JP2000032121A - 留守番電話自動切り替え機能付き携帯電話機 - Google Patents

留守番電話自動切り替え機能付き携帯電話機

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JP2000032121A
JP2000032121A JP19778998A JP19778998A JP2000032121A JP 2000032121 A JP2000032121 A JP 2000032121A JP 19778998 A JP19778998 A JP 19778998A JP 19778998 A JP19778998 A JP 19778998A JP 2000032121 A JP2000032121 A JP 2000032121A
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Japan
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answering machine
machine function
message
schedule
response
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JP19778998A
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Kazuaki Kikuchi
一晃 菊地
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 登録メッセージ対応の所定時間帯において、
登録メッセージ対応に自動的に留守番電話機能に切り換
えられる携帯電話を提供する。 【解決手段】 本発明の留守番電話機能自動切り替え機
能付き携帯電話機は、スケジュールテーブルと、送信先
からのメッセージとを格納する為のRAM部5と、スケ
ジュールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解除を
行うスケジュールと、スケジュールに対応する応答メッ
セージを示すメッセージ記号とから成り、複数のメッセ
ージデータを格納する為のROM部4と、メッセージデ
ータは、応答メッセージを構成し、現在の時刻をカウン
トして、計時信号を出力する為のタイマー部3と、計時
信号に応答して、スケジュールテーブルを参照して留守
番電話機能の起動又は解除を行うか、否かの判断を行う
為の制御部6とから成り、制御部6が、留守番電話機能
の起動中に、発信操作に応答してスケジュールにおける
留守番電話機能を解除し、発信操作後において、予め設
定した基準時間に基づいて、予め設定した経過時間が経
過したか、否かを判断する事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に関
し、特に予め設定した所定時間帯において自動的に留守
番電話機能を切り替える事を可能にする携帯電話に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の留守番電話機能は、ユーザーが事
前に留守番電話機能を必要とした時、あるいは留守番電
話機能に切り換えるべきことに気がついた時に、ユーザ
ー自身が留守番電話機能を設定する事を必要としてい
る。
【0003】この分野に関する技術に関して、特開平2
−184159号公報には、留守番電話機能と通常電話
機能とを備えた留守番電話機において、両機能間の切替
えをタイマーに設定した時間で行わせる技術が開示され
ている。
【0004】又、特開平4−372257号公報には、
ある時間帯では発呼者を識別して発呼者ごとに自動録音
と着信表示との切り換え動作をさせ、他の時間帯では自
動録音のみ、及び着信表示のみを行わせる技術が開示さ
れている。
【0005】更に、実開平2−130151号公報に
は、多機能の留守番電話機に対して各機能の動作時間帯
をタイマーに設定する手段を与える技術が開示されてい
る。本従来技術について、図7を参照して概要を説明す
る。
【0006】始めに、図7(a)を参照して、本構成は
留守番電話機のダイヤルKEY701と、機能設定用K
EY702と、タイマ動作の為のON/OFFスイッチ
703と、留守番電話機全体を制御する為のマイクロコ
ンピュータ704と、マイクロコンピュータ704に内
蔵されたタイマ回路705とから成る。
【0007】又、マイクロコンピュータ704は、デー
タの演算を行う為のCPUと、実行すべきプログラムを
格納するROMと、データを記憶するRAM及び入出力
ポートからなる(これらは図示せず)。
【0008】次に、図7(b)を参照して、この留守番
電話機の動作は、計時動作を行うタイマ回路705から
の時間情報に基づき、マイクロコンピュータ704はR
AM内における設定時間との照合を行う(第1の識別手
段)。
【0009】次に、第1の識別手段において識別された
設定時間に、動作又は不動作になる機能を識別する(第
2の識別手段)。更に、第2の識別手段において、識別
された機能が、動作開始か終了かを識別する(第3の識
別手段)。以上の動作処理により、複数の機能(留守番
電話機能に設定される時間帯)を実行するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の携帯
電話機における留守番電話機能は、ユーザーが留守番電
話機能を必要とした時、或いは留守番電話機能に切り換
えるべきことに気がついた時に、ユーザー自身が留守番
電話機能を設定する為に、設定忘れ等で、必要な時に留
守番電話モードに変更しておらず、相手先と連絡が取れ
なかったりする問題がある。
【0011】尚、上述の実開平2−130151号公報
に開示された技術は、留守番電話内の時間的な機能の切
替えに限定した技術であり、特開平4−372257号
公報に開示された技術も、広くはその範疇に入る。又、
特開平2−184159号公報は、携帯電話に適用され
るべき技術である点が指摘されていない。
【0012】本発明は、以上のような従来の携帯電話に
おける問題点に鑑みてなされたものであり、留守番電話
