JP2000028753A - 雨滴センサ - Google Patents

雨滴センサ

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JP2000028753A JP10197605A JP19760598A JP2000028753A JP 2000028753 A JP2000028753 A JP 2000028753A JP 10197605 A JP10197605 A JP 10197605A JP 19760598 A JP19760598 A JP 19760598A JP 2000028753 A JP2000028753 A JP 2000028753A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウインドシールドの内壁に接着した光学部材
に対し、センサ本体を、ウインドシールドにその内壁側
から力を作用させることなく、装着するようにした雨滴
センサを提供する。 【解決手段】 フロントウインドシールドの内壁に接着
した光学部材をセンサ本体の凹所内に収容した後、スラ
イドロック部材70の操作部72を、フロントウインド
シールドの内壁に沿う方向に押動する。すると、スライ
ドロック部材70のロック用両突起70bが、その各ス
ライド面72dにて、ケーシング部材60bの左側壁6
6の両ストッパ66bの各スライド面66cに沿い案内
される。両突起70bが両ストッパ66bに板本体71
の基部側から係止する。これに伴い、スライドロック部
材70は、光学部材を両板ばね80との間にその弾力に
より着脱可能に挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のワイ
パー自動制御装置に採用するに適した雨滴センサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の雨滴センサとしては、第
641694号欧州特許公報にて示すようなものがあ
る。この雨滴センサは、車両のフロントウインドシール
ドの内壁に装着されて、雨滴の有無を光学的に検出する
もので、当該雨滴センサは、図12にて示すごとく、セ
ンサ本体の隔壁1に光学部材2を組み付けることで構成
されている。
【0003】ここで、隔壁1は、嵌合穴部1aと、複数
のフック1bとを備えており、各フック1bは、隔壁1
の内面(図12にて図示上面)のうち嵌合穴部1aの周
縁部から当該嵌合穴部1a側へ上に凸な湾曲形状にて延
出している。また、光学部材2は、センサ本体の発光素
子から受光素子への光の光学的経路を構成する断面略コ
字状プリズム3を備えている。このプリズム3は、発光
素子の光を入射される凸レンズ4及び受光素子に光を出
射する凸レンズ5をそれぞれ形成した各透光性ブロック
部6、7を備えている。
【0004】そして、センサ本体の隔壁1に対する光学
部材2の組み付けは、嵌合穴部1a内に光学部材2を嵌
合することでなされるが、この嵌合は、各フック1bの
爪を、その弾力に抗して、両ブロック部6、7の各左右
側壁に上下に形成した両突起6a、7a間に係止させる
ことで行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記雨滴セ
ンサのフロントウインドシールドに対する装着は、次の
ようにして行われる。即ち、まず、光学部材2を、その
光透過面8にて、フロントウインドシールドの内壁に透
光性接着剤により接着硬化する。次に、上記フロントウ
インドシールドをその外周部にて当該車両のフレームの
うちフロントウインドシールドに対応する部分(以下、
フレーム部分という)に接着剤により接着する。そし
て、これに引き続いて、センサ本体を光学部材2に組み
付ける。
【0006】具体的には、センサ本体の嵌合穴部1aを
光学部材2に対向する位置に保持する。そして、光学部
材2がセンサ本体の嵌合穴部1a内に嵌合されるよう
に、センサ本体を光学部材2に押し付ける。このとき、
各フック1bは、その爪により、その弾力に抗して、両
ブロック部6、7の上側突起6a、7aに沿い下側突起
6a、7b側へ摺動する。これに伴い、各フック1b
は、その爪にて、両ブロック部6、7の各両突起6a、
