JP2000037345A - 内視鏡の観察装置 - Google Patents

内視鏡の観察装置

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JP2000037345A
JP2000037345A JP11132957A JP13295799A JP2000037345A JP 2000037345 A JP2000037345 A JP 2000037345A JP 11132957 A JP11132957 A JP 11132957A JP 13295799 A JP13295799 A JP 13295799A JP 2000037345 A JP2000037345 A JP 2000037345A
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俊 宮野
Toshiji Minami
逸司 南
Naotake Mimori
尚武 三森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観察手段の両側の観察領域の中心部での照度
に対して周辺部が2倍以下の照度となる位置に照明手段
を設けることにより、極めて簡単な構成で、最近接観察
距離で観察する際の観察領域の照度のばらつきを最小限
に抑制する。。 【解決手段】 挿入部2の先端硬質部2cには照明用レ
ンズ36を設けた照明窓11が2箇所設けられ、これら
照明窓11,11は対物光学系20を構成する対物レン
ズ群23に可動レンズ23aを設けた観察窓10が設け
られ、可動レンズ23aを光軸方向に動かすことによ
り、数mm程度の至近距離の位置でも撮影するが、観察
手段12の固体撮像素子26で撮影した映像をモニタ画
面に表示される表示領域をFとすると、最近接観察距離
dにおける表示領域Fの中心Cに向かう光の照度が表示
領域Fの端部に向かう光の照度の2倍以下となる距離だ
け照明窓11を観察窓10から離れて位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用等として用
いられる内視鏡において、観察距離が可変な対物レンズ
を有する観察手段を装着した内視鏡に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、患者の体内等に挿入されて、
体腔内の観察等を行うために用いられるものであって、
術者等が把持して操作を行う本体操作部と、体腔内等に
挿入される挿入部とを有するものである。体腔内等は暗
所であるから、その観察を行うためには外部から照明を
行う必要がある。従って、挿入部の先端には概略同一平
面の部位に照明手段と観察手段とが設けられる。照明手
段は極細い光学繊維を束ねたライトガイドを照明光の伝
送手段として用い、このライトガイドの出射端に照明光
を発散させる照明用レンズを設ける構成となし、観察手
段は対物レンズを有し、この対物レンズにより体腔内の
像を結像させる。この対物レンズの結像位置には光学繊
維束からなるイメージガイドを臨ませるようにしたもの
と、CCD等からなる固体撮像素子を結像位置に配置し
て、観察対象部の光学像を電気信号に変換するようにし
たものとがある。前者は光学式内視鏡であり、体腔内の
観察は本体操作部に連結して設けた接眼部に接眼するこ
とにより行われる。また、後者は、所謂電子内視鏡と呼
ばれるものであり、固体撮像手段からの電気信号をプロ
セッサに伝送し、このプロセッサで処理して映像信号を
生成するようになし、プロセッサに付設したモニタにこ
の映像が表示される。
【0003】内視鏡を用いて体腔内、例えば胃内観察を
行う際において、例えば胃内壁から観察手段を離した位
置で観察を行う場合に加えて、体腔壁をより正確に検査
するために、この体腔壁に対して至近位置から観察する
場合もある。このように、至近位置からの観察時に対物
レンズのピントが正確に合うように調整する、焦点調整
機構を備える構成としたものは、例えば特公昭61−5
3698号公報等に示されている。そして、焦点調整機
構としては、体腔内壁から1cm以下、特に1mm〜2
mmというように、極めて近い位置にピントが合うよう
に調整できる構成としたものがある。このように至近距
離での観察を可能にすることによって、体腔内壁をより
高精度に検査することができる。
【0004】ところで、観察手段を構成する対物レンズ
の焦点が観察対象部に正確に合うように調整されたとし
ても、必ずしも正確な観察を行える訳ではない。既に説
明したように、体腔内は暗所である関係から、ライトガ
イドと照明用レンズとからなる照明手段で照明するが、
照明光は観察対象部全体をできるだけ均一な照度となる