機能が起動されるべき時刻において、自動的に留守番電
話の待ち受け状態に切り換えられ、又、留守番電話機能
が解除されるべき時刻において、自動的に通常通話の待
ち受け状態に切り換えられる携帯電話を提供することを
目的とする。
【0013】又、本発明においては、通常の通話待ち受
け状態においても、予め設定された呼出時間内に着信応
答が無い場合に、自動的に留守番電話機能に切り換える
手段と、更には、留守番電話機能の待ち受け状態におい
て、ユーザの発信操作に応答して、自動的に留守番電話
の待ち受け状態を一時的に解除して、発信操作に対応す
る為の手段とを有する携帯電話を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明の留守番電話自動切り替え機能付き携帯電話
機は、スケジュールテーブルと、送信先からのメッセー
ジとを格納する為のRAM部と、前記スケジュールテー
ブルは、留守番電話機能の起動及び解除を行うスケジュ
ールと、前記スケジュールに対応する応答メッセージを
示すメッセージ記号とから成り、複数のメッセージデー
タを格納する為のROM部と、前記メッセージデータ
は、前記応答メッセージを構成し、現在の時刻をカウン
トして、計時信号を出力する為のタイマー部と、前記計
時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを参照し
て前記留守番電話機能の起動又は解除を行うか、否かの
判断を行う為の制御部とから成り、前記制御部が、前記
留守番電話機能の起動中に、発信操作に応答して前記ス
ケジュールにおける前記留守番電話機能を解除し、前記
発信操作後において、予め設定した基準時間に基づい
て、予め設定した経過時間が経過したか、否かを判断
し、前記経過時間が経過したと判断した場合に、前記ス
ケジュールにおける前記留守番電話機能を回復させ、
又、前記経過時間が経過していないと判断した場合に、
着信に応答する事を特徴とする。
【0015】又、前記制御部は、前記経過時間が経過し
ていないと判断した場合に、着信に応答して、予め設定
した呼出時間内において呼出を行い、前記呼出時間が経
過した場合に、前記スケジュールテーブルに基づいて、
前記スケジュールに対応する前記応答メッセージを出力
し、又、前記経過時間が経過したか、否かを判断し、前
記経過時間が経過したと判断した場合に、前記スケジュ
ールにおける前記留守番電話機能を回復させ、又、前記
経過時間が経過していないと判断した場合に、前記着信
に応答する事を特徴とする。
【0016】更に、スケジュールテーブルと、送信先か
らのメッセージとを格納する為のRAM部と、前記スケ
ジュールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解除を
行うスケジュールと、前記スケジュールに対応する応答
メッセージを示すメッセージ記号とから成り、複数のメ
ッセージデータを格納する為のROM部と、前記メッセ
ージデータは、前記応答メッセージを構成し、現在の時
刻をカウントして、計時信号を出力する為のタイマー部
と、前記計時信号に応答して、前記スケジュールテーブ
ルを参照して前記留守番電話機能の起動又は解除を行う
か、否かの判断を行う為の制御部とから成り、前記制御
部が、通常通話の待ち受け状態において、着信に応答し
て、予め設定した呼出時間内において呼出を行い、前記
呼出時間が経過した場合に、前記スケジュールテーブル
に基づいて、前記応答メッセージを出力して前記送信先
からの前記メッセージを録音し、前記計時信号に応答し
て前記スケジュールテーブルを参照し、前記留守番電話
機能を起動するか、否かを判断し、前記留守番電話機能
を起動すると判断した場合は、前記留守番電話機能の起
動を実行し、前記留守番電話機能を起動しないと判断し
た場合は、通常通話の待ち受け状態にする事を特徴とす
る。
【0017】更に、スケジュールテーブルと、送信先か
らのメッセージとを格納する為のRAM部と、前記スケ
ジュールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解除を
行うスケジュールと、前記スケジュールに対応する応答
メッセージを示すメッセージ記号とから成り、複数のメ
ッセージデータと、実行すべきプログラムを格納する為
のROM部と、前記メッセージデータは、前記応答メッ
セージを構成し、現在の時刻をカウントして、計時信号
を出力する為のタイマー部と、前記計時信号に応答し
て、前記スケジュールテーブルを参照して前記留守番電
話機能の起動又は解除を行うか、否かの判断を行う為の
制御部とから成り、前記制御部が、前記計時信号に応答
して、前記スケジュールテーブルを参照し、前記留守番
電話機能を起動するか、否かを判断し、前記留守番電話
機能を起動すると判断した場合に、前記スケジュールテ
ーブルを参照して、前記スケジュールに対応する前記メ
ッセージ記号に基づいて、前記ROM部から前記メッセ
ージデータを読出し、組合せて前記応答メッセージとし
て前記RAM部に予め格納し、前記着信に応答して、前
記応答メッセージを出力し、又、前記送信先からの前記
メッセージを前記RAM部に格納して前記送信先との回
線を切断し、前記計時信号に応答して、前記スケジュー
ルテーブルを参照して前記留守番電話機能を解除する
か、否かを判断し、前記留守番電話機能を解除しないと
判断した場合に、前記留守番電話機能を継続し、前記留
守番電話機能を解除すると判断した場合には、通常通話
の待ち受け状態にする事を特徴とする。
【0018】更に、スケジュールテーブルと、送信先か
らのメッセージとを格納する為のRAM部と、前記スケ
ジュールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解除を
行うスケジュールと、前記スケジュールに対応する応答
メッセージを示すメッセージ記号とから成り、複数のメ
ッセージデータと、実行すべきプログラムを格納する為
のROM部と、前記メッセージデータは、前記応答メッ
セージを構成し、現在の時刻をカウントして、計時信号
を出力する為のタイマー部と、前記計時信号に応答し
