JP2000028415A - 水道メータシステム - Google Patents

水道メータシステム

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JP2000028415A
JP2000028415A JP10211761A JP21176198A JP2000028415A JP 2000028415 A JP2000028415 A JP 2000028415A JP 10211761 A JP10211761 A JP 10211761A JP 21176198 A JP21176198 A JP 21176198A JP 2000028415 A JP2000028415 A JP 2000028415A
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JP
Japan
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water meter
pulse
reverse rotation
stepping motor
reverse
Prior art date
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Pending
Application number
JP10211761A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Mizoguchi
竜一 溝口
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Ricoh Elemex Corp
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
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Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp filed Critical Ricoh Elemex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2本の電線でも容易に水道メータの逆接続を
検知することが可能な水道メータシステムを提供する。 【解決手段】 水道メータ1が正転であるか逆転である
かを検出する正逆回転検出手段と、その検出結果が逆転
のときは、ステッピングモータ14を動作させる電圧パ
ルスとは異なりしかもステッピングモータ14の動作に
関与しないパルスを出力するパルス出力回路9とを備え
る。正逆回転検出手段は、発信部5のマイクロコンピュ
ータ8に含まれ、2つの磁気センサ6の出力から水道メ
ータ1が正転であるか逆転であるかを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水道メータにお
ける一定流量ごとに発信部から電圧パルスを出力して受
信部のステッピングモータを動作させ、受信部で流量を
積算表示する水道メータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−28392号公報に開示され
ているような水道メータでは、計量部で計量した流量を
電気信号に変換する磁気センサを用い、そこで発生する
電気信号が水道メータの正転時と逆転時とで異なってい
ることを利用し、その情報を通信用I/O回路から送出
し、伝送コードで接続された受信部に設けられている端
子からその情報を取り出すことで、水道メータが逆接続
であることを発見できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、水道メータの逆接続を検知するには、水道
メータの正逆回転情報のための通信用I/O回路と、情
報伝送専用コードと、その伝送コードと接続する端子が
必要であり、2本の電線しかもたない通常の水道メータ
では逆接続を検知することができなかった。また、伝送
コードが4本となるため、工事に手数がかかり、受信部
側も余分に端子が必要となり、コスト高の原因にもなっ
ていた。
【0004】そこで、この発明は、2本の電線でも容易
に水道メータの逆接続を検知することが可能な水道メー
タシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の水道メータシ
ステムは、水道メータ1が正転であるか逆転であるかを
検出する正逆回転検出手段と、その検出結果が逆転のと
きは、ステッピングモータ14を動作させる電圧パルス
とは異なりしかもステッピングモータ14の動作に関与
しないパルスを出力するパルス出力回路9とを備えたこ
とを特徴とする。正逆回転検出手段は、たとえば図1に
おいて、発信部5のマイクロコンピュータ8に含まれ
る。
【0006】正逆回転検出手段は、2つの磁気センサ6
の出力から水道メータ1が正転であるか逆転であるかを
検出する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳述する。
【0008】図1に示すように、この発明による水道メ
ータシステムは、流量を計測する水道メータ1と、それ
に直結している発信部5と、この発信部5と伝送コード
11を介して接続される受信部12とで構成される。な
お、発信部5が水道メータ1に内蔵されていても良い。
【0009】水道メータ1は、羽根車2と、これの回転
を輪列部分で減速して伝達して積算値を指示する指示機
構3と、羽根車2に連動して回転するマグネット4とを
有する。
【0010】発信部5は、水道メータ1内のマグネット
4の回転を検出して電気信号に変換する2個の磁気セン
サ6と、その電気信号を流量のパルスとして読み取るパ
ルス入力回路7と、そのパルスを制御するマイクロコン
ピュータ8と、該マイクロコンピュータ8にしたがって
一定流量ごとに極性の異なる電圧パルスを交互に出力す
るパルス出力回路9と、これらの電源であるリチウム電
池10とからなる。なお、磁気センサ6を水道メータ1
に内蔵しても良く、水道メータ1と発信部5とを直結し
ないで伝送コードで接続しても良い。また、伝送コード
で結ぶことにより、磁気センサ6を除いた発信部5を受
信部12に内蔵しても良い。さらに、伝送コードの代わ
りに磁気センサ6からの電気信号を無線で送受信しても
良い。
【0011】受信部12は、発信部5のパルス出力回路
9から出力される電圧パルスを伝送するための伝送コー
ド11と接続する端子13と、ステッピングモータ14
と、これにて回転駆動される数字車15とからなる。な
お、伝送コード11の代わりに、パルス出力回路9から
出力された電圧パルスを無線で送受信しても良い。
【0012】図2は、流量を検知したときの磁気センサ
6からの電気信号を示すタイミングチャートで、以下、
2個の磁気センサの一方をMR1、他方をMR2とす
る。同図において、水道メータ1が正転のときは左から
右の方向に信号が発生し、逆転のときは右から左の方向
に信号が発生する。また、この信号レベルは、ある一定
時間ごとにマイクロコンピュータ8に記憶される。その
状態を図表としてまとめたものが図3である。
【0013】このような2個の磁気センサMR1・MR
