JP2000044154A - エスカレータ遠隔監視装置 - Google Patents

エスカレータ遠隔監視装置

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JP2000044154A
JP2000044154A JP10211185A JP21118598A JP2000044154A JP 2000044154 A JP2000044154 A JP 2000044154A JP 10211185 A JP10211185 A JP 10211185A JP 21118598 A JP21118598 A JP 21118598A JP 2000044154 A JP2000044154 A JP 2000044154A
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Seiji Kawanishi
清司 川西
Asaki Kiyouya
朝紀 京家
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瞬時停電で停止したエスカレータの復帰を迅
速に行なえるとともに、専用の停電検出用リレ−を設置
せずに安価なエスカレータ遠隔監視装置の提供。 【解決手段】 エスカレータ1の運行に障害が発生した
ことを検出する複数の安全装置11と、これらの安全装
置11の状態および制御盤10を介してエスカレータ1
の運行状態を監視する端末装置2と、この端末装置2か
らの情報を受信して処理する監視センタ4とから構成さ
れている。これにより、エスカレータ1が運行中に安全
装置11が動作せずに停止したとき、制御盤10からの
停止操作がない状態で、エスカレータ1が停止中という
運転信号と、安全装置11の正常状態であるという信号
とにより、瞬時停電によりエスカレータ1が停止したこ
とを端末装置2で判断し、監視センタ4に連絡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータの運
行に障害が発生したことを検出する複数の安全装置と、
これらの安全装置の状態およびエスカレータの運行状態
を監視する端末装置とを備えたエスカレータ遠隔監視装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエスカレータは、通常時に起動操
作により運転開始した後、停止操作するまで安全装置が
動かない限り運転を続けるものである。しかしながら、
停電、特に建物の電源事情などにより瞬時の停電が発生
した場合などにまれにエスカレータが停止することがあ
る。このようにしてエスカレータが停止した場合、管理
者が起動操作するまでエスカレータが起動せず、エスカ
レータ利用者は利用できなくなるとともに、一部の利用
者によってはエスカレータを階段代わりに利用する場合
もあり、このようなエスカレータを階段代わりに利用す
る行為は危険が伴うので、管理者は即座にエスカレータ
を再起動するか、危険防止策を講じる必要がある。
【0003】しかしながら通常、エスカレータと管理人
室とはかなり離れており、また、エスカレータを再起動
するための起動スイッチは、起動時に安全を確保するた
めエスカレータが見える場所に設置されるので、管理人
室には設置されていない。したがって、瞬時停電などに
より停止したエスカレータを起動するためにはエスカレ
ータまで管理者が出向く必要がある。
【0004】また、エスカレータの停止には前にも挙げ
たように、安全装置の動作により停止する場合も有り、
安全装置の種類によっては起動するとエスカレータの機
械部品を破損させてしまう場合があるので、管理者は原
因を究明してからエスカレータを起動する必要がある。
【0005】また、瞬時停電はエスカレータそのものの
故障でなく、エスカレータには何も故障原因が無いた
め、管理者は再起動ができず、専門技術者によって起動
することとなり、その要請をする必要がある。
【0006】なお、この種の従来技術に関連するものと
して、例えば、特許第2502583号公報に記載され
ているように、昇降機の電源異常を検出する技術が提案
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来技術にあっては、通信のやり取りを行いその通信が所
定時間にわたって途絶えた場合に、停電として検出する
ようになっており、瞬時に停電が発生した場合は停電後
すぐに復帰するため、通信のやり取りでは途切れたこと
がわからないことがあり、したがって、瞬時に発生する
停電を検出できないという問題がある。また、専用の停
電検出用リレ−などが必要であるという問題もある。
【0008】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、瞬時停電により
停止したエスカレータの復帰作業を迅速にできるととも
に、専用の停電検出用リレ−を設置せずに安価なエスカ
レータ遠隔監視装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、エスカレータの運行に障害が発生したこ
とを検出する複数の安全装置と、これらの安全装置の状
態、およびエレベータ制御盤を介して前記エスカレータ
の運行状態を監視する端末装置と、この端末装置からの
情報を受信して処理する監視センタとからなるエスカレ
ータ遠隔監視装置において、前記エスカレータが運行中
に前記安全装置が動作せずに停止した場合、瞬時停電と
して検出して前記監視センタに連絡する構成にしてあ
る。
【0010】このように構成した本発明では、瞬時停電
によりエスカレータが運行中に安全装置が動作せずに停
止した場合、この瞬時停電に伴うエレベータの停止を検
出して端末装置から監視センタに連絡するので、停止し