て、前記スケジュールテーブルを参照して前記留守番電
話機能の起動又は解除を行うか、否かの判断を行う為の
制御部とから成り、前記制御部が、前記計時信号に応答
して、前記スケジュールテーブルを参照し、前記留守番
電話機能を起動するか、否かを判断し、前記留守番電話
機能を起動すると判断した場合に、前記スケジュールテ
ーブルを参照して、前記スケジュールに対応する前記メ
ッセージ記号を記憶し、前記着信に応答して、前記メッ
セージ記号に基づいて、前記ROM部から前記メッセー
ジデータを読出し、組合せて前記応答メッセージとして
出力し、又、前記送信先からの前記メッセージを前記R
AM部に格納して前記送信先との回線を切断し、前記計
時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを参照し
て前記留守番電話機能を解除するか、否かを判断し、前
記留守番電話機能を解除しないと判断した場合に、前記
留守番電話機能を継続し、前記留守番電話機能を解除す
ると判断した場合には、通常通話の待ち受け状態にする
事を特徴とする。
【0019】更に、前記メッセージデータが、留守の状
態を示す選択可能な第1のメッセージデータと、呼出に
対応できない旨を示す固定な第2のメッセージデータと
から成り、前記応答メッセージが、前記第1のメッセー
ジデータと前記第2のメッセージデータの組み合せ、又
は前記第2のメッセージデータから成る事を特徴とす
る。
【0020】更に、留守番電話機能の起動中に、発信操
作に応答して、スケジュールテーブルに従うスケジュー
ルにおける前記留守番電話機能を解除するステップと、
前記スケジュールテーブルは、留守番電話機能の起動及
び解除を行う前記スケジュールと、前記スケジュールに
対応する応答メッセージを示すメッセージ記号とから成
り、前記発信操作後において、予め設定した基準時間に
基づいて、予め設定した経過時間が経過しているか、否
かを判断するステップと、前記経過時間が経過している
と判断した場合に、前記スケジュールにおける前記留守
番電話機能を回復させるステップと、前記経過時間が経
過してないと判断した場合に、着信に応答するステップ
とから成る事を特徴とする。
【0021】更に、前記着信に対応するステップが、前
記経過時間が経過してないと判断した場合に、予め設定
した呼出時間内において呼出を行うステップと、前記呼
出時間が経過した場合に、前記応答メッセージを読出し
て、出力するステップと、送信先からのメッセージを録
音し、前記送信先との回線を切断して、前記経過時間が
経過しているか、否かを判断するステップと、前記経過
時間が経過していると判断した場合に、前記スケジュー
ルにおける前記留守番電話機能を回復させるステップ
と、前記経過時間が経過していないと判断した場合に、
前記着信に応答するステップとから成る事を特徴とす
る。
【0022】更に、通常通話の待ち受け状態において、
着信に応答して、予め設定された呼出時間内に呼出を行
うステップと、前記呼出時間が経過した場合に、スケジ
ュールテーブルを参照して応答メッセージを出力するス
テップと、前記スケジュールテーブルは、留守番電話機
能の起動と解除の時刻を与えるスケジュールと、前記ス
ケジュールに対応する前記応答メッセージを示すメッセ
ージ記号から成り、送信先からのメッセージを録音し
て、前記送信先との回線を切断するステップと、現在の
時刻を与える計時信号に応答して、前記スケジュールテ
ーブルを参照するステップと、前記スケジュールテーブ
ルを参照し、前記留守番電話機能を起動するか、否かを
判断するステップと、前記留守番電話機能を起動すると
判断した場合に、前記留守番電話機能の起動を実行する
ステップと、前記留守番電話機能を起動しないと判断し
た場合に、前記通常通話の待ち受け状態するステップと
から成る事を特徴とする。
【0023】更に、通常通話の待ち受け状態において、
現在の時刻を与える計時信号に応答して、前記スケジュ
ールテーブルを参照するステップと、前記スケジュール
テーブルは、留守番電話機能の起動と解除時刻を与える
スケジュールと、前記スケジュールに対応する応答メッ
セージを示すメッセージ記号から成り、前記スケジュー
ルテーブルを参照して、前記留守番電話機能を起動する
か、否かを判断するステップと、前記留守番電話機能を
起動すると判断した場合に、前記スケジュールテーブル
を参照して、前記スケジュールに対応する前記メッセー
ジ記号に基づいて、メッセージデータを読出し、組合せ
て前記応答メッセージとして予め格納し、留守番電話の
待ち受け状態にするステップと、前記メッセージデータ
は、前記応答メッセージを構成し、前記留守番電話機能
を起動しないと判断した場合に、前記通常通話の待ち受
け状態に戻るステップと、前記留守番電話の待ち受け状
態において、着信に応答して、前記応答メッセージを送
出し、送信先からのメッセージを録音して、前記送信先
との回線を切断するステップと、前記計時信号に応答し
て、前記スケジュールテーブルを参照し、前記留守番電
話機能を解除するか、否かを判断するステップと、前記
留守番電話機能を解除しないと判断した場合に、前記留
守番電話の待ち受け状態に戻るステップと、前記留守番
電話機能を解除すると判断した場合には、前記通常通話
の待ち受け状態に戻るステップとから成る事を特徴とす
る。
【0024】更に、通常通話の待ち受け状態において、
現在の時刻を与える計時信号に応答して、前記スケジュ
ールテーブルを参照するステップと、前記スケジュール
テーブルは、留守番電話機能の起動と解除時刻を与える
スケジュールと、前記スケジュールに対応する応答メッ
セージを示すメッセージ記号から成り、前記スケジュー
ルテーブルを参照して、前記留守番電話機能を起動する
か、否かを判断するステップと、前記留守番電話機能を
起動すると判断した場合に、前記スケジュールテーブル
を参照して、前記スケジュールに対応する前記メッセー
ジ記号を記憶するステップと、着信に応答して、前記メ
ッセージ記号に基づいて、該当するメッセージデータを
各々読出し、組合せて前記応答メッセージとして出力す
るステップと、前記メッセージデータは、前記応答メッ
セージを構成し、送信先からのメッセージを録音して、
