JP2000033918A - 包装機 - Google Patents

包装機

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JP2000033918A
JP2000033918A JP10203559A JP20355998A JP2000033918A JP 2000033918 A JP2000033918 A JP 2000033918A JP 10203559 A JP10203559 A JP 10203559A JP 20355998 A JP20355998 A JP 20355998A JP 2000033918 A JP2000033918 A JP 2000033918A
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JP
Japan
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film
heater block
gusset
guide
sealing
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JP10203559A
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Shigeki Matsuoka
茂樹 松岡
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Ogiwara Seiki KK
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Ogiwara Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きさの異なるフィルムをガゼットシールす
る場合に、ガゼット装置の位置決めを自動的に行える包
装機を提供する。 【解決手段】 筒状のフィルム31を挟んで対向して配
設された一対のガイドポスト74と、フィルム31を挟
んで一方の側にガイドブッシュ86を介してガイドポス
ト74に移動自在にガイドされた第1のヒータブロック
82と、フィルム31を挟んで他方の側にガイドブッシ
ュ92を介してガイドポスト74に移動自在にガイドさ
れた第2のヒータブロック84と、第1のヒータブロッ
ク82もしくは第2のヒータブロック84が変更された
シール位置へ移動すると、対応するガイドブッシュ8
6,92により取付部94が押圧されて、シール位置に
対応する位置まで自動的にガイドポスト上を移動される
一対のガゼット装置88とを具備することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り曲げられた長
尺フィルムの両端縁部を重ね合わせてシールして筒状の
フィルムに形成したのち、被包装物が収容された筒状の
フィルムを長手方向と直交する方向に、各被包装物ごと
に分割してシールする包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】食品等の被包装物をフィルムによって包
装する場合、連続して筒状に形成され、既に内部に被包
装物が収容されているフィルムを被包装物の長さごとに
開口側をシールして切断する包装機によって包装が行わ
れることが多い。また、このような包装機において、筒
状のフィルムの開口側近傍の側面を内方に折り込んだガ
ゼットシールが行われることによって、シール部分のフ
ィルムのだぶつきを防ぎ、包装を綺麗に見せることがで
きる。図18に、従来の包装機においてガゼットシール
を行うガゼット装置およびシール装置を示す。筒状に形
成されたフィルム10内には、既に被包装物(図示せ
ず)が収容されており、コンベアベルト11上を矢印A
方向に移送されている。シール装置12は、フィルム1
0の上方から移送方向Aに対して横方向にシールする上
ヒータブロック13と、フィルム10に対して上ヒータ
ブロック13に対向して配置されている下ヒータブロッ
ク14とから構成される。各ヒータブロック13,14
は互いに接近してフィルム10を挟み込んでフィルム1
0の開口側(移送方向に対して上流側)をシールする。
また、上ヒータブロック13には、シールした部分でフ
ィルム10を切断するためのカッター(図示せず)が設
けられており、シールと同時にフィルム10を切断して
個々の包装物に形成する。
【0003】ガゼット装置15は、フィルム10の両側
面を押圧するように2台設けられており、フィルム10
の移送方向に対して直交する方向に突出入可能なガゼッ
ト16を有している。ガゼットシールは、フィルム10
の高さ方向の中央で行われるとシールの強度もよく、且
つシール部分の見た目も良くなるので、ガゼット装置1
5,15は、ガゼット16がフィルム10の高さ方向の
中央に位置するように設けられている。また、ガゼット
16は2本の爪部16aから成り、2つのガゼット16
が突出して当接すると、フィルム10を挟んで対向する
爪部16a同士が当接して、ほぼ長方形の空隙が形成さ
れる。各ヒータブロック13,14は、この2台のガゼ
ット16が動作してフィルム10の両側面を折り込んだ
際に、爪部16a同士によって形成された空隙に上下方
向から突入する。このようにして、連続して筒状に形成
されているフィルム10を被包装物ごと個別にガゼット
シールによって包装することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにガゼッ
トシールは、フィルムの径の高さ方向の中央で行われる
とシールの強度もよく、且つシール部分の見た目も良く
なるので好適である。しかしながら従来の包装機では、
大きさの異なる被包装物を包装する場合、すなわち筒状
の径の大きさが異なるフィルムをガゼットシールする場
合には、上下各ヒータブロックから成るシール装置全体
と、ガゼット装置とでは別個独立に上下動させていたの
で、ガゼットシールを行う位置の設定に手間がかかると
いった課題があった。特に、ガゼット装置はシール装置
と違ってシール動作の際に上下動動作が行われないの
で、その上下動については容易に位置設定をすることが
困難であった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点を解決すべく
なされ、その目的とするところは、大きさの異なるフィ
ルムをガゼットシールする場合に、ガゼット装置のシー
ル位置への移動を自動的に行えるように位置決めする包
装機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、本発明に係る包
装機によれば、折り曲げられた長尺フィルム内に送り込
み装置によって被包装物を送り込んだ後、該折り曲げら
れた長尺フィルムの両端縁部を重ね合わせてシールし、
筒状のフィルムに形成する縦シール部と、該被包装物が
収容された筒状のフィルムを長手方向と直交する方向
に、各被包装物ごとにシールする横シール部とを備える
包装機において、前記横シール部は、前記被包装物が収
容された筒状のフィルムを挟んで対向して配設された一
対のガイドポストと、前記フィルムを挟んで一方の側
に、ガイドブッシュを介して前記両ガイドポストに移動
自在にガイドされた第1のヒータブロックと、前記フィ