ようにしなければならない。観察手段による観察領域の
一部に暗い部分が生じると観察が困難になる。また、観
察領域の一部分がそれ以外の部分と比較して極めて明る
いと、観察領域全体における明暗の差が大きくなり、や
はり観察に支障を来すことになる。とりわけ、固体撮像
素子を用いた電子内視鏡の場合には、明る過ぎる部分が
あると、固体撮像素子における一部の画素が飽和状態に
なり、ブルーミングやスミアが発生することになり、ま
た照明光の照度にむらがあると、画素の飽和はないまで
も、ダイナミックレンジが低下して、良好な画質の画像
が得られなくなる。
【0005】観察手段の観察領域に対する照明むらを抑
制するための手法は、例えば特開平6−169879号
公報に開示されている。この従来技術によれば、挿入部
の先端に設けられた観察手段の装着部に対して、その両
側に等しい距離だけ離間した位置に2箇所の照明手段を
設置し、これら2箇所の照明手段からほぼ等しい光量の
照明光を照射するように構成している。そして、この場
合、観察対象部における観察領域にできるだけ照明光を
集中させるために、2つの照明手段は、観察手段に有害
光が入らない等という条件下で、できるだけ観察手段に
近接した位置に配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡の挿
入部は体腔内に挿入される関係から、挿入操作性及び患
者の苦痛軽減等の観点から、できるだけ細径化する必要
がある。しかも、このように細径の挿入部に設けられる
のは、1箇所の観察手段及び2箇所の照明手段だけでは
ない。例えば、鉗子その他の処置具を挿通させるための
処置具挿通チャンネルが設けられ、また観察手段に向け
て洗浄用流体を噴出させる機構を設ける場合もある。従
って、設置スペースの関係から、2箇所設けられる照明
手段における開口径は極めて小さくなり、実質的に点光
源に近いものとなってしまう。ただし、ライトガイドの
出射端には照明レンズを臨ませて設け、この照明レンズ
で照明光を発散させるようにしている。その結果、観察
対象部である体腔内壁が照明手段からある程度の距離だ
け隔たっておれば、観察手段による観察領域はほぼ均一
な照度で照明される。しかしながら、観察距離が近くな
ると照明レンズでは光を十分発散させることができなく
なる。特に、観察手段が観察対象部から数mm、さらに
は1〜2mm程度しか離間しないというように、極めて
近接した位置から観察対象部を照明する場合には、照明
窓の中心位置の照度が極めて高く、周辺に向かうに応じ
て急激に照度が低下するという照度分布が生じる。
【0007】以上のことから、たとえ従来技術のよう
に、照明手段が観察手段を挟んだ両側に配置したとして
も、2つの照明手段を観察手段に近接した位置に配置さ
れている限り、観察距離がある程度大きい場合には観察
領域に照明光を集中させる上で有利であるものの、観察
距離が1cm以下、特に数mmというように、最近接観
察距離で観察する時には、観察領域の中心位置と周辺部
との間の照度の差が極めて大きくなる。この結果、特に
固体撮像素子で撮影した時に、周辺部分の照度が高すぎ
てその位置の画素が飽和してブルーミング,スミア等が
発生するおそれがあり、またダイナミックレンジが低下
して、S/N比が低下することになり、モニタ画面に鮮
明な画像を表示できず、検査や診断の精度が悪くなる等
といった問題点がある。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、極めて簡単な構成
で、最近接観察距離で観察する際における観察領域の照
度のばらつきを最小限に抑制することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、挿入部の先端の概略同一平面に、少
なくとも2箇所の照明手段と、これら両照明手段間の位
置に1箇所の観察手段とを設け、前記各照明手段は、ラ
イトガイドと、このライトガイドからの照明光を発散さ
せる照明レンズとを備え、また前記観察手段には少なく
とも観察距離が可変な対物レンズを備え、前記照明手段
は前記観察手段の両側位置に配設し、この観察手段によ
り最近接観察距離で観察する時に、その観察領域の中心
部における照度に対して周辺部が2倍以下の照度になる
間隔だけ相互に離間させて2箇所配置する構成としたこ
とをその特徴とするものである。
【0010】ここで、観察領域の中心部と周辺部との照
度差は、できるだけ小さい方が望ましい。ただし、照明
光の光量は照明レンズの光軸中心をピークとしたガウシ
アン分布を有するものである。従って、光量変化がほぼ
フラットになる部分を利用すると、観察対象部に照射さ
