JP2000044025A - ローラコンベア - Google Patents

ローラコンベア

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JP2000044025A JP10210125A JP21012598A JP2000044025A JP 2000044025 A JP2000044025 A JP 2000044025A JP 10210125 A JP10210125 A JP 10210125A JP 21012598 A JP21012598 A JP 21012598A JP 2000044025 A JP2000044025 A JP 2000044025A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性の向上、経済性の改善に寄与するロー
ラコンベアを提供する。 【解決手段】 ローラコンベア本体Aを、ベースフレー
ム1と、荷受け用ローラを有するローラーフレーム2と
で構成し、ローラフレームは、ベースフレーム上でその
長さ方向に移動しながらベースフレーム設けてあるガイ
ド凹部4のスライド傾斜面4aに沿って昇降可能である
と共に、作動装置Bのねじ棒12の回転操作によりロー
ラフレームの移動と停止位置とが制御されるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば貨物専用
車輌の荷台や倉庫等の床面に設置して、必要に応じ床面
よりローラ部分を突出したり、床面内へ格納することが
できるローラコンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローラコンベアには、床面を基準
としてローラ部分を油圧や空気圧を使用して上下に作動
させる装置を備えているものがある。油圧を用いる上下
作動装置を持つローラコンベアは、床面に設置しローラ
を取付けているローラフレームと、このローラフレーム
の下部の数カ所に配置した油圧手段とを備えている。使
用時には、ローラ部分は、油圧力により昇降するローラ
フレームの動作にしたがって、床面より上昇したり、降
下したりする。また、空気圧を用いる上下作動装置を持
つローラコンベアは、ローラを取付けているローラコン
ベア本体と、このローラコンベア本体の下方に全長に亘
って設けたエアホースと、圧縮空気を利用して上記エア
ホースを膨らませるコンプレッサとを備えている。ロー
ラ部分の上昇方法は、コンプレッサによりエアホースを
膨らませ、その膨張力でローラコンベア本体を押し上げ
るものである。ローラ部分の降下方法は、空気弁の操作
によって、ローラコンベアの自重によるエアホース内の
空気を放出することによってローラコンベアを下降させ
床面下へ格納するものである。このように使用時には、
ローラ部分は、ホースへ送られる空気圧の大きさに応じ
て、ローラコンベア全体を上下に作動させることによ
り、床面より上昇したり、降下したりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧力を利用す
るローラコンベアには、次のような解決すべき問題があ
る。上下作動装置は、油圧により垂直方向にローラコン
ベアを昇降させるために、大きな駆動力を必要として、
装置自体の製造価格が高くなると同時に、挿着が床下を
利用するために、車輌等の床面への装着作業も複雑にな
ることから、全体の設備費用が多大になっていた。そし
て油圧装置とローラコンベア用フレームとのユニット全
体の重量は構造的に重くなり、このために、上記ローラ
コンベアは、これを積載重量制限のある車輌等に装着す
るには、荷物の積載量がユニットの重量分だけ減少する
ことになるので、その結果、業務上の不利益を生じ、経
済的にも大きな問題があった。また、空気圧を利用する
ローラコンベアには、次のような解決すべき問題があ
る。エアホースは、常に膨脹と弛緩とが繰り返えされ
る。このために、ホースの折り目部分は損傷しやすく、
損傷することによるエアー漏れの問題がある。この問題
は、ホースの使用期間が長いものに顕著に生じる。そし
て、床面とローラコンベアとの隙間から落下する木屑・
金属片がエアホースのピンホールの発生原因となってい
る。エアホースのピンホールは、ローラコンベアの昇降
作動を不能にする問題を招く。また、上下作動装置全体
のサイズも大きくなり、車輌等装着時には車体強度に対
し補強対策を嵩じる等の必要性があり、耐久性、経済性
において諸問題があった。この発明の目的は、耐久性の
向上及び経済性の改善に寄与するローラコンベアを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、ローラコン
ベア本体を、ベースフレームと、荷受け用ローラを有す
るローラーフレームとで構成されている。上記ローラフ
レームは、上記ベースフレーム上でその長さ方向に移動
