JP2000042782A - 溶接状況状態記録方法および溶接状況状態記録装置 - Google Patents

溶接状況状態記録方法および溶接状況状態記録装置

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JP2000042782A
JP2000042782A JP10210844A JP21084498A JP2000042782A JP 2000042782 A JP2000042782 A JP 2000042782A JP 10210844 A JP10210844 A JP 10210844A JP 21084498 A JP21084498 A JP 21084498A JP 2000042782 A JP2000042782 A JP 2000042782A
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Keiichiro Kitsunai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接部位の溶接状況および溶接状態を共に再
生可能に記録することのできる溶接状況状態記録方法お
よび溶接状況状態記録装置を提供すること。 【解決手段】 音声入力手段2と、溶接状態検出手段3
と、データ記録手段4とを有し、音声入力手段2により
溶接状況の状況情報を作業者の音声により入力するとと
もに、この時の溶接状態の溶接情報を溶接状態検出手段
3により検出し、音声情報および溶接情報を共に再生可
能なデータとしてデータ記録手段4により記録すること
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接部位の溶接状
況および溶接状態を共に再生可能に記録することのでき
る溶接状況状態記録方法および溶接状況状態記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、2つの部材を接合させるための
冶金的な接合方法として溶接法があり、このような溶接
法が、船舶、車両、橋梁、一般機械構造物、電気製品な
どの多種多様の製品の製造において、金属どうしの接合
や、金属とセラミックスとの接合や、高分子材料の接合
を行うために用いられている。このような溶接法には、
例えば、アーク溶接、ガス溶接、テルミット溶接、エレ
クトロスラグ溶接、電子線溶接、低温溶接、超音波溶
接、プラズマジェット溶接、レーザ溶接、抵抗溶接、摩
擦圧接、ガス圧接、硬ろう接、軟ろう接などの方法が知
られており、これらの溶接方法を実行するための多種多
様の溶接機が提案されている。
【0003】例えば、近年の自動車などの車両の製造に
は、スポット溶接機と称される抵抗溶接機を動作させて
複数の異なる溶接部位を効率よく溶接する大ががりな自
動化ラインが用いられている。このような自動化ライン
に用いられる抵抗溶接機は、多様な溶接動作が可能な溶
接ロボットとして用いられている。また、このような抵
抗溶接機においては、溶接品質を安定化するために、抵
抗溶接機の溶接状態をリアルタイムで監視・記録する必
要があり、溶接状態検出装置により、溶接機による溶接
部位の溶接状態の溶接情報、例えば、電流(溶接電
流)、電圧、通電時間、電流波形、加圧波形などの監視
・記録が行われている。
【0004】そして、従来の溶接状態検出装置において
は、溶接機による溶接時の溶接部位の電流(溶接電
流)、電圧、通電時間、電流波形、加圧波形などの溶接
情報を記録紙などの記録媒体に記録するようにされてお
り、溶接時の溶接ワークの状態や情報などの溶接状況の
状況情報は、作業者が溶接情報を記録する記録紙に手書
きにて記録するようにされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
溶接状態検出装置においては、溶接時の溶接状況の状況
情報を手書きにて記録する記録媒体として用いる記録紙
には感熱紙が多く用いられており、感熱紙は手書きによ
る記録がしずらい、すなわち、書きずらいとともに、感
熱紙そのものが熱や化学物質などに弱く、溶接機が設置
される工場では変色する場合があり、あまりよいもので
はないという問題点があった。さらに、溶接ロボット
は、複数箇所、例えば、10カ所程度の溶接部位の溶接
を短時間に実行するのが一般的であり、作業者が溶接状