れる光量そのものが極めて小さくなり、得られる画像の
全体が暗くなってしまう。従って、観察領域の中心部と
周辺部との照度差の下限としては1.2倍である。観察
手段として固体撮像素子を備える構成とした場合におい
て、観察領域の中心部の照明光の照度に対して2倍を越
えない照度となる位置はモニタ画面の画像が表示される
領域のうちの周辺領域である。つまり、観察領域の周辺
部というのは、対物レンズの視野自体の周辺部ではな
く、モニタ画面における観察対象部の表示領域の端部で
ある。例えば、固体撮像素子やモニタ画面にマスクが施
されている場合には、このマスク境界部分における照度
が中心部分の照度の2倍を越えないように設定されてお
れば良い。ここで、最近接観察距離が長くなればなるほ
ど、照明用レンズの作用による照度分布の均一化が図ら
れる。従って、照明用レンズの光の発散効果が十分発揮
できない1cm以下の距離、例えば最近接観察位置が数
mmの場合に特に有効である。
【0011】観察領域の中心部と周辺部との照度差をで
きるだけ小さくしようとすると、最近接観察距離での観
察時には通常の観察距離で観察する時より照明光の照度
が低下する。一般に、光源装置には、絞り等からなる光
源光量調整手段を設ける等によって、照度を変化させる
手段を備えている。そこで、最近接観察距離位置での観
察時には、この照度変化手段により照明を明るくするよ
うに制御するのが望ましい。また、2つの照明手段間に
第3の照明手段を設けて、この第3の照明手段を照度変
化手段として機能させることもできる。とりわけ、焦点
位置の調整を行うために、対物レンズの駆動手段として
正逆回転モータを用いる場合には、この正逆回転モータ
により対物レンズが最近接観察距離位置に変位した時に
作動するスイッチを設けて、このスイッチに連動して第
3の照明手段の点滅制御を行う構成とすることもでき
る。さらにまた、最近接観察距離での観察時に、通常の
観察距離で観察する時よりゲインコントローラのゲイン
量を大きくするように制御できる。挿入部の先端には観
察手段及び照明手段を囲繞するフードを嵌合させて設け
る構成としたものがあるが、この場合には、フードの内
面を照明光の反射面とする構成とすれば、照明手段から
の照明光の照度のばらつきを緩和すると共に、観察対象
部をより明るく照明できる。この場合、フードの挿入部
の先端からの突出長さは、最近接観察距離と同じかそれ
より多少長くするのが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。まず、図1に内視鏡
の全体構成図を示し、図中において、1は本体操作部、
2は体腔内等への挿入部、3はユニバーサルコードであ
る。本体操作部1は術者等が手で把持して操作を行うた
めのものであり、挿入部2はこの本体操作部1に連設さ
れている。挿入部2は、本体操作部1への連設部から大
半の長さは挿入経路に沿って任意の方向に曲がる軟性部
2aであって、この軟性部2aの先端にはアングル部2
bが、さらにアングル部2bには先端硬質部2cがそれ
ぞれ連設されている。アングル部2bは先端硬質部2c
を所望の方向に向けるためのものであり、先端硬質部2
cには体腔内の観察を行うための機構が設けられてい
る。
【0013】先端硬質部2cの先端面には、図2に示し
たように、観察窓10の両側に照明窓11,11が設け
られている。これら1箇所の観察窓10及び2箇所の照
明窓11,11は同一の平面で、両照明窓11は観察窓
10からほぼ等しい距離だけ離間した位置に配置され
る。そして、観察窓10には、図3及び図4に示したよ
うに、観察手段12が装着され、また照明窓11には、
図5に示したように、照明手段13が装着される。さら
に、これらの他にも、先端硬質部2cの先端面には鉗子
その他の処置具を導出させるための処置具導出口14が
形成され、観察窓10に向けて洗浄用流体を供給するノ
ズル15も設けられている。なお、以上の構成は、挿入
部2の軸線方向に観察視野を向けた直視型内視鏡であ
る。側視型内視鏡として構成する場合には、先端硬質部
の側面に平坦面を形成して、前述した各部をこの平坦面
に形成する。
【0014】観察窓10に装着した観察手段12は、例
えば図4に示したように、対物光学系20と撮像ユニッ
ト21とから構成される。対物光学系20は、本体ブロ
ック22に装着したレンズ鏡筒22a内に設けた対物レ
ンズ群23と、この対物レンズ群23の光軸を90°曲
げるために、本体ブロック22に接着等の手段で固定し
たプリズム24とを有する。また、撮像ユニット21
は、基板25に搭載したCCD等からなる固体撮像素子
26を有するものであり、固体撮像素子26はプリズム
24に接合固定され、その受光面は対物光学系20の結
