JP2000043168A - 難シール性合成樹脂の立体的シール方法 - Google Patents
難シール性合成樹脂の立体的シール方法Info
- Publication number
- JP2000043168A JP2000043168A JP10211241A JP21124198A JP2000043168A JP 2000043168 A JP2000043168 A JP 2000043168A JP 10211241 A JP10211241 A JP 10211241A JP 21124198 A JP21124198 A JP 21124198A JP 2000043168 A JP2000043168 A JP 2000043168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- synthetic resin
- sealing
- folded
- sealing method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
仕上げることができる立体的シール方法を提供しようと
するもの。 【解決手段】 難シール性合成樹脂のシート1を折り返
した端2と平面状シート3とを溶着するシール方法であ
って、折り返す方のシートの間に沿ってシール用基体7
が配設され、折り返したシートの端2と平面状シート3
とを接触させ、前記シール用基体7で圧着してシールす
るようにした。
Description
の立体的シール方法に関するものである。
体的形状の収容容器(例えば携帯用の歯ブラシ収容パッ
ク)などに仕上げる場合には、高周波ウェルドによるシ
ールを利用していた。
の問題により使用が規制される方向にあるので、かかる
問題のないポリオレフィン系樹脂などを用いたい。
ビニール樹脂ほどシール性が良くない難シール性合成樹
脂であり、シートの平面部分同士のように或る程度のシ
ール代(しろ;=面積)がなければなかなか上手くシー
ルができず、立体的形状のに仕上げにくいという問題が
あった。
シール性合成樹脂のシートを立体的形状に仕上げること
ができる立体的シール方法を提供しようとするものであ
る。
この発明では次のような技術的手段を講じている。
ール方法は、難シール性合成樹脂のシートを折り返した
端と平面状シートとを溶着するシール方法であって、折
り返す方のシートの間に沿ってシール用基体が配設さ
れ、折り返したシートの端と平面状シートとを接触さ
せ、前記シール用基体で圧着してシールするようにした
ことを特徴とする。
と平面状シートとを接触させシール用基体を圧着してシ
ールする際、折り返す方のシートの間に沿って配設した
シール用基体によってシート相互の圧着を非常に行ない
やすいので、それ程大きなシール面積がなくても十分に
シールすることができる。
り返した端と平面状シートとをシールすると同時に、シ
ートの不要部分は溶断するようにしてもよい。
ポリオレフィン系樹脂とすることができる。
面を参照して説明する。
では携帯用の歯ブラシ収容パックを形成した。
成樹脂のシート1材を折り返した端2(図6乃至図8参
照)と平面状シート3材とを溶着して立体的に形成した
ものである。前記難シール性合成樹脂として、ポリオレ
フィン系樹脂であるエチレン酢酸ビニルコポリマー(E
VA)を用いた。そして具体的には、次のようにして形
成した。
樹脂製(エチレン酢酸ビニルコポリマー)のシート1材
を所定の長さにスリッター加工する。図2に示すよう
に、このシート1材の両端に、ポリオレフィン系樹脂製
(エチレン酢酸ビニルコポリマー)のファスナー条4を
所定幅重ね合わせて熱シールする。図3に示すように、
このエチレン酢酸ビニルコポリマー製のシート1材を丸
めて筒状にしてファスナー条4の先を合わせ、前記ファ
スナー条4を全長に渡って互いに嵌合させスライダー5
を取り付ける。そして図4に示すように、金型6により
いわゆるケイ線入れを行う。
シート1材の間に沿って、筒状で金属製のシール用基体
7が配設される。すなわち筒状にしたエチレン酢酸ビニ
ルコポリマー製のシート1材の外周に、これより少し大
径の筒状の金属製シール用基体7を被せる。このシール
用基体7は、金属製の筒状の成型金型としている。筒状
にしたエチレン酢酸ビニルコポリマー製のシート1材の
両端を、外周に嵌めた筒状の基体7の端部に沿って外方
に折り返す。
明のエチレン酢酸ビニルコポリマー製のシート1材の両
端に、着色されたエチレン酢酸ビニルコポリマー製の平
面状シート3材を当接させる。すなわち、折り返したシ
ート1材の端2と他の平面状シート3材とを接触させ
る。そして、前記シール用基体7を圧着してシールす
る。
(金属製の成型金型)は外部からの熱照射により、シー
ト材が溶融する温度程度まで発熱させ、この発熱した金
属製の成型金型によりシート材相互間のシールを行う。
り返した端2と平面状シート3材とをシールすると同時
に、シート材の不要部分8は溶断する。
の立体的シール方法の使用状態を説明する。
ト1材の端2と平面状シート3材とを接触させ金属体を
圧着してシールする際、折り返す方のシート1材の間に
沿って配設したシール用基体7によってシート材相互の
圧着を非常に行ないやすい。したがって、それ程大きな
シール面積がなくても十分にシールすることができ、難
シール性合成樹脂シート1材(エチレン酢酸ビニルコポ
リマー)を立体的形状に仕上げることができる。
の効果を有する。
シール用基体によってシート相互の圧着を非常に行ない
やすくそれ程大きなシール面積がなくても十分にシール
することができるので、難シール性合成樹脂のシートを
立体的形状に仕上げることができる難シール性合成樹脂
の立体的シール方法を提供することができる。
