JP2000039990A - 情報提供装置および方法と情報提供プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報提供装置および方法と情報提供プログラムを記録した記録媒体

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JP2000039990A
JP2000039990A JP10209837A JP20983798A JP2000039990A JP 2000039990 A JP2000039990 A JP 2000039990A JP 10209837 A JP10209837 A JP 10209837A JP 20983798 A JP20983798 A JP 20983798A JP 2000039990 A JP2000039990 A JP 2000039990A
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Japan
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storage
application program
external system
identifier
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JP10209837A
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English (en)
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信一 ▲高▼田
Shinichi Takada
Masataka Suzuki
将貴 鈴木
Mitsuo Nagaoka
満夫 長岡
Koji Tokumaru
浩二 徳丸
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Software Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
NTT Software Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランザクション間の情報の引き継ぎ処理を
簡易化して記述量を低減し得る情報提供装置および方法
と情報提供プログラムを記録した記録媒体を提供する。 【解決手段】 アプリケーションプログラム15におけ
る処理の結果として生成された保存情報に保存識別子を
付与して、情報保存部13に保存し、該保存識別子と処
理結果情報を外部システム3に返送し、該処理結果情報
に応答して外部システム3から保存識別子とともに送信
される後続トランザクション要求を実行制御部11で受
信し、該後続トランザクション要求に対応するアプリケ
ーションプログラム15を起動し、この起動されたアプ
リケーションプログラムにおいて外部システムから受信
した保存識別子に対応する保存情報を情報保存部13か
ら読み出し、該保存情報に基づいて処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部システムの要
求を受け、この要求に対応するアプリケーションプログ
ラムを起動し、該アプリケーションプログラムにおける
処理結果を要求元の外部システムに返送する一連の処理
であるトランザクションを連続して行うことにより1つ
の完結する業務処理であるセッションを実現する情報提
供装置および方法と情報提供プログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の情報提供方法では、トラ
ンザクション間における引き継ぎ情報を2次記憶装置上
のファイルに書き込んでおき、後続するトランザクショ
ンにおいてファイルから前記引き継ぎ情報を読み出して
利用するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、変数に格納された情報をファイルに書き込むための
書式の変換が必要であり、アプリケーションプログラム
の規模が膨らんで見通しが悪くなるという問題がある。
【0004】また、引き継ぎ情報の構造が複雑であり、
大量の情報を引き継ぐ必要があると、変換処理の記述は
次第に困難さが増大する。引き継ぐ情報を外部システム
に送信し、外部システムが後続するトランザクションを
要求するときに引き継いだ情報をパラメータとして渡す
方法にも変換処理と情報量の問題が同様に存在する。
【0005】なお、別の技術として、主記憶装置上のア
プリケーションの実行環境をそのまま保存して、後続す
るトランザクションで再利用する方法があるが、並行す
るセッション数が増大すると、主記憶装置等の資源が不
足し、処理効率が悪化するという問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、トランザクション間の情報の
引き継ぎ処理を簡易化して記述量を低減し得る情報提供
