JP2002057745A - 移動無線端末 - Google Patents

移動無線端末

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JP2002057745A
JP2002057745A JP2000241816A JP2000241816A JP2002057745A JP 2002057745 A JP2002057745 A JP 2002057745A JP 2000241816 A JP2000241816 A JP 2000241816A JP 2000241816 A JP2000241816 A JP 2000241816A JP 2002057745 A JP2002057745 A JP 2002057745A
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JP2000241816A
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Satoru Saito
哲 齊藤
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NTT Docomo Inc
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NTT Docomo Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、通信中にバッテリィ電源の残
量が低下してもその通信を途切れないようにした移動無
線端末を提供することである。 【解決手段】上記課題は、バッテリィから各部に対して
電源供給がなされることで通信が可能となる移動無線端
末において、バックアップ電源と、バッテリィの蓄電残
量が所定量以下になったか否かを判定するバッテリィ残
量判定手段と、通信中に上記バッテリィ残量判定手段に
てバッテリィの蓄電残量が所定量以下になっと判定され
たときに、バックアップ電源から各部に対して電源供給
がなされるように電源切替えを行なう第一の電源切替え
手段とを有する移動無線端末にて達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、PH
S端末等の移動無線端末に係り、詳しくは、バッテリィ
電源の制御機能を有する移動無線端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機は、バッテリィ電源の
残量を検出するバッテリィ残量検出回路を有している。
このバッテリィ残量検出回路がバッテリィ電源の残量が
所定値以下となったことを検出すると、その旨の警告表
示がなされたり警告音が発生される。その後、携帯電話
機の各部(無縁部、音声処理部、制御部など)に対する
電源供給が遮断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
携帯電話機などの移動無線端末では、通信中(通話、デ
ータ通信など)にバッテリィの残量が上記所定値以下に
なってしまうと、バッテリィからの各部の電源供給が遮
断され、通信(通話やデータ通信)が途切れてしまう。
このため、ユーザは、重要な情報を取得し損なう、ある
いは伝え損なうことがある。
【0004】特に、緊急呼(警察、消防、海上保安庁)
での通信は、その通信の内容が緊急を要するものであ
り、できるだけ通信がが途切れないようにすることが大
切である。
【0005】そこで、本発明の課題は、通信中にバッテ
リィ電源の残量が低下してもその通信を途切れないよう
にした移動無線端末を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、バッテリ
ィから各部に対して電源供給がなされることで通信が可
能となる移動無線端末において、バックアップ電源と、
バッテリィの蓄電残量が所定量以下になったか否かを判
定するバッテリィ残量判定手段と、通信中に上記バッテ
リィ残量判定手段にてバッテリィの蓄電残量が所定量以
下になっと判定されたときに、バックアップ電源から各
部に対して電源供給がなされるように電源切替えを行な
う第一の電源切替え手段とを有するように構成される。
【0007】このような移動無縁端末では、通信中にバ
ッテリィの蓄電残量が所定量以下になると、バックアッ
プ電源から各部に電源供給がなされるようになる。その
結果、その通信を継続して行うことができるようにな
る。
【0008】上記通信は、通信相手との実質的な通信で
あって、音声通信、データ通信いずれであってもよい。
【0009】特定の通信相手以外の通信相手との通信を
行なう際に、バックアップ電源の使用を抑制するという
観点から、本発明は、請求項2に記載されるように、上
記移動無線端末において、所定の通信相手を特定する情
報を格納する通信相手情報格納手段と、発呼に際して通
信相手が上記通信相手情報格納手段に格納された情報に
て特定される通信相手であるか否かを判定する通信相手
