JP2000038058A - 車両用計器装置 - Google Patents

車両用計器装置

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JP2000038058A
JP2000038058A JP10209041A JP20904198A JP2000038058A JP 2000038058 A JP2000038058 A JP 2000038058A JP 10209041 A JP10209041 A JP 10209041A JP 20904198 A JP20904198 A JP 20904198A JP 2000038058 A JP2000038058 A JP 2000038058A
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Japan
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unit
vehicle
control unit
control
units
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JP10209041A
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English (en)
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Shigeaki Tamura
繁明 田村
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成とした車両用計器を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 車両のインパネに配置される車両用計器
装置100の基本構成を、表示ユニット110,警報ユ
ニット120,受信ユニット130及び制御ユニット1
40として夫々を着脱自在に構成する。制御ユニット1
40は、メータ駆動装置100を制御すると共に信号路
300にて接続される電装品ユニット400,500,
510を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用計器装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の電子化が進み、インストル
メントパネル(インパネ)には車両用計器装置のみなら
ず各種電装品ユニットが配置される傾向にある。
【0003】斯かる変化に対応して、特開平7−478
69号,同8−276764号公報には、車両のインパ
ネの周辺における電気配線の簡素化と組付け容易化を意
図した技術が開示されている。
【0004】すなわち前者では、メータモジュールは集
中制御回路板及び電気接続箱に加えて計器盤がモジュー
ルケースを介して一体的に結合されるので、取扱が便利
であり、相互間の電気的結合はいわゆる雌,雄コネクタ
の嵌合により達成されるから、組付も容易となることが
開示されている。
【0005】また後者では、ドアロックタイマ,ワイパ
アンプ,警報ユニットなどの車両の運行上及び安全上必
要とされ、車種間に共通性の高い制御回路を基本電装ユ
ニットとして、これをメータ用プリント基板に集中的に
配置し、また、斯かる基本電装ユニット以外のキーレス
ドアロック,オートライトなどの車種間に共通性の低い
オプションユニット制御回路をオプションユニットとし
て、前記メータ用プリント基板の裏側に付設した子基板
に一括集中的に配置することで、制御回路と表示駆動部
との設置領域を分担し、整然として回路接続を可能とす
ることが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前者のように、メータ
・表示ランプ類及びこれらのドライブ回路を実装した計
器盤と、車載電装品の制御回路を設けた集中制御回路板
と、電源,入出力信号の分配及びアース線の統合を行う
電気接続箱とを、モジュールケースを用いることにより
集約して一体的に結合しているが、あくまでもメータモ
ジュール(コンビネーションメータ)の改良に係り、車
両の各部に配置された電装品の制御についてまでは考慮
されていない。
【0007】後者のように、基本電装ユニットとして制