7a間に抜け止め係止される。
【0007】これにより、雨滴センサのフロントウイン
ドシールドに対する装着が終了する。しかし、上記装着
過程において、光学部材2が接着硬化されたフロントウ
インドシールドを当該車両の上記フレーム部分に接着し
た後、センサ本体を光学部材2に組み付ける際、上述の
ように、センサ本体を光学部材に押し付けるため、この
押しつけ力は、センサ本体をフロントウインドシールド
の内壁に交差する方向(例えば、直交する方向)に作用
することとなる。
【0008】従って、この押しつけ力が、光学部材2を
介してフロントウインドシールドと当該車両の上記フレ
ーム部分との接着面に伝達される。その結果、フロント
ウインドシールドの当該車両の上記フレーム部分に対す
る接着不良、或いはフロントウインドシールドと当該車
両の上記フレーム部分との間のシール不良等の不具合を
招く。このような不具合は、センサ本体の光学部材2へ
の組み付けが、フロントウインドシールドの外周部と当
該車両の上記フレーム部分との間の接着剤が硬化する前
になされるときに特に著しい。
【0009】そこで、本発明は、以上のようなことに対
処するため、ウインドシールドの内壁に接着した光学部
材に対し、センサ本体を、ウインドシールドにその内壁
側から力を作用させることなく、装着するようにした雨
滴センサを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明によれば、ウインドシールド
(10)の内壁に透光性接着剤層(50)により底壁
(21)にて接着される光学部材(L)と、この光学部
材を収容する凹所(65)を設けてなるケーシング(6
0)と、光学部材の内部を通しその入射側からその出射
側にかけて光をウインドシールドの内壁による反射作用
のもとに透過させてこの透過光量を検出するセンサ本体
(B)とを備える雨滴センサであって、ケーシングの周
壁のうちウインドシールドの内壁に並行に延びる周壁部
分(66)に沿い押動によりスライドされて当該周壁部
分を介して光学部材を上記凹所内に着脱可能に固定する
スライドロック部材(70)を備える雨滴センサが提供
される。
【0011】このように、スライドロック部材をケーシ
ングの上記周壁部分に沿い押動によりスライドすること
で、当該スライドロック部材により上記周壁部分を介し
て光学部材を上記凹所内に着脱可能に固定する。これに
より、ウインドシールドの内壁に接着した光学部材に対
し、センサ本体を、ウインドシールドにその内壁側から
力を作用させることなく、装着することができる。この
ことは、雨滴センサをウインドシールドの内壁に作業性
よくかつ良好に装着できることを意味する。
【0012】また、上述のように、スライドロック部材
に対する押動力をウインドシールドの内壁に伝達するこ
となく、センサ本体を光学部材に装着できるので、この
装着が、ウインドシールドの外周部とその被接着対象で
ある車両等のフレーム部分との間の接着剤が硬化してい
ない状態で行われても、ウインドシールドの車両等のフ
レーム部分に対する良好な接着状態を維持できる。
【0013】その結果、フロントウインドシールドの当
該車両のフレーム部分からの剥離や或いはフロントウイ
ンドシールドと当該車両のフレーム部分との間のシール
不良を招くことはない。また、請求項2に記載の発明に
よれば、請求項1に記載の雨滴センサにおいて、ケーシ
ング内にて光学部材を介しスライドロック部材に対向す
る位置に設けたばね部材(80)を備えて、スライドロ
ック部材は、ばね部材との間にて光学部材を挟持するこ
とで、この光学部材を上記凹所内に着脱可能に固定す
る。
【0014】これにより、スライドロック部材により、
ばね部材との間における光学部材の挟持を確保しつつ、
センサ本体を光学部材に装着できる。その結果、請求項
1に記載の発明の作用効果をより一層向上できる。ま
た、請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の
雨滴センサにおいて、スライドロック部材は、上記周壁
部分に形成した挿通穴部(66d)に挿通されるロック
用突起(70b)であって上記周壁部分の内面に形成し