判定手段と、該通信相手判定手段にて当該通信相手が上
記通信相手情報格納手段に格納された情報にて特定され
る通信相手でないと判定されたときに、上記第一の電源
切替え手段を無効にする制御手段とを有するように構成
される。
【0010】このような移動無線端末では、通信相手情
報格納手段に格納された情報にて特定される通信相手以
外の通信相手との通信においては、上記第一の電源切替
え手段が無効となるので、その通信中にバッテリィの蓄
電残量が所定量以下になってもバックアップ電源に切替
えられない。
【0011】緊急呼での通信においては、特に、通信を
途切れさせないという観点から、本発明は、請求項3に
記載されるように、上記移動無線端末において、上記通
信相手情報格納手段に格納される所定の通信相手を特定
する情報は、緊急呼を特定する情報とするように構成す
ることができる。
【0012】上記緊急呼は、警察「110番」、消防
「119番」、海上保安庁「118番」等の一般に緊急
事態に際して通信すべき通信相手に対応した呼である。
【0013】緊急呼の場合、呼の切断を行なっても、ネ
ットワーク側では、通常の呼の場合より長い時間当該移
動無線端末とのチャネルが解放されない状態(再呼出し
状態)を維持する。これに対応して移動通信端末では、
無線部の機能(RT)を解放しない状態を継続させる必
要がある。
【0014】このように呼の切断がなされた後に維持さ
れる再呼出し状態をバッテリィ残量の低下で途切れない
ようにするという観点から、本発明は、請求項4に記載
されるように、上記移動無線端末において、緊急呼の呼
の切断がなされた後に無線部が所定時間解放されない状
態を維持させるための処理が実行されている間に上記バ
ッテリィ残量判定手段にてバッテリィの蓄電残量が所定
量以下になったと判定されたきに、バックアップ電源か
ら各部に対して電源供給がなされるように電源切替えを
行なう第二の電源切替え手段を有するように構成するこ
とができる。
【0015】また、上記課題を解決するため本発明は、
請求項5に記載されるように、バッテリィから各部に対
して電源供給がなされることで通信が可能となる移動無
線端末において、バックアップ電源と、所定の通信相手
を特定する情報を格納する通信相手情報格納手段と、発
呼に際して通信相手が上記通信相手情報格納手段に格納
された情報にて特定される通信相手であるか否かを判定
する通信相手判定手段と、該通信相手判定手段にて上記
通信相手情報格納手段に格納された情報にて特定される
通信相手であると判定された通信相手と通信中に上記バ
ッテリィ残量判定手段にてバッテリィの蓄電残量が所定
量以下になったと判定されたときに、バックアップ電源
から各部に対して電源供給がなされるように電源切替え
を行なう第一の電源切替え手段とを有するように構成さ
れる。
【0016】このような移動無線端末では、所定の通信
相手と通信中にバッテリィの蓄電残量が所定量以下にな
ると、バックアップ電源から各部に電源供給がなされる
ようになる。その結果、その所定の通信相手との通信を
継続して行うことができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】本発明に係る移動通信端末の実施の一形態
となる携帯電話機は、例えば、図1に示すように構成さ
れる。
【0019】図1において、この携帯電話機は、無線部
10、音声処理部12、表示・操作部15、制御部2
0、メモリユニット22、バッテリィ30、バッテリィ
残量検出回路32、切替えスイッチ35及びバックアッ
プ電源40を有している。無線部10は、制御部20で
の制御のもと、移動通信システム内の無線基地局(図示
略)と無線通信(音声通信、データ通信)を行なう。音
声処理部12にはマイク13及びスピーカ14が接続さ
れている。この音声処理部12は、制御部20での制御
のもと、無線部10にて受信した音声信号を処理(復号
処理等)してその信号をスピーカ14にて出力すると共
に、ユーザからの音声に対応したマイク13からの音声
信号を処理(符号化処理等)してその信号を無線部10
を介して送信するようにしており、ユーザの音声通話を
可能としている。表示・操作部15は、各種情報の表示
を行なう表示パネル及びユーザの操作により各種情報を
入力するための操作ユニット(テンキーなど)を有して
いる。メモリユニット22は、制御部20にて実行さえ
る各種プログラムやユーザが必要とする各種データ(電
話帳等)を格納している。
【0020】制御部20は、メモリユニット22に格納
された移動通信システム(例えば、PDCシステム)で
の通信プロトコルに対応したプログラムに従って無線部
10及び音声処理部12を制御してユーザの音声通話を
可能にしている。また、制御部20は、後述するような
電源制御も行う。
【0021】切替えスイッチ35は、バッテリィ30と
バックアップ電源40(例えば、ボタン型電池)のいず
れかの切替え選択を行なう。この切替えスイッチ35に
より切替え選択されたバッテリィ30またはバックアッ