前記送信先との回線を切断するステップと、前記計時信
号に応答して、前記スケジュールテーブルを参照し、前
記留守番電話機能を解除するか、否かを判断するステッ
プと、前記留守番電話機能を解除しないと判断した場合
に、前記留守番電話の待ち受け状態に戻るステップと、
前記留守番電話機能を解除すると判断した場合には、前
記通常通話の待ち受け状態に戻るステップとから成る事
を特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明である、留守番電話
自動切り替え機能付き携帯電話機の実施の形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施
の形態に係る携帯電話機の全体構成を示すブロック図を
図1に示す。
【0026】図1を参照して、本発明の留守番電話自動
切り替え機能付き携帯電話機は無線部1と、操作部2
と、タイマー部3と、ROM部4と、RAM部5及び制
御部6で構成される。
【0027】無線部1は、基地局間における送受信と発
着信信号の変調及び復調処理を実行する。操作部2は、
通常の通話におけるダイヤルの入力や、留守番電話機能
を実行すべき時間帯(以下、スケジュールと呼ぶ)と、
そのスケジュールに対応する応答メッセージの設定等を
行う。
【0028】タイマー部3は、時計のカウントを行い一
定の時間間隔で現在の時刻を与える計時信号(図示せ
ず)を発生する。この計時信号は、予め設定された時間
間隔で発生される。ROM部4は、留守番電話機能の応
答メッセージを構成するメッセージデータや、その他の
データ及び携帯電話機能を実行する為のプログラムを格
納する。
【0029】RAM部5は、留守番電話機能における送
信先からのメッセージや、操作部2から予め設定された
スケジュールテーブルを格納する。このスケジュールテ
ーブルは、留守番電話機能を実行すべきスケジュール
(時間帯)と、これに対応する応答メッセージを示すメ
ッセージ記号とから成るものである。
【0030】制御部6は、携帯電話機全体の制御を行う
為のものである。留守番電話機能において基本となる処
理としては、タイマー部3からの計時信号に応答して、
スケジュールテーブルを参照し、留守番電話機能を自動
的に起動するか、又は解除して通常通話の待ち受け状態
にするかの判断を行う。
【0031】又、制御部6は、留守番電話機能を自動的
に待ち受け状態にすると判断した場合に、無線部1を介
して送信先からの着信に応答し、留守番電話機能を実行
すべきスケジュールに対応する応答メッセージを、予め
格納されているRAM部5から読み出して出力する。更
に、送信先からのメッセージに応答して、RAM部5に
これを録音する。
【0032】次に、本発明である、留守番電話自動切り
替え機能付き携帯電話機の動作処理について詳細に説明
する。始めに、留守番電話機能の実行の為に、予め設定
されるべきスケジュールテーブルについて説明する。
【0033】図2に、本発明の実施の形態に係る、留守
番電話自動切り替え機能付き携帯電話機の留守番電話機
能の設定方法を示すフローチャートを示す。以下、図1
を参照しつつ、図2に示すフローチャートを用いて説明
する。始めに、留守番電話機能を実行するスケジュール
を設定する。
【0034】ステップS101では、留守番電話機能の
起動時間の設定を操作部2より入力する。時該設定は日
付及び時間、又は時間のみの設定でも良い。次に、ステ
ップS102では、留守番電話を解除する時刻を日付及
び時間、又は時間のみで行う。
【0035】設定されたスケジュールは通常RAM部5
に、図4に示すスケジュールテーブルの一部のデータと
して格納される。このスケジュールは、留守番電話機能
に切り替わってからの経過時間を指定して設定する事も
可能である。
【0036】スケジュール設定が終了すると、ステップ
S103で、留守番電話機能の起動時に流す応答メッセ
ージの選択及び登録を行う。応答メッセージを構成する
メッセージデータを図3に示す。
【0037】図3を参照して、このメッセージデータ
は、使用者の不在状態を示す選択可能な可変メッセージ
(第1のメッセージ)と、電話に出られない旨を告げる
定型メッセージ(第2のメッセージ)とから成る。
【0038】ステップS103では、可変メッセージ
と、定型メッセージに各々付加されたメッセージ記号に
従い、その組合せとして応答メッセージを設定する。メ
モリ容量の有効活用の為に、図3に示すメッセージデー
タはこの定型部分と可変部分とに分割してROM部4に
格納されている。
【0039】ステップS103の完了により、1件目の
スケジュール設定が終了する。ステップS104では、
他のスケジュール設定が要求されているか否かを問い、
要求があれば、上記と同様にステップS101からステ
ップS103に至る、一連の処理を行う。実行すべきス
ケジュールの設定を全て設定し、処理を終了する。
【0040】図4を参照して、予め設定された内容は、
スケジュールテーブルとしてRAM部5に格納される。
又、このスケジュールテーブルには、時刻設定が無く、
更に定型メッセージしか設定されていないスケジュール
も含まれている。
【0041】これは、通常通話の待ち受け状態におい
て、一定時間呼び出しに応答しない場合に、強制的に留
守番電話機能を実行する際の対応を示している。この詳
細な点については後述する。
【0042】図5は、本発明の実施の形態に係る携帯電
話機の留守番電話機能の起動及び解除動作を示すフロー
チャートである。以下、図1を参照しつつ、図5及び図
6に示すフローチャートを用いて、留守番電話機能の起
動・解除動作を詳細に説明する。
【0043】始めに、ステップS201では、携帯電話
が通常通話の待ち受け状態にある。ここで、ステップS
202において、送信先からの着信が有る場合を説明す
る。着信の検出は、無線部1を解しての着信に制御部6
が応答する事による。
【0044】着信時において、制御部6は、タイマー部
3からの計時信号に従い、予め設定された呼出時間内に
おいて呼出を行う(ステップS203)。呼出に応答が
無い場合、制御部6は、強制的に留守番電話機能の起動
を実行する(ステップS204)。
