JPH0977358A - テープ類の折畳収納機 - Google Patents

テープ類の折畳収納機

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JPH0977358A
JPH0977358A JP7238538A JP23853895A JPH0977358A JP H0977358 A JPH0977358 A JP H0977358A JP 7238538 A JP7238538 A JP 7238538A JP 23853895 A JP23853895 A JP 23853895A JP H0977358 A JPH0977358 A JP H0977358A
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tapes
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B63/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged
    • B65B63/04Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged for folding or winding articles, e.g. gloves or stockings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】機構の複雑化を排除し、極めてコンパクトで且
つ多様なテープ類の折畳収納を可能にするテープ類折畳
収納機を提供する。 【解決手段】連続的に供給される長尺のテープを収納容
器の内部に折り畳んで収納するテープ類の収納機(10)で
あって、定位置に設置され、駆動回転するテープ給送ロ
ーラー(11,12) と、前記テープ給送ローラー(11,12) の
テープ給送方向下流部の所定位置に設置され、その上端
がX軸及びY軸に関して回動自在に枢支されたシュータ
ー(13)と、前記シューター(13)の下端を前記X軸及びY
軸を中心として調整可能な振り巾をもって揺動させる第
1及び第2のシューター揺動手段(14,15) とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば各種のリボンテ
ープ、スライドファスナー用のテープ、スライドファス
ナーチェーンなどのような長尺テープ類を収納容器に整
然と且つ自動的に折り畳み収納するためのテープ収納機
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープ類の折畳収納機として
は、例えば特開昭62−8969号公報、実開平4−3
1769号公報等に開示されたものがある。これらの収
納機は、いずれも長尺のテープ類を収納容器に向けて連
続的に給送し、同収納容器の上方においてテープ類給送
方向(X軸方向)に容器内を往復動させると共に、その
巾方向(Y方向)に容器端部まで順次移動させながら容
器の全巾間を往復動させて、テープ類を容器の長手方向
の端部間を折返しつつ巾方向に往復移動させて整然と折
り畳みながら収納する。
【0003】前記特開昭62−8969号公報に開示さ
れたテープ類折畳収納機は、テープ類収納容器の巾全体
のロール長を有し、前記容器の全長にわたって揺動する
テープ類供給ローラーと、同テープ類供給ローラーと協
動すると共に、同ローラーの軸方向に順次移動しながら
ローラーの全長を往復動するテープ類ガイド部材と、リ
ンク機構により前記容器の内外に揺動するテープ類の折
畳端部の上面を間欠的に押圧するテープ類押え部材とを
備えている。
【0004】一方の上記実開平4−31769号公報に
開示されたテープ類折畳収納機は、ガイドロッドに直交
するブラケットの先端部に設置された一対のテープ供給
ローラーから供給されるテープを、前記テープ供給ロー
ラーの下方の同じくブラケット先端部に枢支された筒状
のシューターをクランク機構を介してテープ供給方向に
容器の全長間を往復動させると共に、前記ブラケットを
前記テープ供給ローラー、シューター共々上記ガイドロ
ッドに沿ってテープ巾方向に順次移動させながら収納容
