JP2000039248A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JP2000039248A
JP2000039248A JP10206545A JP20654598A JP2000039248A JP 2000039248 A JP2000039248 A JP 2000039248A JP 10206545 A JP10206545 A JP 10206545A JP 20654598 A JP20654598 A JP 20654598A JP 2000039248 A JP2000039248 A JP 2000039248A
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JP
Japan
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heat
refrigerator
partition
storage
partition body
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Pending
Application number
JP10206545A
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English (en)
Inventor
Hideo Shimizu
秀男 志水
Hiroyuki Umezawa
浩之 梅沢
Masaki Tsuchiya
正樹 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵室への熱影響を極力防止すると共に、確
実に結露や着霜を防止する事を目的とした。 【解決手段】 被冷却物を貯蔵するための貯蔵室2、1
5と、該貯蔵室2、15を画成し、前面が開口した断熱
箱体3、10と、該断熱箱体3、10の開口縁に設けら
れ、吸熱側を貯蔵室2、15側、放熱側を庫外側とした
サーモモジュール6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、熱電冷却素子、即ちペルチェ素子を露付き防
止に用いた冷却貯蔵庫に関する。
【0001】
【従来の技術】従来、この種冷却貯蔵庫は、図4に示す
如く、内部に貯蔵室101を画成し、前面が開口した断
熱箱体102と、この断熱箱体102の前面開口を仕切
る仕切体103と、この仕切体103及び前記断熱箱体
102の開口縁に設けられた電気ヒータ104と、前記
断熱箱体102の前面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉
105とよりなるものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上述した冷却貯蔵庫
は、貯蔵室101内が少なくと冷蔵温度(10℃以下)
であるため、外部との温度差により、断熱箱体102の
開口縁に結露する問題がある。更に、冷凍温度である場
合、開口縁に着霜する問題もある。一般的には、この結
露や着霜を解消するため、冷却貯蔵庫の開口縁に電気ヒ
ータ104を取り付け、常時通電しているものであっ
た。
【0003】この様に、貯蔵室101を冷却、断熱箱体
102の開口縁を加熱するため、電気ヒータ104が貯
蔵室101の内部にまで熱影響を及ぼす問題があった。
【0004】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、貯蔵室への熱影響を極力防止すると共に、確実
に結露や着霜を防止する事を目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、請求項1の発明では、被冷却物を貯蔵す
るための貯蔵室と、該貯蔵室を画成し、前面が開口した
断熱箱体と、該断熱箱体の開口縁に設けられ、吸熱側を
貯蔵室側、放熱側を庫外側としたサーモモジュールとを
備えた冷却貯蔵庫を提供する。
【0006】このため、貯蔵室をサーモモジュールの吸
熱側で冷却すると共に、庫外側をサーモモジュールの放
熱側で開口縁の結露や着霜を防止する。
【0007】また、請求項2の発明では、断熱箱体の前
面開口に、開口を仕切る仕切体を設け、この仕切体にサ
ーモモジュールを設けた請求項1記載の冷却貯蔵庫を提
供する。
【0008】このため、開口を仕切る仕切体に設けられ
たサーモモジュールによって、貯蔵室をサーモモジュー
ルの吸熱側で冷却すると共に、放熱側で庫外側の結露防