た係止部(66b)の傾斜状スライド面(66c)に沿
いスライドロック部材のスライドに伴い案内される傾斜
状スライド面(72d)を備えて、この傾斜状スライド
面の案内に応じて、ばね部材との間にて光学部材を挟持
する。
【0015】これにより、請求項2に記載の発明の作用
効果をより一層円滑に達成できる。また、請求項4に記
載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれか一つに記
載の雨滴センサにおいて、スライドロック部材は、上記
周壁部分に形成した他の挿通穴部(66e)に挿通され
て抜け止めされる抜け止め用突起(70c)を備えてい
る。
【0016】これにより、スライドロック部材が、抜け
止め用突起により、ケーシングの上記周壁部分に仮止め
され得るので、スライドロック部材の紛失等を招くこと
なく、別途、ユーザーが、雨滴センサをウインドシール
ドの内壁に装着する場合にも、この装着を確実に行え
る。また、請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃
至4のいずれか一つに記載の雨滴センサにおいて、スラ
イドロック部材は、そのスライドに伴い、上記周壁部分
の外面に形成した隆起部(66a)に嵌まり合う係合穴
部(71a)を備えている。
【0017】これにより、スライドロック部材をケーシ
ングの上記周壁部分に沿いスライドさせたとき、スライ
ドロック部材の係合穴部が上記周壁部分の隆起部に嵌ま
り合って音を発することで、センサ本体の光学部材に対
する装着の終了を認識することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明が車両用
雨滴センサSに適用された例を示しており、この雨滴セ
ンサSは、当該車両のフロントウインドシールド10の
外壁に設けたワイパーのためのワイパー自動制御装置に
採用される。
【0019】なお、上記ワイパーは、雨滴センサSの検
出出力に基づきワイパー自動制御装置により駆動制御さ
れて、フロントウインドシールド10の外壁のうちその
払拭領域に沿い摺動する。雨滴センサSは、当該車両の
フロントウインドシールド10にその内壁側から上記払
拭領域に対応して設けられているもので、この雨滴セン
サSは、フロントウインドシールド10の上記払拭領域
に滴下する雨滴を光学的に検出して上記ワイパー自動制
御装置に出力する。
【0020】雨滴センサSは、図1及び図2にて示すご
とく、センサ本体Bと、光学部材Lとを備えている。な
お、本実施形態では、雨滴センサSの図1にて図示右側
及び左側が当該車両の右側及び左側に対応する。光学部
材Lは、図1にて図示断面形状を有するように、透明樹
脂材料により形成されており、この光学部材Lは、図1
乃至図4から分かるように、プリズム20と、3つの入
射側平凸レンズ30と、3つの出射側平凸レンズ40と
により構成されている。
【0021】プリズム20は、その底壁21にて、透光
性接着テープ等の透光性接着剤層50により、フロント
ウインドシールド10の内壁(上記払拭領域に対応する
部分)に接着されている。プリズム20は、板状透光部
22と、この透光部22の長手方向両端に一体に形成し
てなる入射側透光部23及び出射側透光部24とを有す
るように、図1及び図3にて示すごとくコ字状に形成さ
れている。
【0022】各平凸レンズ30は、図1乃至図3から分
かるように、その底壁にて、プリズム20の入射側透光
部23の傾斜壁23aと一体となるように形成されてお
り、一方、各平凸レンズ40は、図1、図3及び図4か
ら分かるように、その底壁にて、プリズム20の出射側
透光部24の傾斜壁24aと一体となるように形成され
ている。
【0023】ここで、各平凸レンズ30の光軸31(図
1参照)は、これら各平凸レンズ30を通りプリズム2
0内に入射側透光部23を介し入射する光を接着剤層5
0を介しフロントウインドシールド10の外壁にてプリ
ズム20内へ全反射させるように設定されている。この
ため、各平凸レンズ30を通り入射側透光部23に入射
した光は、板状透光部22内にてその上壁22aとフロ
ントウインドシールド10の外壁との間で接着剤層50
を通り全反射による相互反射を繰り返しながら進行し、