ルムを挟んで他方の側に、ガイドブッシュを介して前記
両ガイドポストに移動自在にガイドされ、互いに接近す
る方向に移動された際に第1のヒータブロックとの間で
フィルムの横シールを行う第2のヒータブロックと、前
記第1のヒータブロックと第2のヒータブロックとを接
離動させる駆動部と、前記フィルムの横シールすべき個
所の両側方に位置して、前記各ガイドポストに取付部を
介して移動可能に固定配置され、横シール時にフィルム
方向に突出してフィルム側部を内方に向けて折り込むガ
ゼットを有する一対のガゼット装置とを具備し、シール
すべきフィルムの大きさが変更され、前記第1のヒータ
ブロックと第2のヒータブロックとの最接近位置たるシ
ール位置が変更された際、前記両ガゼット装置は、前記
第1のヒータブロックもしくは第2のヒータブロックの
変更された位置への移動中に、対応する前記ガイドブッ
シュにより前記各取付部が押圧されて、フィルムのシー
ル位置に対応する位置まで自動的にガイドポスト上を移
動されることを特徴としている。この構成を採用するこ
とによって、違う大きさのフィルムをシールする際、シ
ール位置を変更する場合であってもガゼット装置のシー
ル位置への移動を自動的に行うことができ、且つ位置決
め精度が正確である。また、前記各ガゼット装置の取付
部は、前記各ガイドポストの外径よりも大径の内径を有
する円筒部と、該円筒部の内壁に設けられ、前記ガイド
ポストの外壁面に圧接するOリングとを具備するので、
各ガゼット装置の取付部は、押圧することで容易にガイ
ドポスト上を移動することができ、しかも移動後には他
から力が加わらない限りその位置が変わらないように固
定されることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、図1に包
装機の全体の側面を示し、包装機の全体の概略と機能の
概略から説明する。包装機30は、コイル状に巻回され
たロールフィルム32が載置される載置部34と、載置
部34から長尺フィルム31(以下、単にフィルムとい
う)を移送方向(矢印B方向)へ引き出して断面がU字
状になるように両端部を折り曲げて形成した後にU字状
のフィルム31の折り曲げた端部を重ね合わせてシール
して筒状に形成する縦シール部36と、筒状のフィルム
を被包装物の長さごとにガゼットシールして切断する横
シール部38とから構成されている。なお、被包装物
は、U字状に形成されたフィルム31内に所定間隔を開
けて、送り込み装置(図3)によってフィルム移送方向
の上流側から収納される。
【0008】次に、各機構についての詳細を作用と共に
説明する。まず、載置部およびフォーマー54の拡大図
を図2に示す。ロールフィルム32を載置する載置部3
4には、フィルムの引き出し方向に対して直交する方向
に軸線を有し、ロールフィルム32の外周に接してロー
ルフィルム32を回転させる2本のローラ40,40が
設けられている。また、載置部34には、モータ42が
設けられており、モータ42の回転出力が各ローラ4
0,40に伝達されるようにモータ42の駆動軸からロ
ーラ40,40に駆動ベルト44がかけわたされてい
る。このようにロールフィルム32は、2本のローラ4
0,40上に載置されているので、ロールフィルム32
から次々とフィルム31が引き出されてロール径が小さ
くなった場合であっても、モータ42の回転速度を変え
ずに一定の量のフィルム31を引き出すことができる。
【0009】46は、ロールフィルム32の側面を押さ
える押さえロッドである。押さえロッド46は、ロール
フィルム32の両側面にそれぞれ設けられ、ロールフィ
ルム32が回転していくうちに左右にずれていってしま
うことを防ぐことができる。この押さえロッド46は、
ロールフィルム32の幅に合わせて互いの距離を自在に
設定できるようにすると好適である。さらに、載置部3
4全体は、フィルムの引き出し方向に対して直交する方
向(紙面に対して垂直方向)に全体が移動可能に機枠4
1に設けられている。載置部34の上方には、引き出し
たフィルム31をU字状に折り曲げるフォーマー54が
位置するが、新しいロールフィルム32をセットする際
には載置部34をフォーマー54の側方に引き出すによ
りフォーマー54が空間的に邪魔にならず、載置部34
にロールフィルム32を容易にセット可能となる。ここ
で、機枠41は、包装機30全体を支える基台141の
図1の右側に設けられた枠体である。
【0010】ロールフィルム32から引き出されたフィ
ルム31は、複数の固定ローラ48の間をかけわたされ
た後、上下動ローラ50にかけわたされる。この上下動
ローラ50は、常時は下方に位置しているがフィルム3
1にテンションがかかると上方へ引っ張られる。この上
下動ローラ50は、載置部34のモータ42の作動スイ
ッチと連動しており、フィルム31が移送方向に引っ張
られて所要距離上昇すると上記作動スイッチがオンさ
れ、モータ42が回転するように接続されている。この
ような構成に設けたので、フィルム31が、常時ほぼ一
定のテンションを保つようにして引き出され、たるみや
延び等を防ぐことができる。
【0011】上下動ローラ50にかけわたされたフィル
ム31は、複数の固定ローラ49間をかけわたされた
後、フォーマー54に移送される。フォーマー54は、
包装機30の筐体56の上流側に設けられており、下フ
ォーマー54aと上フォーマー54bから成る。下フォ
ーマー54aに沿って移送されてきたフィルム31は、
上フォーマー54bとの間で折り返されると共に上フォ
ーマー54bのフィルム31の幅よりも幅狭の溝間に入
れ込まれ、両端部が折り曲げられてU字状に形成され
る。
【0012】図3に送り込み装置59を示す。送り込み
装置59は、被包装物を、フォーマー54によってU字
状に折り曲げられたフィルム31内に、フィルム31の
移送方向に対して上流側から所定の間隔をおいて送り込
むために、図1または図2のフォーマー54の右方(フ
ィルム31の移送方向Bの上流側)に設置される(図
1,図2では図示せず)。送り込み装置59は、2台の
コンベア68,68が対向して、V字状の搬送路70が
形成されている。搬送路70の下流側端部には、搬送路
70の端部を塞ぐ閉塞装置72が設けられている。閉塞
装置72は、搬送路70の出口を塞ぐ閉塞板71を有し
ている。この閉塞板71が上下動して搬送路70の出口
を開閉可能とすることによって、筐体56上のU字状の
フィルム31内に被包装物をフィルム31内に所定のタ
イミングで送り込むことができる。すなわち、被包装物
は搬送路70上に載置されて搬送路70の出口に向けて
搬送される。被包装物が出口に到着すると、この被包装
物が閉塞板71を押圧する。閉塞板71が搬送方向に押
圧されることによって、図示しないセンサスイッチがこ
れを感知し、これにより回動アーム73が回動して閉塞
板71が上方へ移動させられる。上昇した閉塞板71は
直ぐに下降して再度搬送路70を閉塞する。なお、閉塞
板71の開閉タイミングは、後述するようにフィルム3
1の移送速度に連動して制御される。
【0013】図4に、上フォーマー54bの下流側に設
けられている縦シール部36を示す。縦シール部36
は、U字状に形成されたフィルム31の端縁部を重ね合
わせてシールし、フィルム31を筒状に形成する装置で
あり、重ね合わせた両端縁部のずれを検出して矯正する
