JP2000032260A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000032260A
JP2000032260A JP10200020A JP20002098A JP2000032260A JP 2000032260 A JP2000032260 A JP 2000032260A JP 10200020 A JP10200020 A JP 10200020A JP 20002098 A JP20002098 A JP 20002098A JP 2000032260 A JP2000032260 A JP 2000032260A
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image
color
toner
sheet
image forming
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JP10200020A
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English (en)
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Takanobu Yamada
孝信 山田
Naotoshi Kawai
直利 河合
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿画像が紙幣等と類似する場合、合法的な
利用には支障ない程度に画像を再現でき、且つ悪用を確
実に防止できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像データから再生されるY,M,C,
Bkの画像を重ねてシートに記録する(単なる転写では
なく定着等を含む処理をいう)画像形成装置。画像デー
タと紙幣等の参照画像データを比較して両者の合致性を
判定し、両者が合致する場合は(S21:YES)Y,
M,C,Bkの重ね画像のシートへの記録処理前にY,
M,C,Bkの少なくとも一色の画像を欠落させ、例え
ばBkのみで画像を形成して(S29)、これをシート
に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データから再
生される複数色の画像を重ねて記録画像を形成する画像
形成装置に関する。本発明の画像形成装置は、紙幣や有
価証券等の偽造防止機能を有する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカラー複写機の精度の向上に伴
い、紙幣や有価証券等の偽造防止機能が必須の構成とし
て要求されている。特開昭55−111977号公報に
は、原稿を読み取って得た画像データを、予め記憶して
いる紙幣や小切手等の複写禁止物の画像データとパター
ンマッチングし、両者が合致すると判定されると当該原
稿の複写動作を禁止する技術が開示されている。また、
特開平2−73283号公報には、上記と同様にパター
ンマッチングを行い、両者が合致すると判定されると当
該原稿の複写画像を黒く塗りつぶす技術が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紙幣等の複写防止機能
を備えた複写機では、原稿画像と紙幣等とのパターンマ
ッチングを複写動作終了前に完了しなければならず、且
つ、比較的低コストで両者の合致の有無を判定しなけれ
ばならない。このため、厳密なパターンマッチングはせ
ず、原稿画像から抽出した特徴が紙幣等の特徴と似てい
るか否かを判定して、似ている場合に複写禁止や複写画
像の塗りつぶしを行っている。
【0004】また、厳密なパターンマッチングは技術的
には可能であるが、厳密にパターンマッチングを行う
と、紙幣等の折り目,皺,汚れ等のために紙幣等を紙幣
等として認識できず、その結果、紙幣等の複写を見逃し
てしまう場合も生ずる。このため、厳密なパターンマッ
チングに代えて特徴が類似しているか否かの判定を用い
ることで、紙幣等の偽造を確実に防止しているという事
情もある。
【0005】しかし、パターンマッチングを簡略化する
と、紙幣等と類似しているが実際には紙幣等でない原稿
までも紙幣等であると誤認して複写動作を禁止したり複
写画像を塗りつぶしたりする場合が生じ、その場合に
は、当該原稿を偽造防止機能の無い白黒の複写機で再度
コピーしなければならず、無駄な手間を要した。
【0006】さらに、偽造防止のために複写画像を塗り
つぶす技術では、塗りつぶしによってトナー消費量が過
剰となる結果、定着部での定着不良やトナーの飛び散り
等の不具合を生じたり、現像装置内のトナー濃度が急激
に低下して次回以降のコピー動作に支障を来すという問
題もある。また、偽造防止のために複写動作を禁止する
複写機に於いてADFを用いて原稿を自動給紙するとと
