JP2000038863A - 自動車用トランクリッドのクロージャ装置 - Google Patents

自動車用トランクリッドのクロージャ装置

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JP2000038863A
JP2000038863A JP20830398A JP20830398A JP2000038863A JP 2000038863 A JP2000038863 A JP 2000038863A JP 20830398 A JP20830398 A JP 20830398A JP 20830398 A JP20830398 A JP 20830398A JP 2000038863 A JP2000038863 A JP 2000038863A
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Shigenobu Taga
重宣 多賀
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
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    • E05B83/16Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets
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    • Y10T292/699Motor controlled

Abstract

(57)【要約】 【課題】トランクリッドが十分に開かない場合に、引込
み機構がトランクリッドを再び引き込んでしまう誤作動
を防止することができる自動車用トランクリッドのクロ
ージャ装置を提供する。 【解決手段】トランクリッド10が開く際に、例えば、
車体の凍結などに起因して、トランクリッド10がウエ
ザーストリップに付着して、トランクリッド10が十分
に開かないで、レバー85の揺動状態に基づき、リッド
状態検出部88がトランクリッド10の係合時位置の通
過を検出しない場合には、引込状態検出部80が引き込
み開始状態を検出し、かつ、ロックスイッチ90が係合
状態を検出した場合であっても、引込み機構50は停止
した状態に維持されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランクリッドと
トランク開口の周縁部との一方にストライカが設けら
れ、トランクリッドとトランク開口の周縁部との他方に
ラッチ部材が設けられており、前記ストライカがラッチ
部材に係合すると、引込み機構が作動し、前記ストライ
カを介して前記ラッチ部材を引き込んで前記トランクリ
ッドを閉めるようにした自動車用トランクリッドのクロ
ージャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用トランクリッドのクロー
ジャ装置としては、例えば、トランクリッド側にロック
機構が配され、トランク開口の周縁部側にクロージャ装
置が配され、トランクリッドを閉じていくと、クロージ
ャ装置側のストライカがロック機構のラッチ部材に係合
し、引き込み開始状態にあるクロージャ装置の引込み機
構が作動し、ストライカがラッチ部材に係合した状態で
待機位置から引込位置へ下降して、ラッチ部材を引込
み、トランクリッドが強制的に閉扉し、引込み機構が引
き込み終了状態になると、引き込みを終了するものであ
る。
【0003】トランクリッドが閉扉状態にあるとき、例
えばオープンレバーを操作して、ストライカがラッチ部
材から外れて、トランクリッドが開扉可能になると、引
き込み終了状態にある引込み機構が作動し、ストライカ
が引込位置から待機位置へ上昇し、引込み機構が引き込
み開始状態に戻ると、引込み機構が停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動車用トランクリッドのクロージャ装置で
は、例えば、オープンレバーを操作して、ストライカが
ラッチ部材から外れても、車体の凍結などに起因して、
トランクリッドが十分に開かない場合に、ストライカが
ラッチ部材に再び係合すると、引き込み開始状態に戻っ
ている引込み機構が再び引き込んでしまう誤作動が生じ
るという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、トランクリッドが開く際に、例え
ば、車体の凍結などに起因して、トランクリッドがウエ
ザーストリップに付着して、トランクリッドが十分に開
かないで、リッド状態検出部がトランクリッドの係合時
位置の通過を検出しない場合には、引込状態検出部が引