器の全巾間を往復動させて、テープをテープ収納容器の
内部に整然と折り畳みながら収納している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記特開昭
62−8969号公報に開示されたテープ類折畳収納機
にあっては、一対のテープ類供給ローラーの揺動と共に
揺動するテープ類ガイド部材をテープ類供給ローラーの
軸方向に所定のピッチで移動させると共に同ローラーの
両端部で折返し駆動するには極めて複雑な伝動機構とせ
ざるを得ない。また、テープ類として、例えばファスナ
ーテープのようにその長さ方向に沿った端縁に芯紐など
の突条が存在する場合には、そもそもテープ類をガイド
部材によって円滑に供給ローラーの軸方向に摺動させる
ことが難しく、同摺動に乱れが生じて安定したテープ類
の収納ができず、しかも一対のテープ類供給ローラー間
を把持移送されるテープ類の前記芯紐などの突条が潰さ
れて本来の形態を保持することが不可能になる場合もあ
る。
【0006】一方、上記実開平4−31769号公報に
開示されたテープ類折畳収納機によれば、一対のテープ
供給ローラーの設置位置が固定されているため、例えば
同ローラーの周面に前記突条を収容案内するガイド溝を
形成することができ、このガイド溝により前記突条の形
態を傷めることはないが、この収納機の例では前記ブラ
ケットを前記テープ供給ローラー、シューター共々上記
ガイドロッドに沿ってテープ巾方向に所定のピッチで順
次移動させながら収納容器の全巾間を往復動させるた
め、テープの供給を前記往復動に協調させなければなら
ず、そのためにはテープガイド部材を設けると共に、同
ガイド部材の移動を駆動制御する必要があり、機構的に
複雑化せざるを得ない。
【0007】本発明の目的は、かかる従来のこの種テー
プ類折畳収納機が具備する機構の複雑化を排除し、極め
てコンパクトで且つ多様なテープ類の折畳収納を可能に
するテープ類折畳収納機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明の主
要な構成をなす連続的に供給される長尺のテープを収納
容器の内部に折り畳んで収納するテープ類の収納機であ
って、定位置に設置され、駆動回転するテープ給送ロー
ラーと、前記テープ給送ローラーのテープ給送方向下流
部の所定位置に設置され、その上端がX軸及びY軸に関
して回動自在に枢支されたシューターと、前記シュータ
ーの下端を前記X軸及びY軸を中心として調整可能な振
り巾をもって揺動させる第1及び第2のシューター揺動
手段とを備えてなることを特徴とするテープ類の折畳収
納機により達成される。
【0009】また、本発明は上記構成に加えて、前記テ
ープ収納容器に近接して配設され、同収納容器の内外の
間を制御動作するテープ押え部材を備えていることが好
ましく、更には同テープ押え部材が所定量のテープ類の
収容後に始動させるため、前記テープ給送ローラーの駆
動源に連結され、同駆動源の駆動量に関連して前記テー
プ押え部材を始動させるための始動時期を検出する押え
始動時検出手段を備えていることが好ましい。
【0010】そして、好適には前記テープ給送ローラー
が互いに圧接する一対のローラーからなり、一方のロー
ラーがテープの軸方向への移動を規制するテープ横移動
規制手段を有すると共に、その少なくとも一方のローラ
ーの周面にテープ面の局部的な突出部を収容案内するリ
ング状の溝部が形成されてなり、前記第1及び第2のシ
ューター揺動手段は互いに平行で且つ直交して配され前
記シューターの側面を挟持するフォーク状部材と、各フ
ォーク状部材を上記テープ給送ローラーの駆動に同調し
てX軸方向及びY軸方向に往復動させる第1及び第2の
駆動機構とからなる。この場合、前記テープ押え部材の
駆動が前記第2駆動機構の動作量に関連して制御作動す
る作動源によってなされる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図示実施例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
の代表的な実施例であるスライドファスナーテープの折
畳収納機の収納機構を示す要部の斜視図である。なお、
要部として示す以外の機構は従来公知の機構が採用でき
