JP2000032346A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000032346A
JP2000032346A JP10195942A JP19594298A JP2000032346A JP 2000032346 A JP2000032346 A JP 2000032346A JP 10195942 A JP10195942 A JP 10195942A JP 19594298 A JP19594298 A JP 19594298A JP 2000032346 A JP2000032346 A JP 2000032346A
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aperture
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貴行 木島
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    • H04N25/71Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
    • H04N25/73Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors using interline transfer [IT]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体のピーク消費電流を低減でき、低消
費電力化およびバッテリの長寿命化を有効に図ることが
できる撮像装置を提供する。 【解決手段】 撮像素子13を有する撮像装置におい
て、撮像素子13内の不要な信号電荷を掃き出す掃き出
し手段17と、この掃き出し手段による不要な電荷の掃
き出し周波数を制御する制御手段18とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、電子ス
チールカメラやデジタルカメラ等の撮像素子を有する撮
像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の撮像装置に用いられる撮像素子
は、従来種々のものが提案されており、例えば、図15
に模式的に示すような縦型オーバーフロードレイン構造
をもつインターライン形CCDの固体撮像素子が知られ
ている。
【0003】図15に示すCCDは、水平方向および垂
直方向に二次元的に配列され、光の入射により電荷の蓄
積を行う光電変換素子部を構成するフォトダイオード1
と、このフォトダイオード1に蓄積された電荷をトラン
スファーゲート2を介して受け取った後に、垂直方向に
順次転送する垂直転送路を構成する垂直シフトレジスタ
3と、この垂直シフトレジスタ3により転送される電荷
を水平方向に順次転送する水平転送路を構成する水平シ
フトレジスタ4と、この水平シフトレジスタ4の出力信
号を増幅して出力する信号検出器5とを有している。
【0004】図16は、図15に示したCCDを用いる
撮像装置の基本的構成を示すブロック図である。この撮
像装置は、被写体光束を後述するCCD13の受光面上
に結像するレンズ11と、このレンズ11からの被写体
光束を絞る絞り手段20と、被写体光束を通過させるか
遮光するかを制御する例えばメカニカルシャッタからな
るシャッタ手段12と、このシャッタ手段12を通過し
た被写体光束を電気信号に変換するCCD13と、この
CCD13からの電気信号に種々の処理を施して画像信
号として出力する信号処理回路14と、この信号処理回
路14からの画像信号を静止画として記憶するDRAM
や、画像信号を圧縮して静止画として記録するための記
録媒体を有する記録手段21と、シャッタ手段12を制
御するシャッタドライバ16と、絞り手段20を制御す
る絞りドライバ22と、CCD13に対してフォトダイ
オード1への信号電荷蓄積期間を制御するためのパル
ス、垂直シフトレジスタ3を駆動するためのパルス、水
平シフトレジスタ4を駆動するためのパルスを供給する
と共に、信号処理回路14に対してCCD13と同期し
て駆動するためのパルスを供給する信号発生器17と、
シャッタドライバ16、信号発生器17および絞りドラ
イバ22を含む各回路を統括的に制御するCPU18と
を有する。なお、信号処理回路14および信号発生器1
7は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)19で構
成されている。
【0005】図17は、図16に示す撮像装置による従
来の撮像動作を示すタイミングチャートで、垂直同期信
号VD、トランスファーゲートパルスTG、サブパルス
SUB、垂直シフトレジスタ転送パルスVT、クランプ
パルスCLP、シャッタ手段12の開閉動作、絞り手段
20の動作、絞りドライバ22の動作、およびCCD1
3からの読み出し信号であるCCD信号を示している。
【0006】垂直同期信号VDは、一つの画像を表す信
号(ここでは1フレーム)を得るための所定の単位期間
を規定するパルス列である。ここでは、各パルスにより
規定される期間を、それぞれV1,V2,・・・で示し
ている。
【0007】トランスファーゲートパルスTGは、フォ
トダイオード1に蓄積された電荷を垂直シフトレジスタ
3に転送するタイミングを決めるパルスで、垂直同期信
号VDに同期してトランスファーゲート2に印加され
る。ここでは、垂直同期信号VDの各期間V1,V2,
・・・に対応するトランスファーゲートパルスTGを、
TG0,TG1,・・・で示している。
【0008】サブパルスSUBは、フォトダイオード1
に発生した電荷を基板縦方向に排出するためのパルスで
あり、このサブパルスSUBが出力されている間は電荷
の排出が行われるようになっている。したがって、フォ
トダイオード1に電荷が蓄積されるのは、垂直同期信号
VDの各期間V1,V2,・・・に対応して時間区間t
b1,tb2, ・・・で示すように、サブパルスSUBが停
止している期間で、この蓄積期間を制御することによ
り、実効的露出時間を制御するいわゆる電子(素子)シ
ャッタを実現している。なお、この蓄積時間は、図示し
ない測光手段により被写体像を測光した結果に基づいて
決定され、その時間はサブパルスSUBを計数すること
によって計測される。
【0009】垂直シフトレジスタ転送パルスVTは、垂
直シフトレジスタ3内の電荷を水平シフトレジスタ4側
へ順次転送させるためのパルスである。
【0010】クランプパルスCLPは、CCD信号のう
ち、CCDのオプティカルブラック部に対応する信号を
クランプするパルスで、これにより画像信号の電位レベ
ルを安定化させて、黒レベルを安定に保っている。
【0011】シャッタ手段12は、通常は常に開いてお
