JP2000040721A - チップスケールパッケージのテスト方法 - Google Patents

チップスケールパッケージのテスト方法

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JP2000040721A
JP2000040721A JP10206202A JP20620298A JP2000040721A JP 2000040721 A JP2000040721 A JP 2000040721A JP 10206202 A JP10206202 A JP 10206202A JP 20620298 A JP20620298 A JP 20620298A JP 2000040721 A JP2000040721 A JP 2000040721A
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chip
test
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scale package
testing
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Kunihiro Shigetomo
邦宏 重友
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドリングを容易に行なうことができるよ
うにすると共に、半田のコンタクトピンへの転位を防止
できるCSPのテスト方法を提供する。 【解決手段】 フレーム基板1上にICチップ2が載置
された状態でボール付け用穴7内に金メッキされたラン
ド7aを設け、このランド7aにコンタクトピン6aを
コンタクトすることによりテストを行ない、その後半田
ボール3を付け、最後に最終形状に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CSP(FBG
A)の製造工程におけるテスト方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7(a)は従来のCSP(チップスケー
ルパッケージ)のアセンブリ及びテスト方法におけるボ
ール付後のフレーム状態を示す平面図、図7(b)は同じ
く側面図、図7(c)はフレーム状態から切断した状態を
示す側面図である。図において、11はフレーム基板、
12はICチップ、13は半田ボール、14は最終形状
ICである。先ずアセンブリ工程においては、フレーム
基板11にICチップ12を載せモールド封止を行な
い、半田ボール13を付けた後最終形状IC14に切断
し、その後テスト工程に移行する。
【0003】次にテスト工程において搬送、ハンドリン
グする方法を図8において説明する。図において、15
はICハンドリングアーム、16はICトレイ、17は
IC位置決めブロック、18はICテストソケットであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のCSPのテスト
方法は以上のようになされているので、フレーム状態か
ら最終形状に切断した後にテスト工程において搬送、ハ
ンドリングする方法を採用するため、CSPはチップス
ケールパッケージのため小型であり、テスト工程内にお
けるハンドリングが難しいという問題点があった。また
外形寸法が標準化されないため、外形寸法を基準として
位置決め保持する治工具、例えばICトレイ、IC位置
決めブロック、ICテストソケット等の種類が増大し、
治工具のコスト増大を招くという問題点も有していた。
【0005】また、最終形状に切断する際の加工精度の
ばらつきにより、位置決めを行なうための外形寸法と、
テストする際に接触させる半田ボールの相対的な位置精
度が悪く、電気的特性試験を行なう際のコンタクトの位
置ずれによるコンタクト不良が発生し、また半田ボール
の変形及び半田ボールの半田がソケットの接触子に転位
し接触子の寿命を低下させるといった問題点もあった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、ハンドリングを易しくでき
るようにすると共に、半田のコンタクトピンへの転位に
よるヒゲ発生、酸化膜による絶縁不良、半田ボール変形
といったトラブルを削減できるテスト方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るチップスケールパッケージのテスト方法は、フレーム
基板上にICチップが載置されたチップスケールパッケ
ージのテスト方法であって、多数のICチップが載置さ
れた状態でフレーム基板上の半田ボール接続面に金メッ
キされたランドを設け、このランドにコンタクトピンを
コンタクトすることによりテストを行ない、その後半田