しながらローラガイド手段によってこのローラガイド手
段に設けてあるガイド傾斜面に沿って昇降可能であると
共に、作動装置によりローラフレームの移動と停止位置
とが制御されるものである。ローラガイド手段は、一例
として、複数のガイド凹部及びローラ停止位置ガイド部
と、ガイドローラとを備えているものが使用される。こ
のようなローラガイド手段においては、複数のガイド凹
部及びローラ停止位置ガイド部は、ベースフレーム及び
ローラフレームのいずれか一方のフレームに、ガイドロ
ーラは他方のフレームにそれぞれ設けられている。上記
各ガイド凹部は、上記フレームの長さ方向に間隔を置い
て設けられ、底部を起点として上記長さ方向に対向する
フレームに向けて勾配となっているガイド傾斜面を有し
ており、上記ローラ停止位置ガイド部は、上記ガイド傾
斜面と連続している。上記ガイドローラは、ガイド凹部
の底部からガイド傾斜面を経てローラ停止位置ガイド部
上を走行可能である。この発明における荷受け用のロー
ラとして、設置スペースを効率化するために例えばロー
ラ本体の軸芯部に軸受けを設け、この軸受けにローラ軸
を兼ねるガイドローラを軸支してあり、このガイドロー
ラと上記ローラ本体とは互いに独立して回転可能である
二重構造のローラで構成されているものなどを使用する
のが良い。この発明は、ローラコンベア本体と作動装置
とを具備している。上記ローラコンベア本体をベースフ
レームと、荷受け用ローラを有するローラーフレームと
で構成してあり、上記ローラフレームは、上記ベースフ
レーム上でその長さ方向に移動しながらローラガイド手
段によってこのローラガイド手段に設けてあるガイド傾
斜面に沿って昇降可能であると共に、作動装置によりロ
ーラフレームの移動と停止位置とが制御されるものであ
る。上記作動装置は、ねじ棒、固定フレーム及び作動フ
レームを備えており、上記ねじ棒は、上記固定フレーム
に設けてある支持部の軸受けに回転可能に保持されてお
り、上記作動フレームは、上記ねじ棒に支持部を介して
このねじ棒体の回転に伴って固定フレームの長さ方向に
移動可能に取付けられており、上記ローラフレーム本体
のローラフレームは、作動フレームに従って移動可能で
ある。
【0005】
【作用】この発明では、ローラコンベア本体と作動装置
とを組み合わせて、ローラフレーム部分の昇降はスライ
ド傾斜面を利用することにより行われ、従来例に比較し
て小さい駆動力でローラフレームの操作ができ、構造的
に大幅にコストダウンを計れ、ユーザーに安価に提供で
きる。ガイドローラがガイド凹部のスライド傾斜面を走
行しながら、ローラフレームが長さ方向に移動しながら
徐々に昇降するために、垂直方向に昇降するローラコン
ベアに比較してローラフレーム全体を軽く昇降でき、手
動昇降操作が可能となる。荷受け用ローラの軸受けにロ
ーラ軸を兼ねるガイドローラを挿入し、互いに独立して
回転できる目的の異なる二種類のローラを組み合わせる
ことにより、荷受け用ローラとガイドローラとを同一位
置に設置可能にしてローラコンベアの構造を簡単にして
いる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図3に示すローラコンベ
アRは、荷受け用ローラ3を有するローラコンベア本体
Aと、荷受け用ローラ3のスライドと停止保持を指示す
る作動装置Bと、この作動装置とローラコンベア本体と
を接続する連結手段となる連結装置Cとを具備してい
る。ローラコンベアRは、例えば図4に示すように車輌
の荷台等の床面Fに設置されて使用される。
【0007】そこで、まず、ローラコンベア本体Aにつ
いて説明する。図1乃至図6に示すローラコンベア本体
Aは、べースフレーム1とローラフレーム2とから構成
されている。べースフレーム1は、その本体が図示の例
ではチャンネル形の鋼材で形成されている。図7、図9
及び図10に示すべースフレーム1において、両側の立
上がり部分は、荷受け用ローラ3を軸支するための保持
部1aである。両保持部1aは、長さ方向に等間隔を置
いてローラガイド手段の一部を構成しているガイド凹部
4を複数有し、全体の形状がほぼ鋸刃状に形成されてい
る(図10)。両側の保持部1aに設けてあるガイド凹
部4は互いに対向して対となっている。各ガイド凹部4
は最深底部から図10左方に向かって上り勾配のスライ
ド傾斜面4aとなっている。保持部1aの上端面には、
スライド傾斜面4aに連続し平坦となっているローラ停
止位置ガイド部5を設けてある。同一側に位置しかつ互
いに隣接しているガイド凹部4は、ローラ停止位置ガイ
ド部5を挟んで図10左右にそれぞれ配置されている。
べースフレーム1の図10左右の両端部には、結合部6
を起立状態に設けてある。結合部6は、べースフレーム
1同士を連結ボルト7によって互いに結合するために用
いられる(図3)。べースフレーム1の長さは、複数の
