JP2000047153A - 眼鏡の視野体験装置、眼鏡の視野体験方法及び記録媒体 - Google Patents

眼鏡の視野体験装置、眼鏡の視野体験方法及び記録媒体

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JP2000047153A JP10212981A JP21298198A JP2000047153A JP 2000047153 A JP2000047153 A JP 2000047153A JP 10212981 A JP10212981 A JP 10212981A JP 21298198 A JP21298198 A JP 21298198A JP 2000047153 A JP2000047153 A JP 2000047153A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 眼鏡を掛けて見たときの視野画像、特に頭を
動かしたときの揺れを体験することができる視野画像を
表示することができる眼鏡の視野体験装置、方法、記録
媒体を提供する。 【解決手段】 眼鏡を掛けて見たときの視野画像を表示
できる眼鏡の視野体験装置、方法において、視野画像
を、眼鏡を掛けた顔の角度を変更したときの視野方向の
変化に伴い変化する画像にレンズの歪曲収差を加えた歪
み画像とする。この方法のプログラムを記録した記録媒
体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡を掛けて見た
ときの視野画像を表示する技術に関し、特に、眼鏡を掛
けた顔を動かしたときに感じる揺れを体験できる眼鏡の
視野体験装置、眼鏡の視野体験方法及び記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】眼鏡を購入するときは、ユーザーが眼鏡
レンズと眼鏡フレームを選択し、これらが組み合わされ
たものが納入される。眼鏡レンズを選択するときは、眼
鏡店にサンプルとして用意されているレンズを装着して
見え方をチェックし、店員の説明などを聞きながら自分
に適していると思われるものを選択する。そして、別途
選択された眼鏡フレームに、選択した眼鏡レンズが装着
された眼鏡が作られてユーザーに納品される。
【0003】従来は、このようにしてユーザーが自分に
適していると思われるレンズを実際に装着してから購入
するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フレー
ムにレンズが装着された眼鏡を掛けたときに視野がどの
様に見えるかは、実際に納品された眼鏡を掛けてみるま
では判らない。店にサンプルで用意されている眼鏡レン
ズは数が限られており、サンプルとして用意されていな
い種類のレンズ、あるいは、サンプルとして用意された
レンズの中間的な性質を持つレンズなどがユーザーに適
していると判断した湯合には、実際に納品された眼鏡を
掛けて見るまでは、その眼鏡の特性は実際には判らな
い。
【0005】特に、距離の遠い物体を見るのに適した遠
用部と、距離の近い物体を見るのに適した近用部と、こ
れらの間で屈折力が徐々に変化する中間部とを備えた累
進多焦点レンズを選択する場合は、遠用および近用の度
数、さらに、遠用あるいは近用のいずれを重視するかな
どによって累進面の性質が異なる。そのため、累進多焦
点レンズの種類は膨大であり、店に用意されている少数
のサンプルを掛けてみただけではユーザーに適したレン
ズの視野がどのように見えるかは判らない。
【0006】また、眼鏡店の店員でも、実際に累進レン
ズを使用した経験の無いユーザーに対しては、その視野
の状態を言葉で説明することは困難である。さらに、眼
鏡レンズの処方は、球面度数、乱視度数、乱視軸方向、
累進レンズでは加入度などがあり、これらが異なると見
え方が様々に変化する。このため、サンプルや店員の説
明だけでは視野の様子を全て把握することは不可能であ
る。
【0007】特に、累進多焦点レンズは、遠用部と近用
部とでレンズの度数が加入度分だけ異なるため、像の倍
率が異なる。それを中間部で滑らかにつなぐ結果、歪曲
収差が生じる。そのため、物が歪んで見える結果、頭を
動かしたときに揺れを感じるという問題がある。この揺