御回路を絞り込んだとしても、オプションユニット制御
回路をオプションユニットとしてメータ用プリント基板
に一括集中配置するため、メータ用プリント基板におけ
る電装品の集中による作業の煩雑化は避けられない。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の車両用計器装置は、請求項1に記載のよう
に、車両の各種状態に応じた視覚的表示を行うための表
示ユニットと、前記各種状態に応じた聴覚的表示を行う
ための音源ユニットと、外部からの無線情報を受けて車
両の制御又は通信を行うための信号を出力する受信ユニ
ットと、前記各ユニット及び車両の各部に設置された電
装品ユニットを制御する制御ユニットとを主要ユニット
とし、この制御ユニットに対して前記各主要ユニットの
少なくとも1つが着脱自在に設けられ、少なくとも前記
表示ユニットを運転者前方に設置することを特徴とす
る。特に、前記制御ユニットに対して前記各主要ユニッ
トを多重通信線を介して隔離し、少なくとも前記表示ユ
ニットを運転者前方に設置することを特徴とする(請求
項4)。
【0009】また、請求項2に記載のように、車両の各
種状態に応じた視覚的表示を行うための表示ユニット
と、前記各種状態に応じた聴覚的表示を行うための音源
ユニットと、外部からの無線情報を受けて車両の制御又
は通信を行うための信号を出力する受信ユニットと、前
記各ユニット及び車両の各部に設置された電装品ユニッ
トを制御する制御ユニットとを主要ユニットとし、この
制御ユニットに対して前記各主要ユニットの少なくとも
1つが着脱自在に設けられ、かつ、前記制御ユニットは
多重通信線を介して前記電装品ユニットと接続されて前
記電装品ユニットを集中制御することを特徴とする。特
に、前記制御ユニットに対して前記各主要ユニットを多
重通信線を介して隔離し、少なくとも前記表示ユニット
を運転者前方に設置することを特徴とする(請求項
4)。
【0010】また、請求項3に記載のように、車両の各
種状態に応じた視覚的表示を行うための表示ユニット
と、前記各種状態に応じた聴覚的表示を行うための音源
ユニットと、外部からの無線情報を受けて車両の制御又
は通信を行うための信号を出力する受信ユニットと、前
記各ユニット及び車両の各部に設置された電装品ユニッ
トを制御する制御ユニットとを主要ユニットとし、この
制御ユニットに対して前記各主要ユニットの少なくとも
1つが着脱自在に設けられ、かつ、前記電装品ユニット
の駆動部を内蔵して前記電装品ユニットの電装品を直接
駆動制御することを特徴とする。特に、前記制御ユニッ
トに対して前記各主要ユニットを多重通信線を介して隔
離し、少なくとも前記表示ユニットを運転者前方に設置
することを特徴とする(請求項4)。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1の車両用計器装置100
は、車両の各種状態に応じた視覚的表示を行うための表
示ユニット110と、前記各種状態に応じた聴覚的表示
を行うための音源ユニット120と、外部からの無線情
報を受けて車両の制御又は通信を行うための信号を出力
する受信ユニット130と、各ユニット110〜130
及び車両の各部に設置された電装品ユニット400,5
00,510を制御する制御ユニット140とを主要ユ
ニットとし、この制御ユニット140に対して各主要ユ
ニット110〜130の少なくとも1つが着脱自在に設
けられ、少なくとも表示ユニット110を運転者前方に
設置するもので、車両用計器装置100の構成がコンパ
クトになり電装品の集中による作業性の向上を実現でき
(作業性向上)、部品の共通化による構成の簡素化とこ
れに伴う組付性の向上を達成でき(組付性向上)、車両
のグレードや仕向地の違いによるバリエーションの変化
に容易に対応できる(汎用性向上)。特に、請求項4に
よれば、制御ユニット140に対して各主要ユニット1
10〜130を多重通信線を介して隔離し、少なくとも
表示ユニット110を運転者前方に設置するもので、制
御ユニット140の自由度が向上してメンテナンスの作
業性を容易に行うことができる。
【0012】請求項2の車両用計器装置100は、車両
の各種状態に応じた視覚的表示を行うための表示ユニッ
ト110と、前記各種状態に応じた聴覚的表示を行うた
めの音源ユニット120と、外部からの無線情報を受け
