JP2000036484A - プラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理方法

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JP2000036484A
JP2000036484A JP10170657A JP17065798A JP2000036484A JP 2000036484 A JP2000036484 A JP 2000036484A JP 10170657 A JP10170657 A JP 10170657A JP 17065798 A JP17065798 A JP 17065798A JP 2000036484 A JP2000036484 A JP 2000036484A
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gas
etching
film layer
wafer
processing
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JP10170657A
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Ryukichi Shimizu
隆吉 清水
Susumu Kamidoi
勧 上土居
Masaaki Hagiwara
正明 萩原
Koichiro Inasawa
剛一郎 稲沢
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機系低誘電率材料膜層に所定形状のエッチ
ング加工を施すことが可能なプラズマ処理方法を提供す
る。 【解決手段】 エッチング装置100の処理室102内
に配置された下部電極106上にウェハWを載置し,ウ
ェハWの温度を−30℃〜30℃に維持する。処理室1
02内に流量比(Ar/(N2+H2+Ar))が0.7
〜0.8のN2とH2とArの混合ガスから成る処理ガス
を導入し,処理室102内の圧力雰囲気を5mTorr
〜15mTorrに設定する。コイル154および下部
電極106にそれぞれ13.56MHzで1000W〜
2500Wと,13.56MHzで500W〜1000
Wの高周波電力を印加する。処理室102内で生成され
たプラズマにより,ウェハWの有機系低誘電率材料から
成る層間絶縁膜層に所定形状のコンタクトホールが形成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,プラズマ処理方法
にかかり,特に有機系低誘電率材料膜層のエッチング方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近,半導体装置の超微細化および超高
集積化傾向に伴い,配線遅延が半導体デバイス全体の信
号遅延の大きな要因となり始めている。この問題を解消
するため,配線容量を軽減するべく,従来より用いられ
ているSiO2(比誘電率4.1)に代えて,比誘電率
が実質的に3.5以下の低誘電率材料(Low−k材
料),特に絶縁膜の形成性や取り扱い性の観点から,有
機系低誘電率材料を採用する技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記有
機系低誘電率材料から成る層間絶縁膜に対して,従来の
SiO2膜のエッチング処理で使用されているCF系ガ
スなどの処理ガスを用いて処理を施すと,高精度のエッ
チング加工を施すことが難しいという問題がある。すな
わち,例えばCF系ガスを用いて上記層間絶縁膜にコン
タクトホールを形成すると,コンタクトホールの開孔幅
がエッチングマスクのパターン幅よりも小さくなるいわ
ゆるアンダカットや,コンタクトホールの内部側壁面が
凹に湾曲するいわゆるボーイングが生じ,所定形状のコ
ンタクトホールを形成することが困難である。
【0004】本発明は,従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑みて成されたものであり,有機系低誘電率
材料膜層に所定形状のエッチング加工を,エッチングレ
ートが低下することなく施すことが可能な,新規かつ改
良されたプラズマ処理方法を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明によれば,請求項1に記載の発明のように,
気密な処理室内に処理ガスを導入し,処理室内に配置さ
れた被処理体に形成された有機系低誘電率材料膜層に対