れを言葉で説明するのは不可能である。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、累進多焦点レンズのように距離毎に特性が異なる眼
鏡レンズを用いたときの見え方を事前に把握して、自分
に適した眼鏡レンズを選択し、快適な視野が得られるよ
うにするために、眼鏡を掛けて見たときの視野画像、特
に頭を動かしたときの揺れを体験することができる視野
画像を表示することができる眼鏡の視野体験装置を提供
することを目的とする。
【0009】また、本発明は、眼鏡を掛けて見たときの
視野画像、特に頭を動かしたときの揺れを体験すること
ができる視野画像を表示することができる眼鏡の視野体
験方法を提供することを目的とする。
【0010】更に、本発明は、かかる視野体験方法をコ
ンピュータに実現させることができるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、特に、レンズの歪曲収差が原因で生じる
顔を振ったときに感じる揺れをユーザーに体験してもら
うために、顔を振ったときに見える動く画像にレンズの
歪曲収差を加えたものである。
【0012】即ち、このような揺れは、静止画像をユー
ザーに見せただけでは、十分にわかってもらうことがで
きず、動く画像で、かつレンズの歪曲収差を加えた画像
とすることにより、ユーザーに累進多焦点レンズ特有の
揺れを体験してもらうことが可能となった。
【0013】この場合、ユーザーの頭の動きを検出し
て、その頭の動きに伴う視野の変化の画像を用いると、
ユーザーが自分で頭を振って揺れを体験することができ
るので、揺れをより現実に近い状態で体験することがで
きる。
【0014】従って、請求項1記載の眼鏡の視野体験装
置は、眼鏡を掛けて見たときの視野画像を表示できる眼
鏡の視野体験装置において、前記視野画像が、前記眼鏡
を掛けた顔の角度を変更したときの視野方向の変化に伴
い変化する画像にレンズの歪曲収差を加えた歪み画像で
あることを特徴とする。
【0015】請求項2記載の眼鏡の視野体験装置は、請
求項1記載の眼鏡の視野体験装置において、前記歪み画
像が、ユーザーの実際の頭の動きの方向及び速度を検出
し、これに応じた視野方向の変化に伴い変化する画像で
あることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の眼鏡の視野体験方法は、眼
鏡を掛けて見たときの視野画像を表示できる眼鏡の視野
体験方法において、前記視野画像が、前記眼鏡を掛けた
顔の角度を変更したときの視野方向の変化に伴い変化す
る画像にレンズの歪曲収差を加えた歪み画像であること
を特徴とする。
【0017】請求項4記載の眼鏡の視野体験方法は、請
求項3記載の眼鏡の視野体験方法において、前記歪み画
像が、ユーザーの実際の頭の動きの方向及び速度を検出
し、これに応じた視野方向の変化に伴い変化する画像で
あることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の記録媒体は、眼鏡を掛けた
顔の角度を変更したときの視野方向の変化に伴い変化す
る画像にレンズの歪曲収差を加えた歪み画像を表示でき
る眼鏡の視野体験方法をコンピュータに実現させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
【0019】請求項6記載の記録媒体は、請求項5記載
の記録媒体において、前記歪み画像が、ユーザーの実際
の頭の動きの方向及び速度を検出し、これに応じた視野
方向の変化に伴い変化する画像であることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に限定される
ものではない。
【0021】図1に、本発明の眼鏡の視野体験装置の装
置構成の一例を示す。本発明の視野体験装置1は、パー
ソナルコンピュータ(パソコン)10を中心に構成され
ており、視野画像を表示可能な画像表示装置としてCR
T21およびヘッドマウントディスプレイ(HMD)2
2が用意されている。また、情報入力装置としてはキー
ボード23が用意され、画像入力装置としてCCDカメ
ラ24が用意されている。また、画像あるいはその他の
情報を記憶可能な記憶装置としては、ハードディスク2
5及びCD−ROMドライブ26が用意されており、コ
ンパクトディスク(CD)27に記憶された画像情報あ
るいはプログラムなどを利用できるようになっている。