ボール付けを行ない最終形状に切断するものである。
【0008】この発明の請求項2に係るチップスケール
パッケージのテスト方法は、フレーム基板上にICチッ
プが載置されたチップスケールパッケージのテスト方法
であって、フレーム基板を外形寸法一定に切断した状態
でフレーム基板上の半田ボール接続面に金メッキされた
ランドを設け、このランドにコンタクトピンをコンタク
トすることによりテストを行ない、その後半田ボール付
けを行ない最終形状に切断するものである。
【0009】この発明の請求項3に係るチップスケール
パッケージのテスト方法は、ICテストソケットの位置
決めピンと嵌合する位置決め用穴をフレーム基板に設け
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図について説明する。図1(a),(b)にお
いて、1はフレーム基板、2はICチップ、3は半田ボ
ール、4aは最終形状ICである。図に示すように、ア
センブリ工程において、フレーム基板1にICチップ2
を載せ、モールドを行ない半田ボール3を付ける。CS
Pの製造工程において用いられるICチップ2が複数個
連結されたフレーム状態で、アセンブリ工程における半
田ボール3付けまで完了した製品を最終形状に切断する
前にテスト工程が実施されるのである。そして複数の工
程を経るように装置内をハンドリング並びに工程間搬送
が行なわれ、テスト工程完了後に最終形状に切断され
る。
【0011】以上のように、フレーム状態というある一
定の外形サイズに限定され、共通化されたものをハンド
リングするため、装置内の段取替部品が共通化され、コ
スト削減が可能となる。またハンドリングの対象物が大
きいため、ハンドリングが容易となり、トラブルが低減
されると共に装置の機構が簡単となり、コスト削減を実
現させることができる。
【0012】上記説明においては、最終形状に切断する
前にテスト工程を行なう場合について説明したが、アセ
ンブリ工程において半田ボール3付けまで完了したフレ
ーム状態の製品をICチップ2のサイズに関わりなく、
ICチップ2の外周を一定寸法に切断した単体デバイス
の状態でテスト工程を行なってもよい。即ち、図2
(a),(b)に示すように、アセンブリ工程において、フ
レーム基板1にICチップ2を載せ、モールド封止を行
ない、単に半田ボール3を付ける。そして図2(c)に示
すように、外形寸法一定(A×B)に切断して単体デバ
イス4bの状態を形成してテスト工程を実行し、複数の
工程を経るように装置内をハンドリング並びに工程間搬
送が行なわれ、テスト工程完了後に図2(d)に示すよう
に、最終形状に再度切断するのである。
【0013】以上のようにして、一定寸法のICをハン
ドリングするため、装置内の段取替部品装置間の搬送に
用いる治工具等の共通化を図ることができ、コスト削減
が可能となる。またハンドリングの対象物が最終形状の
ICよりも大きくなるためハンドリングが容易となる。
【0014】上記動作を実施する際、フレーム基板1の
製造工程において、ICチップ2の周辺に図3(a),
(b)に示すように位置決め用穴5を加工することによ
り、半田ボール3の位置に対して位置精度を良くするこ
とができる。即ち、テスト工程において、半田ボール3
とコンタクトし電気的特性を試験するICテストソケッ
ト6等のデバイスの位置決め精度を要する部位に位置決
め用穴5を設ける。これにより位置決め用穴5と位置決
めピン6aとを嵌合させることにより、半田ボール3の
精度の高い位置決めが可能となる。
【0015】以上のように、最終形状でテスト工程を行
なわないため、製造工程における装置内での位置決め用
穴5を特別に設けることが可能なり、この位置決め用穴
5を用いて処理することによって、精度の良い位置決め
が可能となり、コンタクト不良等のトラブルを回避する
ことができる。
【0016】更に別の変形例として、半田ボール3を付
ける前の状態でテスト工程を処理することもできる。即
ち、図4(a),(b)に示すように、ボール付け用穴7を
加工すると共に、半田ボール3を付ける前に金メッキさ
れたランド7aにコンタクトピン6bをコンタクトさせ
る。テスト完了後、半田ボール3付けを行ない、最終形
状に切断する。これにより、酸化されにくく、又半田の
コンタクトピン6bへの転位によるコンタクト不良が発
生しなくなる。
【0017】以上の動作をフレーム状態でテストする場
合と単体デバイスの状態でテストする場合とに分けて説
明する。フレーム状態でテストする場合には、図5
(a),(b)に示すようにアセンブリ工程によって、フレ
ーム基板1にICチップ2を載せモールド封止し、この
状態でテスト工程を実施する。その後、図5(c)に示す
ように半田ボール3を付け、最後に図5(d)に示すよう
に最終形状に切断する。
【0018】次に単体デバイスの状態でテストする場合