【0045】これは、制御部6が、スケジュールテーブ
ルを参照し、例えば、時間設定がなされていないスケジ
ュールのメッセージ記号(図4では定型メッセージb)
に従って、ROM部4から該当する音声データであるメ
ッセージデータを読出し、無線部1を介して出力する。
【0046】これにより、応答メッセージを送出し(S
205)、送信先からのメッセージをRAM5に録音す
る(S206)事になる。尚、呼出時間は、例えばスケ
ジュールテーブルにおいて、該当スケジュールに識別子
として、呼出時間を設定する等により対応する。
【0047】送信先のメッセージの録音が完了すると、
送信先との回線を切断する(ステップS207)。そこ
で制御部6は、タイマー部3からの計時信号に応答し
て、RAM4に格納されているスケジュールテーブルを
参照し、現在の時刻が留守番電話機能を起動する時間で
あるか、否かを判断する(ステップ208)。
【0048】ステップS208において、制御部6は、
現在の時刻が留守番電話を起動する時間であると判断し
た場合は、留守番電話機能の起動を実行し(ステップS
209)、又、起動する時間でないと判断した場合は、
通常通話の待ち受け状態にする(ステップS201)。
尚、ステップS209の処理動作は、後で詳細を述べ
る。
【0049】以上により、通常通話の待ち受け状態か
ら、留守番電話機能への自動切り替えを実行する事がで
きる。
【0050】次に、通常通話の待ち受け状態(ステップ
S201)において、送信先からの着信が無い場合につ
いて説明する。この場合、制御部6は、タイマー部3か
らの計時信号に応答して、RAM4に格納されているス
ケジュールテーブルを参照し、現在の時刻が留守番電話
機能を起動する時間であるか、否かを判断する(ステッ
プ208)。
【0051】制御部6は、計時信号に応答して、留守番
電話機能を起動する時間であると判断した場合は、留守
番電話機能の起動を実行する(ステップS209)。
【0052】ステップS209の処理について、本実施
の形態では、RAM部5に格納されているスケジュール
テーブルから、実行すべきスケジュールに対応する応答
メッセージ記号の組合せ番号に従い(図4)、ROM部
4から該当する各々のメッセージデータを読出し、組合
わせて応答メッセージとして予めRAM部5に格納す
る。
【0053】又、留守番電話機能を起動する時間でない
と判断した場合は、通常通話の待ち受け状態にする(ス
テップS201)。
【0054】ステップS209の処理が完了すると、留
守番電話の待ち受け状態になる(ステップS210)。
この状態において、制御部6は、タイマー部3からの計
時信号に応答して、RAM部4に格納されているスケジ
ュールテーブルを参照し、現在の時刻が留守番電話機能
を解除する時間であるか、否かを判断する(ステップS
211)。
【0055】ステップS211において、解除する時間
であると判断した場合には(ステップS212)、留守
番電話機能を解除し、通常通話の待ち受け状態に戻る
(ステップS213)。
【0056】次に、図5におけるステップS210にお
ける動作の詳細を説明する。図6は、留守番電話機能の
起動状態において、着信があった場合の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0057】以下、図1を参照しつつ、図6に示すフロ
ーチャートを参照して、留守番電話の待ち受け状態(ス
テップS210)において、着信があった場合の動作を
説明する。先ず、ステップS301では、留守番電話の
待ち受け状態となっている。
【0058】このステップS301の状態において、ユ
ーザの発信操作が無い場合、制御部6は、着信に応答し
て(ステップ303)、予めRAM部5に格納されてい
る応答メッセージを読出して出力する(ステップS30
4)。更に、送信先からのメッセージをRAM部5に格
納し(ステップS306)、回線を切断する(ステップ
S306)。以上のステップを終了して、図5における
ステップS211に進む。
【0059】次に、ステップS301の状態において、
ユーザが発信操作を実行した場合について説明する。制
御部6は、発信操作に応答して、留守番電話の待ち受け
状態を一時解除する(ステップS307)。
【0060】発信操作後(ステップS308)、制御部
6は、計時信号に応答して、予め設定された経過時間が
経過したか、否かを判断する(ステップS309)。こ
の経過時間は、計時信号に基づいて、例えば発信操作終
了時点を基準時間として設定した上で、ユーザが自由に
設定できる。
【0061】ステップS309において、経過時間が経
過したと判断した場合、前述の留守番電話の待ち受け状
態に戻る(ステップS301)。又、未だ経過していな
いと判断した場合には、着信に応答して(ステップS3
10)、予め設定された呼出時間内において呼出しを行
う(ステップS311)。これは、発信操作後の、送信
先からの着信において、ユーザが呼出に対応できる可能
性を見込んで行うものである。
【0062】ステップS311において、呼出の対応が
ある場合は、通常の通話として実行する。呼出時間内に
おいて対応が無い場合には、制御部6は、解除されてい
るスケジュールに対応する応答メッセージを読み出して
出力する(ステップS312)。これは、図5における
ステップS209における設定の際に、予めRAM部5
に格納されているものである。
【0063】次に、送信先からのメッセージをRAM部
5に録音する(ステップS313)。以上の処理を実行
後、送信先との回線を切断する(ステップS314)。
この時、前述のステップS309と同様に、再度、基準
時間を基に経過時間が経過したか、否かを判断する。
【0064】以上により、留守番電話の待ち受け状態に
おいて、ユーザの発信操作に対応した動作が可能とな
る。
【0065】尚、本実施の形態においては、図5に示し
たステップS209において、予め留守番電話機能の起
動状態において、実行すべきスケジュールに対応した応
答メッセージ番号(例えば、図4においてa6+b等)
に基づいて、各々のメッセージデータをROM部4から
読出し、これらを組合せて予めRAM部5に格納し、着
信時の対応に備えている。
