JP4586142B2 - ローダ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば貨物専用車両や倉庫などの荷台床に配置してある平行な対のローダ用溝に差し入れ、荷受部(積載部)の昇降動作を通じて荷台床上の荷物を所定位置まで移動し格納するためのローダに関するものである。
例えば貨物専用の車両の荷台床上にフォークリフトを用いて荷物を積載する場合、荷台床の奥までフォークリフトが届かないことがある。このような場合を考慮して、従来より荷台床に平行な溝状のレールを二対設置し、各レール内を走行可能であってかつ荷台床面より上方に昇降可能な荷受部を有するローダを設置して、このローダによって荷役が行われている例がある。
この種のローダとして、特開2001−106488号公報に記載の「ローダ」(以下「従来のローダ」という。)が提案されている。従来のローダは、レール内を走行可能であるローラを有するベース体と、ガイド手段を介して荷受部が床面より上方に上昇したり床面より下方に降下したりする荷台体と、この荷台体の昇降動作を可能にする作動装置とからなり、ベース体と荷台体とはローダ本体を形成しているものである。
従来のローダの使用方法は、まず、ローダ本体を平行な対のレール内にそれぞれ差し入れ、ついで荷物をパレットと共に上記レール真上の床面上に載せ、その後作動装置をローダ本体の端部に取付け、取付け後ハンドルレバーをガイド手段の受部に差し込み、ローダ本体上に起立させ、そしてハンドルレバーを上記受部を中心として反時計方向に約45度回転させて傾斜させる。この回転によって、ガイド手段を介して荷台体の荷受部が床面より上方に上昇するから、荷物は荷受部によってパレットと共に持ち上げられ、この状態で傾斜したハンドルレバーを持って手押し車のようにしてローダ本体をレールに沿って移動させ、予め定められている荷物の積載位置に達した時点で、移動を停止し、ハンドルレバーを元に戻す。戻す操作によって、荷台体は降下して荷受部がレール内に納まり、荷受部上の荷物が床面上に設置されたら、ローダ本体を後退させて元の位置に移動させ、荷役作業を終える。
特開2001−106488号公報
従来のローダは、その全体を荷台床内に納めることができるので、荷物の搬入及び搬出が円滑に行え、荷役作業が簡易にしかも迅速に行えるが、次のような課題がある。すなわち、従来のローダにおいて、ハンドルレバーを倒して作動体を引張りながら荷台体を上昇移動させるために、引張りに大きな力を必要とし作業者にとってハンドル作業に労力を要し、作業者の荷役作業に大きな負担がかかっていた。
本発明の目的は、作業者にかかるローダの操作負担を軽減し、荷役作業を容易にすることにある。
本発明の第1の特徴は、下側に位置してあるローラフレーム、上側に位置してあるローダベース及び上記ローラフレームとローダベースとの間に配置してあるベースガイドを備えているローダ本体と、このローダ本体の一端部側に配置してあって上記ローダベースを動作させる作動装置と、この作動装置を作動させるための操作棒とを具備していることにある。上記ローラフレームは、荷台床内に設けてあるレール上を走行可能である複数のローラを上記ローラフレームの長さ方向に間隔を置いて配置してあると共に、上記各ローラを上記ローラフレームの両側板に保持されているローラシャフトにローラシャフトを回転中心として支持してる。上記ローダベースは、その上部が荷受部となっており、上記ローラフレームにその長さ方向に沿って移動しながら昇降可能である。上記ベースガイドは、上記ローダベースに連結され、ガイド傾斜面を有する複数のガイド孔部と、各ガイド傾斜面に連続して設けてある停止部とを備えている。上記作動装置は、作動体と、この作動体側である他端部側に位置している第1のシャフトを介してこの第1のシャフトを回転中心として上記作動体に連結し、一端部側に位置している第2のシャフトを介してこの第2のシャフトを回転中心として上記ベースガイドの一端部連結している連結部材と、上記作動体の両側に配置してあってギアシャフトを回転中心としているギアと、上記作動体を挟んで対向して配置されていると共に、上記ローラフレームに固定され、上記ギアがラックギアに回転可能に歯合されかつ上記ラックギアに沿って水平移動可能であるラックとを備えている。上記操作は上記作動体に設けてある操作孔に着脱可能である。上記作動体は、上記操作の操作によって上記ギアと一体となってギアシャフトを回転中心として動作するものである。上記ギアシャフトは回転する作動体の支点となるものであって、上記ギアはラック上を移動可能であるから、ギアの回転移動に伴って支点が水平移動し、上記作動体は回転移動が可能となり、この動作に伴って上記ローダベースはローラフレームの長さ方向に昇降しながら移動可能である。上記ローラフレームの各ローラシャフトは、上記ローダベースとの相対的な関係において直接的に又は間接的に上記ガイド孔部内及び停止部を移動可能である。上記ベースガイドのガイド孔部は、上記ローダベースの昇降動作を案内するものである。
本発明の第2の特徴は、上記第1の特徴を前提としており、ローラフレームの各ローラシャフト、各ローラに設けているガイド部を介してガイド孔部内及び停止部を移動可能であることにある。この場合には、各ローラシャフトは、ガイド部を介して間接的に移動可能である。
本発明の第3の特徴は、上記第1の特徴を前提としており、各停止部には位置保持凹部をそれぞれ設けてあり、ローラフレームの各ローラシャフトこれらの位置保持凹部によって位置保持されるものであることにある。
本発明の第4の特徴は、上記第2の特徴を前提としており、各停止部には位置保持凹部をそれぞれ設けてあり、各ローラのガイド部これらの位置保持凹部によって位置保持されるものであることにある。