き込み開始状態を検出し、かつ、ロックスイッチが係合
状態を検出した場合であっても、引込み機構は停止した
状態に維持されるようにして、引込み機構がトランクリ
ッドを再び引き込んでしまう誤作動を防止することがで
きる自動車用トランクリッドのクロージャ装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]トランクリッド(10)とトランク開口(11)
の周縁部(12)との一方にストライカ(45)が設け
られ、トランクリッド(10)とトランク開口(11)
の周縁部(12)との他方にラッチ部材が設けられてお
り、前記ストライカ(45)がラッチ部材に係合する
と、引込み機構(50)が作動し、前記ストライカ(4
5)を介して前記ラッチ部材を引き込んで前記トランク
リッド(10)を閉めるようにした自動車用トランクリ
ッド(10)のクロージャ装置であって、引込状態検出
部(80)、ロックスイッチ(90)、リッド状態検出
部(88)および、制御部を備えたものにおいて、前記
引込状態検出部(80)は、前記引込み機構(50)の
引き込み開始状態と引き込み終了状態とを検出し、前記
ロックスイッチ(90)は、前記ストライカ(45)が
前記ラッチ部材に係合している係合状態と、前記ストラ
イカ(45)がラッチ部材から外れている非係合状態と
を検出し、前記リッド状態検出部(88)は、前記スト
ライカ(45)がラッチ部材に係合した時のトランクリ
ッド(10)の位置である係合時位置から所定量だけ上
昇した切替時位置を前記トランクリッド(10)が通過
したかを検出し、前記制御部は、前記引込状態検出部
(80)が前記引き込み開始状態を検出し、かつ、前記
ロックスイッチ(90)が前記係合状態を検出した場合
であっても、前記リッド状態検出部(88)が前記トラ
ンクリッド(10)の前記切替時位置の通過を検出して
いなければ、前記引込み機構(50)が作動不能になる
よう構成したことを特徴とする自動車用トランクリッド
(10)のクロージャ装置。
【0007】[2]トランクリッド(10)とトランク
開口(11)の周縁部(12)との一方にストライカ
(45)が設けられ、トランクリッド(10)とトラン
ク開口(11)の周縁部(12)との他方にラッチ部材
が設けられており、前記ストライカ(45)がラッチ部
材に係合すると、引込み機構(50)が作動し、前記ス
トライカ(45)を介して前記ラッチ部材を引き込んで
前記トランクリッド(10)を閉めるようにした自動車
用トランクリッド(10)のクロージャ装置であって、
引込状態検出部(80)、ロックスイッチ(90)、レ
バー(85)、リッド状態検出部(88)および、制御
部を備えたものにおいて、前記引込状態検出部(80)
は、前記引込み機構(50)の引き込み開始状態と引き
込み終了状態とを検出し、前記ロックスイッチ(90)
は、前記ストライカ(45)が前記ラッチ部材に係合し
ている係合状態と、前記ストライカ(45)がラッチ部
材から外れている非係合状態とを検出し、前記レバー
(85)は、前記トランクリッド(10)と前記トラン
ク開口(11)の周縁部(12)との一方に装着され、
前記トランクリッド(10)と前記トランク開口(1
1)の周縁部(12)との他方に弾撥的に当接して、前
記トランクリッド(10)が全開している時の状態であ
る全開時状態と、前記引込み機構(50)が引き込み終
了した時の状態である引き込み終了時状態とに揺動し、
前記全開時状態に付勢されており、前記リッド状態検出
部(88)は、前記レバー(85)の揺動状態に基づい
て、前記ストライカ(45)がラッチ部材に係合した時
のトランクリッド(10)の位置である係合時位置から
所定量だけ上昇した切替時位置を前記トランクリッド
(10)が通過したかを検出し、前記制御部は、前記引
込状態検出部(80)が前記引き込み開始状態を検出
し、かつ、前記ロックスイッチ(90)が前記係合状態
を検出した場合であっても、前記リッド状態検出部(8
8)が前記トランクリッド(10)の前記切替時位置の
通過を検出していなければ、前記引込み機構(50)が
作動不能になるよう構成したことを特徴とする自動車用
トランクリッド(10)のクロージャ装置。
【0008】次に、発明の作用を説明する。本発明の一
の構成では、トランクリッド(10)を閉じていき、ト
ランクリッド(10)が切替時位置を係合時位置の方へ
向かって通過すると、その通過をリッド状態検出部(8
8)が検出し、制御部に通過信号を出力する。
【0009】やがて、ストライカ(45)がラッチ部材
に係合する。ストライカ(45)がラッチ部材に係合す
ると、ロックスイッチ(90)が、ラッチ部材の係合状
態を検出する。制御部に検出信号を出力する。