するための難シール性合成樹脂のシート材の斜視図。
した状態の平面図。
取り付けた状態の斜視図。
を説明する斜視図。
外方に折り返した状態を説明する斜視図。
させた状態の斜視図。
面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 難シール性合成樹脂のシートを折り返し
た端と平面状シートとを溶着するシール方法であって、
折り返す方のシートの間に沿ってシール用基体が配設さ
れ、折り返したシートの端と平面状シートとを接触さ
せ、前記シール用基体で圧着してシールするようにした
ことを特徴とする難シール性合成樹脂の立体的シール方
法。 - 【請求項2】 前記難シール性合成樹脂のシートを折り
返した端と平面状シートとをシールすると同時に、シー
トの不要部分は溶断するようにした請求項1記載の難シ
ール性合成樹脂の立体的シール方法。 - 【請求項3】 前記難シール性合成樹脂がポリオレフィ
ン系樹脂である請求項1又は2記載の難シール性合成樹
脂の立体的シール方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211241A JP2000043168A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 難シール性合成樹脂の立体的シール方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10211241A JP2000043168A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 難シール性合成樹脂の立体的シール方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000043168A true JP2000043168A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16602635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10211241A Pending JP2000043168A (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 難シール性合成樹脂の立体的シール方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000043168A (ja) |
-
1998
- 1998-07-27 JP JP10211241A patent/JP2000043168A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1284223B1 (en) | Fitment, and method and apparatus for attaching it to a pouch | |
US20050063624A1 (en) | Sealed bag with unsealing tape | |
JP2011140326A (ja) | 開封補助摘みを有するパウチ | |
GB8330361D0 (en) | Heat welding of thermoplastics | |
JP2000043167A (ja) | 収容容器 | |
JP2000043168A (ja) | 難シール性合成樹脂の立体的シール方法 | |
JPH0223403B2 (ja) | ||
JP2007008500A (ja) | スライドファスナー付きスタンディングパウチとその作製方法 | |
JPH06312750A (ja) | 包装用手提袋 | |
JP2007283686A (ja) | 袋体の製造方法および袋体 | |
JP2000052453A (ja) | ジッパ付袋の製造方法 | |
JPH0661846B2 (ja) | 溶断シール袋の製造方法 | |
JPH0326081Y2 (ja) | ||
JP6101427B2 (ja) | 包装体及びその製造方法 | |
JPH033535Y2 (ja) | ||
JPH01139343A (ja) | 容器の加飾方法 | |
JP3587545B2 (ja) | 輸液用バッグの製造方法 | |
JPS6364732A (ja) | 包装袋の製造方法 | |
JPH033393Y2 (ja) | ||
JPS624215B2 (ja) | ||
JP2598295B2 (ja) | 樹脂パイプの端末に多角形フランジを形成する方法 | |
JPS63107765A (ja) | 非塗装部用マスキングカバ−の製造方法 | |
JPS63312820A (ja) | 緩衝性フイルムのヒ−トシ−ル方法 | |
JPH05309736A (ja) | 発泡シートの接合方法及び装置 | |
JPH0654766A (ja) | 密閉容器およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050531 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050531 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050822 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050822 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071029 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080304 |