るため、ここではそれらの図示を省略すると共にその説
明をも省略する。
【0012】図1に示すごとく、本発明の構成の要部は
テープの収納機構にあり、連続的に供給される長尺のテ
ープを収納容器Cの内部に折り畳んで整然と収納するテ
ープ類の収納機10にあって、定位置に設置され、駆動
回転する上下一対のテープ給送ローラー11,12と、
前記テープ給送ローラー11,12のテープ給送方向下
方の所定位置に設置され、その上端がX軸及びY軸に関
して回動自在に枢支されたシューター13と、前記シュ
ーター13の下端を前記X軸及びY軸を中心として調整
可能な振り巾をもって揺動させる第1及び第2のシュー
ター揺動手段14,15とを備えている。
【0013】また、図示例では上記構成に加えて、前記
テープ収納容器Cに近接して配設され、同収納容器Cの
内外の間を制御動作するテープ押え装置Pと、前記テー
プ給送ローラー11,12の駆動源である電動モータM
に連結され、同モータMの駆動量に関連して前記テープ
押え部材35を始動させる押え始動時検出手段25〜3
0とを備えている。
【0014】次に、上記機構を更に具体的に説明する。
下部給送ローラー12は上記電動モータMにより所定の
制御速度でチェーン駆動され、上部給送ローラー11は
自由回転ローラーであって前記下部給送ローラー12に
ファスナーテープTを介して所定の押圧力で接触回転す
る。図示例によれば、前記上部給送ローラー11の周面
の軸方向端部にはファスナーテープTの芯紐部を収容す
るリング状のガイド溝部11aが形成されており、前記
下部給送ローラー12の両端部にはファスナーテープT
の巾方向の移動を規制するフランジ12aが設けられて
いる。
【0015】上記シューター13は円筒体からなり、そ
の上端開口を前記上下給送ローラー11,12の直下に
位置させて、上端部がテープ巾方向であるX軸及びテー
プ送り方向であるY軸の軸線周りを回動可能に、コ字状
枠材16を介して2軸16a,16bにより支持されて
いる。かかる構成を備えたシューター13は第1及び第
2のシューター揺動手段14,15により前記2軸16
b,16aを中心にX軸方向及びY軸方向に揺動する。
【0016】第1のシューター揺動手段14は、後述す
る駆動機構18によりファスナーテープTの巾方向であ
るX軸方向に所定のピッチで制御移動しながらテープ収
納容器Cのほぼ全巾にわたって往復動する二股の第1フ
ォーク状部材17からなる。この第1フォーク状部材1
7は前記シューター13の上部を挟み込むようにして配
され、その基端部は両端がコ字状の枠体19の一部を構
成し、同枠体19と共に前記駆動機構18によりX軸方
向に制御移動する横動杆19aに固設されている。
【0017】第2のシューター揺動手段15は、一方向
に回転する第1無端チェーン20の一部に水平に突設し
たピン部材20aと、同ピン部材20aに係合してチェ
ーン20の一回転でテープ送り方向であるY軸方向を図
示せぬ案内レールに沿ってテープ収納容器Cのほぼ全長
にわたり一往復する係合部材21aをもつブロック体2
1と、同ブロック体21からX軸方向に突出する二股の
第2フォーク状部材22とからなる。この第2フォーク
状部材22は前記シューター13の下部を挟み込むよう
にして配されている。前記係合部材21aのピン係合部
は上下に長い長孔21a′により構成される。
【0018】前記第1無端チェーン20の一端は第1チ
ェーンホイール23aと連結され、同軸上に設置された
第2チェーンホイール23bを介して上記下部テープ給
送ローラー12の軸端に固設された第3チェーンホイー
ル23cと第2無端チェーン24により連結され、上記
電動モータMの駆動に所定の割合で同期して駆動回転す
る。一方、同第1無端チェーン20の他端は第4チェー
ンホイール23dに連結されている。そして同第4チェ
ーンホイール23dは更にチェーンホイール列を介して
図示せぬフレームに回転自在に支持された回転軸25の
一端に固設された第5チェーンホイール23eと連結さ
れと共に、同回転軸25の他端にはウォーム歯車26が
固設されている。
【0019】このウォーム歯車26と噛合するウォーム
27は、図示せぬフレームに回転自在に支持された回転
ボルト28に取り付けられており、そのウォーム27の