もにソータを用いて複写物を自動で仕分ける場合に、偽
造と判定された時点で複写動作が中断されるため、当該
原稿を他の複写機でコピーして、当該原稿以前及び以後
の原稿の複写物と手作業で仕分けなければならず、無駄
な手間を要した。
【0007】本発明は、原稿画像が紙幣等と類似すると
判定された場合でも、合法的な利用には支障ない程度に
画像を再現でき、且つ、偽造紙幣等として悪用すること
(違法な利用)を確実に防止できる、画像形成装置を提
供することを目的とする。また、これにより、上述の無
駄な手間を無くすことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
データから再生される複数色の画像を重ねてシートに記
録(単なる転写ではなく例えば定着処理等を施したもの
を「記録」という)する画像形成装置に於いて、前記画
像データと所定の参照画像データを比較して両者の合致
性を判定する判定手段と、前記判定手段により両者が合
致すると判定された場合は前記記録前に少なくとも一色
の画像を欠落させる色削減手段と、を有することを特徴
とする画像形成装置である。
【0009】ここで、画像データは、画像形成装置に接
続された画像読取装置や画像形成装置に一体に搭載され
た画像読取手段からオンラインで供給されてもよく、別
の画像読取装置やデジタルカメラから取り込まれてメモ
リカード等に格納された画像データであってもよい。後
者の場合、画像形成装置にカード受部を設け、該カード
受部にメモリカードを挿入することで、パソコン等から
の特別な操作を行うことなく記録紙上への画像形成を可
能にするように構成してもよい。また、所定の参照画像
データとは、例えば、紙幣、小切手等の有価証券、回数
券、各種のチケット、切手、印紙、駐車券等のように、
複写によって悪用される恐れのある画像のデータであ
る。また、色削減手段は、最終的にシートに記録される
画像が少なくとも一色の画像を欠く画像となるように、
シートへの記録前に少なくとも一色の画像を欠落させる
ように機能する手段である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に於いて、前
記画像形成装置は感光体に形成したトナー像を順にシー
トに転写して該シート上で複数色の画像を重ねる電子写
真方式の装置であり、前記色削減手段はシートに転写し
たトナー像を除電して該シートから感光体に再転写する
ことで当該トナー色以前の画像を欠落させることを特徴
とする画像形成装置である。即ち、当該トナー色の画像
と、それより前にシートに転写されていたトナー色の画
像を再転写によって欠落させることにより、少なくとも
一色の欠落した画像をシートに記録する装置である。
【0011】請求項3の発明は、請求項1に於いて、前
記画像形成装置は感光体に形成したトナー像を順に中間
転写体に転写して該中間転写体上で複数色の画像を重ね
た後に該中間転写体からシートに転写する電子写真方式
の装置であり、前記色削減手段は前記中間転写体に転写
したトナー像を該中間転写体から除去することで当該ト
ナー色以前の画像を欠落させることを特徴とする画像形
成装置である。即ち、当該トナー色の画像と、それより
前に中間転写体に転写されていたトナー色の画像を除去
して欠落させることにより、少なくとも一色の欠落した
画像をシートに記録する装置である。
【0012】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
に於いて、前記色削減手段が前記当該トナー色以前の画
像を欠落させると全トナー色を重ねた画像が除去される
場合は、前記色削減手段の動作後に何れか一色の画像を
再度形成してシートに記録する制御手段、を有すること
を特徴とする画像形成装置である。例えば、Y(イエロ
ー),M(マゼンタ),C(シアン),Bk(ブラッ
ク)の順にトナー画像を形成して重ねる装置に於いて、
前記色削減手段の動作によってY,M,Cの3色の重ね
画像が除去される場合には、色削減手段の動作後に通常
の処理を再開してBkの画像を形成し、これを記録処理
(定着処理等)すればよい。しかし、前記色削減手段の
動作によりY,M,C,Bkの4色の重ね画像が除去さ
れてしまう場合には、色削減手段の動作後に通常の処理
を再開してもBkの画像をシートに記録することはでき
ない。このため、このような場合には新たに何れか一色
(Y/M/C/Bkの何れか)の画像形成を行って、そ
の単色画像をシートに記録するようにしたものである。
新たに単色画像を形成する必要があるか否かは、色削減
手段の動作タイミングによって定まり、これは、判定手
段の判定完了のタイミングによって左右される。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の
何れかに於いて、さらに、原稿台上の原稿を読み取って
画像データを生成して前記複数色の画像の再生に供する