べースフレーム1の結合部6を介して連結することによ
り、荷台等の床面Fの広さに応じて適宜調整可能であ
る。なお、後述するようにべースフレーム1は、結合部
6と連結ボルト7とを利用して固定フレーム11とも接
続可能である(図2)。ローラフレーム2は、その本体
が図5乃至図7に示す例によれば、チャンネル形の鋼材
で形成されており、長さ方向に等間隔を置いて配置して
ある荷受け用ローラ3を取付けてある。ローラフレーム
2の平面部2bには、荷受け用ローラ3が位置している
ローラ突出用の開口部2b1を開けてある。各開口部2
b1は、荷受け用ローラ3の一部が平面部2bの上面へ
常時突出できる大きさに形成されている。そしてローラ
フレーム2の平面部2bに開けてあるローラ突出用の開
口部2b1のうち、図5に示すように、荷受け用ローラ
3A1が位置しているローラ突出用の開口部2b2は、
他の開口部2b1よりその両側(左右両側)が広くなっ
ている。また開口部2b3は、他の開口部2b1よりそ
の長さ(上下方向の長さ)が長くなっている。ローラフ
レーム2内に配置されている荷受け用ローラ3は、図7
及び図8に示すように、ローラ本体の軸芯部にオイルレ
スベアリングからなる軸受け8を装着してある。この軸
受けには、ローラ本体を支持するためのローラ軸を兼ね
ているローラ軸兼用ガイドローラ9が貫通されている。
荷受け用ローラ3は、ローラ軸兼用ガイドローラ9とは
互いに独立して回転可能となる二重構造である。荷受け
用ローラ3の両端面から突出しているローラ軸兼用ガイ
ドローラ9の両端部は、ローラフレーム2の両側の保持
部2aに回転可能に軸支されており、止め部材10で軸
受け部から離脱不能になっている。止め部材10は、図
7ではEリングが使用されている。ローラ軸兼用ガイド
ローラ9の両軸端にはつば9aを設けてある。荷受け用
ローラ3のうち、図5左右端側に配置されている3つの
荷受け用ローラ3A1,3A2は、その長さが短く形成
されている。またローラフレーム2の平面部2bには、
上述したように荷受け用ローラ3A1が対応しているロ
ーラ突出用の開口部2b2が、他の開口部2b1より図
左右方向が長く形成されており、この開口部内に位置し
ている荷受け用ローラ3A1の径方向の両側が広い隙間
2b21があいている。これらの隙間2b21には、後
述する連結装置Cの受部40が嵌合されている。ローラ
フレーム2は、対となっているベースフレーム1と共に
その長さを調整できる。そのために、ローラフレーム2
では、図5、図6及び図11に示すように接続する一方
のローラフレーム2の先端(図11右端)内に例えばチ
ャンネル形の鋼材からなる接続部材45の後端を溶接等
により固定し、先端側を他方のローラフレーム2の後端
側内に差し入れてビス46で接続する。接続部材45の
平面部及び両側板部には荷受け用ローラ3及びローラ軸
兼用ガイドローラ9のための逃げ穴45b1,45b
2,45a1を開けてある。また接続部材45の平面部
には逃げ穴45b2の両側にはプレート状の受部47を
固着してある。受部47は他方のローラフレームの後端
側に開けてある開口部2b1に嵌合する。この嵌合する
関係は、上記した開口部2b2と連結装置Cの受部40
との関係と同じである。ローラフレーム2は、図5及び
図6に示すように、ベースフレーム1上に長さ方向にス
ライド可能に係合されており、両フレームは互いに対と
なって組み合わされている。ローラフレーム2のローラ
軸兼用ガイドローラ9は、ベースフレーム1のガイド凹
部4に軸受けされている。ローラ軸兼用ガイドローラ9
が軸受けされている状態から、ローラーフレーム2が図
2左方に引っ張られると、ローラ軸兼用ガイドローラは
ガイド凹部4のスライド傾斜面4aを転がりながらロー
ラ停止位置ガイド部5に向かって移動し、やがてローラ
停止位置ガイド部へ至ることになね。ローラ軸兼用ガイ
ドローラ9の移動の過程で、ローラフレーム2は徐々に
上昇し、ローラ軸兼用ガイドローラがローラ停止位置ガ
イド部5に達した時点で、荷受け用ローラ3は床面F上
に露出する(図25参照)。
【0008】作動装置Bについて説明する。図1及び図
2に示す作動装置Bは、固定フレーム11と、この固定
フレームに長さ方向に移動可能に保持された作動体12
と、この作動体に従って移動可能である作動フレーム1
3とから構成され、手動操作が可能である。固定フレー
ム11は、図12及び図13に示すように鋼材により溝
形に形成されている。固定フレーム11は、図13左端
からほぼ中間部までの部分が鋼材により溝形に形成され
ているカバー14で上側から覆われている。このカバー
は、固定フレーム11の両側の保持部11aの外側で止
めビス15により固定されている。固定フレーム11の
中間部から図13右端部までの保持体部11aには、山
形に屈曲している長孔状のガイド孔部16とガイド凹部
17とローラ停止位置ガイド部18とをそれぞれ設けて