像位置に配置される。基板25には多数の配線が接続さ
れており、この配線は途中で束ねられて1本のケーブル
27としている。このケーブル27は挿入部2の内部か
ら本体操作部1を経てユニバーサルコード3内に延在さ
れ、このユニバーサルコード3に設けた接続コネクタ
(図示せず)を介してプロセッサに着脱可能に接続され
る。
【0015】対物レンズ群23を構成するレンズのう
ち、1または複数枚からなる後群レンズは光軸方向に移
動可能な可動レンズ23aである。観察窓10を観察対
象部に近づけた時に、この可動レンズ23aを光軸方向
に移動させると、観察対象部に対して正確にピントが合
うように焦点調整を行うことができる。可動レンズ23
aは、前群レンズを装着したレンズ鏡筒22aに対して
独立のレンズ枠28に取り付けられており、このレンズ
枠28は本体ブロック22に設けたガイド部22bに沿
って光軸方向に移動するようになっている。レンズ枠2
8は、本体ブロック22のガイド部22bを貫通して駆
動チャンバ22c内に延在されており、この駆動チャン
バ22c内において、例えばヘリコイドねじ等からなる
ねじ軸29に螺合されている。ねじ軸29は本体ブロッ
ク22に連結して設けた支持部材30に回転自在に支持
されている。ねじ軸29にはストッパ29aが設けら
れ、またねじ軸29の端部に連結部材31が設けられて
いる。従って、ストッパ29aと連結部材31とで支持
部材30を挟み込むことによって、ねじ軸29は回転の
みが可能で、それ以外の方向に移動しないように保持さ
れる。さらに、ねじ軸29の先端にはストッパ機能を発
揮するナット32が装着されており、レンズ枠28はナ
ット32とストッパ29aとの間で往復移動できるよう
になる。
【0016】ねじ軸29の基端部に連結した連結部材3
1にはフレキシブルシャフト33が連結されている。フ
レキシブルシャフト33は、例えば密着コイルからな
り、左右両方向に回転することから、2重の密着コイル
で構成される。また、フレキシブルシャフト33は、支
持部材30に連結して設けた可撓性チューブ34内に挿
通されており、これらフレキシブルシャフト33と可撓
性チューブ34とでコントロールケーブルが構成され
る。コントロールケーブルは本体操作部1内にまで延在
されており、可撓性チューブ34の基端部は固定的に保
持される。フレキシブルシャフト33の基端部には、回
転駆動手段としての正逆回転可能なモータ45(図6参
照)が接続して設けられる。従って、モータを作動させ
て、フレキシブルシャフト33を可撓性チューブ34内
で軸回りに回転させると、ねじ軸29が回転して可動レ
ンズ23aを設けたレンズ枠28を光軸方向に所定のス
トローク分だけ移動させることができる。なお、フレキ
シブルシャフト33は手動操作で回転させるように構成
することもできる。
【0017】一方、図5に示したように、照明窓11に
は照明手段13が装着されており、この照明手段13は
ライトガイド35と照明レンズ36とから構成される。
照明レンズ36は照明窓11に臨み、ライトガイド35
の出射端が照明レンズ36に対面する状態に設けられ
る。ライトガイド35は極細い光学繊維を多数束ねたも
のから構成され、もって曲げ方向に可撓性を持たせる構
成としている。このライトガイド35は挿入部2から本
体操作部1を経てユニバーサルコード3内に延在され、
光源用コネクタ(図示せず)を介して光源装置40に着
脱可能に接続される。光源装置40は、図6に示したよ
うに、ライトガイド35の入射端が対向配設される光源
ランプ41を有し、このライトガイド35の入射端と光
源ランプ41との間には、光源ランプ41側から絞り4
2,コンデンサレンズ43,回転カラーフィルタ44が
配置されている。
【0018】照明窓11は観察窓10の左右両側に2箇
所設けられる。ここで、照明窓11からの照明光は照明
レンズ36を通過した後に所定の角度で発散する。観察
窓10に設けた対物光学系20を構成する対物レンズ群
23の可動レンズ23aを光軸方向に移動させることに
よって、数mm程度、例えば1〜2mmといった至近距
離の位置の物体でも撮影できるようになっている。図6
から明らかなように、フレキシブルシャフト34の基端
部はモータ45に接続されている。このモータ45は本
体操作部1内に設けられており、この本体操作部1はま
たモータ45によるレンズ位置を制御するレンズ位置制
御部46を備え、このレンズ位置制御部46は、例えば
押しボタン式の操作子等を有し、本体操作部1を把持す
る手の指等で操作子等を操作して、モータ45を作動さ
せて、可動レンズ23aを通常観察距離位置と最近接観
察距離位置とに変位させるようにしている。なお、可動
