JP2000031025A - レジストパターンの形成方法 - Google Patents

レジストパターンの形成方法

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JP2000031025A
JP2000031025A JP10200567A JP20056798A JP2000031025A JP 2000031025 A JP2000031025 A JP 2000031025A JP 10200567 A JP10200567 A JP 10200567A JP 20056798 A JP20056798 A JP 20056798A JP 2000031025 A JP2000031025 A JP 2000031025A
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JP10200567A
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Ayumi Minamide
あゆみ 南出
Takeo Ishibashi
健夫 石橋
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/027Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/40Treatment after imagewise removal, e.g. baking

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学増幅型レジストのレジストプロファイル
をコントロールすることかできるように改良された、レ
ジストパターンの形成方法を提供することを主要な目的
とする。 【解決手段】 マスク4を用いて、化学増幅型レジスト
2を露光する。レジスト2を、第1の温度でPEBベー
クする。レジスト2を途中まで現像する。途中まで現像
したレジスト2を、上記第1の温度よりも低い第2の温
度で、ベークする。その後、レジストを完全に現像し、
レジストパターン8を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、レジス
トパターンの形成方法に関するものであり、より特定的
には、化学増幅型レジストのレジストプロファイルをコ
ントロールすることができるように改良されたレジスト
パターンの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】写真製版において、現在、高感度かつ高
解像度を有するレジストとして、化学増幅型レジストが
提案されている。このレジストは、露光後のベーク、す
なわち、ポストエクスポージャベーク(以下、PEBと
いう)を行なうことにより、露光時に発生した酸を触媒
としてパターン形成反応が進み、パターンのイメージン
グが完了する特徴を持っている。
【0003】図15〜図18は、化学増幅型レジストを
用いた従来の微細レジストパターンの形成方法の順序の
各工程における半導体装置の断面図である。
【0004】図15を参照して、基板1の上に化学増幅
型レジスト2を塗布する。なお、レジストを塗布する前
に、基板1の表面をHMDS(ヘキサメチルジシラン)
等で処理し、基板1とレジスト2との密着性をよくさせ
る処理を行なっている。
【0005】レジスト2は、たとえば、図19(a)に
示すように、ポリ−p−ヒドロキシスチレンにt−ブチ
ルオキシカルボニル(以下、t−BOCという)が結合
された、ポリ(p−t−ブチルオキシカルボニルオキシ
スチレン)で形成される。この組成は、あくまでも例示
であり、その他の組成のものも使用される。図中、n
は、重合度を表わす自然数である。レジスト12は、図
19(b)に示すような酸発生剤、すなわち、トリフェ
ニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネドートが
含まれている。
【0006】基板1の上にレジスト2を塗布した後、プ
リベークし、レジスト2中に含まれる溶剤等を除去す
る。
【0007】レジスト2の上に、ポリビニルピロリドン
あるいはポリアクリル酸等の水溶性ポリマー等で形成さ
れる酸性膜3を形成する。酸性膜3は、膜内多重反射防
止の働きもするが、ここで求めている酸性膜3の作用に
ついては後述する。その後、酸性膜3中の溶媒を除去す
るために、ベークする。
【0008】図16を参照して、マスク4を用いて、レ
ジスト2を、選択的に露光し、露光部5と未露光部6を
形成する。
【0009】露光部においては、図20を参照して、酸
発生剤が、光の照射を受けることによって、プロトン酸
を発生する。
【0010】図17を参照して、レジスト2をポストエ
クスポージャベークする。このとき、図21を参照し
て、プロトン酸はポリ(p−t−ブチルオキシカルボニ
ルオキシスチレン)から、t−BOC基を脱離させ、水
酸基(フェノール基)を発生させる。生成したポリ−p
−ヒドロキシスチレンはアルカリに可溶となる。
【0011】次に、酸触媒で、ベース樹脂中のt−BO
C基が脱離する様子を、図22を用いて、さらに詳細に
説明する。
【0012】図22(a)を参照して、レジスト2に光