矯正部36aと、矯正された両端縁部を挟み込んでシー
ルすると共にフィルム31を駆動するシール部36b
と、矯正部36aの上流側に設けられ、フィルム31の
上面を押さえる押さえ板60とから構成されている。こ
こでは、まず図5、図6および図7に基づいて矯正部3
6aについて説明する。矯正部36aは、重ね合わされ
るフィルム31の両端縁部のずれを検出するずれ検出部
43と、実際にずれを矯正するためのフィルム31の端
縁部を挟んで設けられている矯正ローラ62a,62
b、および揃えて合わせられたフィルム31の端縁部を
挟み込んで保持する保持ローラ61a,61bより構成
されている。
【0014】ずれ検出部43は、矯正ローラ62a,6
2bよりも上流側に設けられ、フィルム31の各端縁部
31a,31bが所定の位置からずれていないかどう
か、すなわち、後述するヒータ66よりも下降していな
いかどうかを検出することができる。このずれ検出部4
3は、光センサ47a,47bと遮光部63とから構成
されている。各光センサ47a,47bは、光を照射す
る照射部と光を受光する受光部とを有している(図示せ
ず)。光センサ47a,47bは、フィルム31の各端
縁部31a,31bの外側から各端縁部31a,31b
へ光を照射可能な位置に取り付けられている。遮光部6
3は、押さえ板60の中央部に移送方向に沿って取り付
けられている遮光板69の先端部に取り付けられ、フィ
ルム31よりも光を反射しにくい材質から形成されてい
る。このような遮光部63の材質としては、ウレタンス
ポンジ等を用いると好適である。また、遮光部63の上
端部は、ずれが生じていないフィルム31の端縁部31
a,31bと同じ高さか若しくは上方に位置している。
【0015】フィルム31の各端縁部31a,31bの
上端縁部が揃っていてずれていなければ、各光センサ4
7a,47bから照射されている光は、フィルム31の
各端縁部31a,31bで反射され、反射光が光センサ
47a,47bの受光部で検出される。これにより、フ
ィルム31の各端縁部31a,31bは正常に移送され
ていることが判断される。しかし、一方の端縁部が下降
して所定の位置からずれてしまった場合、フィルム31
の端縁部側に設けられている光センサが照射した光は、
遮光部63に照射され、反射光が生じにくくなる。これ
により、ずれ検出部43はフィルム31の端縁部がずれ
たことを確実に検出することができる。
【0016】図6に矯正ローラの動作の説明図を示す。
ここでは、矯正ローラの動作の一例として矯正ローラ6
2aの回転軸65aを、フィルム31の移送経路に対し
て上流方向へ傾斜させている(図6の一点鎖線)。回転
軸65aのこのような傾斜により、矯正ローラ62a
は、移送経路に対して所定の角度を保って回転するよう
になる。これによってフィルム31の端縁部31aは、
図6の矢印C方向へ向く力を矯正ローラ62aより受
け、矢印C方向へ移送方向が変換される。このため、フ
ィルム31の端縁部31aが所定の位置よりも下降して
ずれてしまったときであっても、フィルム31の端縁部
31aは、矯正ローラ62aによって移送方向が矢印C
に変換されて上昇するのでずれが矯正させられる。この
後、フィルム31の端縁部31aが所定の位置まで上昇
させられ、ずれが矯正されたことがずれ検出部43によ
って検出されると、矯正ローラ62aを通常の位置であ
る回転軸65aが鉛直方向に向く位置(図6の実線位
置)へ戻し、フィルム31の端縁部31aは通常の移送
経路方向Bに移送される。なお、矯正ローラ62aの回
転軸65aを上述してきた向きと逆向き、すなわち、回
転軸65aが移送経路に対して下流を向くように傾斜可
能に設けてもよい。このようにすれば、フィルム31の
端縁部31aは、矢印D方向へ向く力を矯正ローラ62
aより受けるので、フィルム31の端縁部31aが所定
の位置よりも上昇してずれてしまった場合に、矯正ロー
ラ62aがフィルム31の端縁部31aを引き下げてず
れを矯正することができる。
【0017】次に、上述してきた矯正ローラの取り付け
構造について説明する。なお、矯正ローラ32aと32
bとでは、構成する部材がフィルム31を挟んで対称の
位置にあるのみであって基本的な構造は同じであるの
で、構造については、矯正ローラ62bについてのみ説
明して62aについては省略する。矯正ローラ62b
は、フィルム31を跨いで設けられた固定枠51の一方
側に、可動板53を介して取り付けられている。可動板
53は、正面側からみるとT字状に形成された部材であ
って、矯正ローラ62bはT字の水平部分に取り付けら
れる。すなわち、矯正ローラ62bは、上端部が雄ねじ
部に形成された回転軸65bがナット55によって可動
板53に固定されることで、回転軸65bがフィルム3
1の移送経路に対して直交する方向を向くように設けら
れる。また、可動板のT字の軸部53aには、フィルム
31の外側からフィルム面に対して垂直方向に向かうエ
アシリンダーのロッド57の先端が軸着されている。こ
のため、可動板53は、エアシリンダーのロッド57を
中心として回動することができる。
【0018】可動板53の上面と、可動板の上方の固定
枠51との間にわたって、付勢部材であるスプリング3
9が取り付けられている。このスプリング39は常時可
動板53を上方に付勢している。さらに、固定枠51に
は、ロッド64aが下方に伸びるようにエアシリンダー
64が設けられている。このエアシリンダー64は、可
動板53の上面を押圧することによって可動板53を回
動させるために設けられており、取り付け位置が、エア
シリンダーのロッド57が軸着されている位置よりも上
流側となるような構造である。すなわち、エアシリンダ
ー64を動作させることによって、ロッド64aが可動
板53をスプリング39の付勢力に逆らって押し下げ、
エアシリンダーのロッド57の中心として矯正ローラ6
2bの回転軸65bがフィルム31の移送経路の上流側
に傾くように回動させる。ロッド57が可動板の傾斜の
回動軸となっているエアシリンダーは、ロッドを57伸
ばして可動板53がフィルム31の端縁部31b方向へ
向かうようにエアが供給されている。このため、矯正ロ
ーラ62bはフィルム31の端縁部31bを挟んで矯正
ローラ62bを押圧することになるので、重ね合わせら
れたフィルム31の端縁部を押さえつけることができ
る。
【0019】次に、シール部36bについて説明する。
シール部36bは、矯正部36aの下流側に設けられ、
揃えて合わせられたフィルム31の両端縁部31a,3
1bを連続してシールする部位である。駆動ローラ6
4,64は、フィルム31の移送方向に対して平行に回
転することができるように、その回転軸67を、筐体5
6の上方に位置する上枠板75から下方に向けて取り付
けられ、フィルム31の上端縁部を挟み込んで移送方向
に駆動する。また駆動ローラ64の下流側には、ヒータ
66,66が設けられている。ヒータ66は、駆動ロー
ラ64や矯正ローラ62などと同様なローラ状に形成さ
れており、フィルムの移送方向に対して平行に回転する
ことができるように、その回転軸45を上枠板75から
下方に向けて取り付けられ、フィルム31の上端縁部を
挟み込んで回転しながらシールする。このため、U字状
のフィルム31の端縁部を連続してシールすることがで
きる。
【0020】次に、ガゼットシールを行う横シール部3
