JP4009793B2 - レアショート判断機能付きヒューズ素子、同ヒューズ及び同ヒューズの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自動車用として使用される差し込み式のレアショート判断機能付きヒューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車用としてヒューズボックスに装着される一般的なヒューズとしては、米国特許第4023264号公報にて開示された形態のブレード型ヒューズがある。
【0003】
前記従来のブレード型ヒューズは自動車の電気系統中に多数使用されているが、多くの場合スローブロー特性(瞬間的な過電流によってはヒューズの溶断は起こらず、過電流が一定時間継続した場合、すなわち過電流が継続すると火災等の危険性のある場合に溶断して危険を未然に防止する機能)を備えている。
【0004】
このため、デッドショート時にはヒューズは溶断するが、ヒューズが溶断しない程度の小さい連続的なショートまたは大きくても短時間の断続的なショート(以下、これらのショートを「レアショート」という)領域ではヒューズは溶断しないため、この状態が続くと車両火災が発生する可能性がある。
【0005】
この状態を解決する手段として、本発明者は先にレアショートを検出するセンサー付きヒューズを出願(特願平9−303541号)している。
【0006】
前記出願中のセンサー付きヒューズFは、図9に示すように、同一平面上に配置された左右一対の導電端子2,2の上半部間をヒューズの通電容量に応じた溶断部1にて導通状態に連結されたヒューズエレメントの上半部が耐熱・絶縁性ハウジング10に保持されている差し込み式ヒューズにおいて、左右一対の導電端子2,2の下半部内側に薄肉状オス端子(検出端子)3,3が前記導電端子2,2と平行かつ一体的に形成されているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記出願中のセンサー付きヒューズFにおいては、図10の(A),(B)に示すように、各センサー付きヒューズFと継電器17との間に判断部8を設け、薄肉状オス端子3,3にて検出した薄肉状溶断部1の電圧降下を判断部8にてレアショートか否かを判断し、この信号を継電器17に送って回路を遮断していたため、判断部8を回路の途中に設ける必要があるが、この配線作業は非常に面倒なものであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記問題点を解決するために、ヒューズ自体に溶断部の電圧降下を検出する端子と判断部とを一体的に設けたもので、1枚の長尺状導電板からの打ち抜きにより、ヒューズの溶断部と左右一対の導電端子を一体的に形成すると共にレアショート検出用の別体の端子をも同時に打ち抜き、溶断部と別体の端子とをレアショートを判断する判断部を介して連結一体化したことを特徴とするものである。
【0009】
すなわち、本発明の第1は、同一平面上に配置された左右一対の導電端子2a,2bの上半部間をヒューズの通電容量に応じた薄肉状溶断部1にて導通状態に連結すると共に該薄肉状溶断部1の下方に薄肉状の接続片3a,3bを内側に張り出させ、当該導電端子2a,2bの下半部間であって当該接続片3a,3bの下方の位置に薄肉状の電源用オス端子4a、薄肉状の遮断信号用オス端子4bおよび薄肉状のアース用オス端子4cの3本を独立させて平行に配置し、前記3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cと前記接続片3a,3bとの間をレアショートを判断する判断部8を介して連結したことを特徴とするレアショート判断機能付きヒューズ素子である。
【0010】
本発明の第2は、前記第1の発明に係るレアショート判断機能付きヒューズ素子における3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cの内、電源用オス端子4aの上端部5aを判断回路8の電源供給端子(VDD)8aと接続し、遮断信号用オス端子4bの上端部5bを判断部8の出力端子(継電器17への遮断信号)8bと接続し、アース用オス端子4cの上端部5cを判断部8のアース端子(GND)8cと接続し、薄肉状の接続片3aを判断部8の一方の入力端子8dと接続し、接続片3bを判断部8の他方の入力端子8eと接続し、前記3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cの上端部5a,5b,5cより上方を耐熱・絶縁性ハウジング10にて保持したことを特徴とするレアショート判断機能付きヒューズである。
【0011】