ある。ガイド孔部16には、底部16cから図13左側
に上り勾配となっているスライド傾斜面16aと、この
スライド傾斜面に連続して平坦なローラ停止位置ガイド
部16bとをそれぞれ設けてある。底部16c、スライ
ド傾斜面16a及びローラ停止位置ガイド部16bは、
上述したガイド凹部4及びスライド傾斜面4aと同じ高
さにあり、スライド傾斜面16aの傾斜角度もスライド
傾斜面4aのそれと一致している。またガイド凹部17
及びローラ停止位置ガイド部18の各構成及び高さは、
ガイド凹部4及びローラ停止位置ガイド部5とそれぞれ
と共通している。固定フレーム11の後端にはボルト孔
11cを、先端には結合部19をそれぞれ設けてある。
ボルト孔11cには、固定フレーム11を荷台等の床面
Fの取付け、固定ボルトが打ち込まれる。また結合部1
9は、ベースフレーム1の結合部6と連結ボルト7によ
り連結可能である(図2)。固定フレーム11には、図
1左側端部にプレート状の取付け体20を固定してあ
る。取付け体20は、上下両端面及び左右両側面に位置
決め突部20a,20bを設けてある。上下の位置決め
部20aは固定フレーム11及びカバー14に開けてあ
る開口部11b1,14b1に嵌め込まれている。左右
の位置決め部20bは固定フレーム11の保持部11a
に設けてある凹部11a1に上方から差し入れている。
取付け体20にはオイルレスベアリングからなる軸受け
21を設けてある。作動体12は、図1及び図2に示す
ようにねじ棒で構成されており、取付け体20の軸受け
21に軸方向に移動可能に支持されている。作動体であ
るねじ棒12は、中間部から後端側(図2左端側)まで
の外周面に通常のねじ12aが、先端側までの外周面に
ボールねじ12bが形成されている。ねじ棒12の後端
側が軸受け21を貫通している。ねじ棒12のねじ12
aには取付け体20を挟んで位置しているスラスト軸受
け22a,22bを取付けてある。ねじ棒12には、一
方(図右方)のスラスト軸受け22aの外側の位置にス
トッパロール23を取付けてあり、このスラスト軸受け
を側面から取付け体20に向けて固定している。またね
じ棒12には、他方の軸受け22bに隣接して位置決め
用のローラ24を取付けてある。位置決め用のローラ2
4はラチェットローラであり、その外周面に軸芯を中心
として複数の位置決め係合部である位置決め凹部24a
を設けてある。ラチェットローラ24は、回転停止位置
保持装置25により回転角度が制御されている。回転停
止位置保持装置25は、図10に示す例ではボール26
を有しかつ外周にねじを設けてあるホルダ27と、この
ホルダ内に収納してある押しばね28及び圧力調整ボル
ト29とから構成されている。ボール26は、位置決め
凹部24aと係合してラチェットローラ24の回転停止
とその位置保持をする係止部となる。ホルダ27は、固
定フレーム11及びカバー14の片側(図14右側)の
保持部11a,14aにねじ混まれて固定されている。
押しばね28はホルダ27内における圧力調整ボルト2
9の回転操作によってそのばね力が調整される。押しば
ね28のばね力でボール26はラチェットローラ24を
押圧して位置保持しているので、ばね力の調整により、
位置保持力が決まる。ねじ棒12の端部にはラチェット
ローラ24に隣接してソケット30がノックピン31を
介して取付けられている。ソケット30には角穴30a
が開けられている。この角穴には、使用時にクランク状
の手動の操作ハンドル32の先端部32aが離脱可能に
挿入される。作動フレーム13は、ねじ棒12の先端側
にプレート状の保持部33及びボールナット34を介し
て取付けている。ボールナット34は、後端部を保持部
33に挿入して、この保持部に片持ち状態に固定されて
いる。ねじ棒12の先端側のボールねじ12bは、ボー
ルナット34にねじ結合されている(図15)。作動フ
レーム13は、図16及び図17先端部側に上下に長い
ガイド孔35と、上縁から切り込まれたU字形の支持溝
孔36とを開けてある。13bは保持部33の嵌合穴で
ある。13dは補強プレートである。この作動装置にお
いて、これに組み込んだ摩擦係数の少ないボールネジユ
ニットを用いて、ボールねじ12bを手動で回転するこ
とにより、その回転方向によってローラーフレーム2が
自在に前後に移動できる。連結装置Cは、その本体を構
成する連結部材が図20乃至図23に示すように、荷受
け用ローラ3A3,3A4,3A5を有する連結ローラ
フレーム37及び連結フレーム38とで構成されてい
る。連結ローラフレーム37は、チャンネル形の鋼材に
より形成されており、平面部37bは、後端側(図21
左側)に所定長さ切り欠き37b2がある。連結ローラ
フレーム37の平面部37bには、荷受け用ローラ3A
3,3A4が位置しているローラ突出用の開口部37b
1を開けてある。各開口部37b1は、荷受け用ローラ
3A3,3A4が平面部37b上面へ突出できる大きさ