8の概要について図8に基づいて説明する。また、図9
には、上下ヒータブロックの側面の概略を示す。横シー
ル部38は、上下フレーム78a,78bおよび左右両
フレーム78c,78dによって箱型に形成されたフレ
ーム78内部に上下各ヒータブロック82,84、ガイ
ドポスト74,74、ガゼット装置88,88が収納さ
れている。ガイドポスト74,74は、それぞれ筒状の
フィルム31が移送されるコンベアベルト76の左右両
側において、上下フレーム78a,78b間にわたって
立設されている。ガイドポスト74,74にガイドされ
てシール装置上下各ヒータブロック82,84が上下動
自在に設けられている。上ヒータブロック82は、左右
のガイドポスト74,74にわたって設けられている上
固定板87に取り付けられている。すなわち、上固定板
87は、ガイドポスト74,74上を摺動可能に設けら
れているガイドブッシュ86,86によってガイドポス
ト74,74に取り付けられ、ガイドポスト74,74
に沿って上下動する。
【0021】上ヒータブロック82の上面には上方に向
けてロッド116,116が立設されており、このロッ
ド116,116が上固定板87を貫通してその先端同
士が固定バー77によって互いに接続されている。この
ような、ロッド116,116は、上固定板87に対し
て摺動可能である。また、上ヒータブロック82と上固
定板87の間において、ロッド116,116の周囲に
は圧縮スプリング118,118が装着されている。図
9に示す上ヒータブロック82の概略のように、上ヒー
タブロック82内部には、カッター83が収納されてい
る。カッター83は、上ヒータブロック82の幅方向に
延び、フィルム31の移送方向の前後方向の中央に位置
する溝部81内に収納されている。カッター83の上面
にはロッド119,119が立設されており、上固定板
87に摺動可能に取り付けられている。カッター83の
刃先は、常時は上ヒータブロック82内に収納されたま
まであり、上ヒータブロック82と下ヒーターブロック
84とが互いに当接してシール動作が行われる際にはじ
めて上ヒータブロック82から突出する。すなわち、フ
ィルム31を上ヒータブロック82と下ヒーターブロッ
ク84とによって、上下方向から挟み込むと、圧縮スプ
リング118,118が圧縮されて上ヒータブロック8
2の下面82aからカッター83が突出するのである。
なお、カッター83の上面と上固定板87の下面との間
にも、ロッド119,119の周囲に圧縮スプリング1
17,117が装着されている。圧縮スプリング11
7,117が設けられていることによって、カッター8
3が誤ってフィルム31以外の固いものを切断しようと
すると、圧縮スプリング117,117が圧縮されてカ
ッター83が上昇する。このように、固いものを切断し
ないようにしてカッター83が上昇するので、カッター
83の刃の欠け等を防ぐことができる。
【0022】下ヒータブロック84の下面には、下方に
向けてロッド93,93が立設されている。このロッド
93,93は、下固定板90に対して摺動可能に取り付
けられている。下固定板90は、左右のガイドポスト7
4,74にわたって、ガイドポスト74,74上を摺動
可能に設けられているガイドブッシュ92,92によっ
て取り付けられ、ガイドポスト74,74に沿って上下
動する。
【0023】各ヒータブロック82,84は、側面から
みると六角形状に形成されている金属製の部材である。
上ヒータブロック82の底面82aには、カッター83
が収納されている溝部81を挟んでフィルム31の移送
方向に対して前後2か所に、シリコンゴム製のシートを
貼り付けた高さ1.5mm程度の緩衝部材89,89が
形成されている。下ヒータブロック84の上面84aの
前記緩衝部材89,89に対応する位置には、シール突
起91,91が設けられている。このシール突起91,
91は、下ヒータブロック84と一体の金属で形成され
ている。また、下ヒータブロック84には、上ヒータブ
ロック82の下面82aから突出したカッター83の刃
先を収納すべく凹部97が形成されている。上ヒータブ
ロック82の底面82aと、下ヒータブロック84の上
面84aを除くその他の面には、弾性部材である発泡シ
リコンゴム101が貼り付けられている。この発泡シリ
コンゴム101は、それぞれのヒータブロック82,8
4の底面82aおよび上面84aと各側面との間のエッ
ジ部103を覆うようにして貼り付けられている。かか
る発泡シリコンゴム101は、熱伝導性が低いため、ヒ
ータブロック82,84の周囲を覆うことによって、ヒ
ータブロック82,84の底面82aおよび上面84a
以外の部位の表面温度を下げ、フィルム31がヒータブ
ロック82,84の底面82aおよび上面84a以外の
部位(特に、接触しやすいエッジ部103)に接触した
際の溶断を防ぐことができる。すなわち、上下各ヒータ
ブロック82,84に発泡シリコン101を貼り付ける
ようにしたことでシールの際のシール不良を削減でき
る。
【0024】図10に、上下ヒータブロック82,84
のシール動作について示す。シールは、各ヒータブロッ
ク82,84がフィルム31の高さ方向の中央部分で当
接することによって施される。また、各ヒータブロック
82,84には、シール突起91と緩衝部材89が設け
られているので、シールは、この互いに当接するシール
突起91と緩衝部材89とが当接してカッター83を挟
んで移送方向に対して前後2か所で施される。カッター
83は、シールされた後に、上ヒータブロック82の底
面82aから突出して、各シール突起91と緩衝部材8
9とによってシールした部位の中央を切断する。このた
め、フィルム31をシールすることととほぼ同時にフィ
ルム31の切断も行える。このようにして、フィルム3
1は、先のシール動作でシールされた下流側と今回のシ
ール動作でシール・切断された上流側とで閉塞された包
装体33に形成される。また、緩衝部材89を設けたの
は、次のような理由による。すなわち、シールすべきフ
ィルム31が場所によって枚数に偏りがある場合(例え
ば、ガゼット装置88によって折り込まれた部位の有無
や、縦シール部36によってシールされた部位の有無)
には、シール突起91との間に挟まれるフィルム31の
厚さが異なってくるため、このような部分的に異なる厚
さのフィルム31であっても上下ヒータブロック82,
84間で挟まれる際の圧力を均等にかけることができ、
シールを良好に行うことができる。なお、シリコンゴム
製の緩衝部材89は、上ヒータブロック82に設けるこ
とに限られず、下ヒータブロック84に形成してもよ
い。この場合には、上ヒータブロック82に、上ヒータ
ブロック82と一体に形成された金属製のシール突起を
形成するようにする(図示せず)。
【0025】続いて、ガゼット装置について説明する。
2台のガゼット装置88,88は、取付部94,94に
よってガイドポスト74,74に移動可能に取り付けら
れている。ガゼット装置88,88は、従来の技術で説
明したものと同様のガゼット16を有している。取付部
94の断面を図11に示す。取付部94は、内部にガイ
ドポスト74、74より大径に形成された内壁面96を
有しており、この内壁面96内にガイドポスト74、7
4の外壁面に圧接するOリング98が複数個設けられて
いる。取付部94がこのような構成を有しているので、
