JP2000030599A - 多極形ヒューズ素子 - Google Patents

多極形ヒューズ素子

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JP2000030599A
JP2000030599A JP10196235A JP19623598A JP2000030599A JP 2000030599 A JP2000030599 A JP 2000030599A JP 10196235 A JP10196235 A JP 10196235A JP 19623598 A JP19623598 A JP 19623598A JP 2000030599 A JP2000030599 A JP 2000030599A
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fuse
terminals
fuse element
input terminal
base end
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Masaru Kawamura
大 河村
Iwao Murakami
巌 村上
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Pacific Engineering Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/05Component parts thereof
    • H01H85/055Fusible members
    • H01H2085/0555Input terminal connected to a plurality of output terminals, e.g. multielectrode
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H85/00Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
    • H01H85/02Details
    • H01H85/04Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges
    • H01H85/041Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges characterised by the type
    • H01H85/0411Miniature fuses
    • H01H85/0415Miniature fuses cartridge type
    • H01H85/0417Miniature fuses cartridge type with parallel side contacts

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  • Fuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コストを低減できるとともに、ケースを大きく
することもなく、素子をコンパクトにすることができる
多極形ヒューズ素子を提供する。 【解決手段】多極形ヒューズ素子1は、1個の入力端子
2A及び2個の出力端子2Bを含む1組の分岐回路を2
組分備え、各端子2A,2Bと、端子2A,2B間に設
けられたヒューズ溶断部3、及びケース4から構成され
ている。前記入力端子2Aの基端に複数のヒューズ溶断
部3a,3bが設けられ、そのヒューズ溶断部3a,3
bは前記出力端子2Bの基端面にそれぞれ接続されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多極形ヒューズ
素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両、特に自動車には、バッ
テリと各種電装品との間に過電流防止のためにヒューズ
が設けられており、一般的なヒューズとしては、米国特
許第4023264号明細書にて開示された形態のもの
がある。
【0003】これは、対向した一対の端子の基端部間に
ヒューズ溶断部を連結して全体がH形をなすように1枚
の導電板からなる長尺状ヒューズ材料より一体に打ち抜
き形成されるとともに、絶縁性を有するハウジングに対
して装着されている。
【0004】このほかに、1つの電源側からの入力端子
に対し溶断部を介して複数の出力端子を並列に配置する
ことで、回路分岐を取り込んだ形態のものとして、図9
の構造のものが知られている(特公昭61−14625
号公報)。この構成について説明すると、ケース21内
には、共通リンク22が設けられており、共通リンク2
2の一側部からは断面積を共通リンク22よりも小さく
した複数のヒューズ形成リンク23が形成されている。
又、共通リンク22の一側部には前記ヒューズ形成リン
ク23よりも断面積を大とした共通リンク24が形成さ
れている。前記ヒューズ形成リンク22及び共通リンク
24の先端部には、端子25が半田、或いは溶接により
接合されている。各端子25は、互いに平行に配置さ
れ、ケース21から突出されている。そして、前記共通
リンク22,24,ヒューズ形成リンク23は、ヒュー
ズ金属板材にて一体に打ち抜き形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な多極形ヒューズ素子においては、ケース21内に共通