してエッチング処理を施すプラズマ処理方法において,
処理ガスは,少なくとも窒素原子含有気体と水素原子含
有気体との混合ガスであることを特徴とするプラズマ処
理方法が提供される。
【0006】かかる構成によれば,少なくとも窒素原子
含有気体と水素原子含有気体との混合ガスから成る処理
ガスで有機系低誘電率材料膜層にエッチング処理を施す
ので,エッチングの異方性を高めることができる。その
結果,例えば有機系低誘電率材料膜層にコンタクトホー
ルを形成する場合には,そのコンタクトホールがボーイ
ング形状になり難くなるため,所定形状のコンタクトホ
ールを確実に形成することができる。また,上記処理ガ
スを採用すれば,有機系低誘電率材料膜層上に形成され
るエッチングマスクに対する選択比を高めることができ
るため,コンタクトホール形成時のアンダカットの発生
を抑制することができる。さらに,該エッチング処理を
行えば,従来の処理ガスによりエッチング処理を施した
場合のエッチングレートと同様の高いエッチングレート
で処理を行うことができる。
【0007】また,例えば請求項2に記載の発明のよう
に,上記窒素原子含有気体としてN2を採用してもよ
く,さらに上記水素原子含有気体としてH2を採用して
も良い。このように,処理ガスの構成ガスとして,N2
やH2を採用すれば,取り扱い性が容易であると共に,
大気中に放出されても地球の温暖化の原因となり難い。
さらに,それらN2やH2は,安価であるため,本発明に
かかる処理ガスを採用しても,処理コストが上昇するこ
とがない。
【0008】また,混合ガスのN2とH2との流量比(H
2/(N2+H2))を,例えば請求項3に記載の発明の
ように,実質的に0.2〜0.9に設定すれば,有機系
低誘電率材料膜層に所定形状のエッチング加工を施すこ
とができる。
【0009】また,上記混合ガスに,例えば請求項4に
記載の発明のように,Arを添加すれば,エッチング条
件を容易に制御できるため,形状制御を容易に行うこと
ができる。
【0010】さらに,例えば請求項5に記載の発明のよ
うに,混合ガスにArを添加し,N2とH2とArとの流
量比(Ar/(N2+H2+Ar))を実質的に0.7〜
0.8に設定すれば,有機系低誘電率材料膜層に所定形
状のエッチング加工をさらに容易に施すことができる。
【0011】また,上記混合ガスには,O2が添加され
ていないので,例えば請求項6に記載の発明のように,
有機系低誘電率材料膜層が被処理体に形成されたCu膜
層上に直接,または薄い密着層のみを配して形成されて
いても,エッチング中にCu膜層が酸化することがな
い。すなわち,O2が添加されている処理ガスで,Cu
膜層上に形成されている有機系低誘電率材料膜層にエッ
チング処理を施すと,上記Cu膜層がO2によって酸化
され,除去が困難なCu酸化膜が形成される。従って,
かかる場合には,該Cu膜層上にSiNX膜層などの酸
化防止膜,またはその酸化防止膜と同等の役割を持たせ
るために相対的に厚くした密着層を形成する必要があ
る。しかし,本発明にかかる処理ガスには,上述の如く
2が添加されていないので,上記Cu酸化膜が形成さ
れることがなく,Cu膜層上に層間絶縁膜などの有機系
低誘電率材料膜層を直接,または薄い密着層のみで形成
できる。その結果,上記酸化防止膜を形成する工程を省
略することができると共に,被処理体,例えば半導体デ
バイスの厚みも相対的に薄くすることができる。
【0012】また,例えば請求項7に記載の発明のよう
に,有機系低誘電率材料膜層がポリオルガノシロキサン
架橋ビスベンゾシクロブテン(以下,「BCB」と称す
る。)から形成されている場合に,上記混合ガスにO2
とCH22とを添加すれば,上記BCBには,Si−O
結合が存在するため,従来のSiO2膜層に対するエッ
チングと同等のエッチングレートで処理を施すことがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に,添付図面を参照しなが
ら,本発明にかかるプラズマ処理方法をエッチング方法
に適用した実施の一形態について詳細に説明する。
【0014】(1)エッチング装置の全体構成 まず,図1を参照しながら,本実施の形態のエッチング
方法が適用されるエッチング装置100について説明す
る。エッチング装置100の処理室102は,アルミナ
製の処理容器104内に形成されている。処理室102
内には,被処理体,例えば後述する半導体ウェハ(以
下,「ウェハ」と称する。)Wの載置台を兼ねた導電性
の下部電極106が配置されている。この下部電極10
6上には,高圧直流電源108に接続された静電チャッ