また、本発明の第3は、中央に長手方向に沿って一定幅の薄肉部19を形成した1枚の導電板からなる長尺状ヒューズ材料18を間欠的に移送しつつ所定長さに打ち抜くに際し、左右一対の導電端子2a,2b間の上部が連結するように薄肉部19をヒューズの通電容量に応じた所定幅に打ち抜いて薄肉状溶断部1を形成すると共にその下方に薄肉状の接続片3a,3bを内側に張り出させて打ち抜き、これと同時に薄肉状の電源用オス端子4a、薄肉状の遮断信号用オス端子4bおよび薄肉状のアース用オス端子4cを当該導電端子2a,2b下半部間の薄肉部19から打ち抜いた後、前記3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cの上端部5a,5b,5cと前記薄肉状の接続片3a,3bとの間をレアショートを判断する判断部8を介して連結し、前記各薄肉状オス端子の上端部5a,5b,5cより上方を耐熱・絶縁性ハウジング10にて保持した後、左右一対の導電端子2a,2bの下端部と3本の薄肉状オス端子4a,4b,4cの下端部を繋いでいる非打抜部分19aを打ち抜いて分離することを特徴とするレアショート判断機能付きヒューズの製造方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例の形態を図に基づき説明する。
図1は、本発明に係るセンサー付きヒューズの分解斜視図であり、本発明に係るヒューズ素子は、図8(C)に示すように、中央に、長手方向に沿って一定幅の薄肉部19を切削により形成した1枚の亜鉛(Zn)合金製導電板からなる長尺状ヒューズ材料18を間欠的に移送しつつ、この長尺状ヒューズ材料18から、図8(A)に示すように,第1工程として、左右一対の導電端子2a,2b間の上半部にヒューズの通電容量に応じた薄肉状溶断部1を連結させると共にその少し下方に薄肉状の接続片3a,3bを内側に張り出させて打ち抜き、これと同時に導電端子2a,2bの上半部にも上下2個ずつ支持孔6,6を打ち抜く。
【0013】
第2工程として、左右一対の導電端子2a,2b下半部間の前記薄肉部19から、薄肉状の電源用オス端子4a、薄肉状の遮断信号用オス端子4bおよび薄肉状のアース用オス端子4c(以下これらをまとめて「薄肉状オス端子4a,4b,4c」ということもある)を、上端部5a,5b,5cが方形膨出状を呈し、その中心部にそれぞれ小孔7を設けるように下端部を除いて打ち抜く。(この下端部の非打抜部分19aは、各薄肉状オス端子4a,4b,4cの分散を防ぐと共に長尺状ヒューズ材料18の連結状態を維持する役割を果たす。)
【0014】
一方、レアショートを判断するための比較判断回路を備えた判断部8が別体にて設けられ、第3工程として、この判断部8が前記薄肉状の接続片3a,3bと3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cの上端部5a,5b,5cとの間に接続され、ヒューズ素子を形成する(図2参照)。
【0015】
すなわち、判断部8は図3に示すように、比較回路21、タイマ22、カウンタ23、異常判断回路24から構成されており、比較回路21の入力端子8d,8eは前記接続片3a,3bと接続され、また、異常判断回路24の出力端子8bは遮断信号用オス端子4bと接続され、判断部8の電源供給端子8aは遮断信号用オス端子4aと、又、アース端子8cはアース用オス端子4cと接続される。
【0016】
判断部8では、(a)比較回路21にヒューズの接続片3a,3bにて検出した信号(電位差)を取り入れ、比較回路21に記憶されている異常レベルと比較する。(b)タイマ22により一定時間毎に異常か否かを比較し、異常レベルを越えた信号の数をカウントしてその数をカウンタ23に記憶する。(c)異常判断回路24により一定時間内におけるカウント数を見て、所定のカウント数以上なら異常と判断し出力端子8bより異常信号を出力して継電器17を作動させる。
【0017】
図中10は、別体にて形成された、ヒューズエレメントの上半部を覆うように保持する耐熱・絶縁性のハウジングで、図1に示すように、10aと10bの一対からなる二つ割り状のものであり、一方のハウジング10bの内面上方には前記導電端子2a,2b上半部の支持孔6,6が嵌まるピン9,9が設けられ、下方中央部には前記3本の薄肉状オス端子4a,4b,4c上方の方形膨出状上端部5a,5b,5cが嵌まる3つの窪み11と小孔7が嵌まるボス12が設けられている。
【0018】
また、他方のハウジング10aの内面は、図2に示すように、前記判断部8を備えたヒューズエレメントの導電端子2a,2bと薄肉状オス端子4a,4b,4cの方形膨出状上端部5a,5b,5c及び判断部8が、一方のハウジング10bとの間でガタツクことなく挟持するように形成されており、第4工程として、ハウジング10aと10bとによりヒューズエレメントの上半部を覆うように接合して保持する。
【0019】
最終工程として、左右一対の導電端子2a,2bの下端部と3本の薄肉状オス端子4a,4b,4cの下端部を繋いでいる非打抜部分19aを打ち抜いて分離し、図8(C)に示すようなレアショート判断機能付きヒューズ20として仕上げる。