レンズ23aは、その移動ストロークの両端位置に配置
されるだけでなく、このストロークの中間位置に配置し
た状態でも観察を行うことができるように設定すること
もできる。
【0019】図7に最近接観察距離で観察する際におい
て、観察窓10に設けた対物光学系20の観察視野と、
照明窓11に設けた照明レンズ36の照明範囲との関係
を示す。図中において、最近接観察距離をdとして、こ
の最近接観察距離dだけ離れた観察対象部Sに対する対
物光学系20の視野角をωとする。ここで、観察手段1
2は固体撮像素子26を有するものであるから、この固
体撮像素子26で撮影した映像をモニタ画面に表示され
る表示領域をFとし、この表示領域Fの中心位置をCと
する。この表示領域Fは対物光学系20の視野範囲とは
異なり、実際の観察範囲である。つまり、モニタ画面に
表示される映像は対物光学系20の視野のうち、その視
野の中心位置を含む制限された範囲である。また、内視
鏡による観察像をモニタ画面に表示するに当って、画面
の周囲の部分をマスクして、さらに表示領域を限定する
場合もある。従って、表示領域Fは実際に画面に表示さ
れる画像の領域であり、画像処理を行う際にマスク処理
が施される場合や、固体撮像素子26の撮像エリアをマ
スク部材で覆うようにして撮像範囲を限定する場合等に
あっては、そのマスクの内部の領域が表示領域Fとな
る。
【0020】対物光学系20を設けた観察窓10の左右
両側に、同じ距離だけ離れた位置の照明窓11に設けた
照明レンズ36からの照明光は発散しながら観察対象部
Sに向けて照射される。この照明窓11からの照明光に
おいて、光軸中心線Aに対して角度θ1 からの光が表示
領域Fの中心Cに届き、また表示領域Fの端部には角度
θ2 からの光が届く。そして、照明窓11からの照明光
を観察対象部Sに照射した時に、その光軸中心線Aの位
置が最も照度が高く、周辺に向かうに応じて連続的に照
度が低くなる。照明レンズ36の位置が観察対象部Sに
近くなればなるほど、照度分布はより急峻な変化を示す
ことになり、最近接観察距離dを数mmとしたときの観
察対象部Sに対する照明光の照度分布は、図8に示した
ように、光軸中心線A乃至その近傍では極めて急激な変
化が生じる。照明窓11は2箇所設けられており、観察
対象部Sにおける表示領域Fは両照明窓11間に配置さ
れているので、その中心C乃至その近傍の部位は2つの
照明窓11,11からの光が照射される。この結果、表
示領域Fを含む観察対象部Sにおける照明は、図8に二
点鎖線で示したような照度分布を有するものとなる。
【0021】図8から明らかなように、表示領域Fが一
定であるとし、照明窓11の光軸中心線Aと表示領域F
の中心との間の距離をΔDとした時に、この距離ΔDを
大きくすると、表示領域Fでの照明光の照度の変化が少
なくなるが、照度そのものは低くなる。つまり、両照明
窓11,11を観察窓10から遠ざければ遠ざけるほ
ど、表示領域F内での照度変化が抑制されるが、全体的
に暗くなる。これに対して、距離ΔDを小さくすると、
つまり両照明窓11,11を観察窓10に近づけると、
中心Cを含む表示領域F全体の照度が高くなるが、照度
分布のうちの急峻な変化を示す部位の光が表示領域F内
に取り込まれるので、表示領域Fの中心Cに対して、周
辺部の照度の差が極めて大きくなる。
【0022】ところで、観察手段12として固体撮像素
子26を用いた場合、鮮明な画像を得るためには、表示
領域Fの中心部分と端部との間の照度の差をできるだけ
小さくする必要がある。最も暗い部位、つまり表示領域
Fの中心Cの位置の照度に対して、最も明るい部位、つ
まり表示領域Fの端部の照度が概略2倍程度以下の差で
あれば、固体撮像素子26に必要な程度のダイナミック
レンジを持たせるように調整して、S/N比の良好な画
像が得られる。照度が2倍以上になると、プロセッサで
感度補正等を行ったとしても、モニタ画面に表示される
画像の画質が低下することになる。
【0023】以上のように、表示領域F内において、照
度の差が小さければ小さいほど画質が向上する。このた
めには、照明窓11を観察窓10から遠ざけて、照度分
布のうちなだらかな変化を示す部分を利用する必要があ
る。そうすると、表示領域Fの全体の照度が低下して画
像全体が暗くなる。従って、表示領域F内での照度の差
を極端に小さくしない方が望ましく、照度差が1.2倍
以下になるように設定すると、表示領域Fの全体照度が
十分でなくなる場合がある。具体的には、表示領域Fの
中心と端部との照度差は2〜1.2倍、さらに望ましく
は2〜1.5倍とし、最も望ましいのは概略1.8倍程
度とする。
【0024】表示領域Fの範囲及び照明レンズ36の発