本発明の第5の特徴は、上記第1乃至第4特徴を前提としており、作動装置が、ギアシャフトの両端に取り付けているローラと、作動体を挟んで配置していると共に各ラックの外側で各ラックを保持し、ローラフレームの側板の内側に固定してある板状のガイドと、第2のシャフトの両端に取り付けているガイドローラとを備えており、上記各ガイドには、その長さ方向に沿って水平に設けてある長孔からなる第1のガイド孔と、一端部側から他端部側に向けて次第に降下する方向に傾斜している孔からなる第2のガイド孔とをそれぞれ開けてあり、上記第1のガイド孔はその内部で上記ギアシャフトのローラの移動を案内するものであり、第2のガイド孔はその内部で上記ガイドローラの移動を案内するものであることにある。
本発明の第6の特徴は、上記第1乃至第4いずれかの特徴を前提としており、作動装置が、ギアシャフトの両端に取り付けているローラと、作動体を挟んで配置していると共に各ラックの外側で各ラックを保持し、ローラフレームの側板の内側に固定してある板状のガイドと、第2のシャフトの両端に取り付けているガイドローラと、上記作動体の一端部側であって上記ラックに形成している軸受け部間に配置してあるバックローラとを備えており、上記各ガイドには、その長さ方向に沿って水平に設けてある長孔からなる第1のガイド孔と、一端部側から他端部側に向けて次第に降下する方向に傾斜している孔からなる第2のガイド孔とをそれぞれ開けてあり、上記第1のガイド孔はその内部で上記ギアシャフトのローラの移動を案内するものであり、第2のガイド孔はその内部で上記ガイドローラの移動を案内するものであり、上記バックローラは上記ラックの軸受け部にシャフトを介して回転可能に支持され、かつその下部が上記ローラフレームに形成してある開口部から露出されていることにある。
本発明の第7の特徴は、上記第1乃至第6いずれかの特徴を前提としており、ローラ交換機構、ローラシャフトが挿入及び離脱可能であるローラの軸心部に開けてある軸孔と、上記ローラシャフトの端部に設けてある取付け溝と、この取付け溝に嵌合可能である支持孔を有するシャフト固定板とを備えており、上記シャフト固定板は上記ローラとローラフレームの側板との間に上記取付け溝と支持孔とを介して上記ローラシャフトに取付けられており、ローラシャフトは上記側板に設けてある軸受け孔から側板の外方へ抜き出し可能であることにある。
本発明の第8の特徴は、上記第1乃至第6いずれかの特徴を前提としており、ローラ交換機構、ローラシャフトが挿入及び離脱可能であるローラの軸心部に開けてある軸孔と、上記ローラシャフトの端部に設けてある取付け溝と、隣接するローラシャフトに跨る長さを備えかつ各ローラシャフトのそれぞれの取付け溝に嵌合可能である複数の支持孔を有するシャフト固定板とを備えており、上記シャフト固定板上記ローラとローラフレームの側板との間に上記取付け溝と支持孔とを介して上記各ローラシャフトに取付けられており、各ローラシャフトは上記側板に設けてある軸受け孔から側板の外方へ抜き出し可能であることにある。
本発明の第9の特徴は、上記第1乃至第8のいずれかの特徴を前提としており、作動装置の作動体には回転可能であるストッパを起立状態に設けてあり、このストッパ荷物の搬入方向とは反対方向に向けてばね力が付勢されていることにある。
本発明の第10の特徴は、上記第1乃至第8のいずれかの特徴を前提としており、作動装置の作動体には回転可能であるフック状のストッパを起立状態に設けてあり、このストッパが上記作動体に第1のシャフトを介してこのシャフトを回転中心として取り付けられていると共に、荷物の搬入方向とは反対方向に向けてばね力が付勢されていることにある。
本発明の第11の特徴は、上記第1乃至第10のいずれかの特徴を前提としており、操作棒、先端側に多角形体からなる回転制御部を設けてあることにある。
本発明の第12の特徴は、上記第1乃至第11いずれかの特徴を前提としており、ロー本体の他端部側におけるローラフレームとローダベースとの間には開き止め機構を設けてあり、この開き止め機構は開き止め具と連結ピンとを備えており、上記開き止め具は上記ローラフレームに固定され、両側板部に上記ローラフレームにおけるガイド孔部のガイド傾斜面に沿うガイド傾斜面を有する開き止めガイド孔部を設けており、上記連結ピンは上記開き止め具の側板部とベースガイドと連結すると共に、ピン両端部が上記開き止めガイド孔部内を移動可能であることにある。
本発明によれば、作動装置がギアシャフトを中心としてギアと共に回転可能である作動体を有しかつ上記ギアがラック上を歯合しながら移動可能とするものであるから、作業者にかかるローダの操作負担を軽減し、荷役作業を容易にすることができる。
本発明によれば、ローラ交換機構を備えているものにあっては、使用頻度の高いローラの磨耗や損傷などによりローラ交換が必要になった場合、ローラ交換が簡単に行える。
本発明によれば、操作棒に回転制御部を設けているものにあっては、不使用時であって荷台床上に置かれている操作棒が回転しながら移動することを阻止されるから、安全に寄与する。
本発明によれば、作動装置にストッパを有するものにあっては、ローダ本体の停止位置の確認が容易でありかつ格納されている荷物の下へローダ本体が潜るのを防止できる。
本発明によれば、開き防止機構を備えているものにあっては、ローダベースとローラフレームとの間が不用意に開くことを抑制できるから、その扱いがし易い。
図1〜図4において、ローダはローダ本体1と、作動装置2と、この作動装置を作動させるための操作棒3とを具備しているものである。
