙上に
転写される。このとき、用紙の設定を誤るなどして用紙
の大きさが感光体ドラム30上に形成されたトナー画像
の大きさよりも小さいと、用紙の幅より外側に形成され
た感光体ドラム30幅方向の両端付近のトナーは、用紙
に転写されず直接転写ローラ33上に移動する。このよ
うにして、転写ローラ33にトナーが残留することとな
る。
【0020】転写ローラ33は図2において反時計回り
に回転している。このような状態では、カウンターブレ
ード71の先端71aは転写ローラ33表面にローラ幅
方向にわたり当接しており、転写ローラ33の回転方向
と対向しているため、転写ローラ33が回転すると、転
写ローラ33上に残留したトナーはカウンターブレード
71の先端部71aによって、転写ローラ33上から掻
き取られる。
【0021】このようにして、転写ローラ33の表面に
残留したトナーを転写ローラ用クリーニング装置70に
より除去することができる。 (実験例1)カウンターブレード71の突き出し長さb
を3〜6mmの間で変化させ、そのときのFD値を測定
した結果を表1及び図3に示す。なお、FD値は用紙の
裏汚れの程度を表す数値であり、この値が小さいほど汚
れが少ないことを示す。
【0022】
【表1】
【0023】ここでは、カウンターブレード71とし
て、厚さ0.10mm及び0.13mmの2種類を使用
し、各々の厚さに対し転写ローラ33の中心とカウンタ
ーブレード71の先端との距離aを7.5mm、8.0
mm、8.5mmの3通りに設定し、計6通りのクリー
ニング装置70を用いている。さらに、突き出し長さa
を3〜6mmの間で0.5mm刻みで7点設定し、それ
ぞれの点でFD値を測定する。FD値の測定は、用紙の
搬送方向先端から2〜3cmの点及び10cm付近の点で
それぞれ3点づつ計6点について行い、1つの条件につ
き3枚の用紙で測定し、計18点のFD値の測定を行
う。表中に示される数値は18点の平均値である。な
お、転写ローラ33中心とカウンターブレード71先端
との距離aが8.5mmの場合は、突き出し長さbが
3.0〜4.0mmでの測定は行っていない。また表
中、#100は厚さ0.1mm、#130は厚さ0.13
mmのカウンターブレードを用いていることを表してい
る。この結果、突き出し長さbが4.5〜5.5mmの
時は、それ以外の範囲にある時と比較して、FD値は総
体的に小さくなることがわかった。この結果、突き出し
長さbは4.25〜5.75mm、好ましくは、4.7
5〜5.25mm程度に設定することにより、用紙の裏
汚れを抑えることが可能となる。 〔別の実施形態〕本発明に係る画像形成装置の転写ロー
ラ用クリーニング装置は、さらに別の実施形態をとるこ
とができる。ここでは、特に転写ローラ用クリーニング
装置70に注目して説明する。図4に示されるように、
転写ローラ用クリーニング装置70は、先の実施形態と
同様、カウンターブレード71及び第1取付部材72を
有しており、さらに、トレールブレード73及び第2取
付部材74を有している。
【0024】トレールブレード73は、カウンターブレ
ード71と同様、長手方向の長さが転写ローラ33の幅
と同程度の細長い形状の樹脂製のフィルム状部材であ
る。トレールブレード73は、基端部73bが第2取付
部材74の転写ローラ33側の先端付近に固定され、先
端部73aが転写ローラ33表面に当接している。そし
て、トレールブレード73の先端は転写ローラ33表面
に当接し、転写ローラ33の回転方向と同方向になるよ
うに突き出して接している。
【0025】第2取付部材74は、第1取付部材ととも
に転写ローラハウジング75にビス止めなどにより固定
されている。この実施形態では、図4で示すように、突
き出し長さbが4.25〜5.75mmになるようにト
レールブレード73の基端部73bは第2取付部材74
に貼着されている。
【0026】次に、動作について簡単に説明する。転写
ローラ33は図4において反時計回りに回転している。
先の実施形態と同様、転写ローラ33上に残留したトナ
ーはカウンターブレード71の先端に当たり、転写ロー
ラ33上から掻き取られる。そして、トレールブレード
73は、先端が転写ローラ33の回転方向と同方向に突
き出して接しているため、トナーは掻き取られずにトレ