リンク22を設けているため、ケース21も大きくせざ
るを得ず、このため、多極形ヒューズ素子は、ブレード
形ヒューズに比較して、大きくならざるを得ない問題が
ある。
【0006】又、共通リンク22、ヒューズ形成リンク
23,共通リンク24を一体に打ち抜き形成する必要が
あるため、ヒューズ金属板は幅広いものを使用する必要
があり、コストが高くなる問題がある。
【0007】本発明は、前記各問題を解消するためにな
されたものであり、その目的は、コストを低減できると
ともに、ケースを大きくすることもなく、素子をコンパ
クトにすることができる多極形ヒューズ素子を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、互いに同方向に並列に配設さ
れた入力端子及び複数の出力端子とを備えた多極形ヒュ
ーズ素子において、前記入力端子の基端は複数のヒュー
ズ溶断部を接続し、そのヒューズ溶断部を介して、前記
出力端子の基端にそれぞれ接続したことを特徴とする多
極形ヒューズ素子をその要旨としている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、前
記入力端子、出力端子、及びヒューズ溶断部は、ヒュー
ズ金属板材から打ち抜き形成されている多極形ヒューズ
素子をその要旨としている。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
において、ヒューズ溶断部は、入力端子、及び出力端子
よりも断面積が小さくされている多極形ヒューズ素子を
その要旨としている。
【0011】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のうちいずれか1項において、複数のヒューズ溶断部
は、その長さ、断面積の組み合わせによって、電流遮断
容量が等しく形成されている多極形ヒューズ素子をその
要旨としている。
【0012】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
のうちいずれか1項において、複数のヒューズ溶断部
は、その長さ、断面積の組み合わせにより、互いにその
電流遮断容量が異なるようにされている多極形ヒューズ
素子をその要旨としている。 (作用)従って、請求項1及び請求項2の発明によれ
ば、入力端子の基端に複数のヒューズ溶断部を設け、そ
のヒューズ溶断部を介して、各出力端子の基端に接続さ
れているため、共通リンクを設ける必要がない。このた
め、ヒューズ金属板を打ち抜き形成する場合において
も、共通リンク分の面積は必要でないため、ヒューズ金
属板材は、面積の小さなものでよくなり、コストを低減
できる。又、ケースは共通リンクを収納するスペースが
必要でないため、コンパクト化できる。
【0013】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の作用に加えて、入力端子、及び出力端子よりも
断面積が小さくされてヒューズ溶断部が形成されてい
る。この結果、ヒューズ溶断部は断面積を小さくするよ
うにヒューズ金属板を打ち抜くことにより簡単に形成で
きる。
【0014】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のうちいずれか1項の作用に加えて、複数のヒューズ溶
断部は、その長さ、断面積の組み合わせによって、電流
遮断容量が等しく形成することにより、容易に形成する
ことができる。
【0015】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3
のうちいずれか1項の作用に加えて、複数のヒューズ溶
断部は、その長さ、断面積の組み合わせによって、互い
にその電流遮断容量が異なるように容易に形成すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って説明
する。
【0017】図1に示すように、この多極形ヒューズ素
子1は、1個の入力端子2A及び2個の出力端子2Bを
含む1組の分岐回路を2組分備え、各端子2A,2B
と、端子2A,2B間に設けられたヒューズ溶断部3、
及びケース4から構成されている。
【0018】なお、この実施の形態では、2組の分岐回
路は図1に示すようにケース4の中央を中心として左右
対称に配置されているため、1組分(図1において、左
側の回路)の分岐回路について説明し、他の組の分岐回
路については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0019】2個の入力端子2Aは互いに近接して配置
され、その基端面には一対のヒューズ溶断部3a,3b
が接続されている。一方のヒューズ溶断部3aはM字状
に形成され、直近に隣接する出力端子2Bの基端部に対
して連結されている。又、他方のヒューズ溶断部3b
は、1つおいた出力端子2Bの基端面に連結されてい
る。そして、これらの端子2A,2Bは互いに並列に配
置されている。
【0020】又、入力端子2Aの基端面の長さ(図1に
おいて、左右方向の長さ)は、出力端子2Bの基端面の
長さと同一長さとされている。前記端子2A,2B、及
びヒューズ溶断部3はZn合金からなるヒューズ金属板
材を打ち抜きすることにより一体形成されている。ヒュ
ーズ溶断部3は図2に示すようにその厚みが端子2A,
2Bよりも薄くされ、すなわち、断面積が端子2A,2
Bよりも小さくされている。
【0021】なお、この実施の形態では、ヒューズ溶断