ローダ本体1は、図1、図2及び図5に示すように下側に位置しているローラフレーム4と、上側に位置しているローダベース5と、ローラフレームとローダベースとの間に配置してあるベースガイド6とを備えている。ローダ本体1は、その上面で荷物27を積載した状態で車両などの荷台床25内に設けられているレール26内を走行し、荷物の格納位置まで移動することができる(図12)。
ローダ本体1におけるローラフレーム4は、両側に側板4a1,4a2を有するチャンネル部材によって形成されている。ローラフレーム4は、その内部に長さ方向に間隔を置いて複数のローラ7を配置してある。各ローラ7は、図5及び図6に示すように両側にガイド部7aを設け、軸心部に軸孔7bを開けている。各ローラ7は、軸孔7bを貫通するローラシャフト8にこのローラシャフトを回転中心として取付けられている。ローラシャフト8は側板4a1,4a2に支持されている。各ローラシャフト8は、ローラ7の軸孔7b内へ挿入、そして軸孔から抜き出しがそれぞれ可能である。ローラ7は、ローラフレーム4に対してローラ交換機構9によって着脱可能である。
図2に示すようにローラフレーム4の底部には開口部4b1,4b2が開けられている。開口部4b1,4b2のうち、一方の開口部4b1はローラ7に対応する位置にあってローラの下部が下方に露出されており、レール26(図5)内を走行可能である。他方の開口部4b2はローラフレーム4の一端側(図2右側)に配置されており、後述する作動装置2に対応する位置にある。
ここで、ローラ交換機構9について図1、図2及び図4〜図7を参照して説明する。
ローラシャフト8の両端部は、側板4a1,4a2の軸受け孔4a11,4a12で軸受けされている。図6右方の軸受け孔4a12の径は左方の軸受け孔4a11のそれより長く設定されており、ローラシャフト8を一方の側板4a2から外方へ引き出すことができる。ローラシャフト8は、ローラシャフト固定部材であるシャフト固定板10とローラシャフト8の一端(図6右端)に形成してある取付け溝8aとによってローラフレーム4に固定状態に取付けられている。シャフト固定板10は、図4に示すように長板状であって、隣接する双方のローラシャフト8を跨げる長さを有している。シャフト固定板10の両端部側には、その下端面から上方に向けて支持孔10aをそれぞれ切り込んである。シャフト固定板10はローラフレーム4の一方の側板4a2の内側に配置され、各支持孔10aは隣接している双方のローラシャフト8の取付け溝8aに嵌め込まれている。シャフト固定板10の中央部は、ビス孔10b(図2)に挿入するビス11によってローラフレーム4の側板4a2の内側に固定されている。シャフト固定板10は図4の例では、隣接する2本のローラシャフト8を同時に固定している。
なお、シャフト固定板10の配置位置は、本来ローラフレーム4の側板4a2の内側であるが、シャフト固定板の外観の把握を容易にするため、図2に限って、側板4a2の内側ではなくて外側に図示されている。
ローラ7の交換を可能にするためには、ビス11によるシャフト固定板10の固定を解除してから、シャフト固定板を上方に持ち上げて取付け溝8aとの係合を外す。そして、ローラシャフト8の固定が解除された段階で、ローラ7の軸孔7bからローラシャフトを側板4a2側に引き出し、軸受け孔4a12を経て外方へ抜き出す。こうすれば、ローラシャフト8はローラ7から分離され、新たなローラの交換が可能となる。
ローダ本体1におけるローダベース5は、図1、図2及び図5に示すように山形鋼によって形成され、その内部にローラフレーム4が嵌め込まれている。ローダベース5は、その上部が荷受部5aとなっており、ローラフレーム4の上側をその長さ方向に移動しながら昇降可能である。荷受部5aは平坦な荷受面である。ローダベース5の一端(図2右端)である後端に開口部5bを開けてある。
ローダ本体1におけるベースガイド6は、図1、図2及び図4に示すように山形鋼によって形成されている。ベースガイド6は、両側板に複数のガイド孔部6aを長さ方向に間隔をあけて形成してある。各ガイド孔部6aの内面には一端部(図4及び図7右端部)に向けて右肩上がりに傾斜されたガイド傾斜面6a1を設けてある。ベースガイド6は停止部6bを備えている。停止部6bは隣接するガイド孔部6a間に形成されており、各ガイド傾斜面6a1に連続して設けられている。各停止部6bにはガイド傾斜面6a1の終端に連続して位置保持凹部6b1を設けてある。ベースガイド6は図5に示すように上記ローダベース5内に配置されている。ベースガイド6は、その上面がローダベース5の荷受部5aの下面に接触している状態で、溶接やボルトなどの結合手段によってローダベースに連結されている。
作動装置2は、図1〜図4に示すように作動体12を有している。作動体12は中央部に縦方向に操作孔12aを貫通してある。作動体12の一端(図1右端)である後端の両側面にはクランクギア13を設けてあり、このクランクギアはギアシャフト14を回転中心として回転可能である。図3、図8及び図9に示すように、クランクギア13の内側には軸孔13aを囲むように外形が四角の回転止め13bを設けてある。回転止め13bは、作動体12の両側面に設けてある角穴12cに嵌め込まれている。このため、作動体12とクランクギア13とは一体的に結合され、後述するように、双方が一体的に回転可能となる。ギアシャフト14には、各クランクギア13の外側に隣接してクランクローラ16を取付けてある。クランクギア13はラック15のラックギア15aと歯合している。各ラック15は作動体12の一端(後端部)両側に作動体を挟むように配置され、その底部がローラフレーム4の開口部4b2に嵌め込まれて位置保持されている。ラック15は、その長さ方向にラックギア15aの一端部側(図1右端部側)である後端部側に軸受け部15bを設けてある。