を照射する。これによって、図22(b)を参照して、
レジスト中の酸発生剤が分解し、プロトン酸(H+ )が
発生する。図22(c)を参照して、レジスト2をベー
クすることによって、ポリ(p−t−ブチルオキシカル
ボニルオキシスチレン)から、t−BOC基が脱離し、
水酸基を発生させる。ベークを続けると、図22(d)
を参照して、さらに、t−BOC基の脱離は進み、最後
に図22(e)を参照して、ベース樹脂は、アルカリ現
像液に可溶なポリビニルフェノールに変化する。
【0013】一般的に、化学増幅型レジストは、レジス
トの内部に存在する、または外部から侵入してくる酸、
塩基の影響を受けやすい。そのため、そのような影響を
なくすために、レジスト2の上に保護膜である酸性膜3
を形成する。しかしながら、この保護膜が酸性膜である
ため、未露光部6において、酸性膜3からレジスト2の
表面に酸が供給される。図中参照符号7で示す部分は、
酸が供給された部分を表しており、アルカリに可溶とな
る部分である。
【0014】図18を参照して、テトラメチルアンモニ
ウムハイドロキシド(TMAH)2.38%のアルカリ
水溶液で、現像すると、アルカリ可溶な部分が除去さ
れ、微細レジストパターンが形成される。このレジスト
パターンを用いてビット線等のパターニングが行なわれ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したとおり、
従来の化学増幅型レジストを用いる微細レジストパター
ンの形成方法においては、図17および図18を参照し
て、未露光部においても、酸性膜3からレジスト2中に
酸が供給されるため、現像後、レジストパターン8の頂
上部が丸められるという問題があった。すなわち、レジ
ストプロファイルの矩形性の良好なものが得られないと
いう問題点があった。
【0016】なお、酸性膜3をレジスト2の上に形成し
ない場合には、外部から、レジスト2中にアミン(アン
モニア等)が侵入し、図23に示すように、レジストパ
ターン8の頂上部が、水平方向に広がった、いわゆる、
T−トップ形状のレジストパターンが得られ、この場合
にも矩形性のよいレジストが得られない。
【0017】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、矩形性の良好なレジストプロ
ファイルが得られるように改良されたレジストパターン
の形成方法を提供することを目的とする。
【0018】この発明は、また、外部からのアミンの影
響を受けることがないように改良された、レジストパタ
ーンの形成方法を提供することにある。
【0019】この発明は、また、化学増幅型レジストの
レジストプロファイルをコントロールすることができる
ように改良された、レジストパターンの形成方法を提供
することにある。
【0020】この発明は、また、デフォーカス時に、レ
ジストの未露光部に光が回り込んでも、良好なレジスト
プロファイルが得られるように改良されたレジストパタ
ーンの形成方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るレジスト
パターンの形成方法においては、まず、基板の上に化学
増幅型のレジストを形成する。マスクを用いて、上記レ
ジストを露光する。上記露光後、現像前に第1の温度で
上記レジストをベークする。上記レジストを途中まで現
像する。途中まで現像した上記レジストを上記第1の温
度よりも低い第2の温度でベークする。上記レジストを
完全に現像し、レジストパターンを得る。
【0022】この発明によれば、第1回目の現像工程
で、レジストを完全に現像せず、途中で止めるので、未
露光部のレジストパターンの表面に、アルカリにより酸
が失活した、アルカリ不溶の層が形成される。その後、
2回目の現像を行なうので、矩形性の優れたレジストパ
ターンが得られる。
【0023】請求項2に係るレジストの形成方法におい
ては、化学増幅型のレジストとしてポジ型レジストを用
いるので、ポジ型のレジストパターンが得られる。
【0024】請求項3に係るレジストパターンの形成方
法においては、上記第1の温度を、30℃〜150℃に
している。このような範囲の温度でポストエクスポージ
ャベークを行なうことにより、露光部において、酸発生
剤から、酸が円滑に発生する。
【0025】請求項4に係るレジストパターンの形成方
法においては、上記第1の温度と上記第2の温度との差
を10℃以上にして行なう。このようにすることによっ
て、未露光部のレジストパターンの表面に形成されたア
ルカリ不溶部分が、アルカリ現像液に溶けるのをさらに
防止することができる。
【0026】請求項5に係るレジストパターンの形成方
法においては、上記レジストを途中まで現像する工程
は、露光部における上記レジストが10%〜80%除去
されるまで行なう。すなわち、第1回目の現像を不完全
に行なう。
【0027】請求項6に係るレジストパターンの形成方
法においては、上記露光に先立ち、上記化学増幅型レジ
ストの上に酸性膜を形成する。酸性膜を形成することに
よって、外部からのアミンが、レジスト中に侵入しなく
なる。
【0028】請求項7に係るレジストパターンの形成方
法においては、上記レジストパターンは、0.20μm
〜0.22μmL/Sの配線パターンを形成するために
形成される。したがって、本発明は微細なレジストパタ