に形成されている。連結ローラフレーム37内に配置さ
れている荷受け用ローラ3A3,3A4,3A5の構造
は、いずれも上述した荷受け用ローラ3の構成と、実質
的に同一である。このため荷受け用ローラ3A3を図示
している図23に付されている符号を、荷受け用ローラ
3を図示している図8に付されている符号と一致させ
て、対応関係を明らかにしている。ただし、荷受け用ロ
ーラ3A3,3A4,3A5は、荷受け用ローラ3より
長さが短い点で、そしてローラ軸兼用ガイドローラ9の
両端部側には補助ローラ39を固着してある点で、荷受
け用ローラ3とは相違している。補助ローラ39は、固
定フレーム11における両側の保持部11aのガイド孔
部16の底部16c、スライド傾斜面16a及びローラ
停止位置ガイド部16b、またガイド凹部17及びロー
ラ停止位置ガイド部18上をそれぞれ走行回転可能であ
る(図18,19)。図3及び図20の左端に位置して
いる荷受け用ローラ3A5のローラ軸9が作動フレーム
13のガイド孔35及び固定フレーム11のガイド孔部
16を貫通しており、軸端が固定フレーム11の保持部
11aに回転可能に軸支されている。このため、連結ロ
ーラフレーム37は、ローラ軸9を中心として固定手段
となる固定フレーム11に揺動可能に保持されている。
連結フレーム38は、鋼材によりチャンネル状に形成さ
れ、その後端側を連結ローラフレーム37先端側下面に
例えば溶接などの手段で固定している。連結フレーム3
8の平面部38bには、ローラフレーム2の荷受け用ロ
ーラ3A1,3A2が位置する開口部38b1,38b
2を開けてある。そして平面部38b上には、一方の開
口部38b1を挾んで開口縁に平板状の位置決めプレー
ト40を固着してある。また連結フレーム38の両側の
保持部38aには、開口部38b1,38b2に対応し
てU字状の支持溝孔38a1を設けてある。一方の荷受
け用ローラ3A1は開口部38b1内に位置し、他方の
荷受け用ローラ3A2は開口部38b2内に位置してい
る。
【0009】ローラコンベア本体Aと作動装置Bとの関
係を説明する。ベースフレーム1の後端部の結合部6と
固定フレーム11の先端部の結合部19とは連結ボルト
7によって接続されている(図2)。接続されている状
態で、ベースフレーム1の両側の保持部1aと固定フレ
ーム11の保持部11aとは、図3に示すように同一直
線上に位置し、それぞれのフレームのガイド凹部4,1
7,及びローラ停止位置ガイド部5,18が荷受け用ロ
ーラ3におけるガイドローラ9の走行レールを形成す
る。ガイド孔部16の凹部16c、ガイド傾斜面16b
及びローラ停止位置ガイド部16bも同様のレールを形
成している。
【0010】ローラコンベア本体Aと連結装置Cとの関
係を説明する。図1,2に示すようにベースフレーム1
の後端側(左端側)の内部に連結ローラフレーム37の
連結フレーム38が嵌込まれ、両フレームの平面部1b
と平面部38bとが上下位置で対向している。そして連
結フレーム38上にローラフレーム2の後端側が重られ
ている。この重られている状態では、両フレームの開口
部2b2,2b3と開口部38b1,38b2とが対向
し、各開口部内に荷受け用ローラ3A1,3A2が位置
し、ローラ軸兼用ガイドローラ9がベースフレーム1の
ガイド凹部4に軸受されている。また連結フレーム38
上の位置決めプレート40がローラフレーム2の開口部
2b2に嵌合している。そして重なり合っているローラ
フレーム2の平面部2bと連結フレーム38の平面部3
8bとは止めビス41で結合されている(図20)。
【0011】作動装置Bと連結装置Cとの関係を説明す
る。連結ローラフレーム37は、固定フレーム11にそ
の先端部側を上方から覆っており、後端部の軸支部37
cにローラ軸兼用ガイドローラ9を回転可能に支持して
ある。ローラ軸兼用ガイドローラ9は、固定フレーム1
1のガイド孔部16、作動フレーム13の孔35を貫通
している。また連結ローラフレーム37の荷受け用ロー
ラ3A3〜3A5のローラ軸兼用ガイドローラにおける
補助ローラ39は、作動フレーム13の先端の支持溝孔
36に軸受されている。
【0012】ローラコンベア本体A、作動装置B及び連
結装置Cの相互の動作の関連を説明する。図12に示す
ように操作ハンドル32を手動で回すと、ねじ棒12が
回転し、ボールねじ12bに噛合っているボールナット
34を通じて作動フレーム13が図2及び図10左右方
向に移動する。例えば図2左側に作動フレーム13が移
動すると、その引張り力により、固定フレーム11がロ
ーラ軸兼用ガイドローラ9を通じて連結ローラフレーム
37が牽引され、同時にローラフレーム2を同一方向に
移動させる。このようにねじ棒12の回転に伴なうロー
ラフレーム2の移動により、図25に示すように、荷受
け用ローラ3が昇降する。すなわち、図25において、