【0022】また、情報入力手段として、ヘッドマウン
トディスプレー22に付属して、頭部の動きを検知する
ヘッドモーションセンサ28が設けられている。
【0023】さらに、本例のパソコン10は、インター
ネット等のネットワークに接続できるようになってお
り、ネットワークを介して画像情報あるいはソフトウェ
アなどの情報を授受できるようになっている。
【0024】図2に、本発明の視野体験装置1の機能構
成のブロック図を示す。視野体験装置1の中核であるパ
ソコン10は、まず、キーボード23から視野体験装置
1を操作する命令を受け付けるとともに、眼鏡の種類、
画像の種類などの選択命令を受け付け可能な選択入力部
11と、CCDカメラ24から表示する物体の画像デー
タの入力可能な画像入力部12とを備えており、これら
の入力されたデータに従って物体までの距離に対応する
視野画像を選択または生成して出力可能な画像処理部1
3を備えている。また、眼鏡の視野体験方法のプログラ
ム等のソフトウェア、画像情報、および選択して表示可
能な視野画像などを記憶可能な記憶部14を備えてお
り、この内容は、CD−ROM27あるいは、通信機能
15を通じてインターネット等のネットワークから随時
アップデートすることができる。画像処理部13によっ
て生成または選択された視野画像データは表示出力部1
6からCRT21あるいはHMD22に出力され、表示
される。
【0025】また、ヘッドモーションセンサ28により
ユーザーの頭部の動きを検出した信号は、図示しないイ
ンターフェースに出力され、インターフェースでアナロ
グ信号がデジタル信号に変換され、頭部の動く方向及び
動く速さの情報に変換され、画像処理部13にその情報
が出力される。画像処理部では、ユーザーの頭部の動き
に対応した視野方向の変化に応じて視野画像の動画を作
成、処理し、表示出力部16を介してヘッドマウントデ
ィスプレー22で頭部の動きに対応した視野画像を表示
させる。この場合、ヘッドマウントディスプレー22
で、左右の目にそれぞれ立体カメラの左右のレンズで撮
った画像を表示して、立体画像を体験させることもでき
る。
【0026】これらの各機能は本例のようにパソコン1
0で実現することも可能であるが、パソコン10でブラ
ウザを起動し、インターネットを介して所定のアドレス
のWWWサーバーとコネクションを張り、同等の機能を
パソコン10を経由して提供することも可能であり、W
WWサーバーから多種多様な視野画像の中からユーザー
が所望する適当な視野画像を入手することも可能であ
る。
【0027】また、画像処理に関しても、ネットワーク
を介してホストコンピュータに画像情報を送り、ホスト
コンピュータによって画像処理して、処理された画像を
パソコン10がネットワークを介して受け取って表示す
るようにしてもよい。
【0028】このパソコン10は、眼鏡の視野体験方法
のプログラムを記録したCD−ROM27やフロッピー
ディスクなどの記録媒体からハードディスク25などに
インストールし、記憶部14にインストールしたプログ
ラムを読み込むことにより、眼鏡の視野体験装置として
機能させることができる。
【0029】図3に、本発明の眼鏡の視野体験装置1で
の視野画像を表示する処理の概略のフローチャートを示
してある。予め、ユーザは、ヘッドマウントディスプレ
ー22を装着し、ヘッドモーションセンサ28が頭の頂
点の位置にセットされた状態となっている。
【0030】まず、ステップ51で、視野画像を表示し
たいレンズの種類を選択して入力装置23から入力す
る。
【0031】次に、ステップ52で表示したい画像を選
択する。例えばCCDカメラ24から出力された画像、
予め記憶部14やハードディスク25に格納されている
画像、あるいはネットワークを介して取得する画像等の
中から選択する。
【0032】また、累進多焦点レンズでは、遠用部、中
間部、近用部のいずれを用いるかを選択する。累進多焦
点レンズは、遠用部、中間部、近用部で倍率が異なるの
で、見え方がそれぞれ異なってくる。そのため、これら
のどの部分を用いるかは重要な要素である。遠用部を選
択すると遠くに見える例えば風景の画像、中間部を選択
すると手前に見える例えばテーブルの画像、近用部を選
択すると目の前にある例えば本の画像が選択されること
になる。
【0033】そして、ステップ53で、画像処理部13
が、ハードディスク25あるいはCD−ROM27など