ーンの形成において、特に効果を有する。
【0029】請求項8に係るレジストパターンの形成方
法においては、まず、基板の上に化学増幅型のレジスト
を形成する。上記レジストの上に酸性の膜を形成する。
マスクを用いて、上記レジストを露光する。上記酸性の
膜を水で除去する。上記レジストを、現像前にベークす
る。上記レジストを現像する。
【0030】この発明によれば、レジストを、ポストエ
クスポージャベークする前に、酸性の膜を除去するの
で、未露光部において、酸がレジスト中に供給されな
い。ひいては、矩形性の優れたレジストパターンが得ら
れる。
【0031】請求項9に係るレジストパターンの形成方
法によれば、上記酸性膜を水で除去する工程は、上記基
板を回転させながら、上記酸性膜に水を供給する工程を
含む。この発明によれば、基板を回転させながら、酸性
膜に水を供給するので、酸性膜が均一に除去される。
【0032】請求項10に係るレジストパターンの形成
方法においては、上記酸性膜は、ポリビニルピロリドン
あるいはポリアクリル酸等の水溶性ポリマー等で形成さ
れる。この発明によれば、酸性膜を、容易に入手可能な
材料で形成できるという効果を奏する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図について説明する。
【0034】実施の形態1 図1〜図5は、実施の形態1に係るレジストパターンの
形成方法を示す、半導体装置の断面図である。
【0035】図1を参照して、基板(ウエハ)1上に、
スピンコートにより、ポジ型の化学増幅型のレジスト2
を塗布する。レジスト2中の溶媒を除去するために、9
0℃で、60秒間、プリベークを行なう。マスク4を用
いて、レジスト2をi線、KrFエキシマレーザ、Ar
Fエキシマレーザ等の光で、露光する。これによって、
レジスト膜2中に、露光部分5と未露光部6が形成され
る。
【0036】図2を参照して、100℃で、レジスト2
のPEB処理を行ない、熱により、酸発生剤から酸を発
生させる。これによって、レジスト2中の、t−BOC
基の解離が進んだ、アルカリ可溶な部分が形成される。
【0037】図3を参照して、5秒間、TMAH2.3
8%のアルカリ水溶液で、アルカリ可溶部分9を一定量
現像する。現像する量は、露光部において、レジストが
10〜80%除去されるように行なう。この第1回目の
現像により、未露光部において、アルカリにより酸が失
活した、アルカリ不溶の層10が形成される。すなわ
ち、未露光部分6となるべきところが、光の回り込みに
より感光して、酸が発生しても、その部分はアルカリ不
溶の層10となる。なお、光の回り込みはデフォーカス
時に起こりやすい。
【0038】図4を参照して、85℃で、60秒間のベ
ークを行ない、第1回目の現像が行なわれた部分におい
て、さらに酸の拡散を行ない、アルカリにさらによく溶
ける層11を形成する。このときの温度を、PEB時の
温度より10℃以上低くすることにより、酸失活部分に
おいて酸を復活させないようにできる。
【0039】図4と図5を参照して、再び、TMAH
2.38%で、40秒間現像する。その後、通常のポス
トベークを行なって、64MDRAM第3世代のレジス
トパターン8を得た。この方法でレジストパターンを形
成すると、0.22μmのL/Sパターンが得られた。
【0040】こうして得られたレジストパターンは、同
一レジストから、従来の方法(レジスト塗布→プリベー
ク→露光→PEB→60秒現像→ポストベーク)で得た
パターンよりも、より矩形性の優れたものとなってい
た。
【0041】実施の形態2 図6〜図10は、実施の形態2に係る、レジストパター
ンの形成方法を示す、半導体装置の断面図である。本実
施の形態は、実施の形態2の変形例である。
【0042】図6を参照して、基板1の上に、スピンコ
ートにより、レジスト2を塗布する。その後、90℃
で、60秒間のプリベークを行なう。レジスト2の上
に、ポリビニルアルコール等で形成された酸性膜3を形
成する。酸性膜3中の溶剤を除去するためのベークをさ
らに行なう。その後、マスク4を用いて、レジスト2を
露光し、露光部分5と未露光部分6を形成する。
【0043】図6と図7を参照して、100℃で、60
秒間の露光を行ない、露光部分において、t−BOC基
が解離されたアルカリ可溶な部分9を得た。
【0044】図7と図8を参照して、5秒間、TMAH
2.38%のアルカリ水溶液で、アルカリ可溶部分9を
一定量現像する。このとき、酸性膜3も除去される。こ
の現像により、未露光部においては、アルカリにより酸
が失活した、アルカリ不溶の層10が形成される。
【0045】図9を参照して、85℃で、60秒間のベ
ークにより、アルカリ可溶部分9中に、さらに酸の拡散
を行ない、アルカリにさらに可溶な層11を形成する。
【0046】図10を参照して、再び、TMAH2.3
8%で、40秒間現像し、現像を完結させる。その後、
通常のポストベークを行なって、0.22μmのL/S
パターンを得た。
【0047】実施の形態3 図11〜図14は、実施の形態3に係るレジストパター
ンの形成方法を示す、半導体装置の断面図である。
【0048】図11を参照して、基板1の上に、化学増
幅型レジスト2を、0.88μm塗布する。90℃で、
60秒間のプリベークを行なうことにより、レジスト2
