JP2000047320A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2000047320A
JP2000047320A JP10211140A JP21114098A JP2000047320A JP 2000047320 A JP2000047320 A JP 2000047320A JP 10211140 A JP10211140 A JP 10211140A JP 21114098 A JP21114098 A JP 21114098A JP 2000047320 A JP2000047320 A JP 2000047320A
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Japan
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image
data
camera
image data
erasing
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Withdrawn
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JP10211140A
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English (en)
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Atsushi Maruyama
淳 丸山
Tetsuo Miyasaka
哲雄 宮坂
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラのメモリ容量が不足して既に記憶されて
いるデータを消去する場合に、他のカートリッジに関わ
るデータを消去することなく、既に記憶されている画像
データが多い場合にもデータの消去操作を容易にするこ
と。 【解決手段】このカメラにあっては、被写体像を銀塩フ
ィルム29に露光する露光動作と、被写体像をエリアセ
ンサ20で撮像する撮像動作とが行われる。そして、上
記エリアセンサ20で撮像された画像の画像データと、
この画像データに対応した撮影情報は、信号処理回路4
0を介して不揮発性メモリ45に記憶される。この不揮
発性メモリ45にて、上記画像データと上記撮影情報と
が、カートリッジ単位で管理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被写体像を電気
信号に変換するための電子撮像素子を有する電子撮像装
置と、被写体像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装置
の両者の機能を有する銀塩撮影及び電子撮像兼用のカメ
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体像を電気信号に変換す
るための撮像素子を有する電子撮像装置と、被写体像を
銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装置の両方の機能を有
するカメラが開発されている。
【0003】そして、例えば特開昭61−215538
号公報や特開平1−114169号公報には、銀塩フィ
ルムに被写体像を露光すると同時に、電子撮像素子によ
って光電変換された被写体像をメモリに記憶する銀塩撮
影及び電子撮像兼用カメラの技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開昭61−215538号公報や特開平1−114
169号公報には、具体的にメモリ内での画像データの
管理方法については言及されていない。
【0005】例えば、カメラのメモリ容量が不足した時
には、既に記憶されているデータを消去することが考え
られる。しかしながら、メモリ内のデータを一括消去す
ると、他のカートリッジに関わるデータを消去してしま
い、非常に不便である。また、メモリ内のデータを1駒
ずつ消去するのは、既に記憶されている画像データが多
い場合、操作が非常に面倒であるという課題を有してい
る。
【0006】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
であり、電子撮像装置と銀塩撮影装置の両方の機能を有