り、記録トリガによりフォトダイオード1に電荷の蓄積
を行った後に、その電荷の転送を行う際には遮光するよ
うになっている。なお、記録トリガは、例えばレリーズ
ボタン(図示せず)が2段トリガでなる場合、すなわち
記録を行うためにレリーズボタンを軽く押す記録の準備
段階で第1トリガを発生させ、その状態から静止画像の
記録を開始するためにさらにレリーズボタンを押し込む
ことにより第2トリガを発生する場合には、第2トリガ
が記録トリガに相当する。
【0012】CCD信号は、垂直方向のオプティカルブ
ラック部に対応する時間区間t01,t02と、これら期間
に挟まれた被写体の画像の期間である有効期間とを有
し、通常はオプティカルブラック部の信号レベルよりも
有効期間の信号レベルのほうが高くなっている。
【0013】また、絞り手段20は、通常は開放径の状
態にあり、被写体が明るいために絞り手段20が開放径
のままでは電子シャッタのみでは適正露光を超えてしま
う場合に、光束を絞るようになっている。
【0014】図17に示すタイミングチャートから明ら
かなように、従来の撮像装置では、例えば、期間V3で
記録トリガが発せられると、垂直シフトレジスタ転送パ
ルスVTを連続して出力することにより、垂直シフトレ
ジスタ3内の不要電荷を時間区間taにおいて、所定の
読み出し時の転送パルスを休止期間を俟つことなく定常
的に印加する高速掃き出しを行っている。その後、期間
V4において、記録トリガが発するまでのCCD信号に
基づく測光処理によって決定された露光期間に対応し
て、サブパルスSUBの印加を時間区間tb4で停止させ
てフォトダイオード1に電荷を蓄積すると共に、この
際、電子シャッタのみで適正露光が確保できない場合に
は、期間V4の開始に同期して絞りドライバ22をオン
にして、絞り手段20により被写体光束を絞り込むよう
にしている。したがって、この時間区間tb4が一つのフ
レーム画像の露光時間となる。
【0015】期間V4内の時間区間tb4で露光された画
像は、期間V5において信号CCD4として出力され、
このCCD信号が記録トリガによる露光結果として信号
検出器5から出力される。また、この期間V5の開始に
同期して、絞り手段20を開放状態にすると共に、シャ
ッタドライバ16によりシャッタ手段12の遮光動作を
開始させ、次の期間V6内においてシャッタ手段12の
開動作を行うようにしている。なお、シャッタ手段12
が遮光動作を行っている期間V5で露光された画像は、
続く期間V6で信号CCD5として出力れるが、この信
号CCD5はシャッタ手段により入射光が遮光されたと
きのCCD信号であるため、オプティカルブラック部の
信号レベルと有効期間の信号レベルとがほぼ等しくな
る。
【0016】このように、従来の撮像装置においては、
記録トリガが発せられた期間V3で垂直シフトレジスタ
3の高速掃き出しを行い、次の期間V4で絞り手段20
を選択的に動作させると共に、期間V4内の時間区間t
b4でフォトダイオード1への電荷の蓄積を行い、さらに
次の期間V5で絞り手段20を開放すると共に、蓄積さ
れた電荷の転送を行うためにシャッタ手段12の遮光動
作を行い、その後の期間V6内でシャッタ手段12を再
び開くようにしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の撮像装置にあっては、シャッタ手段12がその
遮光動作を開始してから、完全な遮光状態となるまでに
応答時間tmを要することから、電荷の転送を行う期間
V5の開始に遮光動作を開始しても、応答時間tmの間
はCCD13に光が入射してフォトダイオード1に電荷
が発生することになる。このため、特に被写体が明るい
場合などには、サブパルスSUBによって電荷を縦方向
に排出しても、発生した電荷の一部が垂直シフトレジス
タ3に混入したり、また、発生した電荷がフォトダイオ
ード1の基板部に残留して、シャッタ手段12が完全に
遮光状態になった後に垂直シフトレジスタ3により転送
されて、本来のCCD信号にスミアが重畳されてしまう
という問題がある。なお、絞り手段20もシャッタ手段
12と同様の応答特性を有するが、図面では省略してあ
る。
【0018】そこで、本出願人は、上記の問題を解決す
るために、図16に示す構成において、図18に示すよ
うなタイミングで撮像動作を制御する撮像装置を既に提
案している(特願平8−344052号)。この撮像装
置では、記録トリガ発生後において、垂直シフトレジス
タ3内の不要電荷の高速掃き出しを垂直同期信号VDに
同期したトランスファーゲートパルスTG3に同期して
時間区間tcにおいて行う。なお、この高速掃き出し期
間tcにおける垂直シフトレジスタ転送パルスVTは、
情報として使用しない不要電荷を掃き出すので、必ずし
も水平ブランキング期間に同期させる必要はない。
【0019】また、高速掃き出し期間tcの終点を規定
すると共に、蓄積期間tb4で蓄積された信号電荷を垂直
シフトレジスタ3に転送するためのトランスファーゲー
トパルスTG4は、その発生タイミングを、シャッタ手
段12の応答時間tmおよびその公差を見込んだ所定時
間tvだけ次の期間V5の開始よりも早めに設定し、こ
のトランスファーゲートパルスTG4に同期してシャッ
タドライバ16によりシャッタ手段12の遮光動作を開
始する。
【0020】さらに、垂直シフトレジスタ3に転送され
た信号電荷は、所定時間tvの間は垂直転送を停止し、
この垂直転送停止期間tvを経過した時点で、次の期間
V5の開始に同期して垂直シフトレジスタ転送パルスV
Tを印加して、読み出しを開始する。なお、記録トリガ
発生後の蓄積期間tb4の開始タイミングは、トランスフ
ァーゲートパルスTG4の発生タイミングから、蓄積期
間tb4を遡ることにより決定する。また、被写体光束を
絞り込んで蓄積期間tb4を決定する場合には、期間V4
の開始において絞り手段20の絞り込みが行われるよう
に絞りドライバ22をオンし、蓄積期間tb4の終点、す
なわちトランスファーゲートパルスTG4に同期して絞
り手段20を開放する。
【0021】かかる撮像装置によれば、期間V4内の蓄
積区間tb4で蓄積された信号電荷を読み出す期間V5に
おいては、シャッタ手段12を完全に遮光状態とするこ
とができるので、上記のスミアの問題を解決でき、品質
の良好な画像信号を得ることができる。
【0022】しかしながら、本発明者らによる種々の実
験検討によれば、上記の本出願人の提案に係る撮像装置
には、以下に説明するような改良すべき点があることが
判明した。すなわち、電子スチールカメラやデジタルカ
メラのような携帯用の撮像装置では、バッテリが用いら
れることから、特に、低消費電力化が要求される。とこ
ろが、上記の撮像装置では、絞り手段20を駆動する場
合、その駆動期間とCCD13内の不要電荷の高速掃き
出し期間tcとが同じ期間となる。ここで、高速掃き出
