JP2000040724A - 欠陥検出機能を有する半導体装置 - Google Patents

欠陥検出機能を有する半導体装置

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JP2000040724A JP10207737A JP20773798A JP2000040724A JP 2000040724 A JP2000040724 A JP 2000040724A JP 10207737 A JP10207737 A JP 10207737A JP 20773798 A JP20773798 A JP 20773798A JP 2000040724 A JP2000040724 A JP 2000040724A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂封止工程後や組立工程後の熱ストレスによ
る応力の大きさが集積回路チップに対して不具合になる
か否かを検出することを可能にする。 【解決手段】多層配線構造の最上層3aに欠陥検出用導
体配線1を形成し、それに隣接してパターニング可能な
最小設計間隔で多層配線構造の最上層3a又は2層目3
bに導体配線を10、11、12を形成する。応力を受
けて欠陥検出用導体配線1が変位すると、何れかの導体
配線を10、11、12と短絡するため、それを検出す
ることにより、応力の大きさを知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、組立工程及び組立後の熱ストレスに起因して
発生する応力又は欠陥の検出を行うことができる半導体
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】欠陥検出機能を有する従来の半導体装置
の一例として、特開昭63−76340号公報に開示さ
れている半導体装置を図4に示す。
【0003】この半導体装置は、集積回路チップ20
と、集積回路チップ20の外縁に沿って形成された拡散
層配線又は多結晶シリコンからなる欠陥検出用導体配線
21と、欠陥検出用導体配線21に接続されている検出
用アルミパッド22、23と、からなっている。
【0004】集積回路チップ20の外周部に、除去され
るべきレベルのクラックや欠け等の欠陥24がある場合
には、その欠陥24が存在する位置にも欠陥検出用導体
配線21が配設されているため、欠陥検出用導体配線2
1のオープン/ショートにより、欠陥24の検出が可能
となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した半導体装置は、樹脂封止工程後や組立工程後の熱
ストレスによる応力に起因する欠陥の検出が不可能であ
る、という問題点を有していた。
【0006】その理由は以下の通りである。図4に示し
た半導体装置においては、欠陥検出用導体配線21が脆
弱硬質材料である多結晶シリコンや拡散層からなってい
る。このため、クラックが発生すれば、欠陥検出用導体
配線21が断線するため、欠陥検出用導体配線21の断
線を欠陥として検出することが可能である。しかしなが
ら、応力に起因して欠陥検出用導体配線21がずれたと
しても、欠陥検出用導体配線21は断線にまでは至らな
いため、欠陥検出用導体配線21のずれを欠陥として検
出することができない。
【0007】このように、従来の半導体装置において
は、熱応力に起因する欠陥の存在を検出することは不可
能であった。
【0008】本発明は、従来の半導体装置が有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、樹脂封止工
程後や組立工程後の熱ストレスに起因して生じる、集積
回路チップにとっては除去すべき応力を検出すること可
能にする半導体装置を提供することをを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、半導体チップに発生し
た欠陥を検出する機能を有する半導体装置であって、多
層配線構造の最上層に形成された少なくとも一個の欠陥
検出用導体配線と、多層配線構造の最上層又はその直下
の層において、欠陥検出用導体配線からパターニング可
能な最小設計間隔をあけて配置された少なくとも一個の
導体配線と、欠陥検出用導体配線に接続されたパッド
と、導体配線に接続されたパッドと、を備える半導体装
置を提供する。
【0010】欠陥検出用導体配線と導体配線とはパター
ニング可能な最小設計間隔をあけて配置されている。こ
のため、樹脂封止工程後や組立工程後の熱ストレスに起
因して生じた応力によって、半導体装置が変形を起こし
たような場合には、それと同時に、欠陥検出用導体配線
が歪み、あるいは、ずれるため、欠陥検出用導体配線が
隣接する導体配線に接触する。欠陥検出用導体配線と導
体配線との間の接触は各々に接続して形成されているパ
ッドを介して容易に検出することが可能である。このよ
うに、本半導体装置によれば、熱ストレスに起因して生
じた応力によって半導体装置に欠陥が生じていることを
極めて容易に発見することができる。請求項2に記載さ
れているように、欠陥検出用導体配線と導体配線は平行
に配置されていることが好ましい。
【0011】欠陥検出用導体配線と導体配線とは、相互
に接触しない限りは、任意の間隔をおいて配置すること
ができ、この場合の間隔は必ずしも一定である必要はな
い。しかしながら、相互の間隔を一定にして配置した方
が、すなわち、欠陥検出用導体配線と導体配線とを平行