するカメラに於いて、該カメラのメモリ容量が不足して
既に記憶されているデータを消去する場合に、他のカー
トリッジに関わるデータを消去することなく、既に記憶
されている画像データが多い場合にもデータの消去操作
が容易なカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、被
写体像を銀塩フィルムに露光する露光動作と被写体像を
撮像素子で撮像する撮像動作と行うカメラに於いて、上
記撮像素子で撮像した画像の画像データとこの画像デー
タに対応した撮影情報とを記憶する記憶手段を具備し、
上記記憶手段は、上記画像データと上記撮影情報とをカ
ートリッジ単位で管理することを特徴とする。
【0008】この発明のカメラにあっては、被写体像を
銀塩フィルムに露光する露光動作と、被写体像を撮像素
子で撮像する撮像動作とが行われる。そして、上記撮像
素子で撮像された画像の画像データと、この画像データ
に対応した撮影情報は、記憶手段に記憶される。この記
憶手段では、上記画像データと上記撮影情報とが、カー
トリッジ単位で管理される。
【0009】この発明は、被写体像を電気信号に変換す
るための電子撮像素子を有する電子撮像装置と、被写体
像を銀塩フィルムに写し込む銀塩撮影装置の両方の機能
を有するカメラに於いて、メモリに記憶された画像デー
タや、その画像データに関わる撮影情報をカートリッジ
単位で管理し、該カートリッジ単位で管理データを表示
したり、カートリッジ単位でデータを消去することを可
能とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図2は、この発明のカメラの一
実施の形態を示すカメラの外観斜視図である。図2に於
いて、カメラ本体1の上部には、パワースイッチ2と、
カメラ本体1から突出する位置と収納される位置とに移
動可能なストロボ(図2は収納状態が示されている)3
と、2段式のレリーズ釦(レリーズスイッチ)4が、設
けられている。そして、カメラ本体1の背面部には、フ
ァインダ5と、内蔵された電子撮像素子によって撮像さ
れた電子画像をモニタするカラーLCD装置6が配置さ
れている。
【0011】上記カラーLCD装置6は、表示手段であ
るLCDモニタ7と、後述する画像データ消去モードと
撮像した電子画像をLCDモニタ7で表示可能なモニタ
モードに切換える設定手段としてのモード切換え釦8
と、選択されたカートリッジの管理データを消去する消
去手段としての消去釦9とで構成されている。
【0012】また、カメラ本体1の背面部には、上記モ
ード切換え釦8によって画像データ消去モードが選択さ
れた際は消去するカートリッジの管理データを選択し、
モード切換え釦8によってモニタモードが選択された際
は記憶された電子画像を選択してモニタに表示を行う機
能を有する、選択手段である電子ダイアル10が設けら
れている。
【0013】一方、カメラ本体1の前面部、すなわちカ
ラーLCD装置6と反対側には、ズームアップ・ダウン
操作釦11を有するレンズ鏡筒12が設けられている。
図1は、この発明のカメラの一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【0014】図1に於いて、被写体像を結像させるため
の撮影レンズは、正レンズ15と絞り機構17を挟んで
負レンズ16により構成される。すなわち、上記絞り機
構17は撮影レンズ中に配置される。
【0015】上記負レンズ16の後方にはハーフミラー
18が設けられており、該ハーフミラー18で反射され
た被写体光の一部は、結像レンズ系19を介してエリア
センサ20に結像される。尚、上記ハーフミラーの代わ
りに、プリズムやビームスプリッタを使用しても良い。
【0016】更に、ハーフミラー18の後方には、ほぼ
中央部分がハーフミラーとなっている可動ミラー21が
設けられている。そして、この可動ミラー21の反射光
路上には、焦点板22、ペンタプリズム23及びファイ
ンダ接眼光学系24が配置されている。被写体のモニタ
用としてLCDモニタ7に加えて上述の光学ファインダ
を設けている理由は、カメラ操作者が、LCDモニタ7
を見ながら撮影を行うよりも、光学ファインダを覗きな
がら撮影を行った方が、カメラのホールディング性能が
向上し、手ぶれを起こし難いからである。
【0017】そして、この可動ミラー21の中央背面部
分には、下方に被写体光を反射するようにサブミラー2