しを行うための転送パルスの繰り返し周波数f(掃き出
し周波数)と、その際にCCD13に流れるピーク消費
電流Iとは、一般に、図19に示すような比例関係にあ
り、掃き出し周波数fが高くなればなるほど、ピーク消
費電流Iが大きくなり、消費電力が大きくなる。
【0023】このため、掃き出し周波数fを高い周波数
f1に固定的に設定すると、高速掃き出し期間tcで
は、装置全体に、図18に示すように、高速掃き出しに
よる高い掃き出し電流と、絞り手段20の絞り込み状態
を保持するための絞り保持電流とを含む非常に高いピー
ク消費電流が流れ、特に、絞り手段20が常時開放型の
場合には、絞り込み開始の瞬間により高いピーク消費電
流が流れることになる。このように、ピーク消費電流が
非常に高くなると、消費電力が増大してバッテリの寿命
が短くなると共に、バッテリの容量によっては、電源電
圧が低下してシステムが停止するおそれがある。
【0024】このような問題は、高速掃き出し期間tc
に、記録手段21においてCCD13からの画像データ
を書き込むアクセス動作等を並行して行う場合にも同様
に生じると共に、このような記録手段21のアクセス動
作と同時に絞り手段20の絞り込み動作をも行う場合に
は、より発生し易くなる。また、同様の問題は、図17
に示したように、不要電荷の高速掃き出しと、絞り手段
20の動作とを異なるタイミングで行う場合にも、バッ
テリ残量が少ない場合や、環境温度が低く、バッテリ能
力が低下している場合等にも生じると共に、第1トリガ
から記録トリガまでの期間におけるフレームレートを向
上させるために、CCD13の一部のラインの信号電荷
を読み出し、他のラインの電荷は高速掃き出しを行う場
合において、この期間内にストロボ手段の充電動作等を
並行して行う場合にも同様に生じる。
【0025】この発明は、このような点に鑑みてなされ
たもので、装置全体のピーク消費電流を低減でき、低消
費電力化およびバッテリの長寿命化を有効に図ることが
できるよう適切に構成した撮像装置を提供することを目
的とするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、撮像素子を有する撮像装置において、
前記撮像素子内の不要な電荷を掃き出す掃き出し手段
と、この掃き出し手段による前記不要な電荷の掃き出し
周波数を制御する制御手段と、を有することを特徴とす
るものである。
【0027】この発明の一実施形態では、装置の動作条
件を判別する動作条件判別手段を設け、動作条件判別手
段の出力に基づいて、前記制御手段により前記掃き出し
手段における掃き出し周波数を制御する。
【0028】前記動作条件判別手段による装置の動作条
件の一例としては、消費電流量を判別する。
【0029】この場合、好ましくは、消費電流量の判別
結果に基づいて、前記消費電流量が所定値を越えないよ
うに、前記制御手段により前記掃き出し手段における掃
き出し周波数を制御する。
【0030】前記動作条件判別手段による装置の動作条
件の他の例としては、機械的駆動部分が動作中か否かを
判別する。
【0031】前記動作条件判別手段による装置の動作条
件のさらに他の例としては、電源電圧レベルを判別す
る。
【0032】前記動作条件判別手段による装置の動作条
件のさらに他の例としては、環境温度を判別する。
【0033】この場合、好ましくは、環境温度の判別結
果に基づいて、前記環境温度が所定温度よりも低温のと
きは、前記制御手段により前記掃き出し手段における掃
き出し周波数を低くする。
【0034】さらに、この発明の一実施形態では、前記
撮像素子に入射する光束を制限する絞り手段を設け、こ
の絞り手段が動作中は、前記制御手段により前記掃き出
し手段における掃き出し周波数を非動作中よりも低くす
る。
【0035】この場合、好ましくは、前記絞り手段が動
作中のときの消費電流量が、非動作中のときの最大消費
電流量以下となるように、前記制御手段により前記掃き
出し手段における掃き出し周波数を低くする。
【0036】さらに、この発明の一実施形態では、被写
体を照明するストロボ手段を設け、このストロボ手段が
充電動作中は、前記制御手段により前記掃き出し手段に
おける掃き出し周波数を充電中でないときよりも低くす
る。
【0037】さらに、この発明の一実施形態では、前記
撮像素子からの画像データを書き込む記録手段を設け、
この記録手段が画像データを書き込むアクセス動作中
は、前記制御手段により前記掃き出し手段における掃き
出し周波数を非アクセス動作中のときよりも低くする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。図1は、この発明に係る
撮像装置の第1実施形態の構成を示すブロック図であ
る。図1において、図16に示した撮像装置と同様の作
用をなすものには、同一の参照番号を付してその詳細な
説明を省略する。この撮像装置は、基本的には図18で
説明したタイミングチャートと同様に動作するが、この
実施形態では、信号発生器17によるCCD13内の不
要電荷の掃き出し周波数fをf1およびf2(f1>f
2)に可変として、絞り手段20による被写体光束の絞
り込みの有無に応じて、CPU18の制御のもとに、信
号発生器17から掃き出し周波数f1およびf2の垂直
シフトレジスタ転送パルスVTを選択的に出力させる。
また、絞り手段20およびシャッタ手段12は、絞りシ
ャッタユニット25として一体に構成する。さらに、C
PU18には、レリーズボタン(図示せず)を1段目ま
で押し込むことにより第1トリガを発生するファースト
レリーズスイッチ(1RSW)26aと、2段目まで押
し込むことにより第2トリガである記録トリガを発生す
るセカンドレリーズスイッチ(2RSW)26bとを接
続する。
【0039】図2は、図1に示す絞りシャッタユニット
25を含む鏡枠ユニットの一例の構成を示す分解斜視図
である。図2において、中央に示されているほぼ円筒形
状をなす筒体は、その両端が開放された保持鏡筒51
で、この保持鏡筒51の図中左側(被写体側)に位置す
る前部開放端には、固定レンズ鏡枠52がネジ止め等の
固定手段により固定される。また、保持鏡筒51の図中
右側(CCD13側)に位置する後部開放端には、やは
りネジ止め等の固定手段により取り付け基板53が固定
される。
【0040】一対のガイドシャフト54a,54bは、
各一端が取り付け基板53に接着固定され、各他端が固
定レンズ鏡枠52の周辺部に対して嵌合支持されて、保
持鏡筒51の内部に光軸と平行となるように配設され、
この一対のガイドシャフト54a,54bに案内され
て、保持鏡筒51内を光軸方向に摺動自在に複数の移動
鏡筒55(56G,57G,58G等)が設けられてい
る。
【0041】なお、移動鏡筒58Gは、移動枠体58Z
に搭載された状態で、移動鏡筒56G,57G等と共に
ガイドシャフト54a,54bに沿って移動するように