ガゼット装置88は、外部から力を加えた場合にはガイ
ドポスト74、74上を移動することができ、力を加え
ることを止めるとその位置で停止し、移動しないように
することができる。すなわち、ガゼット装置88,88
は通常は自身の重量等では下降したりすることがなくガ
イドポスト74に固定された状態でいる。
【0026】次に、上述した上下各ヒータブロック8
2,84を含むシール装置80全体の動作を説明する。
まず、コンベアベルト76によって移送されてきたフィ
ルム31の所定の部位でガゼット装置88が作動し、ガ
ゼット16をフィルム31方向に突出させ、シールが行
われるフィルム31近傍の側面が内方に折り込まれる。
このとき、両ガゼット16,16はフィルムを挟んで対
向する爪部16a(図18)同士が当接して、ほぼ長方
形の空隙が形成される(図示せず)。この長方形の空隙
内に上下ヒータブロック82,84が進入してフィルム
31を各ヒータブロック82,84の間に挟むことによ
ってガゼットシールが行われる。
【0027】図12に上下ヒータブロック82,84を
上下動させる駆動部80について示す。上下ヒータブロ
ック82,84の上下動動作は、エアシリンダー100
のロッド102の突出入動作によって以下のように行わ
れる。ロッド102端部は回動シャフト104を回動さ
せるように回動シャフト104に固定されている揺動板
106の先端に回動可能に連結されている。回動シャフ
ト104と、上ヒータブロック82が設けられている上
固定板87との間は、回動シャフト104に固定されて
いる揺動板110の先端に一端が軸着され、他端が上固
定板87に軸着されたリンク108によって連結されて
いる。また、回動シャフト104と、下ヒータブロック
84が設けられている下固定板90との間は、回動シャ
フト104固定されている揺動板112の先端に一端が
軸着され、他端が下固定板90に軸着されたリンク11
4によって連結されている。
【0028】上記のような構成により、シリンダー10
0がロッド102の突出動作をすると、ロッド102の
先端が揺動板106を矢印E方向へ回動させる。これに
よって回動シャフト104が矢印E方向に回動すると、
それに伴って揺動板110が矢印E方向に回動してリン
ク108を下降させる。このため、上固定板84がリン
ク108によってガイドポスト74,74に沿って下降
させられる。同時に、回動シャフト104が矢印E方向
へ回動すると、それに伴って揺動板112が矢印E方向
に回動してリンク114を上昇させる。このため、下固
定板90がリンク114によってガイドポスト74,7
4に沿って上昇させられる。上記動作により、上下各ヒ
ータブロック82,84は、筒状のフィルム31の高さ
方向のほぼ中央で互いに当接し、フィルム31をシール
する。シールを終了させるには、ロッド102を縮めて
回動シャフト104を矢印E方向とは反対方向に回動さ
せる。これに伴って、揺動板110および揺動板112
も矢印E方向とは反対方向に回動し、リンク108を上
昇させると同時にリンク114を下降させる。このよう
にして、上下各ヒータブロック82,84は、互いに離
間してシール動作が終了する。
【0029】なお、シール位置(上下各ヒータブロック
82,84の当接位置)の高さ変更は、回動シャフト1
04を、フレーム78内においてリンク108,114
ごと上下動させることによって、行うことができる。す
なわち、回動シャフト104は、シャフト固定板105
に軸線を中心として回転可能に設けられており、このシ
ャフト固定板105はガイドポスト74,74間にわた
って、ガイドポスト74,74上を上下動自在に取り付
けられている。また、このシャフト固定板105には、
上フレーム78aに回転自在に取り付けられ、ハンドル
107によって回転されるボルト107aが螺合してい
る。したがって、ハンドル107を回転させることによ
って、シャフト固定板105が上フレーム78aに対し
て接離動するように上下動する。これに伴って、上下各
ヒータブロック82,84が上フレーム78aに対して
接離動するように上下動するので、シール位置の高さ方
向の位置を変更することができる。すなわち、フィルム
31内に収納する被包装物の大きさが異なる場合には、
ハンドル107を回転させることで、シール位置を、フ
ィルム31の高さ方向のほぼ中央とするように調節する
ことが容易に行うことができる。
【0030】また、上述したシール位置の高さ方向の位
置変更は、回動シャフト104をリンク108,114
と共に上下動させることで行われるので、ガイドポスト
74,74に設けられているガゼット装置88,88
は、上記動作では上下動せず、位置調節ができない。ガ
ゼット装置88,88の位置変更は、下記のようにして
行われる。まず、上述した方法によって上下ヒータブロ
ック82,84の高さ方向の位置を変更しておき、その
まま、ガゼット装置88,88の位置変更を行わないま
まシール動作を行う。すると、上昇する下固定板90の
ガイドブッシュ92,92の上端部がガゼット装置8
8,88の取付部94,94の下端部に当接して、ガゼ
ット装置88,88を上昇させるか、もしくは、上固定
板87のガイドブッシュ86,86の下端部がガゼット
装置88,88の取付部94,94の上端部に当接し
て、ガゼット装置88,88を下降させる。このように
して、ガゼット装置88,88は、取付部94,94
が、互いに接近しようとするガイドブッシュ86,86
とガイドブッシュ92,92の間に挟まれて移動するの
で自動的に位置変更が行われる。なお、ガゼット装置8
8,88の取付部94,94は、各ガイドブッシュから
加えられていた力が加えられなくなるとガイドポスト7
4,74上を移動せずにその位置で停止するので、再度
シール位置の変更を行うまでは、その高さ位置は維持さ
れ、自重等では移動しない。このように、シール位置を
変更する場合のガゼット装置の位置決めは、既に高さ方
向の位置を変更済の上下ヒータブロック82,84のシ
ール動作を1回行うだけで、自動的に且つ正確に行われ
る。
【0031】ここまでは、主に上下ヒータブロック8
2,84の上下動動作について説明してきた。以下、横
シール部38内でのフィルム31の移送と、横シール部
38がフィルム31の移送方向にフィルム31と共に移
動する点について説明する。図13(a)〜(c)に、
コンベアベルト76の動作の概略を示す。なお、ここで
は、横シール部38については省略して図示している。
コンベアベルト76は、縦シール部36の駆動ローラ6
4によって移送されてきたフィルム31の下面に設けら
れ、ガゼットシールされる前のフィルム31と、ガゼッ
トシール終了後の包装体33を移送させるものである。
このようなコンベアベルト76は、基台141のプレー
ト125上に設けられている(図1、図14)。コンベ
アベルト76は、4本の固定ローラ136、137、1
38、139によって全体が形作られている。さらに上
下各ヒータブロック82,84が存する部位において
は、ローラ136,138と同じ高さにあってフィルム
31が載置されるコンベアベルト76の上面を形成する
と共に上下各ヒータブロック82,84を挟んで前後に
位置する移動ローラ128,130と、この移動ローラ
128,130と同様に上下各ヒータブロック82,8
4を挟んで前後に位置すると共に移動ローラ128,1