に配置した方が、欠陥検出用導体配線が半導体装置の変
形によって受ける影響を一定にすることができるので好
ましい。
【0012】例えば、請求項3に記載されているよう
に、導体配線は、多層配線構造の最上層において、欠陥
検出用導体配線の左右両側のうちの少なくとも一方の側
に形成され、かつ、多層配線構造の最上層の直下の層に
おいて、欠陥検出用導体配線のほぼ下方に形成されてい
るようにすることができる。
【0013】欠陥検出用導体配線に対する導体配線の配
置の仕方は任意であるが、導体配線を欠陥検出用導体配
線の左右両側と下側に配置することが最も好ましい。こ
のように配置すれば、欠陥検出用導体配線を導体配線が
三方から囲む形になるので、欠陥検出用導体配線がどの
方向に変形しても、何れかの導体配線と接触することに
なり、応力検出の精度を高めることができる。
【0014】なお、導体配線は欠陥検出用導体配線の左
右両側に配置することは必ずしも必要ではなく、左側又
は右側の何れか一方だけに配置してもよい。
【0015】請求項4に記載されているように、多層配
線構造の最上層の直下の層に形成されている導体配線の
幅は、多層配線構造の最上層に形成されている導体配線
の幅と欠陥検出用導体配線の幅との総和以上であること
が好ましい。
【0016】また、請求項5に記載されているように、
多層配線構造の最上層の直下の層に形成されている導体
配線の幅は、多層配線構造の最上層に形成されている導
体配線と欠陥検出用導体配線のうち両側に配置されてい
るものの間の全長以上であることが好ましい。
【0017】請求項4又は請求項5のように、多層配線
構造の最上層の直下の層に形成されている導体配線の幅
を設定することにより、欠陥検出用導体配線が下方に変
形したときに、多層配線構造の最上層の直下の層に形成
されている導体配線と欠陥検出用導体配線とを確実に接
触させ、応力の発生を検出することができる。
【0018】請求項6に記載されているように、多層配
線構造の最上層に形成されている導体配線と多層配線構
造の最上層の直下の層に形成されている導体配線とはス
ルーホールを介して導通されていることが好ましい。
【0019】請求項7に記載されているように、例え
ば、欠陥検出用導体配線及び導体配線は半導体装置の外
縁に沿って形成することができる。
【0020】欠陥検出用導体配線及び導体配線をこのよ
うに配置することによって、半導体装置の外縁付近にお
ける応力の発生を検出することができる。
【0021】また、請求項8に記載されているように、
欠陥検出用導体配線及び導体配線は半導体装置の中央か
ら半導体装置の外縁に向かって延びる形状をなすように
形成することもできる。
【0022】例えば、請求項9に記載されているよう
に、欠陥検出用導体配線及び導体配線は半導体装置の中
央から半導体装置の外縁に向かって四方に延びるように
形成することができる。
【0023】欠陥検出用導体配線及び導体配線を請求項
8又は請求項9のように配置することによって、半導体
装置の中央部における応力の発生を検出することができ
る。
【0024】請求項10半導体チップに発生した欠陥を
検出する機能を有する半導体装置であって、多層配線構
造の最上層及びその直下の層において、それぞれ少なく
とも一個の欠陥検出用導体配線と導体配線とが形成され
ており、これらの欠陥検出用導体配線と導体配線とは協
動してコンデンサーを形成しており、このコンデンサー
の容量の変動に基づいて各配線層間の応力の変動を検出
することができることを特徴とする半導体装置を提供す
る。
【0025】請求項11に記載されているように、欠陥
検出用導体配線及び導体配線は金属からなるものである
ことが好ましい。特に、請求項12に記載されているよ
うに、合金、銅、アルミニウム又は金が好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明に係る半導
体装置の第一の実施形態の断面図及び平面図である。
【0027】図1に示すように、本実施形態に係る半導
体チップ1は、シリコン基板2と、シリコン基板2上に
形成された層間絶縁膜としての複数のシリコン酸化膜3
a、3b、3c、3dと、最上層のシリコン酸化膜3の
表面上に形成されたパッシベーション膜としてのポリイ
ミド膜4と、半導体装置1の表面を覆う封止用樹脂5
と、を備えている。
【0028】図2に示すように、半導体チップ1の内部
の領域はIC領域6を形成しており、IC領域6と半導
体チップ1の切り出し面7との間に半導体装置領域8
(図1参照)が形成されている。
【0029】図1に示すように、半導体装置領域8にお
いては、最上層のシリコン酸化膜3aには、欠陥検出用
導体配線としての応力検出用アルミ配線9と、導体配線
としての第一アルミ配線10と、導体配線としての第二
アルミ配線11とが形成されている。さらに、最上層の
シリコン酸化膜3aの直下のシリコン酸化膜3bには、
導体配線としての第三アルミ配線12が形成されてい
る。これらの応力検出用アルミ配線9、第一アルミ配線
10、第二アルミ配線11及び第三アルミ配線12は相
互に平行に配置されている。
【0030】応力検出用アルミ配線9とその左右両側の
第一アルミ配線10及び第二アルミ配線11とは、パタ
ーンニング可能な最小設計寸法の間隔をあけて配置され
ている。第三アルミ配線12は、第一アルミ配線10の
外周と第二アルミ配線11の外周との間の距離Sよりも
大きい幅Lを有している(L>S)。
【0031】なお、本実施形態においては、第三アルミ
配線12の幅Lは距離Sよりも大きくなるように設定し