散角は予め定まっており、この状態で最近接観察距離d
での照度分布を前述した範囲内とするために、照明窓1
1,11と観察窓10との距離ΔDを調整する。つま
り、最近接観察距離dにおける表示領域Fの中心Cに向
かう角度θ1 からの光の照度が、表示領域Fの端部に向
かう角度θ2 からの光の照度の2倍〜1.2倍、最も好
ましくは1.8倍程度となるように距離ΔDを設定す
る。これによって、光源光量のロスを最小限に抑制し、
かつ鮮明な画像を得ることができる。また、照度差がこ
の範囲となるように設定しても、最近接観察距離dより
遠い位置の観察を行う際には、それに応じて照明レンズ
36による各照明窓11からの照明光の発散度合いが大
きくなり、観察対象部に照射される照明光の照度分布が
より均一化されるので、鮮明な画像を得ることができ
る。
【0025】このように、最近接観察距離dでの表示領
域Fの中心Cと端部との間の照明光の照度差を少なくす
るためには、照明手段13からの照明光の照度分布にお
ける光軸中心線Aから離れ、照度そのものが低いところ
を利用しなければならないことになる。このために、光
源ランプ41から通常観察距離時における照明光量と同
じ光量の照明光を照射したのでは、表示領域F全体が暗
くなってしまうおそれがある。この場合には、可動レン
ズ23aが最近接観察距離dに移動した時に、それをセ
ンサ等で検出して自動的に光源光量を増大させるように
制御するのが望ましい。
【0026】図6から明らかなように、光源ランプ41
からライトガイド35に入射される照明光の光量は可変
となっており、このために絞り42は絞り駆動回路47
により絞り量を可変にする構成となっている。この絞り
駆動回路47は固体撮像素子26で得た画像信号のうち
の輝度信号を自動光量制御回路48に取り込んで、この
輝度信号のレベルに応じて最適な光量の照明光がライト
ガイド35に入射される。そこで、この自動光量制御回
路48を利用して、可動レンズ23aが最近接観察距離
dの位置に移動した時に、絞り42の開度を大きくし
て、ライトガイド35への入射光量を大きくする。この
ために、レンズ位置制御部46による操作信号が自動光
量制御回路48に取り込まれて、可動レンズ23aが最
近接観察距離dに変位した時に、絞り42の開口を大き
くすることによって固体撮像素子26で表示領域Fの全
体を鮮明な状態で撮影できる明るさとなる。
【0027】ここで、光源光量を調整するのではなく、
固体撮像素子26が接続されるプロセッサに設けたゲイ
ンコントローラにおけるゲイン値を変化させるように構
成しても良い。また、レンズ位置制御部46を操作した
時に、光源光量なりゲインコントローラなりを自動的に
制御するようにしたが、観察対象部の状態、例えば光の
反射率等の関係で、必ずしもこれらを制御しなくても、
十分鮮明な画像が得られる場合もある。このような場合
には、手動スイッチの操作で光源光量やゲイン値を変化
させるように構成してもよい。
【0028】また、図9に示したように、照明窓11,
11間の位置に第3の照明手段50を設ける構成とする
こともできる。この第3の照明手段50は、左右の照明
窓の間に向けて補助的な照明光を照射するものである。
第3の照明手段50には、ライトガイド35を分岐させ
て、その出射端がこの第3の照明手段50を構成する照
明レンズに対面させている。このように、第3の照明手
段50を設けることによって、表示領域Fの全体を明る
くできるだけでなく、この第3の照明手段50の光軸中
心線が表示領域Fの中心方向に向くように設定すること
によって、表示領域Fの全体照度の差をさらに抑制でき
る。この第3の照明手段50は、常時点灯状態にしても
良いが、照明光を照射する状態と、照射しない状態とに
切り換えることもできる。そして、可動レンズ23aが
最近接観察距離となった時に、自動的にこの第3の照明
手段50から照明光を照射する状態に切り換わる構成と
するのが望ましい。なお、第3の照明手段としては、ラ
イトガイドに代えて白色LED等他の発光手段を用いる
こともできる。
【0029】さらに、観察対象部Sに照射されるのは照
明窓11からの直接照明であるが、図10に示したよう
に、挿入部2の先端構成部2cにフード51を装着する
構成とすれば、照明光の照度の差をより緩和させること
ができる。このフード51は体腔内壁に当接させた状態
とすることによって、最近接観察距離乃至その近傍で観
察する際に、挿入部2の先端部分を安定させるために設
けられるものである。そこで、体腔内壁にフード51の
先端を当接させた状態で照明窓11から照明光を照射す
ると、この照明光は観察対象部Sから反射して、さらに
フード51の内面で反射することになる。この結果、観