【0010】このとき、引き込み機構は引き込み開始状
態にあり、引き込み開始状態を引込状態検出部(80)
が検出し、検出信号を制御部に出力している。それによ
り、制御部が引込み機構(50)に始動信号を出力し、
クロージャ装置が始動し、引込み機構(50)が引き込
み開始状態から引き込み終了状態になり、ストライカ
(45)がラッチ部材を引き込み、トランク開口(1
1)の周縁部(12)に沿って設けられたウエザースト
リップの復元力などに抗して、トランクリッド(10)
が閉じられる。
【0011】トランクリッド(10)が閉じられると、
引込状態検出部(80)は、引き込み機構の引き込み終
了状態を検出し、検出信号を制御部に出力し、それによ
り、制御部が引込み機構(50)に停止信号を出力し、
クロージャ装置が停止する。
【0012】トランクリッド(10)を開くべく、例え
ば、オープンレバー(85)を操作して、ストライカ
(45)をラッチ部材から外すと、ロックスイッチ(9
0)が、ラッチ部材の非係合状態を検出し、制御部に検
出信号を出力する。それにより、制御部が引込み機構
(50)に始動信号を出力し、クロージャ装置が始動
し、引込み機構(50)が引き込み終了状態から引き込
み開始状態になり、引込状態検出部(80)は、引き込
み機構の引き込み開始状態を検出し、検出信号を制御部
に出力し、それにより、制御部が引込み機構(50)に
停止信号を出力し、クロージャ装置が停止する。
【0013】オープンレバー(85)を操作して、スト
ライカ(45)をラッチ部材から外すと、トランクリッ
ド(10)は、係合時位置から切替時位置を通過して、
全開する。切替時位置を通過すると、その通過をリッド
状態検出部(88)が検出し、制御部に通過信号を出力
する。
【0014】すなわち、トランクリッド(10)を再び
閉じる場合に、引込み機構(50)が始動する条件とし
て、リッド状態検出部(88)がトランクリッド(1
0)の係合時位置の通過を検出することが挙げられる。
【0015】したがって、トランクリッド(10)が開
く際に、車体の凍結などに起因して、トランクリッド
(10)がウエザーストリップに付着して、トランクリ
ッド(10)が十分に開かないで、リッド状態検出部
(88)がトランクリッド(10)の係合時位置の通過
を検出しない場合には、引込状態検出部(80)が引き
込み開始状態を検出し、かつ、ロックスイッチ(90)
が係合状態を検出した場合であっても、引込み機構(5
0)は停止した状態に維持される。引込み機構(50)
がトランクリッド(10)を再び引き込んでしまう誤作
動を防止することができる。
【0016】また、本発明の別の構成では、トランクリ
ッド(10)が全開位置にあるとき、レバー(85)
は、全開時状態にある。トランクリッド(10)を閉じ
ていくと、やがて、全開状態にあるレバー(85)がト
ランクリッド(10)あるいはトランク開口(11)の
周縁部(12)に弾撥的に当接し、レバー(85)が引
き込み終了時状態へむかって揺動する。
【0017】したがって、トランクリッド(10)の開
閉に連動するレバー(85)の揺動状態によって、トラ
ンクリッド(10)の閉じ状態が的確に検出することが
できる。トランクリッド(10)が閉じられていくに応
じて、レバー(85)が付勢力に抗して揺動し、トラン
クリッド(10)が切替時位置を係合時位置の方へ向か
って通過すると、その通過を、レバー(85)の揺動状
態に基づいて、リッド状態検出部(88)が検出し、制
御部に通過信号を出力する。
【0018】さらに、ストライカ(45)がラッチ部材
に係合する。ストライカ(45)がラッチ部材に係合す
ると、ロックスイッチ(90)が、ラッチ部材の係合状
態を検出する。制御部に検出信号を出力する。
【0019】このとき、引き込み機構は引き込み開始状
態にあり、引き込み開始状態を引込状態検出部(80)
が検出し、検出信号を制御部に出力している。それによ
り、制御部が引込み機構(50)に始動信号を出力し、
クロージャ装置が始動し、引込み機構(50)が引き込
み開始状態から引き込み終了状態になり、ストライカ
(45)がラッチ部材を引き込み、トランク開口(1
1)の周縁部(12)に沿って設けられたウエザースト
リップの復元力などに抗して、トランクリッド(10)
が閉じられ、レバー(85)が付勢力に抗して引き込み
終了時状態に揺動する。
【0020】トランクリッド(10)が閉じられると、
引込状態検出部(80)は、引き込み機構の引き込み終
了状態を検出し、検出信号を制御部に出力し、それによ
り、制御部が引込み機構(50)に停止信号を出力し、
クロージャ装置が停止する。
【0021】トランクリッド(10)を開くべく、例え