止や着霜の防止を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明を具備する業務用冷蔵庫の概
念図、図2は本発明を具備する仕切体の縦側断面図、図
3は本発明を具備する業務用冷蔵庫の斜視図である。
【0011】図1において、1は本発明を具備する冷却
貯蔵庫の一種である業務用冷蔵庫であるが、この他、冷
凍庫、冷凍冷蔵庫であっても良い。
【0012】この冷蔵庫1は、内部に被冷却物を貯蔵す
る貯蔵室2と、この貯蔵室2を画成するため、前面が開
口した断熱箱体3と、この断熱箱体3の前面開口を横に
仕切る仕切体4とよりなるものである。即ち、この仕切
体4は上下に分割された2つの開口3A、3Bの縁の一
部をなすものである。
【0013】そして、前記断熱箱体3の前面開口、即ち
上下に分割された開口3A、3Bは単一の断熱扉9にて
開閉自在に閉塞されているものである。
【0014】前記断熱箱体3は、熱伝導性の良好なステ
ンレスにて形成された内箱及び外箱と、これら内外両箱
間に発泡充填されたウレタン発泡断熱材とよりなるもの
である。また、これら内外両箱はの開口端は、図示しな
いプラスチック樹脂製のブレーカーにて接続されてお
り、このブレーカーは外箱の熱が内箱に伝わる事を防止
するためのものである。
【0015】また、図2に示す如く、前記仕切体4は、
庫外側に位置する外板4Aと、前記貯蔵室2側、即ち庫
内側に位置する内板4Bと、これら内外両板4A、4B
の端部間を接続する仕切体ブレーカー22と、これら内
外両板4A、4B及び仕切体ブレーカー22にて囲わ
れ、発泡スチロール等からなる断熱材5とよりなるもの
である。
【0016】更に、この仕切体4の外板4Aと内板4B
は、いずれも前記内外両箱と同じ材質、即ちステンレス
にて形成されている。また、前記仕切体ブレーカー22
はプラスチック樹脂製で、前記外板4Aと内板4Bの熱
伝導を防止するものである。
【0017】尚、この仕切体4の断熱材5は、前述した
内外両箱と共にウレタン発泡断熱材を充填発泡しても良
い。
【0018】そして、図2に示す如く、この仕切体4内
には熱電冷却素子(ペルチェ素子)からなるサーモモジ
ュール6が設けられているものである。このサーモモジ
ュール6の吸熱側には、アルミニウム製のブロック材で
形成された吸熱ラジエター7が熱伝導的に設けられてお
り、更に放熱側にもアルミニウム製のブロック材で形成
された放熱ラジエター8が熱伝導的に設けられている。
【0019】この吸熱ラジエター7は前記仕切体4の内
板4Bと熱伝導的に接触して設けられ、放熱ラジエター
8は、前記仕切体4の外板4Aと熱伝導的に接触して設
けられているものである。
【0020】以上の構成によると、常時、前記サーモモ
ジュール6に通電し、仕切体4の内板4B、即ち貯蔵室
2側を冷却し、且つ仕切体4の外板4A、即ち庫外側を
加熱しているため、仕切体4の庫外側への結露を防止
し、且つ貯蔵室2が温度上昇してしまう事を防止する事
ができる。更に、冷凍庫に本発明を用いた場合、着霜を
防止すると共に、貯蔵室2の温度上昇を防止する事がで
きるものである。
【0021】本実施例では、仕切体4にサーモモジュー
ル6を設けたが、その他、前記断熱箱体3の開口縁全周
に設けても良い。
【0022】また、図3に示す如く、断熱箱体10の前
面開口を縦横に仕切り、この縦横の仕切体11により形
成される4つの開口の各々に、開閉自在な断熱扉12を
設けた業務用冷蔵庫13でも良い。
【0023】この場合、縦横の仕切体11に対してそれ
ぞれサーモモジュール6を設けるものである。
【0024】この冷蔵庫13は、内部に複数段の網棚1
4を備える貯蔵室15と、この貯蔵室15を画成する断
熱箱体10と、この断熱箱体10の前面開口を開閉自在
に閉塞する観音開き式の断熱扉12と、前記断熱箱体1
0の上に設けられた機械室17とを備えている。
【0025】この機械室17には、凝縮器18、冷媒循
環パイプ19及び圧縮機20が設けられている。尚、前
記凝縮器18、圧縮機20は貯蔵室15を冷却する図示
しない冷却器と共に冷凍サイクルを構成するものであ
り、21はこの冷凍サイクルを制御する電装部品を収納
する電装箱である。
【0026】即ち、請求項1の発明によると、被冷却物
を貯蔵するための貯蔵室2、15と、該貯蔵室2、15
を画成し、前面が開口した断熱箱体3、10と、該断熱
箱体3、10の開口縁に設けられ、吸熱側を貯蔵室2、
15側、放熱側を庫外側としたサーモモジュール6とを
備えた冷蔵庫または冷凍庫(冷却貯蔵庫)1、13を提
供する。
【0027】このため、貯蔵室2、15をサーモモジュ