また図1に示すように、作動体12の他端部(先端部)には軸受け部12bを設けてある。軸受け部12bにはフック状のストッパ17をクランクシャフト18によって取付けてある。ストッパ17はクランクシャフト18を中心として回転可能であって、常に荷物の搬入方向と反対方向すなわち、図4時計方向に向けてばね(図示せず。)のばね力が付与されている。このため、通常、ストッパ17は作動体12より上方に起立されている。
また作動体12の他端部(先端部)とベースガイド6の一端部(後端部)とは連結部材19によって互いに連結されている。連結部材19の一端部は作動体12に第1のシャフトであるクランクシャフト18を回転中心として、また他端部はベースガイド6に第2のシャフトである連結シャフト20を回転中心としてそれぞれ取付けられている。連結シャフト20の両端にガイドローラ21を取付けてある。両ラック15の外側にはガイド手段であるクランクガイド22を隣接して配置してある。各クランクガイド22はローラフレーム4の側板4a1,4a2の内側に固定され、そしてラック15を保持している。クランクガイド22には第1のガイド孔22a及び第2のガイド孔22bを開けてある。第1のガイド孔22aは、クランクガイド22の長さ方向に沿って水平に設けられた長孔である。第1のガイド孔22aは、その内部でクランクローラ16の移動を案内する。第2のガイド孔22bはガイドローラ21の他端部側に配置されており、図1右肩上がりに傾斜した孔となっている。第2のガイド孔22bは内部でガイドローラ21の移動を案内する。
図1〜図4に示すように、ローラ本体1の一端部(後端部)に設けられている両ラック15の軸受け部15b間にはバックローラ23を配置してある。バックローラ23は軸受け部15bにシャフト24を介して回転可能に支持されている。バックローラ23の下部はローラフレーム4の開口部4b2から露出されている。
操作棒3は図1、図10及び図11に示すように、下部に回転制御部3a及び挿入部3bを設けてある。回転制御部3aは多角形体(図11では6角形)に形成されている。操作棒3が荷台床25上に置かれている場合、回転制御部3aはこの操作棒が荷台床上を不用意に回転しながら移動することを規制する。回転制御部3aは回転移動する操作棒3に作業者が当たるのを防止する機能を持つ。操作棒3の先端部に設けてある挿入部3bは作動体12の操作孔12aに差込み可能である。
ローダ本体1、作動装置2及び操作棒3の相互関係を説明する。
操作棒3の挿入部3bを作動体12の操作孔12aに差込み、そしてこの操作棒をクランクギア13の回転中心となるギアシャフト14を支点としてバックローラ23側(図4鎖線矢印方向側)に所定角度倒せば、クランクギア13は図14に示すようにギアシャフトを中心として作動体12と一体となって時計方向に回転可能である。クランクギア13はラック15上を回転しながらバックローラ23側に移動するから、支点となるギアシャフト14は水平移動し、作動体も時計方向に回転しながらバックローラ23側へ移動し、図14(B)に示すように作動体の先端部に接続されているクランクシャフト18が斜めに上昇する。
ベースガイド6は回転移動する作動体12に連結部材19によって連なっているから、上記作動体の動きにしたがって作動体と同一方向(図14右方向)に水平移動しながら上昇する。ベースガイド6と一体であるローダベース5は、ベースガイドの移動に伴ってこのベースガイドの移動方向と同一方向に移動する。連結部材19は作動体12の回転移動に伴って、ローダベース5及びベースガイド6を持ち上げながらかつ図14右方向に引っ張る機能を持つ。作動体12は回転しながら図14右方向に移動可能であるから、連結部材19に対してその回転に伴う引張力を付与し、移動に伴う水平力を付与する。
また操作棒3を倒した位置から、バックローラ23側とは反対側に起こし、垂直状態に戻せば、作動体12はギアシャフト14を支点として反時計方向に回転しながら後退して元の位置に戻る。同時にローダベース5及びベースガイド6も後退しながら降下し元の位置に戻る。
このようにローダベース5は作動体12の回転移動に伴ってベースガイド6と共に、ローラフレーム4に対してその長さ方向に移動しながら昇降する。
図1、図2、図4及び図7に示すローダベース5の昇降機構を構成しているガイド孔部6a、停止部6b、ローラ7及びローラシャフト8について説明する。
ローダベース5及びベースガイド6は、ローラフレーム4及びこれに取付けられているローラ7に対して移動関係にある。このため、ローダベース5及びベースガイド6の移動に伴って、ローラ7のガイド部7aはローラシャフト8と同心であって、ベースガイド6のガイド孔部6a内のガイド傾斜面6a1及び停止部6bを走行可能である。
通常、図12(A)及び図13(A)に示すように、ローラ7におけるガイド部7aは、ガイド孔部6aの最深部に位置している。この位置からベースガイド6が図12(A)及び図13(A)右方に移動する場合、ローラシャフト8の位置は固定されているから、ガイド部7aは右肩上がりに傾斜しているガイド傾斜面6a1を走行する。ベースガイド6はガイド傾斜面6a1に沿って、図12(B)及び図13(B)に示すように徐々に上昇し、ローダベース5も上昇する。ベースガイド6がさらに上昇を継続すれば、図12(C)及び図13(C)に示すように、ガイド部7aは停止部6bの位置保持凹部6b1に至って位置保持される。この段階では、ベースガイド6は最高位置まで上昇し、ローダベース5の荷受部5aは荷台床25より上方の位置に達し、荷台床より露出することになる。
本発明に係るローダの使用法を説明する。
荷物を荷台床の所定位置に格納する場合について主に図1、図2、図12〜図14を参照して説明する。
(ローダ本体の設置)