5が設けられている。このサブミラー25の反射光軸方
向であって、図面垂直方向に、2つの光学系からなる、
2像分離のためのセパレータ光学系26が配置されてい
る。
【0018】このセパレータ光学系26による被写体像
の結像位置には、ラインセンサ27が配置されている。
上記サブミラー18、セパレータ光学系26、ラインセ
ンサ27等によって、公知の位相差法による焦点検出装
置が構成されており、後述するCPU46はラインセン
サ駆動回路37を介して入力した信号に基いて、2像の
間隔を求め、合焦位置に駆動するための撮影レンズの駆
動量を演算する。
【0019】上記可動ミラー21の後方には、シャッタ
28が配設されている。そして、このシャッタ28の後
方に、銀塩フィルム(以下、単にフィルムと記す)29
及び該フィルム29に形成されている図示されない磁気
記録層に当接してデータの記録/再生を行う磁気ヘッド
30が設けられている。
【0020】上記撮影レンズの各レンズ15、16に
は、ピント調節動作用及びズーミング動作用の駆動源を
制御するズーム・ピント駆動回路33が設けられてお
り、絞り機構17には絞り駆動回路34が設けられてい
る。上記ズーム・ピント駆動回路33には、上記各レン
ズの移動に応じて信号を発生する図示されないエンコー
ダが含まれており、後述するCPU46によって、上記
演算された駆動量とエンコーダ出力とに基いてピント調
節が行われる。
【0021】また、上記エリアセンサ20はエリアセン
サ駆動回路35により駆動され、可動ミラー21はミラ
ー駆動回路36によって駆動される。同様に、ラインセ
ンサ27はラインセンサ駆動回路37により駆動され、
シャッタ28はシャッタ駆動回路38によって駆動され
る。
【0022】また、上記ズーム・ピント駆動回路33、
絞り駆動回路34、エリアセンサ駆動回路35、ミラー
駆動回路36、ラインセンサ駆動回路37及びシャッタ
駆動回路38は、揮発性メモリ39及び信号処理回路4
0と共に、データバス41によって互いに接続される。
更に、1駒の撮影が終了するとフィルム1の巻上げ動作
を行うフィルム駆動回路42、磁気ヘッド30を駆動す
る磁気ヘッド駆動回路43、ストロボ回路44、不揮発
性メモリ45、スイッチ入力回路47が、データバス4
1によって、CPU46に接続されている。これらの駆
動回路の動作は、CPU46により統括して制御されて
いる。
【0023】上記磁気ヘッド40による磁気記録は、フ
ィルム29の巻上げ動作中に実行される。また、上記ス
トロボ回路44は、被写体照明用のもので、被写体輝度
が所定輝度より低いとCPU46により判断された場合
に、補助光として動作される。
【0024】上記エリアセンサ20はエリアセンサ駆動
回路35によって制御されるもので、結像された被写体
像はアナログ映像信号に変換されて、信号処理回路40
に出力される。この信号処理回路40では、上記アナロ
グ信号処理信号のデジタル信号への変換を含む所定の信
号処理が行われる。この信号処理回路40は、揮発性メ
モリ39及びLCDモニタ7に接続されると共に、デー
タバス41を介して不揮発性メモリ45等に接続されて
いる。
【0025】上記信号処理回路40は、上記処理済み信
号を、揮発性メモリ39及び不揮発性メモリ45に転送
する。揮発性メモリ39に記憶された電子画像は、LC
Dモニタ7に表示される。
【0026】不揮発性メモリ45は、カメラ本体1に対
して着脱自在の記憶手段である。この不揮発性メモリ4
5は、例えばEEPROM等で構成されるもので、電気
的に書換えが可能で、カメラ本体の電源がオフしても電
子画像の記憶が保持されるので、電子画像の記録に用い
られる。また、エリアセンサ20のアナログ信号を利用
して被写体の輝度が計測され、このアナログ信号は、信
号処理回路40によってデジタル化された後、データバ
ス41を介してCPU46に送信される。
【0027】上記撮影レンズの各レンズ15、16を制
御するズーム・ピント駆動回路33は、上記各レンズの
移動に応じて信号を発生する図示しないエンコーダを有
し、上記CPU46は、上記演算された駆動量とエンコ
ーダとに基いてピント調節を行う。
【0028】上記可動ミラー21が上昇して、シャッタ
28が開放状態となると、フィルム29上に被写体像が
形成され、露光される。尚、信号処理回路40から出力
される被写体輝度値、図示されないフィルム感度検出回
路によって検出されたフィルム感度に基いて、適正露光