察対象部Sに対しては、この反射光による間接照明も行
われ、この間接照明は観察対象部のほぼ全面にわたって
概略均一に照射されるようになる。従って、フード51
の内面を白色の反射面とすることによって、より反射効
率を高め、また間接照明の光量のばらつきを抑制するた
めには反射面を乱反射するように粗面とするのが望まし
い。
【0030】ここで、フード51の挿入部2からの突出
長さとしては、最近接観察距離d以下にまで短くする
と、フード51の先端を体腔内壁に当接させた時に、観
察距離が最近接観察距離d以下になってしまう。ただ
し、フード51の突出長さは観察窓10に設けた対物レ
ンズ群23による観察視野の妨げとなる。従って、フー
ド51の突出長さは最近接観察距離dと同じか、または
それより長く、しかも観察視野の妨げとならない程度の
長さとする。
【0031】
【実施例】図11にライトガイド35の先端に照明レン
ズ52を装着した構成を示す。ここで、この照明レンズ
52は平凹レンズであって、その曲率半径は図示したよ
うに、R=1.713となっている。このレンズ構成に
おいて、d線に対する屈折率nd=1.55としたもの
を第1の実施例として、またnd=1.85としたもの
を第2の実施例として示す。さらに、図12に示したよ
うに、ライトガイド35の先端に設けられる照明レンズ
53も平凹レンズからなり、その曲率半径はR=1.4
60であって、nd=1.55としたものを第3の実施
例とし、またnd=1.85としたものを第4の実施例
とする。
【0032】さらにまた、図13に、ライトガイド50
の出射端に、コアとクラッドからなり、光混合用の導光
用ガラスロッド54を配置したものが示されている。こ
の導光用ガラスロッド54の出射側は凸球面形状となっ
ており、またその前方には両凸レンズ55aと平凸レン
ズ55bとからなる照明用組レンズ55を装着してい
る。このようなレンズ構成を用いると、照明光は照明用
組レンズ55の前方で一度収束した後に、発散するよう
になる。そこで、この構成において、導光用ガラスロッ
ド54を構成するコアのndを1.62とし、クラッド
のndを1.52となし、また照明用組レンズ55にお
いて、nd=1.55としたものを第5の実施例とし、
またnd=1.85としたものを第6の実施例とする。
なお、図13には、nd=1.85とした時において、
ガラスロッド54に対して、その光軸に平行な光を入射
した時の光線の光路が示されている。
【0033】以上の各実施例における射出光角度分布の
相対値は、下記表1に示したようになる。
【0034】
【表1】 この表1において、LG射出端はライトガイド35の出
射端からの配光を示すものである。また、各実施例で示
した数値はこのライトガイド35により配光された状態
から、各照明レンズを通過して照射される照明光の光軸
中心線に対するそれぞれの角度での光量であって、最も
光量の大きい角度での光量を100とした時の各々の角
度での光量比である。
【0035】また、以上の表をグラフにプロットしたも
のが図14であり、またこの図14のグラフを対数表示
すると、図15のようになる。従って、これら表1及び
図14,図15のグラフから、1枚構成または組み合わ
せからなる照明レンズのそれぞれの配光特性に基づい
て、観察窓10に対して、その両側に装着される照明窓
11,11の位置を適宜決定すれば良い。つまり、図1
4において、光量が2倍以下となる2点を直線で結び、
この線の長さをSとし、立ち上がり角をθとした時に、
照明手段と観察手段との間隔はS・sinθとして設定
される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、観察手
段の両側に照明手段を設けて、これら観察手段と両照明
手段との間隔を、観察手段による観察領域の中心部にお
ける照度に対して周辺部が2倍以下の照度となるように
設定しているので、極めて簡単な構成で、最近接観察距
離で観察する際における観察領域の照度のばらつきを最
小限に抑制できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体構成図である。
【図2】挿入部の先端部分の外観図である。
【図3】挿入部の先端部分の断面図である。
【図4】観察手段の構成説明図である。
【図5】照明手段の構成説明図である。
【図6】照明及び観察機構の概略構成図である。
【図7】最近接観察距離で観察する際の観察窓の観察視
野と照明窓からの照明範囲との関係を示す説明図であ
る。
【図8】照明手段による照明光の最近接観察距離での照
度分布を示す線図である。
【図9】第3の照明手段を設けた例を示す挿入部の先端
面の外観図である。