の記録媒体に用意された画像データやプログラムにより
選択した元の画像データを、選択したレンズの歪曲収
差、更にはボケなどの特性に基づいて処理した静止画像
を作成する。
【0034】次に、ステップ54で、画像処理部13か
ら出力された視野画像データを表示出力部16を介して
HMD22に表示し、ユーザーに静止画像を認識しても
らう。これにより、ユーザーは、レンズによる見え方を
知ることができる。
【0035】次に、ステップ54で、ユーザーに頭を適
当に左右方向、あるいは上下方向など自由に動かしても
らう。ユーザーの頭の動きをヘッドモーションセンサ2
8で感知し、インターフェースへその信号を出力し、イ
ンターフェースでは、動きの方向及び速度を検出し、ア
ナログデータをデジタルデータに変換して画像処理部1
3へ出力する。
【0036】次に、このような頭の動きの入力があった
ときは、ステップ53に戻って、画像処理部13では、
頭の動きによる視野方向の変化に対応した画像を例えば
1秒間に数コマから数十コマ生成すると共に、この画像
にレンズの歪曲収差等を加える処理を行い、ステップ5
4で、表示出力部16を介して頭の動きに対応した画像
をHMD22に表示させる。
【0037】ユーザーが揺れを体験した後、他のレンズ
や他の画像を望む場合は次のステップ56からステップ
51に戻ってレンズの選択、画像の選択などを行って上
記の処理を繰り返す。ユーザがそれ以上の画像を望まな
ければ、処理を終える。
【0038】図4に、累進多焦点レンズの歪曲収差を模
式的に示した。この歪曲収差のために、累進多焦点レン
ズでは、物が歪んで見える結果、頭を動かしたときに視
野方向の変化で揺れを感じるという問題がある。頭を動
かしたときに感じる揺れは、静止画像ではわかりにく
い。そのため、本発明では、画像処理部13が、ヘッド
モーションセンサ28で感知した頭の動きに対応した視
野の変化を示す動く画像に、レンズの歪曲収差を加える
処理を行って動きのある歪み画像を表示して、あたか
も、累進多焦点レンズの眼鏡を掛けて顔を振ったときに
感じる揺れを疑似体験するようになっている。
【0039】このフローチャートでは、はじめに静止画
像を認識させてから頭を動かすようにしているが、はじ
めから頭を動かした画像を表示するようにしてもよい。
【0040】本実施形態の眼鏡の視野体験装置は、累進
多焦点レンズ特有の歪曲収差から生じる頭を動かしたと
きに感じる揺れを、頭の動きに対応した視野変化の動き
の歪み画像を表示することで、ユーザーが疑似体験する
ことができる。つまり、ユーザーが、実際に頭をゆっく
りと左右に振ったときや、急に左右に振ったときのレン
ズを通して見える歪みを伴った動く画面、あるいは、縦
に首を振ったときにレンズを通して見える歪みを伴った
動く画面を体験し、これにより、実際に頭を動かしたと
きに感じる揺れを疑似体験することができる。
【0041】そのため、ユーザーは、累進焦点レンズの
特性を十分に理解し、納得した上でレンズを注文するこ
とができる。また、レンズの設計により、揺れの様子が
異なり、ユーザーはいろいろなレンズを疑似体験によっ
て試すことにより、自分の最適のレンズを選択すること
ができるため、ユーザーが満足できる眼鏡レンズを選択
することができる。
【0042】また、眼鏡を提供する側にとっても、ユー
ザーに理解してもらうのが困難な累進多焦点レンズの特
性を説明する手間を省ける。更に、ユーザーが疑似体験
してレンズの特性を知り、満足のいくレンズを選択する
ことができるため、レンズ購入後のクレームが減少する
ことが期待され、クレーム処理のための費用の低減が期
待される。また、眼鏡店に疑似体験システムを構成可能
なパソコンあるいは端末を設置しておけば、膨大な量の
レンズのサンプルを店に揃える必要がないので、店のス
ペースを減らすことが可能になり、コストを低減するこ
とができる。
【0043】上記実施形態では、頭の動きをヘッドモー
ションセンサーで検知して頭の動きに伴う視野画像を作
成していた。しかし、頭の動きは、例えばジョイスティ
ック、あるいは普通のマウス、更にはキーボードなどで
入力することができる。また、頭の動きを入力せずに、
予め頭を動かしたときに眼鏡を通して見える歪みのある
動画を用意しておき、これをユーザーに単に見せるだけ
でもよい。また、画像の表示方法も、上記実施形態では
ヘッドマウントディスプレーで行っていたが、通常のデ
