JP2000033621A - 偏心レンズ用金型 - Google Patents

偏心レンズ用金型

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の金型を用い偏心量の異なるプラスチッ
クレンズ成形品を得る。 【解決手段】 リング部材により偏心量を調整できるの
で、凹面1aを有するコア1と、凸面2aを有するコア
2とで少なくとも一対のコアを構成し、一対のコア1,
2のうち少なくともいずれか一方のコア1の外周部に、
凹面1aと凸面2aとの中心軸を相対的に偏心させるた
めのリング部材4を配設する。前記凹面1aと凸面2a
との間に形成されるキャビティ3に樹脂を注入して射出
成形することにより偏心レンズを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックで形
成された偏心レンズ(プリズムレンズ)を得る上で有用
な偏心レンズ用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】紫外線などの光線、特にオゾン層の破壊
による有害光線による悪影響を回避するため、熱硬化性
樹脂や熱可塑性樹脂を用いたプラスチックレンズを有す
るサングラスなどが利用されている。また、スポーツ分
野においても、紫外線の強いウインタースポーツのみな
らず、マラソン,自転車競技などにもサングラスが利用
されている。これらのスポーツ用サングラスでは、空気
抵抗を低減するため、顔面に対して傾斜したサングラス
が比較的多く利用される。
【0003】なお、光学軸がレンズの中心に位置する一
般的なサングラスでは、前記光学軸を中心にしてレンズ
をカットし、カットされた製品レンズを顔面に対して平
行なフレームに装着している。そのため、このようなレ
ンズを、顔面に対して傾斜したスポーツ用フレームに装
着すると、顔面に対して垂直に入射する光がプリズム作
用により、実像と、レンズを通して見た物体との位置関
係にずれが生じる。そのため、俊敏又は高速で競技し、
瞬間的に対象物の位置関係を判断するようなスポーツ用
サングラスとしては適さない。
【0004】顔面に対して傾斜したフレームが用いられ
るスポーツ用サングラスにおいては、顔面に対して垂直
に入射する光線がプリズム効果を生じさせないため、レ
ンズの光学軸が顔面に対して垂直となるようなレンズを
採用する必要がある。このようなレンズは、光学軸とレ
ンズの幾何学的中心が一致する一般的なレンズからも作
製できる。しかし、このようなレンズを得るたには、レ
ンズ中心が製品レンズの端部に位置するようにカットす
る必要があるため、レンズとして有効な部位よりも廃棄
部が多くなり、レンズを有効に利用できず非効率的であ
る。そのため、成形工程で光学軸を傾斜させたレンズを
作製し、レンズ中心を製品レンズの中心軸としてカット
している。
【0005】特開平5−96580号公報には、互いに
直角な壁面にネジ孔を穿設した型枠と、前記ネジ孔を貫
通する操作部を有するネジ軸と、このネジ軸により前記
壁面と垂直方向に移動可能な内壁面と、この内壁面に入
子(コア)を押し付ける入子押さえとで構成されたプラ
スチックレンズ成形のための金型が開示されている。こ
の金型では、ネジ軸の回動操作により偏心量だけ内壁面
を移動してネジ軸および内壁面を固定することにより、
プラスチックレンズの偏心を解消できる。逆に言うと、
偏心量の調整により、偏心レンズを製造することも可能
である。
【0006】しかし、プラスチックレンズの成形におい
て、通常、1つの金型で4〜8個程度の成形レンズを製
造するのが通例である。そのため、上記構造の単一の金
型で多数のレンズを成形しようとすると、金型が非常に
複雑化するとともに、大きな金型寸法となり、現実的で
ない。
【0007】実開昭61−135612号公報には、可
動型の可動板圧入部と、固定型の固定板圧入部と、固定
板ブッシュ嵌合部の中心軸を偏心して加工したガイドピ
ン又はテーパー付きインタロックピンを用いた射出成型
用金型装置が開示されている。このような金型装置を用
いると、ガイドピン又はインタロックピンにより固定型
に対して可動型の位置をずらして可動型と固定型との間
に形成されるキャビティに樹脂を注入することにより、
偏心レンズを作製できる。
【0008】しかし、金型の可動型又は固定型の全体を
相対的にずらす必要があるため、複数のキャビティを用
いてレンズを製造する場合、キャビティの配列によって
は、個々のレンズの偏心方向がそれぞれ異なる可能性が
ある。そのため、後工程でのレンズカットに支障をきた