況の状況情報を手書きで記録紙に記録するのが間に合わ
ない場合があるという問題点があった。
【0006】また、記録媒体としてフレキシブルディス
クを用いる場合には、溶接状況の状況情報を個別の記録
紙に記録することになり、手書きによる記録を円滑に実
行することはできるものの、複数の溶接部位の溶接を短
時間に実行する場合には、作業者が溶接状況の状況情報
を手書きで記録紙に記録するのが間に合わない場合があ
るという不都合を解決することができないという問題点
があった。さらに、記録媒体としてフレキシブルディス
クを用いる場合には、溶接情報を記録したフレキシブル
ディスクと、状況情報を記録した記録紙を必要とし、溶
接情報を記録したフレキシブルディスクおよび状況情報
を記録した記録紙の両者を保管するための多大な保管ス
ペースと、フレキシブルディスクおよび記録紙の両者を
管理するための多大な手間を要するという問題点があっ
た。さらにまた、溶接情報を記録したフレキシブルディ
スクと、状況情報を記録した記録紙とがそれぞれ個別に
保管されている場合、溶接情報の持つ意味を分析する際
に、溶接状況の記録(状況情報)と、溶接状態の記録
(溶接情報)とを1対1で対応させるのに多大な労力を
要するという問題点があった。
【0007】このような問題点に対処するには、溶接状
態検出装置により溶接情報を記録紙などの記録媒体に記
録する他に、溶接状況の状況情報を、例えば、作業者が
録音装置を用いて磁気テープなどの記録媒体に記録して
保管しておくことが考えられるが、この場合には、溶接
状況の状況情報を磁気テープなどの記録媒体に手際よく
記録することはできるものの、記録紙などに溶接情報を
記録することのできる溶接状態検出装置と、溶接状況の
状況情報を記録する録音装置とをそれぞれ個別に必要と
するという問題点があった。さらに、溶接状況の状況情
報を記録する磁気テープに溶接情報を一緒に記録するこ
とができないため、状況情報を記録した磁気テープと、
溶接情報を記録した記録紙とがそれぞれ個別に保管され
ることになり、磁気テープおよび記録紙の両者を保管す
るための多大な保管スペースと、磁気テープおよび記録
紙の両者を管理するための多大な手間を要するという問
題点があった。さらにまた、磁気テープと、記録紙とが
それぞれ個別に保管されている場合、溶接情報の持つ意
味を分析する際に、溶接状況の記録(状況情報)と、溶
接状態の記録(溶接情報)とを1対1で対応させるのに
多大な労力を要するという問題点を解決することはでき
ないという問題点があった。
【0008】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、溶接部位の溶接状況および溶接状態を共に再生
可能に記録することのできる溶接状況状態記録方法およ
び溶接状況状態記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に記載の本発明の溶接状
況状態記録方法の特徴は、溶接状況の状況情報を作業者
の音声により入力するとともに、この時の溶接部位の溶
接状態の溶接情報を検出し、前記音声情報および前記溶
接情報を共に再生可能なデータとして記録する点にあ
る。
【0010】また、特許請求の範囲の請求項2に記載の
本発明の溶接状況状態記録装置の特徴は、溶接部位の溶
接状況の状況情報を作業者の音声により入力する音声入
力手段と、溶接部位の溶接状態の溶接情報を検出する溶
接状態検出手段と、前記音声入力手段により得られた溶
接状況の状況情報と、前記溶接状態検出手段により得ら
れた溶接状態の溶接情報とを共に再生可能なデータとし
て記録するデータ記録手段とを有する点にある。
【0011】そして、このような構成の本発明の溶接状
況状態記録装置を本発明の溶接状況状態記録方法に沿っ
て動作させることにより、溶接部位の溶接ワークの状態
や情報などの溶接状況の状況情報は音声入力手段によっ
て入力され、この時の溶接状態の電流(溶接電流)、電
圧、通電時間、電流波形、加圧波形などの溶接情報は溶
接状態検出手段によって検出される。そして、状況情報
および溶接情報は共に再生可能なデータとしてデータ記
録手段に記録される。したがって、本発明の溶接状況状
態記録方法を用いた本発明の溶接状況状態記録装置によ
れば、溶接部位の溶接状況およびこの時の溶接状態を共
に再生することができるので、溶接状況と溶接情報とを
容易に比較検討することができ、その結果、溶接情報の