て車両の制御又は通信を行うための信号を出力する受信
ユニット130と、各ユニット110〜130及び車両
の各部に設置された電装品ユニット400,500,5
10を制御する制御ユニット140とを主要ユニットと
し、この制御ユニット140に対して各主要ユニット1
10〜130の少なくとも1つが着脱自在に設けられ、
かつ、制御ユニット140は多重通信線300を介して
電装品ユニット400,500,510と接続されて電
装品ユニット400,500,510を集中制御するも
ので、作業性向上,組付性向上及び汎用性向上に加え
て、通信路として多重通信線300を用いることによ
り、配線が簡素化できて引き回しが楽になり車両製造効
率の向上を実現できる(車両製造効率向上)。特に、請
求項4によれば、制御ユニット140に対して各主要ユ
ニット110〜130を多重通信線を介して隔離し、少
なくとも表示ユニット110を運転者前方に設置するも
ので、制御ユニット140の自由度が向上してメンテナ
ンスの作業性を容易に行うことができる。
【0013】請求項3の車両用計器装置100は、車両
の各種状態に応じた視覚的表示を行うための表示ユニッ
ト110と、前記各種状態に応じた聴覚的表示を行うた
めの音源ユニット120と、外部からの無線情報を受け
て車両の制御又は通信を行うための信号を出力する受信
ユニット130と、各ユニット110〜130及び車両
の各部に設置された電装品ユニット400,500,5
10を制御する制御ユニット140とを主要ユニットと
し、この制御ユニット140に対して各主要ユニット1
10〜130の少なくとも1つが着脱自在に設けられ、
かつ、電装品ユニット400,500,510の駆動部
402,502を内蔵して電装品ユニット400,50
0,510の電装品を直接駆動制御することにより、作
業性向上,組付性向上及び汎用性向上に加えて、部品の
共通化による部品コストの低減と、各種電装品ユニット
400,500の小型化が可能となる(電装品ユニット
小型化)。特に、請求項4によれば、制御ユニット14
0に対して各主要ユニット110〜130を多重通信線
を介して隔離し、少なくとも表示ユニット110を運転
者前方に設置するもので、制御ユニット140の自由度
が向上してメンテナンスの作業性を容易に行うことがで
きる。
【0014】
【実施例】本発明を、添付図面に示した実施例に基づき
説明する。
【0015】図1〜図3は、本発明の第1実施例に関す
るもので、100はインパネの運転者前方に設置される
車両用計器装置(コンビネーションメータ)であって、
110は車両の各種状態に応じた視覚的表示を行うため
の表示ユニット、120は前記各種状態に応じた聴覚的
表示を行うための音源ユニット、130は外部からの無
線情報を受けて車両の制御又は通信を行うための信号を
出力する受信ユニットであり、これらが主要ユニットを
構成する。
【0016】表示ユニット110は、図2で示すよう
に、車両に関する各種情報を表示するもので、例えば、
走行速度,エンジン回転数,燃料残量等を指針の回転角
度により表示する1個以上の交叉コイル式或いはステッ
ピングモータ式等の計器本体111、この計器本体11
1を駆動するための信号を供給する計器本体111に対
応して設けられる駆動回路112、走行距離や区間距離
をデジタル数字やアナログバーにより表示するLCD,
EL,EC等の表示素子113、この表示素子113を
駆動するための信号を供給する表示素子113に対応し
て設けられる駆動回路114、方向指示,ライト点灯,
シートベルト装着等の各種表示を表示するランプ,LE
D等の表示素子115、この表示素子115を駆動する
ための信号を供給する表示素子115に対応して設けら
れる駆動回路116を有する。
【0017】警報ユニット120は、図2で示すよう
に、車両の状態に応じて適宜運転者等へ所定の警報を行
うもので、例えば、運転者の操作や適宜個所に設置した
センサ出力により適宜警報音を発するブザー等の発音素
子121、この発音素子121を駆動するための信号を
供給する発音素子121に対応して設けられる駆動回路
122を有する。この発音素子121は、これ単独、或
いは、車両の他部に設けたスピーカ(図示しない)との
連携も可能である。
【0018】受信ユニット130は、図2で示すよう
に、外部からの無線情報を受けて後述する制御ユニット