まず、ローダベース5の荷受部5aを降下させた通常の状態(図4及び図5に示す状態)にあるローダ本体1を図12(A)及び図13(A)に示すように、貨物車両などの荷台床25に設けてある例えば二対のレールのうち、一対の各レール26内のそれぞれに差し入れる。ローダ本体1は荷台床25のレール26内に納まる。
(荷物の搬入)
ついで、フォークリフトなどの運搬車を用いて、図12(A)及び図13(A)の鎖線に示すように荷物27を、パレット28の上面に載せたまま荷台床25上に置く。その際、パレット28はローダ本体1を跨ぐように置く。ただし、ストッパ17(図4)よりローダ本体1の後端側はあけておく。
(荷受部への荷物の積載)
その後、図14(A)に示すように、操作棒3の挿入部3bを作動体12の操作孔12a内に差し込み、ローダ本体1上に起立させる。起立させた操作棒3をギアシャフト14を支点としてバックローラ23側に倒すと、作動体がギアシャフトを中心として時計方向に回転し、同時にクランクギア13もラック15上を回転しながら図右方に移動する。図14(B)に示すように、クランクギア13の移動によって支点となるギアシャフト14が移動するから、作動体12は時計方向に回転しながら図右方に移動するから、連結部材19はクランクシャフト18の動きにしたがって図右方に移動しながら上昇し、この過程でローダベース5及びベースガイド6を図右方へ引っ張る。
引っ張られたローダベース5及びベースガイド6は、図12(B)及び図13(B)に示すように、図12右方に移動し、荷受部5aが荷台床25の床面25aより徐々に上昇する。このため荷受部5a上に積載されている荷物27は押し上げられる。すなわち、操作棒3を図4時計方向(鎖線に示す矢印方向)へ回転することにより、図12(B)及び図13(B)に示すようにローラ7のガイド部7aがガイド孔部6aのガイド傾斜面6a1を転がりながら上昇し、操作棒を所定角度回転した段階で、ガイド部が停止部6bに移動することになる。この時、荷受部5aが床面25aより上方に移動し、パレット28を通じて荷物27が押し上げられる。
操作棒3の傾斜角度が図14(B)に示す予め設定している所定角度に達すると、図12(C)及び図13(C)に示すように、ガイド部7aが停止部6bの位置保持凹部6b1に達して位置保持凹部によって保持され、そして積載荷重によって保持が固定されるから、ローラ7の位置が固定され、上昇したローダベース5の荷受部5aも固定される。
この結果、荷物27は荷台床25の床面25aを離れて、荷受部5a上に積載された状態で平行する対のローダ本体1によって確実に支えられる。
(荷物の運搬及び荷下ろし)
両操作棒3を上述したように所定角度倒した状態のまま、手押し車のようにローダ本体1を図12(C)の左方向にレール26上を移動させ、荷物27の格納位置に達した時点で、移動を停止し、操作棒3を倒した位置から、バックローラ23側とは反対側に起こし、垂直状態に戻せば、作動体12はギアシャフト14を支点として反時計方向に回転しながら後退して元の位置に戻る。同時に、ガイド部7aは停止部6bの位置保持凹部6b1から出てガイド孔部6aに入り、ガイド傾斜面6a1を下りながら走行し、やがてガイド孔部の最深部に達するから、荷受部5aは降下し、最終的にレール26内に納まる。
したがって、荷物27は、図12(A)及び図13(A)の鎖線に示すように、再びパレット28を介して床面25aに接地するから、荷受部5aから離れる。
(ローダ本体の戻し)
その後、垂直の状態にある両操作棒3を持って、ローダ本体1をレール26に沿って後退させ、元位置に戻った段階で、移動を停止し、操作棒3をローダ本体1から外す。
さらに荷物27の積み込みが必要な場合には、ローダ本体1は荷台床25のレール26内に納まっているから、再び、上述した「荷受部への荷物の積載」から「ローダ本体の戻し」までの積み込み作業を繰り返す。
格納されている荷物27を荷台床25から積み出す場合について説明する。
(ローダ本体の設置)
まず、図15に示すように、両ローダ本体1を対のレール26内にそれぞれ設置する。この作業は、前述した「ローダ本体の設置」に記載した作業と同様である。そして各ローダ本体1を荷台床25上に既に積載されている荷物27の格納位置まで走行させる。この際、荷台床25上に既に積載されている荷物27は床面25aに接地されていて、荷物と荷受部5aとは接触しないので、ローダ本体1の走行には支障はない。そしてストッパ17は、図15鎖線に示すように、床面25a上の荷物27を載せているパレット28に当接可能であるから、ローダ本体1全体がパレット下に潜り込むことが防止される。
(荷受部への荷物の積載)
図15に示すように、操作棒3を作動体12の操作孔12a(図1)に差し入れて、そして操作棒を倒してローダベース5を上昇させ、荷受部5a上に荷物27を載せる。積載作業は、前述した「荷受部への荷物の積載」に記載した作業と同様である。積載後に、傾斜状態にある操作棒3を作動体12から外す。
(荷物の運搬及び荷下ろし)
図16に示す引っ掛け棒29を使用して、先端に設けてある掛け止め部29aをパレット28の開口部28aの縁に引っ掛けながら荷受部5a上で荷物を積載したままの状態で、両引っ掛け棒を図右方向にローダ本体1を引き車のように、レール26上を引いて、荷物の積み下ろし位置まで移動させる。
ローダ本体1が荷物の積み下ろし位置に達した時点で、ローダ本体の移動を停止する。その後、作動体12の操作孔12aに再び操作棒3の先端を挿入し、傾斜状態にある操作棒を元に戻す(垂直の状態に戻す)。すると、荷受部5aは降下し、やがてレール26内に納まる。したがって、荷物27はパレット28を介して床面25aに接地する。その後、運搬車、例えばフォークリフトのフォークをパレットの位置まで上昇させて、そしてフォークリフトを前進させて、パレット28の上面に積載した荷物をパレットと共に荷台床25外に運び出す。