ール6の吸熱側で冷却すると共に、庫外側をサーモモジ
ュール6の放熱側で開口縁の結露や着霜を防止する。
【0028】従って、貯蔵室2、15への熱影響を極力
防止すると共に、確実に結露や着霜を防止する事がで
き、以って冷却運転の効率を向上する事ができる。
【0029】また、請求項2の発明によると、断熱箱体
3、10の前面開口に、開口を仕切る仕切体4、11を
設け、この仕切体4、11にサーモモジュール6を設け
た請求項1記載の冷蔵庫または冷凍庫(冷却貯蔵庫)
1、13を提供する。
【0030】このため、開口を仕切る仕切体4、11に
設けられたサーモモジュール6によって、貯蔵室2、1
5をサーモモジュール6の吸熱側で冷却すると共に、放
熱側で庫外側の結露や着霜の防止を行う。
【0031】従って、貯蔵室2、15への熱影響を極力
防止すると共に、確実に結露や着霜を防止する事がで
き、以って冷却運転の効率を向上する事ができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
ると、被冷却物を貯蔵するための貯蔵室と、該貯蔵室を
画成し、前面が開口した断熱箱体と、該断熱箱体の開口
縁に設けられ、吸熱側を貯蔵室側、放熱側を庫外側とし
たサーモモジュールとを備えた冷却貯蔵庫を提供する。
【0033】このため、貯蔵室をサーモモジュールの吸
熱側で冷却すると共に、庫外側をサーモモジュールの放
熱側で開口縁の結露や着霜を防止する。
【0034】従って、貯蔵室への熱影響を極力防止する
と共に、確実に結露や着霜を防止する事ができ、以って
冷却運転の効率を向上する事ができる。
【0035】また、請求項2の発明によると、断熱箱体
の前面開口に、開口を仕切る仕切体を設け、この仕切体
にサーモモジュールを設けた請求項1記載の冷却貯蔵庫
を提供する。
【0036】このため、開口を仕切る仕切体に設けられ
たサーモモジュールによって、貯蔵室をサーモモジュー
ルの吸熱側で冷却すると共に、放熱側で庫外側の結露や
着霜の防止を行う。
【0037】従って、貯蔵室への熱影響を極力防止する
と共に、確実に結露や着霜を防止する事ができ、以って
冷却運転の効率を向上する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具備する業務用冷蔵庫の概念図であ
る。
【図2】本発明を具備する仕切体の縦側断面図である。
【図3】本発明を具備する業務用冷蔵庫の斜視図であ
る。
【図4】従来の冷却貯蔵庫の概念図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫(冷却貯蔵庫) 2 貯蔵室 3 断熱箱体 4 仕切体 5 断熱材 6 サーモモジュール 7 吸熱ラジエター 8 放熱ラジエター 9 断熱扉 10 断熱箱体 11 仕切体 12 断熱扉 13 冷蔵庫(冷却貯蔵庫) 15 貯蔵室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被冷却物を貯蔵するための貯蔵室と、該
    貯蔵室を形成し、前面が開口した断熱箱体と、該断熱箱
    体の開口縁に設けられ、吸熱側を貯蔵室側、放熱側を庫
    外側としたサーモモジュールとを備えたことを特徴とす
    る冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 断熱箱体の前面開口に、開口を仕切る仕
    切体を設け、この仕切体にサーモモジュールを設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
JP10206545A 1998-07-22 1998-07-22 冷却貯蔵庫 Pending JP2000039248A (ja)

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JP10206545A JP2000039248A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 冷却貯蔵庫

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001133106A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001133106A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫

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