の得られる絞り機構17の絞り値及びシャッタ速度がC
PU46で演算される。そして、上記シャッタ28は、
この演算されたシャッタ速度で駆動制御される。
【0029】更に、スイッチ入力回路47は、図示され
ない操作スイッチや、機構系動作の検出スイッチ等の複
数のスイッチから構成される。図3は、モード切換え釦
9の押圧によって画像データ消去モードが選択された際
に、LCDモニタ7に表示される管理データの例を示し
た図である。
【0030】図3に於いて、データ51の“Film
No.”は、カメラ本体1に装填されて撮影が行われた
カートリッジの本数を示しており、表示例では101本
目である。データ52の“Id”は、いわゆるIDコー
ドを示している。このIDコードとは、カートリッジを
識別するために付与される番号のことであり、表示例で
は795295である。
【0031】データ53の“Date 1st”はデー
タ51の“Film No”で示される101本目のカ
ートリッジの1駒目が撮影された日時を示しており、表
示例では1998年2月20日である。データ54の
“Date Last”はデータ51の“Film N
o”の101本目のカートリッジの最終駒(フィルムを
巻戻す直前の撮影駒)が撮影された日時を示しており、
表示例は1998年10月22日である。尚、上記デー
タ53の“Date 1st”、データ54の”Dat
e Last”は共に、年月日ではなく時分や分秒を表
示しても良いし、また年月日の順番を変えて月日年、日
月年と表示するものであっても良く、更にそれらが切換
えられるようにしても良い。
【0032】また、データ55の“Exposure”
は、データ51の“Film No”の101本目のカ
ートリッジの最終駒数(フィルムを巻戻す直前の撮影
駒)を示しており、表示例では21駒目を撮影後に巻戻
されている。尚、データ55の“Exposure”
は、カートリッジの最大撮影可能枚数を示しても良いも
ので、例えば135mmフォーマットフィルムならば、
12枚撮り・24枚撮り・36枚撮り、IX240フォ
ーマットフィルムならば、15枚撮り・25枚撮り・4
0枚撮り等である。
【0033】図4は、カートリッジの管理データが不揮
発性メモリ45に格納される際の管理単位を示した図で
ある。そして、格納されるデータ56〜60は管理デー
タを構成するもので、図3のLCDモニタ7の表示内容
として示されるデータ51〜55と同様である。
【0034】図5は、各撮影駒の管理データが不揮発性
メモリ45に格納される際の管理単位を示した図であ
る。データ61は図4のデータ56と同様である。ま
た、データ62の“Flame No.”はカートリッ
ジの何駒目かを示すデータ、データ63の“Date”
はその撮影駒を撮影した日時を示すデータ、そしてデー
タ64“Picture Data”は撮影駒に対応す
る電子画像データである。
【0035】尚、データ61の“Film No.”は
カートリッジ番号を表しており、図4の管理データとデ
ータ61〜63は、撮影情報を表している。図5から明
らかなように、各撮影駒の管理データには、データ61
の“Film No”が存在するため、1つのカートリ
ッジに関わる各撮影駒の管理データは容易に検索可能で
ある。
【0036】次に、図6のフローチャートを参照して、
同実施の形態に於ける銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ
の撮影動作を説明する。先ず、レリーズ釦4が押下され
て図示されない第1レリーズスイッチがオンされると、
メインルーチン(図示せず)から図6のサブルーチン
「撮影」がコールされる。尚、このカメラのレリーズス
イッチは、上述したように、2段構成の押圧釦式のレリ
ーズ釦であり、順に第1レリーズ、第2レリーズと称す
る。
【0037】そして、このサブルーチン「撮影」に入る
と、ステップS1にて、エリアセンサ20からの出力に
基いて、被写体の輝度が計測される。次いで、ステップ
S2にて、ピント調節が行われる。このピント調節は、
ラインセンサ26の出力信号に基いて、2像の間隔より
撮影レンズの合焦位置までの駆動量が演算され、撮影レ
ンズの駆動が行われる。この時、撮影レンズの基準位置
(例えば無限遠位置)からのエンコーダパルス信号数に
基いて、被写体までの絶対距離も算出される。
【0038】次に、ステップS3にて、エリアセンサ2