さらに荷物27の積み出しを必要とする場合には、再び、ローダ本体1を荷物の格納位置まで前進させて、上述した「荷受部への荷物の積載」から「ローダ本体の戻し」までの積み出し作業を繰り返す。
図1及び図2に示すローダによれば、ローダベース5を昇降させる際、作動体12の動作の支点をラック15上を移動するクランクギア13のギアシャフト14に設定し、作動体がクランクギアと一体となって動作することができ、支点を移動させることにより作業者にとって作動体の動きが円滑に行え、そして連結部材19には作動体12の回転によって引張力が与えられ、しかも作動体が図14右方向に移動することによって水平力が与えられるので、ベースガイド6を介してローダベース5を持ち上げながらかつ移動させる場合に、大きな労力を要することなく作業者の操作棒3による昇降作業をすることができ、荷役作業が簡易となる。
ローラフレーム4の各ローラシャフト8はベースガイド6のガイド孔部6a及び停止部6b上を直接的又は間接的に移動するものである。図7では、各ローラシャフト8はローラ7のガイド部7aを介してベースガイド6と相対的に移動し、移動を通じてローダベース5及びベースガイド6の昇降動作の案内をしている。換言すれば、図7に示すベースガイド6の昇降動作を案内する手段として、ガイド孔部6aとこのガイド孔部内を移動するローラ7のガイド部7aとを用いているが、必ずしも図示の手段に限られない。
例えば図17に示すようにガイド孔部6a内を移動するローラシャフト8Aの端部をガイド部7aに代えてガイド部分としても良い。
またローラ7を支持しているローラシャフト8をローラフレーム4へ取付ける方法として、E型リングなどを用いて取付けても良いが、図6に示すように、ローラ交換機構9を用いれば、ローラの交換が簡単に行える。
ローラ交換機構9を構成しているシャフト固定板において、支持孔の数は図2に示すシャフト固定板10の支持孔10aにあっては二つであるが、図18に示すように一つ又は三つであっても、そして例示していないが四つ以上であっても良い。
図18(A)に示すシャフト固定板10Aには、一つの支持孔10Aaを設けてあり、同図(B)に示すシャフト固定板10Bは、三つの支持孔10Baを設けてある。
シャフト固定板10Aは、各ローラシャフト毎に取付けられる。またシャフト固定板10Bは、3本のローラシャフトに跨ってそれぞれのローラシャフトに取付けられる。
ローラシャフト8はローラフレーム4の側板4a1,4a2にかしめなどの固定方法によって取付けても良いが、ローラ7の交換時に固定を解除するための特別の工具を必要とし、交換に手間がかかるために、ローダ本体1には前記ローラ交換機構9を組み込むことが望ましい。
ローダ本体1にはストッパ17を必ずしも設ける必要はないが、荷物27の積み出し時にローダ本体をレール26内に設置し格納位置まで移動した際に、ローラ本体後端側を荷物の下側に潜り込むことを防止でき、ローダ本体の確実な位置確認が可能となる。
本発明に係るローダに用いるローラ本体の他の例について、図19〜図24を参照して説明する。
図19に示すローラ本体1Aは、前記したローラ本体1と基本的構成が一致しているので、共通する部分の説明を省略すると共に、相互に符号を一致させて対応関係を明らかにし、相違する構成についてのみ説明する。
ローダ本体1Aにおいて、ローラフレーム4はローダベース5内に嵌め込まれているが、ローダ本体の先端部側(図19左端部側)のローラフレームとローダベースとの間が大きく開かないようにするための開き止め機構30を設けている。
開き止め機構30は開き止め具31と連結ピン32を有している。開き止め具31は、図17に示すように連結板部31aと、この連結板部の両端に設けてある側板部31bとからなる。連結板部31aはローラフレーム4内に配置されており、ビス孔31a1及びビス33を通じてローラフレームの底部に固定されている(図20及び図21)。両側板部31bには、図20及び図23に示すように、右肩上がりに傾斜した開き止めガイド孔部31b1をそれぞれ開けてある。連結ピン32は、図21に示すようにベースガイド6の下端開口を跨ぐように渡されると共に、取付け孔6cを貫通し、固定溝32aに嵌め込まれる止めリング34によってベースガイドに固定されている。連結ピン32の両端部は開き止めガイド孔部31b1内まで突出されており、開き止めガイド孔部に案内される。開き止めガイド孔部31b1の傾斜方向は、前記ガイド孔部6aのガイド傾斜面6a1の傾斜方向に沿うものである。
ベースガイド6の移動に伴ってローダベース5も移動することは上述したとおりであるが、連結ピン32も開き止めガイド孔部31b1内をベースガイドの移動方向と同じ方向に移動する。
ベースガイド6は移動しながら上昇又は下降するが、連結ピン32も傾斜した開き止めガイド孔部31b1を介してベースガイドの動作に追従する。このために、開き止め機構30がベースガイド6の動作を妨げない。
図24に示すように、ローラ本体1Aの最先端(左端)に位置しているローラシャフト8は、シャフト固定板10Aによって、またこのローラシャフトに隣接しているローラシャフト8及びこのローラシャフトに隣接している(図示せず。)シャフト固定板10Bによって、それぞれローラフレーム4に対して交換可能に固定されている。図24に示すシャフト固定板10Aとシャフト固定板10Bとの間に開き止め具31が配置されかつ、一方の側板部31bとシャフト固定板10A,10Bとが前後(図左右)で対向している。
ローダ本体1Aによれば、このローダ本体の運搬時などにおいて、開き止め機構30によってローダ本体の先端部側が不用意に開放されないから、その扱いがしやすい。