で所定の処理を行わせるもので、例えば、キーレスエン
トリー用のリモコン200からの電波信号を受信するた
めのアンテナ、或いは、マイク等の入力素子131と、
この入力素子131につながって前記信号にノイズ除去
や波形整形等の適宜処理を施して出力する受信部132
とを有する。この入力素子131は、キーレスエントリ
ーのリモコン200からの信号やGPSからの位置信号
を受信したり、或いは、音声を取り込むマイクである。
【0019】140は、各主要ユニット110〜130
及び車両の各部に設置された後述する電装品ユニットを
制御する制御ユニットであり、マイクロコンピュータ等
の制御部141と、この制御部141からの制御情報を
やり取りしたり、車両の適宜個所に設置したセンサ出力
を取り込む通信インターフェース142とを有し、主要
ユニットを構成する。
【0020】なお、各主要ユニット110〜140は、
コネクタ等の接続手段117,123,133,14
3,144,145により着脱自在に接続されている。
また、制御ユニット140には、後述する多重通信線に
つながるコネクタ等の接続手段146と、前記多重通信
線以外の図示しない通信線につながる接続手段147
と、図示しない電源ラインにつながる接続手段148と
を有している。なお、制御ユニット140における接続
手段147,148に関係する回路等の構成要素は省略
している。
【0021】この実施例では、従来のコンビネーション
メータが位置する個所には、表示ユニット110,警報
ユニット120,受信ユニット130及び制御ユニット
140を配置しており、車両に設けた図示しない他の電
装品を制御ユニット140で集中制御するものである。
すなわち、図3で示すように、車両に張り巡らされた多
重通信線300に、接続手段146を介して車両用計器
装置100が接続されている。
【0022】各ドア単位で設置されたドアモジュール
(電装品ユニット)400は、ドアロックの施錠や解錠
を行うアクチュエータ(電装品)401と、このアクチ
ュエータ401を制御する駆動部402と、メータ駆動
装置100の制御部141からの指示に従い駆動部40
2を介してアクチュエータ401を制御する通信インタ
ーフェース403と、ドアロックの施錠や解錠及び窓ガ
ラスの上下を行うスイッチ404とを有し、コネクタ等
の接続手段405を介して多重通信線(信号路)300
につながっている。
【0023】エアコン本体ユニット(電装品ユニット)
500は、空調を制御するアクチュエータ(電装品)5
01と、このアクチュエータ501を制御する駆動部5
02と、メータ駆動装置100の制御部141からの指
示に従い駆動部502を介してアクチュエータ501を
制御する通信インターフェース503とを有し、コネク
タ等の接続手段504を介して多重通信線300につな
がっている。
【0024】エアコン表示ユニット(電装品ユニット)
510は、表示部(電装品)511と、スイッチ部51
2と、通信インターフェース513とを有し、コネクタ
等の接続手段514を介して多重通信線300につなが
っている。
【0025】斯かる構成におけるドアロック等の制御
は、以下の通りである。すなわち、車両用計器装置10
0内の受信ユニット130でリモコン200からのドア
開閉情報を受信する。これを制御ユニット140の制御
部141で解読し、その結果を多重通信線300を介し
て各ドアモジュール400へ伝達し、ドアモジュール4
00は、駆動部402によりアクチュエータ401を駆
動する。各ドアに装着されたドアモジュール400で
は、スイッチ404により個別にドアロックの施錠や解
錠及び窓ガラスの上下を行うことができる。更に、運転
席のドアに装着されたドアモジュール400は、駆動部
402によりアクチュエータ401を駆動して運転席の
ドアロックの施錠や解錠及び窓ガラスの上下を行うこと
ができると共に、スイッチ404からの操作信号を多重
通信線300を介して制御ユニット140へ伝達し、こ
れを制御部141で解読した後、リモコン200による
操作と同様に、各ドアモジュール400へ伝達し、各個
所におけるドアロックの施錠や解錠及び窓ガラスの上下
を行うことができる。
【0026】斯かる構成におけるエアコンの制御は、以
下の通りである。すなわち、エアコン表示ユニット51
0のスイッチ部512からの指示を多重通信線300を
介してメータ駆動装置100内の制御ユニット140の