なっている。ここでは、説明の便宜上、レンズを有して
いる光学部品をGを付して示し、レンズを有しない光学
部品をZを付して示してある。また、必ずしも明確な区
分けがされるわけではないが、移動鏡筒56G,57G
は、主としてズーム用のものであり、移動枠体58Zお
よび移動鏡筒58Gは、オートフォーカス(AF)用の
ものである。AF用の移動枠体58Zおよび移動鏡筒5
8Gは、移動枠体58Z上に設置されているAFモータ
により相対的に接近または離反することで、フォーカス
を自動調節し得るようになっている。
【0042】保持鏡筒51の内面には、複数本(この例
では3本)のリブ51x,51y,51zが光軸と平行
に設けられている。これらのリブ51x,51y,51
zは、保持鏡筒51の前部開口端から、移動鏡枠55内
を通過する光束を機械的に調整するための光量調節装
置、すなわち絞りシャッタユニット25が設置される位
置よりも奥方向の位置まで設けられいる。絞りシャッタ
ユニット25は、そのほぼ円盤状をなす基板周辺の切り
欠き部を、リブ51x,51y,51zにそれぞれ係合
させ、これらリブ51x,51y,51zをガイドとし
て摺動させて、保持鏡筒51の前部開口端から奥の方へ
収納する。また、リブ51x,51y,51zのそれぞ
れの一端には、固定レンズ鏡枠52をネジ止めするため
のネジ穴51a,51b,51cが設けてある。
【0043】固定レンズ鏡枠52は、外部からアダプタ
レンズやフィルタ等の光学部品を着脱自在に取り付け得
るように、その前面の内周面に取り付け用のネジ溝52
dが切ってある。また、固定レンズ鏡枠52の周辺部に
は、3本のリブ51x,51y,51zの一端に設けて
あるネジ穴51a,51b,51cと対応するネジ挿通
孔52a,52b,52cが設けてある。なお、ネジ挿
通孔52bは、図16では見えないので省略してある。
【0044】保持鏡筒51の外周には、移動鏡枠55を
光軸方向に進退自在に移動させるためのカム筒62が摺
接回動可能に嵌め込まれている。このカム筒62は、内
面に凸カム63aを有する第1のカム筒62aと、この
第1のカム筒62aに連結された内面に凹カム63bを
有する第2のカム筒62bとを有し、これら第1のカム
筒62aおよび第2のカム筒62bは、取り付け基板5
3に固定されているズームモータ64により一体的に回
転駆動されるようになっている。
【0045】絞りシャッタユニット25は、図3に示す
ように、保持鏡筒51内に光軸と垂直に配置され、中央
に開放径の開口を有するほぼ円盤形状のベース板65
と、このベース板65に併設され、ベース板65の開放
径よりも小さい径の円形開口部を有する薄板からなる絞
り部材66、および二枚の薄板からなるシャッタ部材6
7とを有する。また、図3(a)に示すように、ベース
板65の一方の面上には、絞り用駆動源68とシャッタ
用駆動源69とが相対向するように配置されている。な
お、ここでは、絞り用駆動源68およびシャッタ用駆動
源69として、いずれもソレノイドプランジャ機構を用
いている。
【0046】また、図3(b)に示すように、ベース板
65の他方の面上には、絞り用駆動源68により絞り部
材66を駆動するための絞りレバー71と、シャッタ用
駆動源69によりシャッタ部材67を駆動するためのシ
ャッタレバー72とが設けられている。ここで、絞りレ
バー71およびシャッタレバー72は、同一形状に形成
されている。
【0047】かかる構成の絞りシャッタユニット25に
おいて、絞りドライバ22(図1参照)から絞り用駆動
源68に通電されていないときは、絞り部材66はベー
ス板65の内部に隠れ、ベース板65の中央に設けられ
た開放径を有する開口が固定絞りの役割をする。この状
態で、絞り用駆動源68に通電すると、ソレノイドプラ
ンジャの鉄心に一部が係合した絞りレバー71が回動
し、これにより絞りレバー71に形成されたピンを介し
て係合された絞り部材66が回動して、絞り部材66の
円形開口部で光束の一部を遮る。その後、絞り用駆動源
68への通電を止めると、ソレノイドプランジャの鉄心
に設けられたバネの働きで、絞り部材66は元の位置に
戻り、絞り径は開放径となる。
【0048】また、シャッタ部材67は、シャッタドラ
イバ16(図1参照)からシャッタ用駆動源69に通電
されていないときは二枚ともベース板65の内部に隠れ
ており、通電されるとシャッタレバー72の回動動作に
よって光路を遮蔽し、その後、通電を止めると、絞り部
材66と同様に、ベース板65の内部に引っ込むことに
なる。
【0049】図4および図5は、第1実施形態の撮像装
置による撮像動作の要部を示すタイミングチャートであ
る。なお、図4および図5には、垂直同期信号VD、ト
ランスファーゲートパルスTG、サブパルスSUB、垂
直シフトレジスタ転送パルスVT、クランプパルスCL
P、絞りドライバ22の動作、絞り手段20の動作、シ
ャッタ手段12の動作、CCD13からの読み出し信号
であるCCD信号を示しているが、それらの作用につい
ては、図17において既に説明したので、ここでは、主
として図18の場合との動作の違いについて説明する。
【0050】この実施形態では、1RSW26aがオン
となり、さらに2RSW26bがオンとなって記録トリ
ガが発生後の次の期間V4で、CCD13内の不要電荷
を高速掃き出しするにあたり、絞りドライバ22により
絞り手段20を駆動して被写体光束の絞り込みを行う場
合には、信号発生器17から掃き出し周波数f2の垂直
シフトレジスタ転送パルスVTを連続的に出力させ(図
4参照)、絞り手段20による被写体光束の絞り込みを
行わない場合、すなわち絞り手段20を駆動することな
く開放状態で信号電荷の蓄積を行う場合には、信号発生
器17から掃き出し周波数f1(f1>f2)の垂直シ
フトレジスタ転送パルスVTを連続的に出力させる(図
5参照)。なお、図4において、絞り手段20の応答特
性については、図示を省略してある。
【0051】このように、信号発生器17によるCCD
13の不要電荷の掃き出し周波数fを可変とし、絞り手
段20を駆動して被写体光束の絞り込みを行う場合は、
絞り手段20を駆動しない場合の掃き出し周波数f1よ
りも低い掃き出し周波数f2で不要電荷の高速掃き出し
を行うようにすれば、その高速掃き出し動作による消費
電流を掃き出し周波数f1の場合よりも小さくできるの
で、絞り手段20が駆動状態にある高速掃き出し期間に
おける全体のピーク消費電流を、掃き出し周波数f1で
の掃き出し動作での消費電流と同程度まで低減すること
ができる。したがって、装置全体のピーク消費電流を低
減でき、低消費電力化およびバッテリの長寿命化を有効
に図ることができると共に、バッテリチェックによって
システムがストップするのを有効に防止することができ
る。
【0052】この発明の第2実施形態では、図1に示す
構成において、信号発生器17によるCCD13の読み