取付端側の先端には上記コ字状の枠体19の一部から垂
設されたカム従動部材19bに当接するカム28aを備
えている。従って、上記電動モータMが所定の回転速度
で回転駆動すると、前記回転ボルト28も所定の割合で
回転を持続し、前記カム28aを回転させることにより
前記カム従動部材19bを介して上記第1フォーク状部
材17をX軸方向に往復動させる。本実施例による上記
第1のシューター揺動手段14は前記電動モータMの回
転に連動する前記ウォーム27,カム28a及びカム従
動部材19bを駆動系として制御駆動される。
【0020】他方、前記回転ボルト28と直交して、同
回転ボルト28のネジ部に係合する係合片29aを固設
した操作杆29が配設されている。この操作杆29の一
端には摺動駒29bが固設されており、同摺動駒29b
は図示せぬフレームに固設された駒案内杆30に摺動自
在に取り付けられている。更に、前記駒案内杆30の端
部付近には前記摺動駒29bの摺動限位置を検出する検
出手段31が設置されている。本実施例では、この検出
手段31として光電管が採用されているが、リミットス
イッチ等の他の検出手段も用いられる。
【0021】前記検出手段31からの検出信号は図示せ
ぬ制御部を介して前記テープ押え装置Pの制御駆動源で
ある空気圧シリンダー32に始動信号として伝えられ
る。前記テープ押え装置Pはテープ収納容器Cの内外の
間を空気圧シリンダー32の制御作動により制御動作す
る。このテープ押え装置Pは、前記テープ収容器Cの図
示せぬ設置台のテープ折畳方向の両端部に横設された回
転ロッド33にL字型レバー34を介して一端に固設さ
れた板材35を備えており、前記空気圧シリンダー32
のロッド端と前記回転ロッド33の端部とがリンク36
を介してクランク結合している。従って、前記前記テー
プ押え装置Pは空気圧シリンダー32が作動を開始する
ことにより、初めて前記回転ロッド33を介して前記板
材35を90°揺動させ、以降は後述する反射テープ片
37と光電管38による検出信号に基づき、テープ収納
容器Cの内部に収納されるファスナーテープTの折返し
端部を所定の回数上方から間欠的に押圧抑止する。
【0022】前記空気圧シリンダー32の作動は上記第
1チェーンホイール23aの回転に関連して検出される
タイミング信号に基づき制御される。図1に示す実施例
によれば、前記第1チェーンホイール23aの軸端に取
り付けられた第1歯車23fと所定のギア比をもって噛
合する第2歯車23gの周縁部に反射テープ片37を貼
着されており、前記空気圧シリンダー32は前記第2歯
車23fの周縁部に対向して設置された光電管38によ
る前記反射テープ片37からの反射光の検出信号により
作動するようになっている。
【0023】ファスナーテープTの硬さに基づいて前記
第2歯車23gは交換可能であり、前記第1歯車23f
との間で所定のギア比に適宜設定変更を可能としてい
る。例えば、ファスナーテープTが剛直な場合には、テ
ープ収納容器Cの内部における折返し端部において折返
し形態を維持できないときがあり、そうしたときにはテ
ープ押え部材35をテープ折返し端部において毎回作動
させるように前記ギア比を変更し、逆にファスナーテー
プTが柔軟性に富んでいる場合には、テープ収納容器C
の内部における折返し端部における折返し形態が維持さ
れやすいため、テープ押え部材35をテープ折返し端部
において数回おきに作動させるように前記ギア比を変更
する。
【0024】図2による実施例では、反射テープ片37
と光電管38とによる検出に代えて、リミットスイッチ
39が使用されている。このリミットスイッチ39は上
記第1無端チェーン20の回転通路の上方に近接して配
設され、上記係合部材21aのテーパ面とされた上端面
に対向する。
【0025】かかる構成を備えた本発明のテープ類折畳
収納機10によれば、ファスナーテープTは上下テープ
給送ローラー11,12の間に挟まれてテープ収納容器
Cの上部に連続的に送り出される。このときファスナー
テープTの一側縁に沿って設けられている芯紐は上部テ
ープ給送ローラー11の案内溝部11aに収容案内され
るため上下テープ給送ローラー11,12により押し潰
されることがない。こうして送り出されるファスナーテ
ープTは順次シューター13に導入される。