中の溶剤を除去する。レジスト2の上に、水溶性の酸性
膜3を、430Å塗布する。その後、60℃で、60秒
間の低温ベークを行なって、酸性膜3中の溶剤を除去す
る。
【0049】その後、マスク4を用いて、248nmの
波長で、レジスト2を露光する。図11と図12を参照
して、10秒程度、基板1を回転させながら、酸性膜3
に純水を供給し、これを水洗し、除去する。
【0050】図13を参照して、110℃で、60秒
間、レジスト2のPEBを行なう。図13と図14を参
照してTMAH2.38%で、60秒間現像し、115
℃、60秒間のポストベークを行なう。これによって、
矩形性に優れた、0.22μmのL/Sのレジストパタ
ーン8が得られた。
【0051】実施の形態3に係るレジストパターン形成
方法によれば、PEB前に、酸性膜3を除去するので、
PEB時、未露光部に酸が供給されなくなり、ひいて
は、レジストが持っている本来の矩形形状が得られる。
【0052】なお、本実施例では、ポジ型化学増幅型レ
ジストを用いる場合を例示したが、ネガ型化学増幅型レ
ジストを用いても、同様の効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に係るレジストパターンの形成
方法によれば、第1回目の現像工程で、レジストを完全
に現像せず、途中で止めるので、未露光部のレジストパ
ターンの表面に、アルカリにより酸が失活した、アルカ
リ不溶の層が形成される。その後、2回目の現像を行な
うので、矩形性の優れたレジストパターンが得られる。
【0054】請求項2に係るレジストの形成方法におい
ては、化学増幅型のレジストとしてポジ型レジストを用
いるので、ポジ型のレジストパターンが得られる。
【0055】請求項3に係るレジストパターンの形成方
法によれば、第1の温度を30℃〜150℃にしてポス
トエクスポージャベークを行なうので、露光部におい
て、酸発生剤から、酸が円滑に発生する。
【0056】請求項4に係るレジストパターンの形成方
法によれば、未露光部のレジストパターンの表面に形成
されたアルカリ不溶部分が、アルカリ現像液に溶けるの
をさらに防止することができる。
【0057】請求項5に係るレジストパターンの形成方
法によれば、第1回目の現像を露光部におけるレジスト
が10%〜80%除去されるまで行なうので、第1回目
の現像を不完全な状態に止めることができる。
【0058】請求項6に係るレジストパターンの形成方
法によれば、酸性膜を形成するので、外部からのアミン
が、レジスト中に侵入しなくなる。
【0059】請求項7に係るレジストパターンの形成方
法によれば、微細なレジストパターンの形成において、
特に効果を奏する。
【0060】請求項8に係るレジストパターンの形成方
法によれば、レジストを、ポストエクスポージャベーク
する前に、酸性の膜を除去するので、未露光部におい
て、酸がレジスト中に供給されない。ひいては、矩形性
の優れたレジストパターンが得られるという効果を奏す
る。
【0061】請求項9に係るレジストパターンの形成方
法によれば、基板を回転させながら、酸性膜に水を供給
するので、酸性膜が均一に除去される。
【0062】請求項10に係るレジストパターンの形成
方法によれば、酸性膜を、容易に入手可能な材料で形成
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第1の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図2】 実施の形態1に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第2の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図3】 実施の形態1に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第3の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図4】 実施の形態1に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第4の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図5】 実施の形態1に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第5の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図6】 実施の形態2に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第1の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図7】 実施の形態2に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第2の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図8】 実施の形態2に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第3の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図9】 実施の形態2に係るレジストパターンの形成