プ電源40からこの切替えスイッチ35を介して当該携
帯電話機の各部(無線部10、音声処理部12、表示・
操作部15、メモリユニット22)に電源供給がなされ
る。バッテリィ残量検出回路32は、バッテリィ30の
蓄電残量(以下、バッテリィ残量という)を検出してお
り、その検出信号が制御部20に供給される。制御部1
05は、このバッテリィ残量の検出信号に基づいて上記
切替えスイッチ35の切替え制御(上記電源制御)を行
なう。
【0022】なお、図1において、実線矢印は電源供給
を表し、破線矢印は制御信号、データの流れを示してい
る。
【0023】上記制御部20でなされる切替えスイッチ
35の切替え制御(電源制御)は、例えば、図2に示す
手順に従って行なわれる。
【0024】図2において、表示・操作部15での発呼
の操作に基づいた無線部10及び音声処理部12での処
理に従って通信が開始されると、制御部20は、その通
信が終了したか否かの判定(S1)及びバッテリィ残量
検出回路32からの検出信号に基づいてバッテリィ残量
が所定量以下になったか否かの判定、即ち、バッテリィ
残量が無くなったか否かの判定(S2)を繰返し実行す
る。バッテリィ残量が上記所定量を超えている状態では
(S2でNO)、制御部20は、切替えスイッチ35を
バッテリィ30の選択がなされた状態に保持する。従っ
て、バッテリィ30から切替えスイッチ35を介して各
部に対する電源供給がなされた状態で通信が行なわれ
る。
【0025】この状態で、通信が終了すると(S1でY
ES)、そのまま処理が終了する。
【0026】一方、上記のようにバッテリィ30から切
替えスイッチ35を介して各部に電源供給がなされた状
態で通信が行なわれている過程で(S1でNO、S2でN
O)、バッテリィ残量が所定量以下になると、制御部2
0は切替えスイッチ35をバックアップ電源40の選択
がなされるように切替える(S3)。これにより、バッ
クアップ電源40から切替えスイッチ35を介して各部
(無線部10、音声処理部12、表示・操作部15、制
御部20)への電源供給が開始される(S4)。その
後、制御部20は、バックアップ電源40からの電源供
給により継続される当該通信が終了したか否かの判定を
行なう(S5)。
【0027】そして、通信が終了したと判定されると
(S5でYES)、所定の終了処理が実行された後に、
当該電源制御の処理が終了する。上記終了処理は、任意
に定めることができる。例えば、切替えスイッチ35を
バッテリィ30が選択された状態に戻してもよい。ま
た、切替えスイッチ35をバックアップ電源40が選択
された状態にしたまま、電源スイッチ(図示略)を遮断
するようにしてもよい。この場合、例えば、電源スイッ
チのオン操作がなされたときに制御部20の初期処理に
て切替えスイッチ35をバッテリィ30が選択される状
態に切替えるようにすることができる。
【0028】上述したような切替えスイッチ35の切替
え制御、即ち、電源制御を行うようにすれば、ユーザ
は、他の人と通話中にバッテリィ残量が所定量以下にな
っても、その通話を継続することができ、重要な情報の
取り損ねや伝え損ねをなくすことができる。
【0029】特に、緊急呼(警察「110番」、消防
「119番」、海上保安庁「118番」)での通信を対
象として上述したような電源制御を行う場合、制御部2
0は、例えば、図3に示すような手順にて処理を実行す
る。
【0030】この場合、予め緊急呼に対応した電話番号
「110番」、「119番」、「118番」がメモリユ
ニット22に登録されている。この状態で、ユーザが表
示・操作部15から通信相手の電話番号を入力して発呼
操作を行なうと、制御部20は、その入力された電話番
号がメモリユニット22に予め登録された緊急呼の電話
番号であるか否かを判定する(S11)。この入力され
た電話番号が緊急呼の電話番号でないと判定されると
(S11でNO)、電源制御処理が終了される。
【0031】一方、制御部20は、その入力された電話
番号が緊急呼の電話番号のいずれかであると判定すると
(S11でYES)、上記発呼操作に基づいた無線部1
0及び音声処理部12での処理に従った通信が開始され
たことを認識する(S12)。そして、制御部20は、
呼の切断がなされたか否かの判定(S13)及びバッテ
リィ残量検出回路32からの検出信号に基づいてバッテ
リィ残量が所定量以下になったか否かの判定、即ち、バ
ッテリィ残量が無くなったか否かの判定(S14)を繰
返し実行する。バッテリィ残量が所定量より多い状態で
は(S14でNO)、前述した場合と同様に、バッテリ
ィ40から切替えスイッチ35を介して当該携帯電話機
の各部に対して電源供給がなされる。
【0032】緊急呼での通話を行なっている過程で、バ
ッテリィ残量が上記所定量以下になると(S14でYE
S)、制御部20は、切替えスイッチ35をバックアッ
プ電源40の選択がなされるように切替える(S1
5)。これにより、バックアップ電源40から切替えス
イッチ35を介して各部(無線部10、音声処理部1