装置および方法と情報提供プログラムを記録した記録媒
体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、外部システムの要求を受
けて、対応するアプリケーションプログラムを起動し、
該アプリケーションプログラムの処理結果を外部システ
ムに引き継ぎ、完結する業務処理を実現する情報提供装
置であって、前記アプリケーションプログラムが使用す
る変数の値に保存識別子をつけて、該保存識別子および
前記変数の値を保存する情報保存手段を有することを要
旨とする。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、アプリ
ケーションプログラムが使用する変数の値に保存識別子
をつけて、該保存識別子および前記変数の値を情報保存
手段に保存するため、情報保存手段に保存した保存識別
子を用いることにより、トランザクション間の引き継ぎ
情報量を低減し、処理効率を向上することができる。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記変数が、基本的な型、配列、
構造体を含むデータ構造またはオブジェクトであること
を要旨とする。
【0010】更に、請求項3記載の本発明は、外部シス
テムの要求を受け、この要求に対応するアプリケーショ
ンプログラムを起動し、該アプリケーションプログラム
における処理結果を要求元の外部システムに返送する一
連の処理であるトランザクションを連続して行うことに
より1つの完結する業務処理であるセッションを実現す
る情報提供装置であって、アプリケーションプログラム
における処理の結果として生成された保存情報に保存識
別子を付与し、該保存識別子および前記保存情報を保存
する情報保存手段と、前記保存識別子および前記アプリ
ケーションプログラムにおける処理結果情報を要求元の
外部システムに返送する返送手段と、前記処理結果情報
に応答して外部システムから前記保存識別子とともに送
信される後続トランザクション要求を受信し、該後続ト
ランザクション要求に対応するアプリケーションプログ
ラムを起動する起動手段と、この起動されたアプリケー
ションプログラムにおいて外部システムから受信した前
記保存識別子に対応する保存情報を前記情報保存手段か
ら読み出し、該保存情報に基づいて処理を実行する実行
手段とを有することを要旨とする。
【0011】請求項3記載の本発明にあっては、アプリ
ケーションプログラムにおける処理の結果として生成さ
れた保存情報に保存識別子を付与して、情報保存手段に
保存し、該保存識別子とアプリケーションプログラムに
おける処理結果情報を要求元外部システムに返送し、該
処理結果情報に応答して外部システムから保存識別子と
ともに送信される後続トランザクション要求を受信し、
該後続トランザクション要求に対応するアプリケーショ
ンプログラムを起動し、この起動されたアプリケーショ
ンプログラムにおいて外部システムから受信した保存識
別子に対応する保存情報を情報保存手段から読み出し、
該保存情報に基づいて処理を実行するため、情報保存手
段に保存した保存識別子を用いることにより、トランザ
クション間の引き継ぎ情報量を低減し、処理効率の向上
および処理時間の短縮を図ることができる。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項1または
3記載の発明において、前記情報保存手段が、前記保存
識別子および前記保存情報に保存時間情報を付与して保
存する保存時間付与手段、および前記保存時間情報に基
づいて前記保存識別子および前記保存情報の保存時間を
監視し、該保存時間の経過した前記保存識別子および保
存情報を該保存時間情報とともに削除する情報削除手段
を有することを要旨とする。
【0013】請求項4記載の本発明にあっては、保存識
別子および保存情報に保存時間情報を付与して情報保存
手段に保存し、保存時間情報に基づいて保存識別子およ
び保存情報の保存時間を監視し、保存時間の経過した保
存識別子および保存情報を該保存時間情報とともに削除
するため、保存識別子および保存情報により情報保存手
段に長時間保存されることを防止でき、資源の有効利用
を図ることができる。
【0014】また、請求項5記載の本発明は、外部シス
テムの要求を受けて、対応するアプリケーションプログ
ラムを起動し、該アプリケーションプログラムの処理結
果を外部システムに引き継ぎ、完結する業務処理を実現
する情報提供方法であって、外部システムの要求に対応
するアプリケーションプログラムが保存識別子と変数の
値を引き継ぎ情報として保存し、後続する外部システム
からの要求に対応するアプリケーションプログラムが前
記保存識別子をキーとして検索を行い、変数の値からな
る引き継ぎ情報を利用することを要旨とする。
【0015】請求項5記載の本発明にあっては、外部シ
ステムの要求に対応するアプリケーションプログラムが
保存識別子と変数の値を引き継ぎ情報として保存し、後