【0026】折畳収納機10の運転速度に連動してウォ
ーム27,カム28a及びカム従動部材18aを介して
横動杆19aがX方向に移動し、第1フォーク状部材1
7をもってテープ収納容器Cの巾方向に往復動させて
(図4参照)、前記シューター13を所定の行程で揺動
させる。このとき同時に、電動モータMの駆動に連動し
て回転する第1無端チェーン20のピン部材20aに係
合するブロック体21がテープ収納容器cの長手方向に
所定の行程を往復動して、第2フォーク状部材22をも
ってシューター13をY軸方向に揺動させる(図3参
照)。このとき、シューター13に導入されるファスナ
ーテープTの導入位置が変わらないため、その芯紐部が
傷められることなく円滑にシューター13に導入される
と共に、同シューター13のX軸方向及びY軸方向への
揺動により、テープ収納容器Cの内部に整然と折り畳ま
れながら順次収納されていくことになる。
【0027】この収納を更に整然とさせるため、図示例
によればファスナーテープTが収納容器Cの内部で所定
の高さまで折り畳まれた時点で、上記検出手段31から
の始動信号を受けて空気圧シリンダー32が作動を開始
すると共に、以降は上記光電管38又はリミットスイッ
チ39からの作動信号を受けて空気圧シリンダー32が
間欠的に作動し、テープ押え装置Pを所定のタイミング
で間欠的に回動させて、図2に示すように前記ファスナ
ーテープTの折畳部を上方から押圧してシューター13
によるファスナーテープTの引きずりを抑止する。
【0028】かくて、本発明のテープ類折畳収納機10
を始動させると、ファスナーテープTは収納容器Cの内
部に順次折り畳まれた状態で順次整然と収納されるが、
この折畳収納動作が持続する間に、第5チェーンホイー
ル23eも回転を続け、ウォームホイール26、ウォー
ム27を介して回転ボルト28が回転し、操作杆29の
摺動駒29bが駒案内杆30に案内されて移動する。こ
の移動する駒29bの光電管31による検出信号をテー
プ類折畳収納機10の稼働を停止するための検出信号と
しても使用できる。即ち、テープ類折畳収納機10の稼
働量に応じて前記回転ボルト28の回転数と電動モータ
Mの回転数との比を予め設定しておくことにより、前記
検出手段31による検出に基づき図示せぬタイマーやカ
ウンター等を作動させ、所定の時間経過後又はモータM
等の所定の回転数をカウント後に、自動的に機械を停止
するようする。また、機械を始動させようとするときに
は、上記操作杆29の端部を矢印に示すように上方に持
ち上げて係合片29aを回転ボルト28から離すと共
に、摺動駒29bを駒案内杆30に沿って始動位置まで
移動させて、前記係合片29aを回転ボルト28の始動
位置に係合させる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなごとく、本発
明に係るテープ類の折畳収納機によるとテープ給送ロー
ラ対がテープのガイド部材をも兼ねており、しかも同テ
ープ給送ローラ対は定位置に設置されるため、テープ給
送ローラ対の少なく一方にテープ類の一部に膨出する肉
圧部分を収容案内する溝部を形成することが可能とな
り、テープ類の給送中に前記肉圧部分がローラ対により
押し潰されることをなくすことが可能となる。しかも、
本発明によれば、前記テープ給送ローラ対のテープ送出
部にテープ導入口を有するシューターを、その導入口に
おいてX軸まわり及びY軸まわりに回動自在に支持し
て、テープ振出し口それぞれX軸方向及びY軸方向に所
定の巾をもって揺動させるようにしているため、テープ
類を収納容器の内部に整然と折畳収納することが可能と
なる。
【0030】更に、本発明が前記収納容器の近傍にテー
プ折畳部のテープ折畳み端を一時的に押さえるテープ押
え装置を、所定のテープ収納後に始動させると共に、前
記シューターの揺動動作に同調させて作動させる場合に
は、前記テープ類の折畳収納が更に整然と行えるように
なる。また、前記テープ押え装置の始動時検出手段を折
畳収納機の稼働を停止する稼働停止検出手段として兼用
する場合には、予め設定された稼働量をもって本発明の
折畳収納機を自動的に停止させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるスライドファス
ナーテープの折畳収納機の収納機構を示す要部の斜視図
である。
【図2】本発明の代表的な他の実施例であるスライドフ
ァスナーテープの折畳収納機の収納機構を示す要部の斜
視図である。
【図3】本発明によるテープ折畳端部の押え装置の作動
を説明する断面図である。
【図4】本発明によるテープ巾方向のテープ振出し動作
を説明する断面図である。
【符号の説明】
10 テープ類折畳収納機 11 上部テープ給送ローラー 11a 溝部 12 下部テープ給送ローラー 12a フランジ 13 シューター 14 第1シューター揺動手段 15 第2シューター揺動手段 16 コ字状枠体 16a,16b 軸体 17 第1フォーク状部材 18 駆動機構 19 (コ字状)枠体 19a 横動杆 19b カム従動部材 20 第1無端チェーン 20a ピン部材 21 ブロック体 21a 係合部材 21a′ 長孔 22 第2フォーク状部材 23a 〜23e チェーンホイール 23f,23g 歯車 24 第2無端チェーン 25 回転軸 26 ウォーム歯車 27 ウォーム 28 回転ボルト 28a カム 29 操作杆 29a 係合片 29b 摺動駒 30 駒案内杆 31 光電管 32 空気圧シリンダー 33 回転ロッド 34 L字型レバー 35 板材(テープ押え部材) 36 リンク 37 反射テープ片 38 光電管 39 リミットスイッチ T ファスナーテープ C テープ収納容器 P テープ押え装置 M 電動モータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に供給される長尺のテープを収納
    容器の内部に折り畳んで収納するテープ類の収納機(10)
    であって、 定位置に設置され、駆動回転するテープ給送ローラー(1
    1,12) と、 前記テープ給送ローラー(11,12) のテープ給送方向下流
    部の所定位置に設置され、その上端がX軸及びY軸に関
    して回動自在に枢支されたシューター(13)と、 前記シューター(13)の下端を前記X軸及びY軸を中心と
    して調整可能な振り巾をもって揺動させる第1及び第2
    のシューター揺動手段(14,15) と、を備えてなることを
    特徴とするテープ類の折畳収納機。
  2. 【請求項2】 前記テープ収納容器(C) に近接して配設
    され、同収納容器(C)の内外の間を制御動作するテープ
    押え部材(35)を備えてなる請求項1記載のテープ類の折
    畳収納機。
  3. 【請求項3】 前記テープ給送ローラー(11,12) の駆動
    源に連結され、同駆動源の駆動量に関連して前記テープ
    押え部材(35)を始動させる押え始動時検出手段(25 〜3
    0) を備えてなる請求項2記載のテープ類の折畳収納
    機。
  4. 【請求項4】 前記テープ給送ローラー(11,12) が互い
    に圧接する一対のローラーからなり、一方のローラー(1
    2)がテープの軸方向への移動を規制するテープ横移動規
    制手段(12a) を有すると共に、その少なくとも一方のロ
    ーラー(11)の周面にテープ面の局部的な突出部を収容案
    内するリング状の溝部(11a) が形成されてなる請求項1
    記載のテープ類の折畳収納機。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2のシューター揺動手段
    (14,15) は互いに平行で且つ直交して配され前記シュー
    ター(13)の側面を挟持するフォーク状部材(17,22) と、
    各フォーク状部材(17,22) を上記テープ給送ローラー(1
    1,12) の駆動に同調してX軸方向及びY軸方向に往復動
    させる第1及び第2の駆動機構(18,20)とからなる請求
    項1記載のテープ類の折畳収納機。
  6. 【請求項6】 前記テープ押え部材(35)の駆動が前記第
    2駆動機構(20)の動作量に関連して制御作動する作動源
    (32)によりなされる請求項3記載のテープ類の折畳収納
    機。
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