ばオープンレバー(85)を操作して、ストライカ(4
5)をラッチ部材から外すと、トランクリッド(10)
は、係合時位置から切替時位置を通過して、全開する。
切替時位置を通過すると、その通過をレバー(85)の
揺動状態に基づいて、リッド状態検出部(88)が検出
し、制御部に通過信号を出力する。
【0022】すなわち、トランクリッド(10)を再び
閉じる場合に、引込み機構(50)が始動する条件とし
て、レバー(85)の揺動状態に基づき、リッド状態検
出部(88)がトランクリッド(10)の係合時位置の
通過を検出することが挙げられる。
【0023】したがって、トランクリッド(10)の開
閉に連動するレバー(85)の揺動状態に基づいて、リ
ッド状態検出部(88)がトランクリッド(10)の係
合時位置の通過を確実に検出することができ、レバー
(85)の揺動状態に基づき、リッド状態検出部(8
8)がその通過を検出しない場合には、車体の凍結など
に起因して、トランクリッド(10)が十分に開かない
にもかかわらず、引込み機構(50)がトランクリッド
(10)を再び引き込んでしまう誤作動を防止すること
ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図1〜図9は本発明の一実施の形
態を示している。図1〜図3、図8及び、図9に示すよ
うに、トランクリッド10の後縁中央部にはロック機構
15が設けられている。ロック機構15は、中央下部に
ストライカ進入用の溝16aが形成されたロックベース
16と、ロックベース16に揺動可能に支持され、スト
ライカ45に係脱するラッチ部材(図示省略)と、同じ
くロックベース16に拘束位置(ラッチ部材を係合状態
に拘束する位置)と解除位置(ラッチ部材を拘束解除し
て非係合状態にし得る位置)とに揺動可能に支持された
ロッキングプレート(図示省略)とからなる。
【0025】トランク開口11の周縁には図示省略した
ウエザーストリップが装着され、また、トランク開口1
1の周縁部12には、ロック機構15に対応して、クロ
ージャ装置20aが装着されている。
【0026】クロージャ装置20aはトランク開口11
の周縁部12のインナーパネルに固設される支持ベース
20と、ストライカベース40とが備えられている。
【0027】支持ベース20は、略垂直面を成す支持用
の立壁22と、段差部23と、段差部23を介して支持
用の立壁22に連続的に形成される、同じく略垂直面を
成す取付用の立壁24とを備えている。段差部23に
は、支持ベース20の前面側から後面側に抜ける貫通孔
25が穿設されている。
【0028】ベース部材20には枢支ピン21が架設さ
れ、枢支ピン21によりストライカベース40の一端部
が、その他端部を上昇させた図8に示す引き込み開始位
置(上死点)と、その他端部を下降させた図9に示す引
き込み終了位置(下死点)とに揺動可能に枢着されてい
る。
【0029】ストライカベース40の一端部から他端部
側へ離間した中間位置には、ストライカ45が一体的に
形成されている。ストライカ45は、ストライカベース
40を折り曲げて成る平板形状の折曲げ部46と、折曲
げ部46の上縁部であって、折曲げ部46に係合孔47
を穿設して成る被係合部48とを有している。
【0030】ストライカベース40は、その一端部から
中間位置にかけて支持用の立壁22の前面に摺動可能に
支持されている。
【0031】図5に示すように、ストライカベース40
の被係合部48は、ストライカベース40が引き込み開
始位置と引き込み終了位置とに揺動する際に、ストライ
カ進入用の溝16aに進退するものであって、先行して
ストライカ進入用の溝16aに進出する方の先端側を上
底とする台形断面形状に形成されている。
【0032】支持ベース20の他端部には、ストライカ
45を介してラッチ部材17を引込むための駆動機構で
ある引込み機構50が装着されている。ストライカベー
ス40の他端部は、前記貫通孔25を通って支持ベース
20の後面側に沿って延ばされている。ストライカベー
ス40の他端部にはカム溝41が形成されている。
【0033】引込み機構50は、ストライカベース40
のカム溝41と、支持ベース20の他端部に回転可能に
支持された出力アーム55とを有し、出力アーム55の
周縁部にはカムホロア56が軸着され、カムホロア56
がカム溝41に移動可能に嵌合している。
【0034】出力アーム55の中心部には入力軸部57
が植設されている。入力軸部57の一端部にはキー部
(図示省略)が形成され、キー部が支持ベース20を貫
通して、支持ベース20の前面側に固定された動力部7
0側へ突出している。
【0035】動力部70のハウジング71内には、駆動
モータおよび、減速機(共に図示省略)とが収容されて