続する外部システムからの要求に対応するアプリケーシ
ョンプログラムが保存識別子をキーとして検索を行い、
変数の値からなる引き継ぎ情報を利用するため、トラン
ザクション間の引き継ぎ情報量を低減し、処理効率を向
上することができる。
【0016】更に、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、前記変数が、基本的な型、配列、
構造体を含むデータ構造またはオブジェクトであること
を要旨とする。
【0017】請求項7記載の本発明は、外部システムの
要求を受け、この要求に対応するアプリケーションプロ
グラムを起動し、該アプリケーションプログラムにおけ
る処理結果を要求元の外部システムに返送する一連の処
理であるトランザクションを連続して行うことにより1
つの完結する業務処理であるセッションを実現する情報
提供方法であって、アプリケーションプログラムにおけ
る処理の結果として生成された保存情報に保存識別子を
付与し、前記保存識別子および前記保存情報を情報保存
手段に保存し、前記保存識別子および前記アプリケーシ
ョンプログラムにおける処理結果情報を要求元の外部シ
ステムに返送し、前記処理結果情報に応答して外部シス
テムから前記保存識別子とともに送信される後続トラン
ザクション要求を受信し、該後続トランザクション要求
に対応するアプリケーションプログラムを起動し、この
起動されたアプリケーションプログラムにおいて外部シ
ステムから受信した前記保存識別子に対応する保存情報
を前記情報保存手段から読み出し、該保存情報に基づい
て処理を実行することを要旨とする。
【0018】請求項7記載の本発明にあっては、アプリ
ケーションプログラムにおける処理の結果として生成さ
れた保存情報に保存識別子を付与して、情報保存手段に
保存し、該保存識別子とアプリケーションプログラムに
おける処理結果情報を要求元外部システムに返送し、該
処理結果情報に応答して外部システムから保存識別子と
ともに送信される後続トランザクション要求を受信し、
該後続トランザクション要求に対応するアプリケーショ
ンプログラムを起動し、この起動されたアプリケーショ
ンプログラムにおいて外部システムから受信した保存識
別子に対応する保存情報を情報保存手段から読み出し、
該保存情報に基づいて処理を実行するため、情報保存手
段に保存した保存識別子を用いることにより、トランザ
クション間の引き継ぎ情報量を低減し、処理効率の向上
および処理時間の短縮を図ることができる。
【0019】また、請求項8記載の本発明は、前記情報
保存手段が、前記保存識別子および前記保存情報に保存
時間情報を付与して保存し、前記保存時間情報に基づい
て前記保存識別子および前記保存情報の保存時間を監視
し、該保存時間の経過した前記保存識別子および保存情
報を該保存時間情報とともに削除することを要旨とす
る。
【0020】請求項8記載の本発明にあっては、保存識
別子および保存情報に保存時間情報を付与して情報保存
手段に保存し、保存時間情報に基づいて保存識別子およ
び保存情報の保存時間を監視し、保存時間の経過した保
存識別子および保存情報を該保存時間情報とともに削除
するため、保存識別子および保存情報により情報保存手
段に長時間保存されることを防止でき、資源の有効利用
を図ることができる。
【0021】更に、請求項9記載の本発明は、外部シス
テムの要求を受けて、対応するアプリケーションプログ
ラムを起動し、該アプリケーションプログラムの処理結
果を外部システムに引き継ぎ、完結する業務処理を実現
する情報提供プログラムを記録した記録媒体であって、
外部システムの要求に対応するアプリケーションプログ
ラムが保存識別子と変数の値を引き継ぎ情報として保存
し、後続する外部システムからの要求に対応するアプリ
ケーションプログラムが前記保存識別子をキーとして検
索を行い、変数の値からなる引き継ぎ情報を利用する情
報提供プログラムを記録媒体に記録することを要旨とす
る。
【0022】請求項9記載の本発明にあっては、外部シ
ステムの要求に対応するアプリケーションプログラムが
保存識別子と変数の値を引き継ぎ情報として保存し、後
続する外部システムからの要求に対応するアプリケーシ
ョンプログラムが保存識別子をキーとして検索を行い、
変数の値からなる引き継ぎ情報を利用する情報提供プロ
グラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用
いて、その流通性を高めることができる。
【0023】請求項10記載の本発明は、請求項9記載
の発明において、前記変数が、基本的な型、配列、構造
体を含むデータ構造またはオブジェクトであることを要
旨とする。
【0024】また、請求項11記載の本発明は、外部シ
ステムの要求を受け、この要求に対応するアプリケーシ
ョンプログラムを起動し、該アプリケーションプログラ
ムにおける処理結果を要求元の外部システムに返送する
一連の処理であるトランザクションを連続して行うこと
により1つの完結する業務処理であるセッションを実現
する情報提供プログラムを記録した記録媒体であって、