出しモードとして、図6に示すように、CCD13の1
ラインから最終Lラインまでの全画素の信号電荷を上述
したように有効電荷として順次読み出しを行う全画素読
み出しモードの他に、例えば画面中央部の垂直方向に一
部連続するj+1ラインからj+kラインまでのkライ
ンを有効エリアとし、残りの1ラインからjラインま
で、およびj+k+1ラインから最終Lラインまでを掃
き出しエリアとして、有効エリアの画素の信号電荷を読
み出し、掃き出しエリアの画素の電荷は不要電荷として
高速掃き出しするkライン読み出しモードを設定し、こ
れらの読み出しモードを、1RSW26aおよび2RS
W26bの操作に基づいてCPU18により選択して、
CCD13の読み出し動作を制御する。
【0053】すなわち、図7にタイミングチャートを示
すように、1RSW26aがオンとなって第1トリガが
発生したら、その時点でkライン読み出しモードを選択
して動作を開始する。このkライン読み出しモードで
は、垂直同期信号VDの各期間に同期して、CCD13
の掃き出しエリアの画素の不要電荷を、掃き出し周波数
f1で高速掃き出しする掃き出し動作と、画面中央部の
連続するkラインの有効エリアの画素の有効電荷を、所
定の読み出し周波数で読み出す読み出し動作とを行う。
このkライン読み出しモードで読み出されるkラインの
画像データは、例えば、オートフォーカス(AF)制
御、自動露出(AE)制御、オートホワイトバランス
(AWB)制御等の処理に用いる。
【0054】その後、2RSW26bがオンとなって記
録トリガが発生したら、次の期間(図7では期間V4)
から全画素読み出しモードを選択して、第1実施形態の
場合と同様にして、絞り手段20を駆動する場合には掃
き出し周波数f1よりも低い掃き出し周波数f2を選択
し、絞り手段20を駆動しない場合には掃き出し周波数
f1を選択して、垂直シフトレジスタ3(図15参照)
内の不要電荷の高速掃き出しを行い、その高速掃き出し
期間内の蓄積区間tb4で蓄積された信号電荷を、次の期
間V5で全画素について所定の読み出し周波数で読み出
す。
【0055】したがって、この実施形態においても、絞
り手段20を駆動する場合の高速掃き出し期間における
ピーク消費電流を低減できるので、第1実施形態と同様
の効果が得られる。また、この実施形態では、第1トリ
ガ発生した期間V0から記録トリガが発生した期間V3
までは、kライン読み出しモードにより画面中央部の連
続するkラインの有効エリアの信号電荷を読み出し、そ
の前後の掃き出しエリアの不要電荷は掃き出し周波数f
1で高速掃き出しするようにしたので、これらの期間の
フレームレートを向上できる。したがって、第1トリガ
から記録トリガまでのレリーズタイムラグを短くできる
ので、シャッタチャンスを逃すこともない。
【0056】図8は、この発明に係る撮像装置の第3実
施形態の構成を示すブロック図である。この実施形態
は、第2実施形態の構成において、CPU18に接続し
てバッテリ(図示せず)の残量(電源電圧レベル)をチ
ェックするバッテリチェック回路27を設け、第1トリ
ガ発生後のkライン読み出しモードでは、このバッテリ
チェック回路27の出力に基づいて、CPU18の制御
のもとに、信号発生器17から掃き出し周波数f1およ
びf2(f1>f2)の垂直シフトレジスタ転送パルス
VTを選択的に出力させて、掃き出しエリアの不要電荷
の掃き出し動作を制御する。また、記録トリガ発生後の
全画素読み出しモードでは、絞り手段20による被写体
光束の絞り込みの有無、およびバッテリチェック回路2
7の出力に基づいて、CPU18の制御のもとに、信号
発生器17から掃き出し周波数f1およびf2の垂直シ
フトレジスタ転送パルスVTを選択的に出力させて、不
要電荷の掃き出し動作を制御する。その他の構成および
動作は第2実施形態と同様である。したがって、ここで
は、主として第2実施形態との動作の違いについて説明
する。なお、バッテリチェック回路27は、CPU18
の制御のもとにバッテリ残量をチェックする機能と、バ
ッテリ残量を常時監視して所定の判定値(VBC0 )を下
回ると、CPU18に対して暴走を防止するためにリセ
ットをかけてシステムを停止させる機能とを有する。
【0057】図9は、この第3実施形態におけるCPU
18のメインルーチンを示すフローチャートである。こ
のメインルーチンは、装置の電源が投入されるとスター
トする。メインルーチンがスタートしたら、先ず初期設
定を行い(ステップS1)、1RSW26aがオンにな
るのを待つ(ステップS2)。
【0058】ステップS2で1RSW26aがオンにな
ったのが検出されたら、CPU18の制御のもとにバッ
テリチェック回路27においてバッテリチェックを行っ
て(ステップS3)、その電源電圧レベルの検出値Vcc
と予め設定した第1の基準値VBC1 とを比較する(ステ
ップS4)。ここで、第1の基準値VBC1 は、例えば、
動作保証電圧範囲のほぼ最低限の電圧レベルで、CPU
18に対してリセットをかける上記の判定値VBC0 より
も若干高い電圧レベルとする。
【0059】ステップS4での比較結果が、Vcc<VBC
1 の場合には、バッテリが消耗し、使用不可と判断し
て、CPU18自身を非動作状態とするストップモード
にする(ステップS5)。この場合は、図示しない液晶
表示装置等にバッテリ不可の表示を行う。これに対し、
Vcc≧VBC1 の場合には、次に、予め設定した第2の基
準値VBC2 (VBC2 >VBC1 )と比較する(ステップS
6)。ここで、第2の基準値VBC2 は、例えば、動作保
証電圧範囲のほぼ中間の電圧レベルとする。
【0060】ステップS6での比較結果が、Vcc>VBC
2 の場合には、kライン読み出しモードにおける掃き出
しエリアの不要電荷の掃き出し周波数fとしてf1を設
定し(ステップS7)、Vcc≦VBC2 の場合にはf2を
設定して(ステップS8)、kライン読み出しモードに
よる撮像シーケンスを行い、これにより得られる画像デ
ータに基づいて、AF制御、AE制御、AWB制御等の
処理を行う(ステップS9)。
【0061】その後、2RSW26bがオンになったか
否かをチェックし(ステップS10)、オフの場合には
ステップS2に戻って上記の動作を繰り返し、オンにな
ったのを検出したら、次に、ステップS9でのAE制御
における露出演算結果に基づいて、絞り手段20をオン
するか否かを判断する(ステップS11)。
【0062】ステップS11で、絞り手段20をオンに
する場合には、全画素読み出しモードにおける不要電荷
の掃き出し周波数fとしてf2を設定し(ステップS1
2)、絞り手段20をオフのままとする場合には、次
に、Vcc>VBC2 を判断して(ステップS13)、Vcc
>VBC2 の場合には、上記の掃き出し周波数fとしてf
1を設定し(ステップS14)、Vcc≦VBC2 の場合に