ための画像読取手段を有することを特徴とする画像形成
装置である。このような構成は、例えば、デジタルカラ
ー複写機として実現される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、電子写真方式のデジタ
ルカラー複写機に即して本発明を説明しているが、本発
明は、電子写真方式や複写機に限定されない。例えば、
他の方式を用いて複数色の画像を重ねることによりフル
カラー画像をシートに記録する装置に対して本発明を適
用できる。また、複写機とは異なり画像データを読み取
る手段を一体には具備していないが、オンライン又はオ
フラインで供給される画像データに基づいて複数色の重
ね画像としてのフルカラー画像をシートに記録するプリ
ンタに対して本発明を適用することもできる。オフライ
ンで画像データを供給する手段としては、例えば、デジ
タルカメラやスキャナ等で読み取った画像データを保持
する記録媒体がある。この記録媒体を所定の受部にセッ
トしてプリントをスタートさせるという簡単な操作で記
録画像をプリント出力するように構成されて店頭に設け
られる装置についても本発明を適用できる。
【0015】図3は、Y,M,C,Bkの順に感光体ド
ラム11(図1)に形成したトナー画像を、転写ドラム
13(図1)に巻き付けた記録紙に順に転写して、該記
録紙上で重ねることにより、フルカラーの画像を形成す
る電子写真方式のデジタルカラー複写機に対して、本発
明を適用する場合の処理手順(偽造防止機能を実現する
ための処理手順)を示す。また、図2は、図3の手順内
の判定手順(S11〜S23,請求項の判定手段の機
能)を実行する複写禁止マーク検出部23と該複写禁止
マーク検出部23へ判定対象の画像データを入力させる
画像信号処理回路20との関係を示すブロック図であ
る。
【0016】図3に示すように、まず、複写禁止マーク
検出部23は、供給される画像データを読み込み(S1
1)、ROM23cに格納している複写禁止原稿の何れ
かと特徴が似ている部分を抽出する(S13)。その結
果、似ている部分が無い場合は(S15:NO)、当該
原稿についてY,M,C,Bkのプリントデータ用に順
に供給される次の画像データを読み込む(S11)。
【0017】ステップS15で、似ている部分が有る場
合は(S15:YES)、その画像データをRAM23
bに格納して(S17)、ROM23cの複写禁止画像
データとのパターンマッチングを行う(S19)。その
結果、複写禁止原稿でない場合は(S21:NO)、当
該原稿についてY,M,C,Bkのプリントデータ用に
順に供給される次の画像データを読み込む(S11)。
【0018】一方、ステップS21で複写禁止原稿であ
ると判定された場合は(S21:YES)、その旨の信
号が複写禁止マーク検出部23からプリント制御25へ
送られる。これに応じて、プリント制御25は、転写ド
ラム13に巻き付けた記録紙の電荷を除去する除電チャ
ージャ13a(図1)をオンする(S25)。これによ
り、次回の転写工程(感光体ドラム11のトナー画像を
記録紙に転写するための工程)では、記録紙上のトナー
画像が感光体ドラム11に転写(再転写)される(S2
7)。即ち、記録紙上からトナー画像が除去される。
【0019】こうして、記録紙上から従前のトナー画像
が除去されると、ブラックのトナー画像が感光体ドラム
11から記録紙に転写される。このブラックトナー画像
を転写された記録紙は搬送ベルト15によって定着器1
6へ搬送され、該定着器16にて熱圧着による画像定着
処理を施された後(S29)、機外の排紙トレイ17上
へ排出される。
【0020】上記に於いて、ブラックトナー画像の転写
は、通常の画像形成工程内のブラックトナー画像の転写
として行われる場合と、通常の画像形成工程内のブラッ
クトナー画像の転写後に再度行われる場合がある。何れ
の転写が行われるかは、複写禁止マーク検出部23から
プリント制御25へ複写禁止原稿である旨の信号が送ら
れるタイミングによって定まる。なお、このタイミング
の早い/遅いは、例えば、ROM23cに格納されてい
る複写禁止画像数(請求項記載の参照画像データ数)の
少ない/多いに影響される。
【0021】例えば、3番目のシアントナー画像を感光
体ドラム11に形成する前に上記の信号がプリント制御
25に送られた場合は、その時点で記録紙を除電するこ
とにより、次回の転写期間(シアントナー画像用に設定
されていた転写期間)に記録紙から感光体ドラム11へ
の再転写が行われるため、該再転写後に、引き続いて通
常の制御(通常の画像形成工程内のブラックトナー画像
の転写)を行うことで上述の機能を実現できる。
【0022】しかし、3番目のシアントナー画像を記録
紙に転写した後に上記の信号がプリント制御25に送ら
れた場合は、次回の転写期間はブラックトナーの転写用
に設定されている転写期間であるため、該転写期間に於