アプリケーションプログラムにおける処理の結果として
生成された保存情報に保存識別子を付与し、前記保存識
別子および前記保存情報を情報保存手段に保存し、前記
保存識別子および前記アプリケーションプログラムにお
ける処理結果情報を要求元の外部システムに返送し、前
記処理結果情報に応答して外部システムから前記保存識
別子とともに送信される後続トランザクション要求を受
信し、該後続トランザクション要求に対応するアプリケ
ーションプログラムを起動し、この起動されたアプリケ
ーションプログラムにおいて外部システムから受信した
前記保存識別子に対応する保存情報を前記情報保存手段
から読み出し、該保存情報に基づいて処理を実行する情
報提供プログラムを記録媒体に記録することを要旨とす
る。
【0025】請求項11記載の本発明にあっては、アプ
リケーションプログラムにおける処理の結果として生成
された保存情報に保存識別子を付与して、情報保存手段
に保存し、該保存識別子とアプリケーションプログラム
における処理結果情報を要求元外部システムに返送し、
該処理結果情報に応答して外部システムから保存識別子
とともに送信される後続トランザクション要求を受信
し、該後続トランザクション要求に対応するアプリケー
ションプログラムを起動し、この起動されたアプリケー
ションプログラムにおいて外部システムから受信した保
存識別子に対応する保存情報を情報保存手段から読み出
し、該保存情報に基づいて処理を実行する情報提供プロ
グラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用
いて、その流通性を高めることができる。
【0026】更に、請求項12記載の本発明は、請求項
9または11記載の発明において、前記情報保存手段
が、前記保存識別子および前記保存情報に保存時間情報
を付与して保存し、前記保存時間情報に基づいて前記保
存識別子および前記保存情報の保存時間を監視し、該保
存時間の経過した前記保存識別子および保存情報を該保
存時間情報とともに削除する情報提供プログラムを記録
媒体に記録することを要旨とする。
【0027】請求項12記載の本発明にあっては、保存
識別子および保存情報に保存時間情報を付与して情報保
存手段に保存し、保存時間情報に基づいて保存識別子お
よび保存情報の保存時間を監視し、保存時間の経過した
保存識別子および保存情報を該保存時間情報とともに削
除する情報提供プログラムを記録媒体に記録しているた
め、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることがで
きる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る情報提供装置のシステム構成を示すブロック図で
ある。同図に示す情報提供装置1は、複数のアプリケー
ションプログラム(T1)15aおよびアプリケーショ
ンプログラム(T2)15bを有し、外部システム3の
要求を受け取ると、この要求に対応するアプリケーショ
ンプログラム15を起動し、該アプリケーションプログ
ラム15における処理結果を要求元の外部システム3に
返送する一連の処理であるトランザクションを連続して
行うことにより1つの完結する業務処理であるセッショ
ンを実現する。
【0029】情報提供装置1は、前記複数のアプリケー
ションプログラム15a,15bに加えて、情報提供装
置1の要求の受信、情報提供装置1への応答の送信、ア
プリケーションプログラム15を起動し、該アプリケー
ションプログラム15を実行させるために必要な機能を
有する実行制御部11、およびアプリケーションプログ
ラム15における処理の結果として生成された変数の値
を含む保存情報を後続のトランザクションで再利用し得
るように該保存情報に保存識別子を付与するとともに、
該保存情報の保存時間を設定し、該保存識別子、保存情
報および保存時間情報を組にして保存する情報保存部1
3から構成されている。
【0030】なお、この保存情報である変数の値は、プ
ログラムで使用されるすべての基本的な型の他に、配
列、構造体等のデータ構造またはオブジェクトをあるが
ままの形またはそれと同等な表現で情報保存部13に保
存することにより、保存および再利用のオーバーヘッド
を軽減し、プログラムの可読性を向上している。
【0031】また、情報保存部13に保存される保存情
報は、トランザクション間の引き継ぎに必要な情報だけ
を保存し、その他の資源はトランザクション終了時に解
放することによりシステム内の資源占有を必要最小とす
ることが可能となっている。更に、該保存情報とともに
情報保存部13に記憶される保存時間情報は、保存情報
が情報保存部13に保存される時間を監視するための情
報であり、情報保存部13は、この保存時間情報に基づ
いて保存情報の保存時間を監視するようになっている。
【0032】次に、以上のように構成される情報提供装
置の作用について説明する。外部システム3は、情報提
供装置1にセッションを処理させるために、まず要求m