いる。支持ベース20の他端部には引込状態検出部80
が装着され、引込状態検出部80のスイッチ片81が出
力アーム55の周縁に摺動可能に当接している。出力ア
ーム55の周縁は、回転中心を同心とする略半円周部5
5aと、その両端部にそれぞれ形成される被検知部55
bおよび、被検知部55cとから成る。被検知部55b
が引き込み開始位置用被検知部であり、被検知部55c
が引き込み終了位置用被検知部である。
【0036】図1、図2、図6および、図7に示すよう
に、支持ベース20には、枢軸28によりレバー85が
揺動可能に支持されている。レバー85は、略L字状断
面形に形成され、ロックベース16に押し込まれる検出
片86を有している。検出片86は、図6に示す全開時
のレバー状態である全開時状態〜ストライカ45がラッ
チ部材に係合する引き込み開始位置(図6に示す上死点
係合時のレバー状態:ロックベース16が検出片86に
当接した状態)〜引き込み終了位置である引込終了時状
態(図6に示す下死点係合時のレバー状態:ロックベー
ス16が検出片を押し込んだ状態)に揺動するものであ
る。レバー85は、図6において時計方向すなわち、全
開時状態に揺動する方向に巻きばね87で付勢されてい
る。
【0037】また、トランクリッド10の開閉状態とし
て、ストライカ45がラッチ部材に係合した時のトラン
クリッドの位置である係合時位置と、その係合時位置か
ら所定量だけ上昇した位置である切替時位置とが設定さ
れている。
【0038】図6に示すように、全開時状態と、引き込
み終了時状態との間には、トランクリッド10の切替時
位置に相当するスイッチ切り替わり時のレバー状態が設
定されている。また、レバー85の揺動状態に基づき、
トランクリッド10の切替時位置を検出すべく、リッド
状態検出部88が設けられている。
【0039】図5は、クロージャ装置20aの回路図を
示している。動力部70の駆動モータは、リレーRのa
接点を介して電源に接続されている。リレーRのコイル
は制御部の出力端に接続され、ロッキングプレートの状
態を介して、ラッチ部材の係合状態あるいは、非係合状
態を検知するためのロックスイッチ90、引込状態検出
部80およびリッド状態検出部88が制御部の各入力端
に接続されている。
【0040】制御部は、ロッキングプレートがラッチ部
材を係合状態に拘束する拘束位置にあって、ストップス
イッチである引込状態検出部80がオン(回路閉)して
いる場合であっても、レバー85の検出片86がスイッ
チ切り替わり時のレバー状態から全開時のレバー状態の
方へ揺動してリッド状態検出部88がオンしていなけれ
ば、リレーRのコイルに通電しないで、リレーRのa接
点がオフ(回路開)状態に維持され、動力部70の駆動
モータが始動不能に構成されている。
【0041】次に作用を説明する。トランクリッド10
が開いている状態においては、図8に示すように、スト
ライカベース40は上昇していて、引き込み開始位置に
ある。このとき、引込状態検出部80のスイッチ片81
は、突出していて被検知部55bに当接している状態に
ある。また、このとき、ロッキングプレートは解除位置
にあって、ラッチ部材は非係合状態にあり、ロックスイ
ッチ90はオフしている。図6に示すように、レバー8
5の検出片86は、スイッチ切り替わり時のレバー状態
から全開時のレバー状態の方へ揺動していて、リッド状
態検出部88がオンしている。
【0042】トランクリッド10を閉じていくと、やが
て、ロック機構15がストライカ45に斜め前方から近
づき、ストライカ45の折曲げ部46の先端部である被
係合部48がロックベース16のストライカ進入用の溝
16aに進出し、ラッチ部材に係合する。このとき、ス
トライカ45の被係合部48が受ける斜め前方からの衝
撃力は、ストライカプレート40のストライカ45の折
曲げ部46の基端部および、その近傍を後方から摺動可
能に支持する支持ベース20の支持用の立壁22によっ
て確実に受け止められる。
【0043】また、ストライカ45の折曲げ部46の先
端部である被係合部48と、ストライカ45の折曲げ部
46の基端部を摺動可能に支持する支持用の立壁22と
は、近接していることから、衝撃力を受ける被係合部4
8に起因して折曲げ部46の基端部周辺に発生するモー
メントが大きくならず、ストライカ45、ストライカベ
ース40および、支持用の立壁22は、各剛性を高くし
ないでも、発生するモーメントに対して十分に耐えるこ
とができる。
【0044】ストライカ45の被係合部48がラッチ部
材に係合すると、ロッキングプレートが拘束位置に揺動
し、ラッチ部材に係止して、ラッチ部材が係合状態に拘
束され、ロックスイッチ90がオンする。