す場合がある。さらに、この金型装置を用いて複数のレ
ンズを製造する場合、偏心により各キャビティに通じる
ランナーおよびゲート部の寸法が変動するため、各キャ
ビティにおける樹脂の流動性が変化する。そのため、均
一なレンズ成形品を効率よく有利に得ることが困難であ
る。また、前記金型装置を用いると、各キャビティにお
ける偏心量は同一となる。
【0009】一般的に、偏心レンズを作製するために
は、レンズを成形するための金型において、凸面を有す
るコアおよび凹面を有するコアのうち一方のコアを偏心
させたいわゆる偏心コアが使用されている。この方法に
おいて、偏心量は、レンズの幾何学的中心からの角度で
表したとき、レンズの偏心角度とフレームの角度(顔面
と平行な面に対する角度)とを一致させると適正な組み
合わせとなる。しかし、多種多様なフレームに対応させ
るためには、上記凸面を有するコア,或いは凹面を有す
るコアを、偏心させた偏心コアとしてそれぞれフレーム
に対応させて作製する必要があるが、高い精度および鏡
面処理を必要とするコアは高価である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、単一の金型であっても偏心量の異なるレンズ成形品
をすることができる偏心レンズ用金型を提供することに
ある。本発明の他の目的は、複数のキャビティを用いて
レンズ成形品を製造しても、レンズの偏心方向を一致さ
せることができるとともに、キャビティ内での溶融樹脂
の流動性を損なうことなく均一なレンズ成形品を安価に
製造可能な偏心レンズ用金型を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するため鋭意検討の結果、凸面を有するコア(凸
型)と凹面を有するコア(凹型)とで一対のコアを構成
し、少なくとも一方のコアをリング部材で移動させて凹
凸面の中心軸をずらすと、単一の金型であっても偏心度
に応じて偏心量の異なるレンズ成形品を得ることができ
ること、複数のコア対においては、リング部材の偏心方
向を所定方向に揃えることにより、各一対のコアでの偏
心方向を一致させることができることを見いだし、本発
明を完成した。すなわち、本発明の偏心レンズ用金型
は、偏心プラスチックレンズを得るための金型であっ
て、凸面を有するコアと、凹面を有するコアとで構成さ
れた少なくとも一対のコアと、一対のコアのうち少なく
ともいずれか一方のコアの外周部に配設され、かつ凸面
と凹面との中心軸を相対的に偏心させるためのリング部
材とで構成されている。偏心レンズ用金型は、複数のコ
ア対と、各一対のコアにおいて、少なくともいずれか一
方のコアの外周部に配設され、かつ凸面と凹面との中心
軸を相対的に偏心させるためのリング部材とで構成して
もよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照しつつ本
発明を詳細に説明する。図1はレンズ用金型の一例を示
す断面図であり、図2は本発明の偏心レンズ用金型の偏
心状態を示す概略断面図であり、図3は図2のリング部
材を示す概略平面図である。
【0013】本発明の金型は偏心プラスチックレンズ
(プリズムレンズ)を得るために利用される。この金型
は、湾曲凹面1aを有するコア1と、この凹面に対応し
た湾曲凸面2aを有するコア2とで構成された少なくと
も一対のコア1,2を備えており、前記凹面1aと凸面
2aとの間には、プラスチックレンズに対応するキャビ
ティ3が形成される。前記一対のコア1,2のうち一方
のコア1は固定側コアとして形成され、他方のコア2は
可動側コアとして形成されている。
【0014】前記固定側コア1の外周部には、リング部
材4が配設又は装着されている。さらに、前記可動側コ
ア2には、前記キャビティ3の厚みを調整するため、ラ
イナー(厚み調整部材)5が設けられている。なお、レ
ンズ中心軸は、湾曲凹面1aにより形成される球面r1
の中心O1 と、湾曲凸面2aにより形成される球面r2
の中心O2 とを結ぶ線で表される。
【0015】そのため、図1に示すように、リング部材
4として非偏心リング部材を用いると、可動側コア2を
基準にしたレンズのレンズ中心軸a2 とレンズの光学軸
a1とが一致し、前記キャビティ3に溶融樹脂を射出す
ると、レンズ中心軸a2 とレンズの光学軸a1 とが一致
したいわゆる非偏心レンズが得られる。
【0016】そして、図2に示されるように、前記固定
側コア1の外周部(外周保持部)に、可動側コア2の湾
曲凸面2aに対して、湾曲凹面1aの中心軸を偏心させ
るためのリング部材(偏心リング部材)4を配設又は装
