JP2000045297A - タービン架台の施工方法 - Google Patents

タービン架台の施工方法

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JP2000045297A
JP2000045297A JP10218077A JP21807798A JP2000045297A JP 2000045297 A JP2000045297 A JP 2000045297A JP 10218077 A JP10218077 A JP 10218077A JP 21807798 A JP21807798 A JP 21807798A JP 2000045297 A JP2000045297 A JP 2000045297A
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JP
Japan
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unit
reinforcement
building
column
turbine
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JP10218077A
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Hironori Kunimasa
広範 国正
Kiyoyuki Okabe
清幸 岡部
Takeshi Sugimura
武司 杉村
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体工期の大幅な短縮を図ると共に、高所作
業に携わる期間を短くし、更に作業人員の平準化を図
る。 【解決手段】 符号1は柱筋ユニット、2は梁筋ユニッ
ト、3は梁底型枠ユニット、4は型枠支保工ユニット及
び5は足場ユニットであり、各ユニット1〜5をタービ
ン室(図示せず。)の鉄骨建方工事と並行してクローラ
ークレーン等を用いて組み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電所等のタ
ービン架台の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タービン架台の施工は、タービン
室の鉄骨建方工事完了後、柱鉄筋、梁鉄筋、梁底型枠、
型枠支保工及び足場をそれぞれ現場にて個別に組み立て
て対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のタービン架台の施工方法においては、柱鉄筋、梁
鉄筋、梁底型枠、型枠支保工及び足場の各組立てを現場
で個別に行うため、作業効率が悪く、特にタービン架台
に用いる鉄筋は殆どが極太材であるため配筋作業に非常
に手間がかかり、この結果、タービン室の鉄骨建方工事
完了後に各組立てを行う事とあいまって全体工期の短縮
を妨げる大きな原因になり、しかも、どの組立工程も高
所作業に携わる期間が長くなってしまうという不都合が
ある。
【0004】また、作業人員の多寡により工程が左右さ
れ平準化ができないという不都合がある。本発明はかか
る不都合を解消するためになされたものであり、全体工
期の大幅な短縮を図ることができると共に、高所作業に
携わる期間を短くすることができ、更には作業人員の平
準化を図ることができるタービン架台の施工方法を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明に係るタービン架台の施工方法は、火力発
電所等のタービン架台の施工方法において、柱鉄筋、梁
鉄筋、梁底型枠、型枠支保工及び足場をそれぞれユニッ
ト化し、タービン室の鉄骨建方工事と並行して施工する
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例であるタービン架台の施工方法を説明するための説
明的斜視図、図2は1節の柱筋ユニットの斜視図、図3
は柱筋ユニットの芯柱とベースプレートを示す平面図、
図4は2節の柱筋ユニットの斜視図、図5は梁筋ユニッ
トの斜視図、図6は梁筋ユニットと型枠支保工ユニット
の納まりを示す図である。
【0007】図1及び図5において符号1は柱筋ユニッ
ト、2は梁筋ユニット、3は梁底型枠ユニット(図5参
照)、4は型枠支保工ユニット及び5は足場ユニットで
あり、各ユニット1〜5をタービン室(図示せず。)の
鉄骨建方工事と並行してクローラークレーン等を用いて
組み立てる。
【0008】1節の柱筋ユニット1については、建入精
度を確保すべく、図2及び図3に示すように、タービン
台1FLの打継部分にアンカーを打ち、鉄骨建方と同様
に、ベースモルタルを作ってレベルを確認してから芯柱
6の芯をベース芯に合わせ、ベースプレート7をボルト
止めする。次に、下げ振りにて柱頭位置を確認した後、
柱内部ブレース8のターンバックルにて建入直しを行
う。また、変位の大きいものはワイヤー9(図1参照)
にて建入直しを行う。2節の柱筋ユニット1について
は、図4に示すように、該柱筋ユニット1の脚部の芯柱
10の芯を1節の柱筋ユニット1の頭部と合わせ、ジョ
イントプレート11をボルト止めする。建入直しは1節
の場合と同様である。
【0009】梁筋ユニット2の建入精度の確保について
は、図5に示すように、梁底型枠ユニット3上に梁筋ユ
ニット2の架台2aの柱位置を墨出ししておき、これに
より、梁筋ユニット2の位置を確認する。また、レベル
は型枠支保工ユニット4の大引受ジャッキ(図示せ
ず。)によって予め確認しておく。なお、図5において
符号14は太径鉄筋の継手であるスプライススリーブで
ある。
【0010】梁筋ユニット2と型枠支保工ユニット4と
の納まりについては、図6に示すように、梁筋ユニット
2内部の柱2bを梁天端より突き出しておき、該柱2b
の頭部にパイプ12を取り付けると共に、該パイプ12
と直角にパイプ13を置き、この上に大引受ジャッキを
逆使いして型枠支保工ユニット4を吊り下ろす。
【0011】このようにこの実施の形態では、殆どが極
太材であって配筋作業が非常に面倒な柱鉄筋及び梁鉄筋
と、梁底型枠、型枠支保工及び足場とをそれぞれユニッ
ト化しているので、作業効率の向上を図ることができ、
しかも、タービン室の鉄骨建方工事と並行して各ユニッ
トの組立てを行うようにしているため、全体工期の大幅
な短縮化を図ることができると共に、高所作業に携わる
期間を短くすることができる。
【0012】また、柱鉄筋、梁鉄筋、梁底型枠、型枠支
保工及び足場のユニット化により、短期に作業員を集中
させることもなくなるため、作業人員の平準化を実現す
ることができる。
【0013】更に、予め各ユニット1〜5の精度を確保
しておくことと、柱筋ユニット1及び梁筋ユニット2の
建入精度を確保することにより、現場での精度管理を容
易なものとすることができる。
【0014】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、全体工期の大幅な短縮を図ることができると
共に、高所作業に携わる期間を短くすることができ、更
には作業人員の平準化を図ることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例であるタービン架台
の施工方法を説明するための説明的斜視図である。
【図2】1節の柱筋ユニットの斜視図である。
【図3】柱筋ユニットの芯柱とベースプレートを示す平
面図である。
【図4】2節の柱筋ユニットの斜視図である。
【図5】梁筋ユニットの斜視図である。
【図6】梁筋ユニットと型枠支保工ユニットの納まりを
示す図である。
【符号の説明】
1…柱筋ユニット 2…梁筋ユニット 3…梁底型枠ユニット 4…型枠支保工ユニット 5…足場ユニット
フロントページの続き (72)発明者 杉村 武司 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 Fターム(参考) 2D046 DA44 DA45 2E174 AA01 BA03 CA03 CA14 DA12 DA13 DA21 DA24 DA32 DA37 DA38 DA41 DA58 DA63 DA67 EA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火力発電所等のタービン架台の施工方法
    において、柱鉄筋、梁鉄筋、梁底型枠、型枠支保工及び
    足場をそれぞれユニット化し、タービン室の鉄骨建方工
    事と並行して施工することを特徴とするタービン架台の
    施工方法。
JP10218077A 1998-07-31 1998-07-31 タービン架台の施工方法 Pending JP2000045297A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102733412A (zh) * 2012-06-29 2012-10-17 中广核工程有限公司 汽轮发电机基座及其施工方法
CN105544595A (zh) * 2015-12-29 2016-05-04 河南省电力勘测设计院 预应力钢筋混凝土现浇汽轮发电机基座
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CN114215101A (zh) * 2022-01-29 2022-03-22 北京城建集团有限责任公司 站内设备基础混凝土基础施工方法

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