出射側透光部24から各平凸レンズ40を通りその光軸
41に沿い透過する。
【0024】また、入射側透光部23の図2にて図示左
右側壁には、その各図示上側半分部分にて、それぞれ、
突出壁部23bが突出形成されている。なお、各突出壁
部23bの上端隅角部分は、図2にて例示するごとく、
切除されている。一方、出射側透光部24の図4にて図
示左右側壁には、その各図示上側半分部分にて、それぞ
れ、突出壁部24bが突出形成されている。なお、各突
出壁部24bの上端隅角部分は、図4にて例示するごと
く、切除されている。
【0025】センサ本体Bは、図1、図2及び図6にて
示すごとく、ケーシング60を備えており、このケーシ
ング60は、両ケーシング部材60a、60bをその各
開口部にてはめ合わせて、構成されている。また、セン
サ本体Bは、3つの発光素子61(図1及び図6では一
発光素子61のみを示す)と、受光素子62(図1及び
図6では一受光素子62のみを示す)とを備えている。
【0026】各発光素子61は、ケーシング部材60b
内にて支持される各発光側筒体63(図1及び図6では
一筒体63のみを示す)内に収納されており、これら各
発光素子61は、その光を、ケーシング部材60bの各
発光側筒部65b(後述する)を通して、各対応の平凸
レンズ30に入射する。一方、各受光素子62は、ケー
シング部材60b内にて支持される各受光側筒体64
(図1及び図6では一筒体64のみを示す)内に収納さ
れており、これら各受光素子62は、各平凸レンズ40
の出射光を、ケーシング部材60bの各受光側筒部65
c(後述する)を通して、それぞれ受光する。なお、こ
れら各受光結果が雨滴センサSとしての検出結果に相当
する。
【0027】ケーシング部材60bは、図1及び図6に
て示すごとく、光学部材Lを収容する凹所65を備えて
おり、この凹所65は、ケーシング部材60bの環状底
壁67(図1、図2、図6、図7参照)の中空部内周部
から当該ケーシング部材60b内へ凹状に湾曲形成され
て、フロントウインドシールド10の内壁側に向け開口
している。
【0028】この凹所65は、図1、図5、図6及び図
7から分かるように、その底壁65aの両端部にて、3
つの発光側筒部65b及び3つの受光側筒部65cを備
えている。各発光側筒部65bは、各対応の筒体63と
平凸レンズ30との間に同軸的に位置している、一方、
受光側筒部65cは、各対応の平凸レンズ40と筒体6
4との間に同軸的に位置している。
【0029】なお、各平凸レンズ30を各発光側筒部6
5bの下端開口部内に位置させるように、各筒部65b
は、上端開口部から下端開口部にかけて断面末広がり状
に形成されている。一方、各平凸レンズ40を各受光側
筒部65cの下端開口部内に位置させるように、各筒部
65cは、上端開口部から下端開口部にかけて断面末広
がり状に形成されている。
【0030】また、凹所65は、その内部にて、図1、
図5、図6及び図8にて示すごとく、互いの平行な一対
のバー65dを備えている。これら両バー65dは、凹
所65の図5及び図7にて図示上下両壁65e、65f
の各両左右方向中間部位の間にそれぞれ互いに間隔をお
いて梁状に形成されている。但し、これら両バー65d
とフロントウインドシールド10の内壁との間隔は、図
1にて示すごとく、光学部材Lの上壁22aとフロント
ウインドシールド10の内壁との間隔にほぼ等しい。
【0031】また、センサ本体Bは、図2及び図5にて
示すごとく、板状スライドロック部材70を備えてお
り、このスライドロック部材70は、ケーシング部材6
0bの図2にて図示左側壁66に組み付けられている。
このスライドロック部材70は、図2、図5及び図9に
て示すごとく、スライド板70aを備えており、このス
ライド板70aは、図5及び図9にて示すごとく、板本
体71の基部から操作部72をL字状に延出させて形成
されている。
【0032】ここで、板本体71は、ケーシング部材6
0bの左側壁66の外壁から外方へ隆起する両隆起部6
6a(図5参照)と係合する両係合穴部71aを備えて
いる。また、スライドロック部材70は、ロック用両突
起70bと、抜け止め用突起70cとを備えている。
【0033】両突起70bは、板本体71の内壁のうち