着して組み込むと、偏心レンズを得ることができる。こ
のリング部材4は、図1に示す非偏心リング部材4と比
較して、リングの外径D,内径寸法Rは同じであるが、
非偏心リング部材に比べて、内径の中心位置が外径の中
心位置からt(mm)だけずれている。すなわち、図1
に示す非偏心リング部材の内壁の半径をRとすると、図
3に示されるように、直径方向においてリング部材4の
一方の側は肉厚に形成され、他方の側は薄肉に形成され
ており、内周円の中心軸が半径方向に変位している。そ
のため、リング部材4の一方の側では、非偏心リング部
材の中心を基準にして内壁半径がR−tに形成され、他
方の側では、非偏心リング部材の中心を基準にして内壁
半径がR+tに形成されている。
【0017】すなわち、前記リング部材4により、固定
側コア1を、キャビティ3に対応するレンズのレンズ中
心軸a2に対して垂直方向に所定距離t(mm)だけず
らしている。そのため、固定側コア1の湾曲凹面1aに
より形成される球面r1 の中心O1 も位置ずれし、湾曲
凸面2aにより形成される球面r2 の中心O2 と、中心
O1 とを結ぶ線で表される光学軸a1 も幾何学的中心線
に対して角度θをなす線上に移動する。すなわち、リン
グ部材4の使用により偏心レンズに対応するキャビティ
3を形成できる。そのため、前記キャビティ3に溶融樹
脂を射出し、偏心レンズを得ることができる。
【0018】レンズの厚み調整は、前記ライナー(厚み
調整部材)に限らず、種々の厚み調整手段、例えば、一
対のコアのうち少なくとも一方のコアをレンズ中心軸方
向又はレンズの光学軸方向に相対的に進退動させる進退
動機構で行ってもよい。このような方法により、成形し
たレンズの外周形状は一部変形するが、一般にレンズの
外周部は眼鏡フレームに装着するための加工に際して切
除され廃棄されるため、実質的には何ら不都合が生じな
い。
【0019】このような成形金型を用いると、偏心レン
ズに対応させて鏡面加工が必要で高価な複数のコアを作
製する必要がなく、安価な偏心リングを用いることによ
り、偏心量に応じて自由に偏心レンズを成形できる。
【0020】図4は本発明の他の偏心レンズ用金型を示
す概略断面図、図5は図4のIV-IV線矢視図である。こ
の例では、4つのコア対が利用されている。すなわち、
固定型盤11には、湾曲凹面を有する複数の固定側コア
12a,12b,12c,12dが配設されているとと
もに、これらの固定側コアの外周には、それぞれ偏心用
リング状部材13a,13b,13c,13dが装着さ
れている。これらのリング状部材13a〜13dは、そ
れぞれの流路(湯道)17に対して、偏心方向が同じ向
きになるように配設されている。なお、リング状部材1
3a〜13dは、それぞれ、固定側コア12a〜12d
に対して位置決め可能である。
【0021】一方、可動側コアを保持するための保持盤
14には、前記固定側コア12a,12b,12c,1
2dの湾曲凹面と対向して湾曲凸面を有する可動側コア
15a,15b,15c,15dが保持されており、固
定側コア12a〜12dと可動側コア15a〜15dと
の間には、偏心レンズに対応するキャビティ16が形成
されている。これらのキャビティ16は、溶融樹脂が射
出される固定型盤11の注入口から放射状に伸びる流路
(湯道)17と通じている。可動側コア15a〜15d
と保持盤14との間には、レンズの厚みを調整するため
のライナー18が介在している。
【0022】さらに、前記固定側コア12a〜12dお
よび可動側コア15a〜15dの側方域には、固定型盤
11に対して可動側コア用保持盤14を位置決めするた
めのガイドピン19が固定型盤11から延出している。
すなわち、固定型盤11には、固定側コア12a〜12
dの外周を保持するための外周保持盤20が形成され、
可動側コア用保持盤14には、前記ガイドピン19によ
り案内されて前記外周保持盤20および外周リング13
a〜13dの端面と突き合わせ可能であり、かつ可動側
コア15a〜15dの外周を保持するためのリング状保
持盤21が形成されている。そのため、ガイドピン19
によりリング状保持盤21とともに可動側コア用保持盤
14を案内しながら、位置決めすると、前記固定側コア
12a〜12dと可動側コア15a〜15dにより偏心
レンズに対応するキャビティ16が形成される。
【0023】前記可動側コア保持盤14の背面には、金
型で成形されたレンズを取り出すための突き出しピンと
連動する突出しプレート22と、この突出しプレートの
ための作動空間を確保するためのスペーサブロック23
を備えた可動型盤24が配設されている。
