JP3081409B2 - Mrセンサの駆動回路 - Google Patents
Mrセンサの駆動回路Info
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Description
るセンサ部に、電源および信号処理回路を有する駆動部
から所定の電源電圧を印加し、該センサ部からの出力信
号を前記信号処理回路に供給するようにしたMRセンサ
の駆動回路に関するものである。
界の変化に応じて電気抵抗が変化する、いわゆる磁気抵
抗効果を有する磁気抵抗素子を用いたMRセンサが知ら
れている。
成を示すものである。この駆動回路においては、磁気抵
抗素子の温度変化による影響を相殺するために、センサ
部1には直列に接続して2個の磁気抵抗素子2a,2b
を設け、これらを電源線5a,5bに接続して駆動部3
から電源電圧Vccを印加すると共に、磁気抵抗素子2
a,2bの接続点、すなわちセンサ部1の出力端子6を
信号線7を介して駆動部3に設けた信号処理回路として
のコンパレータ8の反転入力端子に接続し、閾値を決め
るためのコンパレータ用固定抵抗4a,4bの接続点を
コンパレータ8の非反転入力端子に接続して、コンパレ
ータ8の出力信号からセンサ部1における磁気変化をパ
ルスとして検出するようにしている。
示した従来のMRセンサの駆動回路においては、センサ
部1と駆動部3との間に、電源線5a,5bと、信号線
7との合計3本のリード線が必要になる。このため、例
えば、MRセンサを自動車の車速センサとして、ロータ
と組み合わせて使用する場合には、センサ部と駆動部と
が2m〜5mの距離を隔てて配置されるため、リード線
を含めたシステム全体としての価格の低減が難しくなる
という問題がある。
より、センサ部1と駆動部2との間のリード線数を2本
とすることも考えられるが、センサ部1に電源を組み込
むと、コスト的に高くなり、また信頼性も劣ってしまう
という問題がある。
してなされたもので、安価にでき、かつ信頼性を低下さ
せることなくMRセンサを駆動できるよう適切に構成し
たMRセンサの駆動回路を提供することを目的とする。
め、この発明では、磁気抵抗素子を有するセンサ部に、
電源および信号処理回路を有する駆動部から所定の電源
電圧を印加し、該センサ部からの出力信号を前記信号処
理回路に供給するようにしたMRセンサの駆動回路にお
いて、前記センサ部および駆動部間を2本の線で結合す
ると共に、前記センサ部には、前記駆動部から前記2本
の線を経て供給される電源電圧を一定時間保持する電圧
保持手段と、前記出力信号を前記2本の線を経て前記駆
動部に供給する信号送出手段とを設け、前記駆動部に
は、前記センサ部への電源電圧の印加と、前記出力信号
の前記信号処理回路への供給とを交互に切り換える切り
換え手段を設ける。
段および2本の線を経てセンサ部に印加されて、電圧保
持手段に一定時間保持される。その後、切り換え手段が
切り換わると、センサ部の出力信号は、信号送出手段、
2本の線および切り換え手段を経て信号処理回路に供給
される。このように、切り換え手段によって、センサ部
への電源電圧の印加と、センサ部からの出力信号の信号
処理回路への供給とを交互に切り換えることにより、同
じ2本の線を電源線と信号線とに兼用することが可能と
なる。
ある。この実施例では、センサ部11に、磁気抵抗素子
12a,12b、コンデンサ13、ダイオード14a,
14b、正側端子11aおよび負側端子11bを設け
る。磁気抵抗素子12a,12bは直列に接続し、この
直列回路と並列にコンデンサ13を接続する。また、ダ
イオード14aは、コンデンサ13と磁気抵抗素子12
aとの接続点と正側端子11aとの間に接続し、ダイオ
ード14bは、磁気抵抗素子12aと12bとの接続点
と正側端子11aとの間に接続する。なお、ダイオード
14aは、そのアノードを正側端子11aに接続し、ダ
イオード14bは、そのカソードを正側端子11aに接
続する。
16b、Vccの電源電圧を出力する電源(図示せ
ず)、コンパレータ17、リレー回路18および平滑コ
ンデンサ19を設ける。固定抵抗16a,16bは直列
に接続し、この直列回路を電源の正端子20a(+Vc
c)および負端子20b(アース)に接続して電源電圧
を印加し、これら固定抵抗16aと16bとの接続点を
コンパレータ17の非反転入力端子に接続する。固定抵
抗16a,16bの抵抗値の比率を変えることにより、
入力信号の閾値を変化させることができる。リレー回路
18は、供給端子21からの所定周期のリレー駆動パル
スでリレーを駆動することにより、端子18aを電源の
正端子20aとコンパレータ17の反転入力端子とに交
互に切り換えて接続するように設け、平滑コンデンサ1
9は、コンパレータ17の反転入力端子と負端子20b
との間に接続する。
リード線22a,22bを介して接続する。すなわち、
駆動部15のリレー回路18の端子18aを、リード線
22aを介してセンサ部11の正側端子11aに接続
し、駆動部15の負端子20bをリード線22bを介し
てセンサ部11の負側端子11bに接続する。
よるリレーの駆動により、リレー回路18の端子18a
が電源の正端子20aに接続されると、ダイオード14
aを介してコンデンサ13が充電され、その充電電圧が
一定時間保持される。次に、リレー回路18の端子18
aがコンパレータ17の非反転入力端子に接続される
と、磁気抵抗素子12a,12bの接続点の電圧がダイ
オード14bを経て平滑コンデンサ19に印加され、こ
こで平滑されてコンパレータ17の非反転入力端子に印
加される。
抵抗素子12a,12bに印加する電圧が低下しない周
期で、リレー回路18をリレー駆動パルスにより切り換
え、それによって磁気抵抗素子12a,12bの接続点
から得られるパルス状の出力信号を、平滑コンデンサ1
9で平滑してコンパレータ17の非反転入力端子に印加
すれば、センサ部11と駆動部15との間の2本のリー