持つ意味を後から容易に分析することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
【0013】図1は本発明に係る溶接状況状態記録方法
を用いた本発明に係る溶接状況状態記録装置の実施形態
の一例の要部の構成を示すブロック図である。
【0014】本実施形態の溶接状況状態記録装置は、自
動車などの車両の製造の自動化ラインなどに用いられる
電極間に溶接部位を所定の加圧力で挟持したうえで電極
間に通電することにより溶接を行う抵抗溶接機を備えた
溶接ロボットによる溶接部位の記録に用いたものであ
り、溶接部位の溶接状況の状況情報と、溶接部位の溶接
状態の溶接情報を記録することができるようにされてい
る。
【0015】図1に示すように、本実施形態の溶接状況
状態記録装置1は、少なくとも音声入力手段2、溶接状
態検出手段3、データ記録手段4を有している。
【0016】前記音声入力手段2は、溶接部位の溶接状
況の状況情報を作業者の音声により入力するためのもの
であり、作業者の音声を電気信号に変換できるもの、例
えば、録音に用いるマイクロホンを用いたものから形成
されている。なお、音声入力手段2により入力された状
況情報をデータ記録手段4へ送出するのは、無線伝送お
よび有線伝送のどちらでもよい。さらに、状況情報がア
ナログデータの場合には、公知のA/D変換器を用いて
デジタルデータに変換することが好ましい。また、音声
入力手段2を複数用いる構成としてもよい。
【0017】前記溶接状態検出手段3は、溶接部位の溶
接状態の溶接情報を得るためのものであり、例えば、抵
抗溶接機の電極の電流(溶接電流)を誘導電流を用いて
検出するトロイダルコイルを用いた電流センサや、抵抗
溶接機の電極間の加圧力を歪みゲージを用いて検出する
ロードセルや、抵抗溶接機の電極間の変位などを検出す
る変位センサなどの公知の各種のセンサが、設計コンセ
プトなどの必要に応じて単独あるいは組み合わせて選択
使用される。このような抵抗溶接機に用いる各種のセン
サは、抵抗溶接機のチップと称される電極に装着される
が、電極には装着されないセンサを用いてもよい。そし
て、溶接状態検出手段3により検出された溶接部位の溶
接状態の溶接情報をデータ記録手段4へ送出するのは、
無線伝送および有線伝送のどちらでもよい。また、抵抗
溶接機の電極間の加圧力は、電極部に通電しない状態で
計測されるようになっているが、装置によっては通電し
ながら加圧力の計測を行えるものを用いてもよい。さら
に、溶接情報がアナログデータの場合には、公知のA/
D変換器を用いてデジタルデータに変換することが好ま
しい。
【0018】なお、本実施形態の溶接状態検出手段3の
構成は、抵抗溶接機の溶接状態を検出するためのもので
あり、溶接状態検出手段3の構成としては、溶接機の種
類に応じて決定すればよい。
【0019】前記データ記録手段4は、前記音声入力手
段2により得られた状況情報と、前記溶接状態検出手段
3により得られた溶接情報とを共に再生可能なデータと
して記録媒体に記録するためのものであり、少なくとも
制御部5と記録部6とを有している。
【0020】前記制御部5は、少なくともCPU7およ
び適宜な容量のROM、RAMなどにより形成されたメ
モリ8を有しており、前記音声入力手段2により得られ
た状況情報および前記溶接状態検出手段3により得られ
た溶接情報が入力されると、これらの状況情報および溶
接情報を共に再生可能なデータとして記録部6へ送出す
ることができるようになされている。
【0021】前記メモリ8には、前記音声入力手段2に
より得られた状況情報(状況データ)および前記溶接状
態検出手段3により得られた溶接情報(溶接一次デー
タ)を記録するための領域や、この領域に記録された各
種の溶接情報から設計コンセプトなどの必要に応じた各
種の溶接二次データ、例えば、電流センサにより検出さ
れた電流のONとOFFとの間の間隔から通電時間を算
出したり、電流センサにより検出された電流(溶接電
流)の瞬間値などから電流の実効値および平均値を算出
したり、電流センサにより検出された電流から電流波形
を形成したりするためのプログラムが格納された領域
や、状況データ、溶接一次データおよび溶接二次データ
を共に再生可能なデータ(記録データ)とするプログラ
ムが格納された領域や、記録データを一時記録する領域
や、音声入力手段2および溶接状態検出手段3ならびに