【図10】フードを装着させた状態での図2と同様の断
面図である。
【図11】第1,第2の実施例におけるライトガイドと
照明レンズとを示す構成説明図である。
【図12】第3,第4の実施例におけるライトガイドと
照明レンズとを示す構成説明図である。
【図13】第5,第6の実施例におけるライトガイドと
照明レンズとを示す構成説明図である。
【図14】各実施例の照明レンズを用いた場合における
配光分布を示す線図である。
【図15】図14の線図を対数表示した図である。
【符号の説明】
1 本体操作部 2 挿入部 2c 先端硬質部 10 観察窓 11 照明窓 12 観察手
段 13 照明手段 20 対物光
学系 21 撮像ユニット 23 対物レ
ンズ群 23a 可動レンズ 26 固体撮
像素子 29 ねじ軸 33 フレキ
シブルシャフト 34 可撓性チューブ 35 ライト
ガイド 3652,53 照明レンズ 40 光源装
置 41 光源ランプ 42 絞り 46 レンズ位置制御部 47 絞り駆
動回路 48 自動光量制御回路 50 第3の
照明手段 51 フード 54 導光用
ガラスロッド 55 照明用組レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 逸司 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 三森 尚武 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部の先端の概略同一平面に、少なく
    とも2箇所の照明手段と、これら両照明手段間の位置に
    1箇所の観察手段とを設け、 前記各照明手段は、ライトガイドと、このライトガイド
    からの照明光を発散させる照明レンズとを備え、 また前記観察手段には少なくとも観察距離が可変な対物
    レンズを備え、 前記照明手段は前記観察手段の両側位置であって、この
    観察手段により最近接観察距離で観察する時に、その観
    察領域の中心部における照度に対して周辺部が2倍以下
    の照度になる間隔だけ相互に離間させて2箇所配置する
    構成としたことを特徴とする内視鏡の観察装置。
  2. 【請求項2】 前記観察領域の中心部に対する周辺部の
    照度は2倍〜1.2倍であることを特徴とする請求項1
    記載の内視鏡の観察装置。
  3. 【請求項3】 前記観察手段は観察対象部の映像を撮像
    する固体撮像素子を備える構成となし、前記観察領域の
    中心部の照明光の照度に対して2倍を越えない照度とな
    る位置は、モニタ画面の画像が表示される領域のうちの
    表示端位置であることを特徴とする請求項1記載の内視
    鏡の観察装置。
  4. 【請求項4】 前記観察手段の最近接観察距離は1cm
    以下であることを特徴とする請求項1記載の内視鏡の観
    察装置。
  5. 【請求項5】 最近接観察距離での観察時に、通常の観
    察距離で観察する時より照明照度を大きくする照度変化
    手段を備える構成としたことを特徴とする請求項1記載
    の内視鏡の観察装置。
  6. 【請求項6】 前記照度変化手段は、光源光量調整手段
    または前記2つの照明手段間に配置した第3の照明手段
    のいずれかであることを特徴とする請求項5記載の内視
    鏡の観察装置。
  7. 【請求項7】 前記対物レンズを光軸方向に移動させる
    駆動手段としては正逆回転モータを用い、この正逆回転
    モータにより対物レンズが最近接観察距離位置に変位し
    た時に、前記照度変化手段により照明照度を大きくする
    ように設定する構成としたことを特徴とする請求項5記
    載の内視鏡の観察装置。
  8. 【請求項8】 最近接観察距離での観察時に、通常の観
    察距離で観察する時よりゲインコントローラのゲイン量
    を大きくする構成としたことを特徴とする請求項1記載
    の内視鏡の観察装置。
  9. 【請求項9】 前記挿入部の先端には前記観察手段及び
    照明手段を囲繞するフードを嵌合させて設け、このフー
    ドの内面を照明光の反射面とする構成としたことを特徴
    とする請求項1記載の内視鏡の観察装置。
  10. 【請求項10】 前記フードは、前記最近接観察距離と
    同じかそれより長く、前記観察手段による観察視野の妨
    げとならない長さだけ前記挿入部の先端から突出させる
    構成としたことを特徴とする請求項9記載の内視鏡の観
    察装置。
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