【0024】このような金型装置を用いると、固定側コ
ア12a〜12dの外周に装着されたリング状部材13
〜13dにより偏心したキャビティ16を形成でき、樹
脂の射出成形により複数の偏心レンズを得ることができ
る。
【0025】なお、図4および図5に示す金型におい
て、固定側コアと可動側コアとで構成されたコア対の数
は特に制限されない。リング部材は、コア対のうち少な
くともいずれか一方のコアの外周部に配設され、かつ凸
面と凹面との中心軸を相対的に偏心可能であればよい。
なお、リング部材による偏心量又は偏心度は、直径方向
においてリング部材の厚みを調整し、リング部材の外径
中心に対して内径中心をシフトさせることにより調整で
きる。
【0026】複数のリング部材において、後加工を容易
にするため、レンズの偏心方向を一致させるのが好まし
いが、レンズの偏心方向は、リング部材と金型の外周保
持盤との位置関係で規定できるので、リング部材と外周
保持盤とを位置決め手段(例えば、凹凸溝,蟻溝構造な
どの凹凸スライド機構やスライド嵌合機構など)により
位置決めし、それぞれのレンズの偏心方向を一致させる
ことができる。位置決め手段は、複数のレンズ(キャビ
ティ)の偏心方向に対応して、リング部材と外周保持盤
の適所に形成できる。
【0027】本発明の金型は、ポリカーボネート樹脂,
アクリル樹脂などのプラスチックの射出成形により偏心
レンズ(プリズムレンズ)を得る上で有用である。
【0028】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細
に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定され
るものではない。 実施例1 図2に示す構造の金型、すなわち、固定側コア(r1=
62.5mm,外径=78.0mm)と可動側コア(r
2=61.8mm,外径=80.0mm)とを作製し、
固定側コアに装着したリング部材(外周リング)の内径
の中心をレンズ中心軸からt=0.5mmずらして金型
を作製した。この金型を用いてポリカーボネート系樹脂
を射出成形したところ、レンズの偏心角度θ=21.0
°、レンズの光学軸点の厚み2.09mmであった。
【0029】実施例2 リング部材(外周リング)の内径の中心をレンズ中心軸
からt=0.25mmずらして金型を作製する以外、上
記実施例1と同様にしてレンズを作製したところ、レン
ズの偏心角度θ=10.9°、レンズの光学軸点の厚み
2.02mmであった。
【0030】
【発明の効果】本発明では、リング部材により偏心量を
調整できるので、単一のキャビティであっても偏心量の
異なるレンズ成形品を安価に得ることができる。また、
複数のキャビティであっても、レンズの偏心方向を一致
させることができるとともに、キャビティ内での溶融樹
脂の流動性を損なうことなく均一なレンズ成形品を安価
に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はレンズ用金型の一例を示す断面図であ
る。
【図2】図2は本発明の偏心レンズ用金型の偏心状態を
示す概略断面図である。
【図3】図3は図2のリング部材を示す概略平面図であ
る。
【図4】図4は本発明の他の偏心レンズ用金型を示す概
略断面図である。
【図5】図5は図4のV-V線矢視図である。
【符号の説明】
1,2…コア 1a…湾曲凹面 2a…湾曲凸面 3…キャビティ 4…リング部材 5…ライナー(厚み調整部材) 12a,12b,12c,12d…固定コア 13a,13b,13c,13d…リング状部材 15a,15b,15c,15d…可動コア 16…キャビティ 18…ライナー 19…ガイドピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏心プラスチックレンズを得るための金
    型であって、凸面を有するコアと、凹面を有するコアと
    で構成された少なくとも一対のコアと、一対のコアのう
    ち少なくともいずれか一方のコアの外周部に配設され、
    かつ凸面と凹面との中心軸を相対的に偏心させるための
    リング部材とで構成されている偏心レンズ用金型。
  2. 【請求項2】 複数のコア対と、各一対のコアにおい
    て、少なくともいずれか一方のコアの外周部に配設さ
    れ、かつ凸面と凹面との中心軸を相対的に偏心させるた
    めのリング部材とで構成されている請求項1記載の偏心
    レンズ用金型。
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