データ記録手段4の操作や制御に係わるプログラムなど
が格納された領域などが設けられている。ここでいう状
況情報および溶接情報を共に再生可能なデータとは、状
況情報と溶接情報とを1対1で対応させて同時に再生可
能とすることを意味し、具体的には、溶接情報を画像デ
ータとし、この画像データに溶接状況の音声を取り込ん
で再生することのできるデータとすることなどである。
【0022】なお、前記メモリ8に、予め溶接一次デー
タおおよび溶接二次データなどの溶接情報の適正範囲を
記憶させておき、前記溶接状態検出手段3により検出さ
れた溶接情報が適正範囲を超えたときに異常と判断して
警報を発したり、警報と同時に溶接ロボットを停止させ
るプログラムや、抵抗溶接機の電極部の溶接回数をカウ
ントして電極部の交換時期を判断するプログラムや、通
電時間中の微少変位を検出して電流を切換えるプログラ
ムなどを格納した領域を設ける構成としてもよい。
【0023】前記記録部6には、前記制御部5から送出
された再生可能なデータを記録するための公知の記録機
構(外部記憶装置)9が設けられており、この記録機構
9によって前記制御部5から送出された再生可能なデー
タが記録媒体(記憶媒体)10に記録されるようになっ
ている。
【0024】前記記録媒体10としては、RAM、磁気
テープ、光磁気ディスク、ICカード、フラッシュメモ
リ、フレキシブルディスク、光ディスクなどを例示する
ことができ、使用条件や設計コンセプトなどの必要に応
じて選択使用され、記録機構9としては、選択された記
録媒体10の種類に応じたものが用いられるようになっ
ている。
【0025】なお、前記データ記録手段4に、溶接情報
を表示させるための表示手段、例えば、液晶表示パネル
などを設けてもよい。
【0026】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
【0027】本実施形態の溶接状況状態記録装置1は、
自動車などの車両の製造の自動化ラインなどに用いられ
る電極間に溶接部位を所定の加圧力で挟持したうえで電
極間に通電することにより溶接を行う抵抗溶接機を備え
た溶接ロボットによる溶接部位の記録に用いられる。
【0028】そして、本実施形態の溶接状況状態記録装
置1が用いられる溶接ロボットは、電極部を溶接部位へ
移動して電極間に溶接部位を所定圧で挟持しこの挟持状
態を所定時間(初期加圧時間)保持すると電極部に通電
がなされ溶接部位の溶接が行われる。
【0029】そこで、本実施形態の溶接状況状態記録装
置1を用いる場合には、溶接ロボットを駆動する前に、
作業者が溶接状態検出手段3を構成するセンサを溶接ロ
ボットの電極部の所定位置に装着することにより準備を
完了する。なお、音声入力手段2を複数用いる場合に
は、一つを溶接部位の近傍に配置することにより、通電
音や溶接音などをより正確に記録することができる。
【0030】ついで、溶接ロボットが駆動され少なくと
も溶接ロボットの電極が溶接部位を挟持する前に、作業
者が音声入力手段2の記録開始スイッチ(図示せず)を
ON操作することにより、溶接ロボットの電極部による
溶接部位の状況情報を音声入力手段2により取り込む。
すると、音声入力手段2は、溶接前の溶接ロボットの動
作音や溶接ワークの動作音を溶接部位の状況情報として
取り込んで電気信号に変換してデータ記録手段4に送出
する音声データ送出動作を開始する。
【0031】一方、溶接ロボットは、溶接ロボットの電
極間に溶接部位を所定圧で挟持してこの状態が所定時間
経過した初期加圧時間を終了すると、電極間に通電が行
われて溶接が開始される。すると、電極に装着された溶
接状態検出手段3、例えば、トロイダルコイルを用いた
電流センサが溶接情報としての電流(溶接電流)を検出
してデータ記録手段4に送出する溶接データ送出動作を
開始する。また、この時の溶接状況の状況情報は、作業
者の音声によって音声入力手段2から取り込まれる。
【0032】ついで、前記音声入力手段2により得られ
た状況情報としての音声データおよび前記溶接状態検出
手段3により得られた溶接情報としての溶接一次データ
は、共にメモリ8に一旦記録される。そして、メモリ8
に格納された溶接一次データ、例えば、溶接電流は、メ
モリ8に格納されたプログラムなどにより、溶接電流を
もとにして通電時間や、電流の実効値および平均値や、
電流波形などの必要な溶接二次データが形成される。ま