はf2を設定して(ステップS12)、全画素読み出し
モードによる撮像シーケンス、すなわち図7において期
間V4およびそれ以後の動作を行い(ステップS1
5)、それにより得られる画像データを静止画として記
録手段21に記録して(ステップS16)、ステップS
2に戻る。
【0063】このように、この実施形態においては、掃
き出し周波数fをf1,f2と可変にして、バッテリチ
ェック回路27によるバッテリの残量に応じて、バッテ
リ残量Vccが、Vcc≦VBC2 の場合には、kライン読み
出しモードにおける掃き出しエリアの掃き出し周波数f
を低い周波数f2にすると共に、全画素読み出しモード
における掃き出し周波数fも、絞り手段20の動作にか
かわらず低い周波数f2として掃き出し動作を制御する
ようにしたので、第2実施形態における効果に加え、バ
ッテリ残量が少ないときの消費電流を低減でき、したが
ってバッテリの長寿命化をより有効に図ることができる
と共に、バッテリチェックによってシステムがストップ
するのをより有効に防止することができる。
【0064】図10は、この発明に係る撮像装置の第4
実施形態の構成を示すブロック図である。この実施形態
は、第3実施形態の構成において、さらに、CPU18
に接続して被写体を照明するストロボ手段28を設け、
第1トリガ発生後のkライン読み出しモードにおける掃
き出しエリアの不要電荷の掃き出し動作を、このストロ
ボ手段28が充電中か否か、およびバッテリチェック回
路27でのチェック結果に基づいて、CPU18の制御
のもとに、信号発生器17から掃き出し周波数f1およ
びf2(f1>f2)の垂直シフトレジスタ転送パルス
VTを選択的に出力させて制御する。なお、記録トリガ
発生後の全画素読み出しモードにおける不要電荷の掃き
出し動作は、第3実施形態におけると同様に、絞り手段
20による被写体光束の絞り込みの有無、およびバッテ
リチェック回路27の出力に基づいて、CPU18の制
御のもとに、信号発生器17から掃き出し周波数f1お
よびf2の垂直シフトレジスタ転送パルスVTを選択的
に出力させて制御する。その他の構成および動作は第2
実施形態と同様である。したがって、ここでは、主とし
て第3実施形態との動作の違いについて説明する。
【0065】図11は、この第4実施形態におけるCP
U18のメインルーチンを示すフローチャートである。
装置の電源投入によりメインルーチンがスタートした
ら、初期設定を行い(ステップS21)、1RSW26
aがオンになるのを待つ(ステップS22)。ここで1
RSW26aがオンになったのが検出されたら、バッテ
リチェックを行って(ステップS23)、電源電圧レベ
ルVccと第1の基準値VBC1 とを比較し(ステップS2
4)、Vcc<VBC1 の場合には、CPU18自身を非動
作状態とするストップモードとし(ステップS25)、
Vcc≧VBC1 の場合には、次に、第2の基準値VBC2 と
比較する(ステップS26)。
【0066】ステップS26での比較結果が、Vcc>V
BC2 の場合には、kライン読み出しモードにおける掃き
出しエリアの不要電荷の掃き出し周波数fとしてf1を
設定し(ステップS27)、Vcc≦VBC2 の場合にはf
2を設定して(ステップS28)、次に、ストロボ手段
28が充電中か否かを判断する(ステップS29)。こ
こで、ストロボ手段28が充電中の場合には、ステップ
S27での周波数f1の設定にかかわらず、掃き出し周
波数fとしてf2を設定し(ステップS30)、充電中
でない場合には、ステップS27あるいはステップS2
8で設定された掃き出し周波数fで、kライン読み出し
モードによる撮像シーケンスを行い、これにより得られ
る画像データに基づいて、AF制御、AE制御、AWB
制御等の処理を行う(ステップS31)。
【0067】その後のステップS32〜ステップS38
では、図9に示した第3実施形態におけるステップS1
0〜ステップS16と同じ処理を行って、記録手段21
に静止画を記録し、ステップS22に戻る。
【0068】このように、この実施形態では、ストロボ
手段28の充電中は、kライン読み出しモードにおける
掃き出しエリアの不要電荷の掃き出しを、掃き出し周波
数fとしてf1よりも低い周波数f2を設定して行うよ
うにしたので、上述した実施形態におけると同様に、装
置全体のピーク消費電流を低減でき、低消費電力化およ
びバッテリの長寿命化を有効に図ることができると共
に、バッテリチェックによってシステムがストップする
のをより有効に防止することができる。
【0069】図12は、この発明に係る撮像装置の第5
実施形態の構成を示すブロック図である。この実施形態
は、第3実施形態の構成において、さらに、CPU18
に接続して環境温度Taを検出する測温回路29を設け
る。この測温回路29を構成するサーミスタ等の温度セ
ンサは、好ましくは、絞り手段20あるいはバッテリの
近傍に配置する。また、信号発生器17によるCCD1
3内の不要電荷の掃き出し周波数fは、f1,f2,f
3,f4(f1>f2>f3>f4)と可変にし、第1
トリガ発生後のkライン読み出しモードでは、バッテリ
チェック回路27でのチェック結果、および測温回路2
9で検出した環境温度Taに基づいて、CPU18の制
御のもとに、信号発生器17から掃き出し周波数f1,
f2およびf3(f1>f2)の垂直シフトレジスタ転
送パルスVTを選択的に出力させて掃き出しエリアの不
要電荷の掃き出し動作を制御する。また、記録トリガ発
生後の全画素読み出しモードでは、測温回路29で検出
した環境温度Ta、絞り手段20による被写体光束の絞
り込みの有無、およびバッテリチェック回路27でのチ
ェック結果に基づいて、CPU18の制御のもとに、信
号発生器17から掃き出し周波数f1,f2,f3,f
4の垂直シフトレジスタ転送パルスVTを選択的に出力
させて不要電荷の掃き出し動作を制御する。その他の構
成および動作は第2実施形態と同様である。したがっ
て、ここでは、主として第3実施形態との動作の違いに
ついて説明する。
【0070】図13は、この第5実施形態におけるCP
U18のメインルーチンを示すフローチャートである。
装置の電源投入によりメインルーチンがスタートした
ら、初期設定を行い(ステップS41)、1RSW26
aがオンになるのを待つ(ステップS42)。この1R
SW26aがオンになるまでの間は、測温回路29の出
力を読み出して環境温度Taを測定する(ステップS4
3)。
【0071】ステップS42で1RSW26aがオンに
なったのが検出されたら、バッテリチェックを行って
(ステップS44)、電源電圧レベルVccと第1の基準
値VBC1 とを比較し(ステップS45)、Vcc<VBC1
の場合には、CPU18自身を非動作状態とするストッ
プモードとし(ステップS46)、Vcc≧VBC1 の場合