ク110が設けられており,上記ウェハWは,この静電
チャック110によって吸着保持される。さらに,静電
チャック110の周囲には,絶縁性のフォーカスリング
112が配置されている。また,下部電極106には,
整合器118を介してバイアス用高周波電力を供給する
高周波電源120が接続されている。
【0015】また,下部電極106の載置面と対向する
位置には,複数のガス吐出孔122aを備え,接地され
たガス供給部122が設けられている。さらに,ガス吐
出孔122aには,ガス供給管126が接続されてい
る。このガス供給管126には,バルブ128および流
量調整バルブ(マスフローコントローラ)130を介し
てガス供給源132と,バルブ134および流量調整バ
ルブ136を介してガス供給源138と,バルブ140
および流量調整バルブ142を介してガス供給源144
が各々接続されている。従って,図示の例では,ガス供
給源132から供給されるN2と,ガス供給源138か
ら供給されるH2と,ガス供給源144から供給される
Arの混合ガスから成る本実施の形態にかかる処理ガス
が,ガス吐出孔122aを介して処理室102内に均一
に導入される。なお,本実施の形態にかかる処理ガスの
詳細な説明については,後述する。
【0016】また,処理室102内のガスは,処理容器
104内に接続された排気管146を介して,排気管1
46に接続された不図示の排気機構の作動により処理室
102外に排気される。また,処理容器104の外部に
は,導電体から成る静電シールド152を介してコイル
154が配置されている。さらに,そのコイル154に
は,整合器148を介してプラズマ生成用高周波電力を
供給する高周波電源150が接続されている。
【0017】(2)ウェハの構成 次に,本実施の形態にかかるエッチング方法によりエッ
チング処理を施すウェハWの構成について説明する。本
実施の形態で使用するウェハWは,ポリシリコン膜層上
やCu膜層上にエッチング対象である層間絶縁膜が形成
されている。この層間絶縁膜は,比誘電率が従来のSi
2よりも非常に小さい,例えば上記BCBや,F−P
AE(ポリフッ化ビフェニルとグリコールとの共重合体
であるフッ素化ポリアリルエーテル)や,CとFとを含
有する樹脂や,DowChemical社製のSILK(商品名)
や,CとHとを含有する樹脂などの有機系低誘電率材料
から構成されている。また,層間絶縁膜上には,所定の
パターンを有するエッチングマスクが形成されており,
本実施の形態では,SiO2膜層とフォトレジスト膜層
から成るマスクが採用されている。
【0018】(3)エッチング工程 次に,上述したエッチング装置100を用いて,本実施
の形態にかかるエッチング方法によりウェハWにコンタ
クトホールを形成する場合のエッチング工程について説
明する。まず,予め所定温度に調整された下部電極10
6上にウェハWを載置し,該ウェハWの温度を実質的に
−30℃〜30℃に維持する。次いで,本実施の形態に
かかる処理ガス,すなわちN2とH2とArの混合ガス
を,ガス供給管126に介装された流量調整バルブ13
0,136,146により上記各ガス流量を調整しなが
ら処理室102内に導入する。この際,それらN2とH2
とArの流量比(Ar/(N2+H2+Ar))は,実質
的に0.7〜0.8に設定し,さらにN2とH2の流量比
(H2/(N2+H2))は,実質的に0.2〜0.9に
設定する。同時に,処理室104内の圧力雰囲気が実質
的に5mTorr〜15mTorrになるように,処理
室104内を真空引きする。
【0019】次いで,コイル154に,例えば周波数が
13.56MHzで,電力が実質的に1000W〜25
00Wの高周波電力を印加し,下部電極106に対し
て,例えば周波数が13.56MHzで,電力が500
W〜1000Wの高周波電力を印加する。これにより,
処理室102内に高密度プラズマが生成され,かかるプ
ラズマによってウェハWの有機系低誘電率材料から成る
層間絶縁膜に,所定形状のコンタクトホールが形成され
る。
【0020】本実施の形態は,以上のように構成されて
おり,処理ガスとして窒素原子含有気体であるN2と水
素原子含有気体であるH2の混合ガスを使用するので,
従来のCF系ガスなどの処理ガスよりも,いわゆる異方
性を高めることができる。その結果,有機系低誘電率材
料から成る層間絶縁膜にボーイングが生じ難くなり,所
望の形状のコンタクトホールを形成することができる。
また,上記処理ガスを採用したので,マスクを構成する
フォトレジスト膜層に対する選択比を高めることがで
き,アンダカットの発生も抑制することができる。