0からイメージ信号が取込まれる。そして、ステップS
4では、信号処理回路40にて、取込まれたイメージ信
号に対して所定の信号処理が行われ、デジタルデータ化
された電子画像に変換された後、揮発性メモリ39に記
憶される。
【0039】ステップS5でLCDモニタ7に電子画像
が表示されると、続くステップS6に於いて、第2レリ
ーズスイッチがオンされているか否かが判断される。こ
こで、第2レリーズスイッチがオンされていない場合
は、ステップS7に移行する。一方、第2レリーズスイ
ッチがオンされている場合は、ステップS8以降の銀塩
撮影装置の露出シーケンスと電子撮像装置の撮像シーケ
ンスに移行する。
【0040】ステップS7では、第1レリーズスイッチ
がオンされているか否かが判断される。ここで、第1レ
リーズスイッチがオンされていない場合は、このサブル
ーチン「撮影」を終了してメインルーチンにリターンす
る。一方、第1レリーズスイッチがオンされている場合
は、上記ステップS3〜S7が繰返される。
【0041】ステップS8では、上記ステップS1で計
測された測光値と、図示されないフィルム感度検出回路
によって検出されたフィルム感度に基いて、銀塩フィル
ムで露出が行われる場合に、銀塩撮影装置で適正露光を
得るためのシャッタ速度と絞り値が演算される。次い
で、ステップS9にて、上記ステップS1で計測された
測光値から、エリアセンサ20で撮像を行う際の撮像時
間が決定される。
【0042】ステップS10にて、上記ステップS8で
算出された絞り値で絞り機構17の絞り込みが行われる
と、続くステップS11にて、ミラー駆動回路36によ
って可動ミラー21が上方に退避される。そして、ステ
ップS12にて、上記ステップS8で算出されたシャッ
タ速度値になるように、シャッタ駆動回路38によって
シャッタ28が制御されて、フィルム29に被写体像の
露光が行われると同時にエリアセンサ20から電子画像
が取込まれる。
【0043】ステップS13及びステップS14では、
上述したステップS4及びS5と同様に、エリアセンサ
20から信号処理回路40にイメージ信号が取込まれ、
この取込まれたイメージ信号に対して所定の信号処理が
行われ、デジタルデータ化された電子画像に変換された
後、揮発性メモリ39に記憶される。
【0044】ステップS15では、退避されていた可動
ミラー21が元の位置に復帰される。次いで、ステップ
S16にて、絞り初期位置(通常は開放絞り値)に駆動
される。更に、ステップS17では、フィルム駆動回路
42によって、フイルム29が1駒分巻上げられ、この
際、磁気ヘッド30によって情報がフィルム29上の磁
気記録媒体に磁気記録される。
【0045】最後に、ステップS18で、揮発性メモリ
39に記憶されたデータが、データバス41を介して、
不揮発性メモリ45に転送・記憶される。そして、図示
されないメインルーチンにリターンする。
【0046】次に、モード切換え釦8、消去釦9及び電
子ダイアル10が操作された時の処理動作について、図
7のフローチャートを参照して説明する。上記モード切
換え釦8、消去釦9及び電子ダイアル10の操作の何れ
かが行われると、図示されないメインルーチンから定期
的に操作スイッチ処理サブルーチンがコールされる。
【0047】先ず、ステップS21に於いて、モード切
換え釦8が押されたか否かが判断される。ここで、モー
ド切換え釦8が押されたと判断された場合はステップS
22に移行し、押されていない場合はステップS23に
移行して以降の処理が行われる。
【0048】ステップS22では、モニタモードと消去
モードの切換えが行われる。現在がモニタモードならば
消去モードへ、一方、現在が消去モードならばモニタモ
ードへ、それぞれ切換えられる。その後、ステップS2
3へ移行する。
【0049】ステップS23では、電子ダイアル10が
回動されたか否かが判断される。ここで、回動されたと
判断された場合はステップS24へ移行し、回動されて
いないと判断された場合はステップS27へ移行する。
【0050】ステップS24では、消去モードに設定さ
れているか否かが判断される。ここで、消去モードに設
定されている場合はステップS25の処理が、またモニ
タモードに設定されている場合はステップS26の処理
が行われる。
【0051】ステップS25では、図3に示されたLC
Dモニタ7の表示画面がスクロールされる。そして、電
子ダイアル10の回動方向によって、Film No.