には、図6(a),(b)に示すようにアセンブリ工程によ
って、フレーム基板1にICチップ2を載せモールド封
止し、図6(c)に示すように外形寸法一定に切断し、こ
の状態でテスト工程を実施する。その後、図6(d)に示
すように半田ボール3を付け、最後に図6(e)に示すよ
うに最終形状に切断する。
【0019】以上のように、テスト工程におけるコンタ
クトを金メッキされたランド部7aで行なうことによ
り、従来多く発生していた半田のコンタクトピン6bへ
の転位によるヒゲ発生、酸化膜による絶縁不良、半田ボ
ール3の変形といったトラブルの発生を削減することが
できる。
【0020】
【発明の効果】この発明の請求項1又は請求項2に係る
チップスケールパッケージのテスト方法によれば、テス
ト工程におけるコンタクトを金メッキされたランド部で
行なうようにしたので、従来多く発生していた半田のコ
ンタクトピンへの転位によるヒゲ発生、酸化膜による絶
縁不良、半田ボールの変形といったトラブルの発生を削
減することができる。
【0021】この発明の請求項3に係るチップスケール
パッケージのテスト方法によれば、フレーム基板に設け
られた位置決め用穴にICテストソケットの位置決めピ
ンを嵌合するので、精度の良い位置決めが可能となり、
コンタクト不良等のトラブルを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態によるCSPのテスト方
法を示す平面図(a)及び側面図(b)である。
【図2】 この発明の実施形態によるCSPのテスト方
法を示す平面図(a),(c)及び側面図(b),(d)であ
る。
【図3】 この発明の実施形態によるCSPのテスト方
法を示す平面図(a)及び側面図(b)である。
【図4】 この発明の実施形態によるCSPのテスト方
法を示す平面図(a)及び側面図(b)である。
【図5】 この発明の実施形態によるCSPのテスト方
法を示す平面図(a),(c)及び側面図(b),(d)であ
る。
【図6】 この発明の実施形態によるCSPのテスト方
法を示す平面図(a),(c)及び側面図(b),(d)であ
る。
【図7】 従来のCSPのテスト方法を示す平面図(a)
及び側面図(b),(c)である。
【図8】 従来のCSPテスト工程内の装置のハンドリ
ング状態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 フレーム基板、2 ICチップ、3 半田ボール、
5 位置決め用穴、6ICテストソケット、6a 位置
決めピン、6b コンタクトピン、7a ランド。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム基板上にICチップが載置され
    たチップスケールパッケージのテスト方法において、多
    数のICチップが載置された状態で上記フレーム基板上
    の半田ボール接続面に金メッキされたランドを設け、こ
    のランドにコンタクトピンをコンタクトすることにより
    テストを行ない、その後半田ボール付けを行ない最終形
    状に切断することを特徴とするチップスケールパッケー
    ジのテスト方法。
  2. 【請求項2】 フレーム基板上にICチップが載置され
    たチップスケールパッケージのテスト方法において、上
    記フレーム基板を外形寸法一定に切断した状態で上記フ
    レーム基板上の半田ボール接続面に金メッキされたラン
    ドを設け、このランドにコンタクトピンをコンタクトす
    ることによりテストを行ない、その後半田ボール付けを
    行ない最終形状に切断することを特徴とするチップスケ
    ールパッケージのテスト方法。
  3. 【請求項3】 ICテストソケットの位置決めピンと嵌
    合する位置決め用穴をフレーム基板に設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のチップスケールパッ
    ケージのテスト方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038257A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Renesas Technology Corp. 半導体装置の製造方法
CN100378966C (zh) * 2002-07-10 2008-04-02 三菱电机株式会社 半导体器件及其制造方法

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CN100378966C (zh) * 2002-07-10 2008-04-02 三菱电机株式会社 半导体器件及其制造方法
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