いて再転写を行った後は、再びブラックトナー画像を感
光体に形成して記録紙に転写する必要が生ずる。つま
り、通常の制御に加えて、再度ブラックトナー画像を形
成して、これを記録画像として処理する制御が必要にな
る。
【0023】次に、図4の手順について説明する。図4
が図3と異なる点は、ステップS21:YES以降の処
理である。即ち、図4は、Y,M,C,Bkの順に不図
示の感光体ドラムに形成したトナー画像を、不図示の中
間転写体(例:中間転写ベルト)に順に転写して、該中
間転写体上で重ねた後、一括して記録紙に転写すること
により、フルカラーの画像を形成する電子写真方式のデ
ジタルカラー複写機に対して、本発明を適用した場合の
処理手順(偽造防止機能を実現するための処理手順)で
ある。
【0024】このため、図4では、複写禁止マーク検出
部23からプリント制御25へ複写禁止原稿である旨の
信号が送られると、中間転写体上のトナー画像を除去し
(S31)、その後に、ブラックトナー画像を形成して
記録紙に記録するように制御が行われる(S33)。な
お、上記旨の信号のタイミングによって、通常の画像形
成工程内のブラックトナー画像の処理を継続して良い場
合と、通常の画像形成工程内のブラックトナー画像の転
写後に再度行わなければならない場合があることは、上
述の図3の場合と同様である。
【0025】次に、図3の機能を備えた複写機について
図1と図2を参照して説明する。なお、図1の複写機は
公知であり、図2に示す回路中の複写機マーク検出部2
3を除く部分も公知である。また、図4の機能の備えた
複写機については、中間転写体にトナー画像を重ねた後
に記録紙に一括して転写する点を除いて図1の複写機と
同様であり、公知であるため、説明は省略する。
【0026】図1に示す複写機は、画像読取部30と画
像形成部10を有する。画像読取部30は、原稿台ガラ
ス31上に下向きにセットされた原稿を、移動体32に
搭載した3ラインカラーCCDセンサ33で読み取って
光電変換し、得られた画像信号を信号処理基板20に搭
載された画像信号処理回路で処理して印字用のデータに
変換して、画像形成部10のプリントヘッド制御22に
送る。
【0027】画像形成部10は、プリントヘッド19、
感光体ドラム11、4個のトナー現像器12a〜12
d、転写ドラム13、定着器16等を有する。
【0028】プリントヘッド19は、プリントヘッド制
御22によって制御され、印字用データで変調されたレ
ーザビームbを出力する。矢印a方向に定速回転されて
いる感光体ドラム11は、帯電表面をレーザビームbで
露光されることにより、印字用データに対応する静電潜
像を形成される。静電潜像の形成は、通常は、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック用に、合計4回行われ
る。4個のトナー現像器は、イエロー現像器12a、マ
ゼンタ現像器12b、シアン現像器12c、ブラック現
像器12dであり、この順で感光体ドラム11に圧接さ
れて、その表面に順に形成される静電潜像をトナー現像
する。転写ドラム13は、給紙カセット14a又は14
bから供給される記録紙を巻き付けて保持し、感光体ド
ラム上に上記の順に形成されたトナー画像を、保持して
いる記録紙上に順に重ねて転写される。転写ドラム13
の転写位置の手前には、記録紙の電荷を除去するための
除電チャージャ13aが設けられており、先述のよう
に、記録紙を除電する際に用いられる。定着器16は、
転写ドラム13から剥離されて送り込まれた記録紙上の
トナー画像を熱圧着により定着する。
【0029】先述の信号処理基板20に搭載された画像
信号処理回路は、以下のように構成されている。
【0030】3ラインカラーCCDセンサ33により得
られた3色のr,g,bの多値電機信号は、まず、アナ
ログ処理部20aに於いて増幅され、最適化処理を施さ
れた後に、A/D変換部20bにてR,G,Bの多値デ
ジタル信号にそれぞれ変換される。A/D変換部20b
から出力されたデジタル信号は、シリアル信号化処理2
0cを介してシェーディング補正処理20dに入力され
る。シェーディング補正処理20dでは、原稿走査前に
読み取った白色板のR,G,Bデジタル画像データに基
づいてシェーディング補正が実行され、シェーディング
補正されたデータは、センサ窓位置補正20eを介して
反射率/濃度変換20fへ出力される。反射率/濃度変
換20fでは、反射率データであるR,G,Bデータが
256濃淡階調データであるDR,DG,DBデータに
変換される。このDR,DG,DBデータが、先述の複
写禁止マーク検出部23に入力される。
【0031】DR,DG,DBデータは、また、UCR
/BPマスキング処理20gへ出力される。UCR/B
Pマスキング処理20gでは、DR,DG,DBデータ
がシアン,マゼンタ,イエロー,ブラックの256濃淡