【0045】リッド状態検出部88がオンしていて、ロ
ックスイッチ90がオンすると、駆動モータが始動し、
減速機構を介して出力アーム55が回転し、引き込み機
構50が作動するようになる。
【0046】出力アーム55が回転すると、出力アーム
55のカムホロア56はストライカベース40のカム溝
41の溝内を移動する。それにより、ストライカベース
40の一端部を中心にして、ストライカベース40の他
端部が引き下げられるようになる。このとき、ストライ
カ45がストライカベース40を介して垂直方向に支持
ベース20の支持用の立壁22によって案内される。
【0047】ストライカ45がラッチ部材に係合する方
向、すなわち垂直方向に対して斜め前方に関わらず、ス
トライカ45がストライカベース40を介して、垂直面
に形成された支持用の立壁22によって案内される。ス
トライカ45およびストライカベース40が垂直面に沿
って案内移動するので、クロージャ装置20a全体が車
体の前後方向で嵩張らず、嵩張らない分だけトランク容
積を大きくすることができる。
【0048】また、ストライカベース40の一端部を中
心にして、ストライカベース40の他端部が引き下げら
れると、引込状態検出部80のスイッチ片81が出力ア
ーム55の略半円周部55a上を摺動する。
【0049】ストライカ45がストライカベース40と
一体になって図8に示す引き込み開始位置から図9に示
す引き込み終了位置に揺動するとき、ストライカベース
40のストライカ45の被係合部48は、円弧状の軌跡
を描き、ロックベース16のストライカ進入用の溝16
aは略直線状の軌跡を描く。
【0050】したがって、図4(a)〜(c)にそれぞ
れ示すように、ストライカベース40のストライカ45
の被係合部48は、ロックベース16のストライカ進入
用の溝16a内において、その先端部が右側に振れた状
態(上側の状態)から、その先端部がやや左側に振れた
状態(下側の状態)に傾く。図4において実線で示すよ
うに、ストライカ45の被係合部48は、その先端部が
基端部より幅狭の台形断面形状に形成されているので、
ストライカ45の被係合部48が傾いても、ストライカ
進入用の溝16aの溝側縁にストライカ45の被係合部
48が干渉することはない。それにより、図4において
想像線で示すように、矩形断面形状に形成される従来の
ストライカ45の被係合部48に比してストライカ進入
用の溝16aの幅が狭くてよい。
【0051】また、ストライカベース40は、図1に示
すように、基準位置(基準穴)に基づいて組みつけられ
るものであるが、組付許容誤差によって、図4(a)に
示すように、図1において左下がり状態(ストライカベ
ース40の他端部が基準位置に対して下がった状態)に
組み付けられたり、また、図4(c)に示すように、基
準位置に対して、図1において左上がり状態(ストライ
カベース40の他端部が基準位置に対して上がった状
態)に組み付けられる。
【0052】このように、組付許容誤差が生じた場合で
も、ストライカ45の被係合部48は、その先端部が基
端部より幅狭の台形断面形状に形成されているので、ス
トライカ45の被係合部48の先端部が傾いても、スト
ライカ進入用の溝16aの溝側縁にストライカ45の被
係合部48が干渉することはない。
【0053】さらに、出力アーム55が回転して、カム
ホロア56がストライカベース40のカム溝41の溝内
を移動すると、ストライカベース40が揺動し、ストラ
イカ45がラッチ部材を引き込み、トランクリッド10
が閉じられていき、やがて、引込状態検出部80のスイ
ッチ片81が出力アーム55の被検知部55c上を摺動
し、スイッチ片81が突出して、ストライカベース40
が引き込み終了位置に揺動したことを検出し、駆動モー
タが停止し、前後して、トランク開口11が完全に閉じ
られる。
【0054】引込み機構50は、トランク開口11の周
縁部12に沿って設けられた図示省略したウエザースト
リップの復元力が大きな場合であってもそれに対抗して
トランクリッド10を引き込み、ウエザーストリップを
撓ませて、トランクリッド10を完全に閉じることがで
きる。
【0055】ストライカベース40が図8に示す引き込
み開始位置から図9に示す引き込み終了位置へ揺動して
いて、トランクリッド10が完全に閉じられていると
き、トランクリッド10を開くには、例えば、オープン
レバー(図示省略)を操作すればよい。それにより、オ
ープンレバーがロッキングプレートに当接し、ロッキン
グプレートが解除位置に揺動して、ラッチ部材が非係合
状態になり、ロックスイッチ90がオフし、ラッチ部材
がストライカ45から外れ、トランクリッド10が開扉
可能になる。
【0056】ロックスイッチ90がオフすると、動力部