たエスカレータの復帰作業を迅速にできる。また、専用
の停電検出用リレ−を特に設置せずに済むので安価であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のエスカレータ遠隔監視装
置の一実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発
明の一実施形態に係るエスカレータ遠隔監視装置の構成
を示す説明図である。
【0012】図1に示すエスカレータ1では、図示しな
い起動スイッチを操作すると、この起動操作を制御盤1
0が検出して起動運転を行い、図示しない電動機により
踏段1aを駆動するようになっている。
【0013】そして、本実施形態のエスカレータ遠隔監
視装置は、エスカレータ1の運行に障害が発生したこと
を検出する複数の安全装置11と、これらの安全装置1
1および制御盤10に接続される端末装置2と、この端
末装置2からの情報を電話回線3を介して受信して処理
する監視センタ3とからなっており、エスカレータ1が
運転中に安全装置11が動作した場合は、制御盤10が
即座にエスカレータ1の運転を停止して安全を確保する
構成となっている。
【0014】また、上述した端末装置2には、安全装置
11の状態信号と制御盤10からの運転状態信号とが入
力され、エスカレータ1の状態を常に監視するととも
に、この端末装置2は、電話回線3を介して監視センタ
4にエスカレータ1の監視状態を報告する。さらに、エ
スカレータ1が運行中に安全装置11が動作せずに停止
した場合、瞬時停電として検出して監視センタ4に連絡
する。
【0015】この実施形態にあっては、エスカレータ1
が運行中に安全装置11が動作した場合、制御盤10が
エスカレータ1を停止するとともに、端末装置2は、安
全装置11の状態信号と制御盤10からの運転状態信号
とに基づいて安全装置11が動作してエスカレータ1が
停止したことを判断し、端末装置2より電話回線3を介
して監視センタ4に安全装置11の動作異常発生を通報
する。次いで、この通報された内容によって監視センタ
4の管制員は、エスカレータ1の管理者に安全装置11
が動作したことを連絡するので、エスカレータ1の管理
者は安全装置11の種類によってはエスカレータ1を再
起動させることとなる。また、異常の対処が必要な場合
には、監視センタ4により専門技術者に連絡がなされ、
エスカレータ1の異常対処を行うようになっている。
【0016】しかし今、エスカレータ1が運転中に瞬時
停電が発生したとすると、この場合、安全装置11が正
常状態で停止操作なされないため、端末装置2は、制御
盤10からの停止操作が無い状態で、エスカレータ1が
停止中という運転信号と、安全装置11の正常状態であ
るという信号とに基づいて瞬時停電が発生してエスカレ
ータ1が停止したことを判断する。これは、エスカレー
タ1の場合、安全装置11から停止指令と制御盤10か
らの停止指令とのいずれかに応じて停止されるので、こ
れらの停止指令がない場合は停電状態のみであるからで
ある。
【0017】次いで、端末装置2は電話回線3を介して
監視センタ4に瞬時停電によるエスカレータ1の停止で
あることを通報し、監視センタ4の管制員はエスカレー
タ1の管理者に瞬時停電よりエスカレータ1が停止中で
あることを連絡する。その後、エスカレータ1の管理者
は、エスカレータ1の状態を確認せずに再起動すること
ができる。また、瞬時停電以外の長期の停電の時は管理
者が停電であることを比較的容易に判断でき、さらに、
制御盤10の図示しないヒュ−ズもしくはブレ−カが落
ちた場合などによる停電では、端末装置2は図示しない
別の安全装置により異常発生を検出することになる。
【0018】このように構成した実施形態では、瞬時停
電によるエスカレータ1の停止を正確に判断してエスカ
レータ1の管理者にその旨を連絡できるので、瞬時停電
により停止したエスカレータ1の復帰作業を迅速に行な
えるとともに、専用の停電検出用リレ−を特に設置せず
に済むので安価である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、瞬
時停電によるエスカレータの停止を正確に判断してエス
カレータの管理者にその旨を連絡でき、瞬時停電により
停止したエスカレータの復帰作業を迅速に行なえる。ま
た、専用の停電検出用リレ−を設置する必要がないの
で、安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエスカレータ遠隔監
視装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 エスカレータ 2 端末装置 3 電話回線 4 監視センタ 10 制御盤 11 安全装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エスカレータの運行に障害が発生したこ
    とを検出する複数の安全装置と、これらの安全装置の状
    態、およびエスカレータ制御盤を介して前記エスカレー
    タの運行状態を監視する端末装置と、この端末装置から
    出力される情報を受信して処理する監視センタとからな
    るエスカレータ遠隔監視装置において、 前記エスカレータが運行中に前記安全装置が動作せずに
    停止した場合、瞬時停電として検出して前記監視センタ
    に連絡するようにしたことを特徴とするエスカレータ遠
    隔監視装置。
JP21118598A 1998-07-27 1998-07-27 エスカレータ遠隔監視装置 Expired - Lifetime JP3336263B2 (ja)

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