制御部141で解読し、その結果を多重通信線300を
介してエアコン表示ユニット510の表示部511で表
示すると共に、エアコン本体ユニット500の駆動部5
02によりアクチュエータ501を操作して、所定の作
動を行わせることができる。
【0027】このように、本実施例によれば、車両のイ
ンパネに配置される車両用計器100の基本構成を、表
示ユニット110,警報ユニット120,受信ユニット
130及び制御ユニット140とし、夫々を着脱自在に
構成したので、車両用計器装置100の構成がコンパク
トになり電装品の集中による作業性の向上を実現できる
(作業性向上)。また、制御ユニット140に表示ユニ
ット110〜受信ユニット130の制御を行わせるだけ
でなく車両の各部に配置された電装品の制御をも兼用さ
せるものであり、部品の共通化による構成の簡素化とこ
れに伴う組付性の向上を達成できる(組付性向上)。そ
して、着脱自在に斯かる構成は、車両のグレードや仕向
地の違いによるバリエーションの変化に容易に対応でき
る(汎用性向上)。更に、通信路として多重通信線30
0を用いることにより、配線が簡素化できて引き回しが
楽になり車両製造効率の向上を実現できる(車両製造効
率向上)。
【0028】図4,図5は、本発明の第2実施例に関す
るもので、第1実施例と同一若しくは相当個所には、同
一符号を付している。
【0029】この第2実施例の特徴は、車両用計器装置
100を構成する制御ユニット140に各種電装品ユニ
ット400,500の駆動部402,502を取り込
み、各種電装品ユニット400,500を制御ユニット
140から直接制御駆動している点である。この実施例
では、多重通信線300ではなく、各駆動部402,5
02は、コネクタ等の接続手段149a,149bから
通信線(信号路)600を介して各種電装品ユニット4
00,500と接続されている。
【0030】この実施例によれば、前記第1実施例と同
様に作業性,組付性及び汎用性の向上を期待できると共
に、各種電装品ユニット400,500の駆動部40
2,502を集中して設置することにより、部品の共通
化による部品コストの低減と、各種電装品ユニット40
0,500の小型化が可能となる(電装品ユニット小型
化)。
【0031】図6は、本発明の第3実施例に関するもの
で、第1実施例と同一若しくは相当個所には、同一符号
を付している。
【0032】この第3実施例の特徴は、車両用計器装置
100の制御ユニット140を制御ユニット140aと
制御ユニット140bとに分離して設け、表示ユニット
110〜受信ユニット130(図3参照)から隔離した
制御ユニット140aには制御部141と通信インター
フェース142aを備え、制御ユニット140bには通
信インターフェース142bを備え、これらを夫々のコ
ネクタ等の接続手段146,146を介して表示ユニッ
ト110〜受信ユニット130につながる多重通信線
(信号路)300に接続する。この場合、制御ユニット
140bは、表示ユニット110〜受信ユニット130
と共にインパネの運転者前方に配置されるが、制御ユニ
ット140aは必ずしもインパネの運転者前方に配置さ
れるものではなく、適宜個所に配置することができる。
【0033】この実施例によれば、前記第1実施例と同
様に作業性,組付性及び汎用性の向上を期待できると共
に、制御ユニット140の自由度が向上し、例えば、制
御ユニット140aをメンテナンスが行いやすい個所に
配置することにより、メンテナンスの作業性を容易に行
うことができる(メンテナンス性向上)。
【0034】なお、前記各実施例において、電装品ユニ
ットとして、ドアモジュール400,エアコン本体ユニ
ット500及びエアコン表示ユニット510を例示した
が、これに限らないことは勿論であって、例えばナビゲ
ーション装置やオーディオ装置であっても同様に適用す
ることができることは言うまでもない。また、信号路3
00,600におけるコネクタ等の接続手段は省略して
いる。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、車両のインパネに配
置される車両用計器の基本構成を、表示ユニット,警報
ユニット,受信ユニット及び制御ユニットとし、夫々を
着脱自在に構成したので、車両用計器の構成がコンパク
トになり電装品の集中による作業性の向上を実現できる