30よりも下方に位置する下部ローラ132,134と
が設けられている。コンベアベルト76は、これら移動
ローラ128,130と下部ローラ132,134との
間をかけわたされることによって側面からみてコンベア
ベルト76の上面が下方側にわたされた凹部126が凹
設される。この凹部126内に、下固定板90および下
ヒータブロック92がフィルム31よりも下方に位置す
るように配置されている(図12)。
【0032】移動ローラ128,130と下部ローラ1
32,134は、横シール部38の左右両フレーム78
a,78b間にわたって軸線を中心に回転可能に軸着さ
れている。このため、凹部126は、横シール部38が
フレーム78ごとフィルム31の移送方向に移動するこ
とで横シール部38と共に移動可能である(横シール部
38全体の移動構造については後述する)。すなわち、
凹部126は、コンベアベルト76内の、常に所定の場
所に形成されているわけではなく、移動ローラ128,
130と下部ローラ132,134が移動することによ
って、その形状を維持したまま移送方向に移動する。
【0033】次いで、コンベアベルト76の駆動につい
て説明する。固定ローラ136,138は、内部にワン
ウェイクラッチが組み込まれており、フィルム31を移
送する方向(図13の矢印F方向)には回転する(以
下、正転という)が、逆転はできないような構造に設け
られている。また、移動ローラ128,130には、上
述した固定ローラ136,138とは回転方向が逆にな
るようにワンウェイクラッチが組み込まれている。すな
わち、逆転は可能であるが正転ができないような構造で
ある。このため、図12の(a)〜(b)に示すよう
に、移動ローラ128,130と下部ローラ132,1
34とがフィルム31の移送方向(図13の矢印F方
向)へ移動すると、正転する固定ローラ136と回転し
ない(逆転しかできない)移動ローラ128との間に存
するコンベアベルト76aは、固定ローラ136と移動
ローラ128との間の距離が縮まるように矢印F方向へ
駆動される。同様に、正転する固定ローラ138と回転
しない(逆転しかできない)移動ローラ130との間に
存するコンベアベルト76bは、固定ローラ138と移
動ローラ130との間の距離が広がるように矢印F方向
へ駆動される。このため、凹部126がフィルム31の
移送方向(矢印F方向)に移動中は、コンベアベルト7
6上に載置されているフィルム31は、コンベアベルト
76aおよび76bの駆動によって移送されるのであ
る。
【0034】さらに、凹部126の左側への移動後に
は、凹部126を元の位置に戻すように移動させる。す
なわち、図12の(c)のように、移動ローラ128,
130と下部ローラ132,134とを矢印G方向(フ
ィルム31の移送方向上流側)へ移動させると、回転し
ない(正転しかできない)固定ローラ136と逆転する
移動ローラ128との間では、移動ローラ128が回転
して凹部126側へコンベアベルト76aが送られるの
みであって、コンベアベルト76aは駆動されない。同
様に、回転しない(正転しかできない)固定ローラ13
8と逆転する移動ローラ130との間では、移動ローラ
130が回転して凹部126側へコンベアベルト76b
を送るのみであるので、コンベアベルト76bは駆動さ
れない。このようにして、凹部126がフィルム31の
移送方向に逆らって移動する際には、コンベアベルト7
6は駆動されず、先端にガゼットシールが施されたフィ
ルム31や包装体33は元の位置にまで戻されることは
ない。
【0035】また、上述したような凹部126の移動に
伴って、ガゼットシールが同時に行われている。すなわ
ち、凹部126が移送方向側に移動する場合にはコンベ
アベルト76によって移送されるフィルム31を上下か
ら各ヒータブロック82,84で挟み込んで移動しつつ
シールし、凹部126が移送方向とは逆向きに移動する
場合には、各ヒータブロック82,84を離間させてい
る。このように、ガゼットシールを移送させながら行う
ことによって、シールしている時間を長くすることがで
き、シール不足による不良を低減することができると共
に、シールと移送とを同時に行えるのでタクトタイムを
短くすることができる。なお、このように横シール部3
8が移動する移動距離は、1個の包装物の縦方向の長さ
と同じ長さに設定され、1個の包装体33を完成させた
ら元の位置に戻るようにしている。
【0036】次に、横シール部38を移動させる移動機
構について、図14〜図16に基づいて説明する。ここ
で、図14は、図12に示した横シール部の下方を図示
し、図15は、図8に示した横シール部38の下方を図
示し、図16は、縦シール部36の上流側からの正面図
を図示している。横シール部38は、軸線がフィルム3
1の移送方向に沿って基台141の上面を形成する上板
129上に設けられているガイドポール140に取り付
けられている。すなわち、横シール部38の外壁を構成
する下フレーム78bの下面の幅方向の両端(図15の
左右両端)には、ガイドポール140に摺動可能に取り
付けられるガイド142が左右両側に2個づつ設けら
れ、これらガイド142によって、横シール部38がガ
イドポール140上を移動可能に設けられているのであ
る。また、横シール部38の下フレーム78bの下面に
は、歯の整列方向がフィルム31の移送方向に延びてい
るラックレール170が設けられている。ラックレール
170にはピニオンギア168が噛合している。すなわ
ち、ピニオンギア168が回転することによって横シー
ル部38が、ガイドポール140上を移動することがで
きるのである。
【0037】ピニオンギア168は、モータ144の回
転力が伝達されて回転する。以下、モータ144からピ
ニオンギア168までの構造と動作を説明する。モータ
144は、その回転軸145が上方を向くように、基台
141の上板129に取り付けられている。この取り付
け位置は、横シール部38よりも上流側の縦シール部3
6の下方である。モータ144の回転軸145にはギア
146が取り付けられて、モータ144の回転力を受け
て回転する。ギア146には、シャフト148に取り付
けられているギア150が噛合している。このシャフト
148は軸線が上下方向に延び、その上端部が、筐体5
6と基台141を接続すると共にコンベアベルト76が
固定されているプレート125の下面に設けられた軸受
け147に装着され、その中途部には上板129に設け
られた軸受け149が装着されている。このため、シャ
フト148は軸線を中心に回転可能に設けられている。
シャフト148の下端部にはかさ歯車152が取り付け
られている。
【0038】かさ歯車152の回転力は、シャフト15
5に伝達される。シャフト155は、その軸線がフィル
ム31の移送方向に沿って、基台141の上板129よ
りも下方に位置する中板131上に、軸受け122,1
23を介して設置されている。また、シャフト155の
上流側端部には、かさ歯車152と噛合するかさ歯車1
54が取り付けられている。このため、シャフト155
はモータ144の回転力が伝達されて軸線を中心に回転
する。さらに、シャフト155の下流側端部にもかさ歯
車156が取り付けられている。シャフト155の回転
力は、シャフト158に伝達される。シャフト158
は、中板131に、軸受け120,121によってフィ