には、次に、第2の基準値VBC2 と比較する(ステップ
S47)。
【0072】ステップS47での比較結果が、Vcc>V
BC2 の場合には、kライン読み出しモードにおける掃き
出しエリアの不要電荷の掃き出し周波数fとしてf1を
設定し(ステップS48)、Vcc≦VBC2 の場合にはf
2を設定して(ステップS49)、次に、検出した環境
温度Taと基準温度Tthとを比較する(ステップS5
0)。ここで、環境温度Taが低温で、Ta<Tthの場
合には、ステップS48あるいはステップS49での掃
き出し周波数の設定にかかわらず、掃き出し周波数fと
してf3を設定し(ステップS51)、Ta≧Tthの場
合には、ステップS48あるいはステップS49で設定
された掃き出し周波数fで、kライン読み出しモードに
よる撮像シーケンスを行い、これにより得られる画像デ
ータに基づいて、AF制御、AE制御、AWB制御等の
処理を行う(ステップS52)。
【0073】その後、2RSW26bがオンになったか
否かをチェックし(ステップS53)、オフの場合には
ステップS42に戻って上記の動作を繰り返し、オンに
なったのを検出したら、次に、Ta<Tthをチェックし
(ステップS54)、Ta≧Tthの場合には、ステップ
S55〜ステップS58で、図9に示した第3実施形態
におけるステップS11〜ステップS14と同じ処理を
行って、絞り手段20の駆動の有無およびバッテリ残量
Vccに基づいて、全画素読み出しモードにおける不要電
荷の掃き出し周波数fとして、f1あるいはf2を設定
する。
【0074】これに対し、ステップS54でのチェック
結果が、Ta<Tthの場合には、次に、絞り手段20が
駆動されるか否かをチェックし(ステップS59)、駆
動されない場合には、さらに、Vcc>VBC2 をチェック
し(ステップS60)、Vcc>VBC2 の場合には、全画
素読み出しモードにおける不要電荷の掃き出し周波数f
としてf2を設定し(ステップS61)、Vcc≦VBC2
の場合にはf3を設定する(ステップS62)。また、
ステップS59で絞り手段20が駆動されると判断され
た場合には、掃き出し周波数fとしてf4を設定する
(ステップS63)。
【0075】このようにして、全画素読み出しモードに
おける掃き出し周波数fを、f1,f2,f3,f4の
中から選択設定したら、その掃き出し周波数を用いて全
画素読み出しモードによる撮像シーケンス動作を行い
(ステップS64)、それにより得られる画像データを
静止画として記録手段21に記録して(ステップS6
5)、ステップS42に戻る。
【0076】このように、この実施形態では、バッテリ
残量Vccの他に、環境温度Taをも考慮し、Vcc≦VBC
2 で、かつ低温でバッテリ能力が低下するTa<Tthの
場合には、掃き出し周波数fを、kライン読み出しモー
ドでは、さらに低い周波数f3に設定して、掃き出しエ
リアの不要電荷の高速掃き出しを行い、また、全画素読
み出しモードでは、絞り手段20の駆動の有無に応じ
て、絞り手段20がオフの場合にはf3に、オンの場合
には、さらに低いf4に設定して不要電荷の高速掃き出
しを行うようにしたので、上述した実施形態におけると
同様に、装置全体のピーク消費電流を低減でき、低消費
電力化およびバッテリの長寿命化を有効に図ることがで
きると共に、バッテリチェックによってシステムがスト
ップするのをより有効に防止することができる。
【0077】なお、この発明は、上述した実施形態にの
み限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可
能である。例えば、第4および5実施形態を組み合わせ
て、Vcc≦VBC2 、Ta<Tthで、かつストロボ手段2
8が充電中の場合は、kライン読み出しモードにおける
掃き出し周波数fを、さらに低い周波数f4に設定し
て、掃き出しエリアの不要電荷の高速掃き出しを行うよ
うにすることもできる。
【0078】また、記録手段21に画像データを書き込
む等のアクセス動作の有無に応じて、アクセス動作中は
非アクセス動作中のときよりも掃き出し周波数を低くし
て消費電流を低減するよう制御することもできる。この
ようにすれば、例えば、記録手段21への画像データの
書き込み中に、システムが停止して画像データが消失さ
れるのを有効に防止することができる。
【0079】さらに、図14に示すように、CPU18
に接続して装置全体の消費電流を検出する消費電流検出
回路30を設け、この消費電流検出回路30の出力に基
づいて、CPU18により絞り手段20の非動作中にお
ける全消費電流の最大値を検出して内部のRAMや図示
しないE2 ROM等に記憶し、絞り手段20の動作中に
おける全消費電流が、記憶されている最大値よりも小さ
くなるように、絞り手段20の動作中における掃き出し
周波数fを制御することもできる。このようにすれば、
絞り手段20の動作中に、全消費電流が過大となって、
システムが停止したり、電源系に内蔵されたヒューズが
焼損するのを有効に防止することができる。また、この
消費電流検出回路30を、上述したバッテリチェック回
路27、ストロボ手段28、測温回路29と適宜組み合
わせて設けて、第2〜5実施形態におけるkライン読み
出しモードでの掃き出し周波数を、全消費電流が、記憶
されている絞り手段20の非動作中における全消費電流
の最大値よりも小さくなるように制御することもでき
る。
【0080】さらにまた、第2〜5実施形態では、第1
トリガが発生した時点から記録トリガが発生するまでの
期間は、kライン読み出しモードでCCD13の画面中
央部の連続するkラインの信号電荷を読み出すようにし
たが、この連続するkラインは画面の任意の領域とする
ことができる。また、この第1トリガから記録トリガま
での期間は、フレームレートを向上させて、レリーズタ
イムラグを小さくできれば良いので、例えば、全ライン
あるいは任意の一部の領域のラインに対して間引き読み
出しを行ったり、その間引き読み出したラインの信号電
荷を適宜加算して読み出す等、任意の読み出しモードと
することができる。
【0081】また、撮像素子は、上述した縦型オーバー
フロードレイン構造をもつインターライン形CCDに限
らず、他の機能のCCD撮像素子を用いる場合でも、こ
の発明を有効に適用することができる。
【0082】
【発明の効果】この発明によれば、掃き出し手段により
撮像素子内の不要な電荷を掃き出す掃き出し周波数を制
御するようにしたので、掃き出し周波数を適宜低くする
ことができる。したがって、装置全体のピーク消費電流
を低減でき、低消費電力化およびバッテリの長寿命化を
有効に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る撮像装置の第1実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す絞り手段およびシャッタ手段を含む