図Iに示すようにローラフレーム2左方に引っ張られる
と、ガイドローラ9はガイド凹部4のスライド傾斜面4
aを走行し、この走行過程では徐々に荷受け用ローラは
床面Fに接近して行く(図II参照)。やがて図III
に示すようにガイドローラ9がスライド傾斜面4aを越
えて平坦なローラ停止位置ガイド部5に至ると、ローラ
フレーム2の平面部2bの上面が床面Fと一致し荷受け
ローラは床面上方に露出する。この段階で、ローラフレ
ーム2上で荷物Pを移動させる。このとき、荷受け用ロ
ーラ3とガイドローラ9とは互いに独立して回転可能で
あるから、例えば図IIIの状態で荷物Pが右方に移動
すると、荷受けローラは時計方向に回転するが、この回
転力はガイドローラ9に及ばないから、ローラフレーム
2は安定状態で床Fに位置していることになる。またガ
イドローラ9を図IIIの位置から右方から図Iの位置
まで移動させると、荷受け用ローラ3は床面F下に格納
されることになる。ガイドローラ9の端部に図23に示
すような保持ローラを取付けておけば、好ましい。
【0013】上記の構成であるから、例えば図4に示す
ように車両の荷台の床面Fに設置したローラコンベアR
を使用する場合について説明する。車両へ荷物Pを搬入
するには、まず、操作ハンドル32の先端部32aをソ
ケット30の角穴30aに挿入して、これを回すと、作
動フレーム13が前後するから、ローラフレーム2のガ
イドローラ9がガイド凹部4のスライド傾斜面4aを転
がりながら、上昇し、さら回し続けることにより、ガイ
ドローラがローラ停止位置ガイド部5に移動することに
なる。このために、荷受け用ローラ3が床面F上に突出
する。この状態で荷受けローラ3の回転を利用して荷物
を搬入作業を行う。また搬入作業が終了した場合には、
荷受けローラ3上に荷物が乗った状態である。このとき
は、先の操作ハンドル32の回転方向とは逆に回転させ
ると、ガイドローラ9は徐々にローラ停止位置ガイド部
5からスライド傾斜面4aを下りながらやがてガイド凹
部4の底部に至り、荷受け用ローラ3は荷物の荷重を受
けながら、降下し、やがて床面F内に格納され、荷物は
床面上に載置される。荷受け用ローラ3は、ガイドロー
ラ9が回転しながら、降下する過程でも、ガイドローラ
9からの回転力は影響しないから、荷物の荷重を受つつ
静止状態で降下することになり、荷受け用ローラの昇降
作業に何等の影響がない。操作ハンドル32の回転は、
回転停止位置保持装置25によって制御されるので、ガ
イドローラ9の移動制御が確実に行える。
【0014】また図示する実施の形態では、ローラフレ
ーム2は連結ローラフレーム37と連結フレーム38を
介して接続されている。このために、ねじ棒12の手動
回転操作で連結ローラフレームもローラフレーム2と同
一方向に移動しながら昇降する。この際、ガイドローラ
9は、固定フレーム11のガイド部17及びローラ停止
位置ガイド部18及びガイド孔部16を走行し、このた
め荷受け用ローラ3A3,3A4,3A5は荷受け用ロ
ーラ3と同様に動作する。
【0015】ローラガイド手段を構成しているガイド凹
部及びローラ停止位置ガイド部は、ローラフレーム側
に、ガイドローラをベースフレーム側にそれぞれ設けて
もよい。また荷受け用ローラとガイドローラとを図示す
るように同軸的に設けるのではなく、別位置に設けても
よい。作動装置は、油圧等の手段を使用してもよく、ね
じ棒を用いるものに限定されない。また図24に示すよ
うに連結ローラフレーム37は、ローラ軸9を中心とし
て固定フレーム11に支持されているので、連結ローラ
フレームを矢印方向に回転させると、先端側で接続され
てるローラフレーム2も同様にベースフレーム1から離
れるから、ベースフレーム内にたまったごみなどの掃除
がしやすい。また受け部40はローラフレーム2の開口
部2b2内に嵌合格するから、フレーム間の確実なジョ
イント機のが発揮される。なお、連結部材は、1部材で
も良く、連結ローラフレーム37と連結フレーム37の
ように必ずしも複数部材である必要がない。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、ローラフレームをベ
ースフレームにスライド傾斜面を利用して移動しながら
昇降させることができるので、少ない駆動力で昇降動作
が可能となり、従来例に比較して大きな設備の必要がな
く、手動操作が可能となり、取扱いが簡単となり、経済
性に秀れ、また故障の問題も抑えることができ、耐久性
の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るローラコンベアの
後端側を示す一部切欠平面図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】この発明の実施の形態に係るローラコンベアの
平面図であって、連結装置を外して示している分解図で
ある。