その長手方向両中間部位から断面四角形状に突出してお
り、これら各突起70bの先端面は、平行面部72a
と、傾斜面部72bとを備えている。ここで、平行面部
72aは、図2にて例示するごとく、板本体71の内壁
に平行に突起70bの先端面の図示上側半分部分にて形
成されており、この平行面部72aには、隆起部72c
が隆起形成されている。
【0034】これにより、一方の突起70bは、図2に
て示すごとく、ケーシング部材60bの左側壁66に形
成した両挿通穴部66dの一方に挿通されて、平行面部
72aの隆起部72cにて、プリズム20の入射側透光
部23における左側突出壁部23bに押接している。ま
た、これと同様に、他方の突起70bは、ケーシング部
材60bの他方の挿通穴部66dに挿通されて、平行面
部72aの隆起部72cにて、プリズム20の出射側透
光部24における左側突出壁部24bに押接している。
【0035】また、両突起70bにおいて、各斜面部7
2bは、板本体71の内壁から離れるように各平行面部
72aの下端から下方へ傾斜状に形成されており、上述
のように各突起70bを左側壁66の各挿通穴部66d
に挿通したとき、各傾斜面部72bは、図2にて例示す
るごとく、各左側突出壁部23b、24bの下端隅角部
に斜め下方から押接している。
【0036】その結果、入射側透光部23の右側突出壁
部23b及び出射側透光部24の右側突出壁部24b
が、後述する両板ばね80の各先端部81にこれら各板
ばね80の弾力に抗して押し付けられている。また、両
突起70bは、それぞれ、その各基部から板本体71の
先端側へかつこの板本体71の内壁から離れるように傾
斜状に延出するスライド面72dを備えている。これら
各スライド面72dは、ケーシング部材60bの左側壁
66からその内面側へ突出する各係止部66bのスライ
ド面66cに沿い板本体71の先端側へ案内される。こ
のことは、スライドロック部材70が、両突起70bの
両係止部66bへの係止によりロックされることを意味
する。
【0037】抜け止め用突起70cは、両突起部73
(図9では一方の突起部73のみを示す)により構成さ
れており、図9にて図示右方から突起70cを見たと
き、各突起部73は、板本体71の幅方向に互いに対向
して当該板本体71の内壁から突出している。また、両
突起部73は、その間隔を末広がり状に広げるように、
板本体71の内壁から突出しており、これら各突起部7
3の先端部73a(図9では、一方の先端部73aのみ
を示す)は互いに逆方向へL字状に屈曲している。
【0038】これにより、突起70cは、その両突起部
73の弾力に抗して、板本体71に形成した挿通穴部6
6eを通し挿入抜け止めされる。このことは、突起70
cは、スライドロック部材70をケーシング部材60b
の左側壁66に仮止めする役割を果たすことを意味す
る。両板ばね80は、共に、略L字状に形成されてお
り、これら各板ばね80は、図5にて示すごとく、ケー
シング部材60b内にその環状底壁67の内側にて互い
に対称的に配設されている。
【0039】図5にて図示左側板ばね80は、その基部
にて、ケーシング部材60bの図示左側壁中央に左側支
持部66gに支持されており、この左側板ばね80は、
その基部からケーシング部材60bの内壁に沿い図示上
壁65eの左右方向中央に向けてL字状に延出してい
る。また、この左側板ばね80の先端部81は、図5に
て示すごとく、光学部材Lの入射側透光部23の右側突
出壁部23bにその弾力に抗して当接している。
【0040】一方、図5にて図示右側板ばね80は、そ
の基部にて、ケーシング部材60bの図示右側壁中央に
右側支持部66gに支持されており、この右側板ばね8
0は、その基部からケーシング部材60bの内壁に沿い
図示上壁65eの左右方向中央に向けてL字状に延出し
ている。また、この右側板ばね80の先端部81は、左
側ばね80と同様に、光学部材Lの出射側透光部24の
右側突出壁部24bにその弾力に抗して当接している。
【0041】このように構成した本実施形態において、
雨滴センサSのセンサ本体Bをフロントウインドシール
ド10に装着するに先立ち、まず、雨滴センサSの光学
部材Lをフロントウインドシールド10の内表面(上記