作動装置における作動体及びクランクギアの構成としては、図1に示すように作動体12とクランクギア13とが互いに独立した部材である必要はない。例えば図25〜図28に示すように、作動体12Aとこの作動体の両側に位置しているクランクギア13Aとを一体的に形成し、クランクギアを作動体の一部分として設けるものであっても良い。クランクギア13Aの歯部は約180度の範囲に設けられている。作動体12Aの軸受け部12Abにはクランクギアシャフト用の軸孔12Ab1を開けてある。軸受け部12Abの両側には連結部材の端部がクランクギアシャフトを介して接続されるが、ストッパを支持しない。12Aaは操作孔、13Aaはクランクギア13Aに開けてあるギアシャフト用の軸孔である。
本発明に係るローダの主要部を示す一部切欠拡大斜視図である。 本発明に係るローダにおけるローダ本体及び作動装置を示す分解斜視図である。 本発明に係るローダにおけるローダ本体及び作動装置を示す拡大平面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図4のV−V線拡大断面図である。 ローラ交換機構を拡大して示す一部断面分解図である。 ローラ本体の先端部側を示す一部切欠拡大正面図である。 本発明に係るローダにおける作動装置のクランクギアを示す拡大背面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 操作棒の拡大正面図である。 操作棒の拡大底面図である。 荷物の積み込み時のローダ本体の正面側におけるローダベースの昇降動作を段階的に示す説明図である。 荷物の積み込み時のローダ本体の側面側におけるローダベースの昇降動作を段階的に示す説明図である。 荷物の積み込み時のローダ本体におけるローダベース、作動装置及び操作棒の相互の動作関係を段階的に示す説明図である。 荷物の積み出し時におけるローダ本体の設置段階を示す作動説明図である。 荷物の積み出し時におけるローダ本体による荷物の搬出段階を示す作動説明図である。 ローラシャフトとガイド孔部との案内関係の他の例を示す拡大断面図である。 シャフト固定板の他の例を示す拡大正面図である。 開き止め機構を備えているローダ本体の先端部側を示す一部切欠拡大正面図である。 開き止め機構を拡大して示す分解斜視図である。 図19のXXI−XXI線拡大断面図である。 開き止め具を示す拡大平面図である。 図22のXXIII−XXIII線断面図である。 シャフト固定板、開き止め具、ベースガイド及びローラフレームの関係を示す一部切欠拡大正面図である。 作動体及びクランクギアの他の例を示す拡大正面図である。 図25の平面図である。 図25の左側面図である。 図25の底面図である。
符号の説明
1,1A ローダ本体
2 作動装置
3 操作棒
3a 回転制御部
3b 挿入部
4 ローラフレーム
4a1,4a2 側板
4a11,4a12 軸受け孔
5 ローダベース
5a 荷受部
6 ベースガイド
6a ガイド孔部
6a1 ガイド傾斜面
6b 停止部
6b1 位置保持凹部
7 ローラ
7a ガイド部
7b 軸孔
8,8A ローラシャフト
8a 取付け溝
9 ローラ交換機構
10,10A,10B シャフト固定板
10a,10Aa,10Ba 支持孔
12,12A 作動体
12a,12Aa 操作孔
13,13A クランクギア(ギア)
14 ギアシャフト
15 ラック
15a ラックギア
15b 軸受け部
16 クランクローラ(ローラ)
17 ストッパ
18 クランクシャフト(第1のシャフト)
19 連結部材
20 連結シャフト(第2のシャフト)
21 ガイドローラ
22 クランクガイド(ガイド)
22a 第1のガイド孔
22b 第2のガイド孔
23 バックローラ
24 シャフト
25 荷台床
25a 床面
26 レール
30 開き止め機構
31 開き止め具
31a 連結板部
31b 側板部
31b1 開き止めガイド孔部
32 連結ピン
32a 固定溝

Claims (12)

  1. 下側に位置してあるローラフレーム、上側に位置してあるローダベース及び上記ローラフレームとローダベースとの間に配置してあるベースガイドを備えているローダ本体と、このローダ本体の一端部側に配置してあって上記ローダベースを動作させる作動装置と、この作動装置を作動させるための操作棒とを具備しており、
    上記ローラフレームは、荷台床内に設けてあるレール上を走行可能である複数のローラを上記ローラフレームの長さ方向に間隔を置いて配置してあると共に、上記各ローラを上記ローラフレームの両側板に保持されているローラシャフトにローラシャフトを回転中心として支持してあり、
    上記ローダベースは、その上部が荷受部となっており、上記ローラフレームにその長さ方向に沿って移動しながら昇降可能であり、
    上記ベースガイドは、上記ローダベースに連結され、ガイド傾斜面を有する複数のガイド孔部と、各ガイド傾斜面に連続して設けてある停止部とを備えており、
    上記作動装置は、作動体と、この作動体側である他端部側に位置している第1のシャフトを介してこの第1のシャフトを回転中心として上記作動体に連結し、一端部側に位置している第2のシャフトを介してこの第2のシャフトを回転中心として上記ベースガイドの一端部連結している連結部材と、上記作動体の両側に配置してあってギアシャフトを回転中心としているギアと、上記作動体を挟んで対向して配置されていると共に、上記ローラフレームに固定され、上記ギアがラックギアに回転可能に歯合されかつ上記ラックギアに沿って水平移動可能であるラックとを備えており、
    上記作動体は、上記ギアと一体でギアのギアシャフトを中心として回転可能であり、
    上記操作は上記作動体に設けてある操作孔に着脱可能であり、