1を作成し、外部システム3に送信する。なお、この要
求m1は、アプリケーションプログラム識別子とアプリ
ケーションプログラムに引き渡す情報p1から構成され
ており、図1の例では該要求m1のアプリケーションプ
ログラム識別子はアプリケーションプログラム15aの
T1である。
【0033】外部システム3からの要求m1は、情報提
供装置1の実行制御部11で受信され、実行制御部11
は該要求m1を受信すると、起動m2をアプリケーショ
ンプログラム識別子T1のアプリケーションプログラム
15aに供給する。この起動m2は前記引渡し情報p1
で構成される。
【0034】このように起動されたアプリケーションプ
ログラム15aは、記述された処理の中で保存要求m3
を情報保存部13に送信する。この保存要求m3は保存
すべき情報、すなわち保存情報xと該保存情報xに対す
る保存時間情報tとから構成されている。情報保存部1
3は、アプリケーションプログラム15aからの保存要
求m3を受け取ると、該保存情報xに対する保存識別子
kを生成し、該保存識別子kに対応して保存情報xおよ
び保存時間情報tを保存し、該保存識別子kからなる保
存応答m4をアプリケーションプログラム15aに返却
する。
【0035】また、情報保存部13は、保存識別子kに
対応して保存情報xおよび保存時間情報tを保存すると
同時に、該保存情報xの保存経過時間を監視し、この保
存経過時間が保存時間tを超えるか否かを常にチェック
する。そして、保存経過時間が保存時間tを超えた場合
には、保存情報xの保存を削除し、保存情報xの占有資
源を解放する。
【0036】保存応答m4を受信したアプリケーション
プログラム15aは、保存識別子kとアプリケーション
プログラム15aの処理結果情報r1からなる応答m5
を編集し、実行制御部11に渡して処理を終了する。実
行制御部11は、応答m5と同様に保存識別子kとアプ
リケーションプログラム15aの処理結果情報r1から
なる応答m6を外部システム3に送信する。
【0037】外部システム3は、処理結果情報r1を受
信すると、該情報を参照して、後続トランザクション要
求m7を実行制御部11に送信する。該要求m7はアプ
リケーションプログラム識別子T2、保存識別子k、お
よびアプリケーションプログラムT2に引き渡す情報p
2から構成される。実行制御部11は、保存識別子kお
よび引き渡し情報p2からなる起動m8をアプリケーシ
ョンプログラム識別子T2のアプリケーションプログラ
ム15bに発生する。
【0038】アプリケーションプログラム15bは、そ
の処理の中で、保存情報の再利用要求m9を情報保存部
13に送信する。この再利用要求m9は保存識別子kか
ら構成される。情報保存部13は、保存識別子kからな
る再利用要求m9を受け取り、該保存識別子kに対応す
る保存情報xを保存している場合には、保存情報xの保
存時間監視処理を停止し、該保存情報xの登録を削除
し、保存情報xからなる保存情報m10をアプリケーシ
ョンプログラム15bに返却する。なお、情報保存部1
3は、前記保存識別子kに対応する保存情報xを保存し
ていない場合には、前記情報m10として保存識別子k
に対応する保存情報xがないことを示す情報nをアプリ
ケーションプログラム15bに返却する。また、アプリ
ケーションプログラム15bは、前記情報m10に対す
る応答m11を実行制御部11に送信し、実行制御部1
1は更に外部システム3に応答m12を返却する。
【0039】なお、上記処理では、説明の簡単化のため
にトランザクションが2つで構成されるセッションの場
合について説明したが、同様に後続のトランザクション
を連鎖させることは簡単なことであるので、その説明は
省略する。この場合には、アプリケーションプログラム
15bには情報m3,m4に相当する処理が加わり、情
報m11,m12には保存識別子kが加わることにな
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部システムの要求に対応するアプリケーションプログ
ラムが保存識別子と変数の値を引き継ぎ情報として保存
し、後続する外部システムからの要求に対応するアプリ
ケーションプログラムが保存識別子をキーとして検索を
行い、変数の値からなる引き継ぎ情報を利用するので、
トランザクション間の引き継ぎ情報量を低減し、処理時
間を短縮し、処理効率を向上することができる。
【0041】また、本発明によれば、アプリケーション
プログラムにおける保存情報に保存識別子を付与して情
報保存手段に保存し、該保存識別子を要求元外部システ
ムに返送し、外部システムから保存識別子とともに送信
される後続トランザクション要求を受信し、該後続トラ
ンザクション要求に対応するアプリケーションプログラ
ムを起動し、このアプリケーションプログラムにおいて
受信した保存識別子に対応する保存情報を情報保存手段
から読み出し、該保存情報に基づいて処理を実行するの
で、トランザクション間の引き継ぎ情報が簡単化され、
引き継ぎ情報量を低減し、プログラムの作成および修正
を容易にするとともに処理効率の向上および処理時間の