=101の前後の管理データが不揮発性メモリ45から
読出されて、LCDモニタ7に表示される。
【0052】また、ステップS26では、撮像されて不
揮発性メモリ45に記憶された電子画像が読出されて表
示される。そして、ステップS27に於いて、消去釦9
が押されたか否かが判断される。消去釦9が押された場
合はステップS28へ移行し、押されていない場合はこ
のサブルーチンを抜け、図示されないメインルーチンに
リターンする。
【0053】ステップS28では、消去モードに設定さ
れているか否かが判断される。ここで、消去モードに設
定されている場合はステップS29の処理が実行され
る。一方、モニタモードに設定されている場合は、消去
釦9の操作を無視して、図示されないメインルーチンに
リターンする。モニタモードに設定された状態で、消去
釦9が操作されても無視することによって、カメラ操作
者が誤って消去してしまうことを防止する効果がある。
【0054】ステップS29では、後述する検索消去サ
ブルーチンが実行されることによって、現在LCDモニ
タ7に表示されているカートリッジに関わる撮影駒管理
データが消去される。
【0055】次に、図8のフローチャートを参照して、
サブルーチン「検索消去」の動作について説明する。先
ず、ステップS31にてカウンタNにデータ1がセット
されると、続くステップS32にて、現在LCDモニタ
7に表示されているFilm No.のカートリッジに
対応する撮影駒の中で、Flame No.がNに対応
する撮影駒管理データが、不揮発性メモリ45から検索
される。
【0056】ステップS33では、上記ステップS32
に於いて検索された撮影駒管理データが不揮発性メモリ
45から消去される。そして、ステップS34に於い
て、カウンタNの内容が、撮影された枚数Exposu
reに達したか否かが判断される。ここで、カウンタN
の内容が撮影された枚数Exposureに達した場合
はステップS36へ移行し、達していない場合はステッ
プS35へ移行する。
【0057】ステップS35では、カウンタNの値がイ
ンクリメントされる。その後、上記ステップS32に戻
る。一方、ステップS36では、現在のFilm N
o.に対応する撮影駒管理データが消去されたので、現
在のカートリッジ管理データに、消去完了情報が書込ま
れる。そして、ステップS37にて、現在LCDモニタ
7に表示されているカートリッジ管理データに対応する
全ての撮影駒管理データが消去されたことが表示され
て、図示されないメインルーチンにリターンする。
【0058】このように、上述した実施の形態によれ
ば、被写体像を電気信号に変換するための電子撮像素子
を有する電子撮像装置と、被写体像を銀塩フィルムに写
し込む銀塩撮影装置の両方の機能を有するカメラに於い
て、メモリに記憶された画像データや、その画像データ
に関わる撮影情報をカートリッジ単位で管理し、カート
リッジ単位で管理データを表示したり、カートリッジ単
位でデータを消去することができるので、不用意にメモ
リ内のデータを一括消去してしまったり、メモリ内のデ
ータを1駒ずつ消去する煩雑さを防止することができ
る。
【0059】尚、この発明の上記実施態様によれば、以
下の如き構成を得ることができる。 (1) 被写体像を電気信号に変換するための電子撮像
素子を有する電子撮像装置と、この電子撮像装置から出
力されたイメージ信号を基に表示するモニタ手段と、被
写体像を銀塩フィルムに露光する銀塩撮影装置と、この
電子撮像装置で撮像された画像の画像データや、撮影情
報等を記憶する記憶手段とを有し、上記記憶手段は、画
像データとその画像に関わる撮影情報をカートリッジ単
位で管理することを特徴とする銀塩撮影及び電子撮像兼
用カメラ。
【0060】(2) 上記記憶手段に記憶されたカート
リッジ毎の管理データを上記モニタ手段に表示すること
を特徴とする上記(1)に記載の銀塩撮影及び電子撮像
兼用カメラ。
【0061】(3) 上記記憶手段に記憶された画像デ
ータとその画像データに関わる撮影情報を、カートリッ
ジ単位で消去可能とすることを特徴とする上記(1)に
記載の銀塩撮影及び電子撮像兼用カメラ。
【0062】(4) 被写体像を銀塩フィルムに露光す
る露光動作と被写体像を撮像素子で撮像する撮像動作と
を有するカメラに於いて、少なくとも上記撮像素子で撮
像した画像の画像データとこの画像データに対応するカ
ートリッジ番号を含む撮影情報とを記憶する記憶手段
と、上記カートリッジ番号を選択する選択手段と、同一
のカートリッジ番号が付加された画像データと上記撮影
情報とを全て消去する消去手段とを具備し、上記選択手
段で消去したいカートリッジ番号を選択し、上記消去手
段でこのカートリッジ番号が付加されている画像データ
と上記撮影情報を全て消去することを特徴とするカメ
ラ。