ルム31の幅方向(図15の左右方向)に延び、軸線を
中心に回転可能に取り付けられている。シャフト158
の一方の端部にはかさ歯車159が取り付けられてい
る。このかさ歯車159が上述したかさ歯車156に噛
合することで、シャフト155の回転力がシャフト15
8に伝達され、シャフト158が軸線を中心に回転す
る。また、シャフト158には、プーリ160が設けら
れている。
【0039】プーリ160は、シャフト162に取り付
けられているプーリ171にベルト164をかけわた
し、シャフト162に取り付けられているプーリ171
を回転させる。ここで、シャフト162は、上板129
上に軸受け165,166によってフィルム31の幅方
向(図15の左右方向)に延び、軸線を中心に回転可能
に取り付けられているものである。シャフト162に
は、上述したピニオンギア168が設けられている。す
なわち、シャフト162が回転することによって、ピニ
オンギア168はその回転力をラックレール170へ伝
達し、横シール部38をフィルム31の移送方向へ移動
させることができるのである。
【0040】続いて、モータ144から、縦シール部3
6へ、その回転力を伝達する構造と動作について説明す
る(図16)。シャフト148に取り付けられているギ
ア150は、一方側ではモータ144側のギア146と
噛合しつつ、他方側では、縦シール部36へその回転力
を伝達するクラッチギア172とも噛合している。クラ
ッチギア172は、上板129およびプレート125を
貫通して縦シール部36まで延びているシャフト173
に取り付けられている。すなわち、クラッチギア172
がシャフト173にモータ144からの回転力を伝達す
るのである。シャフト173には、その上端部にギア1
78が取り付けられ、ギア178が駆動ローラ64の上
部に設けられたギア179、およびヒータ66の上部に
設けられたギア(図示せず)に噛合している。すなわ
ち、モータ144の回転力だけで、横シール部38の移
動(すなわちコンベアベルト76の駆動)と縦シール部
36におけるフィルム31の駆動の両方を行うことがで
きる。
【0041】なお、クラッチギア172とシャフト17
3との間には、ワンウェイクラッチが組み込まれてお
り、モータ144が横シール部38をフィルム31の移
送方向に移動させる場合にはクラッチギア172は、シ
ャフト173とかみ合い、その駆動をシャフト173に
伝達して駆動ローラ64とヒータ66を回転させる。逆
に、モータ144が横シール部38をフィルム31の移
送方向の逆方向(図3の矢印G方向)に移動させる場合
には、クラッチギア172はシャフト173に対して空
転する。このような構成をとることによって、横シール
部38が元の位置に戻る間は縦シール部36の駆動ロー
ラ64が回転しないため、この間にフィルム31も縦シ
ール部36の駆動ローラ64によって移送方向の逆方向
(図3の矢印G方向)に戻されることがないようにして
いる。
【0042】また、シャフト173のクラッチギア17
2の下部にもクラッチギア174が取り付けられてい
る。クラッチギア174は、予備モータ176の回転軸
180に取り付けられているギア177と噛合してい
る。クラッチギア174は、シャフト173がフィルム
31を移送方向に送るような向きに回転している場合に
はシャフト173に対して空転して、駆動力を予備モー
タ176に伝達しない。しかし、クラッチギア174
は、予備モータ176からの駆動力が伝達されてきた場
合には、シャフト173にかみ合ってシャフト173を
回転させる。予備モータ176は、その回転軸180が
上方を向くように上板129の下面から中板131にか
けて固定されている。予備モータ176は、包装機30
全体の作動前にフィルム31のセッティングを行う際、
駆動ローラ64のみを駆動させて縦シール部36内にフ
ィルム31の案内をする場合に用いられる。なお、この
予備モータ176がシャフト173に連結されているの
で、ロールフィルム32からテンションがかかってしま
うことによって、移送中のフィルム31がロールフィル
ム32側に引っ張られて駆動ローラ64が逆回転しそう
になっても、予備モータ176を負荷として駆動ローラ
64の逆回転を防ぐことができる。
【0043】次に、横シール部38を下流側からみた正
面図である図17に基づいて脱気装置について説明す
る。脱気装置115は、上述した横シール部38による
ガゼットシール動作が行われる前に筒状のフィルム31
内の空気を抜く脱気作業をを行う装置である。脱気は、
図13における位置Hで施される。すなわち、フィルム
31の先端は既にガゼットシールが施されて閉塞されて
いるので、位置Hの部分でフィルム31の三方を押圧す
ることによってフィルム31内の空気を上流側に追い出
すのである。脱気装置115は、筒状のフィルム31の
左右両側面を押圧するスポンジ188と、フィルム31
の上方を押圧するスポンジ189がそれぞれ別個のエア
シリンダー124のロッド124a先端に取り付けられ
て形成される。脱気は、まず左右両スポンジ188が作
動して(図17の二点鎖線)フィルム31の側面を押圧
する。次にスポンジ189が下降してきて筒状のフィル
ム31上流側に空気を出すことによって行われる。脱気
を行うことで、フィルム31を被包装物に密着させてシ
ールすることができる。なお、上方からスポンジ189
がフィルム31を押圧すると、フィルム31内の被包装
物がスポンジ189の押圧力によって押しつぶされるお
それがある。このため、脱気を行う位置Fに対応するコ
ンベアベルト76の下方に位置する図示しないベルト支
持板に空洞を設け、スポンジ189がフィルム31を押
圧した際にはコンベアベルト76を前記空洞でたわませ
て被包装物が押しつぶされることを防ぐことようにして
もよい。
【0044】なお、フィルム31には被包装物の商標等
の印刷が施されていることが通常であるが、この印刷と
印刷との間の印刷ピッチは被包装物によって当然異なっ
てくる。従来は、印刷ピッチが異なっているフィルム3
1に変更した場合、送り込み装置59の送り込みタイミ
ングの調整に手間がかかっていた。しかし、本発明にか
かる包装機30は、このように印刷ピッチが異なるフィ
ルムを用いて包装を行う場合であっても、手間をかけず
に、印刷ピッチと送り込み装置59による送り込みタイ
ミングを合わせることができる。すなわち、送り込み装
置59の送り込みのタイミングは、閉塞板71の開閉タ
イミングで設定可能であるので、フィルム31の移送速
度を測定し、すなわち、現在印刷の先端から次の印刷の
先端の間でどの位置にあるかを、送り込み装置59に出
力するようにしているのである。
【0045】フィルムに施されている印刷の先端部の検
出は、フォーマー54に設けられているセンサ(図示せ
ず)によって行われている。また、実際に移送している
フィルムの、移送速度の測定は、シャフト155の回転
数を検出するロータリーエンコーダ182を設け、これ
によって行われている(図15)。ロータリーエンコー
ダ182は、中板131上に設けられており、シャフト
155の中途部に設けられたプーリ186からベルト1
87を介して連結されている円盤181と、円盤181
の回転数をカウントするカウンター184とから成る。
すなわち、円盤181には小孔183が円周に沿って複
数個穿設され、カウンター184は、回転している円盤