た、音声データ、溶接一次データおよび溶接二次データ
は、メモリ8に格納されたプログラムなどにより、共に
再生可能な記録データ(デジタルデータなど)とされ
る。この再生可能な記録データは、メモリ8、例えば、
バッファメモリなどとと称される領域に順次一時記録さ
れ、その後、記録部6に順次送出される。
【0033】ついで、記録部6に送出された再生可能な
記録データは、記録機構9によって所定の記録媒体1
0、例えば、磁気テープ(ビデオテープ)に、溶接情報
を画像データとし、この画像データに溶接状況の音声を
取り込んで記録される。
【0034】そして、再生可能な記録データを記録した
記録媒体10としての磁気テープを再生すると、溶接状
況を示す音声と、溶接状態を示す溶接データ、例えば、
電流値および電流波形などの映像とが時系列に沿って同
時にあらわれる。
【0035】このように、本実施形態の溶接状況状態記
録装置1によれば、溶接部位の溶接状況の状況情報は音
声入力手段2によって取り込まれ、この時の溶接状態の
溶接情報は溶接状態検出手段3によって検出される。そ
して、状況情報および溶接情報は、共に再生可能なデー
タ(記録データ)としてデータ記録手段4、詳しくは、
データ記録手段4の一部を構成する記録媒体10に記録
される。
【0036】したがって、本実施形態の溶接状況状態記
録装置1によれば、溶接機により溶接を行った溶接部位
の溶接状況およびこの時の溶接状態を後から共に再生す
る、詳しくは、溶接状況および溶接状態を同時に確認す
ることができるので、溶接状況と溶接情報とを容易に1
対1で対応させて比較することができ、その結果、溶接
情報の持つ意味を容易に分析することができる。すなわ
ち、溶接異常の内容を後から容易かつ正確に把握するこ
とができる。
【0037】また、本実施形態の溶接状況状態記録装置
1は、状況情報および溶接情報を制御室内に送信して、
送信室内で共に再生可能なデータの記録と、共に再生可
能なデータの表示による監視などを行う構成とすること
もできる。
【0038】さらに、本実施形態の溶接状況状態記録装
置1によれば、溶接設備導入時の記録として利用した
り、溶接ワークの条件を決定する際の溶接条件と溶接状
態と溶接状況と溶接部位の溶接結果の関連した資料の記
録として利用したり、自動化ラインにおける不具合発生
時の異常状況伝達手段としての利用も可能である。
【0039】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の溶接状況状
態記録方法および溶接状況状態記録装置によれば、溶接
機により溶接を行った溶接部位の溶接状況およびこの時
の溶接状態を共に再生することができるので、溶接状況
と溶接情報とを容易に1対1で対応させて比較すること
ができ、その結果、溶接情報の持つ意味を後から容易に
分析することができるなどという極めて優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る溶接状況状態記録方法を用いた
本発明に係る溶接状況状態記録装置の実施形態の一例の
要部の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 溶接状況状態記録装置 2 音声入力手段 3 溶接状態検出手段 4 データ記録手段 5 制御部 6 記録部 7 CPU 8 メモリ 9 記録機構 10 記録媒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接状況の状況情報を作業者の音声によ
    り入力するとともに、この時の溶接状態の溶接情報を検
    出し、前記音声情報および前記溶接情報を共に再生可能
    なデータとして記録することを特徴とする溶接状況状態
    記録方法。
  2. 【請求項2】 溶接状況の状況情報を作業者の音声によ
    り入力する音声入力手段と、 溶接部位の溶接状態の溶接情報を検出する溶接状態検出
    手段と、 前記音声入力手段により得られた溶接状況の状況情報
    と、前記溶接状態検出手段により得られた溶接状態の溶
    接情報とを共に再生可能なデータとして記録するデータ
    記録手段とを有することを特徴とする溶接状況状態記録
    装置。
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