部3aとヒューズ溶断部3bとは、厚み及び幅は同一と
されているが、電流遮断容量が互いに異なるように、長
さを異ならしめることにより、ヒューズ溶断部3bの抵
抗値の方がヒューズ溶断部3aよりも大きくされてい
る。
【0022】ケース4は、耐熱透明樹脂にて偏平状に形
成されている。ケース4はその厚み方向(図1におい
て、紙面に対して垂直方向)に対し直交する平面に沿う
ように2分割された分割体4a,4bが互いに相対向し
て重合されている。そして、ケース4(分割体4a,4
b)の下部内部に設けた嵌合凹部5内において、前記端
子2A,2Bの基端部がそれぞれ嵌合され、端子2A,
2Bの先端部はケース4の外部に突出されている。端子
2A,2Bの基端側部には係合凹部6が形成されてい
る。そして、同係合凹部6内にケース4の嵌合凹部5の
内面に設けた係合突部7が係入され、端子2A,2Bの
抜け止め防止が図られている。又、端子2A,2Bの厚
み方向の基端部一側面には、突起8が形成されている。
同突起8はケース4(分割体4a,4b)の嵌合凹部5
の内面に設けた係止凹部8内に係入され、端子2A,2
Bの抜け止め防止が図られている。
【0023】ケース4の上部には、中央部に設けた隔壁
11を介して左右に一対のヒューズ溶断部収納室10が
形成され、各ヒューズ溶断部収納室10には各組の分岐
回路を構成するヒューズ溶断部3a,3bが収納されて
いる。
【0024】次に、以上のように構成された多極形ヒュ
ーズ素子1の作用について説明する (A) この実施の形態では、入力端子2Aの基端面か
らヒューズ溶断部3a,3bを延出し、出力端子2Bの
基端面に連結した。この結果、従来と異なり分岐は、共
通リンクを設けなくてもできるため、共通リンクの分、
面積を小さくしたヒューズ金属板材を打ち抜きするだけ
で形成できる。この結果、材料取りのためのヒューズ金
属板材は小さいものでよいため、コストを低減すること
ができる。
【0025】(B) 又、ケース4は、ヒューズ溶断部
3a,3bを収納するスペース(ヒューズ溶断部収納室
10)と、端子2A,2Bを嵌合取着するためのスペー
ス(嵌合凹部5)とを設けるだけでよい。従って、従来
と異なり分岐するための共通リンクがないため、特に、
端子が延びる方向(図1においては、上下方向)の長さ
を短くすることができケース4自体を小さくできる効果
がある。
【0026】(C) 又、この実施の形態では、各組の
入力端子2Aを互いに近接配置した構成にした。この結
果、この多極形ヒューズ素子1を装着する回路基板側に
おいては、両入力端子2Aが共通の電源をとる場合は、
接続するための電源線は一本でよいため、回路基板上の
電源線のレイアウトは簡単な配線パターンで対応するこ
とができる。
【0027】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態を図5を参照して説明する。なお、以下の実施の形
態においては、前記第1の実施の形態と同一構成、又は
相当する構成については、同一符号を付し、その説明を
省略し、異なるところを中心に説明する。
【0028】この第2の実施の形態では、各組の入力端
子2Aが、出力端子2Bとの間に配置され、入力端子2
Aの基端面に連結形成されたヒューズ溶断部3はM字状
に形成されるとともに、両側方に隣接する出力端子2B
の基端面に連結されているところが異なっている。そし
て、この実施の形態では、各組のヒューズ溶断部3は厚
み及び幅(すなわち断面積)及び長さを同じくして同一
抵抗とされ、同一の電流遮断容量を備えたものとしてい
る。
【0029】この第2の実施の形態では、上記第1の実
施の形態の作用効果中、(C)の作用効果を除いた
(A)及び(B)の作用効果を同様に奏することができ
る。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を図6乃
至図8を参照して説明する。
【0030】この第3の実施の形態では、ケース4の隔
壁11が省略されており、各組の入力端子2Aが、出力
端子2Bとの間に配置され、入力端子2Aの基端面に連
結形成されたヒューズ溶断部3は円弧状に形成されると
ともに、両側方に隣接する出力端子2Bの基端面に連結
されているところが異なっている。そして、この実施の
形態では、各組のヒューズ溶断部3は厚み及び幅(すな
わち、断面積)及び長さを同じくして同一抵抗とされ、
同一の電流遮断容量を備えたものとしている。
【0031】又、この実施の形態では、図6に示すよう
に各端子2A,2Bの基端部を覆うケース4のヒューズ
溶断部収納室10には、ヒューズ溶断部3に向かうよう
に絶縁バリア12が形成されている。
【0032】さらに、突起8及び係止凹部9が省略さ
れ、その代わりに端子2A,2Bには貫通孔12が形成
されるとともに、嵌合凹部5の内面には抜け止め突起1
3が設けられて貫通孔12に係入されている。
【0033】この第3の実施の形態では、上記第1の実
施の形態の作用効果中、(C)の作用効果を除いた
(A)及び(B)の作用効果を同様に奏することができ
る。なお、本発明の実施の形態は前記実施形態の構成に
限定されるものでなく以下のようにしてもよい。
【0034】(イ) 前記第1の実施の形態では、ヒュ
ーズ溶断部3aとヒューズ溶断部3bとは、厚み及び幅
(すなわち断面積)は同一とされ、電流遮断容量が互い
に異なるように、長さを異ならしめることにより、ヒュ
ーズ溶断部3bの抵抗値の方がヒューズ溶断部3aより
も大きくした。この代わりに、ヒューズ溶断部3aとヒ
ューズ溶断部3bとは、厚み及び幅(すなわち断面