【0021】さらに,本実施の形態では,処理ガス中に
Arを添加するので,上記プラズマの状態を確実に調整
することができ,コンタクトホールの形状制御を容易に
制御することができる。また,本実施の形態にかかる処
理ガスを採用しても,従来の如くCF系ガスから成る処
理ガスを用いてSiO2膜層にエッチング処理を施す場
合と同等のエッチングレートを確保することができる。
さらに,本実施の形態にかかる処理ガスを採用すれば,
上記層間絶縁膜層に対するエッチング処理と同時に,マ
スクを構成するフォトレジスト膜層のアッシングも同時
に行うことができるため,処理工程数を削減することも
できる。
【0022】
【実施例】次に,図2〜図14を参照しながら本発明に
かかるプラズマ処理方法の実施例について説明する。な
お,後述する実施例1〜実施例6は,上記実施の形態で
説明したエッチング装置100を用いて,ウェハWのC
とFとを含有する樹脂から成る層間絶縁膜にコンタクト
ホールを形成したものなので,上記エッチング装置10
0およびウェハWと略同一の機能および構成を有する構
成要素については,同一の符号を付することにより重複
説明を省略する。また,実施例7は,後述するエッチン
グ装置200で上記ウェハWにコンタクトホールを形成
したものであり,上記エッチング装置100と略同一の
機能および構成を有する構成要素については,同一の符
号を付することにより,上記と同様に重複説明を省略す
る。また,エッチングプロセス条件は,以下で特に示さ
ない限り,上述した実施の形態と略同一に設定されてい
る。
【0023】(A)実施例1(N2とH2の流量変化) まず,図2を参照しながら,処理ガスを構成するN2
2の流量を変化させた場合の実施例1について説明す
る。始めに,処理ガスの流量について説明すると,N2
とH2の流量は,それぞれN2:H2=50:0(scc
m),N2:H2=40:10(sccm),N2:H2
25:25(sccm),N2:H2=15:35(sc
cm),N2:H2=0:50(sccm)に設定し,ま
たその処理ガスに添加するArの流量は,50sccm
に固定した。また,処理室102内の圧力雰囲気は,5
mTorrに設定し,ウェハWの温度は,−30℃に設
定した。さらに,コイル154には,13.56MHz
で500Wの高周波電力を印加し,また下部電極106
には,13.56MHzで500Wの高周波電力を印加
した。また,ウェハWの有機系低誘電率材料から成る層
間絶縁膜には,内径が0.4μmと1.0μmのコンタ
クトホールを形成し,それら各コンタクトホール形成時
のエッチングレートの平均値を図2に示した。
【0024】その結果,同図に示すように,N2とH2
の流量比(H2/(N2+H2))を20%〜90%に設
定すると,該エッチングレートが200(nm/分)以
上となり,良好な結果を得た。さらに,N2とH2との流
量比(H2/(N2+H2))を50%〜80%に設定す
ると,該エッチングレートが250(nm/分)以上と
なり,さらに良好な結果を得た。
【0025】(B)実施例2(Arの流量変化) 次に,図3を参照しながら,処理ガスを構成するArの
流量を変化させた場合の実施例2(a)および実施例2
(b)について説明する。本実施例2(a)および実施
例2(b)は,次の表に示す条件に基づいてエッチング
処理を行い,上述したウェハWの層間絶縁膜に内径が
0.3μmのコンタクトホールを形成した。
【0026】
【表1】
【0027】その結果,実施例2(a)では,同表に示
すように,高エッチングレートで処理を施すことがで
き,かつ図3(a)に示すように所定形状のコンタクト
ホールを形成することができた。これに対して,実施例
2(b)では,同表に示すように,エッチングレートが
低下し,図3(b)に示すように,コンタクトホールに
アンダカットやボーイングが生じた。
【0028】(C)実施例3および実施例4(高周波電
力の変化) 次に,図4〜図7を参照しながら,コイル154と下部
電極106に印加する高周波電力の電力を変化させた場
合の実施例3(a)〜実施例3(e)と,実施例4
(a)〜実施例4(e)について説明する。まず,図4
および図5を参照しながら実施例3について説明する
と,本実施例3(a)〜実施例3(e)は,次の表に示
す条件に基づいてエッチング処理を行い,上述したウェ
ハWの層間絶縁膜に内径が0.3μmのコンタクトホー
ルを形成した。
【0029】
【表2】
【0030】その結果,実施例3(a)では,同表およ
び図4(a)に示すように,高エッチングレートで所定