70の駆動モータが始動し、出力アーム55が回転す
る。出力アーム55が回転すると、カムホロア56がカ
ム溝41内を移動して、ストライカベース40が図9に
示す引き込み終了位置から図8に示す引き込み開始位置
へ向かって揺動する。
【0057】さらに、出力アーム55が回転すると、カ
ムホロア56がカム溝41内を移動し、引込状態検出部
80のスイッチ片81が出力アーム55の略半円周部5
5a上を摺動し、ストライカベース40が当初の引込み
開始位置に戻ったことを検出し、駆動モータが停止す
る。また、レバー85の検出片86が巻きばね87の付
勢力により図6に示す上死点係合時のレバー状態に揺動
する。
【0058】トランクリッド10が開扉して、切替時位
置を通過すると、ロックベース16が上昇して、ロック
ベース16に押し込まれていたレバー85の検出片86
が巻きばね87の付勢力により、図6において時計方向
に揺動し、スイッチ切り替わり時のレバー状態になると
リッド状態検出部88がオンし、さらに時計方向に揺動
して、全開時状態(全開時のレバー状態)になる。
【0059】すなわち、レバー85の検出片86は、ト
ランクリッド10の開閉に連動して、全開時状態と引き
込み終了時状態との間を揺動し、また、トランクリッド
10の切替時位置の通過を、その揺動状態から検出す
る。
【0060】車体が凍結していて、トランクリッド10
を開扉する際に、トランクリッド10の周縁部がウエザ
ーストリップから離れず、ロックベース16が十分に上
昇せず、トランクリッド10が係合時位置の近傍にあっ
て、切替時位置を通過しない場合(レバー85の検出片
86が、上死点係合時のレバー状態の近傍にある場合)
に、仮に、ロッキングプレートが解除位置から拘束位置
に揺動し、ラッチ部材が係合状態に拘束され、ロックス
イッチ90がオンしても、検出片86がスイッチ切り替
わり時のレバー状態にならないので、リッド状態検出部
88がオンしないで、動力部70の駆動モータは始動せ
ず、再び強制閉扉動作することが防止される。
【0061】なお、前記実施の形態では、トランクリッ
ド10の開閉に連動するものとしてレバー85を設けた
ものを示したが、これに限らず、トランクリッド10の
切替時位置の通過を検知可能なものであればよい。
【0062】また、トランクリッド10が開扉する際に
切替時位置を通過すれば、引込み機構50が始動する条
件の一つが成立するものを示したが、トランクリッド1
0が閉扉する際に切替時位置を通過することも、引込み
機構50が始動する条件の一つに加えれば、さらに、引
込み機構50の誤動作の防止する確実性を高めることが
できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一の構成
によれば、トランクリッドが開く際に、例えば、車体の
凍結などに起因して、トランクリッドがウエザーストリ
ップに付着して、トランクリッドが十分に開かないで、
リッド状態検出部がトランクリッドの係合時位置の通過
を検出しない場合には、引込状態検出部が引き込み開始
状態を検出し、かつ、ロックスイッチが係合状態を検出
した場合であっても、引込み機構は停止した状態に維持
されるので、引込み機構がトランクリッドを再び引き込
んでしまう誤作動を防止することができる。
【0064】また、本発明の別の構成によれば、トラン
クリッドの開閉にレバーが確実に連動するので、レバー
の揺動状態に基づいて、リッド状態検出部がトランクリ
ッドの係合時位置の通過を確実に検出することができ、
レバーの揺動状態に基づき、リッド状態検出部がその通
過を検出しない場合には、引込み機構は停止した状態に
維持されるので、例えば車体の凍結などに起因して、ト
ランクリッドが十分に開かないにもかかわらず、引込み
機構がトランクリッドを再び引き込んでしまう誤作動を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すクロージャ装置の
正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示すクロージャ装置の
装着状態斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示すクロージャ装置の
側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示すストライカの動作
状態説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示すクロージャ装置の
回路図である。
【図6】図3のVI矢視図である。
【図7】図6のVII矢視図である。
【図8】本発明の一実施の形態を示すクロージャ装置の