方法の順序の第4の工程における半導体装置の断面図で
ある。
【図10】 実施の形態2に係るレジストパターンの形
成方法の順序の第5の工程における半導体装置の断面図
である。
【図11】 実施の形態3に係るレジストパターンの形
成方法の順序の第1の工程における半導体装置の断面図
である。
【図12】 実施の形態3に係るレジストパターンの形
成方法の順序の第2の工程における半導体装置の断面図
である。
【図13】 実施の形態3に係るレジストパターンの形
成方法の順序の第3の工程における半導体装置の断面図
である。
【図14】 実施の形態3に係るレジストパターンの形
成方法の順序の第4の工程における半導体装置の断面図
である。
【図15】 従来のレジストパターンの形成方法の順序
の第1の工程における半導体装置の断面図である。
【図16】 従来のレジストパターンの形成方法の順序
の第2の工程における半導体装置の断面図である。
【図17】 従来のレジストパターンの形成方法の順序
の第3の工程における半導体装置の断面図である。
【図18】 従来のレジストパターンの形成方法の順序
の第4の工程における半導体装置の断面図である。
【図19】 従来のポジ型化学増幅型レジスト中に含ま
れるベース樹脂の化学構造式(a)と酸発生剤の化学構
造式(b)である。
【図20】 酸発生剤の光分解の化学反応式を示す図で
ある。
【図21】 露光部がアルカリ可溶になる原理を示す化
学式図である。
【図22】 露光部がアルカリ可溶になる原理を示す模
式図である。
【図23】 従来のレジストパターンの他の形成方法の
問題点を示す図である。
【符号の説明】
1 基板、2 化学増幅型レジスト、9 アルカリ可溶
部分、10 アルカリ不溶部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 566 Fターム(参考) 2H025 AA01 AA02 AA03 AB16 AC01 AD03 BE00 BE10 CB41 DA03 DA34 FA01 FA12 FA14 FA17 2H096 AA25 BA11 CA20 GA08 5F046 LA12 LA14 LA18

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の上に化学増幅型のレジストを形成
    する工程と、 マスクを用いて、前記レジストを露光する工程と、 前記露光後、現像前に、第1の温度で、前記レジストを
    ベークする工程と、 前記レジストを途中まで現像する工程と、 途中まで現像した前記レジストを、前記第1の温度より
    も低い第2の温度で、ベークする工程と、 前記レジストを完全に現像し、レジストパターンを得る
    工程と、を備えたレジストパターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 前記化学増幅型のレジストはポジ型レジ
    ストであり、前記現像はアルカリ現像液を用いて行なわ
    れる、請求項1に記載のレジストパターンの形成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の温度は、30℃〜150℃で
    ある、請求項1に記載のレジストパターンの形成方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の温度と前記第2の温度との差
    を10℃以上にして行なう、請求項1に記載のレジスト
    パターンの形成方法。
  5. 【請求項5】 前記レジストを途中まで現像する工程
    は、露光部における前記レジストが10%〜80%除去
    されるまで行なう、請求項2に記載のレジストパターン
    の形成方法。
  6. 【請求項6】 前記露光に先立ち、前記化学増幅型レジ
    ストの上に酸性膜を形成する工程をさらに備える、請求
    項1に記載のレジストパターンの形成方法。
  7. 【請求項7】 前記レジストパターンは、0.20μm
    〜0.22μmL/Sの配線パターンを形成するための
    ものである、請求項1に記載のレジストパターンの形成
    方法。
  8. 【請求項8】 基板の上に化学増幅型のレジストを形成
    する工程と、 前記レジストの上に酸性の膜を形成する工程と、 マスクを用いて、前記レジストを露光する工程と、 前記酸性の膜を水で除去する工程と、 前記レジストを、現像前にベークする工程と、 前記レジストを現像する工程と、を備えたレジストパタ
    ーンの形成方法。
  9. 【請求項9】 前記酸性膜を水で除去する工程は、前記
    基板を回転させながら、前記酸性膜に純水を供給する工
    程を含む、請求項8に記載のレジストパターンの形成方
    法。
  10. 【請求項10】 前記酸性膜は、ポリビニルピロリドン
    あるいはポリアクリル酸等の水溶性ポリマー等の膜を含
    む、請求項8に記載のレジストパターンの形成方法。
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