形状のコンタクトホールを形成することができたが,こ
れに対して,実施例3(b)〜実施例3(e)では,同
表および図4(b)〜図5(e)に示すように,エッチ
ングレートが低下したり,あるいはコンタクトホールに
アンダカットやボーイングが生じた。
【0031】次に,図6および図7を参照しながら実施
例4について説明すると,本実施例4(a)〜実施例4
(e)は,次の表に示す条件に基づいてエッチング処理
を行い,ウェハWの層間絶縁膜に上記実施例3とは異な
り,内径が0.6μmのコンタクトホールを形成した。
【0032】
【表3】
【0033】その結果,上記実施例3(a)と略同一の
電力で処理を施した実施例4(a)では,同表および図
4(a)に示すように,高エッチングレートで所定形状
のコンタクトホールを形成することができたが,これに
対して,実施例4(b)〜実施例4(e)では,同表お
よび図6(b)〜図7(e)に示すように,エッチング
レートが低下したり,あるいはコンタクトホールにアン
ダカットやボーイングが生じた。
【0034】(D)実施例5(処理室内の圧力雰囲気の
変化) 次に,図8を参照しながら,処理室102内の圧力雰囲
気を変化させた場合の実施例5(a)〜実施例5(c)
について説明する。本実施例5(a)〜実施例5(c)
は,次の表に示す条件に基づいてエッチング処理を行
い,上述したウェハWの層間絶縁膜に内径が0.3μm
のコンタクトホールを形成した。
【0035】
【表4】
【0036】その結果,実施例5(a)では,同表およ
び図8(a)に示すように,高エッチングレートで所定
形状のコンタクトホールを形成することができた。これ
に対して,実施例5(b)〜実施例5(c)では,同表
および図8(b),(c)に示すように,エッチングレ
ートが低下し,コンタクトホールにアンダカットやボー
イングが生じた。
【0037】(E)実施例6(ウェハの温度と高周波電
力と処理室内の圧力雰囲気の変化) 次に,図9〜図11を参照しながら,ウェハWの温度
と,コイル154と下部電極106に印加する高周波電
力と,処理室102内の圧力雰囲気を変化させた場合の
実施例6(a)〜実施例6(f)について説明する。本
実施例6(a)〜実施例6(f)は,次の表に示す条件
に基づいてエッチング処理を行い,上述したウェハWの
層間絶縁膜に内径が0.3μmのコンタクトホールを形
成した。
【0038】
【表5】
【0039】その結果,図9(a)〜図11(f)に示
すように,ウェハWの温度を上昇させると,コイル15
4と下部電極106に印加する高周波電力や,処理室1
02内の圧力雰囲気を変化させた場合でも,エッチング
の異方性を高めることができた。
【0040】(F)実施例7(層間絶縁膜の構成材料の
変化) 次に,図12〜図14を参照しながら,後述するエッチ
ング装置200で異なる有機系低誘電率材料から成る層
間絶縁膜にエッチング処理を施した場合の実施例7
(a)〜実施例7(d)について説明する。まず,図1
2を参照しながら,エッチング装置200の構成につい
て説明する。同図に示すエッチング装置200の処理容
器202内には,処理室204が形成されており,この
処理室204内には,上下動自在なサセプタを構成する
下部電極206が配置されている。下部電極206の上
部には,高圧直流電源208に接続された静電チャック
210が設けられており,この静電チャック210の上
面にウェハWが載置される。さらに,下部電極206上
に載置されたウェハWの周囲には,絶縁性のフォーカス
リング212が配置されている。また,下部電極206
の周囲には,絶縁体214を介して多数の貫通孔216
aを備えた導電性のバッフル板216が設けられてい
る。さらに,バッフル板216は,例えばステンレス製
のベローズ218を介して,接地された処理容器202
と電気的に導通している。また,下部電極206には,
整合器220を介してプラズマ生成用高周波電力を出力
する高周波電源222が接続されている。
【0041】また,下部電極206の載置面と対向する
処理室204の天井部には,多数のガス吐出孔224a
を備えた上部電極224が配置されており,図示の例で
は,上部電極224は,処理容器202の一部を成して
いる。また,ガス吐出孔224aには,上記エッチング
装置100と同様に,ガス供給管126が接続されてい
る。さらに,ガス供給管126には,上記エッチング装
置100と同様に,N2を供給するガス供給源132
と,H2を供給するガス供給源138が接続されている
と共に,さらにバルブ226および流量調整バルブ22
8を介してO2を供給するガス供給源230と,バルブ