2、表示・操作部15、制御部20)への電源供給が開
始される(S16)。その後、制御部20は、バックア
ップ電源40からの電源供給により継続される当該通信
の呼が切断されたか否かの判定を繰返し行なう(S1
7)。
【0033】ところで、緊急呼の場合、携帯電話機が呼
の切断を行なっても、ネットワーク側では、通常の呼の
場合より長い時間当該携帯電話機とのチャネルが解放さ
れない状態(再呼出し状態)を維持する。これに対応し
て携帯電話機では、無線部10の機能(RT)を解放し
ない状態を継続させる。このようにすることにより、携
帯電話機にて呼の切断処理を行なっても、通信相手(警
察や消防など)から当該携帯電話機への再呼び出しが容
易に行なえるようになる。上記のように通信中にバック
アップ電源40に切替えられたため、このように通常よ
り長い時間再呼び出しを可能にする状態(RTが解放さ
れない状態)を維持するためのタイマ処理(T390処
理)がバックアップ電源40からの各部に対する電源供
給によってなされる。
【0034】このため、制御部20は、通話を終えたユ
ーザが呼の切断操作を行なって、通信の呼が切断された
と判定すると(S17でYES)、その呼の切断に続い
て実行される上記タイマ処理(T390処理)が終了し
たか否かの判定(S18)を繰返し実行する。そして、
上記タイマ処理(T390処理)が終了したことが判定
されると(S18でYES)、上述したような終了処理
(S19)が実行された後に、当該電源制御の処理が終
了する。
【0035】また、一方、上記通信が開始(S12)さ
れた後に、呼が切断されたか否かの判定(S13)及び
バッテリィ残量が所定量以下となったか否かの判定(S
14)を繰返し実行している過程で、ユーザが呼の切断
操作を行なうと、制御部20は、その呼が切断されたと
判定し(S13でYES)、その後、実行されるべき上
記タイマ処理(T390処理)が終了したか否かの判定
(S21)及びバッテリィ残量が所定量以下になったか
否かの判定(S22)を繰返し実行する。
【0036】その過程で上記タイマ処理(T390処
理)が終了したことが判定されると(S21でYE
S)、当該電源制御の処理が終了する。この場合、バッ
テリィ残量が上記所定量より多い状態であるので、バッ
クアップ電源40への切替えは行なわれない。
【0037】一方、制御部20は、上記各判定処理(S
21、S22)を繰り返す過程で、バッテリィ残量が所
定量以下になったと判定すると(S22でYES)、切
替えスイッチ35をバックアップ電源40の選択がなさ
れるように切替える(S23)。これにより、バックア
ップ電源40から切替えスイッチ35を介して各部(無
線部10、音声処理部12、表示・操作部15、制御部
20)への電源供給が開始される(S246)。その
後、制御部20は、バックアップ電源40からの電源供
給により継続される当該タイマ処理(T390処理)が
終了したか否かの判定を繰返し実行する(S18)。そ
して、そのタイマ処理(T390処理)が終了すると
(S18でYES)、前述した終了処理が実行され(S
19)、その後、当該電源制御の処理が終了する。
【0038】前述したような電源制御の処理(図3参
照)によれば、緊急呼(警察、消防、海上保安庁)での
通信中にバッテリィ残量が所定量以下になっても、バッ
クアップ電源40により、その通信が継続される共に、
その呼の切断後における再呼び出し状態を維持させるた
めのタイマ処理(T390処理)も継続させることがで
きる。従って、緊急を要する通話が途中で途切れること
を防止すると共に、呼の切断から所定時間内に再呼び出
しができなくなることも防止することができる。
【0039】また、緊急呼で通信が終了して呼の切断が
なされた後に行なわれる再呼び出し状態を維持させるた
めのタイマ処理(T390処理)の過程でバッテリィ残
量が所定量以下になっても、バックアップ電源40によ
り、そのタイマ処理(T390処理)は継続させること
ができる。
【0040】なお、上記各例では、音声通信の最中にバ
ッテリィ残量が所定量以下となった場合について説明し
たが、データ通信の最中にバッテリィ残量が所定量以下
となった場合にも、同様の手順に従って処理を行うこと
により、そのデータ通信を途切れないようにすることが
可能である。
【0041】また、上記例(図3参照)では、登録する
電話番号は、緊急呼に対応するものであったが、ユーザ
が特に通信中にバッテリィ残量の低下によって通信が途
切れることを防止したい任意の通信相手の電話番号を予
め登録することもできる。
【0042】上記各例において、図2に示すS2での処
理、図3に示すS14またはS22での処理がバッテリ
ィ残量判定手段に対応し、切替えスイッチ35及び図2
に示すS3での処理、切替えスイッチ35及び図3に示
すS15での処理がそれぞれ第一の電源切替え手段に対
応する。
【0043】また、メモリユニット22が通信相手情報
格納手段に対応し、図3に示すS11での処理が通信相
手判定手段に対応し、図3に示すS11におけるNOの