払拭領域に対応する部分)に接着剤層50により接着し
た後この接着剤層50を硬化させる。次に、フロントウ
インドシールド10をその外周部にて当該車両のフレー
ムのうちフロントウインドシールド10に対応する部分
(以下、フレーム部分という)に接着剤により接着す
る。
【0042】そして、スライドロック部材70をケーシ
ング部材60bに抜け止め状態に取り付けたセンサ本体
Bを次にようにして光学部材Lに装着する。ここで、具
体的には、スライドロック部材70においては、図11
にて示すように、ロック用各突起70b及び抜け止め用
突起70cが、その各先端部にて、ケーシング部材60
bの左側壁66の各挿通穴部66d、66e内に挿入さ
れ、かつスライドロック部材70のスライド板70aが
ケーシング部材60bの左側壁66の外壁から幾分離し
た状態に維持される。
【0043】ついで、光学部材Lを、その底壁21に
て、接着剤層50により、フロントウインドシールド1
0の内壁のうち上記払拭領域に対応する部分に接着す
る。然る後、光学部材Lがセンサ本体Bの凹所65内に
収容されるように、センサ本体Bを、ケーシング部材6
0bの底壁67側から光学部材Lに押し付ける。これに
より、フロントウインドシールド10の内壁に接着した
光学部材Lが、センサ本体Bの凹所65内に良好に収容
される。
【0044】ここで、光学部材Lをセンサ本体Bの凹所
65内に収容するに要するセンサ本体Bの光学部材Lに
対する押し付け力は小さいので、この押し付け力が接着
剤層50を介しフロントウインドシールド10の内壁に
伝達されることは殆どない。従って、フロントウインド
シールド10の外周部と当該車両のフレーム部分との間
の接着剤が硬化していなくても、フロントウインドシー
ルド10の当該車両のフレーム部分との接着不良、フロ
ントウインドシールド10の当該車両のフレーム部分か
らの剥離等の不具合が生ずることはない。
【0045】上述のような収容後、スライドロック部材
70の操作部72を、図11にて図示矢印方向(ケーシ
ング部材60bの左側壁66の外壁に沿い板本体71の
先端に向かう方向)に押動する。すると、スライドロッ
ク部材70のロック用両突起70bが、その各スライド
面72dにて、ケーシング部材60bの左側壁66の両
係止部66bの各スライド面66cに沿い案内される。
よって、板本体71は左側壁66の外壁に接する方向に
スライドする。
【0046】このため、スライドロック部材70が、両
突起70bにて、両係止部66bに板本体71の基部側
から係止してロックされる。このような過程において、
光学部材Lの各平凸レンズ30、40の光軸が対応の各
発光素子61及び各受光素子62の光軸に合うように、
光学部材Lの両透光部23、24の各右側突出壁部23
b、24bが、スライドロック部材70の各突起70b
により各板ばね80の先端部81にその弾力に抗して押
し付けられる。
【0047】これにより、光学部材Lは、光軸調整を良
好に確保しつつ、スライドロック部材70と両板ばね8
0との間にその弾力により着脱可能に挟持される。な
お、光学部材Lは、両バー65dとフロントウインドシ
ールド10の内壁との間に移動不能に支持される。ここ
で、この挟持状態では、両突起70bが、その各平行面
部72aの隆起部72cにて、プリズム20の入射側透
光部23の左側突出壁部23b及び出射側透光部24の
左側突出壁部24bに押接することで、両板ばね80の
各先端部に押しつけられている。しかも、両突起70b
の各斜面部72bは、各左側突出壁部23b、24bの
下端隅角部に斜め下方から押接している。
【0048】換言すれば、スライドロック部材70をフ
ロントウインドシールド10の内壁に平行に押動するこ
とで、センサ本体Bを光学部材Lに装着する。このこと
は、スライドロック部材70のスライドのみで、雨滴セ
ンサSをフロントウインドシールド10に対して作業性
よく簡単にかつ良好に装着できることを意味する。ま
た、上述のように、スライドロック部材70をフロント
ウインドシールド10の内壁に平行に押動することで、
センサ本体Bを光学部材Lに装着するので、この装着時
に、スライドロック部材70に対する押動力がフロント