階調データに変換され、黒色の再現性を向上させるため
に、黒色の部分に対して、C,M,Yのデータ値を除去
し(UCR処理)、代わりにブラックの濃淡階調データ
を加算する処理(BP処理)が施される。さらに、3ラ
インカラーCCDイメージセンサ33の読取特性とトナ
ーの記録紙に対する付着特性とを考慮して、記録紙上に
原稿と同一の色が再現されるように、所定のマスキング
処理が施される。マスキング処理後、印字工程に応じた
トナー色用のデータが出力される。UCR/BPマスキ
ング処理20gから出力されるデータ(C.M.Y.B
kの何れか一色のデータ)は、MTF補正部20hに於
いて、平滑化やエッジ強調等の空間フィルタ処理を施さ
れる。変倍移動部20iでは、MTF補正部20hから
入力されるデータに対して複写倍率や編集内容に応じて
変倍や移動が行われる。γ補正部20jでは、変倍移動
部20iから入力されるデータに対して所定の階調補正
が施される。この階調補正後のデータが、先述のプリン
トヘッド制御22へ出力される。
【0032】
【発明の効果】本発明では、原稿画像が紙幣等と類似す
る場合は、シートへの記録前に少なくとも一色の画像が
欠落され、これにより、必須色の何れか1つ以上を欠く
画像がシートに記録される。例えば、白黒の画像がシー
トに記録される。このため、原稿が紙幣等であったとし
ても色の点で再現性が忠実でなくなり、その悪用を防止
できる。また、原稿が紙幣等でなかった場合は、動作を
中断せずに必須色の何れかを欠く画像をシートに記録で
きるため、偽造防止機能の無い他の複写機(一般に白黒
の複写機)等を用いて再度プリントする手間を省くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の装置の全体構成を示す模式図。
【図2】図1の装置の信号処理を示すブロック図。
【図3】図1の装置の偽造防止手順を示すフローチャー
ト。
【図4】図1〜図3とは別の実施例の装置の偽造防止手
順を示すフローチャート。
【符号の説明】
33 3ラインカラーCCDセンサ 20 読取信号処理基板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z Fターム(参考) 2H030 AD02 AD03 AD12 BB42 BB55 BB56 2H032 AA01 BA07 BA29 CA04 CA15 2H034 FA01 5C077 LL14 MM27 MP08 PP31 PP33 PP55 SS02 TT03 TT06 5C079 LA01 LA08 LB11 MA10 NA00 PA02 PA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データから再生される複数色の画像
    を重ねてシートに記録する画像形成装置に於いて、前記
    画像データと所定の参照画像データを比較して両者の合
    致性を判定する判定手段と、前記判定手段により両者が
    合致すると判定された場合は前記記録前に少なくとも一
    色の画像を欠落させる色削減手段と、を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、前記画像形成装置は
    感光体に形成したトナー像を順にシートに転写して該シ
    ート上で複数色の画像を重ねる電子写真方式の装置であ
    り、前記色削減手段はシートに転写したトナー像を除電
    して該シートから感光体に再転写することで当該トナー
    色以前の画像を欠落させる、ことを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、前記画像形成装置は
    感光体に形成したトナー像を順に中間転写体に転写して
    該中間転写体上で複数色の画像を重ねた後に該中間転写
    体からシートに転写する電子写真方式の装置であり、前
    記色削減手段は前記中間転写体に転写したトナー像を該
    中間転写体から除去することで当該トナー色以前の画像
    を欠落させる、ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2、又は請求項3に於いて、前記
    色削減手段が前記当該トナー色以前の画像を欠落させる
    と全トナー色を重ねた画像が除去される場合は、前記色
    削減手段の動作後に何れか一色の画像を再度形成してシ
    ートに記録する制御手段、を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに於いて、
    さらに、原稿台上の原稿を読み取って画像データを生成
    して前記複数色の画像の再生に供するための画像読取手
    段を有する、ことを特徴とする画像形成装置。
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