【0066】更なる発明の実施の形態として、図5に示
したステップS209において、留守番電話機能の起動
状態において、RAM部5のスケジュールテーブルか
ら、実行すべきスケジュールに対応した応答メッセージ
番号(例えば、図3においてa6+b)のみを制御部6
が記憶しておき、着信に応答してROM部4から各々を
読み出し、同時にこれらを組み合せて応答メッセージと
して出力する事も可能である。この場合には、応答メッ
セージを出力する際の遅延時間が増加するが、RAM部
5の記憶領域の削減が可能となる。
【0067】
【発明の効果】本発明である、留守番電話自動切り替え
機能付き携帯電話機により以下に示す効果を得る事が可
能となる。第1には、留守番電話機能を起動(設定)す
るスケジュール(時間帯)に応じた応答メッセージを設
定できる事により、送信相手にユーザ側の適切な状態を
連絡できる。
【0068】第2には、ユーザが、留守番電話の自動切
換え機能を意識することなく、通常の通話を行う事が可
能となる。これは留守番電話機能における待ち受け状態
において、ユーザの発信操作に応答して、待ち受け状態
を一時解除し、発信操作後もユーザが対応できる可能性
を見込んで、着信に対応して一定時間呼出を行い、応答
しない場合には留守番電話機能における待ち受け状態を
回復させる事による。
【0069】第3には、留守番電話機能における設定忘
れによる弊害を排除する事が可能となる。これは、通常
の通話における待ち受け状態において、一定時間の呼出
に対応しない場合、強制的に留守番電話機能が実行され
る事による。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機
の留守番電話機能における設定方法を示すフローチャー
トである。
【図3】図3は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機
の留守番電話機能における設定後のスケジュールテーブ
ル示す図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機
の留守番電話機能における応答メッセージを説明する為
の図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機
の留守番電話機能における起動・解除動作を示すフロー
チャートである。
【図6】図6は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機
の留守番電話機能における設定状態で、着信時の動作を
示すフローチャートである。
【図7】図7は、従来の技術を説明する為の図である。
【符号の説明】
1: 無線部 2: 操作部 3: タイマー部 4: ROM部 5: RAM部 6: 制御部 701: ダイヤルKEY 702: 機能設定用KEY 703: ON/OFFスイッチ 704: マイクロコンピュータ 705: タイマ回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケジュールテーブルと、送信先からの
    メッセージとを格納する為のRAM部と、前記スケジュ
    ールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解除を行う
    スケジュールと、前記スケジュールに対応する応答メッ
    セージを示すメッセージ記号とから成り、 複数のメッセージデータを格納する為のROM部と、前
    記メッセージデータは、前記応答メッセージを構成し、 現在の時刻をカウントして、計時信号を出力する為のタ
    イマー部と、 前記計時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを
    参照して前記留守番電話機能の起動又は解除を行うか、
    否かの判断を行う為の制御部とから成り、 前記制御部が、前記留守番電話機能の起動中に、発信操
    作に応答して前記スケジュールにおける前記留守番電話
    機能を解除し、前記発信操作後において、予め設定した
    基準時間に基づいて、予め設定した経過時間が経過した
    か、否かを判断し、前記経過時間が経過したと判断した
    場合に、前記スケジュールにおける前記留守番電話機能
    を回復させ、又、前記経過時間が経過していないと判断
    した場合に、着信に応答する事を特徴とする留守番電話
    自動切り替え機能付き携帯電話機。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、 前記経過時間が経過していないと判断した場合に、着信
    に応答して、予め設定した呼出時間内において呼出を行
    い、前記呼出時間が経過した場合に、前記スケジュール
    テーブルに基づいて、前記スケジュールに対応する前記
    応答メッセージを出力し、又、前記経過時間が経過した
    か、否かを判断し、前記経過時間が経過したと判断した
    場合に、前記スケジュールにおける前記留守番電話機能
    を回復させ、又、前記経過時間が経過していないと判断
    した場合に、前記着信に応答する事を特徴とする請求項
    1記載の留守番電話自動切り替え機能付き携帯電話機。
  3. 【請求項3】 スケジュールテーブルと、送信先からの
    メッセージとを格納する為のRAM部と、前記スケジュ
    ールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解除を行う
    スケジュールと、前記スケジュールに対応する応答メッ
    セージを示すメッセージ記号とから成り、 複数のメッセージデータを格納する為のROM部と、前
    記メッセージデータは、前記応答メッセージを構成し、 現在の時刻をカウントして、計時信号を出力する為のタ
    イマー部と、 前記計時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを
    参照して前記留守番電話機能の起動又は解除を行うか、