2の信号から、マイクロコンピュータ8はプログラムに
より水道メータ1が正転であるか逆転であるか検出する
もので、次にその動作を図4のフローチャートにしたが
って説明する。
【0014】ステップ1(図4では「S」を付けて「S
1」と記す。以下同様)で、磁気センサMR1の現時点
での信号レベルがHかLかがマイクロコンピュータ8に
記憶される。
【0015】ステップ2で、ある一定時間(磁気センサ
6からの電気信号のサンプリング間隔)のタイマを駆動
させる。
【0016】ステップ3で、磁気センサMR1の現時点
での信号レベルがHであるかLであるかを判断し、Lレ
ベルであればステップ4へ、Hレベルであればステップ
6へ分岐する。
【0017】ステップ4で、磁気センサMR1のステッ
プ1での信号レベルがHであるかLであるかを判断し、
Lレベルであればまだ1パルス分の流量が流れていない
と判断し、ステップ1に戻る。Hレベルであれば図3の
からへ、またはからへの遷移だと考えられるの
で、ステップ5へ分岐する。
【0018】ステップ5で、磁気センサMR2の現時点
での信号レベルがHであるかLであるかを判断し、Lレ
ベルであれば図3のからへの遷移だとみなし、水道
メータ1は逆転していると判断する。一方、Hレベルで
あれば図3のからへの遷移だとみなし、水道メータ
1は正転していると判断する。
【0019】次に、ステップ6で、磁気センサMR1の
ステップ1での信号レベルがHであるかLであるかを判
断し、Hレベルであればまだ1パルス分の流量が流れて
いないと判断し、ステップ1に戻る。Lレベルであれば
図3のからへ、またはからへの遷移だと考えら
れるので、ステップ7へ分岐する。
【0020】ステップ7で、磁気センサMR2の現時点
での信号レベルがHであるかLであるかを判断し、Lレ
ベルであれば図3のからへの遷移だとみなし、水道
メータ1は正転していると判断する。一方、Hレベルで
あれば図3のからへの遷移だとみなし、水道メータ
1は逆転していると判断する。
【0021】なお、信号レベルがHかLかを判断すると
きは、一定時間間隔で数回にわたり信号レベルをサンプ
リングし、ノイズ等による誤判断を防ぐことが必要であ
る。
【0022】次に、水道メータ1が逆転していると判断
した場合の構成と動作について説明する。
【0023】パルス出力回路9は、図5に示すように4
個のFET1〜FET4で構成されるパルス発生部を有
し、これらFET1〜FET4がマイクロコンピュータ
8からの信号によりON/OFFされることにより、出
力端OUT+とOUT−との間に電圧パルスを出力す
る。その動作を図6のフローチャートと図7のタイミン
グチャートを参照して説明する。
【0024】初期状態ではFET1とFET2がOF
F、FET3とFET4がONとなっている。ステップ
8で、FET3をOFFにする。ステップ9で、FET
1をONにする。ステップ10で、パルス幅分の時間タ
イマを駆動させる。ステップ11で、FET1をOFF
にする。ステップ12で、FET3をONにする。
【0025】このような動作により、出力端OUT+と
OUT−との間に、タイマの設定時間に応じたパルス幅
を持つパルス(電圧パルス)が出力されるもので、これ
をステッピングモータ14を駆動するための電圧パルス
とは別にその合間に繰り返し出力し、伝送コード11を
通じて受信部12へ送信すれば、このパルスをテスタや
チェッカ等で端子13から検出することにより、水道メ
ータ1が現在逆接続かどうかを知ることができる。ステ
ッピングモータ14は、極性の異なる電圧パルスを交互
に供給しなければ駆動しないため、ステッピングモータ
14を駆動するための電圧パルスの合間に出力される上
記のパルスは、ステッピングモータ14の動作には関与
しない。
【0026】ステッピングモータ14を駆動するための
電圧パルスとは異なる上記のパルスは、水道メータ1の
正転時とは異なるパルス数を発生させることもできる。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、水道メー
タの正逆回転情報のための通信用I/O回路や情報伝送
専用コードを必要とせずに、パルス出力回路からのパル
スをテスタやチェッカ等で受信部の端子から検出するこ
とにより、水道メータの逆接続を受信部で容易にかつ短
時間で発見することができる。
【0028】請求項2に係る発明によれば、2つの磁気
センサの出力から水道メータが正転であるか逆転である
かを容易に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による水道メータシステムの一例のブ
ロック図である。
【図2】発信部の2個の磁気センサの出力のタイミング
チャートである。
【図3】同上の信号レベルの遷移関係を示す図である。
【図4】水道メータが正転であるか逆転であるかを検出
する動作を説明するフローチャートである。
【図5】ステッピングモータを駆動するための電圧パル
スとは異なるパルスを出力する回路例を示す図である。
【図6】同上の動作を説明するフローチャートである。
【図7】同じく出力波形のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 水道メータ 2 羽根車 3 指示機構 4 マグネット 5 発信部 6 磁気センサ 7 パルス入力回路 8 マイクロコンピュータ 9 パルス出力回路 10 リチウム電池 11 伝送コード 12 受信部 13 端子 14 ステッピングモータ 15 数字車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道メータにおける一定流量ごとに電圧
    パルスを出力する発信部と、その電圧パルスでステッピ
    ングモータを動作させて積算表示する受信部とを有する
    水道メータシステムにおいて、前記水道メータが正転で
    あるか逆転であるかを検出する正逆回転検出手段と、そ
    の検出結果が逆転のときは、前記ステッピングモータを
    動作させる電圧パルスとは異なりしかも前記ステッピン
    グモータの動作に関与しないパルスを出力するパルス出
    力回路とを備えたことを特徴とする、水道メータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記正逆回転検出手段は、2つの磁気セ
    ンサの出力から水道メータが正転であるか逆転であるか
    を検出することを特徴とする、請求項1に記載の水道メ
    ータシステム。
JP10211761A 1998-07-10 1998-07-10 水道メータシステム Pending JP2000028415A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002221439A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Toyo Keiki Co Ltd 電子式水道メータシステム
KR100660735B1 (ko) 2005-06-27 2006-12-26 (주)누리텔레콤 원격검침계량기의 숫자휠 정역회전 감지장치 및 그 방법과오차보정방법

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