短縮を図ることができる。
【0042】更に、本発明によれば、保存識別子および
保存情報に保存時間情報を付与して保存し、保存時間情
報に基づいて保存情報の保存時間を監視し、保存時間の
経過した保存情報を削除するので、保存情報により情報
保存手段に長時間保存されることを防止でき、資源の有
効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る情報提供装置のシス
テム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 情報提供装置 3 外部システム 11 実行制御部 13 情報保存部 15a,15b アプリケーションプログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 将貴 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 長岡 満夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 徳丸 浩二 神奈川県横浜市中区山下町223番1 エ ヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社内 Fターム(参考) 5B076 AB17

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部システムの要求を受けて、対応する
    アプリケーションプログラムを起動し、該アプリケーシ
    ョンプログラムの処理結果を外部システムに引き継ぎ、
    完結する業務処理を実現する情報提供装置であって、 前記アプリケーションプログラムが使用する変数の値に
    保存識別子をつけて、該保存識別子および前記変数の値
    を保存する情報保存手段を有することを特徴とする情報
    提供装置。
  2. 【請求項2】 前記変数は、基本的な型、配列、構造体
    を含むデータ構造またはオブジェクトであることを特徴
    とする請求項1記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 外部システムの要求を受け、この要求に
    対応するアプリケーションプログラムを起動し、該アプ
    リケーションプログラムにおける処理結果を要求元の外
    部システムに返送する一連の処理であるトランザクショ
    ンを連続して行うことにより1つの完結する業務処理で
    あるセッションを実現する情報提供装置であって、 アプリケーションプログラムにおける処理の結果として
    生成された保存情報に保存識別子を付与し、該保存識別
    子および前記保存情報を保存する情報保存手段と、 前記保存識別子および前記アプリケーションプログラム
    における処理結果情報を要求元の外部システムに返送す
    る返送手段と、 前記処理結果情報に応答して外部システムから前記保存
    識別子とともに送信される後続トランザクション要求を
    受信し、該後続トランザクション要求に対応するアプリ
    ケーションプログラムを起動する起動手段と、 この起動されたアプリケーションプログラムにおいて外
    部システムから受信した前記保存識別子に対応する保存
    情報を前記情報保存手段から読み出し、該保存情報に基
    づいて処理を実行する実行手段とを有することを特徴と
    する情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記情報保存手段は、前記保存識別子お
    よび前記保存情報に保存時間情報を付与して保存する保
    存時間付与手段、および前記保存時間情報に基づいて前
    記保存識別子および前記保存情報の保存時間を監視し、
    該保存時間の経過した前記保存識別子および保存情報を
    該保存時間情報とともに削除する情報削除手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または3記載の情報提供装
    置。
  5. 【請求項5】 外部システムの要求を受けて、対応する
    アプリケーションプログラムを起動し、該アプリケーシ
    ョンプログラムの処理結果を外部システムに引き継ぎ、
    完結する業務処理を実現する情報提供方法であって、 外部システムの要求に対応するアプリケーションプログ
    ラムが保存識別子と変数の値を引き継ぎ情報として保存
    し、後続する外部システムからの要求に対応するアプリ
    ケーションプログラムが前記保存識別子をキーとして検
    索を行い、変数の値からなる引き継ぎ情報を利用するこ
    とを特徴とする情報提供方法。
  6. 【請求項6】 前記変数は、基本的な型、配列、構造体
    を含むデータ構造またはオブジェクトであることを特徴
    とする請求項5記載の情報提供方法。
  7. 【請求項7】 外部システムの要求を受け、この要求に