ド線22a,22bを電源線と信号線とに兼用して、セ
ンサ部11における磁気変化を検出することができる。
である。この実施例は、駆動部15の構成が、図1に示
した第1実施例と異なるものである。駆動部15は、固
定抵抗16a,16b、Vccの電源電圧を出力する電
源(図示せず)、コンパレータ17、リレー回路23、
平滑コンデンサ19、ダイオード24a,24bおよび
固定抵抗25を具える。固定抵抗16a,16bは直列
に接続し、この直列回路を電源の正端子20aおよび負
端子20bに接続して電源電圧を印加し、これら固定抵
抗16aと16bとの接続点をコンパレータ17の非反
転入力端子に接続する。
ード線22aが接続される端子26と負端子20bとの
間に直列に接続し、リレー回路23を供給端子21から
の所定周期のリレー駆動パルスで駆動することにより、
固定抵抗25を負端子20bに選択的に接続するように
する。また、ダイオード24aは、そのアノードを供給
端子21に、カソードを端子26にそれぞれ接続し、ダ
イオード24bは、そのアノードを固定抵抗25とリレ
ー回路23との接続点に、カソードをコンパレータ17
の反転入力端子に接続し、平滑コンデンサ19は、コン
パレータ17の反転入力端子と負端子20bとの間に接
続する。
値を+Vccとほぼ等しくし、リレー駆動パルスが高レ
ベルにあるとき、リレー回路23の接点を閉じ、すなわ
ち固定抵抗25を負端子20bに接続するようにして、
リレー駆動パルスをダイオード24aを経てセンサ部1
1に供給して、センサ部11のコンデンサ13を充電
し、リレー駆動パルスが低レベルにあるとき、リレー回
路23の接点を開放して、センサ部11からの出力信号
を固定抵抗25およびダイオード24bを経て平滑コン
デンサ19に供給し、ここで平滑してコンパレータ17
の反転入力端子に印加する。
実施例と同様に、センサ部11と駆動部15との間の2
本のリード線22a,22bを電源線と信号線とに兼用
して、センサ部11における磁気変化を検出することが
できる。
限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能
である。例えば、上記の実施例では、センサ部側に磁気
抵抗素子を2個直列に設けることにより、磁気抵抗素子
の温度変化による影響を相殺するようにしたが、2個以
上の複数個の場合でも、同様の効果は得ることができ
る。
サ部側に電源を設けることなく、センサ部と駆動部とを
2本のリード線で接続して、センサ部への電源の供給
と、センサ部からの出力信号の受信とを行うようにした
ので、安価にでき、かつ信頼性を低下させることなくM
Rセンサを駆動することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気抵抗素子を有するセンサ部に、電源
および信号処理回路を有する駆動部から所定の電源電圧
を印加し、該センサ部からの出力信号を前記信号処理回
路に供給するようにしたMRセンサの駆動回路におい
て、 前記センサ部および駆動部間を2本の線で結合すると共
に、前記センサ部には、前記駆動部から前記2本の線を
経て供給される電源電圧を一定時間保持する電圧保持手
段と、前記出力信号を前記2本の線を経て前記駆動部に
供給する信号送出手段とを設け、前記駆動部には、前記
センサ部への電源電圧の印加と、前記出力信号の前記信
号処理回路への供給とを交互に切り換える切り換え手段
を設けたことを特徴とするMRセンサの駆動回路。 - 【請求項2】 前記電圧保持手段をコンデンサをもって
構成したことを特徴とする請求項1記載のMRセンサの
駆動回路。 - 【請求項3】 前記信号送出手段を、前記センサ部の出
力端子と、該出力端子が結合される前記2本の線の一方
の線との間に、前記出力端子への前記電源電圧の印加を
阻止し、前記出力信号を前記駆動部に供給するように接
続したダイオードをもって構成したことを特徴とする請
求項1または2記載のMRセンサの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05149023A JP3081409B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | Mrセンサの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05149023A JP3081409B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | Mrセンサの駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720219A JPH0720219A (ja) | 1995-01-24 |
JP3081409B2 true JP3081409B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=15465985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05149023A Expired - Lifetime JP3081409B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | Mrセンサの駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081409B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP05149023A patent/JP3081409B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0720219A (ja) | 1995-01-24 |
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