たが、等しくなるように設定してもよい(L=S)。
【0032】図2に示すように、応力検出用アルミ配線
9及び第一乃至第三アルミ配線10、11、12は半導
体チップ1の外縁に沿って矩形状に配置されており、応
力検出用アルミ配線9はその一端において半導体チップ
1の内側に向かって屈曲し、応力検出用パッド13と接
続されている。同様に、第三アルミ配線10も、応力検
出用アルミ配線9の屈曲点の付近において屈曲し、応力
検出用パッド14に接続されている。二つの応力検出用
パッド13、14は、図2に示すように、近接して配置
されている。
【0033】図1及び図2には明確には示されていない
が、第一アルミ配線10、第二アルミ配線11及び第三
アルミ配線12はスルーホール15(図2参照)を介し
て相互に接続されている。従って、第一アルミ配線1
0、第二アルミ配線11及び第三アルミ配線12も応力
検出用アルミ配線9を介して応力検出用パッド14に接
続されていることになる。
【0034】以上のような構成を有する本実施形態に係
る半導体装置の作用及び機能を以下に説明する。
【0035】樹脂封止後の状態を考えると、封止樹脂5
とポリイミド膜4とは材質の違いのため熱膨張率が異な
る。同様に、ポリイミド膜4とシリコン酸化膜3aとも
材質の違いのため熱膨張率が異なる。このため、熱スト
レスが加わると、それらの界面に熱応力が発生する。
【0036】この熱応力が大きいと、ポリイミド膜4や
シリコン酸化膜3aにクラックが発生し、その結果、応
力検出用アルミ配線9が左右又は下方の何れかに移動
し、第一乃至第三アルミ配線10、11、12の何れか
と短絡する。このように、応力検出用アルミ配線9が第
一乃至第三アルミ配線10、11、12の何れかと短絡
すれば、二つの応力検出用パッド13、14の電気的特
性が変化するので、応力検出用パッド13、14の電気
的特性を常時モニターしておくことにより、応力検出用
アルミ配線9と第一乃至第三アルミ配線10、11、1
2との間の短絡を検出することができる。
【0037】さらに、応力検出用パッド13、14の電
気的特性の変化の度合いに応じて、発生した熱応力の大
きさが半導体チップ1にとって不具合なレベルであるか
否かの判断を行うことができる。
【0038】以上のように、本実施形態によれば、樹脂
封止工程後や組立工程後の熱ストレスに起因して生じ
る、半導体チップにとっては除去すべき応力を容易に検
出することができる。
【0039】また、応力の検出は層間絶縁膜の最上層及
び上から2層目だけを用いて行われるので、通常の素子
動作領域のレイアウト上の制約にはならない。
【0040】図1に示すように、応力検出用アルミ配線
9は第一乃至第三アルミ配線10、11、12とは絶縁
されているため、本実施形態に係る半導体チップ1を応
力検出用アルミ配線9と第一乃至第三アルミ配線10、
11、12を極板とするコンデンサーと考えることがで
きる。 樹脂封止工程後や組立工程後においては、前述
したように、各層の界面の応力は熱ストレスによって変
動し、応力検出用アルミ配線9の移動量は応力の大きさ
に応じて変動するので、このコンデンサーの容量は応力
の大きさによって変動する。従って、コンデンサーの容
量の変動を検出することにより、応力の変動を知ること
ができる。
【0041】特に、容量が0となるときは、応力によっ
て応力検出用アルミ配線9と第一乃至第三アルミ配線1
0、11、12とが短絡している場合であるので、応力
の大きさが半導体チップ1にとって不具合になるか否か
の判断を行うこともできる。
【0042】本発明に係る半導体装置の第二の実施形態
を図3に示す。
【0043】本実施形態においては、応力検出用アルミ
配線9と第一乃至第三アルミ配線10、11、12と
は、半導体チップ1の中央から外縁に向かって十字状に
四方に延びるように形成されている。
【0044】応力検出用アルミ配線9と第一乃至第三ア
ルミ配線10、11、12をこのように形成することに
より、樹脂封止時に発生する半導体チップ1の中央部の
応力を検出することができる。応力の検出方法は上述の
第一の実施形態の場合と同様である。
【0045】なお、本実施形態においては、応力検出用
アルミ配線9と第一乃至第三アルミ配線10、11、1
2を十字状に形成したが、形状はそれには限定されな
い。どのような形状であっても、応力検出用アルミ配線
9と第一乃至第三アルミ配線10、11、12が半導体
チップ1の中央部を通るように形成されていれば、樹脂
封止時に発生する半導体チップ1の中央部の応力を検出
することが可能である。
【0046】また、上記の第一及び第二の実施形態にお
いては、欠陥検出用導体配線及び導体配線は全てアルミ
ニウムで形成したが、欠陥検出用導体配線及び導体配線
の材質はアルミニウムには限定されない。アルミニウム
以外の他の金属を用いることも可能である。その際、特
に、銅又は金が好ましい。あるいは、種々の金属の合金
を用いることも可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置によれば、樹脂
封止工程後や組立工程後の熱ストレスによる応力の大き
さが半導体チップにとって不具合になるか否かの判断を
容易に行うことができる。
【0048】その理由は、本半導体装置の欠陥検出用導
体配線が、半導体装置の最上層近傍にあるため、樹脂封
止工程後や組立工程後の熱ストレスによる応力の影響を
受け易いためである。
【0049】また、欠陥検出用導体配線と導体配線はそ
れぞれパッドに接続されているので、これらのパッドを