【図4】この発明に係るローラコンベアを貨物用車両の
荷台の床面に設置している状態を示す斜視図である。
【図5】ローラコンベア本体の主要部を示す拡大平面図
である。
【図6】図5のII−II線断面図である。
【図7】図6のIII−III線拡大断面図である。
【図8】荷受け用ローラの一部切欠拡大断面図である。
【図9】ベースフレームの拡大平面図である。
【図10】図9のIV−IV線断面図である。
【図11】ローラフレーム同志の接続部分を示す拡大断
面図である。
【図12】作動装置を示す一部切欠拡大断面図である。
【図13】固定フレーム、カバー及び取付けの関係を示
す拡大斜視図である。
【図14】図2の左側面である。
【図15】図2のV−V線拡大断面図である。
【図16】作動フレームの拡大平面図である。
【図17】図16のVI−VI線断面図である。
【図18】図2のVII−VII線拡大断面図である。
【図19】図2のVIII−VIII線拡大断面図であ
る。
【図20】ローラコンベア本体と作動装置と連結装置と
の接続部分を示す一部切欠拡大斜視図である。
【図21】連結装置を示す拡大平面図である。
【図22】図21のIX−IX線断面図である。
【図23】連結装置に取付けている荷受け用ローラの一
部切欠拡大斜視図である。
【図24】固定フレームに連結ローラフレームを支持し
ている状態を示す正面図である。
【図25】荷受け用ローラのスライド動作に伴なうロー
ラフレームの昇降動作と床面との関係を段階的に説明す
るための作動説明図である。
【符号の説明】
A ローラコンベア本体 B 作動装置 C 連結装置 F 床面 R ローラコンベア 1 べースフレーム 1a 保持部 2 ローラフレーム 2a 保持部 2b 平面部 2b1 ローラ突出用の開口部 3 荷受け用ローラ 4 ガイド凹部 4a スライド傾斜面 5 ローラ停止位置ガイド部 8 軸受け 9 ローラ軸兼用ガイドローラ 11 固定フレーム 12 ねじ棒(作動体) 25 回転停止位置保持装置 26 ボール 28 押ばね 29 圧力調整ボルト 32 操作ハンドル 37 連結ローラフレーム(連結手段) 38 連結フレーム(連結手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラコンベア本体を、ベースフレーム
    と、荷受け用ローラを有するローラーフレームとで構成
    し、 上記ローラフレームは、上記ベースフレーム上でその長
    さ方向に移動しながらローラガイド手段によってこのロ
    ーラガイド手段に設けてあるガイド傾斜面に沿って昇降
    可能であると共に、作動装置によりローラフレームの移
    動と停止位置とが制御されるものであることを特徴とす
    るローラコンベア。
  2. 【請求項2】 ローラガイド手段は、複数のガイド凹部
    及びローラ停止位置ガイド部と、ガイドローラとを備え
    ており、 複数のガイド凹部及びローラ停止位置ガイド部は、ベー
    スフレーム及びローラフレームのいずれか一方のフレー
    ムに、ガイドローラは他方のフレームにそれぞれ設けら
    れており、 上記各ガイド凹部は、上記一方のフレームの長さ方向に
    間隔を置いて設けられ、底部を起点として上記長さ方向
    に上記他方のフレームに向けて勾配となっているガイド
    傾斜面を有しており、 上記ローラ停止位置ガイド部は、上記ガイド傾斜面と連
    続しており、 上記ガイドローラは、ガイド凹部の底部からガイド傾斜
    面を経てローラ停止位置ガイド部上を走行可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のローラコンベア。
  3. 【請求項3】 ガイド手段は、ベースフレームに設けて
    ある複数のガイド凹部及びローラ停止位置ガイド部と、
    ローラフレームに設けてあるガイドローラとから構成さ
    れており、 上記各ガイド凹部は、上記ベースフレームの長さ方向に
    間隔を置いて設けられており、底部を起点として上記長
    さ方向に上り勾配となっているガイド傾斜面を有してお
    り、 上記ローラ停止位置ガイド部は、上記ガイド傾斜面と連
    続しており、 上記ガイドローラは、ガイド凹部の底部からガイド傾斜
    面を経てローラ停止位置ガイド部上を走行可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のローラコンベア。
  4. 【請求項4】 荷受け用のローラは、ローラ本体の軸芯
    部に軸受けを設け、この軸受けにローラ軸を兼ねるガイ
    ドローラを軸支してあり、このガイドローラと上記ロー
    ラ本体とは互いに独立して回転可能である二重構造のロ
    ーラで構成されていることを特徴とする請求項1、請求
    項2または請求項3記載のローラコンベア。