積)、及び長さも異ならしめて、電流遮断容量が互いに
同一となるように、ヒューズ溶断部3bと抵抗値をヒュ
ーズ溶断部3aと同じにしてもよい。
【0035】(ロ) 前記第1の実施形態ではヒューズ
溶断部収納室10には各組を分離するために隔壁11に
て分割したが、この構成に限定されるわけではなく、隔
壁11を省略してもよい。又、各ヒューズ溶断部収納室
10において、各組におけるヒューズ溶断部3a,3b
間を分離するために絶縁バリヤをさらに設けてもよい。
【0036】(ハ) 前記第1及び第2の実施の形態で
は、入力端子2Aの基端面の長さ(図において、左右方
向の長さ)は、出力端子2Bの基端面の長さと同一長さ
としたが、入力端子2Aの基端面の長さは前記実施の形
態に限定されるものではない。すなわち、分岐の数に応
じて、例えば分岐数が多くなれば、それに応じて、長く
してもよい。
【0037】(ニ) 前記各実施の形態では、2組の分
岐回路を形成したが、例えば、第1、第2、第3の実施
の形態において、右又は左に示されている1組の分岐回
路を備えた多極形ヒューズ素子としてもよい。又、3組
以上の分岐回路を備えた多極形ヒューズ素子に具体化し
てもよい。
【0038】次に、前記実施形態から把握できる請求項
に記載した発明以外の技術的思想についてその効果と共
に記載する。 (1)請求項1の発明において、入力端子の基端に複数
のヒューズ溶断部を接続し、そのヒューズ溶断部を介し
て、前記各出力端子の基端にそれぞれ接続して構成した
分岐回路を2組備え、各組の分岐回路の入力端子を他の
出力端子よりも互いに近接して配置したことを特徴とす
る多極形ヒューズ素子。この構成により、この多極形ヒ
ューズ素子を装着する回路基板側においては、両入力端
子に接続するための電源線は一本でよいため、回路基板
上の電源線のレイアウトは簡単な配線パターンで対応す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
入力端子の基端に複数のヒューズ溶断部を設け、そのヒ
ューズ溶断部を介して、各出力端子の基端に接続されて
いるため、共通リンクを設ける必要がない。このため、
ヒューズ金属板を打ち抜き形成する場合においても、共
通リンク分の面積は必要でないため、ヒューズ金属板
は、面積の小さなものでよくなり、コストを低減でき
る。又、ケースは共通リンクを収納するスペースが必要
でないため、コンパクト化できる。
【0040】請求項3の発明によれば、入力端子、及び
出力端子よりも断面積が小さくされてヒューズ溶断部が
形成されているため、ヒューズ溶断部は断面積を小さく
するようにヒューズ金属板を打ち抜くことに簡単に形成
できる。
【0041】請求項4の発明によれば、複数のヒューズ
溶断部は、その長さ、断面積の組み合わせによって、電
流遮断容量が等しく形成することにより、容易に形成す
ることができる。
【0042】請求項5の発明によれば、複数のヒューズ
溶断部は、その長さ、断面積の組み合わせによって、互
いにその電流遮断容量が異なるように容易に形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の多極形ヒューズ素子の断
面図。
【図2】 同じく要部断面図。
【図3】 同じく多極形ヒューズ素子の側面図。
【図4】 同じく正面図。
【図5】 第2の実施の形態の多極形ヒューズ素子の断
面図。
【図6】 第3の実施の形態の多極形ヒューズ素子の断
面図。
【図7】 同じく側面図。
【図8】 同じく底面図。
【図9】 従来の多極形ヒューズ素子の断面図。
【符号の説明】
1…多極形ヒューズ素子、2A…入力端子、2B…出力
端子、3a,3b…ヒューズ溶断部、4…ケース、10
…ヒューズ溶断部収納室。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに同方向に並列に配設された入力端
    子及び複数の出力端子とを備えた多極形ヒューズ素子に
    おいて、 前記入力端子の基端は複数のヒューズ溶断部を接続し、
    そのヒューズ溶断部を介して、前記出力端子の基端にそ
    れぞれ接続したことを特徴とする多極形ヒューズ素子。
  2. 【請求項2】 前記入力端子、出力端子、及びヒューズ
    溶断部は、ヒューズ金属板材から打ち抜き形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の多極形ヒューズ素
    子。
  3. 【請求項3】 ヒューズ溶断部は、入力端子、及び出力
    端子よりも断面積が小さくされていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の多極形ヒューズ素子。
  4. 【請求項4】 複数のヒューズ溶断部は、その長さ、断
    面積の組み合わせによって、電流遮断容量が等しく形成
    されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のう
    ちいずれか1項に記載の多極形ヒューズ素子。
  5. 【請求項5】 複数のヒューズ溶断部は、その長さ、断
    面積の組み合わせにより、互いにその電流遮断容量が異
    なるようにされていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3のうちいずれか1項に記載の多極形ヒューズ素
    子。
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