JP2000042993A - 糸束切断方法 - Google Patents

糸束切断方法

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JP2000042993A
JP2000042993A JP10209913A JP20991398A JP2000042993A JP 2000042993 A JP2000042993 A JP 2000042993A JP 10209913 A JP10209913 A JP 10209913A JP 20991398 A JP20991398 A JP 20991398A JP 2000042993 A JP2000042993 A JP 2000042993A
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JP
Japan
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yarn
yarn bundle
cutting
outer periphery
bundle
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Pending
Application number
JP10209913A
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English (en)
Inventor
Norio Shimojo
紀雄 下城
Robertus Vanhest Eric
エリック・ロベルトゥス・ファンヘスト
Seiji Nakayama
政二 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Frezenius Kawasumi Kk
Fresenius Medical Care Deutschland GmbH
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Frezenius Kawasumi Kk
Fresenius Medical Care Deutschland GmbH
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断した糸束の切断面で溶けた糸が、“尾”
を引く事を防止し、切断面をきれいにする方法を提供す
る。 【解決手段】 熱溶着性のある糸を束ねた糸束2の外周
の糸を熱にて溶かし溶着させ、溶着して固定した部分を
熱した刃物22等で切断することを特徴とする糸束切断
方法。これにより、糸の尾を引く状態を防ぐことが可能
であり、切断面が平らにきれいになるように切断するこ
とが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶着性のある糸束
を切断する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱による融着性のある細かな糸を束ねた
糸束を切断する場合、従来の技術では刃物又は熱した刃
物による溶断が行われていた。図5は細かな糸1をハウ
ジング3で束ねて糸束としたもの(図5のX−X断面参
照)で、この糸束2を切断する場合、図6に示すように
熱した刃物(ホットナイフ)21を糸束外周より押し付
け切断する方法が一般的に行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すような従来
の切断方法で糸束2を切断する場合、熱した刃物21で
糸束外周より糸を溶かして切断するが、切断後、刃物2
1の抜ける位置で、溶けた糸が“尾”を引く形で溶け出
し、切断面が変形し、きれいな切断面を得ることができ
ないという問題があった。そこで本発明は、切断した糸
束の切断面で溶けた糸が、“尾”を引く事を防止し、切
断面をきれいにする方法を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の糸束切断方法は、熱溶着性のある糸を束ね
た糸束の外周の糸を熱にて溶かし溶着させ、溶着して固
定した部分を切断することを特徴とする。この方法にお
いて、切断を、熱した刃物で行うことができる。本発明
においては、熱した刃物(以下ホットナイフと言う)で
切断する前に糸束外周に熱した板を押し付け、外周糸の
みを溶着することで糸束外周糸を固定し、この部分をホ
ットナイフにて切断するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
従って説明する。図1は本発明の実施例を示す正面図、
図2は図1のP方向から見た側面図である。これらの図
中、2は糸束、3はハウジング、22はホットプレート
からなるホットナイフ、23はホットナイフ22を加熱
するヒータ、24はホットナイフ22を動かすロボット
である。
【0006】この図1は、糸束2の外周にホットナイフ
22を円周状に押し付ける状態を示したものである。ホ
ットナイフ22は例えばニクロム線のようなヒータ23
が巻き付けられたもので、糸1を溶かすような温度に加
熱されている。また形状は糸束外周を円周に沿って押し
付ける場合、ホットナイフ22を順次押し付けること
で、熱が常に一定の部分より供給されることがないよう
に馬蹄形状になっており、この形状に沿って糸束外周に
押し付ける。このホットナイフ22を、例えばロボット
24にて糸束外周の円周に沿って押し付けることで、糸
束外周の糸を溶かし、外周の糸のみを溶着する。図3は
糸束の糸が溶けて融着した状態を示す。糸束2の外周の
糸2の2の1のみが溶着され糸束の外周を包み込む形で
固定した状態となっている。
【0007】また図2は図1の糸束溶着状態を矢印P方
向より見たもので、糸束外周の糸がホットナイフ幅だけ
融けて溶着した状態を示している。この溶着した部分を
切断する。切断においては、熱を持ったナイフ(ホット
ナイフ)や鋸などの切断装置にて切断するが、図2に示
すように、切断時に、糸束外周の糸は溶着して固形状態
になっているため、糸束が変形したり糸が垂れたりする
ことなく容易に切断することが可能である。特にホット
ナイフでの切断においては、溶けた糸が「尾状」に垂れ
たりすることがなく、図4に示すように、切断面は平ら
に切断することが可能である。
【0008】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、糸束
外周を溶着し、この溶着した部分をホットナイフ等で切
断することで、糸の尾を引く状態を防ぐことが可能であ
り、切断面が平らにきれいになるように切断することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の糸束外周を溶着する状態を示す正面
図である。
【図2】 図1のPより見た側面図である。
【図3】 本発明の糸束外周溶着切断糸束の断面図であ
る。
【図4】 本発明の外周溶着糸束を切断した状態を示す
側面図である。
【図5】 糸と糸束の説明図である。
【図6】 従来の糸束切断例の説明図である。
【符号の説明】
1 糸、2,2の1 糸束、3 ハウジング、22 ホ
ットナイフ、23 ヒータ、24 ロボット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596162533 フレゼニウス・メディカル・ケア・ドイチ ェランド・ゲーエムベーハー ドイツ共和国 デー−61440 オーバーア ーゼル ボルケンベルグ 14 (72)発明者 下城 紀雄 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 (72)発明者 エリック・ロベルトゥス・ファンヘスト 東京都品川区南大井3丁目6番18号 有馬 ビル4階 フレゼニウス川澄株式会社内 (72)発明者 中山 政二 大分県大野郡犬飼町大字大寒字入小野300 番地 フレゼニウス川澄株式会社犬飼工場 内 Fターム(参考) 3C021 EA03 3C060 AA04 AA20 CF02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱溶着性のある糸を束ねた糸束の外周の
    糸を熱にて溶かし溶着させ、溶着して固定した部分を切
    断することを特徴とする糸束切断方法。
  2. 【請求項2】 切断を、熱した刃物で行うことを特徴と
    する請求項1記載の糸束切断方法。
JP10209913A 1998-07-24 1998-07-24 糸束切断方法 Pending JP2000042993A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009104219A1 (ja) * 2008-02-20 2009-08-27 有限会社ダルトン 加熱溶断装置
CN108943039A (zh) * 2018-06-15 2018-12-07 上海卫星工程研究所 一种小型双桥丝热切割装置

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WO2009104219A1 (ja) * 2008-02-20 2009-08-27 有限会社ダルトン 加熱溶断装置
CN108943039A (zh) * 2018-06-15 2018-12-07 上海卫星工程研究所 一种小型双桥丝热切割装置
CN108943039B (zh) * 2018-06-15 2020-07-28 上海卫星工程研究所 一种小型双桥丝热切割装置

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