181において小孔183の数をカウントし、円盤18
1の回転速度からフィルム31の移送速度を算出してい
るのである。
【0046】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る包装機によれば、シールす
べきフィルムの大きさが変更されて、シール位置を変更
する際でも、ガゼット装置のシール位置への移動を自動
的に行うことができ、且つ位置決め精度が正確である。
また、前記各ガゼット装置の取付部は、前記各ガイドポ
ストの外径よりも大径の内径を有する円筒部と、該円筒
部の内壁に設けられ、前記ガイドポストの外壁面に圧接
するOリングとを具備するので、各ガゼット装置の取付
部は、押圧することで容易にガイドポスト上を移動する
ことができ、しかも移動後には他から力が加わらない限
りその位置が変わらないように固定していることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる包装機の全体を示す側面図であ
る。
【図2】載置部付近の側面図である。
【図3】送り込み装置を示す説明図である。
【図4】縦シール部の側面図である。
【図5】フィルムの端縁部のずれを矯正する矯正部の概
略を示す説明図である。
【図6】矯正ローラの回動の様子を示す説明図である。
【図7】矯正ローラの構造を示す側面図である。
【図8】横シール部の正面図である。
【図9】上下ヒータブロックの断面図である。
【図10】フィルムを実際にシールしているところを示
す上下ヒータブロックの断面図である。
【図11】ガゼット装置の取り付け部を示す断面図であ
る。
【図12】上下ヒータブロックの駆動源を説明するため
の構造を示す側面図である。
【図13】コンベアベルトの駆動と凹部の移動について
説明した説明図である。
【図14】横シール部の下方の構造を示す側面図であ
る。
【図15】横シール部の下方の構造を示す正面図であ
る。
【図16】縦シール部から下流側へ向かってみたところ
を示す正面図である。
【図17】脱気装置を上流側へ向かってみたところを示
す正面図である。
【図18】従来のシール装置とガゼット装置を示す説明
図である。
【符号の説明】
30 包装機 31 フィルム 32 ロールフィルム 34 載置部 36 縦シール部 38 横シール部 39 スプリング 40 ローラ 41 機枠 42 モータ 43 ずれ検出部 44 駆動ベルト 45 回転軸 46 押さえロッド 47 光センサ 48、49 固定ローラ 50 上下動ローラ 51 固定枠 53 可動板 54 フォーマー 56 筐体 57 ロッド 59 送り込み装置 60 押さえ板 61 保持ローラ 62 矯正ローラ 63 遮光部 64 駆動ローラ 65、67 回転軸 66 ヒータ 68 コンベア 69 遮光板 70 搬送路 71 閉塞板 72 閉塞装置 73 回動アーム 74 ガイドポスト 75 上枠板 76 コンベアベルト 77 固定バー 78 フレーム 79 凹部 80 駆動部 81 溝部 82 上ヒータブロック 83 カッター 84 下ヒータブロック 86 ガイドブッシュ 87 上固定板 88 ガゼット装置 89 緩衝部材 90 下固定板 91 シール突起 92 ガイドブッシュ 93 ロッド 94 取り付け部 96 内壁面 98 Oリング 100 エアシリンダー 101 発泡シリコンゴム 102 ロッド 104 回動シャフト 105 シャフト固定板 107 ハンドル 108、114 リンク 106、110、112 揺動板 114 リンク 115 脱気装置 116、119 ロッド 117、118 圧縮スプリング 120、121、122、123、147、149、1
65、166 軸受け 124 エアシリンダー 125 プレート 126 凹部 128、130 移動ローラ 129 上板 131 中板 132、134 下部ローラ 136、137、138、139 固定ローラ 140 ガイドポール 141 基台 142 ガイド 144 モータ 145 回転軸 146、150、177、178、179 ギア 148、155、158、162、173 シャフト 152、154、156、159 かさ歯車 160、171、186 プーリ 164、187 ベルト 168 ピニオンギア 170 ラックレール 172、174 クラッチギア 176 予備モータ 180 回転軸 181 円盤 182 ロータリーエンコーダ 183 小孔 184 センサ 188、189 スポンジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り曲げられた長尺フィルム内に送り込
    み装置によって被包装物を送り込んだ後、該折り曲げら
    れた長尺フィルムの両端縁部を重ね合わせてシールし、
    筒状のフィルムに形成する縦シール部と、 該被包装物が収容された筒状のフィルムを長手方向と直
    交する方向に、各被包装物ごとにシールする横シール部
    とを備える包装機において、 前記横シール部は、 前記被包装物が収容された筒状のフィルムを挟んで対向
    して配設された一対のガイドポストと、 前記フィルムを挟んで一方の側に、ガイドブッシュを介
    して前記両ガイドポストに移動自在にガイドされた第1
    のヒータブロックと、 前記フィルムを挟んで他方の側に、ガイドブッシュを介
    して前記両ガイドポストに移動自在にガイドされ、互い
    に接近する方向に移動された際に第1のヒータブロック
    との間でフィルムの横シールを行う第2のヒータブロッ
    クと、 前記第1のヒータブロックと第2のヒータブロックとを
    接離動させる駆動部と、 前記フィルムの横シールすべき個所の両側方に位置し
    て、前記各ガイドポストに取付部を介して移動可能に固
    定配置され、横シール時にフィルム方向に突出してフィ
    ルム側部を内方に向けて折り込むガゼットを有する一対
    のガゼット装置とを具備し、 シールすべきフィルムの大きさが変更され、前記第1の
    ヒータブロックと第2のヒータブロックとの最接近位置
    たるシール位置が変更された際、 前記両ガゼット装置は、前記第1のヒータブロックもし
    くは第2のヒータブロックの変更された位置への移動中
    に、対応する前記ガイドブッシュにより前記各取付部が
    押圧されて、フィルムのシール位置に対応する位置まで
    自動的にガイドポスト上を移動されることを特徴とする
    包装機。
  2. 【請求項2】 前記各ガゼット装置の取付部は、 前記各ガイドポストの外径よりも大径の内径を有する円
    筒部と、 該円筒部の内壁に設けられ、前記ガイドポストの外壁面
    に圧接するOリングとを具備することを特徴とする請求
    項1記載の包装機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103419969A (zh) * 2012-05-21 2013-12-04 达和机械(昆山)有限公司 包装机端封装置
CN114394274A (zh) * 2022-03-25 2022-04-26 河南科技学院 一种分割肉的可变构包装装置

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