【0020】
本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズ20は、図1の下部に二点鎖線にて示す端子台13に設けられた左右一対の導電端子2a,2bの挿入可能なヒューズ用メス端子14a,14bとその内側の3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cの挿入可能な電源供給用メス端子15a、信号検出用メス端子15b、アース用メス端子15cに挿入される。
【0021】
図4は、本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズを使用した自動車の電気回路で、バッテリ16の直後に継電器17が設置され、その下流側の各負荷Aとの間にレアショート判断機能付きヒューズ20が配置されたものであり、この回路の場合には、レアショート判断機能付きヒューズ20と各負荷Aの間でデッドショートが起これば、従来のヒューズと同様に、レアショート判断機能付きヒューズ20の薄肉状溶断部1が溶断して回路が遮断される。
【0022】
また、レアショート判断機能付きヒューズの薄肉状溶断部1に流れる電流に対して接続片3a,3bより信号が常に出力されており、その信号は判断部8に常に入力されている。
【0023】
従って、判断部8でレアショート等の異常を判断した場合には、異常信号(継電器ONの信号)が出力され、バッテリー16直後に設置された継電器17が断(OFF)の状態となり回路が遮断される。
【0024】
また、図5は、各負荷Aに対応してそれぞれレアショート判断機能付きヒューズ20と継電器17とが一対配置されたものであり、この回路の場合には、レアショート判断機能付きヒューズ20と負荷Aとの間においてデッドショートが起これば、従来のヒューズと同様にレアショート判断機能付きヒューズ20の薄肉状溶断部1が溶断してその回路が遮断され、レアショートが発生した場合にも継電器17により回路を遮断することができる。
【0025】
また、図6、7は、図4、5の回路において各負荷A,B,Cを並列に配置した回路であって、図6では、バッテリー16直後に継電器17が設置され、その下流側の各負荷A,B,Cとの間にレアショート判断機能付きヒューズ20a,20b,20cが配置されており、レアショート発生時には継電器17により全回路が遮断される。
【0026】
一方、図7では、各負荷A,B,Cに対応してそれぞれレアショート判断機能付きヒューズ20a,20b,20cと継電器17a,17b,17cとが対となって並列に配置されたものであり、レアショートが発生時には異常の発生した回路のみを遮断することができる。
【0027】
なお、前記実施の形態にて示した部品の構成、配置及びレアショートを判断するロジック等は特に限定されるものではなく、多様性があることは言うまでもない。
【0028】
【作用】
本発明においては、デッドショート時には、従来のヒューズと同様にヒューズエレメントの薄肉状溶断部1が溶断し、さらに、ヒューズエレメントが溶断しない場合には、ヒューズエレメントの薄肉状溶断部1が電流検知センサーとして機能し、ヒューズエレメントの薄肉状溶断部1に流れる電流(実際にはヒューズエレメントの両端にかかる電圧)を判断部8に入力し、この判断部8にて異常か否かを判断し、異常の場合は異常信号を出力して継電器17にて遮断する。
【0029】
なお、ヒューズはJASO D612に規定されている通り、一定の電流で、一定の時間内に溶断するように規定されており、この規定を満たすべく溶断部の寸法管理はもちろんのこと、抵抗値においてもそのバラツキは±3%であって、本発明におけるヒューズエレメントは電流検知センサーとして十分使用できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ヒューズ機能とレアショートを判断する判断部とを一つのヒューズに一体的に兼ね備えたことでコンパクトなレアショート判断機能付きヒューズが提供でき、回路内に特別な判断部(判断回路)の設置を必要としない。
【0031】
さらに、本来ヒューズとして作用するヒューズエレメントを電流検知センサーとして利用することで、特別に電流センサーを必要としない。
【0032】
また、従来のヒューズの空いたスペース(導電端子の下半部内側)に検出端子を設けたことでヒューズエレメント形成の際の材料取りに無駄がなく、また、判断部をも扁平状としてヒューズエレメントと平行に沿わせて設けたことで、従来のヒューズの外観寸法よりやや厚い程度の寸法内で作製することができるため、ほぼ従来のヒューズ取付スペース内で対応でき、特別なスペースを必要としない。
【0033】
また、従来のヒューズの機能も備えているため、継電器、半導体リレー等のショート故障に対しても従来通り有効に作動しするので回路の保護が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズの分解斜視図。