    否かの判断を行う為の制御部とから成り、 前記制御部が、通常通話の待ち受け状態において、着信
    に応答して、予め設定した呼出時間内において呼出を行
    い、前記呼出時間が経過した場合に、前記スケジュール
    テーブルに基づいて、前記応答メッセージを出力して前
    記送信先からの前記メッセージを録音し、前記計時信号
    に応答して前記スケジュールテーブルを参照し、前記留
    守番電話機能を起動するか、否かを判断し、前記留守番
    電話機能を起動すると判断した場合は、前記留守番電話
    機能の起動を実行し、前記留守番電話機能を起動しない
    と判断した場合は、通常通話の待ち受け状態にする事を
    特徴とする留守番電話自動切り替え機能付き携帯電話
    機。
  4. 【請求項4】 スケジュールテーブルと、送信先からの
    メッセージとを格納する為のRAM部と、前記スケジュ
    ールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解除を行う
    スケジュールと、前記スケジュールに対応する応答メッ
    セージを示すメッセージ記号とから成り、 複数のメッセージデータと、実行すべきプログラムを格
    納する為のROM部と、前記メッセージデータは、前記
    応答メッセージを構成し、 現在の時刻をカウントして、計時信号を出力する為のタ
    イマー部と、 前記計時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを
    参照して前記留守番電話機能の起動又は解除を行うか、
    否かの判断を行う為の制御部とから成り、 前記制御部が、前記計時信号に応答して、前記スケジュ
    ールテーブルを参照し、前記留守番電話機能を起動する
    か、否かを判断し、前記留守番電話機能を起動すると判
    断した場合に、前記スケジュールテーブルを参照して、
    前記スケジュールに対応する前記メッセージ記号に基づ
    いて、前記ROM部から前記メッセージデータを読出
    し、組合せて前記応答メッセージとして前記RAM部に
    予め格納し、前記着信に応答して、前記応答メッセージ
    を出力し、又、前記送信先からの前記メッセージを前記
    RAM部に格納して前記送信先との回線を切断し、前記
    計時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを参照
    して前記留守番電話機能を解除するか、否かを判断し、
    前記留守番電話機能を解除しないと判断した場合に、前
    記留守番電話機能を継続し、前記留守番電話機能を解除
    すると判断した場合には、通常通話の待ち受け状態にす
    る事を特徴とする留守番電話自動切り替え機能付き携帯
    電話機。
  5. 【請求項5】 スケジュールテーブルと、送信先からの
    メッセージとを格納する為のRAM部と、前記スケジュ
    ールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解除を行う
    スケジュールと、前記スケジュールに対応する応答メッ
    セージを示すメッセージ記号とから成り、 複数のメッセージデータと、実行すべきプログラムを格
    納する為のROM部と、前記メッセージデータは、前記
    応答メッセージを構成し、 現在の時刻をカウントして、計時信号を出力する為のタ
    イマー部と、 前記計時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを
    参照して前記留守番電話機能の起動又は解除を行うか、
    否かの判断を行う為の制御部とから成り、 前記制御部が、前記計時信号に応答して、前記スケジュ
    ールテーブルを参照し、前記留守番電話機能を起動する
    か、否かを判断し、前記留守番電話機能を起動すると判
    断した場合に、前記スケジュールテーブルを参照して、
    前記スケジュールに対応する前記メッセージ記号を記憶
    し、前記着信に応答して、前記メッセージ記号に基づい
    て、前記ROM部から前記メッセージデータを読出し、
    組合せて前記応答メッセージとして出力し、又、前記送
    信先からの前記メッセージを前記RAM部に格納して前
    記送信先との回線を切断し、前記計時信号に応答して、
    前記スケジュールテーブルを参照して前記留守番電話機
    能を解除するか、否かを判断し、前記留守番電話機能を
    解除しないと判断した場合に、前記留守番電話機能を継
    続し、前記留守番電話機能を解除すると判断した場合に
    は、通常通話の待ち受け状態にする事を特徴とする留守
    番電話自動切り替え機能付き携帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記メッセージデータが、留守の状態を
    示す選択可能な第1のメッセージデータと、呼出に対応
    できない旨を示す固定な第2のメッセージデータとから
    成り、前記応答メッセージが、前記第1のメッセージデ
    ータと前記第2のメッセージデータの組み合せ、又は前
    記第2のメッセージデータから成る事を特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の留守番電話自動切り替え
    機能付き携帯電話機。
  7. 【請求項7】 留守番電話機能の起動中に、発信操作に
    応答して、スケジュールテーブルに従うスケジュールに
    おける前記留守番電話機能を解除するステップと、前記
    スケジュールテーブルは、留守番電話機能の起動及び解
    除を行う前記スケジュールと、前記スケジュールに対応
    する応答メッセージを示すメッセージ記号とから成り、 前記発信操作後において、予め設定した基準時間に基づ
    いて、予め設定した経過時間が経過しているか、否かを
    判断するステップと、 前記経過時間が経過していると判断した場合に、前記ス
    ケジュールにおける前記留守番電話機能を回復させるス