介して、欠陥検出用導体配線と導体配線との電気的特性
を容易に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る半導体装置の断
面図である。
【図2】図1に示した半導体装置の平面図である。
【図3】本発明の第二の実施形態に係る半導体装置の平
面図である。
【図4】従来の半導体装置の平面図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 シリコン基板 3a、3b、3c、3d シリコン酸化膜 4 ポリイミド膜 5 樹脂 6 IC領域 7 切り出し面 8 半導体装置領域 9 応力検出用アルミ配線 10 第一アルミ配線 11 第二アルミ配線 12 第三アルミ配線 13 応力検出用パッド 14 応力検出用パッド 15 スルーホール 20 集積回路チップ 21 欠陥検出用導体配線 22、23 検出用アルミパッド 24 欠陥

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップに発生した欠陥を検出する
    機能を有する半導体装置であって、 多層配線構造の最上層に形成された少なくとも一個の欠
    陥検出用導体配線と、 前記多層配線構造の最上層又はその直下の層において、
    前記欠陥検出用導体配線からパターニング可能な最小設
    計間隔をあけて配置された少なくとも一個の導体配線
    と、 前記欠陥検出用導体配線に接続されたパッドと、 前記導体配線に接続されたパッドと、 を備える半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記欠陥検出用導体配線と前記導体配線
    は平行に配置されていることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記導体配線は、前記多層配線構造の最
    上層において、前記欠陥検出用導体配線の左右両側のう
    ちの少なくとも一方の側に形成され、かつ、前記多層配
    線構造の最上層の直下の層において、前記欠陥検出用導
    体配線のほぼ下方に形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記多層配線構造の最上層の直下の層に
    形成されている導体配線の幅は、前記多層配線構造の最
    上層に形成されている導体配線の幅と前記欠陥検出用導
    体配線の幅との総和以上であることを特徴とする請求項
    3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記多層配線構造の最上層の直下の層に
    形成されている導体配線の幅は、前記多層配線構造の最
    上層に形成されている導体配線と前記欠陥検出用導体配
    線のうち両側に配置されているものの間の全長以上であ
    ることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記多層配線構造の最上層に形成されて
    いる導体配線と前記多層配線構造の最上層の直下の層に
    形成されている導体配線とはスルーホールを介して導通
    されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一
    項に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記欠陥検出用導体配線及び前記導体配
    線は前記半導体装置の外縁に沿って形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の半導
    体装置。
  8. 【請求項8】 前記欠陥検出用導体配線及び前記導体配
    線は前記半導体装置の中央から前記半導体装置の外縁に
    向かって延びる形状をなすように形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の半導体
    装置。
  9. 【請求項9】 前記欠陥検出用導体配線及び前記導体配
    線は前記半導体装置の中央から前記半導体装置の外縁に
    向かって四方に延びていることを特徴とする請求項8に
    記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体チップに発生した欠陥を検出す
    る機能を有する半導体装置であって、 多層配線構造の最上層及びその直下の層において、それ
    ぞれ少なくとも一個の欠陥検出用導体配線と導体配線と
    が形成されており、 これらの欠陥検出用導体配線と導体配線とは協動してコ
    ンデンサーを形成しており、このコンデンサーの容量の
    変動に基づいて各配線層間の応力の変動を検出すること
    ができることを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記欠陥検出用導体配線及び前記導体
    配線が金属からなることを特徴とする請求項1乃至10
    の何れか一項に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記欠陥検出用導体配線及び前記導体
    配線が合金、銅、アルミニウム又は金からなることを特
    徴とする請求項11に記載の半導体装置。
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