232および流量調整バルブ234を介してCH22
供給するガス供給源236が各々接続されている。な
お,上記各ガスは,各処理プロセスに応じて適宜供給さ
れる。
【0042】また,処理容器202の下方には,上記エ
ッチング装置100と同様に,排気管146が接続され
ている。さらに,処理室204の外部には,処理容器2
02の外部側壁を囲うように磁石238が配置されてお
り,この磁石238によって上部電極224と下部電極
206との間のプラズマ領域に回転磁界が形成される。
【0043】そして,当該実施例7(a)〜実施例7
(d)は,次の表に示す条件に基づいてエッチング処理
を行い,ウェハWの層間絶縁膜に,実施例7(a)およ
び実施例7(b)では内径が0.25μm,実施例7
(c)では0.3μm,実施例7(d)では0.26μ
mのコンタクトホールを形成した。なお,同表中,上記
CとFとを含有する樹脂は,C,F含有樹脂とする。
【0044】
【表6】
【0045】その結果,実施例7(a)と実施例7
(c)と実施例7(d)では,N2とH2との混合ガスで
エッチングすることにより,図13(a)と図13
(c)と図13(d)に示すように,アンダカットやボ
ーイングが生じることなく,所定形状のコンタクトホー
ルを形成することができた。また,実施例7(b)で
は,上記混合ガスに,さらにO2とCH22を添加して
エッチングすることにより,図13(b)に示すよう
に,上記所定形状のコンタクトホールを形成することが
できた。これは,層間絶縁膜を構成するBCB中にSi
−O結合が存在するため,上記混合ガスにO2とCH2
2を添加したことにより,エッチング特性が改善された
ためと考えられる。
【0046】以上,本発明の好適な実施の一形態および
実施例について,添付図面を参照しながら説明したが,
本発明はかかる構成に限定されるものではない。特許請
求の範囲に記載された技術的思想の範疇において,当業
者であれば,各種の変更例および修正例に想到し得るも
のであり,それら変更例および修正例についても本発明
の技術的範囲に属するものと了解される。
【0047】例えば,上記実施の形態において,N2
2とArの混合ガスを処理ガスとして採用した構成を
例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定され
るものではなく,例えばN2とH2のみの混合ガスや,あ
るいは上記N2とH2とArの混合ガスにさらにO2や不
活性ガスなどの各種ガスを添加しても,本発明を実施す
ることができる。すなわち,処理ガス中に少なくとも窒
素原子含有気体と水素原子含有気体が含まれていれば,
本発明を実施することができる。
【0048】また,上記実施の形態において,ポリシリ
コン膜層上に有機系低誘電率材料膜層が直接形成された
ウェハを例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に
限定されるものではなく,例えば上記ポリシリコン膜層
と有機系低誘電率材料膜層との間に,Cu膜層が介装さ
れたウェハにエッチング処理を施す場合にも,本発明を
適用することができる。すなわち,本発明にかかる処理
ガスを採用すれば,該処理ガスにO2を添加しなくて
も,所定のエッチング処理を行うことができるので,処
理時に上記Cu膜層が酸化することを防止できる。その
結果,Cu膜層上に酸化防止膜を形成する必要がなく,
被処理体の厚みを相対的に薄くすることができる。
【0049】また,上記実施の形態および実施例におい
て,静電シールドを設けた誘導結合型のエッチング装置
と,処理室内に磁界を形成するエッチング装置を例に挙
げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるもの
ではなく,平行平板型エッチング装置や,マイクロ波型
エッチング装置などの各種プラズマエッチング装置に
も,本発明を適用することができる。
【0050】さらに,上記実施の形態において,ウェハ
に形成された有機系低誘電率材料から成る層間絶縁膜に
コンタクトホールを形成する構成を例に挙げて説明した
が,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,被
処理体に形成された層間絶縁膜にいかなるエッチング処
理を施す場合にも適用することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば,被処理体に形成された
有機系低誘電率材料膜層に対して,高マスク選択比で,
異方性の高いエッチング処理を施すことができるため,