    テップと、 前記経過時間が経過してないと判断した場合に、着信に
    応答するステップとから成る事を特徴とする携帯電話機
    の留守番電話機能への自動切り替え方法。
  8. 【請求項8】 前記着信に対応するステップが、 前記経過時間が経過してないと判断した場合に、予め設
    定した呼出時間内において呼出を行うステップと、 前記呼出時間が経過した場合に、前記応答メッセージを
    読出して、出力するステップと、 送信先からのメッセージを録音し、前記送信先との回線
    を切断して、前記経過時間が経過しているか、否かを判
    断するステップと、 前記経過時間が経過していると判断した場合に、前記ス
    ケジュールにおける前記留守番電話機能を回復させるス
    テップと、 前記経過時間が経過していないと判断した場合に、前記
    着信に応答するステップとから成る事を特徴とする請求
    項7記載の携帯電話機の留守番電話機能への自動切り替
    え方法。
  9. 【請求項9】 通常通話の待ち受け状態において、着信
    に応答して、予め設定された呼出時間内に呼出を行うス
    テップと、 前記呼出時間が経過した場合に、スケジュールテーブル
    を参照して応答メッセージを出力するステップと、前記
    スケジュールテーブルは、留守番電話機能の起動と解除
    の時刻を与えるスケジュールと、前記スケジュールに対
    応する前記応答メッセージを示すメッセージ記号から成
    り、 送信先からのメッセージを録音して、前記送信先との回
    線を切断するステップと、 現在の時刻を与える計時信号に応答して、前記スケジュ
    ールテーブルを参照するステップと、 前記スケジュールテーブルを参照し、前記留守番電話機
    能を起動するか、否かを判断するステップと、 前記留守番電話機能を起動すると判断した場合に、前記
    留守番電話機能の起動を実行するステップと、 前記留守番電話機能を起動しないと判断した場合に、前
    記通常通話の待ち受け状態するステップとから成る事を
    特徴とする携帯電話機の留守番電話機能への自動切り替
    え方法。
  10. 【請求項10】 通常通話の待ち受け状態において、現
    在の時刻を与える計時信号に応答して、前記スケジュー
    ルテーブルを参照するステップと、前記スケジュールテ
    ーブルは、留守番電話機能の起動と解除時刻を与えるス
    ケジュールと、前記スケジュールに対応する応答メッセ
    ージを示すメッセージ記号から成り、 前記スケジュールテーブルを参照して、前記留守番電話
    機能を起動するか、否かを判断するステップと、 前記留守番電話機能を起動すると判断した場合に、前記
    スケジュールテーブルを参照して、前記スケジュールに
    対応する前記メッセージ記号に基づいて、メッセージデ
    ータを読出し、組合せて前記応答メッセージとして予め
    格納し、留守番電話の待ち受け状態にするステップと、
    前記メッセージデータは、前記応答メッセージを構成
    し、 前記留守番電話機能を起動しないと判断した場合に、前
    記通常通話の待ち受け状態に戻るステップと、 前記留守番電話の待ち受け状態において、着信に応答し
    て、前記応答メッセージを送出し、送信先からのメッセ
    ージを録音して、前記送信先との回線を切断するステッ
    プと、 前記計時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを
    参照し、前記留守番電話機能を解除するか、否かを判断
    するステップと、 前記留守番電話機能を解除しないと判断した場合に、前
    記留守番電話の待ち受け状態に戻るステップと、 前記留守番電話機能を解除すると判断した場合には、前
    記通常通話の待ち受け状態に戻るステップとから成る事
    を特徴とする携帯電話機の留守番電話機能への自動切り
    替え方法。
  11. 【請求項11】 通常通話の待ち受け状態において、現
    在の時刻を与える計時信号に応答して、前記スケジュー
    ルテーブルを参照するステップと、前記スケジュールテ
    ーブルは、留守番電話機能の起動と解除時刻を与えるス
    ケジュールと、前記スケジュールに対応する応答メッセ
    ージを示すメッセージ記号から成り、 前記スケジュールテーブルを参照して、前記留守番電話
    機能を起動するか、否かを判断するステップと、 前記留守番電話機能を起動すると判断した場合に、前記
    スケジュールテーブルを参照して、前記スケジュールに
    対応する前記メッセージ記号を記憶するステップと、 着信に応答して、前記メッセージ記号に基づいて、該当
    するメッセージデータを各々読出し、組合せて前記応答
    メッセージとして出力するステップと、前記メッセージ
    データは、前記応答メッセージを構成し、 送信先からのメッセージを録音して、前記送信先との回
    線を切断するステップと、 前記計時信号に応答して、前記スケジュールテーブルを
    参照し、前記留守番電話機能を解除するか、否かを判断
    するステップと、 前記留守番電話機能を解除しないと判断した場合に、前
    記留守番電話の待ち受け状態に戻るステップと、 前記留守番電話機能を解除すると判断した場合には、前
    記通常通話の待ち受け状態に戻るステップとから成る事
    を特徴とする携帯電話機の留守番電話機能への自動切り
    替え方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030003832A (ko) * 2001-07-04 2003-01-14 에스케이텔레텍주식회사 휴대용 통신단말기에서의 자동응답을 제공하는 방법
KR20040028173A (ko) * 2002-09-30 2004-04-03 에스케이텔레텍주식회사 시간 설정이 가능한 자동응답 방법

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