【0063】(5) 上記記憶手段に記憶された画像デ
ータと撮影情報とを消去する消去モードに設定する設定
手段を更に具備し、上記消去モードのときには、上記選
択手段で選択したカートリッジ番号が付加されている画
像データと上記撮影情報とを上記消去手段によって全て
消去し、上記消去モード以外のときには、上記消去手段
による消去を禁止することを特徴とする上記(4)に記
載のカメラ。
【0064】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電子撮
像装置と銀塩撮影装置の両方の機能を有するカメラに於
いて、該カメラのメモリ容量が不足して既に記憶されて
いるデータを消去する場合に、他のカートリッジに関わ
るデータを消去することなく、既に記憶されている画像
データが多い場合にもデータの消去操作が容易なカメラ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカメラの一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】この発明のカメラの一実施の形態を示すカメラ
の外観斜視図である。
【図3】モード切換え釦9の押圧によって画像データ消
去モードが選択された際に、LCDモニタ7に表示され
る管理データの例を示した図である。
【図4】カートリッジの管理データが不揮発性メモリ4
5に格納される際の管理単位を示した図である。
【図5】各撮影駒の管理データが不揮発性メモリ45に
格納される際の管理単位を示した図である。
【図6】この発明の一実施の形態に於ける銀塩撮影及び
電子撮像兼用カメラの撮影動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】モード切換え釦8、消去釦9及び電子ダイアル
10が操作された時の処理動作について説明するフロー
チャートである。
【図8】図7のステップS29に於けるサブルーチン
「検索消去」の動作について説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 カメラ本体、 2 パワースイッチ、 3 ストロボ、 4 レリーズ釦、 5 ファインダ、 6 カラーLCD装置、 7 LCDモニタ、 8 モード切換え釦、 9 消去釦、 10 電子ダイアル、 11 ズームアップ・ダウン操作釦、 12 レンズ鏡筒、 15 正レンズ、 16 負レンズ、 17 絞り機構、 18 ハーフミラー、 19 結像レンズ系、 20 エリアセンサ、 21 可動ミラー、 22 焦点板、 23 ペンタプリズム、 24 ファインダ接眼光学系、 25 サブミラー、 26 セパレータ光学系、 27 ラインセンサ、 28 シャッタ、 29銀塩フィルム、 30 磁気ヘッド、 33 ズーム・ピント駆動回路、 34 絞り駆動回路、 35 エリアセンサ駆動回路、 36 ミラー駆動回路、 37 ラインセンサ駆動回路、 38 シャッタ駆動回路、 41 データバス、 42 フィルム駆動回路、 43 磁気ヘッド駆動回路、 44 ストロボ回路、 45 不揮発性メモリ、 46 CPU、 47 スイッチ入力回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 FB01 FB51 GA58 HA11 JA09 2H100 CC06 FF06 FF07 2H103 BA05 ZA14 ZA41 ZA55 5C022 AA11 AA13 AC03 AC12 AC18 AC42 AC69

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を銀塩フィルムに露光する露光
    動作と被写体像を撮像素子で撮像する撮像動作と行うカ
    メラに於いて、 上記撮像素子で撮像した画像の画像データとこの画像デ
    ータに対応した撮影情報とを記憶する記憶手段を具備
    し、 上記記憶手段は、上記画像データと上記撮影情報とをカ
    ートリッジ単位で管理することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記被写体像を撮像素子で撮像した撮像
    画像を表示する表示手段を更に具備し、 上記記憶手段に記憶されたカートリッジ毎の管理データ
    を上記表示手段に表示することを特徴とする請求項1に
    記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段に記憶された上記画像デー
    タと上記撮影情報とを、カートリッジ単位で消去する消
    去手段を更に具備することを特徴とする請求項1若しく
    は2に記載のカメラ。
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