形状制御を容易に行うことができる。また,従来の処理
ガスを用いた場合と略同一エッチングレートで処理を施
すことができる。さらに,本発明を各種プラズマ処理装
置に適用しても,良好なエッチング特性を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なエッチング装置を示す概略
的な断面図である。
【図2】本発明の実施例1を説明するための概略的な説
明図である。
【図3】本発明の実施例2を説明するための概略的な説
明図である。
【図4】本発明の実施例3を説明するための概略的な説
明図である。
【図5】本発明の実施例3を説明するための概略的な説
明図である。
【図6】本発明の実施例4を説明するための概略的な説
明図である。
【図7】本発明の実施例4を説明するための概略的な説
明図である。
【図8】本発明の実施例5を説明するための概略的な説
明図である。
【図9】本発明の実施例6を説明するための概略的な説
明図である。
【図10】本発明の実施例6を説明するための概略的な
説明図である。
【図11】本発明の実施例6を説明するための概略的な
説明図である。
【図12】本発明を適用可能な他のエッチング装置を示
す概略的な断面図である。
【図13】本発明の実施例7を説明するための概略的な
説明図である。
【図14】本発明の実施例7を説明するための概略的な
説明図である。
【符号の説明】
100 エッチング装置 102 処理室 106 下部電極 120,150 高周波電源 122 ガス供給部 122a ガス吐出孔 130,136,142 流量調整バルブ 132,138,144 ガス供給源 152 静電シールド 154 コイル W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 正明 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 (72)発明者 稲沢 剛一郎 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 Fターム(参考) 5F004 AA05 BA13 BA20 BB08 BB13 BB22 BB25 BC03 CA02 DA00 DA15 DA23 DA24 DA25 DA26 DB23 EB01 EB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密な処理室内に処理ガスを導入し,前
    記処理室内に配置された被処理体に形成された有機系低
    誘電率材料膜層に対してエッチング処理を施すプラズマ
    処理方法において,前記処理ガスは,少なくとも窒素原
    子含有気体と水素原子含有気体との混合ガスであること
    を特徴とする,プラズマ処理方法。
  2. 【請求項2】 前記窒素原子含有気体は,N2であり;
    前記水素原子含有気体は,H2であることを特徴とす
    る,請求項1に記載のプラズマ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記混合ガスの前記N2と前記H2との流
    量比(H2/(N2+H2))は,実質的に0.2〜0.
    9に設定されることを特徴とする,請求項2に記載のプ
    ラズマ処理方法。
  4. 【請求項4】 前記混合ガスには,Arが添加されるこ
    とを特徴とする,請求項2または3のいずれかに記載の
    プラズマ処理方法。
  5. 【請求項5】 前記混合ガスには,Arが添加され;前
    記N2と前記H2と前記Arとの流量比(Ar/(N2
    2+Ar))は,実質的に0.7〜0.8に設定され
    ることを特徴とする,請求項2に記載のプラズマ処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記有機系低誘電率材料膜層は,前記被
    処理体に形成されたCu膜層上に形成されることを特徴
    とする,請求項2,3,4または5のいずれかに記載の
    プラズマ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記有機系低誘電率材料膜層は,ポリオ
    ルガノシロキサン架橋ビスベンゾシクロブテンから成
    り;前記混合ガスには,O2とCH22とが添加される
    ことを特徴とする,請求項2に記載のプラズマ処理方
    法。
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