ィスプレーを用いても勿論よい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の眼鏡の視
野体験装置、眼鏡の視野体験方法は、実際に眼鏡レンズ
がなくても、ユーザーに、眼鏡を掛けて見たときの視野
画像を表示し、レンズの歪みの特性を疑似体験してもら
うことにより、頭を動かしたときに感じる揺れをわかっ
てもらい、ユーザーに納得した上で自分に最適の眼鏡レ
ンズを自ら選択してもらうことができる。そのため、ユ
ーザー、販売店、レンズの製造者にとって非常に有用で
ある。
【0045】また、本発明の記録媒体は、かかる視野体
験方法をコンピュータに実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼鏡の視野体験装置のハードウエアの
一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の眼鏡の視野体験装置の機能構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の眼鏡の視野体験装置の画像表示過程を
示すフローチャートである。
【図4】累進多焦点レンズの歪曲収差を模式的に示す概
念図である。
【符号の説明】
1 眼鏡の視野体験装置 10 パソコン 11 選択入力部 12 画像入力部 13 画像処理部 14 記憶部 15 通信機能 16 表示出力部 21 CRT 22 ヘッドマウントディスプレイ 23 キーボード 24 カメラ 25 ハードディスクドライブ 26 CD−ROMドライブ 27 コンパクトディスク 28 ヘッドモーションセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向山 浩行 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 加賀 唯之 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2H006 DA01 DA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡を掛けて見たときの視野画像を表示
    できる眼鏡の視野体験装置において、 前記視野画像が、前記眼鏡を掛けた顔の角度を変更した
    ときの視野方向の変化に伴い変化する画像にレンズの歪
    曲収差を加えた歪み画像であることを特徴とする眼鏡の
    視野体験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の眼鏡の視野体験装置にお
    いて、 前記歪み画像が、ユーザーの実際の頭の動きの方向及び
    速度を検出し、これに応じた視野方向の変化に伴い変化
    する画像であることを特徴とする眼鏡の視野体験装置。
  3. 【請求項3】 眼鏡を掛けて見たときの視野画像を表示
    できる眼鏡の視野体験方法において、 前記視野画像が、前記眼鏡を掛けた顔の角度を変更した
    ときの視野方向の変化に伴い変化する画像にレンズの歪
    曲収差を加えた歪み画像であることを特徴とする眼鏡の
    視野体験方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の眼鏡の視野体験方法にお
    いて、 前記歪み画像が、ユーザーの実際の頭の動きの方向及び
    速度を検出し、これに応じた視野方向の変化に伴い変化
    する画像であることを特徴とする眼鏡の視野体験方法。
  5. 【請求項5】 眼鏡を掛けた顔の角度を変更したときの
    視野方向の変化に伴い変化する画像にレンズの歪曲収差
    を加えた歪み画像を表示できる眼鏡の視野体験方法をコ
    ンピュータに実現させるプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の記録媒体において、 前記歪み画像が、ユーザーの実際の頭の動きの方向及び
    速度を検出し、これに応じた視野方向の変化に伴い変化
    する画像であることを特徴とするコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
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