【図2】本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズを示すもので(A)は縦断正面図、(B)は縦断側面図。
【図3】本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズにおける判断部の判断ロジックの一例。
【図4】本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズを1つ使用した自動車の電気回路の一例。
【図5】本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズを1つ使用した自動車の電気回路の他の一例。
【図6】本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズを複数使用した自動車の電気回路の一例。
【図7】本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズを複数使用した自動車の電気回路の他の一例。
【図8】本発明に係るレアショート判断機能付きヒューズの製造工程を示すもので(A)は連結状態の平面図、(B)は完成品の平面図、(C)はヒューズ材料の部分斜視図。
【図9】従来のセンサー付きヒューズの分解斜視図。
【図10】従来のセンサー付きヒューズを使用した自動車の電気回路の一例。
【符号の説明】
1 薄肉状溶断部
2a,2b 導電端子
3a,3b 接続片
4a 電源用オス端子
4b 遮断信号用オス端子
4c アース用オス端子
5a 電源用オス端子の上端部
5b 遮断信号用オス端子の上端部
5c アース用オス端子の上端部
6 支持孔
7 小孔
8 判断部
9 ピン
10a,10b ハウジング
11 窪み
12 ボス
13 端子台
17 継電器
18 長尺状ヒューズ材料
19 薄肉部
19a 非打抜部分
20 レアショート判断機能付きヒューズ
Claims (3)
- 同一平面上に配置された左右一対の導電端子2a,2bの上半部間をヒューズの通電容量に応じた薄肉状溶断部1にて導通状態に連結すると共に該薄肉状溶断部1の下方に薄肉状の接続片3a,3bを内側に張り出させ、当該導電端子2a,2bの下半部間であって当該接続片3a,3bの下方の位置に薄肉状の電源用オス端子4a、薄肉状の遮断信号用オス端子4bおよび薄肉状のアース用オス端子4cの3本を独立させて平行に配置し、前記3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cと前記接続片3a,3bとの間をレアショートを判断する判断部8を介して連結したことを特徴とするレアショート判断機能付きヒューズ素子。
- 請求項1記載のレアショート判断機能付きヒューズ素子における3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cの内、電源用オス端子4aの上端部5aを判断回路8の電源供給端子(VDD)8aと接続し、遮断信号用オス端子4bの上端部5bを判断部8の継電器8bと接続し、アース用オス端子4cの上端部5cを判断部8のアース端子(GND)8cと接続し、薄肉状の接続片3aを判断部8の一方の入力端子8dと接続し、接続片3bを判断部8の他方の入力端子8eと接続し、前記3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cの上端部5a,5b,5cより上方を耐熱・絶縁性ハウジング10にて保持したことを特徴とするレアショート判断機能付きヒューズ。
- 中央に長手方向に沿って一定幅の薄肉部19を形成した1枚の導電板からなる長尺状ヒューズ材料18を間欠的に移送しつつ所定長さに打ち抜くに際し、左右一対の導電端子2a,2b間の上部が連結するように薄肉部19をヒューズの通電容量に応じた所定幅に打ち抜いて薄肉状溶断部1を形成すると共にその下方に薄肉状の接続片3a,3bを内側に張り出させて打ち抜き、これと同時に薄肉状の電源用オス端子4a、薄肉状の遮断信号用オス端子4bおよび薄肉状のアース用オス端子4cを当該導電端子2a,2b下半部間の薄肉部19から打ち抜いた後、前記3本の各薄肉状オス端子4a,4b,4cの上端部5a,5b,5cと前記薄肉状の接続片3a,3bとの間をレアショートを判断する判断部8を介して連結し、前記各薄肉状オス端子の上端部5a,5b,5cより上方を耐熱・絶縁性ハウジング10にて保持した後、左右一対の導電端子2a,2bの下端部と3本の薄肉状オス端子4a,4b,4cの下端部を繋いでいる非打抜部分19aを打ち抜いて分離することを特徴とするレアショート判断機能付きヒューズの製造方法。
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