    対応するアプリケーションプログラムを起動し、該アプ
    リケーションプログラムにおける処理結果を要求元の外
    部システムに返送する一連の処理であるトランザクショ
    ンを連続して行うことにより1つの完結する業務処理で
    あるセッションを実現する情報提供方法であって、 アプリケーションプログラムにおける処理の結果として
    生成された保存情報に保存識別子を付与し、前記保存識
    別子および前記保存情報を情報保存手段に保存し、 前記保存識別子および前記アプリケーションプログラム
    における処理結果情報を要求元の外部システムに返送
    し、 前記処理結果情報に応答して外部システムから前記保存
    識別子とともに送信される後続トランザクション要求を
    受信し、該後続トランザクション要求に対応するアプリ
    ケーションプログラムを起動し、 この起動されたアプリケーションプログラムにおいて外
    部システムから受信した前記保存識別子に対応する保存
    情報を前記情報保存手段から読み出し、該保存情報に基
    づいて処理を実行することを特徴とする情報提供方法。
  8. 【請求項8】 前記情報保存手段は、前記保存識別子お
    よび前記保存情報に保存時間情報を付与して保存し、前
    記保存時間情報に基づいて前記保存識別子および前記保
    存情報の保存時間を監視し、該保存時間の経過した前記
    保存識別子および保存情報を該保存時間情報とともに削
    除することを特徴とする請求項5または7記載の情報提
    供方法。
  9. 【請求項9】 外部システムの要求を受けて、対応する
    アプリケーションプログラムを起動し、該アプリケーシ
    ョンプログラムの処理結果を外部システムに引き継ぎ、
    完結する業務処理を実現する情報提供プログラムを記録
    した記録媒体であって、 外部システムの要求に対応するアプリケーションプログ
    ラムが保存識別子と変数の値を引き継ぎ情報として保存
    し、後続する外部システムからの要求に対応するアプリ
    ケーションプログラムが前記保存識別子をキーとして検
    索を行い、変数の値からなる引き継ぎ情報を利用するこ
    とを特徴とする情報提供プログラムを記録した記録媒
    体。
  10. 【請求項10】 前記変数は、基本的な型、配列、構造
    体を含むデータ構造またはオブジェクトであることを特
    徴とする請求項9記載の情報提供プログラムを記録した
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 外部システムの要求を受け、この要求
    に対応するアプリケーションプログラムを起動し、該ア
    プリケーションプログラムにおける処理結果を要求元の
    外部システムに返送する一連の処理であるトランザクシ
    ョンを連続して行うことにより1つの完結する業務処理
    であるセッションを実現する情報提供プログラムを記録
    した記録媒体であって、 アプリケーションプログラムにおける処理の結果として
    生成された保存情報に保存識別子を付与し、前記保存識
    別子および前記保存情報を情報保存手段に保存し、 前記保存識別子および前記アプリケーションプログラム
    における処理結果情報を要求元の外部システムに返送
    し、 前記処理結果情報に応答して外部システムから前記保存
    識別子とともに送信される後続トランザクション要求を
    受信し、該後続トランザクション要求に対応するアプリ
    ケーションプログラムを起動し、 この起動されたアプリケーションプログラムにおいて外
    部システムから受信した前記保存識別子に対応する保存
    情報を前記情報保存手段から読み出し、該保存情報に基
    づいて処理を実行することを特徴とする情報提供プログ
    ラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記情報保存手段は、前記保存識別子
    および前記保存情報に保存時間情報を付与して保存し、
    前記保存時間情報に基づいて前記保存識別子および前記
    保存情報の保存時間を監視し、該保存時間の経過した前
    記保存識別子および保存情報を該保存時間情報とともに
    削除することを特徴とする請求項9または11記載の情
    報提供プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100717873B1 (ko) * 2006-03-11 2007-05-14 남경수 제거식 그라운드 앵커의 인장선 홀딩장치
JP2016129056A (ja) * 2009-07-14 2016-07-14 アビニシオ テクノロジー エルエルシー フォールトトレラントバッチ処理

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