ウインドシールド10の内壁に伝達されることがない。
【0049】従って、通常、作業効率を高めるため、フ
ロントウインドシールド10を当該車両のフレーム部分
に接着した接着剤が硬化していない状態でセンサ本体B
を光学部材Lと装着するが、このような装着の場合で
も、フロントウインドシールド10の当該車両のフレー
ム部分との間の接着状態を良好に維持できる。その結
果、フロントウインドシールド10の当該車両のフレー
ム部分からの剥離やフロントウインドシールド10の外
周部と当該車両のフレーム部分との間のシール性の不良
の発生を確実に防止できる。
【0050】また、上述のようにスライドロック部材7
0をケーシング部材60bの左側壁66にロックしたと
き、板本体71の各係合穴部71a内に左側壁66の各
隆起部66aが嵌まり込む。この嵌まり込みは板本体7
1の弾力に抗してなされるので、板本体71の内面と左
側壁66との間に接触時に音が発生する。これにより、
スライドロック部材70が良好にセンサ本体Bにロック
されたことを確認できる。
【0051】従って、スライドロック部材70の不完全
なスライドによるセンサ本体Bの光学部材Lに対する装
着不良の発生を確実に防止できる。また、抜け止め用突
起70cは、ケーシング部材60bの左側壁66にスラ
イドロック部材70を抜け止めするので、スライドロッ
ク部材70はケーシング部材60bに常に一体的に付随
することとなる。従って、スライドロック部材70の紛
失を招くことなく、ユーザーは、独自に別途センサ本体
Bを光学部材Lに装着する際にも、この装着を確実に行
える。
【0052】なお、本発明の実施にあたり、雨滴センサ
Sは、例えば、車両のリヤウインドシールドに装着する
ものであってもよい。また、上記実施形態においては、
雨滴センサSがフロントウインドシールド10の内壁の
うちワイパーの払拭領域に対応する部分に装着された例
について説明したが、これに限らず、フロントウインド
シールド10の外壁のうち雨滴が滴下する領域に対応す
る部分であれば、フロントウインドシールド10の内壁
のどの部分に雨滴センサSを装着するようにしてもよ
い。
【0053】また、上記実施形態では、スライドロック
部材70のロック用各突起70bと両板ばね80の各先
端部81との間にて光学部材Lの各透光部23、24を
挟持するようにした例について説明したが、ロック用各
突起70bに代えて板本体71の長手方向略中央に抜け
止め用突起70cを邪魔しない位置にて設けた単一のロ
ック用突起70bにより光学部材Lの板状透光部22を
両板ばね80の各先端部81に向けて押し付けるように
して、当該単一のロック用突起70bと両板ばね80の
各先端部81との間にて光学部材Lを挟持するようにし
ても、上記実施形態と同様の作用効果を達成できる。
【0054】この場合、両板ばね80の一方を廃止する
とともに他方の板ばね80の先端部81を板本体71の
長手方向略中央に対応する位置まで延長するようにし
て、単一のロック用突起70bと他方の板ばね80の先
端部81との間にて光学部材Lの板状透光部22を挟持
するようにしても、同様である。また、両板ばね80を
共に廃止して、スライドロック部材70により光学部材
Lをケーシング部材60bの右側壁(左側壁66に対向
する壁)に押しつけるようにして実施してもよい。
【0055】また、上記実施形態では、スライドロック
部材70の各突起70b、70cのための各挿通穴部6
6d、66eをケーシング部材60bの左側壁66に設
けるようにしたが、これに限らず、各挿通穴部66d、
66eは、左側壁66の図8にて図示上方へ開口するよ
うに形成した切り欠き部であってもよい。また、本発明
の実施にあたり、上記実施形態にて述べた両板ばね80
に代えて、これら各板ばね80の先端部81の位置に設
けたばね部材を採用して実施してもよい。
【0056】また、本発明の実施にあたり、上記実施形
態では、ケーシング部材60の左側壁66に両隆起部6
6aを設けるようにしたが、いずれか一方の隆起部66
aを廃止してもよい。なお、これに伴い、スライドロッ
ク部材70の両挿通穴部71aのうち廃止する隆起部6
6aに対応する挿通穴部71aは廃止すればよい。ま
た、本発明の実施にあたり、雨滴センサSは、車両に限