作用説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態を示すクロージャ装置の
作用説明図である。
【符号の説明】
R…リレー 10…トランクリッド 11…トランク開口 12…周縁部 15…ロック機構 16…ロックベース 16a…ストライカ進入用の溝 20…支持ベース 20a…クロージャ装置 21…枢支ピン 22…支持用の立壁 23…段差部 24…取付用の立壁 25…貫通孔 28…枢軸 40…ストライカベース 41…カム溝 45…ストライカ 46…折曲げ部 47…係合孔 48…被係合部 50…引込み機構 55…出力アーム 55a…略半円周部 55b…被検知部 55c…被検知部 56…カムホロア 70…動力部 71…ハウジング 80…引込状態検出部 81…スイッチ片 85…レバー 86…検出片 87…巻きばね 88…リッド状態検出部 90…ロックスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランクリッドとトランク開口の周縁部と
    の一方にストライカが設けられ、トランクリッドとトラ
    ンク開口の周縁部との他方にラッチ部材が設けられてお
    り、前記ストライカがラッチ部材に係合すると、引込み
    機構が作動し、前記ストライカを介して前記ラッチ部材
    を引き込んで前記トランクリッドを閉めるようにした自
    動車用トランクリッドのクロージャ装置であって、引込
    状態検出部、ロックスイッチ、リッド状態検出部およ
    び、制御部を備えたものにおいて、 前記引込状態検出部は、前記引込み機構の引き込み開始
    状態と引き込み終了状態とを検出し、 前記ロックスイッチは、前記ストライカが前記ラッチ部
    材に係合している係合状態と、前記ストライカがラッチ
    部材から外れている非係合状態とを検出し、 前記リッド状態検出部は、前記ストライカがラッチ部材
    に係合した時のトランクリッドの位置である係合時位置
    から所定量だけ上昇した切替時位置を前記トランクリッ
    ドが通過したかを検出し、 前記制御部は、前記引込状態検出部が前記引き込み開始
    状態を検出し、かつ、前記ロックスイッチが前記係合状
    態を検出した場合であっても、前記リッド状態検出部が
    前記トランクリッドの前記切替時位置の通過を検出して
    いなければ、前記引込み機構が作動不能になるよう構成
    したことを特徴とする自動車用トランクリッドのクロー
    ジャ装置。
  2. 【請求項2】トランクリッドとトランク開口の周縁部と
    の一方にストライカが設けられ、トランクリッドとトラ
    ンク開口の周縁部との他方にラッチ部材が設けられてお
    り、前記ストライカがラッチ部材に係合すると、引込み
    機構が作動し、前記ストライカを介して前記ラッチ部材
    を引き込んで前記トランクリッドを閉めるようにした自
    動車用トランクリッドのクロージャ装置であって、引込
    状態検出部、ロックスイッチ、レバー、リッド状態検出
    部および、制御部を備えたものにおいて、 前記引込状態検出部は、前記引込み機構の引き込み開始
    状態と引き込み終了状態とを検出し、 前記ロックスイッチは、前記ストライカが前記ラッチ部
    材に係合している係合状態と、前記ストライカがラッチ
    部材から外れている非係合状態とを検出し、 前記レバーは、前記トランクリッドと前記トランク開口
    の周縁部との一方に装着され、前記トランクリッドと前
    記トランク開口の周縁部との他方に弾撥的に当接して、
    前記トランクリッドが全開している時の状態である全開
    時状態と、前記引込み機構が引き込み終了した時の状態
    である引き込み終了時状態とに揺動し、前記全開時状態
    に付勢されており、 前記リッド状態検出部は、前記レバーの揺動状態に基づ
    いて、前記ストライカがラッチ部材に係合した時のトラ
    ンクリッドの位置である係合時位置から所定量だけ上昇
    した切替時位置を前記トランクリッドが通過したかを検
    出し、 前記制御部は、前記引込状態検出部が前記引き込み開始
    状態を検出し、かつ、前記ロックスイッチが前記係合状
    態を検出した場合であっても、前記リッド状態検出部が
    前記トランクリッドの前記切替時位置の通過を検出して
    いなければ、前記引込み機構が作動不能になるよう構成
    したことを特徴とする自動車用トランクリッドのクロー
    ジャ装置。
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