(作業性向上)。また、制御ユニットに表示ユニット〜
受信ユニットの制御を行わせるだけでなく車両の各部に
配置された電装品の制御をも兼用させるものであり、部
品の共通化による構成の簡素化とこれに伴う組付性の向
上を達成できる(組付性向上)。そして、着脱自在に斯
かる構成は、車両のグレードや仕向地の違いによるバリ
エーションの変化に容易に対応できる(汎用性向上)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例における車両用計器装置
のブロック図。
【図2】 同上実施例における各種ユニットのブロック
図。
【図3】 同上実施例の全体の構成を説明するブロック
図。
【図4】 本発明の第2実施例における車両用計器装置
のブロック図。
【図5】 同上実施例の全体の構成を説明するブロック
図。
【図6】 本発明の第3実施例における車両用計器装置
のブロック図。
【符号の説明】
100 車両用計器装置 110 表示ユニット(主要ユニット) 120 音源ユニット(主要ユニット) 130 受信ユニット(主要ユニット) 140 制御ユニット(主要ユニット) 300 多重通信線(信号路) 400 ドアモジュール(電装品ユニット) 401 アクチュエータ(電装品) 500 エアコン本体ユニット(電装品ユニット) 501 アクチュエータ(電装品) 510 エアコン表示ユニット(電装品ユニット) 511 表示部(電装品) 600 通信線(信号路)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の各種状態に応じた視覚的表示を行
    うための表示ユニットと、前記各種状態に応じた聴覚的
    表示を行うための音源ユニットと、外部からの無線情報
    を受けて車両の制御又は通信を行うための信号を出力す
    る受信ユニットと、前記各ユニット及び車両の各部に設
    置された電装品ユニットを制御する制御ユニットとを主
    要ユニットとし、この制御ユニットに対して前記各主要
    ユニットの少なくとも1つが着脱自在に設けられ、少な
    くとも前記表示ユニットを運転者前方に設置することを
    特徴とする車両用計器装置。
  2. 【請求項2】 車両の各種状態に応じた視覚的表示を行
    うための表示ユニットと、前記各種状態に応じた聴覚的
    表示を行うための音源ユニットと、外部からの無線情報
    を受けて車両の制御又は通信を行うための信号を出力す
    る受信ユニットと、前記各ユニット及び車両の各部に設
    置された電装品ユニットを制御する制御ユニットとを主
    要ユニットとし、この制御ユニットに対して前記各主要
    ユニットの少なくとも1つが着脱自在に設けられ、か
    つ、前記制御ユニットは多重通信線を介して前記電装品
    ユニットと接続されて前記電装品ユニットを集中制御す
    ることを特徴とする車両用計器装置。
  3. 【請求項3】 車両の各種状態に応じた視覚的表示を行
    うための表示ユニットと、前記各種状態に応じた聴覚的
    表示を行うための音源ユニットと、外部からの無線情報
    を受けて車両の制御又は通信を行うための信号を出力す
    る受信ユニットと、前記各ユニット及び車両の各部に設
    置された電装品ユニットを制御する制御ユニットとを主
    要ユニットとし、この制御ユニットに対して前記各主要
    ユニットの少なくとも1つが着脱自在に設けられ、か
    つ、前記電装品ユニットの駆動部を内蔵して前記電装品
    ユニットの電装品を直接駆動制御することを特徴とする
    車両用計器装置。
  4. 【請求項4】 前記制御ユニットに対して前記各主要ユ
    ニットを多重通信線を介して隔離し、少なくとも前記表
    示ユニットを運転者前方に設置することを特徴とする請
    求項1から請求項3の何れかに記載した車両用計器装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6838982B2 (en) 2002-05-17 2005-01-04 Yazaki Corporation Vehicle display system

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