ールブレード73の先端によって転写ローラ33上に押
し当てられる形になる。トレールブレード73の先端は
均一な力で転写ロ−ラ33に押し当てられているため、
トナーを転写ローラ33上に均一に分散させることがで
きる。 (実験例2)カウンターブレード71の1条件に対し
て、トレールブレード73の突き出し長さc及びトレー
ルブレード73の取付角度dを変化させ、そのときのF
D値を測定した結果を表2及び図5に示す。
【0027】
【表2】
【0028】ここでは、カウンターブレード71とし
て、厚さ0.13mmのものを使用し、転写ローラ33
の中心とカウンターブレード71の先端との距離aを
8.0mmに、突き出し長さbを5mmに設定した転写
ローラ用クリーニング装置70を用いている。そして、
トレールブレード73の突き出し長さを2〜8mmの間
で1mm刻みで7点設定し、トレールブレード73の取
付角度dを10°、15°、20°の3通りに設定す
る。取付角度とは転写ローラ33の中心から第2取付部
材に下ろした垂線とトレールブレード73のなす角をい
う。そして、FD値の測定は、実験例1と同様、用紙の
搬送方向先端から2〜3cmの点及び10cm付近の点で
それぞれ3点づつ計6点について行い、1つの条件につ
き3枚の用紙で測定し、計18点のFD値の測定を行
う。表中に示されるFD値は18点の平均値である。な
お、トレールブレード73の取付角度dが15°及び2
0°の場合は、トレールブレード73の突き出し長さc
が2〜3mmでの測定は行っていない。そして、それぞ
れの点におけるFD値をトレールブレード73をつけな
い場合のFD値と比較する。この結果、トレールブレー
ド73をつけた場合はほぼすべての点でトレールブレー
ド73をつけない場合よりもFD値が小さくなることが
わかった。したがって、トレールブレード73をカウン
ターブレード71と併用することにより、用紙の裏汚れ
を抑えることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明では、転写ローラに残留したトナ
ーを効果的に除去することができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明一実施形態が採用される複写機を示す縦
断面概略図。
【0032】
【図2】前記複写機のクリーニング装置の一実施形態を
示す縦断面図。
【0033】
【図3】実験例1の測定結果を示す図。
【0034】
【図4】前記クリーニング装置の別の実施形態を示す縦
断面図。
【0035】
【図5】実験例2の測定結果を示す図。
【0036】
【符号の説明】
1 複写機 10 本体 33 転写ローラ 70 クリーニング装置 71 カウンターブレード 71a 先端部 71b 基端部 72 第1取付部材 73 トレールブレード 73a 先端部 73b 基端部 74 第2取付部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置内の転写ローラ表面に残留し
    たトナーを掻き取るための転写ローラ用クリーニング装
    置であって、 前記転写ローラの回転方向と対向して前記転写ローラ表
    面に先端部が前記転写ローラ幅方向にわたり当接するカ
    ウンターブレードと、 前記転写ローラの軸方向に沿って配置されるとともに前
    記カウンターブレードの基端部が固定される第1取付部
    材とを備え、 前記カウンターブレードの先端部は、前記第1取付部材
    の前記転写ローラ側の端から前記転写ローラ側に4.2
    5〜5.75mm突出して設けられている、画像形成装
    置の転写ローラ用クリーニング装置。
  2. 【請求項2】前記転写ローラの回転方向と同方向に前記
    転写ローラ表面に先端部が前記転写ローラ幅方向にわた
    り当接するトレールブレードと、 前記転写ローラの軸方向に沿って配置されるとともに前
    記トレールブレードの基端部が固定される第2取付部材
    とをさらに備え、 前記第2取付部材は前記第1取付部材に固定されてい
    る、請求項1に記載の画像形成装置の転写ローラ用クリ
    ーニング装置。
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