  5. 【請求項5】 荷受け用のローラは、ローラ本体の軸芯
    部に軸受けを設けてあり、この軸受けにローラ軸を兼ね
    るガイドローラを軸支してあり、このガイドローラに補
    助ローラを取付けてあり、上記ガイドローラとローラ本
    体とは互いに独立して回転可能である二重構造のローラ
    で構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2
    または請求項3記載のローラコンベア。
  6. 【請求項6】 ローラフレームは、チャンネル状に形成
    されており、平面部に荷受け用ローラの突出用の開口部
    を形成してあり、 上記荷受け用ローラは、ローラ本体の軸芯部に軸受けを
    設け、この軸受けにローラ軸を兼ねるガイドローラを軸
    支してあり、このガイドローラと上記ローラ本体とは互
    いに独立して回転可能である二重構造のローラで構成さ
    れており、 上記ガイドローラは、ローラフレームの両側の立上がり
    部である保持部に回転可能に軸支されていることを特徴
    とする請求項1、請求項2または請求項3記載のローラ
    コンベア。
  7. 【請求項7】 作動装置は、連結手段によりローラフレ
    ーム本体と接続されていることを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項
    6記載のローラコンベア。
  8. 【請求項8】 連結手段は、その本体を構成している連
    結部材の一端に固定手段に軸を回転中心として揺動可能
    に取付けられており、他端側でローラフレームに接続さ
    れていることを特徴とする請求項7記載のローラコンベ
    ア。
  9. 【請求項9】 連結手段は、その本体を構成している連
    結部材の一端に固定手段に取付けられており、他端側で
    ローラフレームの端部に接続されており、 この他端部とローラフレームと接続部分は、ローラフレ
    ームの端部に設けられている荷受け用ローラの突出用の
    開口部を広く形成して、この開口部内の荷受け用ローラ
    の径方向にあいている隙間に上記他端部に設けてある受
    部が嵌め込まれていることを特徴とする請求項7記載の
    ローラコンベア。
  10. 【請求項10】 ローラコンベア本体を、ベースフレー
    ムと、荷受け用ローラを有するローラフレームとで構成
    してあり、 上記ローラフレームは、上記ベースフレーム上でその長
    さ方向に移動しながらローラガイド手段によってこのロ
    ーラガイド手段に設けてあるガイド傾斜面に沿って昇降
    可能であると共に、作動装置によりローラフレームの移
    動と停止位置とが制御されるものであり、 上記作動装置は、ねじ棒、固定フレーム及び作動フレー
    ムを備えており、 上記ねじ棒は、上記固定フレームに設けてある支持部の
    軸受けに回転可能に保持されており、 上記作動フレームは、上記ねじ棒に支持部を介してこの
    ねじ棒体の回転に伴って固定フレームの長さ方向に移動
    可能に取付けられており、 上記ローラフレーム本体のローラフレームは、作動フレ
    ームに従って移動可能であることを特徴とするローラコ
    ンベア。
  11. 【請求項11】 作動フレームは、連結手段によりロー
    ラフレームと接続されていることを特徴とする請求項1
    0記載のローラコンベア。
  12. 【請求項12】 ねじ棒は、回転停止位置保持装置によ
    り回転角度が制御されており、 上記回転停止位置保持装置は、ねじ棒に取付けてあっ
    て、外周面に軸芯を中心として複数の位置決め用の係合
    部を間隔を置いて形成してあるローラと、各上記位置決
    め係合部を係止可能の押圧機構とを備えていることを特
    徴とする請求項10または請求項11記載のローラコン
    ベア。
  13. 【請求項13】 押圧機構は、位置決め用の係合部を係
    止可能の係止部を有するホルダと、このホルダ内に設け
    てあって、上記係止部にばね力を付勢する押しばねと、
    この押しばねのばね力を調整するための圧力調整ボルト
    とを備えていることを特徴とする請求項12記載のロー
    ラコンベア。
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CN106115216A (zh) * 2016-08-31 2016-11-16 张家港市华扬冶金机械有限公司 一种斜台式高低微调支撑座结构
JP6272532B1 (ja) * 2017-05-18 2018-01-31 有田工業株式会社 柱状材支持装置

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