鏡枠ユニットの一例の構成を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示す絞りシャッタユニットの構成を示す
図である。
【図4】第1実施形態の撮像装置による撮像動作を示す
タイミングチャートである。
【図5】同じく、第1実施形態の撮像装置による撮像動
作を示すタイミングチャートである。
【図6】この発明に係る撮像装置の第2実施形態を説明
するための図である。
【図7】第2実施形態の撮像装置による撮像動作を示す
フローチャートである。
【図8】この発明に係る撮像装置の第3実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図9】第3実施形態の撮像装置による撮像動作を示す
フローチャートである。
【図10】この発明に係る撮像装置の第4実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図11】第4実施形態の撮像装置による撮像動作を示
すフローチャートである。
【図12】この発明に係る撮像装置の第5実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図13】第5実施形態の撮像装置による撮像動作を示
すフローチャートである。
【図14】この発明に係る撮像装置の変形例の構成を示
すブロック図である。
【図15】この発明に係る撮像装置に使用可能な撮像素
子としてのCCDの一例の構成を示す図である。
【図16】従来の撮像装置の基本的構成を示すブロック
図である。
【図17】その動作を示すタイミングチャートである。
【図18】本出願人が先に提案した撮像装置における撮
像動作を示すタイミングチャートである。
【図19】不要電荷の掃き出し周波数とピーク消費電流
との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 フォトダイオード 2 トランスファーゲート 3 垂直シフトレジスタ 4 水平シフトレジスタ 5 信号検出器 11 レンズ 12 シャッタ手段 13 CCD 14 信号処理回路 16 ドライバ 17 信号発生器 18 CPU 19 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 20 絞り手段 21 記憶手段 22 絞りドライバ 25 絞りシャッタユニット 26a ファーストレリーズスイッチ(1RSW) 26b セカンドレリーズスイッチ(2RSW) 27 バッテリチェック回路 28 ストロボ手段 29 測温回路 30 消費電流検出回路 65 ベース板 66 絞り部材 67 シャッタ部材 68 絞り用駆動源 69 シャッタ用駆動源 71 絞りレバー 72 シャッタレバー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を有する撮像装置において、 前記撮像素子内の不要な電荷を掃き出す掃き出し手段
    と、 この掃き出し手段による前記不要な電荷の掃き出し周波
    数を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撮像装置において、 装置の動作条件を判別する動作条件判別手段を有し、 前記制御手段は、前記動作条件判別手段の出力に基づい
    て、前記掃き出し手段における掃き出し周波数を制御す
    ることを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の撮像装置において、 前記動作条件判別手段は、装置の動作条件として消費電
    流量を判別することを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の撮像装置において、 前記制御手段は、前記動作条件判別手段による消費電流
    量の判別結果に基づいて、前記消費電流量が所定値を越
    えないように、前記掃き出し手段における掃き出し周波
    数を制御することを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の撮像装置において、 前記動作条件判別手段は、装置の動作条件として機械的
    駆動部分が動作中か否かを判別することを特徴とする撮
    像装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の撮像装置において、 前記動作条件判別手段は、装置の動作条件として電源電
    圧レベルを判別することを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の撮像装置において、 前記動作条件判別手段は、装置の動作条件として環境温
    度を判別することを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の撮像装置において、 前記制御手段は、前記動作条件判別手段による環境温度
    の判別結果に基づいて、前記環境温度が所定温度よりも
    低温のときは、前記掃き出し手段における掃き出し周波
    数を低くすることを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の撮像装置において、 前記撮像素子に入射する光束を制限する絞り手段を有
    し、 前記制御手段は、前記絞り手段が動作中は非動作中より
    も、前記掃き出し手段における掃き出し周波数を低くす
    ることを特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の撮像装置において、 前記制御手段は、前記絞り手段が動作中のときの消費電
    流量が、非動作中のときの最大消費電流量以下となるよ
    うに、前記掃き出し手段における掃き出し周波数を低く
    することを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の撮像装置において、 被写体を照明するストロボ手段を有し、 前記制御手段は、前記ストロボ手段が充電動作中は充電
    中でないときよりも、前記掃き出し手段における掃き出
    し周波数を低くすることを特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の撮像装置において、 前記撮像素子からの画像データを書き込む記録手段を有
    し、 前記制御手段は、前記記録手段が画像データを書き込む
    アクセス動作中は非アクセス動作中のときよりも、前記
    掃き出し手段における掃き出し周波数を低くすることを
    特徴とする撮像装置。
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