ることなく、船舶や航空機等の雨滴センサであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用雨滴センサの一実施形態を
フロントウインドシールドの内壁に装着した状態にて示
す部分破断図である。
【図2】図1の雨滴センサを図示左方から見た部分破断
図である。
【図3】図1の光学部材の側面図である。
【図4】図3の光学部材を図示右方から見た側面図であ
る。
【図5】図1のケーシング部材60bをスライドロック
部材70を備えた状態で図示上方から見た平面図であ
る。
【図6】センサ本体の部分破断図である。
【図7】図1のケーシング部材60bを図示上方から見
た平面図である。
【図8】図7のケーシング部材60bの側面図である。
【図9】スライドロック部材の平面図である。
【図10】スライドロック部材の側面図である。
【図11】スライドロック部材をケーシング部材60b
の左側壁に沿いスライドさせる前状態を示す平面図であ
る。
【図12】従来の雨滴センサの概略部分斜視図である。
【符号の説明】
B…センサ本体、L…光学部材、10…フロントウイン
ドシールド、21…底壁、50…透光性接着剤層、60
…ケーシング、65…凹所、66…左側壁、66b…ス
トッパ、66c、72d…傾斜状スライド面、66a…
隆起部、66d、66e…挿通穴部、70…スライドロ
ック部材、70b…ロック用突起、80…板ばね。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドシールド(10)の内壁に透光
    性接着剤層(50)により底壁(21)にて接着される
    光学部材(L)と、 前記光学部材を収容する凹所(65)を設けてなるケー
    シング(60)と、前記光学部材の内部を通しその入射
    側からその出射側にかけて光を前記ウインドシールドの
    内壁による反射作用のもとに透過させてこの透過光量を
    検出するセンサ本体(B)とを備える雨滴センサであっ
    て、 前記ケーシングの周壁のうち前記ウインドシールドの内
    壁に並行に延びる周壁部分(66)に沿い押動によりス
    ライドされて当該周壁部分を介して前記光学部材を前記
    凹所内に着脱可能に固定するスライドロック部材(7
    0)を備える雨滴センサ。
  2. 【請求項2】 前記ケーシング内にて前記光学部材を介
    し前記スライドロック部材に対向する位置に設けたばね
    部材(80)を備えて、 前記スライドロック部材は、前記ばね部材との間にて前
    記光学部材を挟持することで、この光学部材を前記凹所
    内に着脱可能に固定するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の雨滴センサ。
  3. 【請求項3】 前記スライドロック部材は、 前記周壁部分に形成した挿通穴部(66d)に挿通され
    るロック用突起(70b)であって前記周壁部分の内面
    に形成した係止部(66b)の傾斜状スライド面(66
    c)に沿い前記スライドロック部材のスライドに伴い案
    内される傾斜状スライド面(72d)を備えて、 この傾斜状スライド面の案内に応じて、前記ばね部材と
    の間にて前記光学部材を挟持するようにしたことを特徴
    とする請求項2に記載の雨滴センサ。
  4. 【請求項4】 前記スライドロック部材は、前記周壁部
    分に形成した他の挿通穴部(66e)に挿通されて抜け
    止めされる抜け止め用突起(70c)を備えていること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の雨
    滴センサ。
  5. 【請求項5】 前記スライドロック部材は、そのスライ
    ドに伴い、前記周壁部分の外面に形成した隆起部(66
    a)に嵌まり合う係合穴部(71a)を備えていること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の雨
    滴センサ。
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