    上記ローラフレームの各ローラシャフトは上記ガイド孔部内及び停止部を移動可能であり、
    上記ベースガイドのガイド孔部は、上記ローダベースの昇降動作を案内するものである
    ことを特徴とするローダ。
  2. ローラフレームの各ローラシャフトは、各ローラに設けているガイド部を介してガイド孔部内及び停止部を移動可能であることを特徴とする請求項1記載のローダ。
  3. 各停止部には位置保持凹部をそれぞれ設けてあり、ローラフレームの各ローラシャフトはこれらの位置保持凹部によって位置保持されるものであることを特徴とする請求項1記載のローダ。
  4. 各停止部には位置保持凹部をそれぞれ設けてあり、各ローラのガイド部はこれらの位置保持凹部によって位置保持されるものであることを特徴とする請求項2記載のローダ。
  5. 作動装置は、ギアシャフトの両端に取り付けているローラと、作動体を挟んで配置していると共に各ラックの外側で各ラックを保持し、ローラフレームの側板の内側に固定してある板状のガイドと、第2のシャフトの両端に取り付けているガイドローラとを備えており、上記各ガイドには、その長さ方向に沿って水平に設けてある長孔からなる第1のガイド孔と、一端部側から他端部側に向けて次第に降下する方向に傾斜している孔からなる第2のガイド孔とをそれぞれ開けてあり、上記第1のガイド孔はその内部で上記ギアシャフトのローラの移動を案内するものであり、第2のガイド孔はその内部で上記ガイドローラの移動を案内するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のローダ。
  6. 作動装置は、ギアシャフトの両端に取り付けているローラと、作動体を挟んで配置していると共に各ラックの外側で各ラックを保持し、ローラフレームの側板の内側に固定してある板状のガイドと、第2のシャフトの両端に取り付けているガイドローラと、上記作動体の一端部側であって上記ラックに形成している軸受け部間に配置してあるバックローラとを備えており、上記各ガイドには、その長さ方向に沿って水平に設けてある長孔からなる第1のガイド孔と、一端部側から他端部側に向けて次第に降下する方向に傾斜している孔からなる第2のガイド孔とをそれぞれ開けてあり、上記第1のガイド孔はその内部で上記ギアシャフトのローラの移動を案内するものであり、第2のガイド孔はその内部で上記ガイドローラの移動を案内するものであり、上記バックローラは上記ラックの軸受け部にシャフトを介して回転可能に支持され、かつその下部が上記ローラフレームに形成してある開口部から露出されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のローダ。
  7. ローラ交換機構は、ローラシャフトが挿入及び離脱可能であるローラの軸心部に開けてある軸孔と、上記ローラシャフトの端部に設けてある取付け溝と、この取付け溝に嵌合可能である支持孔を有するシャフト固定板とを備えており、上記シャフト固定板は上記ローラとローラフレームの側板との間に上記取付け溝と支持孔とを介して上記ローラシャフトに取付けられており、ローラシャフトは上記側板に設けてある軸受け孔から側板の外方へ抜き出し可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のローダ。
  8. ローラ交換機構は、ローラシャフトが挿入及び離脱可能であるローラの軸心部に開けてある軸孔と、上記ローラシャフトの端部に設けてある取付け溝と、隣接するローラシャフトに跨る長さを備えかつ各ローラシャフトのそれぞれの取付け溝に嵌合可能である複数の支持孔を有するシャフト固定板とを備えており、上記シャフト固定板は上記ローラとローラフレームの側板との間に上記取付け溝と支持孔とを介して上記各ローラシャフトに取付けられており、各ローラシャフトは上記側板に設けてある軸受け孔から側板の外方へ抜き出し可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のローダ。
  9. 作動装置の作動体には回転可能であるストッパを起立状態に設けてあり、このストッパは荷物の搬入方向とは反対方向に向けてばね力が付勢されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のローダ。
  10. 作動装置の作動体には回転可能であるフック状のストッパを起立状態に設けてあり、このストッパは上記作動体に第1のシャフトを介してこのシャフトを回転中心として取り付けられていると共に、荷物の搬入方向とは反対方向に向けてばね力が付勢されていること特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のローダ。
  11. 操作棒は、先端側に多角形体からなる回転制御部を設けてあること特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のローダ。
  12. ロー本体の他端部側におけるローラフレームとローダベースとの間には開き止め機構を設けてあり、この開き止め機構は開き止め具と連結ピンとを備えており、上記開き止め具は上記ローラフレームに固定され、両側板部に上記ローラフレームにおけるガイド孔部のガイド傾斜面に沿うガイド傾斜面を有する開き止めガイド孔部を設けており、上記連結ピンは上記開き止め具の側板部とベースガイドと連結すると共に、ピン両端部が上記開き止めガイド孔部内を移動可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載のローダ。
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