経路が制御手段に対応する。切替えスイッチ35及び図
3に示すS23での処理が第二の電源切替え手段に対応
する。
【0044】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至7
記載の本願発明によれば、通信中にバッテリィの蓄電残
量が所定量以下になると、バックアップ電源から各部に
電源供給がなされるようになるので、通信中にバッテリ
ィ電源の蓄電残量が低下してもその通信を途切れないよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動通信端末の実施の一形態とな
る携帯電話機の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す携帯電話機の制御部が実行する電源
制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す携帯電話機の制御部が実行する電源
制御の処理手順の他の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 無線部 12 音声処理部 13 マイク 14 スピーカ 15 表示・操作部 20 制御部 22 メモリユニット 30 バッテリィ 32 バッテリィ残量検出回路 35 切替えスイッチ 40 バックアップ電源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリィから各部に対して電源供給がな
    されることで通信が可能となる移動無線端末において、 バックアップ電源と、 バッテリィの蓄電残量が所定量以下になったか否かを判
    定するバッテリィ残量判定手段と、 通信中に上記バッテリィ残量判定手段にてバッテリィの
    蓄電残量が所定量以下になったと判定されたときに、バ
    ックアップ電源から各部に対して電源供給がなされるよ
    うに電源切替えを行なう第一の電源切替え手段とを有す
    る移動無線端末。
  2. 【請求項2】請求項1記載の移動無線端末において、 所定の通信相手を特定する情報を格納する通信相手情報
    格納手段と、 発呼に際して通信相手が上記通信相手情報格納手段に格
    納された情報にて特定される通信相手であるか否かを判
    定する通信相手判定手段と、 該通信相手判定手段にて当該通信相手が上記通信相手情
    報格納手段に格納された情報にて特定される通信相手で
    ないと判定されたときに、上記第一の電源切替え手段を
    無効にする制御手段とを有する移動無線端末。
  3. 【請求項3】請求項2記載の移動無線端末において、 上記通信相手情報格納手段に格納される所定の通信相手
    を特定する情報は、緊急呼を特定する情報とした移動無
    線端末。
  4. 【請求項4】請求項3記載の移動無線端末において、 緊急呼の呼の切断がなされた後に無線部が所定時間解放
    されない状態を維持させるための処理が実行されている
    間に上記バッテリィ残量判定手段にてバッテリィの蓄電
    残量が所定量以下になったと判定されたきに、バックア
    ップ電源から各部に対して電源供給がなされるように電
    源切替えを行なう第二の電源切替え手段を有する移動無
    線端末。
  5. 【請求項5】バッテリィから各部に対して電源供給がな
    されることで通信が可能となる移動無線端末において、 バックアップ電源と、 所定の通信相手を特定する情報を格納する通信相手情報
    格納手段と、 発呼に際して通信相手が上記通信相手情報格納手段に格
    納された情報にて特定される通信相手であるか否かを判
    定する通信相手判定手段と、 該通信相手判定手段にて上記通信相手情報格納手段に格
    納された情報にて特定される通信相手であると判定され
    た通信相手と通信中に上記バッテリィ残量判定手段にて
    バッテリィの蓄電残量が所定量以下になっと判定された
    ときに、バックアップ電源から各部に対して電源供給が
    なされるように電源切替えを行なう第一の電源切替え手
    段とを有する移動無線端末。
  6. 【請求項6】請求項5記載の移動無線端末において、 上記通信相手情報格納手段に格納される所定の通信相手
    を特定する情報は、緊急呼を特定する情報とした移動無
    線端末。
  7. 【請求項7】請求項6記載の移動無線端末において、 緊急呼の呼の切断がなされた後に無線部が所定時間解放
    されない状態を維持させるための処理が実行されている
    間に上記バッテリィ残量判定手段にてバッテリィの蓄電
    残量が所定量以下になったと判定されたきに、バックア
    ップ電源から各部に対して電源供給がなされるように電
    源切替えを行なう第二の電源切替え手段を有する移動無
    線端末。
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